JPH09226729A - 物品処理設備 - Google Patents

物品処理設備

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JPH09226729A
JPH09226729A JP6517396A JP6517396A JPH09226729A JP H09226729 A JPH09226729 A JP H09226729A JP 6517396 A JP6517396 A JP 6517396A JP 6517396 A JP6517396 A JP 6517396A JP H09226729 A JPH09226729 A JP H09226729A
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cap
filling
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Toshiyuki Omori
利幸 大森
Yasuhiro Honma
康弘 本間
Toshitaka Imamura
俊孝 今村
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の品種切替えに伴う各種機器の型替え、
洗浄を短時間で効率的に実施できるようにすること。 【解決手段】 ボトル1を保持可能とするボトル搬送具
17がボトル搬送具搬送ライン11にて循環して搬送さ
れ、このボトル搬送具搬送ラインに付設されたボトル整
列装置12、充填キャップ装着装置13、箱詰装置14
によって、上記ボトル搬送具搬送ラインによる搬送中に
ボトルを処理する物品処理設備において、ボトル搬送具
は、ボトルの品種が変更されてもこのボトルを保持可能
に設けられ、ボトル搬送具搬送ラインは、上記ボトル整
列装置、充填キャップ装着装置、箱詰装置毎に分割可能
に設けられ、ボトル整列装置からの残ボトルの回収及び
装置の型替え、充填キャップ装着装置の洗浄及び型替
え、箱詰装置からの残箱用シートの回収及び装置の型替
えが並列して実施可能に構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボトル等の物品を
物品搬送具搬送ラインにて搬送中に上記物品に内容物を
充填し、キャップを装着し、この物品を箱詰めする等の
処理を実施する物品処理設備に係り、物品の品種切替え
を良好に実施する物品処理設備に関する。
【0002】
【従来の技術】洗剤等の液体をボトルに充填してこのボ
トルを箱詰めする物品処理設備としての液体充填包装設
備は、ボトルを挿入するボトル搬送具がボトル搬送具搬
送ラインにて搬送される間に、このボトル搬送具搬送ラ
インに付設されたボトル整列装置、充填機、キャップ装
着機及び箱詰装置によって上記ボトルを処理するもので
ある。つまり、この処理は、ボトル整列装置が、ボトル
を整列してこのボトルをボトル搬送具に保持させ、充填
機が、ボトル搬送具に保持されたボトル内に液体等の内
容物を充填し、上記キャップ装着機が、内容物が充填さ
れたボトルにキャップを装着し、上記箱詰装置が、キャ
ップが装着されたボトルを複数個まとめて箱詰めするも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の液体充填
包装設備では、ボトル搬送具は、ボトル等の品種切替え
時に、切替えられたボトルに適合するものに変更する必
要がある。従って、ボトル等の品種切替え時には、ま
ず、ボトル搬送具搬送ライン上のボトル搬送具を全て回
収し、ボトル整列装置から残ボトルを回収し、キャップ
整列機から残キャップを回収し、箱詰装置から残箱用シ
ートを回収する。その後、ボトル整列装置の型替え、充
填機の洗浄及び型替え、キャップ装着機の型替え及び箱
詰装置の型替え等を実施している。このように、ボトル
搬送具及びボトルの回収を、例えば手作業で実施した後
でなければ、ボトル整列装置の型替えや洗浄機の洗浄等
を実施できないため、ボトル等の物品の品種切替え時に
多大な時間を要してしまう。
【0004】本発明の課題は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、物品の品種切替えに伴う各種機器の
洗浄、型替えを短時間で効率的に実施できる物品処理設
備を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、物品を保持可能とする物品搬送具が物品搬送具搬送
ラインにて循環して搬送され、この物品搬送具搬送ライ
ンに付設された各種機器によって上記物品搬送具搬送ラ
インによる搬送中に上記物品を処理する物品処理設備に
おいて、上記物品搬送具は、物品の品種が変更されても
この物品を保持可能に設けられ、上記物品搬送具搬送ラ
インは上記付設機器毎に分割可能に設けられ、これらの
付設機器からの残物品の回収、上記付設機器の型替え、
洗浄が上記各付設機器毎に並列実施可能に構成されたも
のである。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、物品搬送具搬送ラインは、ボトルを保
持可能とするボトル搬送具を循環して搬送するボトル搬
送具搬送ラインであり、上記ボトル搬送具は、ボトルの
品種が変更されてもこのボトルを保持可能とし、上記ボ
トルを整列して上記ボトル搬送具に保持させるボトル整
列装置と、上記ボトル搬送具に保持された上記ボトルに
内容物を充填してキャップを装着する充填キャップ装着
装置と、上記キャップが装着された上記ボトルを箱詰め
する箱詰装置とが、上記ボトル搬送具搬送ラインに付設
され、上記ボトル搬送具搬送ラインが上記ボトル整列装
置、充填キャップ装着装置及び箱詰装置毎に分割可能に
設けられ、上記ボトル整列装置からの残ボトルの回収及
び装置の型替え、上記充填キャップ装着装置の洗浄及び
型替え、上記箱詰装置からの残箱用シートの回収及び装
置の型替えが並列して実施可能に構成されたものであ
る。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、充填キャップ装着装置が充填機及びキ
ャップ装着機を備えて構成され、上記キャップ装着機に
は、キャップ整列機にて整列されたキャップを保持可能
とするキャップ搬送具を、上記キャップ整列機から上記
キャップ装着機へ循環して搬送するキャップ整列搬送装
置が接続され、上記充填キャップ装着装置には、内容物
を上記充填機へ供給する内容物供給ラインが接続され、
上記キャップ搬送具は、キャップの品種が変更されても
このキャップを保持可能とし、上記キャップ整列搬送装
置は上記キャップ装着機から、又、上記内容物供給ライ
ンは上記充填機からそれぞれ分離可能に設けられ、上記
キャップ整列搬送装置からの残キャップの回収及び装置
の型替え、上記内容物供給ラインの洗浄が、ボトル整列
