JPH0922851A - 電子部品の外部電極形成方法 - Google Patents
電子部品の外部電極形成方法Info
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- JPH0922851A JPH0922851A JP7171927A JP17192795A JPH0922851A JP H0922851 A JPH0922851 A JP H0922851A JP 7171927 A JP7171927 A JP 7171927A JP 17192795 A JP17192795 A JP 17192795A JP H0922851 A JPH0922851 A JP H0922851A
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- component
- hole
- component holder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各工程における部品保持具の反りを解消して
外部電極形成を良好に行える電子部品の外部電極形成方
法を提供する。 【構成】 部品保持具1の保持孔3aにチップ部品Cを
押し込む際、及び保持孔3a内でチップ部品Cを移動さ
せる際に、該部品保持具1の枠部2aと被支持部2eを
夫々支持してその力を受けるようにしているので、チッ
プ部品Cを介して部品押込方向と部品移動方向の夫々に
沿う向きの力が部品保持具1に加わっても該部品保持具
1に反りを生じることがない。
外部電極形成を良好に行える電子部品の外部電極形成方
法を提供する。 【構成】 部品保持具1の保持孔3aにチップ部品Cを
押し込む際、及び保持孔3a内でチップ部品Cを移動さ
せる際に、該部品保持具1の枠部2aと被支持部2eを
夫々支持してその力を受けるようにしているので、チッ
プ部品Cを介して部品押込方向と部品移動方向の夫々に
沿う向きの力が部品保持具1に加わっても該部品保持具
1に反りを生じることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品に外部電極
を形成する電子部品の外部電極形成方法に関するもので
ある。
を形成する電子部品の外部電極形成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図9には外部電極形成に用いられる従来
の部品保持具を示してある。この部品保持具11は、金
属等から成るプレート状の剛性体12と、ゴム等から成
る弾性体13とから構成されている。
の部品保持具を示してある。この部品保持具11は、金
属等から成るプレート状の剛性体12と、ゴム等から成
る弾性体13とから構成されている。
【0003】図10にその断面を示すように、剛性体1
2は、矩形外形の枠部12aと、枠部12aの内側に一
体形成された薄肉部12bとから成り、該薄肉部12b
に後述する保持孔13aよりも大径の貫通孔12cを所
定配列で有している。
2は、矩形外形の枠部12aと、枠部12aの内側に一
体形成された薄肉部12bとから成り、該薄肉部12b
に後述する保持孔13aよりも大径の貫通孔12cを所
定配列で有している。
【0004】一方、弾性体13は薄肉部12bの上下面
及び貫通孔内側を覆うようにして設けられており、貫通
孔12cの中心位置に該貫通孔12cよりも小径の保持
孔13aを同心状に有している。薄肉部12bの上下面
側における弾性体13の厚みは枠部12aと薄肉部12
bとの段差に一致しており、該弾性体13の上下面と枠
部12aの上下面とは面一状態にある。また、保持孔1
3aの内径は保持対象となるチップ部品の断面形よりも
小さく、該保持孔13aに縦向き姿勢で押し込まれた円
柱状或いは四角柱状のチップ部品を弾性力を利用して保
持することができる。
及び貫通孔内側を覆うようにして設けられており、貫通
孔12cの中心位置に該貫通孔12cよりも小径の保持
孔13aを同心状に有している。薄肉部12bの上下面
側における弾性体13の厚みは枠部12aと薄肉部12
bとの段差に一致しており、該弾性体13の上下面と枠
部12aの上下面とは面一状態にある。また、保持孔1
3aの内径は保持対象となるチップ部品の断面形よりも
小さく、該保持孔13aに縦向き姿勢で押し込まれた円
柱状或いは四角柱状のチップ部品を弾性力を利用して保
持することができる。
【0005】ここで、上記の部品保持具11を用いた従
来の外部電極形成方法について図11(a)乃至(c)
を参照して説明する。
来の外部電極形成方法について図11(a)乃至(c)
を参照して説明する。
【0006】まず、同図(a)に示すように、弾性体1
3の一面側から押込ピンTによってチップ部品Cを保持
孔13aに押し込み、該チップ部品Cを保持孔13a内
で移動させてその一端部を弾性体13の他面側から突出
させる。ここでの部品押し込みは複数単位、例えば保持
孔13aの列単位に実施される。
3の一面側から押込ピンTによってチップ部品Cを保持
孔13aに押し込み、該チップ部品Cを保持孔13a内
で移動させてその一端部を弾性体13の他面側から突出
させる。ここでの部品押し込みは複数単位、例えば保持
孔13aの列単位に実施される。
【0007】部品保持具11の全ての保持孔13aに対
する部品押し込みが完了した後は、同図(b)に示すよ
うに、該部品保持具11を図示省略のクランプ装置にて
把持して調整台Dに向かって降下させ、全チップ部品C
の突出端部を調整台Dに同時に押し当ててその突出量調
整を行う。
する部品押し込みが完了した後は、同図(b)に示すよ
うに、該部品保持具11を図示省略のクランプ装置にて
把持して調整台Dに向かって降下させ、全チップ部品C
の突出端部を調整台Dに同時に押し当ててその突出量調
整を行う。
【0008】突出量調整を完了した後は、同図(c)に
示すように、部品保持具11を上向きにし、周面に電極
