JPH09227121A - 微粉水酸化カルシウムの製造方法および製造装置 - Google Patents
微粉水酸化カルシウムの製造方法および製造装置Info
- Publication number
- JPH09227121A JPH09227121A JP33725696A JP33725696A JPH09227121A JP H09227121 A JPH09227121 A JP H09227121A JP 33725696 A JP33725696 A JP 33725696A JP 33725696 A JP33725696 A JP 33725696A JP H09227121 A JPH09227121 A JP H09227121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digester
- temperature
- calcium hydroxide
- water
- calcium oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L calcium dihydroxide Chemical compound [OH-].[OH-].[Ca+2] AXCZMVOFGPJBDE-UHFFFAOYSA-L 0.000 title claims abstract description 55
- 239000000920 calcium hydroxide Substances 0.000 title claims abstract description 55
- 229910001861 calcium hydroxide Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 55
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 24
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 54
- ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Inorganic materials [Ca]=O ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 31
- 239000000292 calcium oxide Substances 0.000 claims abstract description 29
- 238000006703 hydration reaction Methods 0.000 claims abstract description 29
- BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Chemical compound [O-2].[Ca+2] BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 26
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims abstract description 20
- 239000000376 reactant Substances 0.000 claims abstract description 17
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000036571 hydration Effects 0.000 claims abstract description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims abstract description 3
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims abstract description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 24
- 239000000047 product Substances 0.000 claims description 22
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 19
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 11
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 claims description 6
- 239000008400 supply water Substances 0.000 claims 1
- 230000009257 reactivity Effects 0.000 abstract description 7
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 abstract description 6
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 abstract description 4
