JPH0922805A - チップ部品供給装置 - Google Patents

チップ部品供給装置

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Publication number
JPH0922805A
JPH0922805A JP7172025A JP17202595A JPH0922805A JP H0922805 A JPH0922805 A JP H0922805A JP 7172025 A JP7172025 A JP 7172025A JP 17202595 A JP17202595 A JP 17202595A JP H0922805 A JPH0922805 A JP H0922805A
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JP
Japan
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chip component
supply device
carrier plate
plate
space
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Withdrawn
Application number
JP7172025A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Inai
雅之 稲井
Masabumi Tsukada
正文 塚田
Masaki Okamoto
正樹 岡本
Kenji Doi
健志 土井
Toshiya Nakamura
俊哉 中村
Tetsuya Urano
哲也 浦野
Hiroyuki Matsui
浩幸 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】チップ部品供給装置からキャリアプレートにチ
ップ部品素体を移すときピン等の押し出し部材が不要と
なり、かつ、均一にチップ部品素体をキャリアプレート
に移し換えることができるチップ部品の外部電極形成方
法を提供することにある。 【構成】チップ部品供給装置1の収容空間1eに収容さ
れたチップ部品素体3をキャリアプレート2の保持空間
2cに移し換えるときは、チップ部品供給装置1の収容
空間1eとキャリアプレート2の保持空間2cとを対向
配置し、チップ部品供給装置1或いはキャリアプレート
2の一方を他方に向かって移動させる。これにより、伸
縮プレート部1aが収縮し、チップ部品素体3がキャリ
アプレート2の弾性力に抗して徐々に保持空間2cに移
動し、保持空間2cに収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗体、コンデンサ等
のチップ部品素体をキャリアプレートに供給するチップ
部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ部品の外部電極形成方法と
して、特公昭62ー29888号公報或いは特公平4ー
70761号公報に開示されたものが知られている。
【0003】このチップ部品の外部電極形成方法は、チ
ップ部品素体(外部電極が形成されていないチップ部
品)を収容するチップ部品供給装置と弾性体で形成され
たキャリアプレートとを予め用意し、このキャリアプレ
ートの上面にチップ部品供給装置をセットする。次い
で、このチップ部品供給装置の収容空間にチップ部品素
体を供給し、この供給されたチップ部品素体をキャリア
プレートの保持空間の周縁で支持し収容空間内に収容す
る。
【0004】しかる後、収容空間の上部開口から押し出
し部材、即ちピンが下方に移動してこの収容空間内の部
品素体を下方に押し出し、この部品素体を保持空間側に
移動させ、このキャリアプレートに保持されたチップ部
品素体に外部電極用の導体ペーストを塗布するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の外
部電極形成方法で使用されるチップ部品供給装置は、キ
ャリアプレートへの部品素体の移し換え工程の前工程と
して、単に部品素体を収容する機能のみを有し、また、
この移し換え工程における部品素体の移動量は専ら昇降
機能を有するピンの移動量で設定されている。
【0006】この部品素体の移動量は、そのピンに曲が
りがないとき均一となるが、部品素体の上面面積が非常
に狭く、これにより、この部品素体を押し出すピンも小
径でピンの強度を十分に取ることができない現状では、
ピン曲がりを避けることが出来ず、導体ペーストの付着
面積が各部品素体間で不均一になるという問題点を有し
