JPH09226797A - 食品包装容器 - Google Patents

食品包装容器

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Publication number
JPH09226797A
JPH09226797A JP3653696A JP3653696A JPH09226797A JP H09226797 A JPH09226797 A JP H09226797A JP 3653696 A JP3653696 A JP 3653696A JP 3653696 A JP3653696 A JP 3653696A JP H09226797 A JPH09226797 A JP H09226797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
fitting groove
container body
outer edge
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3653696A
Other languages
English (en)
Inventor
Iyazou Ihara
五八三 苛原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GIKEN KASEI KK
Original Assignee
GIKEN KASEI KK
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Publication date
Application filed by GIKEN KASEI KK filed Critical GIKEN KASEI KK
Priority to JP3653696A priority Critical patent/JPH09226797A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品包装容器の内容物の漏れだしを防止でき
るシール性を有し、かつ、蓋の容器本体からの取り外し
を容易にする食品包装容器を提供する。 【解決手段】 プラスチック製の容器本体21と蓋22
からなり、容器本体21は、内容物を収める収納部23
とこの収納部の外周に設けられる外縁部24とから形成
され、蓋22は、天板部25とこの天板部の外周に設け
られる外縁部26とから形成されており、容器本体21
の外縁部24と蓋22の外縁部26に下向きに凹入する
嵌合溝、及び突条とそれに突き合う凹所を設け、上記嵌
合溝を互いに嵌り合わせ、上記突条と上記凹所を突き合
わせてシール部を形成させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品等を収納す
る食品包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品等を収納するための蓋を有す
るプラスチック製食品包装容器は、蓋が容器本体からず
れるのを防止し、内容物が漏れるのを防ぐため、図3に
示すように、容器本体11の外縁部のつば部12に、上
方に凹入した嵌合溝13を形成し、また、蓋14の外縁
部のつば部15に、上方に凹入した嵌合溝16を形成
し、容器本体11の嵌合溝13を蓋14の嵌合溝16の
開口部から内部に挿入して嵌まり合う構造を有する食品
包装容器が知られている。これは、容器本体11の嵌合
溝13開口部の外周面と蓋14の嵌合溝16開口部の内
周面とが立体的に接触するので、蓋14が容器本体11
からずれるのを防止することができ、上記嵌合溝13及
び16の大きさを調整することにより、シール性を高め
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記嵌
合溝13及び16のシール性が強くなると、上記容器本
体11の嵌合溝13の外側面と上記蓋14の嵌合溝16
の内側面が面接触しているため、摩擦抵抗が大きくな
り、蓋14の容器本体11からの取り外しが困難とな
る。これを防止するため、嵌合溝13及び16のシール
性をあまり高めることができない。このため、内容物が
汁等の液状体を含む場合に、それらが漏れだしやすい。
【0004】また、蓋14を容器本体11から取り外す
とき、蓋14のつば部15の外側に設けられている把手
17を摘んで蓋14を上方に引き上げることで行われる
が、嵌合溝13及び16は上方に突出しているので、把
手17を指等で摘んで引き上げるとき、上記指等が嵌合
溝16の突出部と接触する。このため、蓋14を容器本
体11から取り外しにくい。
【0005】そこで、この発明の課題は、食品包装容器
の内容物の漏れだしを防止できるシール性を有し、か
つ、蓋の容器本体からの取り外しを容易にする食品包装
容器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、プラスチック製の容器本体と蓋からな
り、上記容器本体は、内容物を収める収納部とこの収納
部の外周に設けられる外縁部とから形成され、上記蓋
は、天板部とこの天板部の外周に設けられる外縁部とか
ら形成され、上記容器本体の外縁部と上記蓋の外縁部が
嵌まり合う構造を有する食品包装容器において、上記容
器本体の外縁部は、上記収納部の周縁に形成されたつば
部に下方に凹入した嵌合溝が形成され、上記つば部の外