装置からの残ボトルの回収及び装置の型替え、充填キャ
ップ装着装置の洗浄及び型替え、箱詰装置からの残箱用
シートの回収及び装置の型替えと並列して実施されるも
のである。
【0008】請求項1及び2に記載の発明には、次の作
用がある。物品搬送具搬送ラインが付設機器(ボトル整
列装置、充填キャップ装着装置、箱詰装置)毎に分割可
能に設けられ、物品搬送具(ボトル搬送具)が、品種が
変更された物品を保持可能に構成され、各付設機器から
の残物品の回収、上記付設機器の型替え及び洗浄が各付
設機器毎に実施可能に構成されたので、物品搬送具を回
収する必要がなく、しかもこの物品搬送具を利用して残
物品を自動回収でき、更に、物品搬送具搬送ラインを分
割し、その分割ラインに付設する付設機器毎に、物品搬
送具を利用しての残物品の回収、付設機器の型替え及び
洗浄を並列して実施できる。このため、物品搬送具搬送
ラインの全体から物品搬送具を手作業で回収し、付設機
器から残物品を手作業で回収した後に、各付設機器毎に
型替え、洗浄を実施する場合に比べ、物品処理設備全体
として、物品の品種切替えに伴う付設機器の型替え、洗
浄を短時間で効率的に実施できる。
【0009】請求項3に記載の発明には、次の作用があ
る。キャップ搬送具が、品種が変更されたキャップを保
持可能とし、このキャップ搬送具をキャップ整列機から
キャップ装着機へ循環して搬送するキャップ整列装置が
上記キャップ装着機と分離可能に設けられ、充填機へ内
容物を供給する内容物供給ラインが上記充填機と分離可
能に設けられたので、キャップ搬送具を回収する必要が
なく、しかもこのキャップ搬送具を利用して残キャップ
を自動回収でき、更に、キャップ整列搬送装置をキャッ
プ装着機と分離し、内容物供給ラインを充填機と分離し
て、キャップ整列搬送装置におけるキャップ搬送具を利
用しての残キャップの回収及び型替えと内容物供給ライ
ンの洗浄とを、ボトル整列装置、充填キャップ装着装置
及び箱詰装置における残物品の回収、型替え、洗浄と並
列して実施できる。このため、物品処理設備全体として
の上記各種機器の型替え、洗浄をより一層短時間で効率
的に実施できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る物品処理
設備の一つの実施の形態が適用された液体充填包装設備
を示す全体斜視図である。図2は、図1の液体充填包装
設備における通常生産時のフロー図である。図3は、図
1の液体充填包装設備における品種切替え時のフロー図
である。図4は、図1のボトル回収装置を示す平面図で
ある。図5は、図4のV-V 線に沿う矢視図である。図6
は、図1のキャップ回収装置を示す平面図である。図7
は、図6のVII-VII 線に沿う矢視図である。図8は、図
1の洗浄補助具搬送コンベヤを示す平面図である。図9
は、図1の充填機の部分平面図である。図10は、図9
における中間ホイールの部分平面図である。図11は、
図1のボトル搬送具を示す模式図である。図12は、図
1のキャップ搬送具を示す模式図である。図13は、物
品の品種切替えのタイムチャートを示す。
【0011】A.液体充填包装設備(その1)(図1、
図2) 物品処理設備としての液体充填包装設備10は、図1に
示すように、ボトル1に液体洗剤等の充填液を充填し、
その後、ボトル1にキャップ2を装着し、このキャップ
2が装着されたボトル1を複数個まとめて包装箱3に箱
詰めするものである。そして、この液体充填包装設備1
0は、ボトル搬送具搬送ライン11、ボトル整列装置1
2、充填キャップ装着装置13、箱詰装置14、キャッ
プ整列搬送装置15、内容物供給ラインとしての給液ラ
イン16を有して構成される。
【0012】ボトル搬送具搬送ライン11は、図1及び
図2に示すように、ボトル1を保持可能とする物品搬送
具としてのボトル搬送具(ボトル袴)17を、移動体
(例えばベルト)18上に載置させ、このボトル搬送具
17をボトル整列装置12、充填キャップ装着装置1
3、箱詰装置14の範囲で循環して移動させるものであ
る。移動体18の裏面側にガイド用磁石(図示せず)が
設置され、このガイド用磁石が、後述の如く、移動体1
8にて搬送されるボトル搬送具17を上記移動体18に
磁着し、安定搬送させる。ここで、このボトル搬送具搬
送ライン11のうち、ボトル整列装置12から充填キャ
ップ装着装置13へ至るラインがボトル搬送ライン導出
ライン11Bであり、充填キャップ装着装置13から箱
詰装置14を経てボトル整列装置12へ至るラインがボ
トル搬送具導入ライン11Aである。
【0013】上記ボトル整列装置12は、ボトル搬送具
搬送ライン11に付設する付設機器であり、ボトル供給
機19、ボトル整列機20及びボトル投入機24を備え
てなる。ボトル供給機19は、梱包を解いて、ボトル格
納タンク21に多数のボトル1を供給する。ボトル整列
機20は、このボトル格納タンク21内のボトル1をボ
トル貯溜部22へ貯溜し、ボトルフィーダ23で多数の
ボトル1を整列する。ボトル投入機24は、整列された
ボトル1をボトル搬送具搬送ライン11上の空のボトル
搬送具17に個別に投入し、このボトル搬送具17がボ
トル1を保持する。
【0014】上記充填キャップ装着装置13は、ボトル
搬送具搬送ライン11に付設する付設機器であり、充填
機25及びキャップ装着機26を有して構成される。充
填機25は、給液ライン16に接続され、配合タンク2
7(図2)内に貯留され、ストレーナ27Aにて濾過さ
れた内容物たる充填液を、ボトル搬送具搬送ライン11
にて搬送されたボトル搬送具17内のボトル1に充填す
る。また、キャップ装着機26は、充填機25から受け
渡された充填液充填済のボトル1に、キャップ整列搬送
装置15にて搬送されたキャップ2を取り出して装着す
る。
【0015】上記キャップ整列搬送装置15はキャップ
装着機26に接続され、キャップ供給機28(図2)、
キャップ整列機29及びキャップ搬送具搬送ライン30
を有して構成される。キャップ供給機28は、梱包を解
いて、キャップ格納タンク31内へ多数のキャップ2を
供給する。キャップ整列機29は、このキャップ格納タ
ンク31内のキャップ2を貯溜部32に貯溜し、キャッ
プ整列ドラム33等にて多数のキャップ2を整列し、キ
ャップ搬送具搬送ライン30上の空のキャップ搬送具
(キャップ袴)34にキャップ2を投入し、このキャッ
プ搬送具34がキャップ2を保持する。
【0016】キャップ搬送具搬送ライン30は、キャッ
プ2を保持可能とするキャップ搬送具34を、移動体
(例えばベルト)35上に載置させ、キャップ搬送具3
4をキャップ整列機29からキャップ装着機26の範囲
で循環して搬送するものである。移動体35の裏面側に
ガイド用磁石(図示せず)が設置され、このガイド用磁
石が、後述の如く、移動体35にて搬送されるキャップ