ていた。
【0007】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、キ
ャリアプレートにチップ部品素体を移し換えるときピン
等の押し出し部材が不要で、かつ、チップ部品素体をキ
ャリアプレートに均一に移し換えることができるチップ
部品供給装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、チップ部品素体の収容空
間を多数有し、該収容空間に収容されたチップ部品素体
が外部電極形成用のキャリアプレートの保持空間に供給
されるチップ部品供給装置において、厚さ方向に伸縮自
在の部材で形成された伸縮プレート部と、該伸縮プレー
ト部の各貫通孔に挿入されたチップ部品素体を支持する
支持プレート部とを上下に配置してなるとともに、該収
容空間は該伸縮プレート部が収縮したとき、該チップ部
品素体の高さ寸法より小さな深さ寸法となることを特徴
する。
【0009】請求項2の発明は、チップ部品素体の収容
空間を多数有し、該収容空間に収容されたチップ部品素
体が外部電極形成用のキャリアプレートで支持されると
ともに、該収容空間内の該チップ部品素体が該キャリア
プレートの保持空間に供給されるチップ部品供給装置に
おいて、厚さ方向に伸縮自在の部材で形成するととも
に、前記収容空間は該伸縮プレート部が収縮したとき、
前記チップ部品素体の高さ寸法より小さな深さ寸法とな
ることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載のチップ部品供給装置において、前記厚さ方向に伸
縮自在の部材が樹脂製スポンジで構成されたことを特徴
とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
記載のチップ部品供給装置において、前記厚さ方向に伸
縮自在の部材がバネ手段で構成されたことを特徴とす
る。
【0012】請求項5の発明は、チップ部品素体の収容
空間を多数有し、該収容空間に収容されたチップ部品素
体が外部電極形成用のキャリアプレートで支持されると
ともに、該収容空間内の該チップ部品素体が該キャリア
プレートの保持空間に供給されるチップ部品供給装置に
おいて、少なくとも2枚の平板状のプレート部が上下に
配置されてなるとともに、該下側のプレート部の深さ寸
法は該収容空間に収容されたチップ部品素体の高さ寸法
より小さくしたことを特徴する。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、チップ部品供給装置
の収容空間に収容されたチップ部品素体をキャリアプレ
ートの保持空間に移し換えるときは、チップ部品供給装
置の収容空間とキャリアプレートの保持空間とを対向配
置し、チップ部品供給装置或いはキャリアプレートの一
方を他方に向かって移動させる。これにより、チップ部
品供給装置の伸縮プレート部が収縮するとともに、チッ
プ部品素体がキャリアプレートの弾性力に抗して徐々に
保持空間に移動し、保持空間に収容される。
【0014】請求項2の発明によれば、チップ部品供給
装置とキャリアプレートとを上下に配置し、収容空間と
保持空間とを対向させる。次いで、この収容空間にチッ
プ部品素体を挿入し、チップ部品素体をキャリアプレー
トの保持空間の上端周縁で支持し収容空間に収容する。
この収容工程が終了したときは、押し出し部材をチップ
部品供給装置に押圧する。この押圧操作に伴いチップ部
品供給装置が収縮し、チップ部品素体がキャリアプレー
トの弾性力に抗して徐々に保持空間に移動し、保持空間
に収容される。
【0015】請求項5の発明によれば、チップ部品素体
の移し換え工程において、上側プレート部を外すことに
よりチップ部品素体の少なくとも上端側がチップ部品供
給装置の上方に突出するため、この突出部分を押し出し
部材で押圧することにより、収容空間内のチップ部品素
体がキャリアプレートに移し換えられる。
【0016】
【実施例】図1乃至図5は本発明に係るチップ部品供給
装置の第1実施例を示すもので、図1はチップ部品供給
装置及びキャリアプレートの斜視図、図2乃至図5は外
部電極形成方法の各工程を示す断面図である。
【0017】図1には外部電極形成に使用されるチップ
部品供給装置1及びキャリアプレート2が示されてお
り、ここで、チップ部品供給装置1は樹脂製スポンジで
伸縮自在に形成された伸縮プレート部1aと、金属或い
は硬質樹脂で形成された支持プレート部1bとを上下に
一体に形成したものである。また、この伸縮プレート部
1aには、図2に示すように、チップ部品素体(以下実
施例では部品素体という)3が挿入される多数の貫通孔