周に上向きに立ち上がった垂直壁が形成され、その垂直
壁の上端を外向きに屈曲して上段つば部が形成され、上
記垂直壁には、外方向に凹入した一定幅の溝状シール凹
所が設けられ、上記嵌合溝はその開口部より溝底面に向
かって外向きの傾斜を有する側面が形成されており、上
記蓋の外縁部は、上記天板部の周縁に形成されたつば部
に下方に凹入した嵌合溝が形成され、上記つば部の外周
に上向きに立ち上がった垂直壁が形成され、その垂直壁
の上端を外向きに屈曲して上段つば部が形成され、上記
垂直壁には、外方向に突出した突条が設けられており、
上記容器本体の嵌合溝と上記蓋の嵌合溝は、上記蓋の嵌
合溝が上記容器本体の嵌合溝の開口部を押し広げて内部
に挿入することにより、容器本体の嵌合溝の開口部内側
面と蓋の嵌合溝の開口部外側面とが、互いに押し合って
第1及び第2のシール部が形成され、上記容器本体の溝
状シール凹所に上記蓋の突条が押しつけられて第3のシ
ール部が形成されることを特徴とするのである。
【0007】上記のように、面接触によるシール部を設
ける従来のものに比べて、線接触によるシール部を設け
たので、摩擦抵抗が低下して蓋の取り外しが容易となる
一方、その線接触部分を3か所に設けたので、シール性
を損なうことがない。
【0008】また、上記収納部の周縁に形成されたつば
部に下方に凹入した嵌合溝を形成したので、蓋の取り外
しを行うときに、指等がひっかかる障害物がなく、容易
に蓋等の取り外しを行うことができる。
【0009】さらに、外力が加わって、上記各シール部
のシール性が低下したときでも、液状の内容物は下方に
凹入した嵌合溝にたまるので、内容物の漏れだしを抑制
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図1
及び図2を参照して説明する。
【0011】本願発明にかかる食品包装容器は、図1に
示すように、プラスチック製の容器本体21と蓋22か
ら構成されている。この容器本体21は、内容物を収め
る収納部23とこの収納部23の外周に設けられる外縁
部24とから形成され、蓋22は、天板部25とこの天
板部の外周に設けられる外縁部26とから形成されてい
る。この容器本体21の外縁部24と蓋22の外縁部2
6は、嵌まり合う構造を有している。
【0012】上記容器本体21の外縁部24は、図2
(a)に示すように、収納部23の周縁に形成されたつ
ば部31に下方に凹入した嵌合溝32が形成され、つば
部31の外周に上向きに立ち上がった垂直壁33が形成
されている。また、その垂直壁33の上端を外向きに屈
曲させて上段つば部34が形成されている。垂直壁33
には、外方向に凹入した一定幅の溝状シール凹所36が
設けられている。上記嵌合溝32は、その開口部から溝
底面37に向かって、外側に広がった傾斜を有する溝側
面38を形成している。また、上段つば部34の外周
は、そのままでもよいが、例えば、図示のように、下方
に向かった部分を含む形状であってもよい。
【0013】また、蓋22の外縁部26は、図2(a)
に示すように、天板部25の周縁に形成されたつば部4
1に下方に凹入した嵌合溝42が形成され、つば部41
の外周に上向きに立ち上がった垂直壁43が形成されて
いる。また、その垂直壁43の上端を外向きに屈曲して
上段つば部44が形成され、その延長上に把手45が設
けられている。垂直壁43には、外方向に突出した突条
46が設けられている。上記嵌合溝42の形状は特に限
定されるものでないが、図示のように、その開口部から
溝底面47に向かって、ほぼ垂直の溝側面48を有して
いるものや、その開口部から溝底面47に向かって、外
側に広がった傾斜を有するものの、上記嵌合溝32の溝
側面38より垂直面に対して小さい傾斜を有する溝側面
38を形成しているものが好ましい。
【0014】容器本体21の上部を蓋22で閉じるとき
は、蓋22の嵌合溝42が容器本体21の嵌合溝32の
開口部を押し広げて内部に挿入することにより行われ
る。上記容器本体21の嵌合溝32の溝側面38は、上
記のとおり、開口部から溝底部37に向かって、外方向
に傾斜を有している。このため、容器本体21の嵌合溝
32の開口部内側面と蓋22の嵌合溝42の開口部外側
面との接触線上で、互いに押し合って、上記嵌合溝32
及び42の開口部付近の、収納部23又は天板部25側
の部分及び反対側の部分に、第1及び第2のシール部5
1及び52が形成される。
【0015】これらシール部51及び52は、例えば、
図2(b)に示すように、開口部付近で、嵌合溝32と
42とが互いに線接触して押しつけ合っているので、シ
ール性を高めることができる。また、嵌合溝32と42
とは、嵌合溝の壁面全体で接触、すなわち面接触ではな
く、第1及び第2のシール部のみの線接触をしているの
で、高いシール性を有しているのにもかかわらず、嵌合
溝の壁面全体で接触している場合に比べて摩擦抵抗が低
いので、容器本体21から蓋22を容易に取り外すこと
ができる。
【0016】さらに、容器本体21の溝状シール凹所3
6に蓋22の突条46が押しつけられており、凹所36
と突条46との間で線接触しているので、この部分で第
3のシール部53が形成され、シール性をより高めるこ
とができる。また、蓋22を容器本体21から取り外す
ときに、上記突条46が上記凹所36の上端部に当たる
ので、外力等により上記シール部51や52のシールが