搬送具34を移動体35に磁着し、安定搬送する。ここ
で、キャップ搬送具搬送ライン30のうち、キャップ整
列機29からキャップ装着機26へ至るラインがキャッ
プ搬送具導出ライン30Bであり、キャップ装着機26
からキャップ整列機29へ至るラインがキャップ搬送具
導入ライン30Aである。キャップ搬送具導出ライン3
0B上のキャップ搬送具34にキャップ2が保持されて
キャップ装着機26へ供給され、空のキャップ搬送具3
4がキャップ搬送具導入ライン30Aを経てキャップ整
列機29へ戻される。
【0017】上記箱詰装置14は、ボトル搬送具搬送ラ
イン11に付設する付設機器であり、シート供給機3
6、製函機37及び箱詰機38を有して構成される。シ
ート供給機36は、梱包を解いて、製函機37へ多数枚
の箱用シート4を供給する。製函機37は、シート供給
機36から供給された箱用シート4を製函して包装箱3
を作り、この包装箱3を箱詰機38へ供給する。
【0018】箱詰機38は、充填機25にて充填液が充
填され、キャップ装着機26にてキャップ2が装着され
て、ボトル搬送具搬送ライン11によりボトル搬送具1
7を介して搬送されたボトル1を、箱詰ロボットにより
ボトル搬送具17から取り出し、複数個まとめて包装箱
3に箱詰めし包装する。包装された包装箱3は、2個接
着されて梱5とされ、梱搬送ライン39を経て図示しな
い倉庫内へ搬送される。また、ボトル1が取り出された
空のボトル搬送具17は、ボトル搬送具搬送ライン11
のボトル搬送具導入ライン11Aを経てボトル整列装置
12のボトル投入機24へ戻される。
【0019】以上のように、液体充填包装設備10にあ
っては、通常生産時に、ボトル投入機24からボトル搬
送具導出ライン11Bによって導出されたボトル搬送具
17を、前述の如く充填機25、キャップ装着機26、
箱詰機38に搬送して、ボトル搬送具17内のボトル1
を使用に供し、箱詰機38でボトル1が取出されて空と
なったボトル搬送具17をボトル搬送具導入ライン11
Aによってボトル投入機24に再導入する。以後、この
ボトル搬送具17を、ボトル投入機24から充填機2
5、キャップ装着機26、箱詰機38及びボトル投入機
24までの間で循環使用することを繰り返す。
【0020】B.ボトル搬送具(図11) ここで、ボトル搬送具17は、図11に示す如く、搬送
具本体17Aにボトル挿入凹部17Bを備え、この凹部
17Bの両側に一対のボトル把持部材17C、17Cを
備える。ボトル把持部材17Cは、搬送具本体17Aに
固定の永久磁石17Dに対して反発する永久磁石17E
を有しており、両磁石17D、17Eの反発力により凹
部17B内に向けて付勢されている。これにより、ボト
ル搬送具17に移載されたボトル1は、凹部17Bに挿
入され、一対のボトル把持部材17C、17Cにより挟
圧保持される。また、ボトル搬送具17は、搬送具本体
17Aの底部に永久磁石17Fを有し、ボトル搬送具搬
送ライン11、充填機25、キャップ装着機26のボト
ル搬送具移動経路に設けられているガイド用磁石とこの
永久磁石17Fとの磁気的作用下で、所定のボトル搬送
具移動経路に沿って搬送されるようになっている。ま
た、ボトル搬送具17は、搬送具本体17Aの底部に、
後述するボトル突上げピン40(図5)のための挿通孔
17Gを備えている。上述のようにボトル把持部材17
Cが可動することによって、ボトル搬送具17は、ボト
ル1が品種の変更によって形状や大きさが異なっても、
このボトル1を保持可能とする。
【0021】C.キャップ搬送具(図12) また、キャップ搬送具34は、図12に示す如く、搬送
具本体34Aに一対のキャップ保持爪34B、34Bを
備え、保持爪34B、34Bは互いに拡径するキャップ
保持位置でキャップ2の開口面内径部に係合してキャッ
プ2を保持し、互いに縮径する非保持位置でキャップ2
の開口面内径部から離れキャップ2の保持を解除する。
【0022】両保持爪34B、34Bの下部にはくさび
ピストン状の操作子34Cが内蔵されており、操作子3
4Cは保持操作位置と非保持操作位置との間を昇降して
それら2操作位置のいずれかに切換設定可能とされてお
り、保持操作位置(上昇位置)で保持爪34B、34B
を上述のキャップ保持位置に設定し、非保持操作位置
(下降位置)で保持爪34B、34Bを上述の非保持位
置に設定する。
【0023】操作子34Cの下部には圧縮ばねからなる
付勢子34Dが内蔵されており、この付勢子34Dはそ
のばね力により上述の操作子34Cを常に保持操作位置
(上昇位置)に設定するように付勢する。これにより、
キャップ搬送具34に移載されたキャップ2は、付勢子
34Dのばね力により操作子34Cを介してキャップ保
持位置に設定されている保持爪34B、34Bにその開
口面内径部が嵌合して保持される。
【0024】また、キャップ搬送具34は、操作子34
Cの中央下部に磁性体34Eを有し、キャップ搬送具搬
送ライン30、キャップ装着機26のキャップ移動経路
に設けられているガイド用磁石とこの磁石34Eとの磁
気的作用下で、所定のキャップ搬送具移動経路によって
搬送されるようになっている。また、キャップ搬送具3
4は、搬送具本体34Aの底部に、後述する操作子引下
げ用磁石41(図7)のための挿通孔34Fを備えてい
る。上述のように保持爪34Bが拡縮径可能に構成され
たので、キャップ搬送具34は、キャップ2が品種の変
更によって形状や大きさが異なっても、このキャップ2
を保持可能とする。
【0025】D.液体充填包装設備(その2)(図2、
図3) 液体充填包装設備10の単一品種についての生産終了直
前には、ボトル1、キャップ2及び箱用シート4のいわ
ゆる端数処理が実施されて、充填液が充填され且つキャ
ップ2が装着されたボトル1の生産数は、梱5の単位で
生産管理される。従って、生産終了時には、ボトル搬送
具搬送ライン11上の全てのボトル搬送具17にボトル
1が保持されず、箱詰機38に空の包装箱3が存在しな
い(キャップ搬送具搬送ライン30の一部のキャップ搬
送具34にはキャップ2が残る。)。更に、ボトル供給
機19内にも空のボトル1が存在せず、シート供給機3
6内にも箱用シート4が存在せず、キャップ供給機28
にもキャップ2が存在しない。この生産終了時には、ボ
トル整列機20内に空のボトル1が、製函機37内に箱
用シート4が、キャップ整列機29内にキャップ2がそ
れぞれ存在するのみである。
【0026】液体充填包装設備10は、図3に示すよう
に、物品(ボトル1、キャップ2、箱用シート4及び充
填液)の品種切替え時に、ボトル搬送具搬送ライン11
が、ボトル回収装置42及び洗浄補助具搬送コンベヤ4
3によって、ボトル整列装置12が付設された第1パー
ト44と、充填キャップ装着装置13が付設された第2
パート45と、箱詰装置14が付設された第3パート4
6とに分割可能に構成される。また、キャップ整列搬送