1cが形成され、他方、支持プレート部1bの上面には
この貫通孔1cと対向して部品素体3を支持する支持凹
所1dが形成されており、この貫通孔1c及び支持凹所
1dを通じて部品素体3が収容される収容空間1eが構
成されている。
【0018】キャリアプレート2は弾性部材、例えばシ
リコーンゴム等で形成されたプレート本体2aを金属枠
2bで囲ったもので、プレート本体2aでチップ部品供
給装置1の収容空間1aと対応する位置には、部品素体
3が搬送される保持空間2cが多数形成されている。こ
の保持空間2cはキャリアプレート2を貫通する貫通孔
で形成され、その上下面積は部品素体3の横断面積より
も多少小さくし、この保持空間2c内に搬送された部品
素体3をキャリアプレート2の弾性力により保持するよ
うになっている。また、キャリアプレート2の厚さ寸法
は部品素体3の高さ寸法より小さくしている。
【0019】このようなチップ部品供給装置1及びキャ
リアプレート2を用いて図2乃至図5に示すように外部
電極を形成されるが、以下この外部電極形成方法を説明
する。
【0020】まず、図2に示すように、部品素体3をチ
ップ部品供給装置1の伸縮プレート部1aの貫通孔1c
を通じて収容空間1eに挿入する。この挿入された部品
素体3は支持凹所1dで支持され、収容空間1eに収容
される。
【0021】次いで、図3に示すように、キャリアプレ
ート2の保持空間2cと各収容空間1eに収容された部
品素体3とを対向配置し、キャリアプレート2を伸縮プ
レート部1eに向かって下降させる。これにより、伸縮
プレート部1aがキャリアプレート2により押圧され、
伸縮プレート部1aで囲われていた部品素体3が伸縮プ
レート部1aの上方に突出した状態となり、この部品素
体3の突出部分がキャリアプレート2の弾性力に抗して
保持空間2cに挿入される。
【0022】ここで、伸縮プレート部1aの収縮時の厚
さ寸法は、その非収縮時の厚さ寸法が大きいときは大き
くなり、逆に非収縮時の厚さ寸法が小さいときは小さく
なるため、キャリアプレート2の下方への移動量は伸縮
プレート部1aの非収縮時の厚さ寸法の大小によって決
定される。
【0023】なお、チップ部品供給装置1をキャリアプ
レート2側に向かって移動するときも、同様にして部品
素体3を保持空間2cに挿入保持される。
【0024】このような部品素体3の移し換え工程が終
了したときは、このキャリアプレート2を上方に移動し
て、部品素体3全体をチップ部品供給装置1から外し、
図4に示すように、部品素体3の下側突出部分をベース
4上の導体ペースト5内に浸漬し、その後、図5に示す
ように、このキャリアプレート2を上方に引き上げる。
これにより、部品素体3の端部に導体ペーストが付着す
る。
【0025】この導体付着工程が終了したときは、部品
素体3に付着した導体ペーストを図示しないヒータによ
り乾燥し外部電極6が形成される。
【0026】このようにして外部電極6が形成されたと
きは、キャリアプレート2の保持空間2cを通じて図示
しないピン等を挿入し、この部品素体3をキャリアプレ
ート2から外し、この部品素体3を焼成する。これによ
り、外部電極付きのチップ部品が形成される。
【0027】このように、本実施例に係るチップ部品供
給装置1を使用するときは、従来の如くピンを使用する
ことなくチップ部品供給装置1からキャリアプレート2
への部品素体3の移し換えができるし、また、伸縮プレ
ート部1aの収縮量で部品素体3の移動量が設定でき、
その移動量を均一にできる。
【0028】図6はチップ部品供給装置の第2実施例を
示すもので、この第2実施例ではチップ部品供給装置2
0を樹脂製スポンジの伸縮プレート部20aと、この伸
縮プレート部を支持する支持プレート部20bと、伸縮
プレート部20aの上面に配置された上側プレート部2
0cとから構成し、この上側プレート20cの上部に大
径の案内孔20dを形成して部品素体3の案内プレート
として機能させている。
【0029】この実施例によれば、この案内孔20dを
通じて部品素体3が収容空間20eに円滑に搬送され
る。
【0030】図7及び図8はチップ部品供給装置の第3
実施例を示すものである。前記各実施例ではチップ部品
供給装置1,20の伸縮プレート部1a,20aとして
樹脂製スポンジを使用しているが、本実施例ではチップ
部品供給装置30の支持プレート部50b上に載置され
た伸縮プレート部30aをバネ手段により伸縮自在とし
ている。
【0031】即ち、この伸縮プレート部30aは上下プ
レート30c,30dを間隔をおいて対向させ、それぞ
れに部品素体3を挿入する挿入孔30eを支持凹所30
fに対向して多数穿設しており、この上下の各挿入孔3
