JP2604310B2 - 流し込み施工耐火物 - Google Patents

流し込み施工耐火物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属容器の内張り
などに使用する流し込み施工耐火物にする。
【0002】
【従来の技術】溶鋼処理装置として、RH式、DH式な
どの真空脱ガス処理炉が知られている。従来、この真空
脱ガス処理炉の内張りは、主として焼成マグネシア−ク
ロム質煉瓦が使用されている。しかしながら、煉瓦は焼
成時に多量のエネルギーが必要であること、築炉に特殊
技能と多くの工数が要求されるなどの問題がある。ま
た、焼成マグネシア−クロム質煉瓦の場合はクロム含有
物質であるため、環境面から使用後の廃棄処理に問題が
ある。
【0003】そこで、真空脱ガス処理炉の内張りにおい
て、施工の省力化のための不定形耐火物化と、環境保全
から脱クロム材質が強く要求されている。しかし、真空
脱ガス処理炉は操業中、炉内で溶鋼・スラグが激しく撹
拌するために内張りの損耗が著しく、不定形耐火物はも
ちろんのこと、煉瓦材質であっても焼成マグネシア−ク
ロム質煉瓦以外では十分な耐用性が得られないのが現状
である。
【0004】不定形耐火物の材質のひとつとして、アル
ミナ−スピネル質流し込み施工用耐火物が提案されてい
る。例えば、特開平3−174368号公報のアルミ
ナ、スピネルおよびアルミナセメントよりなる材質、特
開平3−23275号公報のアルミナ、スピネルおよび
マグネシアよりなる骨材に非晶質シリカ、アルミナセメ
ント、活性マグネシアを添加した材質などである。これ
らは、不定形耐火物であることによる施工の省力化と、
クロム成分未含有による環境問題の解決に加え、耐食性
にも優れた効果を発揮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、流し込み施工
用耐火物(以下、流し込み材)が実際に使用されている
のは、溶鋼取鍋、タンディシュ、溶銑樋などの内張りで
ある。アルミナ−スピネル質の流し込み材であっても、
使用条件が厳しい真空脱ガス処理炉では十分な耐用性が
得られず、実用化に至っていない。本発明は、従来の流
し込み材の材質改善を図り、真空脱ガス処理炉の内張り
においても十分な耐用性が得られる不定形耐火物を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、軽焼マグネシ
ア0.1〜5重量%、BET比表面積1〜15m/g
の仮焼アルミナ5〜25重量%、残部が焼結または溶融
のアルミナと焼結または溶融のMgO−Al系ス
ピネルとから選ばれる一種または二種を主材とした配合
組成よりなる流し込み施工耐火物である。また、軽焼マ
グネシア0.1〜5重量%、BET比表面積1〜15m
/gの仮焼アルミナ5〜25重量%、焼結または電融
のマグネシア15重量%以下、残部が焼結または溶融の
アルミナと焼結または溶融のMgO−Al系スピ
ネルとから選ばれる一種または二種を主材とした配合組
成よりなる流し込み施工耐火物である。
【0007】流し込み材の結合剤は、一般にアルミナセ
メントが使用されている。流し込み材の使用中、アルミ
ナセメントはその主成分であるAl23やCaOがスラ
グ中のFeOと反応し、耐食性低下の原因となるAl2
3−FeO系あるいは Al23−FeO−CaO 系
の低融点物質を生成する。真空脱ガス処理炉のスラグ
は、Al23やCaOと反応して低融点物質を生成する
FeOの含有量が多く、これが内張りの損耗が著しい原
因のひとつと考えられる。
【0008】これに対し、本発明では結合剤に軽焼マグ
ネシアを使用する。軽焼マグネシアは、水酸化マグネシ
ウムを約800〜1300℃程度で焼成して製造され、
微細結晶が凝集した状態の微粉である。流し込み材の施
工時あるいは乾燥時に、施工水と反応して水酸化マグネ
シウムとなり、施工体を硬化促進する結合剤としての役
割をもつ。
【0009】軽焼マグネシアと共に使用する仮焼アルミ
ナは、微細なコランダム結晶から構成されている。バイ
ヤー法で得られた水酸化アルミニウムを、約1000〜
1400℃の温度で焼成後、解砕して製造される。製造
条件により、粒径その他の性状が異なる。流し込み材の
減水剤および強度付与剤として既に知られている。本発