装置15は、キャップ装着機26の図示しないクラッチ
によって、キャップ装着機26の本体と分離可能とさ
れ、又、給液ライン16は、仕切弁47によって充填機
25と分離可能に構成される。この給液ライン16は、
更に仕切弁48によって配合タンク27と分離可能に設
けられる。また、充填キャップ装着装置13の充填機2
5及びキャップ装着機26は、切換装置49(図10)
によって搬送ラインが分離可能に構成される。
【0027】上記ボトル搬送具搬送ライン11の分割、
並びにキャップ整列搬送装置15、給液ライン16、充
填機25及びキャップ装着機26の分離によって、ボト
ル整列装置12、箱詰装置13、充填機25、キャップ
装着機26、キャップ整列搬送装置15及び給液ライン
16における残ボトル回収作業、残キャップ回収作業、
残箱用シート回収作業、型替え作業、洗浄作業が、後述
の如く並列して実施可能に構成される。
【0028】E.ボトル回収装置(図1、図3、図4、
図5) ボトル回収装置42は、図1及び図3に示すように、ボ
トル搬送具導入ライン11Aとボトル搬送具導出ライン
11Bとを、ボトル整列装置12のボトル投入機24の
近傍で、ボトル回収バイパスライン50(図4)にて直
結する。そして、ボトル搬送具17を、ボトル投入機2
4からボトル搬送具導出ライン11Bを経て、充填機2
5の側に通すことなくボトル回収バイパスライン50か
らボトル搬送具導入ライン11Aを経てボトル投入機2
4に帰るボトル回収用ループを循環移動させるようにな
っている。
【0029】即ち、ボトル搬送具導出ライン11Bのボ
トル回収バイパスライン50に接続される接続部の正面
には当該ボトル搬送具導出ライン11Bを遮断するスト
ッパ51が出入するようになっている。ストッパ51は
エアシリンダ52により遮断位置と非遮断位置とに切換
設定される。また、ボトル搬送具導出ライン11Bのボ
トル回収バイパスライン50に接続される接続部の側部
にはボトル搬送具移動装置53が配設されている。ボト
ル搬送具移動装置53は、図4に示す如く、架台54に
支持される第1エアシリンダ55と、第1エアシリンダ
55に連結されて架台54のガイドレール(不図示)に
沿って移動し得る第2エアシリンダ56とを有し、第2
エアシリンダ56のシリンダ本体にすり切り板57を、
第2エアシリンダ56のピストンロッド先端にプッシャ
板58を備えている。ボトル搬送具移動装置53は、第
1エアシリンダ55の伸長動作により、ボトル搬送具導
出ライン11B上でストッパ51に制止されている最先
のボトル搬送具17を、プッシャ板58によってボトル
回収バイパスライン50のボトル取出位置に押込み、続
く第2エアシリンダ56の伸長動作により、ボトル回収
バイパスライン50上でボトル1が取り出された当該ボ
トル搬送具17をプッシャ板58によってボトル搬送具
導入ライン11Aに押し出す。
【0030】尚、ボトル搬送具移動装置53がプッシャ
板58をボトル搬送具導出ライン11Bからボトル回収
バイパスライン50に突き出している間、ストッパ51
に制止されている最先のボトル搬送具17に続く他のボ
トル搬送具17はすり切り板57によってボトル搬送具
導出ライン11B上に制止され続ける。ボトル搬送具移
動装置53が最先のボトル搬送具17をボトル回収バイ
パスライン50からボトル搬送具導入ライン11Aに押
し出した後、第1エアシリンダ55、第2エアシリンダ
56が収縮動作すると、すり切り板57による後続ボト
ル搬送具17のための制止作用もなくなり、ボトル搬送
具導出ライン11Bは後続ボトル搬送具17をストッパ
51に制止される位置まで搬送可能とする。
【0031】ボトル回収装置42は、ボトル搬送具17
内のボトル1を取出すボトル取出装置59をボトル回収
バイパスライン50に設けている。ボトル取出装置59
は、図5に示す如く、ボトル搬送具導出ライン11Bか
らボトル回収バイパスライン50に押込まれたボトル搬
送具17の両側面をガイドするとともに、ボトル突上げ
ピン40の突上げ時にボトル搬送具17の上端面を上方
から保持可能とする左右一対の逆L字状ガイド60を、
ボトル回収バイパスライン50の両側部に設けている。
また、ボトル回収装置42は、ボトル回収バイパスライ
ン50のボトル取出位置の下方にボトル突上げ用エアシ
リンダ61を配置しており、シリンダ61のピストンロ
ッド先端に設けた突上げピン40をボトル搬送具17の
挿通孔17G(図11)に挿通し、ボトル搬送具17の
把持部材17C、17Cに保持されているボトル1を凹
部17Bの上方に突上げる。
【0032】また、ボトル回収装置42は、ボトル回収
バイパスライン50のボトル取出領域の上方にボトル回
収ダクト62の吸込ダクト63を配置している。ボトル
回収ダクト62は階上のボトル回収タンク(不図示)に
まで伸び、ボトル回収ダクト62、ボトル回収タンクに
は図示しないブロワの吸込力が印加される。また、ボト
ル回収装置42は、ボトル回収バイパスライン50の側
部に吸込ダクト昇降用エアシリンダ64を配置してお
り、シリンダ64の伸縮動作により吸込ダクト63をボ
トル回収ダクト62の内外に昇降移動させる。
【0033】ボトル搬送具17からのボトル1の取出時
には、吸込ダクト63が下降位置に設定され、ボトル回
収バイパスライン50上でボトル取出位置に設定された
ボトル搬送具17の直上に該吸込ダクト63を近接設置
するものとなり、前述の突上げピン40によって、ボト
ル搬送具17から突上げられたボトル1が吸込ダクト6
3からボトル回収ダクト62に吸引され、ボトル回収タ
ンク(不図示)に回収可能とされる。こうして、生産終
了時に、ボトル投入機24内に残留した空ボトル1が回
収される。
【0034】F.キャップ回収装置(図1、図3、図
6、図7) キャップ回収装置65は、キャップ装着機26のクラッ
チを接離して、キャップ装着機26本体とキャップ整列
搬送装置15とを分離した後、キャップ整列搬送装置1
5のキャップ整列機29に残留したキャップ2、及びキ
ャップ搬送具34に載置された一部のキャップ2を回収
するものであり、キャップ搬送具搬送ライン30に設置
されている。
【0035】このキャップ回収装置65は、図1に示す
ように、キャップ整列機29からキャップ搬送具導出ラ
イン30Bを経てキャップ装着機26のターンホイール
(不図示)へ至り、更にキャップ搬送具導入ライン30
Aを経てキャップ整列機29に返る経路をキャップ回収
ループとして用い、キャップ搬送具34をこのキャップ
回収ループにて循環移動させるようになっている。そし
て、キャップ搬送具導出ライン30Bの経路に設けられ
ている旋回ホイール66上にキャップ取出位置67を定
めている(図6、図7)。旋回ホイール66は、サーボ
モータ68、減速機69により旋回せしめられる。
【0036】キャップ回収装置65は、旋回ホイール6