- 239000011362 coarse particle Substances 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 235000011116 calcium hydroxide Nutrition 0.000 description 41
- 235000012255 calcium oxide Nutrition 0.000 description 21
- 229940087373 calcium oxide Drugs 0.000 description 19
- 230000029087 digestion Effects 0.000 description 18
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 12
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
- 229910000041 hydrogen chloride Inorganic materials 0.000 description 7
- IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N hydrogen chloride Substances Cl.Cl IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- -1 that is Chemical compound 0.000 description 4
- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical compound [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 description 2
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 2
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001079 digestive effect Effects 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000002912 waste gas Substances 0.000 description 2
- 238000000209 wet digestion Methods 0.000 description 2
- 235000019738 Limestone Nutrition 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000001354 calcination Methods 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 1
- 238000006298 dechlorination reaction Methods 0.000 description 1
- 239000008367 deionised water Substances 0.000 description 1
- 229910021641 deionized water Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 238000007429 general method Methods 0.000 description 1
- 239000006028 limestone Substances 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000013508 migration Methods 0.000 description 1
- 230000005012 migration Effects 0.000 description 1
- 239000002480 mineral oil Substances 0.000 description 1
- 235000010446 mineral oil Nutrition 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000010517 secondary reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
性が高い水酸化カルシウムを製造する。 【解決手段】 原料の混合・撹拌・解砕能力の高い消化
機中で、酸化カルシウムに複数のノズルから消化水を添
加し、同時に反応物の温度を複数の箇処で測定して供給
水量を調節することによって反応物の温度を100〜1
10℃の範囲に維持し、急激な水和反応を抑制する。
Description
って反応性の高い水酸化カルシウムの製造方法および製
造装置に関する。
な方法は、「消化機」とよばれる一次反応槽内で、生石
灰すなわち酸化カルシウムに理論水和量の2倍前後の水
を加え、続いて「熟成機」とよばれる二次反応槽内でゆ
っくり撹拌して、均一化をはかるとともに過剰の水分を
除去し、消石灰すなわち水酸化カルシウムとする、いわ
ゆる乾式消化法である。
く、従って製品水酸化カルシウムの粒度が広い範囲に分
布することである。 その原因としては、水和反応が急
速に進行するため結晶面が平均して成長せず、二次的に