明における仮焼アルミナは、軽焼マグネシアとの組合せ
によって施工体の結合組織部にMgO−Al23系スピ
ネルを生成し、溶鋼・スラグの浸透防止に効果がある。
【0010】同じマグネシア微粉であっても、粉砕マグ
ネシアでは仮焼アルミナと併用しても前記の効果が得ら
れない。軽焼マグネシアは施工水分との反応で水酸化マ
グネシウムとなり、さらに施工体使用時の加熱を受けて
脱水し、微細で且つ活性なマグネシアとなり、その後、
仮焼アルミナと反応してスピネルを生成する。粉砕マグ
ネシアは、表面性状の違いからか施工水分との反応性に
劣り、軽焼マグネシアのような効果はない。
【0011】仮焼アルミナは、その製造条件によって、
粒子径、結晶粒径、密度などが異なる。本発明では、B
ET法で測定した比表面積が1〜15m2/g の仮焼ア
ルミナを使用したことで、溶鋼・スラグ浸透防止の効果
がさらに顕著なものとなる。BET比表面積がこの範囲
内の仮焼アルミナは、軽焼マグネシアとの反応によるス
ピネル生成が800℃の低温域から開始されることによ
り、マトリックス部のスピネル結合がより完全なものに
なる。その形状は球状に近いほど好ましい。
【0012】軽焼マグネシアは、前記に示したように、
施工体を硬化促進する結合剤としての役割をもつが、常
温下での強度付与効果は小さく、施工体の移動に伴う衝
撃でキレツ発生などの問題がある。これに対し、本発明
では、BET比表面積1〜15m2/gの仮焼アルミナ
が軽焼マグネシアとのなじみがよく、組織が緻密化し、
施工体の常温強度が大幅に向上する。
【0013】本発明では、使用時の高温下で軽焼マグネ
シアと仮焼アルミナが反応し、冷却時に施工体組織が収
縮する。流し込み材の施工体は一体構造であり、収縮す
るとキレツが発生し、寿命低下の原因となる。本発明で
は、その対策として、焼結または電融のマグネシアを1
5重量%以下、好ましくは1〜10重量%配合してもよ
い。
【0014】焼結または電融のマグネシアは仮焼アルミ
ナとの反応でスピネルが生成し、その際の体積膨脹によ
って収縮を抑え、キレツ発生を防止する効果がある。マ
グネシアの配合によるこの効果を十分に発揮させるに
は、その粒径は粗い方が好ましく、例えば0.1mm以
上とする。焼結または電融のマグネシアの配合割合が1
5重量%を超えるとスピネル生成過多により組織崩壊を
招き、耐食性が低下する。
【0015】なお軽焼マグネシアは、仮焼アルミナとの
反応が著しく、その配合によって施工体は使用時の加熱
を受けてスピネル生成に伴う体積膨脹を示すが、冷却後
は残存膨脹率がマイナスになり、キレツ発生の原因とな
る。
【0016】本発明において、軽焼マグネシアの配合割
合は、0.1重量%未満では結合部のスピネル生成量が
不十分となり、耐食性および耐スラグ浸透性に劣る。5
重量%を超えると、施工に必要な水分量が多くなって施
工体組織が多孔質化することに加え、仮焼アルミナとの
反応によるスピネル生成時の体積膨張による組織崩壊を
招き、耐食性および耐スラグ浸透性に劣る。
【0017】仮焼アルミナは、BET比表面積が1m2
/g 未満では軽焼マグネシアとの反応によるスピネル
生成量が少ないために耐スラグ浸透性に劣る。15m2
/g を超えると、仮焼アルミナが軽焼マグネシアの外
周を覆い、軽焼マグネシアの水和反応を阻害して施工体
の強度が低下する。BET比表面積のさらに好ましい範
囲は、1〜10m2/gである。仮焼アルミナの配合割
合は、5重量%未満では結合部のスピネル生成量が不十
分となり、耐スラグ浸透性および耐食性に劣る。25重
量%を超えると、過焼結となって耐スポーリング性が低
下する
【0018】骨材として使用する焼結または溶融のアル
ミナ、焼結または溶融のMgO−Al23系スピネル
は、配合割合、粒度構成ともに従来材質と同様でもよ
い。配合割合は、骨材として、例えば10〜80重量%
とする。骨材の最大粒子径は一般には3〜5mmである
が、その一部を、粒径5mm以上の粗大粒子にしてもよ
い。焼結または溶融のMgO−Al23系スピネルは、
スピネル中のMgO成分が3〜35重量%の範囲のもの
が好ましく、スピネルとコランダムが共存するものでも
よい。
【0019】施工時の流動性付与のために添加する分散
剤、硬化調整剤などの種類、添加量などは、従来の流し
込み材と同様である。解こう剤としては、例えばトリポ