ペーストPが一定厚で供給された塗布ローラRをその周
面がチップ部品Cの突出端部に圧接するように平行移動
させ、全チップ部品Cの突出端部に電極ペーストPを付
着させる。
示すように、部品保持具11を上向きにし、周面に電極
ペーストPが一定厚で供給された塗布ローラRをその周
面がチップ部品Cの突出端部に圧接するように平行移動
させ、全チップ部品Cの突出端部に電極ペーストPを付
着させる。
【0009】チップ部品Cの一端部へのペースト付着を
完了した後は、部品保持具11をそのまま図示省略の加
熱炉に投入して付着ペーストの乾燥を行う。
完了した後は、部品保持具11をそのまま図示省略の加
熱炉に投入して付着ペーストの乾燥を行う。
【0010】この後は、同図(a)と同様の押込ピンT
によってチップ部品Cを保持孔13a内で移動させて反
対側の端部を弾性体13の一面側から突出させ、そして
同図(b)と同様の突出量調整を行った後に同図(c)
と同様のペースト付着を実施してその乾燥を行う。
によってチップ部品Cを保持孔13a内で移動させて反
対側の端部を弾性体13の一面側から突出させ、そして
同図(b)と同様の突出量調整を行った後に同図(c)
と同様のペースト付着を実施してその乾燥を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の外部電極形
成方法では、部品保持具11の保持孔13aにチップ部
品Cを押し込む際、及び保持孔13a内でチップ部品C
を移動させる際に、部品押込方向と部品移動方向の夫々
に沿う向きの力がチップ部品Cを介して部品保持具11
に加わり、この影響で部品保持具11に反り(図10の
2点鎖線参照)が発生し、部品押し込みと部品移動にお
ける抵抗力が増加する問題点がある。
成方法では、部品保持具11の保持孔13aにチップ部
品Cを押し込む際、及び保持孔13a内でチップ部品C
を移動させる際に、部品押込方向と部品移動方向の夫々
に沿う向きの力がチップ部品Cを介して部品保持具11
に加わり、この影響で部品保持具11に反り(図10の
2点鎖線参照)が発生し、部品押し込みと部品移動にお
ける抵抗力が増加する問題点がある。
【0012】また、部品保持具11に保持されるチップ
部品Cの突出量調整を行う際には上記とは逆方向の力が
チップ部品Cを介して部品保持具11に加わり、この影
響で部品保持具11に反りが発生し、チップ部品Cの突
出量が揃え難くなる問題点がある。
部品Cの突出量調整を行う際には上記とは逆方向の力が
チップ部品Cを介して部品保持具11に加わり、この影
響で部品保持具11に反りが発生し、チップ部品Cの突
出量が揃え難くなる問題点がある。
【0013】さらに、チップ部品Cの突出端部に電極ペ
ーストPを塗布する際にも上記とは逆方向の力がチップ
部品Cを介して部品保持具11に加わり、この影響で部
品保持具11に反りが発生し、電極ペーストPの付着寸
法にばらつきを生じる問題点がある。
ーストPを塗布する際にも上記とは逆方向の力がチップ
部品Cを介して部品保持具11に加わり、この影響で部
品保持具11に反りが発生し、電極ペーストPの付着寸
法にばらつきを生じる問題点がある。
【0014】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、各工程における部品保持具の反りを解消して外部電
極形成を良好に行える電子部品の外部電極形成方法を提
供することにある。
で、各工程における部品保持具の反りを解消して外部電
極形成を良好に行える電子部品の外部電極形成方法を提
供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、枠部内側に多数の貫通孔を備え
た薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉部の上下
面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫通孔中心
位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有する弾性体
とから構成された部品保持具を用い、チップ部品の所定
部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法
において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上下面中央
に弾性体から露出するように被支持部を設け、部品保持
具の保持孔にチップ部品を押し込む際、及び保持孔内で
チップ部品を移動させる際に、該部品保持具の枠部と被
支持部を支持台によって支持してその力を受けるように
した、ことを特徴としている。
め、請求項1の発明は、枠部内側に多数の貫通孔を備え
た薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉部の上下
面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫通孔中心
位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有する弾性体
とから構成された部品保持具を用い、チップ部品の所定
部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法
において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上下面中央
に弾性体から露出するように被支持部を設け、部品保持
具の保持孔にチップ部品を押し込む際、及び保持孔内で
チップ部品を移動させる際に、該部品保持具の枠部と被
支持部を支持台によって支持してその力を受けるように
した、ことを特徴としている。
【0016】請求項2の発明は、枠部内側に多数の貫通
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分を調整台