発生する表面エネルギーが凝集をひきおこし、粗大な粒
子ができるためと考えられている。
下に水和を行なう、いわゆる湿式消化法は、液相から水
酸化カルシウムを晶出させる方法であり、水の分散作用
もあって、微細な粉末を与える。 しかし、湿式消化を
行なって乾燥水酸化カルシウムを得るには乾燥工程を必
要とし、そのためのエネルギー消費が多量であるばかり
か、乾燥時に凝集固化したものを粉砕する必要が生じる
こともあり、粉体を得ようとする場合には、有利な方法
ではない。
カルシウムに対する需要は、増大しつつある。
エネルギーおよび工程数の面から有利な乾式消化法にお
いて、生成する水酸化カルシウム粒子の凝集を避け、粗
大な粒子が生成しないようにして水酸化カルシウムを製
造し、それにより、微細であって反応性が極めて高い製
品を得ることが可能な製造方法を提供することにある。
供することもまた、本発明の目的のひとつである。
の実施に当って、一時的な中断があったのち装置の運転
を再開するときに、時間および原料のロスを実質上ゼロ
に近い最小限に止めることができるような製造方法と、
そのための装置とを提供することも包含される。
シウムの製造方法は、消化機中で酸化カルシウムに水を
加えて水和反応を行なうことにより水酸化カルシウムを
製造する方法において、原料酸化カルシウムを消化機の
一方の端に送給し、これを混合・撹拌・解砕しつつ他方
の端に向けて移動させ、その移動経路上に設けた複数の
ノズルから水を供給するとともに反応物の温度を測定
し、測定された温度にもとづいて各ノズルから供給する
水量を調節することにより、反応物の温度を100〜1
10℃の範囲内に維持しつつ水和反応を進め、かつ水和
反応熱により発生した水蒸気を系外に排出することによ
り消化機内が加圧されることを防ぎ、水蒸気による水和
を最小限に抑えるとともに反応物の温度の維持を容易に
しつつ操業することを特徴とする。
の、微細であって反応性の極めて高い水酸化カルシウム
粉末を製造する装置は、図1および図2に示すように、
一方の端に、原料酸化カルシウムの送給口(11)を有
し他方の端に製品水酸化カルシウムの排出口(12)を
有するとともに消化水が蒸発して生じる水蒸気の出口を
設けた筒状の反応槽の形をした消化機(1)の内部に、
粉体を混合・撹拌・解砕しつつ移送し、移送方向の一部
において逆送機能を有し、それによって反応物のバック
ミキシングを可能にした移送手段(13)をそなえ、か
つ移送経路上に複数の水供給ノズル(3:3A,3B,
3C,…)を設けるとともに反応物の温度を測定する複
数の温度センサー(4:4A,4B,4C,…)を設け
てなる消化機(1)に、温度センサーが測定した温度のデ
ータにもとづいて水供給ノズルからの水量を調節するコ
ントロール手段(5)を付加したことを特徴とする。
ウムを容れてある原料ホッパー、(6B)は消化水タン
ク、(6C)はその定量送給装置、(7)は水酸化カル
シウムを受けとる製品ホッパーである。
(1)の上方に直結してバッグフィルター(8)を設
け、水和反応熱により発生した水蒸気を直ちに系外へ逸
出させるとともに、酸化カルシウムおよび水酸化カルシ
ウムの粉末は系へ戻るように構成するとよい。
に、反応槽の内壁に、移送手段とは別個に、高速で回転
する混合・撹拌・解砕用の羽根(9)を、好ましくは複数
箇、そなえるとよい。
おいて逆送機能を有し、それによって反応物のバックミ
キシングを可能にすることは、均一な水和を行なう上で
有効である。
明の方法は、停止期間の長短によって、二つの態様があ
る。 そのひとつは、停止期間が比較的長く、たとえば
半日以上数日に及ぶ場合であって、上記した微粉水酸化
カルシウムの製造において、消化機の運転を一時的に停
止した場合に、運転再開に先立って消化機を外部から加
熱して、消化機およびその内容物の温度を100℃以上
に上昇させ、その後に原料酸化カルシウムおよび水を供
給して運転を再開し、直ちに定常運転状態に復帰できる
ようにしたことを特徴とする。
とえば数時間以内の場合であって、上記した微粉水酸化
カルシウムの製造において、消化機の運転を一時的に停
止した場合に、消化機を外部から加熱し続けて消化機お
よびその内容物の温度を100〜110℃の範囲の温度
に保持しておき、原料酸化カルシウムおよび水を供給し
て運転を再開し、直ちに定常運転状態に復帰できるよう
にしたことを特徴とする。
を実施するのに適した装置は、消化機を構成する筒状の
反応槽の外壁に加熱手段をそなえ、運転停止後に消化機
を加熱してその内容物の温度を維持または上昇できるよ
うに、具体的には100〜110℃の温度を維持し、ま
たはそれより低い温度たとえば常温から100℃に速や
かに上昇できるようにしたものである。
ネルギーを消費しても、消化機とその内容物の温度を維
持しておくことにより、運転の再開が即座に行なえる。
運転停止期間が長くなると、その間中消化機を加熱し
続けることは加熱エネルギーの消費量の増大を招いて不
経済になるので、運転再開の予定が定まったところで加
熱をはじめる方が有利である。 加熱開始から運転再開
までに要する時間は、単位時間に投入できるエネルギー
量によって異なり、それが大きいほど短時間で運転再開
が可能である。 しかし、より大きい投入エネルギーは
より大きい加熱容量を、従ってより高い投資額を必要と
する。
は、電熱や燃焼ガスなど任意であるが、温度のコントロ
ールが容易であるという観点から、図3に示すように、
ジャケット(14)に熱媒体を通す態様が好ましい。