0e及び支持凹所30fを通じて収容空間30gを構成
している。また、この上下プレート30a,30b間に
はコイルバネ30hが介在されている。
【0032】本実施例によれば、図8に示すように、キ
ャリアプレート2をチップ部品供給装置30側に移動す
るとき、このキャリアプレート2が上プレート30cを
押圧し、この押圧力によりコイルバネ30hが収縮して
上プレート30cが下方に移動する。この上プレート3
0cの移動に伴いキャリアプレート2が下方に移動し、
キャリアプレート2の保持空間2cに部品素体3が挿入
される。
【0033】このように、コイルバネ30hを介在した
伸縮プレート部30aによってもピン押し出し機構等を
用いずにキャリアプレート2に部品素体3を移し換える
ことができる。
【0034】なお、前記各実施例では伸縮プレート部1
a,20a,30aと支持プレート部1b,20b,3
0bを一体に形成しているが、これらの各部を別個に形
成し、部品素体3の収容工程時にこれらを上下に配置す
るようにしてもよい。
【0035】以上説明したチップ部品供給装置1,2
0,30は、部品素体3を支持する部材として支持プレ
ート部1b,20b,30bを有している実施例である
が、以下にキャリアプレートが部品素体30の支持部材
となっている実施例を説明する。
【0036】図9乃至図13はチップ部品供給装置の第
4実施例を示すものである。この実施例に係るチップ部
品供給装置部40は図9に示すように、平面状のプレー
ト部40a,40bを上下に配置してなるもので、下側
プレート40aには部品素体3を収容する収容空間40
cが多数穿設され、上側プレート40bには部品素体3
をこの収容空間40cに案内する案内孔40dが多数穿
設されている。この収容空間40cは部品素体3の横断
面積よりも多少大きな上下面積を有するとともに、その
深さ寸法が部品素体3の高さ寸法より小さくし、この収
容空間40cに部品素体3が収容されたとき、部品素体
3の中央から上端に亘って下側プレート40aの上方に
突出するようになっている。他方、案内孔40dは上側
プレート40bの上方から供給される部品素体3がスム
ーズに搬入されるようロート状に形成している。また、
キャリアプレート41はその保持空間41a内に搬送さ
れた部品素体3をキャリアプレート41の弾性力により
保持するようになっている。
【0037】このような部材40,41を用いて外部電
極を形成するが、以下この外部電極形成方法の各工程を
説明する。
【0038】まず、図9に示すように、キャリアプレー
ト41の上面には下側プレート40aを載せ、この下側
プレート40aの上面には上側プレート40bを載せ
る。ここで、各部材40,41は、保持空間41a、収
容空間40c、案内孔40dがそれぞれ対向するようセ
ットされている。
【0039】このようにセッティングしたときは、図1
0に示すように、部品素体3を上側プレート40bの案
内孔40dを通じて収容空間40cに挿入する。この収
容空間40cに挿入された部品素体3はその下端がキャ
リアプレート41の保持空間41aの上端周縁に支持さ
れた状態で収容空間40cに収容される。
【0040】この収容工程が終了したときは、図11に
示すように、上側プレート40bを下側プレート40a
上から外す。これにより、部品素体3の中央から上端側
が下側プレート40aの上面から上方に突出した状態と
なる。
【0041】次いで、部品素体3の突出部分を押し出し
部材、即ち平板状の押し出し部材43を、図12に示す
ように、下方に向かって押圧する。これにより、部品素
体3がキャリアプレート41の弾発力に抗しながら保持
空間41aに挿入される。ここで、保持空間41aへの
移動量は下側プレート40aから突出する部品素体3の
突出量となっている。
【0042】この部品素体3の保持空間41aへの移動
操作が終了したときは、図13に示すように、下側プレ
ート40aをキャリアプレート41から外し、これを反
転して図14に示すように、部品素体3の突出部分を下
方に向ける。
【0043】このような工程が終了したときは、前記第
1実施例の図4及び図6で説明したと同様の工程で外部
電極が形成される。
【0044】このように第4実施例によれば、収容空間
40c内に収容された部品素体3を保持空間41aに押
圧移動させるとき、従来の如くピンを用いることなく、
平板状の押し出し部材43を用いているため、この押し
出し部材43が部品素体3の上端面全体に均一に圧接
し、部品素体3を傾かせることなく平衡状態で保持空間
41aに移動させることができる。
【0045】また、下側プレート40aはその厚さ寸法
が部品素体3の突出量を規定するため、この下側プレー
ト40aの厚さを種々変えることにより、各種高さ寸法
の異なる部品素体3に適合した突出量を得ることができ
る。
【0046】図15及び図16はチップ部品供給装置の
第5実施例を示すもので、前記第4実施例のチップ部品
供給装置40を改良したものである。
【0047】即ち、前記第4実施例のチップ部品供給装
置40に換えて、前記第1実施例の伸縮プレート部1a
と同様に樹脂製スポンジで形成されたチップ部品供給装
置50を使用している。
【0048】このチップ部品供給装置50を用いて外部
電極を形成するときは、図15に示すように、前記第4
実施例で説明したキャリアプレート41上にチップ部品
供給装置50を載置し、このチップ部品供給装置50の
収容空間50aに部品素体3を収容する。次いで、図1
6に示すように、押し出し部材43によりチップ部品供
給装置50を押圧する。これにより、前記第4実施例と
同様に、キャリアプレート41の保持空間41aに部品
素体3が移し換えられる。
【0049】図17及び図18はチップ部品供給装置の
第6実施例を示すもので、前記第5実施例と同様に前記
第4実施例のチップ部品供給装置40を改良したもので
ある。即ち、前記第5実施例ではチップ部品供給装置6
0として前記第3実施例で説明したバネ手段を介在した
ものを使用している。
【0050】このチップ部品供給装置60を使用すると
きも、前記第5実施例と同様にこのチップ部品供給装置
60が厚さ方向に伸縮するため、収容空間60aに収容
された部品素体3が、図18に示すように、押し出し部
材43により押圧され、キャリアプレート41の保持空
間41aに移し換えられる。
【0051】図19はチップ部品供給装置の第7実施例
を示すもので、前記第1実施例のチップ部品供給装置1
の伸縮プレート部1aを改良したものである。この第7
実施例では伸縮プレート部1aはその上面にポリエチレ
ンフタノール樹脂、アルミ等のフィルムで形成されたカ
バー体1fを接着している。
【0052】この実施例によれば、伸縮プレート1aの
スポンジがこのカバー体1fにより保護され、キャリア
プレート2と直接に接触することがないので、スポンジ
の摩耗を防止できる。また、柔軟なスポンジの上面にカ
バー体1fを接着しているので、このスポンジ部分の変
形がカバー体1fにより抑制され、隣接する収容空間1
aのピッチが一定となり、部品素体3が収容空間1eに
円滑に収容される。その他は、第1実施例と同様であ
る。
【0053】図20はチップ部品供給装置の第8実施例
を示すもので、前記第3実施例に係るチップ部品供給装
置30のコイルバネ30hの介在位置を変更したもので
ある。即ち、コイルバネ30hを収容空間30gを覆う
ように配置している。
【0054】この実施例によれば、コイルバネ30hの
内側に収容空間30gが形成され、このコイルバネ30
hが収容空間30gへの部品素体案内機能を発揮する。
その他の第3実施例と同様である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、チップ部品供給装置の収容空間にチップ部品素
体が収容され、この状態でキャリアプレート或いはチッ
プ部品供給装置の何れか一方を他方に向かって移動させ
るときは、伸縮プレート部が収縮し、キャリアプレート
の保持空間にチップ部品素体を移し換えることができる
し、また、この伸縮プレートの収縮量でチップ部品素体
の突出量を設定できるため、キャリアプレートへの移動
量が均一になり、各チップ部品の外部電極を均一に形成
できる。
【0056】請求項2及び請求項5の発明はチップ部品
素体をキャリアプレートで支持するタイプのチップ部品
供給装置であるが、この請求項2の発明ではチップ部品
供給装置が伸縮し、また、請求項5の発明では上側のプ
レート部を外すことによりチップ部品素体が上方に突出
するため、押し出し部材でチップ部品素体を押圧すると
き、前記請求項1の発明と同様にキャリアプレートにチ
ップ部品素体を移し換えることができ、前記請求項1の
発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るチップ部品供給装置及びキャ
リアプレートの斜視図
【図2】第1実施例に係るチップ部品供給装置にチップ
部品素体を収容した状態を示す断面図
【図3】第1実施例に係るチップ部品素体の移し換え状
態を示す断面図
【図4】第1実施例に係るチップ部品素体を導体ペース
トに浸漬した状態を示す断面図
【図5】第1実施例に係るチップ部品素体に導体ペース
トが付着した状態を示す断面図
【図6】第2実施例に係るチップ部品供給装置のチップ
部品素体を収容した状態を示す断面図
【図7】第3実施例に係るチップ部品供給装置のチップ
