JPH09227218A - 羽口リング - Google Patents
羽口リングInfo
- Publication number
- JPH09227218A JPH09227218A JP8052654A JP5265496A JPH09227218A JP H09227218 A JPH09227218 A JP H09227218A JP 8052654 A JP8052654 A JP 8052654A JP 5265496 A JP5265496 A JP 5265496A JP H09227218 A JPH09227218 A JP H09227218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuyere
- sio
- ash
- ring
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高炉等の羽口を保護するため、高温強度を有
するとともに微粉炭の燃焼に伴う灰分の浸食・浸透が少
なく、寿命の長い羽口リングを提供する。 【解決手段】 Al2 O3 −SiO2 −Cr2 O3 が9
0重量%以上を占め、Al2 O3 /Al2 O3 −SiO
2 が60〜90重量%、Al2 O3 −SiO2 /Al2
O3 −SiO2 −Cr2 O3 が80〜98%の組成で、
気孔率が8〜16%の高炉羽口リング。リング内側表面
粗さがRmax 100S以下であると更に望ましい。
するとともに微粉炭の燃焼に伴う灰分の浸食・浸透が少
なく、寿命の長い羽口リングを提供する。 【解決手段】 Al2 O3 −SiO2 −Cr2 O3 が9
0重量%以上を占め、Al2 O3 /Al2 O3 −SiO
2 が60〜90重量%、Al2 O3 −SiO2 /Al2
O3 −SiO2 −Cr2 O3 が80〜98%の組成で、
気孔率が8〜16%の高炉羽口リング。リング内側表面
粗さがRmax 100S以下であると更に望ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉、或いはキュ
ポラ等の羽口に関するもので、更に詳しくは高炉等羽口
の内側に装入して羽口の保護、エネルギーロスの削減、
灰分付着の防止等の目的で用いられる羽口リングに関す
るものである。
ポラ等の羽口に関するもので、更に詳しくは高炉等羽口
の内側に装入して羽口の保護、エネルギーロスの削減、
灰分付着の防止等の目的で用いられる羽口リングに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】高炉、或いはキュポラ等の羽口は炉内へ
熱風を吹き込むために設けられた送風口であるが、製銑
技術等の進歩とともに熱風を吹き込むのみに止まらず、
重油、タール、更に最近では微粉炭等の固体燃料および
鉱石粉までも吹き込んでいる。これらのうち微粉炭等の
固体燃料の吹き込みは、高炉の能力を向上させ経済性を
改善することから、益々普及してきている。
熱風を吹き込むために設けられた送風口であるが、製銑
技術等の進歩とともに熱風を吹き込むのみに止まらず、
重油、タール、更に最近では微粉炭等の固体燃料および
鉱石粉までも吹き込んでいる。これらのうち微粉炭等の
固体燃料の吹き込みは、高炉の能力を向上させ経済性を
改善することから、益々普及してきている。
【0003】この微粉炭等の固体燃料を吹き込む場合、
羽口内でも燃焼が始まり、羽口内は一種の燃料帯ともな
っている。このように羽口内で燃料の一部を燃焼させる
ことにより、吹き込まれた燃料は、加熱材、還元材とし
て作用し高価なコークスの節減につながるとともに高炉
能力をも高めている。
羽口内でも燃焼が始まり、羽口内は一種の燃料帯ともな
っている。このように羽口内で燃料の一部を燃焼させる
ことにより、吹き込まれた燃料は、加熱材、還元材とし
て作用し高価なコークスの節減につながるとともに高炉
能力をも高めている。
【0004】羽口先端周辺の炉内温度は2400℃に達
し、羽口はこの高温の影響を受け、更には吹き込み燃料
の燃焼帯ともなっているので、この羽口内部の温度は1
100℃〜1400℃の高温に達する。その上、送り込
まれる熱風は風圧4〜5kgf/cm2 、風速200〜
240m/secで操業されており、羽口は、高温、高
圧および高速の熱風に曝される。
し、羽口はこの高温の影響を受け、更には吹き込み燃料
の燃焼帯ともなっているので、この羽口内部の温度は1
100℃〜1400℃の高温に達する。その上、送り込
まれる熱風は風圧4〜5kgf/cm2 、風速200〜
240m/secで操業されており、羽口は、高温、高
圧および高速の熱風に曝される。
【0005】高炉の羽口部はこのような苛酷な条件に曝
されるので、この羽口部を保護するため、強制水冷構造