熱媒体は、ヒーター(21)、ポンプ(22)および温
度センサー(23)を配管で連絡した熱媒体加熱循環手
段(2)により適切な温度を与えられて、ジャケットを
流れる。
ず、経済性、入手しやすさ、メンテナンスの都合などの
観点から選択すればよい。 耐熱性鉱油は、好適な例の
ひとつである。
は、既知の技術に従って実施すればよい。 たとえば、
製作や保守、交換を容易にし、かつ熱媒体の流動を均一
にするため、流路をいくつかに分割したり、ガイド板を
設けたりすることが推奨される。 図3に示した装置
は、ジャケットに入る熱媒体の温度を測定してヒーター
の加熱条件をコントロールする構成であるが、ヒーター
からジャケット入口までの熱媒体温度の低下がほとんど
無視できるか、またはほぼ一定である場合は、ジャケッ
トの出口側の熱媒体温度を測定して、ヒーターの加熱条
件をコントロールすることもできる。
応物は局部的に高温に達する。このため、水和反応が急
激に進行し、前記した粒子の凝集と粗大化が進行するも
のと考えられる。 また、乾式消化においては、反応熱
で加えた水の一部が蒸発して飛散するにもかかわらず、
水和反応が完了することから、消化の大部分は水蒸気に
より行なわれると考えられている。
化カルシウムに必要量の水を消化槽で一気に添加して、
酸化カルシウムと水とが不均一な混合状態であっても消
化反応が進むにまかせ、続いて熟成槽において、局部的
に過剰であった水を局部的に不足(水和が不完全)なと
ころに移し、全体としてほぼ均一な水和が達成されるよ
うにしたものである。
たらす粒子の凝集および粗大化を避けるため、系の温度
を100〜110℃の範囲内に維持することにした。
下限の100℃は常圧で過剰な水分を除去するために必
要であり、上限の110℃は、水蒸気による消化を最少
限に抑え、粒子の凝集・粗大化を防ぐ上での限界であ
る。
ルするため、本発明では水を一気に添加せず、原料酸化
カルシウムが消化機内を移送されて行く経路上で、複数
のノズル(3A,3B,3C…)から少しずつ添加する
とともに、反応物の温度を移送経路上の複数の点で温度
センサー(4A,4B,4C…)により測定し、対応す
るノズルからの供給水量をコントロールする。 これは
たとえば、図2において符号(4B)で示される温度セ
ンサーの示度が107℃を超えたときはノズル(3B)
の供給水量を温度を下げる方向すなわち水量減少の方向
にコントロールするような設定をコントロール手段
(5)に対して行なっておくことにより実現する。 測
定温度と供給水量との間にあるべき関係は、使用する原
料酸化カルシウムの粒子サイズ、残存CO2 量、活性度
などによって多少異なるので、実施に当って必要ならば
多少の実験をして定める。 原料酸化カルシウムについ
ていえば、活性度のあまり低いものは、一般に結晶が大
きく、比表面積および気孔率は小さいため水和反応性が
低く、消化原料としては好適といえない。 逆に、活性
度の高すぎるものは水和反応が速すぎて、本発明で意図
する温度コントロールが困難である。
ば、まず、水和熱により発生した水蒸気を消化機の上方
でこれに直結したバッグフィルターに導いて系外に排出
すると、消化機内に水蒸気が滞留したり内部で移動した
りすることが少なくなり温度コントロールが容易になる
とともに、水蒸気消化が最小限に抑えられる。 水蒸気
に伴われて上昇した水酸化カルシウムまたは微量の酸化
カルシウムの微粉末は、バッグフィルターで捕集されて
系に戻ることはいうまでもない。
って、反応物の十分な混合および撹拌は必要不可欠であ
る。 従って、粉末を移送するための移送手段は混合・
撹拌の能力が高いことが求められる。 しかし混合・解
砕を確実にするためには、この移送手段とは別に、消化
機の内壁に、高速で回転する混合・解砕用の羽根(2〜
8枚組)を、好ましくは移送手段の軸方向の左右に少な
くとも一対はそなえた装置を使用するとよい。 それに
より、表面だけが消化された酸化カルシウムの塊ができ
ても、この羽根でバラバラにされ、後続のノズルから供
給される消化水の均一な分散が助けられる。
え、それによって消化機内で一部の反応物だけが出口方
向に向って短時間で流れ出すことを防ぎ、反応物のバッ
クミキシングが行なわれるようにすることも、混合・撹
拌のための特別の手段をそなえることと並んで有用であ
る。
拌・解砕を行ないつつ順次水和を進めることにより、従
来技術のように熟成機を使用することなく、水酸化カル
シウムを得ることができる。 水酸化カルシウムは、消
化機の他方の端から排出され、スクリーンを通ったの
ち、製品となる。 消化機の排出口(12)は、スライ
ドを調整することによりオーバーフロー量を任意にコン
トロールできるエンドプレート型が適当である。
石灰すなわち酸化カルシウムを原料とした場合、その1
00重量部に対して、通常、50〜80重量部の消化水
が添加されて、微細で反応性の高い水酸化カルシウムが
得られる。 後記する例に示すように、本発明によれば
10μm以下の微粉を80%以上含むものが容易に得ら
れ、これを分級すれば、たとえば全量が10μm以下で
あるような製品を、簡単かつ高収率で得ることができ
る。
点検や修理を行なう場合に限らず、原料である酸化カル
シウムの供給や製品である水酸化カルシウムの処理にト
ラブルが生じたときにも必要になる。 運転を停止して
水和反応熱が発生しなくなると、消化機もその内容物も
冷え、温度は常温にまで低下する。 運転を再開したと
き、水和反応熱の大部分は残留反応物や消化機に奪われ