部品素体を収容した状態を示す断面図
【図8】第3実施例に係るチップ部品供給装置の移し換
え状態を示す断面図
【図9】第4実施例に係るチップ部品供給装置を示す断
面図
【図10】第4実施例に係るチップ部品供給装置にチッ
プ部品素体を収容した状態を示す断面図
【図11】第4実施例に係るチップ部品供給装置の上側
プレートを外した状態を示す断面図
【図12】第4実施例に係るチップ部品供給装置の移し
換え状態を示す断面図
【図13】第4実施例に係るチップ部品供給装置の下側
プレートを外した状態を示す断面図
【図14】第4実施例に係るチップ部品素体を反転した
状態を示す断面図
【図15】第5実施例に係るチップ部品供給装置にチッ
プ部品素体を収容した状態を示す断面図
【図16】第5実施例に係るチップ部品供給装置の移し
換え状態を示す断面図
【図17】第6実施例に係るチップ部品供給装置にチッ
プ部品素体を収容した状態を示す断面図
【図18】第6実施例に係るチップ部品供給装置の移し
換え状態を示す断面図
【図19】第7実施例に係るチップ部品供給装置を示す
断面図
【図20】第8実施例に係るチップ部品供給装置を示す
断面図
【符号の説明】
1,20,30,40,50,60…チップ部品供給装
置、1a,20a,30a,…伸縮プレート部、1b,
20b,30b…支持プレート部、1e,20e,30
g,40c,50a,60a…収容空間、2,41…キ
ャリアプレート、2c,41a…保持空間、3…チップ
部品素体、6…外部電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 健志 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 中村 俊哉 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 浦野 哲也 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 松井 浩幸 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品素体の収容空間を多数有し、
    該収容空間に収容されたチップ部品素体が外部電極形成
    用のキャリアプレートの保持空間に供給されるチップ部
    品供給装置において、 厚さ方向に伸縮自在の部材で形成された伸縮プレート部
    と、該伸縮プレート部の各貫通孔に挿入されたチップ部
    品素体を支持する支持プレート部とを上下に配置してな
    るとともに、該収容空間は該伸縮プレート部が収縮した
    とき、該チップ部品素体の高さ寸法より小さな深さ寸法
    となることを特徴するチップ部品供給装置。
  2. 【請求項2】 チップ部品素体の収容空間を多数有し、
    該収容空間に収容されたチップ部品素体が外部電極形成
    用のキャリアプレートで支持されるとともに、該収容空
    間内の該チップ部品素体が該キャリアプレートの保持空
    間に供給されるチップ部品供給装置において、 厚さ方向に伸縮自在の部材で形成するとともに、前記収
    容空間は該伸縮プレート部が収縮したとき、前記チップ
    部品素体の高さ寸法より小さな深さ寸法となることを特
    徴とするチップ部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記厚さ方向に伸縮自在の部材が樹脂製
    スポンジで構成されたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のチップ部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記厚さ方向に伸縮自在の部材がバネ手
    段で構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のチップ部品供給装置。
  5. 【請求項5】 チップ部品素体の収容空間を多数有し、
    該収容空間に収容されたチップ部品素体が外部電極形成
    用のキャリアプレートで支持されるとともに、該収容空
    間内の該チップ部品素体が該キャリアプレートの保持空
    間に供給されるチップ部品供給装置において、 少なくとも2枚の平板状のプレート部が上下に配置され
    てなるとともに、該下側のプレート部の深さ寸法は該収
    容空間に収容されたチップ部品素体の高さ寸法より小さ
    くしたことを特徴するチップ部品供給装置。
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