に相対的に押し当ててその突出量調整を行う際に、該部
品保持具の枠部と被支持部を支持台によって支持してそ
の力を受けるようにした、ことを特徴としている。
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分を調整台
に相対的に押し当ててその突出量調整を行う際に、該部
品保持具の枠部と被支持部を支持台によって支持してそ
の力を受けるようにした、ことを特徴としている。
【0017】請求項3の発明は、枠部内側に多数の貫通
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分にペース
ト付着用のローラ或いは台板を相対的に押し当てて電極
ペーストの付着を行う際に、該部品保持具の枠部と被支
持部を支持台によって支持してその力を受けるようにし
た、ことを特徴としている。
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分にペース
ト付着用のローラ或いは台板を相対的に押し当てて電極
ペーストの付着を行う際に、該部品保持具の枠部と被支
持部を支持台によって支持してその力を受けるようにし
た、ことを特徴としている。
【0018】請求項4の発明は、枠部内側に多数の貫通
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出端部を調整台
に相対的に押し当ててその突出量調整を行う際に、該部
品保持具の被支持部を含む一面を流体圧付与の支持膜に
よって支持してその力を受けるようにした、ことを特徴
としている。
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出端部を調整台
に相対的に押し当ててその突出量調整を行う際に、該部
品保持具の被支持部を含む一面を流体圧付与の支持膜に
よって支持してその力を受けるようにした、ことを特徴
としている。
【0019】請求項5の発明は、枠部内側に多数の貫通
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分にペース
ト付着用のローラ或いは台板を相対的に押し当てて電極
ペーストの付着を行う際に、該部品保持具の被支持部を
含む一面を流体圧付与の支持膜によって支持してその力
を受けるようにした、ことを特徴としている。
孔を備えた薄肉部を有するプレート状の剛性体と、薄肉
部の上下面及び貫通孔内側を覆うようにして設けられ貫
通孔中心位置に該貫通孔よりも小径の部品保持孔を有す
る弾性体とから構成された部品保持具を用い、チップ部
品の所定部位に外部電極を形成する電子部品の外部電極
形成方法において、上記剛性体の薄肉部の少なくとも上
下面中央に弾性体から露出するように被支持部を設け、
部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分にペース
ト付着用のローラ或いは台板を相対的に押し当てて電極
ペーストの付着を行う際に、該部品保持具の被支持部を
含む一面を流体圧付与の支持膜によって支持してその力
を受けるようにした、ことを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1の発明では、部品保持具の保持孔にチ
ップ部品を押し込む際、及び保持孔内でチップ部品を移
動させる際に、該部品保持具の枠部と被支持部を支持台
によって支持してその力を受けるようにしているので、
チップ部品を介して部品押込方向と部品移動方向の夫々
に沿う向きの力が部品保持具に加わっても該部品保持具
に反りを生じることがない。
ップ部品を押し込む際、及び保持孔内でチップ部品を移
動させる際に、該部品保持具の枠部と被支持部を支持台
によって支持してその力を受けるようにしているので、
チップ部品を介して部品押込方向と部品移動方向の夫々
に沿う向きの力が部品保持具に加わっても該部品保持具
に反りを生じることがない。
【0021】請求項2の発明では、部品保持具に保持さ
れるチップ部品の突出部分を調整台に相対的に押し当て
てその突出量調整を行う際に、該部品保持具の枠部と被
支持部を支持台によって支持してその力を受けるように
しているので、チップ部品を介して押し当て方向に沿う
向きの力が部品保持具に加わっても該部品保持具に反り
を生じることがない。
れるチップ部品の突出部分を調整台に相対的に押し当て
てその突出量調整を行う際に、該部品保持具の枠部と被
支持部を支持台によって支持してその力を受けるように
しているので、チップ部品を介して押し当て方向に沿う
向きの力が部品保持具に加わっても該部品保持具に反り
を生じることがない。
【0022】請求項3の発明では、部品保持具に保持さ
れるチップ部品の突出部分にペースト付着用のローラ或
いは台板を相対的に押し当てて電極ペーストの付着を行
う際に、該部品保持具の枠部と被支持部を支持台によっ
て支持してその力を受けるようにしているので、チップ
部品を介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持具
に加わっても該部品保持具に反りを生じることがない。
れるチップ部品の突出部分にペースト付着用のローラ或
いは台板を相対的に押し当てて電極ペーストの付着を行
う際に、該部品保持具の枠部と被支持部を支持台によっ
て支持してその力を受けるようにしているので、チップ
部品を介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持具
に加わっても該部品保持具に反りを生じることがない。
【0023】請求項4の発明では、部品保持具に保持さ
れるチップ部品の突出端部を調整台に相対的に押し当て
てその突出量調整を行う際に、該部品保持具の被支持部
を含む一面を流体圧付与の支持膜によって支持してその
力を受けるようにしているので、チップ部品を介して押