6の側傍におけるキャップ取出位置67の入側にキャッ
プ検知センサ70を設置している。そして、液体充填包
装設備10が残材の回収運転モードにある条件下で、こ
のキャップ検知センサ70がキャップ搬送具34上のキ
ャップ2を検知したとき、旋回ホイール66は間欠回転
(旋回ホイール66は、通常生産時には連続回転)し、
当該キャップ搬送具34をキャップ取出位置67に一時
停止状態で位置付ける。
【0037】キャップ回収装置65は、キャップ回収ル
ープ内に定めたキャップ取出位置67に、キャップ保持
解除装置71とキャップ取出装置72とを設けている。
【0038】キャップ保持解除装置71は、キャップ取
出位置67に位置付けられたキャップ搬送具34の操作
子34C(図12)を、付勢子34Dのばね力による付
勢動作に抗して、非保持操作位置(下降位置)に設定替
えし、結果として、キャップ搬送具34の保持爪34
B、34Bをキャップ2の開口面内径部から離す非保持
位置に設定替えすることにより、保持爪34B、34B
によるキャップ保持状態を解除する。具体的には、キャ
ップ保持解除装置71は、キャップ取出位置67の下方
にキャップ保持解除用エアシリンダ73を配置し、この
エアシリンダ73のピストンロッド先端に操作子引下げ
用磁石41を備えている。そして、キャップ2を保持し
たキャップ搬送具34がキャップ取出位置67に位置付
けられると、エアシリンダ73を伸長動作させて操作子
引下げ用磁石41をキャップ搬送具34の挿通孔34F
に挿通し、磁石41をキャップ搬送具34の操作子34
Cに設けてある磁性体34Eに吸着せしめ、その後、エ
アシリンダ73を収縮動作させて操作子34Cを引下げ
る。これにより、操作子34Cは、上述の非保持操作位
置(下降位置)に設定替えされるものとなる。
【0039】キャップ取出装置72は、キャップ取出位
置67に位置付けられたキャップ搬送具34内のキャッ
プ2を取出す。この取出し時に、キャップ搬送具34内
のキャップ2は上述のキャップ保持解除装置71によっ
て保持爪34B、34Bによるキャップ保持状態を解除
されている。具体的には、キャップ取出装置72は、キ
ャップ取出位置67の上方にキャップ回収用ダクト74
の吸込ダクト75を配置している。キャップ回収用ダク
ト74はキャップ回収タンク(不図示)にまで伸び、こ
のダクト74、キャップ回収タンクには図示しないブロ
ワの吸込力が印加される。また、キャップ取出装置72
は、旋回ホイール66の側傍に吸込ダクト昇降用エアシ
リンダ76を配置しており、エアシリンダ76の伸縮動
作により吸込ダクト75をキャップ回収用ダクト74の
内外に昇降移動させる。
【0040】キャップ搬送具34からのキャップ2の取
出し時には、吸込ダクト75が下降位置に設定され、キ
ャップ取出位置67に位置付けられたキャップ搬送具3
4の直上に該吸込ダクト75を近接配置するものとな
り、前述のキャップ保持解除装置71によって保持解除
されたキャップ2は、吸込ダクト75からキャップ回収
用ダクト74に吸引され、キャップ回収タンク(不図
示)に回収可能とされる。こうして、生産終了時にキャ
ップ整列機29及びキャップ搬送装置34に残留した空
キャップ2が回収される。
【0041】G.切換装置(図8、図9、図10) 充填キャップ装着装置13の切換装置49は、充填機2
5からのボトル搬送具17をキャップ装着機26へ搬送
させるか否かを切り換えるものであり、具体的には可動
磁石M2′(図9、図10)を前進位置或いは後退位置
に設置する装置である。ここで、図8に示すように、充
填キャップ装着装置13には、充填機25の回転テーブ
ル77とキャップ装着機26の回転テーブル78に、導
入ホイール79、中間ホイール80、第1排出ホイール
81及び第2排出ホイール82が付帯して設置されてい
る。
【0042】充填機25の回転テーブル77上に、ボト
ル搬送具17及び図1に示す後述の洗浄補助具(洗浄
袴)92が載置可能とされる。この回転テーブル77の
回転中に、この回転テーブル77に載置されたボトル搬
送具17内のボトル1に充填ノズル(不図示)から充填
液が充填され、又、回転テーブル77に載置された洗浄
補助具92を上記充填ノズルに嵌合して、充填ノズルの
洗浄が実施される。
【0043】また、キャップ装着機26の回転テーブル
78に、充填液充填済のボトル1がボトル搬送具17に
保持されて搬入され、この回転テーブル78の回転中
に、充填液充填済のボトル1に、ターンホイール(図示
せず)に搬入されたキャップ2が取り出されて装着され
る。
【0044】また、導入ホイール79は、ボトル搬送具
導出ライン11Bにて搬送されたボトル搬送具17又は
洗浄補助具搬送コンベヤ43にて搬送された洗浄補助具
92を1個づつ充填機25の回転テーブル77へ導入す
るものである。また、中間ホイール80は、充填機25
の回転テーブル77上のボトル搬送具17、洗浄補助具
92を、キャップ装着機26の回転テーブル78へ1個
づつ供給するものである。更に、第1排出ホイール81
及び第2排出ホイール82は、キャップ装着機26の回
転テーブル78上のボトル搬送具17、洗浄補助具92
を1個づつボトル搬送具導入ライン11Aへ搬送するも
のである。
【0045】図9に示すように、充填機25の回転テー
ブル77の下方には、ボトル搬送具17或いは洗浄補助
具92を導入ホイール79からこの回転テーブル77へ
供給する供給位置Aから、ボトル搬送具17或いは洗浄
補助具92を回転テーブル77から中間ホイール80へ
排出する排出位置Bの区間Cに磁石M1が設置されてい
る。更に、この回転テーブル77の下方には、排出位置
Bから供給位置Aの区間Dに磁石M1′が、供給位置A
において磁石M1と連続して設置される。また、中間ホ
イール80の下方には、排出位置Bから回転テーブル7
8と交差する位置までの区間Eに、固定磁石M2及び可
動磁石M2′が設置される。可動磁石M2′は、その前
進位置において磁石M1と連続し、且つ固定磁石M2と
連続する。
【0046】可動磁石M2′を前進位置或いは後退位置
に位置付ける切換装置49は、図10に示すように中間
ホイール80の下方に配置され、可動磁石M2′を支持
した板状部材83と、この板状部材83を水平移動可能
に支持するガイド部材84と、ガイド部材84に設置さ
れたエアシリンダ装置85とを備えて構成される。エア
シリンダ装置85のピストンロッド86の先端が板状部
材83に取り付けられる。従って、エアシリンダ装置8
5の収縮操作によって、可動磁石M2′が図10の破線
で示す前進位置に設置され、又、エアシリンダ装置85
の伸張操作によって、可動磁石M2′が図10の1点鎖
線で示す後退位置に設置される。
【0047】ゆえに、液体充填包装設備10の通常の生
産時、つまり充填機25にてボトル搬送具17内のボト
ル1に充填液を充填し、キャップ装着機26にてこのボ