て、所定の温度に達するまでかなりの時間がかかる。
この間の製品の多くは、規格に合致した品質レベルに達
しないので、廃棄せざるを得ない。 とくに冬の厳寒期
には、消化機や付属設備に消化物が付着して、運転の再
開を妨げることがある。
り、さらには生産計画に狂いが出たりするので、運転停
止時には消化機の内容物をすべて払い出した方がよい。
消化機内が空の状態で運転を再開したときは、まず適
正な量と温度の反応物浴を形成しなければならないか
ら、所定量の酸化カルシウムを投入するとともに、それ
に対応する量の消化水を注入し、全体を撹拌して消化を
はかる。 消化が完全に行なわれて意図した反応物浴が
形成されれば、以後は原料と消化水を連続的に供給して
定常状態の運転に入る。 定常運転開始後に生成した反
応物は目標とする品質レベルにあるが、それ以前の製品
は合格するとは限らず、操業時間のロスと歩留りの低さ
とは、根本的には改善されない。
容物の払い出しを行なわないで済めば、操業を簡単にで
きて有利である。 また、運転再開時に直ちに定常的な
運転に入れれば、規格外の製品はほとんど発生しない。
本発明に従って、運転停止後、運転再開に先立って消
化機を外部から加熱してその内容物の温度を上昇させて
から原料の供給をするか、または加熱を続けて内容物の
温度を維持しておくことにより、再開後ごく短時間で定
常運転の状態に戻って、安定な連続運転が可能になる。
その結果、生産性と歩留りの向上がもたらされる。
の構造を示した装置(5本のノズルと5箇の温度センサ
ーとをそなえる)を使用して、粒度−20mmの酸化カル
シウムを消化した。 各温度センサーの読みに応じて対
応するノズルの給水量を調節し、消化機内の温度を10
5±2℃に保持した。
これを気流分級機を用いて分級して得られた製品につい
て、粒度分布を測定した。 分級前のものは85%以上
が10μm以下であり、分級して微粉を集めたものは全
量が10μm以下であった。累積体積%のグラフを、市
販のJIS特号消石灰のそれと比較して図3に示す。
めやすとして、塩化水素ガス除去率および電気伝導度を
測定した。 それぞれの試験法を、下に記す。
率)内径8.5mmの管内に水酸化カルシウム約50mgを
充填し、これにHClを0.4容量%、水蒸気を50容
量%含有する200℃の混合ガスを、流速が4.4m/m
inとなる条件下に20分間通し、出口におけるHClガ
スの濃度を測定して除去率を算出する。
ン水に水酸化カルシウムのスラリーを、濃度が約0.8
g/lとなるように瞬時に投入し、時間の変化に伴う電
気伝導度の上昇を追跡する。 最大電導度(飽和時)の9
0%および99%に達するまでの時間をもって、データ
とする。
石灰と比較して、下に示す: 本発明実施例 JIS特号消石灰 HClガス除去率(%) 98.0 79.6 電気伝導度(sec) 90%到達時間 3 22 99%到達時間 12 135 本発明の製品は、水に対する溶解も非常に速やかであ
り、ガス中のHClに対する反応性は高い。
消化機を使用して、運転の停止と再開を行なった。 こ
の装置は直径1m、長さ4mで、1時間あたり7トンの
微粉水酸化カルシウム製造能力を有する。 消化機の直
胴部から両端の鏡板部の全体にわたって(バッグフィル
ターとの接続部は除く)、オイル用ジャケットを設けて
ある。 ジャケットは流動スリット幅(消化機外壁とジ
ャケット内壁との間隔)15mmで、長手方向に3分割
してある。 ここに、熱媒体としてA重油を最大25m
3/hrに流通させた。
しをし、装置が常温まで冷えた場合の再開時に定常状態
に戻るまでの反応物と消化機の温度変化は、図5に示す
とおりであって、目標とする反応物溶が形成される(A
点)まで37分間、完全な定常状態を回復し、目標とす
る品質レベルの製品が得られるようになる点(B点)に
達するまでには、56分間を要した。
た消化機の温度を定常運転に最適の105±2℃に維持
した場合は、図6に示すように、再開当初若干の温度低
下が生じたが、3分余りで回復し、再開時の生成物も含
めて、品質はすべて目標とするレベルに達していた。
た酸化カルシウムの消化を停止し、消化機の内容物を入
れたまま、内部の温度の変化を追跡した。 結果はつぎ
のとおりで、16時間後に周囲温度と等しくなった: 運転停止後(分) 0 100 250 960 温 度 (℃) 104 55 30 16…室温。
ら、消化機のジャケットに温度180℃のオイルを流通
させ、加熱を開始した。 それと同時に、消化機の移送
手段をゆっくりと回転させて、内容物の温度の平均化を
はかった。
の5カ所に設置した温度センサーすべてのよみが100
℃に達したので、オイル加熱を停止した。 移送手段
は、そのまま運転し続けた。
を開始した。 消化機の内容物の温度は、原料投入時に
若干ゆらぎをみせたが、5分以内に完全に定常状態に復
帰し、以後は順調に操業を継続することができた。
らべたところ、未消化物がわずか多い傾向を示したが、
問題となるレベルではなく、規格に合致した製品であっ
た。
応性が高い水酸化カルシウムが製造できる。 このよう
な水酸化カルシウムの粉末は、あらゆる用途に使いやす
い。ガス中のHClの除去率が高いことは、廃ガスたと
えばゴミ焼却炉の廃ガス中に吹き込んで乾式の脱塩素を
行なう用途に好適であることを示す。
ついて、全体の構成を示す概念図。
を示した縦断面図。
おいて、消化機に温度維持のための加熱手段を設けた態
様を説明するための系統図。