し当て方向に沿う向きの力が部品保持具に加わっても該
部品保持具に反りを生じることがない。
れるチップ部品の突出端部を調整台に相対的に押し当て
てその突出量調整を行う際に、該部品保持具の被支持部
を含む一面を流体圧付与の支持膜によって支持してその
力を受けるようにしているので、チップ部品を介して押
し当て方向に沿う向きの力が部品保持具に加わっても該
部品保持具に反りを生じることがない。
【0024】請求項5の発明では、部品保持具に保持さ
れるチップ部品の突出部分にペースト付着用のローラ或
いは台板を相対的に押し当てて電極ペーストの付着を行
う際に、該部品保持具の被支持部を含む一面を流体圧付
与の支持膜によって支持してその力を受けるようにして
いるので、チップ部品を介して押し当て方向に沿う向き
の力が部品保持具に加わっても該部品保持具に反りを生
じることがない。
れるチップ部品の突出部分にペースト付着用のローラ或
いは台板を相対的に押し当てて電極ペーストの付着を行
う際に、該部品保持具の被支持部を含む一面を流体圧付
与の支持膜によって支持してその力を受けるようにして
いるので、チップ部品を介して押し当て方向に沿う向き
の力が部品保持具に加わっても該部品保持具に反りを生
じることがない。
【0025】
【実施例】図1には本発明に係る部品保持具の斜視図
を、図2にはその中央断面図を夫々示してある。この部
品保持具1は、従来のものと同様に、金属等から成るプ
レート状の剛性体2と、ゴム等から成る弾性体3とから
構成されている。
を、図2にはその中央断面図を夫々示してある。この部
品保持具1は、従来のものと同様に、金属等から成るプ
レート状の剛性体2と、ゴム等から成る弾性体3とから
構成されている。
【0026】剛性体2は、矩形外形の枠部2aと、枠部
2aの内側に一体形成された薄肉部2bとから成り、該
薄肉部2bに後述する保持孔3aよりも大径の貫通孔2
cを所定配列で有している。また、枠部2aの外周面に
は、部品保持具1をクランプ装置によって把持する際に
利用される溝2dが形成されている。さらに、薄肉部2
bの上下面中央には、枠部2aと上下面高さを一致する
被支持部2eが薄肉部2bと一体或いは別体に設けられ
ている。
2aの内側に一体形成された薄肉部2bとから成り、該
薄肉部2bに後述する保持孔3aよりも大径の貫通孔2
cを所定配列で有している。また、枠部2aの外周面に
は、部品保持具1をクランプ装置によって把持する際に
利用される溝2dが形成されている。さらに、薄肉部2
bの上下面中央には、枠部2aと上下面高さを一致する
被支持部2eが薄肉部2bと一体或いは別体に設けられ
ている。
【0027】一方、弾性体3は薄肉部2bの上下面及び
貫通孔内側を覆うようにして設けられており、貫通孔2
cの中心位置に該貫通孔2cよりも小径の保持孔3aを
同心状に有している。薄肉部2bの上下面側における弾
性体3の厚みは枠部2a及び被支持部2eと薄肉部2b
との段差に一致しており、該弾性体3の上下面と枠部2
a及び被支持部2eの上下面とは面一状態にある。ま
た、保持孔3aの内径は保持対象となるチップ部品の断
面形よりも小さく、該保持孔3aに縦向き姿勢で押し込
まれた円柱状或いは四角柱状のチップ部品を弾性力を利
用して保持することができる。
貫通孔内側を覆うようにして設けられており、貫通孔2
cの中心位置に該貫通孔2cよりも小径の保持孔3aを
同心状に有している。薄肉部2bの上下面側における弾
性体3の厚みは枠部2a及び被支持部2eと薄肉部2b
との段差に一致しており、該弾性体3の上下面と枠部2
a及び被支持部2eの上下面とは面一状態にある。ま
た、保持孔3aの内径は保持対象となるチップ部品の断
面形よりも小さく、該保持孔3aに縦向き姿勢で押し込
まれた円柱状或いは四角柱状のチップ部品を弾性力を利
用して保持することができる。
【0028】ここで、上記の部品保持具1を用いた外部
電極形成方法について図3乃至図5を参照して説明す
る。ちなみに、図3乃至図5における21は各工程で用
いられる部品保持具用の支持台である。この支持台21
は、部品保持具1の枠部2aに対応する周辺突起21a
と、被支持部2eに対応する中央突起21bを各々同一
高さでその一面側に備えている。便宜上共通符号を用い
ているが支持台21は各工程別に用意される。
電極形成方法について図3乃至図5を参照して説明す
る。ちなみに、図3乃至図5における21は各工程で用
いられる部品保持具用の支持台である。この支持台21
は、部品保持具1の枠部2aに対応する周辺突起21a
と、被支持部2eに対応する中央突起21bを各々同一
高さでその一面側に備えている。便宜上共通符号を用い
ているが支持台21は各工程別に用意される。
【0029】まず、図3に示すように、部品保持具1を
その枠部2aが周辺突起21aにその被支持部2eが中
央突起2eに夫々当接するように支持台21上に載置す
る。そして、弾性体3の一面側から押込ピンTによって
チップ部品Cを保持孔3aに押し込み、該チップ部品C
を保持孔3a内で移動させてその一端部を弾性体13の
他面側から突出させる。ここでの部品押し込みは複数単
位、例えば保持孔3aの列単位に実施される。
その枠部2aが周辺突起21aにその被支持部2eが中
央突起2eに夫々当接するように支持台21上に載置す
る。そして、弾性体3の一面側から押込ピンTによって
チップ部品Cを保持孔3aに押し込み、該チップ部品C
を保持孔3a内で移動させてその一端部を弾性体13の
他面側から突出させる。ここでの部品押し込みは複数単
位、例えば保持孔3aの列単位に実施される。
【0030】部品保持具1の全ての保持孔3aに対する
部品押し込みが完了した後は、図4に示すように、該部
品保持具1の外周溝2dを図示省略のクランプ装置にて
把持し、且つこれを上記同様の支持台21に当接させた
状態のまま、部品保持具1を支持台21と共に調整台D
に向かって降下、或いは調整台Dを上昇させ、全チップ