トル1にキャップ2を装着する際には、切換装置49
は、可動磁石M2′を前進位置に設定する。これによ
り、図9に示すように、充填機25の回転テーブル77
上で充填液が充填されたボトル1を保持するボトル搬送
具17は、排出位置Bにおいて、磁石M1の磁着から可
動磁石M2′及び固定磁石M2の磁着へと移行され、充
填機25の回転テーブル77から中間ホイール80へ搬
送される。
【0048】また、液体充填包装設備10の品種切替え
時、つまり充填機25の充填ノズルを洗浄補助具92を
用いて洗浄させるべく、上記洗浄補助具92を充填機2
5の回転テーブル77の全周上に搬入する際には、切換
装置49は、可動磁石M2′を後退位置(図2の2点鎖
線表示)に設置する。これにより、導入ホイール79か
ら充填機25の回転テーブル77へ導入された洗浄補助
具92は、磁石M1に磁着されて回転テーブル77によ
り回転された後、排出位置Bから供給位置Aの範囲にお
いて磁石M1′に磁着され、この回転テーブル77上に
とどまり、中間ホイール80へ搬出されない。こうし
て、充填機25の回転テーブル77上には、充填ノズル
に対応する位置に、この充填ノズルに対応する数の洗浄
補助具92が載置され、上述のように充填ノズルが洗浄
される。
【0049】H.洗浄補助具搬送コンベヤ(図1、図
3、図8) 洗浄補助具搬送コンベヤ43は、図8に示すL4コンベ
ヤ及びL5コンベヤが旋回ホイール87にて連結され、
更に、L5コンベヤがボトル搬送具導出ライン11Bの
L2コンベヤに合流部88にて接続可能とされ、L4コ
ンベヤがボトル搬送具導入ライン11AのL3コンベヤ
に合流部89にて接続可能に構成される。L2コンベヤ
は、ボトル搬送具導出ライン11BのL1コンベヤに連
続されているが、このL2コンベヤがL5コンベヤと接
続され、且つL3コンベヤがL4コンベヤと接続される
ことにより、前述の如く、ボトル搬送具搬送ライン11
(ボトル搬送具導出ライン11B、ボトル搬送具導入ラ
イン11A)は、充填キャップ装着装置13側のボトル
搬送具搬送ライン11と分割される。
【0050】この洗浄補助具搬送コンベヤ43のL4コ
ンベヤ及びL5コンベヤには、液体充填包装設備10に
おける通常の生産時に洗浄補助具92がストックされ
る。この通常生産時、ボトル搬送具17は、L1コンベ
ヤからL2コンベヤ及び導入ホイール79を経て充填機
25の回転テーブル77へ導かれ、この回転テーブル7
7上でボトル搬送具17のボトル1に充填液が充填され
た後、中間ホイール80を経てキャップ装着機26の回
転テーブル78へ導かれ、この回転テーブル78上でボ
トル搬送具17のボトル1にキャップ2が装着された
後、第1排出ホイール81及び第2排出ホイール82を
経てボトル搬送具導入ライン11AのL3コンベヤへ搬
送される。
【0051】充填機25の洗浄準備段階(洗浄補助具9
2導入時)では、L1コンベヤが停止し、ボトル搬送具
17がL2コンベヤから導入ホイール79、充填機25
の回転テーブル77、中間ホイール80、キャップ装着
機26の回転テーブル78、第1排出ホイール81及び
第2排出ホイール82を経てL3コンベヤへ搬送され
る。この搬送中に、L2コンベヤとL5コンベヤの合流
部88にボトル搬送具17がなくなり、L2コンベヤ及
び導入ホイール79上にもボトル搬送具17がなくなっ
た段階で、導入ホイール79、回転テーブル77、中間
ホイール80、回転テーブル78、第1排出ホイール8
1及び第2排出ホイール82を停止する(L2コンベヤ
及びL3コンベヤは引き続き稼働)。そして、洗浄補助
具搬送コンベヤ43のL4コンベヤ及びL5コンベヤを
起動し、洗浄補助具92がL5コンベヤから合流部88
を経てL2コンベヤに至って導入ホイール79の手前に
到達した段階で、導入ホイール79、回転テーブル7
7、中間ホイール80、回転テーブル78、第1排出ホ
イール81及び第2排出ホイール82を起動する。更
に、L3コンベヤの稼働により、このL3コンベヤとL
4コンベヤとの分岐部89にボトル搬送具17がなくな
った段階で、上記分岐部89において、ボトル搬送具1
7(或いは洗浄補助具92)をL3コンベヤからL4コ
ンベヤへ搬送するよう切り換える。
【0052】これにより、導入ホイール79の手前に到
達した洗浄補助具92は、導入ホイール79を経て充填
機25の回転テーブル77へ導入され、この回転テーブ
ル77、中間ホイール80、充填機25の回転テーブル
78、第1排出ホイール81、及び第2排出ホイール8
2上のボトル搬送具17が、L4コンベヤから旋回ホイ
ール87を経てL5コンベヤの範囲に搬送される。ボト
ル搬送具17と洗浄補助具92との隙間が排出位置Bに
至ったときに、切換装置49を操作して中間ホイール8
0の可動磁石M2′を後退させ、洗浄補助具92の回転
テーブル77の全周への導入を完了させ、ボトル搬送具
17のL4コンベヤ、L5コンベヤ及びL2コンベヤ上
への収納を完了させる。その後、L1〜L5コンベヤ、
導入ホイール79、回転テーブル77、中間ホイール8
0、回転テーブル78、第1排出ホイール81及び第2
排出ホイール82を全て停止させる。
【0053】充填機25の洗浄終了段階(洗浄補助具9
2回収時)には、切換装置49を操作して、中間ホイー
ル80の可動磁石M2′を前進させ、L2コンベヤ、L
3コンベヤ、L4コンベヤ及びL5コンベヤを起動し、
導入ホイール79、回転テーブル77、中間ホイール8
0、回転テーブル78、第1排出ホイール81及び第2
排出ホイール82を起動する。従って、L4コンベヤか
らL5コンベヤ、L2コンベヤ、導入ホイール79、回
転テーブル77、中間ホイール80、回転テーブル7
8、第1排出ホイール81、第2排出ホイール82及び
L3コンベヤを経てL4コンベヤへ至るループが形成さ
れ、回転テーブル77上の洗浄補助具92、並びにL4
コンベヤL5コンベヤ及びL2コンベヤに収納されたボ
トル搬送具17が上記ループ内を移動する。
【0054】洗浄補助具92がL5コンベヤ及びL4コ
ンベヤに全て回収されて、L3コンベヤ、L4コンベヤ
との分岐部89に洗浄補助具92がなくなったら、この
分岐部89において、ボトル搬送具17をL4コンベヤ
からL3コンベヤへ搬送するよう切り換える。洗浄補助
具92の先頭がL5コンベヤとL2コンベヤとの合流部
88の手前に到達した段階でL5コンベヤ及びL4コン
ベヤを停止させ、この合流部88に洗浄補助具92が存
在しないことを確認したときに、L1コンベヤを起動す
る。こうして、L1コンベヤのボトル搬送具17をL2
コンベヤ及び導入ホイール79を経て充填機25の回転
テーブル77へ、更に中間ホイール80を経てキャップ
装着機26の回転テーブル78へ導き、更に、第1排出
ホイール81及び第2排出ホイール82を経てL3コン
ベヤへ搬送する。
【0055】I.液体充填包装設備(その3)(図2、