外れたときでも、容易に蓋22が容器本体21から外れ
るのを防止する。
【0017】蓋22を容器本体21から取り外すとき
は、把手45を持って上方に引き上げて行われるが、図
3の場合と異なり、嵌合溝32及び42が下に凹入して
いるので、把手45を摘んだとき、障害になるものは存
在しない。このため、容易に、蓋22を引き上げて容器
本体21から取り外すことができる。
【0018】また、外力が食品包装容器に加わったと
き、第1〜第3のシール部51〜53のシール性が低下
する場合がある。このような場合、内容物が汁等の液状
物を含む場合、漏れだした上記液状物は、まず、容器本
体21の嵌合溝32の内側に収納される。このため、
即、外部に漏れだすことを防止できる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、面接触によるシール
部を設ける従来のものに比べて、線接触によるシール部
を設けたので、摩擦抵抗が低下して蓋の取り外しが容易
となる一方、その線接触部分を3か所に設けたので、シ
ール性を損なうことがない。
【0020】また、上記収納部の周縁に形成されたつば
部に下方に凹入した嵌合溝を形成したので、蓋の取り外
しを行うときに、指等がひっかかる障害物がなく、容易
に蓋等の取り外しを行うことができる。
【0021】さらに、外力が加わって、上記各シール部
のシール性が低下したときでも、液状の内容物は下方に
凹入した嵌合溝にたまるので、内容物の漏れだしを抑制
することができる。
【0022】さらにまた、上記収納部の周縁に形成され
たつば部に下方に凹入した嵌合溝を形成したので、凸状
に形成した従来のものと比べ、外観形状もすっきりとし
たものとなり、見栄えがよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる食品包装容器の一例を示す一
部断面図
【図2】(a)図1の一部拡大断面図 (b)(a)の一部拡大断面図
【図3】従来の食品包装容器の一例を示す一部断面図
【符号の説明】
21 容器本体 22 蓋 23 収納部 24 外縁部 25 天板部 26 外縁部 31 つば部 32 嵌合溝 33 垂直壁 34 上段つば部 36 溝状シール凹所 41 つば部 42 嵌合溝 43 垂直壁 44 上段つば部 45 把手 46 突条 51 第1シール部 52 第2シール部 53 第3シール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製の容器本体21と蓋22
    からなり、上記容器本体21は、内容物を収める収納部
    23とこの収納部の外周に設けられる外縁部24とから
    形成され、上記蓋22は、天板部25とこの天板部25
    の外周に設けられる外縁部26とから形成され、上記容
    器本体の外縁部24と上記蓋の外縁部26が嵌まり合う
    構造を有する食品包装容器において、上記容器本体の外
    縁部24は、上記収納部23の周縁に形成されたつば部
    31に下方に凹入した嵌合溝32が形成され、上記つば
    部の外周に上向きに立ち上がった垂直壁33が形成さ
    れ、その垂直壁の上端を外向きに屈曲して上段つば部3
    4が形成され、上記垂直壁33には、外方向に凹入した
    一定幅の溝状シール凹所36が設けられ、上記嵌合溝3
    2はその開口部より溝底面に向かって外向きの傾斜を有
    する側面が形成されており、上記蓋の外縁部26は、上
    記天板部25の周縁に形成されたつば部41に下方に凹
    入した嵌合溝42が形成され、上記つば部41の外周に
    上向きに立ち上がった垂直壁43が形成され、その垂直
    壁の上端を外向きに屈曲して上段つば部44が形成さ
    れ、上記垂直壁43には、外方向に突出した突条46が
    設けられており、上記容器本体の嵌合溝32と上記蓋の
    嵌合溝42は、上記蓋の嵌合溝42が上記容器本体の嵌
    合溝32の開口部を押し広げて内部に挿入することによ
    り、容器本体の嵌合溝32の開口部内側面と蓋の嵌合溝
    42の開口部外側面とが、互いに押し合って第1及び第
    2のシール部51、52が形成され、上記容器本体の溝
    状シール凹所36に上記蓋の突条46が押しつけられて
    第3のシール部53が形成されることを特徴とする食品
    包装容器。
JP3653696A 1996-02-23 1996-02-23 食品包装容器 Pending JPH09226797A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037470A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Fp Corp 包装用容器
JP2015074466A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 小林製薬株式会社 薬剤体容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037470A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Fp Corp 包装用容器
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