部品Cの突出端部を調整台Dに同時に押し当ててその突
出量調整を行う。
部品押し込みが完了した後は、図4に示すように、該部
品保持具1の外周溝2dを図示省略のクランプ装置にて
把持し、且つこれを上記同様の支持台21に当接させた
状態のまま、部品保持具1を支持台21と共に調整台D
に向かって降下、或いは調整台Dを上昇させ、全チップ
部品Cの突出端部を調整台Dに同時に押し当ててその突
出量調整を行う。
【0031】突出量調整を完了した後は、図5に示すよ
うに、部品保持具1を上向きにし、該部品保持具1を上
記同様の支持台21上に載置する。そして、周面に電極
ペーストPが一定厚で供給された塗布ローラRをその周
面がチップ部品Cの突出端部に圧接するように平行移
動、或いは部品保持具1を支持台21と共に平行移動さ
せ、全チップ部品Cの突出端部に電極ペーストPを付着
させる。このペースト付着は、上面に電極ペーストが一
定厚で供給された塗布台或いは塗布板をチップ部品の突
出端部に相対的に押し当てることでも実施することがで
きる。
うに、部品保持具1を上向きにし、該部品保持具1を上
記同様の支持台21上に載置する。そして、周面に電極
ペーストPが一定厚で供給された塗布ローラRをその周
面がチップ部品Cの突出端部に圧接するように平行移
動、或いは部品保持具1を支持台21と共に平行移動さ
せ、全チップ部品Cの突出端部に電極ペーストPを付着
させる。このペースト付着は、上面に電極ペーストが一
定厚で供給された塗布台或いは塗布板をチップ部品の突
出端部に相対的に押し当てることでも実施することがで
きる。
【0032】チップ部品Cの一端部へのペースト付着を
完了した後は、部品保持具1をそのまま図示省略の加熱
炉に投入して付着ペーストの乾燥を行う。
完了した後は、部品保持具1をそのまま図示省略の加熱
炉に投入して付着ペーストの乾燥を行う。
【0033】この後は、図3と同様の押込ピンTによっ
てチップ部品Cを保持孔3a内で移動させて反対側の端
部を弾性体3の一面側から突出させ、そして図4と同様
の突出量調整を行った後に図5と同様のペースト付着を
実施してその乾燥を行う。
てチップ部品Cを保持孔3a内で移動させて反対側の端
部を弾性体3の一面側から突出させ、そして図4と同様
の突出量調整を行った後に図5と同様のペースト付着を
実施してその乾燥を行う。
【0034】このように、上述の外部電極形成方法によ
れば、部品保持具1の保持孔3aにチップ部品Cを押し
込む際、及び保持孔3a内でチップ部品Cを移動させる
際に、該部品保持具1の枠部2aと被支持部2eを支持
台21の突起21a,21bで夫々支持してその力を受
けるようにしているので、チップ部品Cを介して部品押
込方向と部品移動方向の夫々に沿う向きの力が部品保持
具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じることが
なく、反りを原因とした抵抗力増加の問題を排除して部
品押し込みと部品移動をスムーズに行うことができる。
れば、部品保持具1の保持孔3aにチップ部品Cを押し
込む際、及び保持孔3a内でチップ部品Cを移動させる
際に、該部品保持具1の枠部2aと被支持部2eを支持
台21の突起21a,21bで夫々支持してその力を受
けるようにしているので、チップ部品Cを介して部品押
込方向と部品移動方向の夫々に沿う向きの力が部品保持
具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じることが
なく、反りを原因とした抵抗力増加の問題を排除して部
品押し込みと部品移動をスムーズに行うことができる。
【0035】また、部品保持具1に保持されるチップ部
品Cの突出量調整を行う際にも、同様の支持台21によ
って部品保持具1を支持してその力を受けるようにして
いるので、チップ部品Cを介して上記とは逆方向の力が
部品保持具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じ
ることがなく、反りを原因とした調整不良の問題を排除
してチップ部品Cの突出量を均一に揃えることができ
る。
品Cの突出量調整を行う際にも、同様の支持台21によ
って部品保持具1を支持してその力を受けるようにして
いるので、チップ部品Cを介して上記とは逆方向の力が
部品保持具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じ
ることがなく、反りを原因とした調整不良の問題を排除
してチップ部品Cの突出量を均一に揃えることができ
る。
【0036】さらに、チップ部品Cの突出端部に電極ペ
ーストPを塗布する際にも、同様の支持台21によって
部品保持具1を支持してその力を受けるようにしている
ので、チップ部品Cを介して上記とは逆方向の力が部品
保持具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じるこ
とがなく、反りを原因とした寸法ばらつきの問題を排除
して電極ペーストPの付着を安定且つ適正寸法で行うこ
とができる。
ーストPを塗布する際にも、同様の支持台21によって
部品保持具1を支持してその力を受けるようにしている
ので、チップ部品Cを介して上記とは逆方向の力が部品
保持具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じるこ
とがなく、反りを原因とした寸法ばらつきの問題を排除
して電極ペーストPの付着を安定且つ適正寸法で行うこ
とができる。
【0037】図6には部品保持具の変形例を示してあ
る。この部品保持具1’は、上記の被支持部2eの代わ
りに、弾性体3を4分割するような十字形の被支持部2
fを薄肉部上下面に設けてある。支持台として被支持部
2fに対応する十字形突起を有するものを用いれば、該
部品保持具1’も先に述べた部品保持具1と同じように
使用できる。
る。この部品保持具1’は、上記の被支持部2eの代わ
りに、弾性体3を4分割するような十字形の被支持部2
fを薄肉部上下面に設けてある。支持台として被支持部
2fに対応する十字形突起を有するものを用いれば、該
部品保持具1’も先に述べた部品保持具1と同じように
使用できる。
【0038】図7及び図8には突出量調整工程とペース
ト付着工程における部品保持具の他の支持方法を示して
ある。図7乃至図8における23は部品保持具1の枠部
を支持するは支持台、24は部品保持具1の被支持部2
eを含む一面を支持する支持膜である。支持台23は部
品保持具1の枠部2aに対応する周辺突起23aを備え
ている。支持膜24は可撓性材から扁平袋状に形成さ
れ、支持台23の周辺突起23aで囲まれる凹部に配置
されている。この支持膜24内には外部から流体F、例
えば水等の液体や空気等の気体が供給されており、該支
持膜24は所定の内圧下で膨らんでいる。
ト付着工程における部品保持具の他の支持方法を示して
ある。図7乃至図8における23は部品保持具1の枠部
を支持するは支持台、24は部品保持具1の被支持部2
eを含む一面を支持する支持膜である。支持台23は部
品保持具1の枠部2aに対応する周辺突起23aを備え
ている。支持膜24は可撓性材から扁平袋状に形成さ
れ、支持台23の周辺突起23aで囲まれる凹部に配置
されている。この支持膜24内には外部から流体F、例
えば水等の液体や空気等の気体が供給されており、該支
持膜24は所定の内圧下で膨らんでいる。
【0039】支持膜24を用いた支持方法は突出量調整
工程とペースト付着工程に有用であり、突出量調整を行
う場合には、図7に示すように、部品保持具1の外周溝
2dを図示省略のクランプ装置にて把持し、且つこれを
支持台23の周辺突起23aと支持膜24に当接させた
状態のまま、部品保持具1を支持台23及び支持膜24
と共に調整台Dに向かって降下、或いは調整台Dを上昇
させ、全チップ部品Cの突出端部を調整台Dに同時に押
し当ててその突出量調整を行う。
工程とペースト付着工程に有用であり、突出量調整を行
う場合には、図7に示すように、部品保持具1の外周溝
2dを図示省略のクランプ装置にて把持し、且つこれを
支持台23の周辺突起23aと支持膜24に当接させた
状態のまま、部品保持具1を支持台23及び支持膜24
と共に調整台Dに向かって降下、或いは調整台Dを上昇
させ、全チップ部品Cの突出端部を調整台Dに同時に押
し当ててその突出量調整を行う。
【0040】この突出量調整時には、部品保持具1の被
支持部2eを含む一面を流体圧付与の支持膜24によっ
て支持してその力を受けるようにしているので、チップ
部品Cを介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持
具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じることが
なく、反りを原因とした調整不良の問題を排除してチッ
プ部品Cの突出量を均一に揃えることができる。
支持部2eを含む一面を流体圧付与の支持膜24によっ
て支持してその力を受けるようにしているので、チップ
部品Cを介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持
具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じることが
なく、反りを原因とした調整不良の問題を排除してチッ
プ部品Cの突出量を均一に揃えることができる。
【0041】一方、ペースト付着を行う場合には、図8
に示すように、部品保持具1を上向きにし、該部品保持
具1を上記同様の支持台23の周辺突起23aと支持膜
24の上に載置する。そして、周面に電極ペーストPが
一定厚で供給された塗布ローラRをその周面がチップ部
品Cの突出端部に圧接するように平行移動、或いは部品
保持具1を支持台23及び支持膜24と共に平行移動さ
せ、全チップ部品Cの突出端部に電極ペーストPを付着
させる。このペースト付着は、上面に電極ペーストが一
定厚で供給された塗布台或いは塗布板をチップ部品の突
出端部に相対的に押し当てることでも実施することがで
きる。
に示すように、部品保持具1を上向きにし、該部品保持
具1を上記同様の支持台23の周辺突起23aと支持膜
24の上に載置する。そして、周面に電極ペーストPが
一定厚で供給された塗布ローラRをその周面がチップ部
品Cの突出端部に圧接するように平行移動、或いは部品
保持具1を支持台23及び支持膜24と共に平行移動さ
せ、全チップ部品Cの突出端部に電極ペーストPを付着
させる。このペースト付着は、上面に電極ペーストが一
定厚で供給された塗布台或いは塗布板をチップ部品の突
出端部に相対的に押し当てることでも実施することがで
きる。
【0042】このペースト付着時には、部品保持具1の
被支持部2eを含む一面を流体圧付与の支持膜24によ
って支持してその力を受けるようにしているので、チッ
プ部品Cを介して押し当て方向に沿う向きのが部品保持
具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じることが
なく、反りを原因とした寸法ばらつきの問題を排除して
電極ペーストPの付着を安定且つ適正寸法で行うことが
できる。
被支持部2eを含む一面を流体圧付与の支持膜24によ
って支持してその力を受けるようにしているので、チッ
プ部品Cを介して押し当て方向に沿う向きのが部品保持
具1に加わっても該部品保持具1に反りを生じることが
なく、反りを原因とした寸法ばらつきの問題を排除して
電極ペーストPの付着を安定且つ適正寸法で行うことが
できる。
【0043】尚、上記の支持膜は袋状である必要はな
く、シート状のものをその周縁を密封して使用しても同
様の面支持が行える。また、上記各実施例では、チップ
部品を長手向きに保持したものを例示したが、チップ部
品を他の向きで保持させ端部以外の側面等に外部電極を