リリン酸ソーダ、ヘキサメタリン酸ソーダ、ウルトラポ
リリン酸ソーダ、酸性ヘキサメタリン酸ソーダ、ホウ酸
ソーダ、炭酸ソーダなどの無機塩、クエン酸ソーダ、酒
石酸ソーダ、ポリアクリル酸ソーダ、スルホン酸ソーダ
などの有機塩から選ばれる一種または二種以上が使用で
きる。添加量は、前記した流し込み材の配合組成全体に
対する外掛けで、0.001〜1重量%が好ましい。
【0020】硬化調整剤としては、例えばホウ酸、ホウ
酸アンモニウム、ウルトラポリリン酸ソーダ、炭酸リチ
ウムなどから選ばれる1種または2種以上を例えば外掛
け0.01〜1.0重量%添加する。
【0021】さらに、本発明の効果を損なわない範囲に
おいて、ガラス粉、金属粉、炭素粉、ピッチ粉、ジルコ
ン、ジルコニア、シリカフラワー、ファイバー類、アゾ
ジカルボンアミド、4・4´−オキシビスベンゼンスル
ホニルヒドラジドなどを添加してもよい。
【0022】軽焼マグネシアは、施工水と反応し、水酸
化マグネシウムとなって結合剤としての働きをもつが、
乾燥時あるいは使用中の加熱を受けて水酸化マグネシウ
ムが分解する際、施工体の強度が低下する。ガラス粉を
添加すると、その溶解時の粘性により、約400〜10
00℃での施工体強度が向上し、水酸化マグネシウムが
際の強度低下の問題が解消される。
【0023】ガラス粉の具体的な種類は、ホウケイ酸ガ
ラス、ホウ酸ガラス、ケイ酸ガラス、リン酸ガラスなど
から選ばれる一種または二種以上が使用できる。軟化温
度が例えば1000℃以下の低いものが好ましい。添加
量は、0.1〜5重量%である。ガラス粉は低融点物質
であるために、添加量が多くなり過ぎると耐食性が低下
する。
【0024】流し込み施工用耐火物は、施工硬化後、乾
燥して使用される。この加熱乾燥を急激な昇温によって
行うと、施工水分の水蒸気による乾燥爆裂が生じる。ア
ゾジカルボンアミドまたは4・4´−オキシビスベンゼ
ンスルホニルヒドラジドを添加することにより、ガスの
発生で施工体に連続気孔を形成し、乾燥爆裂を防止する
効果がある。
【0025】また、このアゾジカルボンアミドまたは4
・4´−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジドの添
加は、軽焼マグネシアの水和反応を促進し、施工体の強
度を向上させる効果もある。その添加量は、外掛けで
0.01〜2重量%が好ましい。2重量%を超えると施
工体が多孔質化し、耐食性に劣る。
【0026】施工は常法どおり、以上の配合組成に外掛
けで4〜8重量%程度の水分を添加し、型枠を用いて流
し込み施工される。施工の際には充填性を向上させるた
め、一般には型枠バイブレーターを取付けるか、あるい
は耐火物中に棒状バイブレーターを挿入する。
【0027】本発明の流し込み材は、FeO含有量の多
いスラグが存在するRH式、DH式などの真空脱ガス処
理炉の内張りに効果的であるが、これに限らず、転炉、
取鍋、混銑車、ガス吹き込みランスなどの耐火物部材と
して使用できる。
【0028】
【実施例】以下に、本発明の実施例とその比較例を示
す。表1は、各例で使用した配合原料の品質である。表
2は、各例の配合組成と施工体の試験結果を示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】焼成マグネシア−クロム質煉瓦を除いた各
例は、分散剤としてヘキサメタリン酸ソーダを外掛け
0.1重量%と適量の施工水分を添加し、型枠内に振動
鋳込み成形し、200℃×24時間で乾燥後、試験し
た。試験方法は次のとおりである。
【0033】曲げ強さ;縦40×横40×長さ160m
mに流し込み成形した試験片を200℃×24時間で乾
燥後、100mmのスパンで測定した。 膨脹線変化率;1500℃×3時間焼成後、JIS−R
2553に準じて測定した。 耐スポーリング性;1400℃雰囲気で15分間加熱し
た後、ファンを用いて強制空冷し、これをくり返し、剥
落するまでの耐用回数を求めた。 耐食性;重量比で鋼片:スラグ(FeO含有量;20重
量%)=80:20を侵食剤とし、1600℃×3時間
の回転侵食試験を行い、溶損寸法を測定した。 耐スラグ浸透性;前記の条件で回転侵食試験を行った
後、スラグ浸透寸法を測定した。 実機試験;RH式真空脱ガス炉の下部槽に内張りとして
使用し、50チャージ使用後、その侵食寸法を求めた。
【0034】本発明実施例は、いずれの試験においても
良好な結果を示す。また、実機試験では、焼成マグネシ
ア−クロム質煉瓦に比べてほぼ同等の成績が得られた。
【0035】これに対し、仮焼アルミナが少ない比較例
1、仮焼アルミナが多い比較例2および比表面積が大き
い仮焼アルミナを使用した比較例3は、耐食性および耐
スラグ浸透性に劣る。
【0036】比較例4は、結合剤にアルミナセメントを
使用した従来タイプの材質であり、曲げ強度は大きい
が、スラグとの反応が早く耐食性に劣る。また、アルミ
ナセメントのCaO成分による過焼結で耐スポーリング
性が低下する。比較例5はアルミナセメントとBET比
表面積が本発明の範囲内にある仮焼アルミナを使用した
ものであり、強度が大きいが、スラグとの反応が早く耐
食性に劣る。また、アルミナセメントのCaO成分によ
る過焼結で耐スポーリング性が低下する。
【0037】比較例6は、軽焼マグネシアが多く、耐食
性および耐スラグ浸透性に劣る。比較例7は、焼結マグ
ネシアが多く、スピネル生成に伴う体積膨脹によって組
織がぜい弱化し、耐食性および耐スラグ浸透性に劣る。
【0038】比較例8は、焼成マグネシア−クロム質煉
瓦であり、耐食性は格段に優れているが、スラグの浸透
と耐スポーリング性に劣る。その結果、実機試験の結果
では、本発明実施例と同等程度の耐用性である。
【0039】図1は、仮焼アルミナのBET比表面積
と、施工体の耐食性および耐スラグ浸透性の関係を示す
グラフである。
【0040】図中、「軽焼マグネシア配合品」は、実施
例7の配合組成の流し込み材において、仮焼アルミナの
BET比表面積だけを変化させたものである。このグラ
フから、BET比表面積が本発明の範囲内の仮焼アルミ
ナを配合した材質が、耐食性および耐スラグ浸透性に優
れていることがわかる。
【0041】本発明の流し込み材は、製鉄産業におけ
る、真空脱ガス炉、真空脱ガス炉用浸漬管、転炉、取
鍋、タンディッシュ、CAS装置、フリーボード、ガス
吹き込み用ランスなどの耐火物部材として使用される。
【0042】
【発明の効果】このように、本発明の流し込み材は、耐
食性および耐スラグ浸透性に優れ、その結果、使用条件
が特殊でしかも厳しい真空脱ガス処理炉の内張りとして
使用しても、焼成マグネシア−クロム質煉瓦と比較して
そん色のない耐用性が得られる。従来、焼成マグネシア
−クロム質煉瓦は、使用条件が厳しい真空脱ガス処理炉
の内張りとして唯一の耐火物である。しかし、高温焼成
に伴う製造コストの上昇、煉瓦であるために施工に熟練
を要すること、クロム含有原料の使用による環境汚染な
どの問題がある。本発明の流し込み耐火物は、不定形耐
火物でしかもクロム含有原料を使用しないことにより、
焼成マグネシア−クロム質煉瓦などがもつ前記の問題を
一挙に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮焼アルミナのBET比表面積と、施工体の耐
食性および耐スラグ浸透性の関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 清弘 兵庫県高砂市荒井町新浜1−3−1 ハ リマセラミック株式会社内 (72)発明者 西脇 均 兵庫県高砂市荒井町新浜1−3−1 ハ リマセラミック株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽焼マグネシア0.1〜5重量%、BE
    T比表面積1〜15m2/g の仮焼アルミナ5〜25重
    量%、残部が焼結または溶融のアルミナと焼結または溶
    融のMgO−Al23系スピネルとから選ばれる一種ま
    たは二種を主材とした配合組成よりなる流し込み施工耐
    火物。
  2. 【請求項2】 軽焼マグネシア0.1〜5重量%、BE
    T比表面積1〜15m2/g の仮焼アルミナ5〜25重
    量%、焼結または電融のマグネシア15重量%以下、残
    部が焼結または溶融のアルミナと焼結または溶融のMg
    O−Al23系スピネルとから選ばれる一種または二種
    を主材とした配合組成よりなる流し込み施工耐火物。
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