図3、図8) 液体充填包装設備10は、通常生産時には、図2に示す
ようにボトル搬送具搬送ライン11が分割されずに循環
ループを形成し、キャップ装着機26のクラッチが連結
されてキャップ搬送具搬送ライン30がキャップ装着機
26の本体に接続され、給液ライン16が充填機25に
接続され、配合タンク27も給液ライン16に接続され
ている。更に、充填キャップ装着装置13における可動
磁石M2′が前進位置にあって、充填機25の回転テー
ブル77と中間テーブル80とが連結されている。従っ
て、この通常生産時には、ボトル整列装置12にて整列
されたボトル1が、ボトル搬送具搬送ライン11に搬送
されるボトル搬送具17に保持され、充填キャップ装着
装置13にて充填液が充填されるとともにキャップ2が
装着され、箱詰装置14にて包装箱3に収納され梱5が
形成されて倉庫へ搬送される。ボトル1が箱詰めされて
空となったボトル搬送具17は、ボトル整列装置12の
ボトル投入機24に戻される。
【0056】物品(ボトル1、キャップ2、箱用シート
4及び充填液)の品種切替え時には、図3及び図13に
示すように、まず、洗浄型替え準備作業として、充填
機25による充填作業の終了時に仕切弁47が閉弁操作
されて、給液ライン16が充填機25から分離され、こ
の給液ライン16内の充填液が回収される。この充填液
の回収後、仕切弁48が閉弁操作されて、給液ライン1
6と配合タンク27とが分離される。液体充填包装設
備10の生産終了時には、洗浄補助具搬送コンベヤ43
が作動してボトル搬送具搬送ライン11が分割され、充
填機25の回転テーブル77上に洗浄補助具92が導入
されるとともに、切換装置49が作動して充填機25と
キャップ装着機26とが分離される。また、生産終了
時に、ボトル回収装置42が作動してボトル搬送具搬送
ライン11が分割され、ボトル投入機24及び第1パー
ト44間にボトル回収ループが形成される。更に、生
産終了時に、キャップ装着機26のクラッチが切離され
て、キャップ搬送具搬送ライン30にキャップ回収ルー
プが形成される。上記、、及びの型替え、洗浄
準備作業は、が多少先行するものの、ほぼ同時に並列
実施される。
【0057】上述の洗浄準備作業の完了後、洗浄、型替
え作業が実施される。つまり、ボトル投入機24及び
ボトル搬送具搬送ライン11の第1パート44間にボト
ル回収ループが形成された後、ボトル回収装置42の作
動により、ボトル回収ループ内を循環するボトル搬送具
17を利用して、ボトル整列機20内の残留ボトル1が
回収される。この回収後、ボトル供給機19、ボトル整
列機20及びボトル投入機24の型替えが実施される。
キャップ搬送具搬送ライン30にキャップ回収ループ
が形成された後、キャップ回収装置65の作動により、
キャップ回収ループ内を循環するキャップ搬送具34を
利用して、キャップ整列機29内に残留したキャップ2
が回収される。このキャップ2の回収後、キャップ供給
機28及びキャップ整列機29の型替えが実施される。
洗浄補助具搬送コンベヤ43による充填機25への洗
浄補助具92導入後、キャップ装着機26の型替え、製
函機37からの箱用シート4の回収、シート供給機3
6、製函機37及び箱詰機38の型替え等が実施され
る。更に、洗浄補助具搬送コンベヤ43による充填機
25への洗浄補助具92の導入後、充填機25の洗浄が
実施される。また、給液ライン16からの液回収後、
この給液ライン16の配管90、加圧タンク91及びス
トレーナ27A等を洗浄する。上記、、、及び
の型替え、洗浄作業は、開始時期が多少前後するもの
のほぼ同時に並列して実施される。
【0058】洗浄、型替え作業終了後、復帰作業を実施
する。つまり、ボトル整列装置12の型替え終了後、
ボトル回収装置42の作動を解除して、ボトル回収ルー
プを解除し、充填機25の洗浄終了及び箱詰機14等
の型替え終了後、洗浄補助具搬送コンベヤ43を作動し
て洗浄補助具92を回収し、これらによってボトル搬送
具搬送ライン11を再び形成する。キャップ供給機2
8、キャップ整列機29の型替えの終了後、キャップ装
着機26のクラッチを連結してキャップ回収ループを解
除し、キャップ搬送具搬送ライン30をキャップ装着機
26の本体に接続する。そして、キャップ装着機26及
び充填機25を型替えする。給液ライン16の配管9
0、加圧タンク91等の洗浄終了後、仕切弁47を開弁
して、給液ライン16を充填機25に接続する。
【0059】上記、、及びの復帰作業も、開始
時間は多少前後するが、ほぼ同時に並列実施される。充
填機25の充填ノズルの型替え終了によって、品種切替
えに伴うボトル整列装置12、充填キャップ装着装置1
3、箱詰装置14、キャップ整列搬送装置15、給液ラ
イン16の型替え、洗浄作業が終了する。
【0060】J.実施の形態の効果 ボトル搬送具搬送ライン11が、付設されたボトル整列
装置12、充填キャップ装着装置13、箱詰装置14毎
にそれぞれ第1パート44、第2パート45、第3パー
ト46に分割可能に設けられ、ボトル搬送具17が、品
種が変更されたボトル1を保持可能に構成され、ボトル
整列装置12からの残ボトル1の回収及びボトル整列装
置12の型替え、充填キャップ装着装置13における充
填機25の洗浄並びに充填機25及びキャップ装着機2
6の型替え、箱詰装置14からの残箱用シート4の回収
及び箱詰装置14の型替えが並列して実施可能に構成さ
れたので、ボトル搬送具17を回収する必要がなく、し
かもこのボトル搬送具17を利用して残ボトル1を自動
回収でき、更に、ボトル搬送具搬送ライン11を分割
し、その分割パート44、45、46に付設したボトル
整列装置12、充填キャップ装着装置13、箱詰装置1
4毎に、残ボトル1、残箱用シート4の回収(残ボトル
1はボトル搬送具17を利用して自動回収)、機器の型
替え、洗浄を並列して実施できる。このため、ボトル搬
送具搬送ライン11の全体からボトル搬送具17を手作
業で回収し、ボトル整列装置12、箱詰装置14から残
ボトル1、残箱用シート4を手作業で回収した後に、各
ボトル整列装置12、充填キャップ装着装置13、箱詰
装置14を型替え、洗浄する場合に比べ、液体充填包装
設備10の全体として、物品(ボトル1、キャップ2、
箱用シート4、充填液)の品種切替えに伴うボトル整列
装置12、充填キャップ装着装置13、箱詰装置14の
型替え、洗浄を短時間で効率的に実施できる。
【0061】また、キャップ搬送具34が、品種が変更
されたキャップ2を保持可能とし、このキャップ搬送具
34をキャップ整列機29からキャップ装着機26へ循
環して搬送するキャップ整列搬送装置30が、上記キャ
ップ装着機26と分離可能に設けられ、充填機25へ充
填液を供給する給液ライン16が上記充填機25と分離
可能に設けられたので、キャップ搬送具34を回収する