形成する場合でも本発明は適用でき同様の効果を得るこ
とができる。
く、シート状のものをその周縁を密封して使用しても同
様の面支持が行える。また、上記各実施例では、チップ
部品を長手向きに保持したものを例示したが、チップ部
品を他の向きで保持させ端部以外の側面等に外部電極を
形成する場合でも本発明は適用でき同様の効果を得るこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、チップ部品を介して部品押込方向と部品移動方
向の夫々に沿う向きの力が部品保持具に加わっても該部
品保持具に反りを生じることがなく、反りを原因とした
抵抗力増加の問題を排除して部品押し込みと部品移動を
スムーズに行うことができる。
よれば、チップ部品を介して部品押込方向と部品移動方
向の夫々に沿う向きの力が部品保持具に加わっても該部
品保持具に反りを生じることがなく、反りを原因とした
抵抗力増加の問題を排除して部品押し込みと部品移動を
スムーズに行うことができる。
【0045】請求項2,4の発明によれば、チップ部品
を介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持具に加
わっても該部品保持具に反りを生じることがなく、反り
を原因とした調整不良の問題を排除してチップ部品の突
出量を均一に揃えることができる。
を介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持具に加
わっても該部品保持具に反りを生じることがなく、反り
を原因とした調整不良の問題を排除してチップ部品の突
出量を均一に揃えることができる。
【0046】請求項3,5の発明によれば、チップ部品
を介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持具に加
わっても該部品保持具に反りを生じることがなく、反り
を原因とした寸法ばらつきの問題を排除して電極ペース
トの付着を安定且つ適正寸法で行うことができる。
を介して押し当て方向に沿う向きの力が部品保持具に加
わっても該部品保持具に反りを生じることがなく、反り
を原因とした寸法ばらつきの問題を排除して電極ペース
トの付着を安定且つ適正寸法で行うことができる。
【図1】本発明に係る部品保持具の斜視図
【図2】図1に示した部品保持具の中央断面図
【図3】部品保持具の保持孔にチップ部品を押し込む工
程及び保持孔内でチップ部品を移動させる工程を示す図
程及び保持孔内でチップ部品を移動させる工程を示す図
【図4】部品保持具に保持されるチップ部品の突出端部
を調整台に押し当ててその突出量調整を行う工程を示す
図
を調整台に押し当ててその突出量調整を行う工程を示す
図
【図5】部品保持具に保持されるチップ部品の突出端部
にペースト付着用のローラ或いは台板を押し当てて電極
ペーストの付着を行う工程を示す図
にペースト付着用のローラ或いは台板を押し当てて電極
ペーストの付着を行う工程を示す図
【図6】部品保持具の変形例を示す斜視図
【図7】部品保持具に保持されるチップ部品の突出端部
を調整台に押し当ててその突出量調整を行う工程を示す
図
を調整台に押し当ててその突出量調整を行う工程を示す
図
【図8】部品保持具に保持されるチップ部品の突出端部
にペースト付着用のローラ或いは台板を押し当てて電極
ペーストの付着を行う工程を示す図
にペースト付着用のローラ或いは台板を押し当てて電極
ペーストの付着を行う工程を示す図
【図9】従来の部品保持具を示す斜視図
【図10】図7に示した部品保持具の断面図
【図11】従来の外部電極形成方法の各工程を示す図
1…部品保持具、2…剛性体、2a…枠部、2b…薄肉
部、2c…貫通孔、2d…外周溝、2e…被支持部、3
…弾性体、3a…保持孔、C…チップ部品、21…支持
台、21a…周辺突起、21b…中央突起、T…押込ピ
ン、D…調整台、R…塗布ローラ、P…電極ペースト、
1’…部品保持具、2f…被支持部、23…支持台、2
3a…周辺突起、24…支持膜。
部、2c…貫通孔、2d…外周溝、2e…被支持部、3
…弾性体、3a…保持孔、C…チップ部品、21…支持
台、21a…周辺突起、21b…中央突起、T…押込ピ
ン、D…調整台、R…塗布ローラ、P…電極ペースト、
1’…部品保持具、2f…被支持部、23…支持台、2
3a…周辺突起、24…支持膜。
Claims (5)
- 【請求項1】 枠部内側に多数の貫通孔を備えた薄肉部
を有するプレート状の剛性体と、薄肉部の上下面及び貫
通孔内側を覆うようにして設けられ貫通孔中心位置に該
貫通孔よりも小径の部品保持孔を有する弾性体とから構
成された部品保持具を用い、チップ部品の所定部位に外
部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法におい
て、 上記剛性体の薄肉部の少なくとも上下面中央に弾性体か
ら露出するように被支持部を設け、 部品保持具の保持孔にチップ部品を押し込む際、及び保
持孔内でチップ部品を移動させる際に、該部品保持具の
枠部と被支持部を支持台によって支持してその力を受け
るようにした、 ことを特徴とする電子部品の外部電極形成方法。 - 【請求項2】 枠部内側に多数の貫通孔を備えた薄肉部
を有するプレート状の剛性体と、薄肉部の上下面及び貫
通孔内側を覆うようにして設けられ貫通孔中心位置に該
貫通孔よりも小径の部品保持孔を有する弾性体とから構
成された部品保持具を用い、チップ部品の所定部位に外
部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法におい
て、 上記剛性体の薄肉部の少なくとも上下面中央に弾性体か
ら露出するように被支持部を設け、 部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分を調整台
に相対的に押し当ててその突出量調整を行う際に、該部
品保持具の枠部と被支持部を支持台によって支持してそ
の力を受けるようにした、 ことを特徴とする電子部品の外部電極形成方法。 - 【請求項3】 枠部内側に多数の貫通孔を備えた薄肉部
を有するプレート状の剛性体と、薄肉部の上下面及び貫
通孔内側を覆うようにして設けられ貫通孔中心位置に該
貫通孔よりも小径の部品保持孔を有する弾性体とから構
成された部品保持具を用い、チップ部品の所定部位に外
部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法におい
て、 上記剛性体の薄肉部の少なくとも上下面中央に弾性体か
ら露出するように被支持部を設け、 部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分にペース
ト付着用のローラ或いは台板を相対的に押し当てて電極
ペーストの付着を行う際に、該部品保持具の枠部と被支
持部を支持台によって支持してその力を受けるようにし
た、 ことを特徴とする電子部品の外部電極形成方法。 - 【請求項4】 枠部内側に多数の貫通孔を備えた薄肉部
を有するプレート状の剛性体と、薄肉部の上下面及び貫
通孔内側を覆うようにして設けられ貫通孔中心位置に該
貫通孔よりも小径の部品保持孔を有する弾性体とから構
成された部品保持具を用い、チップ部品の所定部位に外
部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法におい
て、 上記剛性体の薄肉部の少なくとも上下面中央に弾性体か
ら露出するように被支持部を設け、 部品保持具に保持されるチップ部品の突出端部を調整台
に相対的に押し当ててその突出量調整を行う際に、該部
品保持具の被支持部を含む一面を流体圧付与の支持膜に
よって支持してその力を受けるようにした、 ことを特徴とする電子部品の外部電極形成方法。 - 【請求項5】 枠部内側に多数の貫通孔を備えた薄肉部
を有するプレート状の剛性体と、薄肉部の上下面及び貫
通孔内側を覆うようにして設けられ貫通孔中心位置に該
貫通孔よりも小径の部品保持孔を有する弾性体とから構
成された部品保持具を用い、チップ部品の所定部位に外
部電極を形成する電子部品の外部電極形成方法におい
て、 上記剛性体の薄肉部の少なくとも上下面中央に弾性体か
ら露出するように被支持部を設け、 部品保持具に保持されるチップ部品の突出部分にペース
ト付着用のローラ或いは台板を相対的に押し当てて電極
ペーストの付着を行う際に、該部品保持具の被支持部を
含む一面を流体圧付与の支持膜によって支持してその力
を受けるようにした、 ことを特徴とする電子部品の外部電極形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7171927A JPH0922851A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 電子部品の外部電極形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7171927A JPH0922851A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 電子部品の外部電極形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922851A true JPH0922851A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15932426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7171927A Pending JPH0922851A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 電子部品の外部電極形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922851A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008016761A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具及び保持治具の製造方法 |
US7699020B2 (en) | 2003-10-23 | 2010-04-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method and device for applying conductive paste |
JP2010141235A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 薄葉状保持治具 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7171927A patent/JPH0922851A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7699020B2 (en) | 2003-10-23 | 2010-04-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method and device for applying conductive paste |
JP2008016761A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 保持治具及び保持治具の製造方法 |
JP2010141235A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 薄葉状保持治具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010710 |