シウムの粒度分布を、市販品と比較して示したグラフ。
実施し、消化機の運転をいったん停止したのち再開した
ときの、温度の変化を示したグラフ。
おいて、消化機の運転の停止および再開を、好ましい態
様に従って実施したときの、温度の変化を示した図5に
対応するグラフ。
送手段 14 ジャケット 2 熱媒体加熱循環手段 21 ヒーター 22 ポンプ 23 温
度センサー 3(3A,3B,3C,…) 水供給ノズル 4(4A,4B,4C,…) 温度センサー 5 コントロール手段 6A 原料ホッパー 6B 消化水タンク 7 製品ホッパー 8 バッグフィルター 9 混合・撹拌・解砕羽根
Claims (8)
- 【請求項1】 消化機中で酸化カルシウムに水を加えて
水和反応を行なうことにより水酸化カルシウムを製造す
る方法において、原料酸化カルシウムを消化機の一方の
端に送給し、これを混合・撹拌・解砕しつつ他方の端に
向けて移動させ、その移動経路上に設けた複数のノズル
から水を供給するとともに反応物の温度を測定し、測定
された温度にもとづいて各ノズルから供給する水量を調
節することにより、反応物の温度を100〜110℃の
範囲内に維持しつつ水和反応を進め、かつ水和反応の発
熱により発生した水蒸気を系外に排出することにより消
化機内が加圧されることを防ぎ、水蒸気による水和を最
小限に抑えるとともに反応物の温度の維持を容易にしつ
つ操業することを特徴とする微粉水酸化カルシウムの製
造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法による微粉水酸化
カルシウムの製造において、消化機の運転を一時的に停
止した場合に、運転再開に先立って消化機を外部から加
熱して消化機およびその内容物の温度を100℃以上に
上昇させ、その後に原料酸化カルシウムおよび水を供給
して運転を再開し、直ちに定常運転状態に復帰できるよ
うにしたことを特徴とする微粉水酸化カルシウムの製造
方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法による微粉水酸化
カルシウムの製造において、消化機の運転を一時的に停
止した場合に、消化機を外部から加熱し続けて消化機お
よびその内容物の温度を100〜110℃の範囲の温度
に保持しておき、原料酸化カルシウムおよび水を供給し
て運転を再開し、直ちに定常運転状態に復帰できるよう
にしたことを特徴とする微粉水酸化カルシウムの製造方
法。 - 【請求項4】 一方の端に原料酸化カルシウムの送給口
を有し他方の端に製品水酸化カルシウムの取出口を有す
るとともに消化水が蒸発して生じる水蒸気の出口を設け
た筒状の反応槽の内部に、粉体を混合・撹拌・解砕しつ
つ移送し、移送方向の一部において逆送機能を有し、そ
れによって反応物のバックミキシングを可能にした移送
手段をそなえ、かつ移送経路上に複数の水供給ノズルを
設けるとともに反応物の温度を測定する複数の温度セン
サーを設けてなる消化機に、温度センサーが測定した温
度のデータにもとづいて水供給ノズルからの水量を調節
するコントロール手段を付加したことを特徴とする微粉
水酸化カルシウムの製造装置。 - 【請求項5】 消化機の上方に直結してバッグフィルタ
ーを設け、水和反応熱により発生した水蒸気を直ちに系
外へ逸出させるとともに、酸化カルシウムおよび水酸化
カルシウムの粉末は系へ戻るように構成した請求項4の
製造装置。 - 【請求項6】 消化機の内壁に、移送手段とは別に、高
速で回転する混合・撹拌・解砕用の羽根をそなえ、消化
機内で表面だけが消化した酸化カルシウムを解砕し、原
料に均一に消化水を行きわたらせるように構成した請求
項4の製造装置。 - 【請求項7】 消化機を構成する筒状の反応槽の外壁に
加熱手段をそなえ、運転停止後に消化機を加熱して内容
物の温度を維持または上昇するようにした請求項4の製
造装置。 - 【請求項8】 加熱手段がジャケットであり、熱媒体を
このジャケットと熱媒体加熱装置の間に循環させ、熱媒
体のジャケット入口または出口の温度を検知して熱媒体
加熱装置をコントロールするように構成した請求項7の
製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33725696A JP3959535B2 (ja) | 1995-12-18 | 1996-12-17 | 微粉水酸化カルシウムの製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-329277 | 1995-12-18 | ||
JP32927795 | 1995-12-18 | ||
JP33725696A JP3959535B2 (ja) | 1995-12-18 | 1996-12-17 | 微粉水酸化カルシウムの製造方法および製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09227121A true JPH09227121A (ja) | 1997-09-02 |