必要がなく、しかもこのキャップ搬送具34を利用して
残キャップ2を自動回収でき、更に、キャップ整列搬送
装置15をキャップ装着機26と分離し、給液ライン1
6を充填機25と分離して、キャップ整列搬送装置30
におけるキャップ搬送具34を利用しての残キャップの
回収及び型替えと給液ライン16の洗浄とを、ボトル整
列装置12、充填キャップ装着装置13及び箱詰装置1
4における残物品(残ボトル1、残箱用シート4)の回
収、型替え、洗浄と並列して実施できる。このため、液
体充填包装設備10全体としての上記各種機器の型替
え、洗浄をより一層短時間で効率的に実施できる。
【0062】更に、ボトル搬送具17、キャップ搬送具
34が、品種が変更されたボトル1、キャップ2をそれ
ぞれ保持可能に構成されたので、物品(ボトル1、キャ
ップ2、箱用シート4、充填液)の品種を切替える際
に、ボトル搬送具17、キャップ搬送具34を回収し変
更する必要がない。この点からも、液体充填包装設備1
0の品種切り換えに伴う各種機器の型替え、洗浄を短時
間で効率的に実施できる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る物品処理設
備によれば、物品の品種切替えに伴う各種機器の型替
え、洗浄を短時間で効率的に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る物品処理設備の一つの実
施の形態が適用された液体充填包装設備を示す全体斜視
図である。
【図2】図2は、図1の液体充填包装設備における通常
生産時のフロー図である。
【図3】図3は、図1の液体充填包装設備における品種
切替え時のフロー図である。
【図4】図4は、図1のボトル回収装置を示す平面図で
ある。
【図5】図5は、図4のV-V 線に沿う矢視図である。
【図6】図6は、図1のキャップ回収装置を示す平面図
である。
【図7】図7は、図6のVII-VII 線に沿う矢視図であ
る。
【図8】図8は、図1の洗浄補助具搬送コンベヤを示す
平面図である。
【図9】図9は、図1の充填機の部分平面図である。
【図10】図10は、図9における中間ホイールの部分
平面図である。
【図11】図11は、図1のボトル搬送具を示す模式図
である。
【図12】図12は、図1のキャップ搬送具を示す模式
図である。
【図13】図13は、物品の品種切替えのタイムチャー
トを示す。
【符号の説明】
1 ボトル 2 キャップ 3 包装箱 4 箱用シート 11 ボトル搬送具搬送ライン 12 ボトル整列装置 13 充填キャップ装着装置 14 箱詰装置 15 キャップ整列搬送装置 16 給液ライン 17 ボトル搬送具 19 ボトル供給機 20 ボトル整列機 24 ボトル投入機 25 充填機 26 キャップ装着機 28 キャップ供給機 29 キャップ整列機 30 キャップ搬送具搬送ライン 34 キャップ搬送具 36 シート供給機 37 製函機 38 箱詰機 42 ボトル回収装置 43 洗浄補助具搬送コンベヤ 44 ボトル搬送具搬送ラインの第1パート 45 ボトル搬送具搬送ラインの第2パート 46 ボトル搬送具搬送ラインの第3パート 47 仕切弁 49 切換装置 53 ボトル搬送具移動装置 59 ボトル取出装置 65 キャップ回収装置 71 キャップ保持解除装置 72 キャップ取出装置 77 充填機の回転テーブル 78 キャップ装着機の回転テーブル 80 中間ホイール 92 洗浄補助具 M2 中間ホイールの固定磁石 M2′ 中間ホイールの可動磁石 L4、L5 洗浄補助具搬送コンベヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今村 俊孝 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を保持可能とする物品搬送具が物品
    搬送具搬送ラインにて循環して搬送され、この物品搬送
    具搬送ラインに付設された各種機器によって上記物品搬
    送具搬送ラインによる搬送中に上記物品を処理する物品
    処理設備において、 上記物品搬送具は、物品の品種が変更されてもこの物品
    を保持可能に設けられ、 上記物品搬送具搬送ラインは上記付設機器毎に分割可能
    に設けられ、 これらの付設機器からの残物品の回収、上記付設機器の
    型替え、洗浄が上記各付設機器毎に並列実施可能に構成
    されたことを特徴とする物品処理設備。
  2. 【請求項2】 物品搬送具搬送ラインは、ボトルを保持
    可能とするボトル搬送具を循環して搬送するボトル搬送
    具搬送ラインであり、 上記ボトル搬送具は、ボトルの品種が変更されてもこの
    ボトルを保持可能とし、 上記ボトルを整列して上記ボトル搬送具に保持させるボ
    トル整列装置と、上記ボトル搬送具に保持された上記ボ
    トルに内容物を充填してキャップを装着する充填キャッ
    プ装着装置と、上記キャップが装着された上記ボトルを
    箱詰めする箱詰装置とが、上記ボトル搬送具搬送ライン
    に付設され、 上記ボトル搬送具搬送ラインが上記ボトル整列装置、充
    填キャップ装着装置及び箱詰装置毎に分割可能に設けら
    れ、 上記ボトル整列装置からの残ボトルの回収及び装置の型
    替え、上記充填キャップ装着装置の洗浄及び型替え、上
    記箱詰装置からの残箱用シートの回収及び装置の型替え
    が並列して実施可能に構成された請求項1に記載の物品
    処理設備。
  3. 【請求項3】 充填キャップ装着装置が充填機及びキャ
    ップ装着機を備えて構成され、 上記キャップ装着機には、キャップ整列機にて整列され
    たキャップを保持可能とするキャップ搬送具を、上記キ
    ャップ整列機から上記キャップ装着機へ循環して搬送す
    るキャップ整列搬送装置が接続され、 上記充填キャップ装着装置には、内容物を上記充填機へ
    供給する内容物供給ラインが接続され、 上記キャップ搬送具は、キャップの品種が変更されても
    このキャップを保持可能とし、 上記キャップ整列搬送装置は上記キャップ装着機から、
    又、上記内容物供給ラインは上記充填機からそれぞれ分
    離可能に設けられ、 上記キャップ整列搬送装置からの残キャップの回収及び
    装置の型替え、上記内容物供給ラインの洗浄が、ボトル
    整列装置からの残ボトルの回収及び装置の型替え、充填
    キャップ装着装置の洗浄及び型替え、箱詰装置からの残
    箱用シートの回収及び装置の型替えと並列して実施され
    る請求項2に記載の物品処理設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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