とした銅製の羽口が用いられている。しかし、使用条件
が苛酷なため短命で羽口交換の回数が多く、資源、労力
及び時間の浪費が大きな問題となっている。また、銅製
の羽口は前述の高温に直接曝されるので多量の水による
強制水冷を欠くことができず、羽口からのエネルギー損
失も大きかった。
されるので、この羽口部を保護するため、強制水冷構造
とした銅製の羽口が用いられている。しかし、使用条件
が苛酷なため短命で羽口交換の回数が多く、資源、労力
及び時間の浪費が大きな問題となっている。また、銅製
の羽口は前述の高温に直接曝されるので多量の水による
強制水冷を欠くことができず、羽口からのエネルギー損
失も大きかった。
【0006】このような状態を改善させるため、最近で
は銅製の羽口を更に保護する耐火材で造られた羽口リン
グが使用されるようになった。図5は高炉羽口付近の構
造を示す。1は羽口リング、2は羽口、3は炉壁、4は
熱風管、5は微粉炭吹き込み管である。羽口リング1は
銅或いは銅合金製の羽口2の内側にはめ込まれ、羽口2
を保護する。
は銅製の羽口を更に保護する耐火材で造られた羽口リン
グが使用されるようになった。図5は高炉羽口付近の構
造を示す。1は羽口リング、2は羽口、3は炉壁、4は
熱風管、5は微粉炭吹き込み管である。羽口リング1は
銅或いは銅合金製の羽口2の内側にはめ込まれ、羽口2
を保護する。
【0007】耐火材としては、従来主にAl2 O3 系材
やAl2 O3 80重量%以上のAl2 O3 −SiO2 系
等の高アルミナ質素材が用いられ、試験的には、Al2
O3−Cr2 O3 系の素材も試みられている。例えば、
Al2 O3 を80〜95重量%含むAl2 O3 −SiO
2 系高アルミナ質、或いはAl2 O3 90重量%−Cr
2 O3 10重量%のアルミナ−クロミア質である。これ
らの耐火材で形成された羽口リングは銅製羽口の内側に
内装され、銅製羽口を保護すると同時に、断熱材として
も作用し羽口からのエネルギー損失も低減する。
やAl2 O3 80重量%以上のAl2 O3 −SiO2 系
等の高アルミナ質素材が用いられ、試験的には、Al2
O3−Cr2 O3 系の素材も試みられている。例えば、
Al2 O3 を80〜95重量%含むAl2 O3 −SiO
2 系高アルミナ質、或いはAl2 O3 90重量%−Cr
2 O3 10重量%のアルミナ−クロミア質である。これ
らの耐火材で形成された羽口リングは銅製羽口の内側に
内装され、銅製羽口を保護すると同時に、断熱材として
も作用し羽口からのエネルギー損失も低減する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同時に
吹き込まれる燃料も重油、タール等から微粉炭が主流と
なってきており、微粉炭に起因する問題が無視できなく
なってきている。微粉炭が吹き込まれる羽口では、内装
されている羽口リングの表面に微粉炭の灰分及び半燃焼
物が付着し、これらが堆積する現象が生じる。このよう
な付着・堆積が起こると送風量の制御に支障を来たし、
高炉の安全操業ができなくなるとともに羽口リングの寿
命も短くなるという問題が生じていた。
吹き込まれる燃料も重油、タール等から微粉炭が主流と
なってきており、微粉炭に起因する問題が無視できなく
なってきている。微粉炭が吹き込まれる羽口では、内装
されている羽口リングの表面に微粉炭の灰分及び半燃焼
物が付着し、これらが堆積する現象が生じる。このよう
な付着・堆積が起こると送風量の制御に支障を来たし、
高炉の安全操業ができなくなるとともに羽口リングの寿
命も短くなるという問題が生じていた。
【0009】この発明は上記の問題を解決するためにな
されたもので、機械的強度及び耐熱性を有するととも
に、微粉炭の灰分や半燃焼物による浸食、浸透に耐え、
灰分や半燃焼物が付着し難い寿命の長い羽口リングを提
供しようとするものである。
されたもので、機械的強度及び耐熱性を有するととも
に、微粉炭の灰分や半燃焼物による浸食、浸透に耐え、
灰分や半燃焼物が付着し難い寿命の長い羽口リングを提
供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は下記の発明に
より解決される。第1の発明は、下記の特徴を備えた羽
口リングである。 (a)主成分としてAl2 O3 、SiO2 及びCr2 O
3 を含有し、これらの和が全体の90重量%以上であ
り、(b)前記Al2 O3 が、Al2 O3 とSiO2 の
和の60重量%以上90重量%以下を含有し、(c)前
記Al2 O3 とSiO2 の和が、Al2 O3 とSiO2
とCr2 O3 との和の80重量%以上98重量%以下で
あり、(d)気孔率が8%以上16%以下である。
より解決される。第1の発明は、下記の特徴を備えた羽
口リングである。 (a)主成分としてAl2 O3 、SiO2 及びCr2 O
3 を含有し、これらの和が全体の90重量%以上であ
り、(b)前記Al2 O3 が、Al2 O3 とSiO2 の
和の60重量%以上90重量%以下を含有し、(c)前
記Al2 O3 とSiO2 の和が、Al2 O3 とSiO2
とCr2 O3 との和の80重量%以上98重量%以下で
あり、(d)気孔率が8%以上16%以下である。
【0011】第2の発明は、上記羽口リングの内側面の
表面粗さがRmax 100S以下である羽口リングであ
る。
表面粗さがRmax 100S以下である羽口リングであ
る。
【0012】高炉羽口内の環境を考慮すると羽口リング
は以下の特性を備えることが望ましい。 強風や振動等に耐える機械的強度を有すること、 高温に耐えるとともに耐熱衝撃性が高くて割れないこ
と、 酸化鉄や灰の成分であるアルカリ及びアルカリ土類等
により溶損しないこと、 これらの成分の組織内浸透が少ないこと、 発生するガス中のCO等還元性成分により組織の脆弱
化を来さないこと、 灰分が付着し難いこと、 等である。
は以下の特性を備えることが望ましい。 強風や振動等に耐える機械的強度を有すること、 高温に耐えるとともに耐熱衝撃性が高くて割れないこ
と、 酸化鉄や灰の成分であるアルカリ及びアルカリ土類等
により溶損しないこと、 これらの成分の組織内浸透が少ないこと、 発生するガス中のCO等還元性成分により組織の脆弱
化を来さないこと、 灰分が付着し難いこと、 等である。
【0013】耐熱衝撃性については、前述したように、
羽口リング内面は1000℃を超える高温に曝され、同
時にその外面は水冷銅製羽口に接触するので、大きな温
度勾配に耐えるものでなければならない。特に重要なの
は灰分の組織内浸透である。
羽口リング内面は1000℃を超える高温に曝され、同
時にその外面は水冷銅製羽口に接触するので、大きな温
度勾配に耐えるものでなければならない。特に重要なの
は灰分の組織内浸透である。
【0014】羽口リング内面への灰分の付着や堆積の過
程を詳細に観察すると、先ず半溶融又は溶融状態の微粉
炭燃焼後の灰分が付着する。次に、この付着物が羽口リ
ングの組織内部まで浸透し変質層を形成する。この変質
層には灰分が更に付着し易く、付着した灰分は組織内浸
透を加速し変質層を深める。同時に変質層に付着した灰
分は落し難く、順次上へと灰分が堆積しその厚さを増し
て行く。
程を詳細に観察すると、先ず半溶融又は溶融状態の微粉
炭燃焼後の灰分が付着する。次に、この付着物が羽口リ
ングの組織内部まで浸透し変質層を形成する。この変質
層には灰分が更に付着し易く、付着した灰分は組織内浸
透を加速し変質層を深める。同時に変質層に付着した灰
分は落し難く、順次上へと灰分が堆積しその厚さを増し
て行く。
【0015】羽口リング材の成分としてAl2 O3 を主
成分とするのは、Al2 O3 は機械的強度、耐熱性、耐
浸食性のバランスが良くとれているからである。しか
し、Al2 O3 にSiO2 を少量加えると、上記の諸特
性は更に向上する。その上、灰分等の浸食に対しても強
く又これらが浸透し難くもなる。但し、SiO2 の量が
適量を超えると、Al2 O3 の特質が失われ、機械的強
度が低下する。
成分とするのは、Al2 O3 は機械的強度、耐熱性、耐
浸食性のバランスが良くとれているからである。しか
し、Al2 O3 にSiO2 を少量加えると、上記の諸特
性は更に向上する。その上、灰分等の浸食に対しても強
く又これらが浸透し難くもなる。但し、SiO2 の量が
適量を超えると、Al2 O3 の特質が失われ、機械的強
度が低下する。
【0016】原料の配合を変え、Al2 O3 とSiO2
の含有率の異なるリング材を焼成し、その特性を調べる
と、図3及び図4に示す結果が得られた。図4は常温に
おける圧縮強さ及び1400℃における曲げ強さについ
ての結果である。圧縮強さを実線で、曲げ強さを点線で
示してある。
の含有率の異なるリング材を焼成し、その特性を調べる
と、図3及び図4に示す結果が得られた。図4は常温に
おける圧縮強さ及び1400℃における曲げ強さについ
ての結果である。圧縮強さを実線で、曲げ強さを点線で
示してある。
【0017】左縦軸は圧縮強さ、右縦軸は曲げ強さで、
横軸はAl2 O3 とSiO2 の和に対するAl2 O3 の
比である。Al2 O3 にSiO2 が加わると、圧縮強
さ、曲げ強さともに増加するが、圧縮強さはこの比が
0.9近くで最も大きくなり、又曲げ強さはこの比が
0.6近くにその最大強さが現れる。そして、SiO2
の量が増えると両強度とも低下してくる。
横軸はAl2 O3 とSiO2 の和に対するAl2 O3 の
比である。Al2 O3 にSiO2 が加わると、圧縮強
さ、曲げ強さともに増加するが、圧縮強さはこの比が
0.9近くで最も大きくなり、又曲げ強さはこの比が
0.6近くにその最大強さが現れる。そして、SiO2
の量が増えると両強度とも低下してくる。
【0018】図3には、1400℃で5時間上記リング
材の上部に微粉炭を接触させた後、放冷し、リング材を
切断して微粉炭灰の浸透深さ及び浸食量を測定した結果
を示す。図には、微粉炭灰の浸透深さを実線で、又浸食
量を点線で示してある。Al2 O3 にSiO2 が加わる
と、浸透深さ、浸食量ともに減少する。特に、SiO2
が0.1以上加わりAl2 O3 が0.9以下になると浸
透深さ、浸食量とも激減する。Al2 O3 には灰分を吸
収し易く変質層を作り易い欠点があり、これをSiO2
が補うものと考えられる。
材の上部に微粉炭を接触させた後、放冷し、リング材を
切断して微粉炭灰の浸透深さ及び浸食量を測定した結果
を示す。図には、微粉炭灰の浸透深さを実線で、又浸食
量を点線で示してある。Al2 O3 にSiO2 が加わる
と、浸透深さ、浸食量ともに減少する。特に、SiO2
が0.1以上加わりAl2 O3 が0.9以下になると浸
透深さ、浸食量とも激減する。Al2 O3 には灰分を吸
収し易く変質層を作り易い欠点があり、これをSiO2
が補うものと考えられる。
【0019】このように、Al2 O3 にSiO2 が加わ
り、Al2 O3 がこれらの和の90重量%になると圧縮
強さ、曲げ強さが大きくなり、且つ浸透深さ、浸食量が
激減する。しかし、更にSiO2 の量が増えAl2 O3
の量が60重量%より減少すると圧縮強さ、曲げ強さと
もに低下する。このため、Al2 O3 の含有率をSiO
2 との和の60重量%以上90重量%以下とする。
り、Al2 O3 がこれらの和の90重量%になると圧縮
強さ、曲げ強さが大きくなり、且つ浸透深さ、浸食量が
激減する。しかし、更にSiO2 の量が増えAl2 O3
の量が60重量%より減少すると圧縮強さ、曲げ強さと
もに低下する。このため、Al2 O3 の含有率をSiO
2 との和の60重量%以上90重量%以下とする。
【0020】次に、Al2 O3 −SiO2 にCr2 O3
を加えて焼成すると、僅かな添加で顕著な効果が得られ
ることが判った。図2は、Al2 O3 −SiO2 7:3
にCr2 O3 の量を変えて加えた場合の圧縮強さ及び曲
げ強さを調べた結果である。実線は圧縮強さを又点線は
曲げ強さを示し、横軸はAl2 O3 とSiO2 とCr2
O3 の和に対するAl2 O3 とSiO2 の比である。
を加えて焼成すると、僅かな添加で顕著な効果が得られ
ることが判った。図2は、Al2 O3 −SiO2 7:3
にCr2 O3 の量を変えて加えた場合の圧縮強さ及び曲
げ強さを調べた結果である。実線は圧縮強さを又点線は
曲げ強さを示し、横軸はAl2 O3 とSiO2 とCr2
O3 の和に対するAl2 O3 とSiO2 の比である。
【0021】Al2 O3 −SiO2 にCr2 O3 が少し
でも加わると、圧縮強さ、曲げ強さともに増加し、最大
強さは圧縮強さでは比が0.95近くで現れ、又曲げ強
さでは比が0.85近くに現れる。これらの強さは、C
r2 O3 を添加しない場合の20%増に近い強度であ
る。その後Cr2 O3 の量が増えると両強度とも低下
し、比が0.8よりも小さくなるとCr2 O3 添加の効
果は無くなる。更にCr2O3 が増えると逆の効果をも
たらし圧縮強さ、曲げ強度ともCr2 O3 を含まないも
のより低くなる。
でも加わると、圧縮強さ、曲げ強さともに増加し、最大
強さは圧縮強さでは比が0.95近くで現れ、又曲げ強
さでは比が0.85近くに現れる。これらの強さは、C
r2 O3 を添加しない場合の20%増に近い強度であ
る。その後Cr2 O3 の量が増えると両強度とも低下
し、比が0.8よりも小さくなるとCr2 O3 添加の効
果は無くなる。更にCr2O3 が増えると逆の効果をも
たらし圧縮強さ、曲げ強度ともCr2 O3 を含まないも
のより低くなる。
【0022】図1は、灰の浸透深さ及び浸食量について
の結果で、浸透深さを実線で、又浸食量を点線で示して
ある。Al2 O3 −SiO2 にCr2 O3 が加わると、
浸透深さが減少する。浸食量はAl2 O3 −SiO2 だ
けでも充分に小さいので、Cr2 O3 添加の効果は無
く、Cr2 O3 量が増えて比が0.8より小さくなると
浸食量は目立って大きくなる。これについては、Cr2
O3 量が三者の20重量%を超すと、素材の焼結度が低
くなって組織の密度が小さくなり、灰分の浸透度が高ま
るとためと考えられる。
の結果で、浸透深さを実線で、又浸食量を点線で示して
ある。Al2 O3 −SiO2 にCr2 O3 が加わると、
浸透深さが減少する。浸食量はAl2 O3 −SiO2 だ
けでも充分に小さいので、Cr2 O3 添加の効果は無
く、Cr2 O3 量が増えて比が0.8より小さくなると
浸食量は目立って大きくなる。これについては、Cr2
O3 量が三者の20重量%を超すと、素材の焼結度が低
くなって組織の密度が小さくなり、灰分の浸透度が高ま
るとためと考えられる。
【0023】このように、Al2 O3 −SiO2 にCr
2 O3 が少しでも加わり、Al2 O3 −SiO2 がこれ
ら三者の和の98重量%になると、圧縮強さ、曲げ強さ
が顕著に大きくなり、且つ浸透深さが激減する。しか
し、更にCr2 O3 の量が増えAl2 O3 −SiO2 が
80重量%より減少すると浸食量が増加する。このた
め、Al2 O3 −SiO2 の含有率をAl2 O3 とSi
O2 とCr2 O3 の和の80重量%以上98重量%以下
とする。
2 O3 が少しでも加わり、Al2 O3 −SiO2 がこれ
ら三者の和の98重量%になると、圧縮強さ、曲げ強さ
が顕著に大きくなり、且つ浸透深さが激減する。しか
し、更にCr2 O3 の量が増えAl2 O3 −SiO2 が
80重量%より減少すると浸食量が増加する。このた
め、Al2 O3 −SiO2 の含有率をAl2 O3 とSi
O2 とCr2 O3 の和の80重量%以上98重量%以下
とする。
【0024】このような羽口リングに用いられる原料に
は、単一成分ではないものもあり、また、必ず不純物が
含まれている。このため、Al2 O3 、SiO2 及びC
r2O3 の3成分が100%近くを占める素材を造るこ
とは困難である。しかし、これらの三成分の他に種々の
成分が混入すると諸特性が低下するおそれがある。特
に、灰分の浸食や浸透については微妙である。このた
め、Al2 O3 とSiO2とCr2 O3 の和が全体の9
0重量%以上となるように、原料の配合に意を用いなけ
ればならない。
は、単一成分ではないものもあり、また、必ず不純物が
含まれている。このため、Al2 O3 、SiO2 及びC
r2O3 の3成分が100%近くを占める素材を造るこ
とは困難である。しかし、これらの三成分の他に種々の
成分が混入すると諸特性が低下するおそれがある。特
に、灰分の浸食や浸透については微妙である。このた
め、Al2 O3 とSiO2とCr2 O3 の和が全体の9
0重量%以上となるように、原料の配合に意を用いなけ
ればならない。
【0025】組成の他に、リング材の特性を左右するも
のに気孔率がある。気孔率は機械的強度と共に耐熱スポ
ーリング性能及び灰分の浸透性に影響する。気孔率が8
%以下となると耐熱スポーリング性能が低下して熱衝撃
に耐えられなくなり割れる危険が生じる。又、気孔率が
16%以上となると組織が粗くなり容易に灰分の浸透を
許し、変質層が形成されるとともに機械的強度も低下す
る。このため、気孔率は8〜16%の範囲が望ましい。
のに気孔率がある。気孔率は機械的強度と共に耐熱スポ
ーリング性能及び灰分の浸透性に影響する。気孔率が8
%以下となると耐熱スポーリング性能が低下して熱衝撃
に耐えられなくなり割れる危険が生じる。又、気孔率が
16%以上となると組織が粗くなり容易に灰分の浸透を
許し、変質層が形成されるとともに機械的強度も低下す
る。このため、気孔率は8〜16%の範囲が望ましい。
【0026】次に、羽口リングの内側の表面粗さはRma
x 100S以下であることが望ましい。一般に羽口リン
グは成形されたまま用いられているため、その表面は焼
成したままで、多少の歪、凹凸がある。このため微粉炭
燃焼石の灰分や半燃焼灰分が羽口内面に付着し易い。こ
の灰分の主成分であるFe2 O3 、SiO2 及びCaO
等は、前述したように羽口リングの組織内へ表面から浸
透して2〜6mmの厚さにわたって変質層を形成し、こ
の変質層が更に灰分の付着、堆積を促す。
x 100S以下であることが望ましい。一般に羽口リン
グは成形されたまま用いられているため、その表面は焼
成したままで、多少の歪、凹凸がある。このため微粉炭
燃焼石の灰分や半燃焼灰分が羽口内面に付着し易い。こ
の灰分の主成分であるFe2 O3 、SiO2 及びCaO
等は、前述したように羽口リングの組織内へ表面から浸
透して2〜6mmの厚さにわたって変質層を形成し、こ
の変質層が更に灰分の付着、堆積を促す。
【0027】しかし、羽口リングの内側表面を滑らかに
すると、灰分の初期付着が低減される。そこで、内側表
面を研磨加工により平滑化した羽口リングを用いて、1
t/h程度の微粉炭を吹き込み灰分の初期付着状態を調
べた結果、内表面の粗さが最大粗さRmax100Sを
超えると灰分の付着量が増えることが判明した。そのた
め、羽口リング内側の表面粗さをRmax 100S以下に
限定することが望ましい。ここで、Rmax はJIS B
O601に規定する仕上げ記号による表示方法によっ
た。
すると、灰分の初期付着が低減される。そこで、内側表
面を研磨加工により平滑化した羽口リングを用いて、1
t/h程度の微粉炭を吹き込み灰分の初期付着状態を調
べた結果、内表面の粗さが最大粗さRmax100Sを
超えると灰分の付着量が増えることが判明した。そのた
め、羽口リング内側の表面粗さをRmax 100S以下に
限定することが望ましい。ここで、Rmax はJIS B
O601に規定する仕上げ記号による表示方法によっ
た。
【0028】なお、上に述べた組成の羽口リング材は、
例えば、アルミナ、ムライト、シリコナイト粘土、酸化
クローム等を原料として得られる。これらの原料の成分
を表1に示す。
例えば、アルミナ、ムライト、シリコナイト粘土、酸化
クローム等を原料として得られる。これらの原料の成分
を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の実施の形態】羽口リングの製法を例示すると、
上記原料を粉砕して粒径を整え、水と解膠剤を加えてよ
く混合し、その後脱泡した材料を吸水性鋳型に振動を加
えながら流し込む。この方法は加振充填成形と言われて
いる。成形後鋳型を外し、成形品を乾燥した後、焼成す
ると羽口リングが得られる。
上記原料を粉砕して粒径を整え、水と解膠剤を加えてよ
く混合し、その後脱泡した材料を吸水性鋳型に振動を加
えながら流し込む。この方法は加振充填成形と言われて
いる。成形後鋳型を外し、成形品を乾燥した後、焼成す
ると羽口リングが得られる。
【0031】成形法には、スリップキャスティング法、
CIP法、フリクションプレス法等を用いることがで
き、焼成温度を最高1600℃程度とし、気孔率を8〜
16%にしたリング材が得られる。羽口リングの内面
は、砥石による研磨加工を施せば比較的容易にRmax
100S以下の平滑面が得られる。
CIP法、フリクションプレス法等を用いることがで
き、焼成温度を最高1600℃程度とし、気孔率を8〜
16%にしたリング材が得られる。羽口リングの内面
は、砥石による研磨加工を施せば比較的容易にRmax
100S以下の平滑面が得られる。
【0032】
【実施例】先ず、Al2 O3 とSiO2 の配合割合とリ
ング材の特性との関係を示すため原料を表2に示す配合
比で配合し、組成A〜組成Gの試験材を得た。原料粉末
の粒度調整については、最大粒度径を2mmとし、1m
m以上35%、0.1mm以下50%の粒度構成とし
た。上記配合に際して,水を6重量%、解膠材として酸
性ヘキサメタリン酸ソーダ0.2%を加えた。
ング材の特性との関係を示すため原料を表2に示す配合
比で配合し、組成A〜組成Gの試験材を得た。原料粉末
の粒度調整については、最大粒度径を2mmとし、1m
m以上35%、0.1mm以下50%の粒度構成とし
た。上記配合に際して,水を6重量%、解膠材として酸
性ヘキサメタリン酸ソーダ0.2%を加えた。
【0033】この原料を加振充填成形法により羽口リン
グと、各特性調査用の試験材とを成形し、焼成した。焼
成は最高温度1600℃で行った。灰分の浸食量及び浸
透深さの測定用の試験材は65×65×65mmで、そ
の上部中央に25φ×20mmのブリケット状に成形し
た微粉炭を置き、1400℃で5時間加熱した後に炉内
放冷したものを切断し、その浸食量と浸透深さを測定し
た。
グと、各特性調査用の試験材とを成形し、焼成した。焼
成は最高温度1600℃で行った。灰分の浸食量及び浸
透深さの測定用の試験材は65×65×65mmで、そ
の上部中央に25φ×20mmのブリケット状に成形し
た微粉炭を置き、1400℃で5時間加熱した後に炉内
放冷したものを切断し、その浸食量と浸透深さを測定し
た。
【0034】これらの結果を表2に示す。Al2 O3 ×
100/(Al2 O3 +SiO2 )が60〜90%の範
囲にある試験材C,D,E,Fでは機械的性質及び灰分
浸透浸食試験のいずれにおいても比較的良好な結果が得
られた。
100/(Al2 O3 +SiO2 )が60〜90%の範
囲にある試験材C,D,E,Fでは機械的性質及び灰分
浸透浸食試験のいずれにおいても比較的良好な結果が得
られた。
【0035】次に、表2に示した機械的性質及び灰分浸
食浸透試験が良好であったD材を選び、これにCr2 O
3 を0〜25重量%を添加し前述と同様に試験材を作製
し、同様な試験を行った。その結果を表3に示す。表3
からCr2 O3 が5〜20重量%の範囲では機械的性質
及び灰分浸食浸透試験のいずれにおいても更に良好な結
果が得られた。
食浸透試験が良好であったD材を選び、これにCr2 O
3 を0〜25重量%を添加し前述と同様に試験材を作製
し、同様な試験を行った。その結果を表3に示す。表3
からCr2 O3 が5〜20重量%の範囲では機械的性質
及び灰分浸食浸透試験のいずれにおいても更に良好な結
果が得られた。
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】そこで、表3に示すNo3の成分組成及び
比較材で実用試験のための羽口リングを作製した。羽口
リングの概略の寸法は内径120mm、外径140m
m、長さ350mmである。この実用試験では、灰分付
着開始迄の時間、送風に乱流の生ずる迄の時間、羽口リ
ング再整備迄の時間即ち灰分落としを必要とする迄の時
間、羽口リング再整備所要時間、羽口リング交換迄の耐
用寿命を調べた。また、高炉側の試験条件は、微粉炭吹
き込み量:0.95T/h、風速:230m/s:風
量:200Nm3 /分、熱風温度:1150℃であっ
た。試験の結果を、比較材とともに表4に示す。
比較材で実用試験のための羽口リングを作製した。羽口
リングの概略の寸法は内径120mm、外径140m
m、長さ350mmである。この実用試験では、灰分付
着開始迄の時間、送風に乱流の生ずる迄の時間、羽口リ
ング再整備迄の時間即ち灰分落としを必要とする迄の時
間、羽口リング再整備所要時間、羽口リング交換迄の耐
用寿命を調べた。また、高炉側の試験条件は、微粉炭吹
き込み量:0.95T/h、風速:230m/s:風
量:200Nm3 /分、熱風温度:1150℃であっ
た。試験の結果を、比較材とともに表4に示す。
【0039】
【表4】
【0040】本発明品1、2では、強度、浸透性とも良
好であり、実用試験では、耐用時間180日が得られ
た。内側表面を研磨し平滑化したものとしないものとで
は、平滑化により変質性が向上し、したがって、灰分付
着開始迄の時間が長く、再整備所要時間も少なくなる。
しかし、発明の組成であれば研磨により耐用寿命は変わ
らない。
好であり、実用試験では、耐用時間180日が得られ
た。内側表面を研磨し平滑化したものとしないものとで
は、平滑化により変質性が向上し、したがって、灰分付
着開始迄の時間が長く、再整備所要時間も少なくなる。
しかし、発明の組成であれば研磨により耐用寿命は変わ
らない。
【0041】これに対して、比較品羽口リングの寿命は
90日であり、発明品より著しく劣っていた。また、灰
分が羽口内に付着することにより羽口内を通過する熱風
の流れが層流から乱流により早く変化していた。このよ
うな熱風の乱流は高炉炉内におけるコークス等の円滑な
燃焼反応を妨げるので望ましくない。
90日であり、発明品より著しく劣っていた。また、灰
分が羽口内に付着することにより羽口内を通過する熱風
の流れが層流から乱流により早く変化していた。このよ
うな熱風の乱流は高炉炉内におけるコークス等の円滑な
燃焼反応を妨げるので望ましくない。
【0042】
【発明の効果】以上述べてきたように、この発明による
羽口リングは、Al2 O3 、SiO2、Cr2 O3 の比
率及び気孔率が適切な範囲に調整されており、高温での
強度に優れ、微粉炭の灰分や半燃焼物による浸食、浸透
に耐え、これらが付着し難い。このため、羽口リングと
して実用した場合、灰分の付着開始時間及び耐用寿命が
共に従来品に比べそれぞれ数倍に向上させることができ
た。このように、高炉の操業を妨げることなく安全な稼
働を長期間継続させることを可能としたこの発明の効果
は大きい。
羽口リングは、Al2 O3 、SiO2、Cr2 O3 の比
率及び気孔率が適切な範囲に調整されており、高温での
強度に優れ、微粉炭の灰分や半燃焼物による浸食、浸透
に耐え、これらが付着し難い。このため、羽口リングと
して実用した場合、灰分の付着開始時間及び耐用寿命が
共に従来品に比べそれぞれ数倍に向上させることができ
た。このように、高炉の操業を妨げることなく安全な稼
働を長期間継続させることを可能としたこの発明の効果
は大きい。
【図1】Al2 O3 及びSiO2 とCr2 O3 の組成比
と浸食深さ及び浸食量との関係を示すグラフである。
と浸食深さ及び浸食量との関係を示すグラフである。
【図2】Al2 O3 及びSiO2 とCr2 O3 の組成比
と圧縮強さ及び曲げ強さとの関係を示すグラフである。
と圧縮強さ及び曲げ強さとの関係を示すグラフである。
【図3】Al2 O3 とSiO2 の組成比と浸食深さ及び
浸食量との関係を示すグラフである。
浸食量との関係を示すグラフである。
【図4】Al2 O3 とSiO2 の組成比と圧縮強さ及び
曲げ強さとの関係を示すグラフである。
曲げ強さとの関係を示すグラフである。
【図5】高炉羽口付近の断面の概要図である。
1 羽口リング 2 羽口 3 炉壁 4 熱風管 5 微粉炭吹き込み管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 築地 秀明 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 石井 邦彦 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 有賀 喜久雄 岐阜県瑞浪市土岐町5101 (72)発明者 白石 勝介 神奈川県川崎市川崎区中島2−17−10
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の特徴を備えた羽口リング。 (a)主成分としてAl2 O3 、SiO2 及びCr2 O
3 を含有し、これらの和が全体の90重量%以上であ
り、(b)前記Al2 O3 が、Al2 O3 とSiO2 の
和の60重量%以上90重量%以下を含有し、(c)前
記Al2 O3 とSiO2 の和が、Al2 O3 とSiO2
とCr2 O3 との和の80重量%以上98重量%以下で
あり、(d)気孔率が8%以上16%以下である。 - 【請求項2】 前記羽口リングの内側面の表面粗さがR
max 100S以下である請求項1記載の羽口リング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8052654A JPH09227218A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 羽口リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8052654A JPH09227218A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 羽口リング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09227218A true JPH09227218A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12920854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8052654A Pending JPH09227218A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 羽口リング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09227218A (ja) |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP8052654A patent/JPH09227218A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5411997A (en) | Mud material used for iron tap hole in blast furnace | |
JPS6348828B2 (ja) | ||
JP3977900B2 (ja) | 高炉出銑口閉塞用マッド材 | |
JPS59156969A (ja) | 高炉炉壁の補修用吹付材 | |
JPH09227218A (ja) | 羽口リング | |
JP3312373B2 (ja) | 連続鋳造用ロングノズル | |
JP2779514B2 (ja) | 高炉用羽口 | |
JP2604310B2 (ja) | 流し込み施工耐火物 | |
JP3015305B2 (ja) | 鋼の連続鋳造用ノズル | |
JP2002121065A (ja) | 転炉出鋼口用耐火物 | |
JPH0633179B2 (ja) | 流し込み用不定形耐火物 | |
JPH09235162A (ja) | 高炉用羽口リング及びその製造方法 | |
JP3673961B2 (ja) | 真空脱ガス装置真空槽の内張り構造 | |
TWI833585B (zh) | 連續鑄造用之耐火物及耐火物構件 | |
JPH08259339A (ja) | 混銑車内張り不定形耐火物 | |
JPS6243949B2 (ja) | ||
JPH09296212A (ja) | ガス吹き込みランス | |
JP3714697B2 (ja) | 高炉出銑口 | |
JPH06172044A (ja) | アルミナ・スピネル質キャスタブル耐火物 | |
JP2001089808A (ja) | Rh真空脱ガス炉の内張り構造 | |
JP3238592B2 (ja) | 不定形流し込み耐火物成形体 | |
JPH03115176A (ja) | 圧入施工用耐火物 | |
JPH0725668A (ja) | 流し込み施工用耐火物 | |
JP4475724B2 (ja) | 強度および耐スポール性に優れた密充填構造を有する不定形耐火物の製造方法 | |
JPH0699190B2 (ja) | 非鉄溶融金属用含炭素セラミック複合体 |