JP3959535B2 JP3959535B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=26573139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33725696A Expired - Fee Related JP3959535B2 (ja) | 1995-12-18 | 1996-12-17 | 微粉水酸化カルシウムの製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3959535B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007532463A (ja) * | 2004-04-16 | 2007-11-15 | エフエルシュミッド エー/エス | CaOを含有する粒子状または粉体状材料を水和するための方法および装置、水和物、および水和物の使用 |
JP2008285352A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Nikko Co Ltd | 消石灰スラリー生成方法及び装置 |
KR100935466B1 (ko) * | 2007-10-02 | 2010-01-06 | 주식회사 일신환경기술 | 원심분리기를 이용한 소각용 및 폐수용 액상 소석회의 제조방법 |
WO2012002324A1 (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-05 | 王子製紙株式会社 | 消石灰粒子、軽質炭酸カルシウム、それを用いた紙および塗被紙ならびに軽質炭酸カルシウムの製造方法 |
JP2012031041A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-02-16 | Oji Paper Co Ltd | 軽質炭酸カルシウムの製造方法 |
JP2012031043A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-02-16 | Oji Paper Co Ltd | 消石灰粒子、軽質炭酸カルシウムならびにそれを用いた紙および塗被紙 |
CN102958843A (zh) * | 2010-06-28 | 2013-03-06 | 王子控股株式会社 | 熟石灰颗粒、轻质碳酸钙、使用其的纸及涂布纸以及轻质碳酸钙的制造方法 |
JP2013096028A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Oji Holdings Corp | 塗工新聞用紙 |
JP2018527273A (ja) * | 2015-08-14 | 2018-09-20 | エス.ア.ロイスト ルシェルシュ エ デヴロップマン | 高多孔性消石灰の製造方法及びそれにより得られる生成物 |
CN109437603A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-08 | 江苏省建筑材料研究设计院有限公司 | 一种全负压氧化钙消化生产氢氧化钙的系统 |
CN111773894A (zh) * | 2019-04-04 | 2020-10-16 | 西南科技大学 | 一种干法粉碎消化一体化制备高性能脱硫剂的新工艺 |
CN114736004A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-07-12 | 何猛 | 轻烧镁、钙合成镁和铝镁的湿法压球生产工艺及生产线 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104609745B (zh) * | 2015-01-21 | 2016-10-26 | 南宁苏格尔科技有限公司 | 一种制糖用石灰乳的生产控制方法 |
CN106587665A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-04-26 | 江苏诺斯特拉环保科技有限公司 | 一种氢氧化钙消化机 |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP33725696A patent/JP3959535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007532463A (ja) * | 2004-04-16 | 2007-11-15 | エフエルシュミッド エー/エス | CaOを含有する粒子状または粉体状材料を水和するための方法および装置、水和物、および水和物の使用 |
JP2008285352A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Nikko Co Ltd | 消石灰スラリー生成方法及び装置 |
KR100935466B1 (ko) * | 2007-10-02 | 2010-01-06 | 주식회사 일신환경기술 | 원심분리기를 이용한 소각용 및 폐수용 액상 소석회의 제조방법 |
CN102958843A (zh) * | 2010-06-28 | 2013-03-06 | 王子控股株式会社 | 熟石灰颗粒、轻质碳酸钙、使用其的纸及涂布纸以及轻质碳酸钙的制造方法 |
JP2012031043A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-02-16 | Oji Paper Co Ltd | 消石灰粒子、軽質炭酸カルシウムならびにそれを用いた紙および塗被紙 |
WO2012002324A1 (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-05 | 王子製紙株式会社 | 消石灰粒子、軽質炭酸カルシウム、それを用いた紙および塗被紙ならびに軽質炭酸カルシウムの製造方法 |
JP2012031041A (ja) * | 2010-06-29 | 2012-02-16 | Oji Paper Co Ltd | 軽質炭酸カルシウムの製造方法 |
JP2013096028A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Oji Holdings Corp | 塗工新聞用紙 |
JP2018527273A (ja) * | 2015-08-14 | 2018-09-20 | エス.ア.ロイスト ルシェルシュ エ デヴロップマン | 高多孔性消石灰の製造方法及びそれにより得られる生成物 |
CN109437603A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-08 | 江苏省建筑材料研究设计院有限公司 | 一种全负压氧化钙消化生产氢氧化钙的系统 |
CN109437603B (zh) * | 2018-12-27 | 2023-11-14 | 江苏省建筑材料研究设计院有限公司 | 一种全负压氧化钙消化生产氢氧化钙的系统 |
CN111773894A (zh) * | 2019-04-04 | 2020-10-16 | 西南科技大学 | 一种干法粉碎消化一体化制备高性能脱硫剂的新工艺 |
CN111773894B (zh) * | 2019-04-04 | 2023-10-27 | 西南科技大学 | 一种干法粉碎消化一体化制备高性能脱硫剂的新工艺 |
CN114736004A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-07-12 | 何猛 | 轻烧镁、钙合成镁和铝镁的湿法压球生产工艺及生产线 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3959535B2 (ja) | 2007-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09227121A (ja) | 微粉水酸化カルシウムの製造方法および製造装置 | |
JP2008081329A (ja) | 粒径の大きな二水石膏の製造方法 | |
JP2006507209A (ja) | 尿素からアンモニアを定量的に製造する方法 | |
CN1331997C (zh) | 干式乙炔发生装置 | |
JP4054622B2 (ja) | ガスハイドレート脱水機 | |
US7105146B2 (en) | Method and apparatus for hydration of calcium oxide | |
JPS61278363A (ja) | 脆い材料に対する2段粉砕方法及び装置 | |
EP0599085A1 (en) | Method for the production of active magnesium hydroxide | |
US6245939B1 (en) | Process for producing highly pure aromatic carboxylic acids | |
US11059748B2 (en) | Integrated lime hydrator | |
EP3168189A1 (en) | Method for producing hydrogen fluoride | |
CN105776251A (zh) | 环保经济的去除氯化钾盐水系统中硫酸根的方法 | |
US4434142A (en) | Method for treatment of aluminum dross oxides | |
JP4694790B2 (ja) | スラグ造粒物の製造方法および製造装置 | |
US2951748A (en) | Acetylene generation | |
CN108249465B (zh) | 利用电石渣制取氢氧化钙的生产设备及其生产工艺 | |
US4283202A (en) | Method and apparatus for burning CaCO3 and MgCO3 materials | |
JP4999260B2 (ja) | 塩素処理方法 | |
JP2002521563A (ja) | Is竪炉プラント内でのis法による亜鉛の製造法及びis竪炉プラント | |
JPH02145885A (ja) | ソーダ回収ボイラの灰詰り防止方法及びその装置 | |
CN217263420U (zh) | 电石粉末加料装置 | |
CN1122787A (zh) | 柔性石墨纸的制备方法 | |
JP2007238826A (ja) | ガスハイドレートの生成方法及び装置 | |
JPS5820703A (ja) | 次亜塩素酸ソーダ水溶液の製造方法、及びその装置 | |
JP2001107276A (ja) | 隔膜法によるNaCl電解工場における希塩水の濃度を上昇させる方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20070430 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120525 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |