JPH09226615A - 農用作業車 - Google Patents

農用作業車

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Publication number
JPH09226615A
JPH09226615A JP4280596A JP4280596A JPH09226615A JP H09226615 A JPH09226615 A JP H09226615A JP 4280596 A JP4280596 A JP 4280596A JP 4280596 A JP4280596 A JP 4280596A JP H09226615 A JPH09226615 A JP H09226615A
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JP
Japan
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steering
wheels
pair
cylinder
clutch
Prior art date
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Application number
JP4280596A
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English (en)
Inventor
Jitsuo Yoshida
実夫 吉田
Hiroshi Suzuki
弘 鈴木
Atsushi Masutome
淳 増留
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NOSAKUBUTSU SEIIKU KANRI SYST
NOSAKUBUTSU SEIIKU KANRI SYST KENKYUSHO KK
Kubota Corp
Original Assignee
NOSAKUBUTSU SEIIKU KANRI SYST
NOSAKUBUTSU SEIIKU KANRI SYST KENKYUSHO KK
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NOSAKUBUTSU SEIIKU KANRI SYST, NOSAKUBUTSU SEIIKU KANRI SYST KENKYUSHO KK, Kubota Corp filed Critical NOSAKUBUTSU SEIIKU KANRI SYST
Priority to JP4280596A priority Critical patent/JPH09226615A/ja
Publication of JPH09226615A publication Critical patent/JPH09226615A/ja
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体操向用車輪を比較的コンパクトなステア
リングシリンダでスムーズに強力に大操向角度まで操向
操作する。 【解決手段】 機体20bに一端側を回動自在に連結し
た一対のステアリングシリンダ50,50のうちの一方
のステアリングシリンダ50を左車輪1のナックルアー
ム51に連結し、他方のステアリングシリンダ50を右
車輪1のナックルアーム51に連結してある。一対のナ
ックルアーム51,51に各別に連結している一対のリ
ンク機構R,Rと、両リンク機構R,Rを連結している
タイロッド59とにより、左右のナックルアーム51,
51を連結してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の機体操
向用車輪をステアリングシリンダによって操向操作する
ように構成した農用作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば田植え機において、図7に示す
如く機体の旋回中心Pを設定し、左右一対の前車輪1,
1それぞれの車軸芯が旋回中心Pを通る直線上に位置す
る操向角まで左右前輪1,1を操向操作できるように構
成すれば、畦際で機体旋回を行う際、機体を旋回中心P
のまわりでユー・ターン走行させるだけで、旋回後の植
付け苗列が旋回前の植付け苗列に対して所定の苗列間隔
で並ぶようにして作業走行して行くことが可能になる。
このため、従来、図9に示すように、両ロッド形複動シ
リンダで成る一本のステアリングシリンダ50のシリン
ダチューブを機体に固定し、このステアリングシリンダ
50のシリンダロッドの一端側と、左右一対の機体操向
用車輪1,1のうちの一方の車輪1のナックルアーム5
1とを、機体20bが回動自在に支持する揺動リンク5
4、この揺動リンク54とナックルアーム51を連結し
ている連動杆55などで成るリンク機構Rと、タイロッ
ド59とによって連結し、ステアリングシリンダ50の
シリンダロッドの他端側と、他方の機体操向用車輪1の
ナックルアーム51とを、機体20bが回動自在に支持
する揺動リンク57、この揺動リンク57とナックルア
ーム51を連結している連動杆58などで成るリンク機
構Rと、タイロッド59とによって連結し、左右前輪
1,1をステアリングシリンダ50によって大操向角度
まで操向操作できるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のステアリング技
術の場合、車輪の操向角度が大になるに伴い、ステアリ
ングシリンダや、ステアリングシリンダとナックルアー
ムの間のリンク機構に大きな曲げ力など無理な操作反力
が掛かり、それらの作動がスムーズでなくなるとか、強
度面で不利になるとかの問題があった。本発明の目的
は、車輪操向角を大角度にできる割りにはスムーズに操
向操作できるとともに比較的コンパクトに得られるよう
にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕機体に一端側が回動自在に支持さ
れた一対のステアリングシリンダのうちの一方のステア
リングシリンダの他端側を左右一対の機体操向用車輪の
うちの一方の車輪のナックルアームに、他方のステアリ
ングシリンダの他端側を他方の車輪のナックルアームに
それぞれ連結し、前記一対のナックルアームに各別に連
結している左右一対のリンク機構と、前記一対のリンク
機構を連結しているタイロッドとにより、前記一対のナ
ックルアームを連結してある。
【0006】〔作用〕ステアリングシリンダの作動スト
ロークを大にし、車輪を操向操作できる角度を大にして
も、ナックルアームの揺動に伴ってステアリングシリン
ダが機体に対して回動し、ステアリングシリンダのナッ
クルアームと機体とにわたる取付け姿勢としては、シリ
ンダに曲げ力など掛からないとか掛かっても従来ほど大
きくはなりにくい比較的無理のない取付け姿勢になる。
【0007】左右のリンク機構とタイロッドとがナック
ルアームどうしを連結し、左右車輪が同時に操向作動す
ることを可能にし、かつ、左右車輪の操向角関係が機体
操向に必要な所定の関係になることを可能する。さら
に、一対のステアリングシリンダの一方が短縮側とな
り、この短縮側シリンダによって車輪に与えられる操向
操作力が伸長側シリンダによって車輪に与えられる操向
操作力より小になっても、伸長側シリンダがその操作力
の一部を短縮側シリンダが連結しているナックルアーム
側の車輪にも与え、短縮シリンダ側の車輪にも充分な操
向操作力を与えることを可能にする。
【0008】したがって、車輪を大小如何なる操向角度
に操向操作する場合でも、一対のステアリングシリンダ
をスムーズに作動させながら、かつ、両ナックルアーム
を連結しているリンク機構がスムーズに作動して左右車
輪の操向角関係を所定どおりに維持するようにしなが
ら、さらに、短縮側シリンダの方の車輪も強力に操向操
作しながら操向操作できる。
【0009】〔効果〕ステアリングシリンダも、ナック
ルアーム連結機構もスムーズに作動させながら、左右車
輪を大操向角度まで強力に操向操作できることにより、
冒頭に記した如く旋回中心のまわりで180度の向き変
更を行うように旋回走行するだけで旋回前の作業列と旋
回後の作業列とが所定の間隔で並ぶなど、有利に旋回で
きるようにできた。しかも、その割りには、左右車輪を
強力に操向操作してスムーズに旋回できるようになり、
かつ、シリンダなどに無理な力が掛からなくて耐久性の
富んだものにできるとともに、比較的軽小なステアリン
グシリンダやリンク機構を採用してコンパクトに得られ
るようにできた。
【0010】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0011】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記一対のステアリングシリンダのうちの一方のス
テアリングシリンダが伸長作動し、他方のステアリング
シリンダが短縮作動することによって前記一対の車輪が
機体に対して同一の操向方向に揺動するように、前記両
ステアシリンダを前記ナックルアームに連結し、前記一
対のステアリングシリンダうちの一方のステアリングシ
リンダの伸長操作側シリンダ室と、他方のステアリング
シリンダの短縮操作側シリンダ室とを一つのステアリン
グバルブに並列接続し、前記一方のステアリングシリン
ダの短縮操作側シリンダ室と、前記他方のステアリング
シリンダの伸長操作側シリンダ室とを前記ステアリング
バルブに並列接続してある。
【0012】〔作用〕一つのステアリングバルブを操作
すると、一対のステアリングシリンダのうちの一方が伸
長側で他方が短縮側に作動し、左車輪用のステアリング
シリンダも右車輪用のステアリングシリンダも車輪左向
きに操向操作するとか右向きに操向操作するとか同一の
向きに操向操作する。かつ、短縮側シリンダの車輪を、
短縮側シンダの操作力と、伸長側シリンダの操作力の一
部との両操作力によって強固に操向操作できる。
【0013】〔効果〕ステアリングシリンダやリンク機
構の軽小化を可能にするべく一対のステアリングシリン
ダを採用している割りには、圃場泥土による抵抗が大き
い場合でも左右車輪を強固に操向操作して有利に旋回で
きるとともに、一つのステアリングバルブを設けたり、
操作したりするだけの比較的簡単な操作構造で操作でき
る。
【0014】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0015】〔構成〕請求項1または2による発明の構
成において、前記一対の機体操向用車輪が駆動自在な前
輪であり、前記左右前輪の平均周速度が駆動自在な左右
後輪の平均周速度と同一になるように前記左右前輪に動
力伝達する第1多板式クラッチと、前記左右前輪の平均
周速度が前記左右後輪の平均周速度より高速になるよう
に前記左右前輪に動力伝達する第2多板式クラッチとを
有する前輪駆動機構を備え、前記第1多板式クラッチと
前記第2多板式クラッチのうちの一方のクラッチを切り
で他方のクラッチを入りに付勢するクラッチスプリン
グ、このクラッチスプリングに抗して前記一方のクラッ
チを入りで前記他方のクラッチを切りに操作する油圧ピ
ストンを前記前輪駆動機構に備えてある。
【0016】〔作用〕油圧ピストンに油圧供給するか、
この油圧供給を解除するかにより、第1多板クラッチと
第2多板クラッチのうちの一方が切りで他方が入りなる
か、一方が入りで他方が切りになる。すなわち、前輪駆
動機構が前輪を後輪と同一の周速度で駆動する等速駆動
状態と、前輪を後輪よりも高速の周速度で駆動する増速
駆動状態とに切り換わる。これにより、機体旋回時に前
輪駆動機構を増速駆動状態に切り換えると、前輪が牽引
作用を発揮し、前輪が左向きまたは右向きに大操向角度
で操向しても、泥土などによる抵抗が大きくても、その
割りには前輪側面による土押しを少なくしながら、旋回
半径を小さくしながら旋回できる。
【0017】〔効果〕たとえば水田など泥が深い等の場
合でも、圃場乱れを抑制しながら小半径でスムーズに旋
回して能率よく作業できる。しかも、油圧ピストンに対
する油圧供給を入り切りするだけの簡単な操作により、
前車輪を等速駆動と増速駆動とに容易に切り換えでき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の走
行前車輪1,1および走行用後車輪2,2を駆動自在に
備え、エンジンEを有する原動部、機体の横方向および
上下方向に並ぶ多数の予備苗のせ棚(図示せず)を有す
る予備苗貯留装置3、センサー支柱4を備えている自走
機体の後部に、リフトシリンダC1によって上下に揺動
操作するリンク機構5を介して昇降操作するように苗植
付装置10を連結するとともに、自走機体から回転軸6
を介して苗植付装置10に動力伝達するように構成して
ある。苗植付装置10は、伝動ケースでなる植付け機体
11の後部に機体横方向に並列する複数個の苗植付機構
12、これら苗植付機構12の苗植え運動に連動して機
体横方向に往復移動しながら苗植付機構12に苗供給す
る苗載せ台13、植付け機体11の下部に取り付けてあ
るとともに機体横方向に並列する複数個の接地フロート
14を備え、機体走行に伴い、接地フロート14によっ
て圃場泥土を整地し、この整地箇所に苗植付機構12に
よって苗植え付けして行くように構成してある。苗載せ
台13の後方側に位置する肥料タンク15、この肥料タ
ンク15に肥料繰り出し装置16を介して接続するとと
もに複数個の苗植付機構12それぞれの近くに1個ずつ
配置した施肥ノズル17を有した施肥装置18を苗植付
装置10に備えてある。肥料繰り出し装置16は、苗植
付機構12から動力伝達されて駆動され、肥料タンク1
5から粉粒肥料を設定量ずつ繰り出して施肥ノズル17
に落下供給し、施肥ノズル17は、肥料繰り出し装置1
6からの肥料を圃場泥土に供給するように構成してあ
る。これにより、施肥装置18は、苗植付装置12が苗
植え作業を行うに伴い、苗植付機構12による植え付け
苗の近くに肥料を供給して行く。自走機体の予備苗貯留
装置3の後側に自走機体の横方向および上下方向に移動
制御できるように構成した苗供給装置7を備えてある。
この苗供給装置7は苗供給テーブル7aを有し、圃場の
外部に設置された苗供給装置(図示せず)から予備苗貯
留装置3の前側のコンベア連結装置8に延出して連結さ
れる苗供給コンベア(図示せず)からの予備苗を苗供給
テーブル7aによって予備苗貯留装置3の各予備苗のせ
棚に積み込んだり、予備苗貯留装置3に貯留してある予
備苗を苗供給テーブル7aによって予備苗のせ棚から取
り出して苗植付装置10の苗載せ台13に供給したりす
るものである。センサー支柱4に前後一対の第1受光セ
ンサー9a,9a、左右一対の第2受光センサー9b,
9bを取付けるとともに、畦などにレーザー装置(図示
せず)を設置して投射されるレーザー光を第1受光セン
サー9aによって受光し、この受光結果に基づいて苗植
付装置10の昇降制御、駆動および停止制御を行わせる
ように構成し、前記レーザー装置からのレーザー光を第
2受光センサー9bによって受光し、この受光結果に基
づいて前車輪1の操向制御を行わせるように構成し、も
って、所定の作業行程を自動的に植付け走行するよう
に、かつ、畦際で自動的に苗植付装置10を持ち上げて
旋回走行するようにレーザー光によって誘導しながら作
業できる施肥装置付き田植え機を構成してある。
【0019】前車輪1は、自走機体の機体フレームFの
前端側に連結して自走機体の前輪支持部分20を形成し
てある前輪伝動ケース20の両端側に支持させてあり、
後車輪2は、前記機体フレームFの後端側に連結してあ
るミッションケース21の両端側に支持させてある。左
右前輪1,1に動力伝達する前輪用差動機構22を前記
前輪伝動ケース20の機体横方向での中間部に内装し、
左右後輪2,2に動力伝達する後輪用差動機構23を前
記ミッションケース21の後部に内装するとともに、エ
ンジンEの回転出力を両差動機構21,23に伝達して
前後輪1,2の駆動を可能にする伝動構造を図2に示す
ように構成してある。
【0020】すなわち、エンジンEの回転出力が主クラ
ッチ24および回転軸25を介して入力軸26aに伝達
されるように構成するとともに、この入力軸26aを備
えている油圧ポンプの斜板角変更により、回転入力を中
立を挟んで前進側と後進側とに切り換えて、かつ、前後
進側のいずれにおいても無段階に変速して出力するよう
に構成した油圧式無段変速装置26で成る走行用主変速
装置26を前記ミッションケース21の前部に付設して
ある。この走行主変速装置26の出力軸26bをミッシ
ョンケース21の入力ギヤ27aに兼用してある走行用
副変速装置27の入力ギヤ27aに一体回動可能に連結
し、この走行用副変速装置27の出力軸27bの回動力
を走行クラッチ28を介して後輪用差動機構23の入力
軸23aに伝達するように構成してある。後輪用差動機
構23の入力軸23aの前端側を、前記ミッションケー
ス21内の前記走行用副変速装置27の下方に位置する
前輪駆動機構30の入力ギヤ31に一体回動可能に連結
し、この前輪駆動機構30の出力軸32を回転軸29に
より前輪用差動機構22の入力軸22aに連結してあ
る。
【0021】前記前輪駆動機構30は、図3に示すよう
に構成してある。すなわち、前記出力軸32の下方に配
置の伝動軸33をミッションケース21に回動自在に支
持させるとともに、この伝動軸33の後端側にスプライ
ン係合によって一体回動するように取付けた伝動ギヤ3
4を前記入力ギヤ31に咬合させてある。伝動軸33に
クラッチケース35をスプライン係合によって一体回動
するように取付け、伝動軸33のクラッチケース35よ
りも前側に相対回動自在に取付けた等速伝動ギヤ36の
クラッチ取付け筒部36aと、クラッチケース35との
間に湿式の第1多板クラッチK1を設け、伝動軸33の
クラッチケース35よりも後側に相対回動自在に取り付
けた増速伝動ギヤ37のクラッチ取付け筒部37aと、
前記クラッチケース35との間に湿式の第2多板クラッ
チK2を設けてある。前記等速伝動ギヤ36に咬合する
第1出力軸ギヤ32aを出力軸32にスプライン係合に
よって一体回動するように取付け、前記増速伝動ギヤ3
7に咬合する第2出力軸ギヤ32bを出力軸32に一体
部品に形成してある。前記クラッチケース35の第2多
板クラッチK2が位置する方の内部にクラッチ操作用の
油圧ピストン38とクラッチスプリング39とを設けて
あるとともに、油圧ピストン38は、クラッチケース3
5の伝動軸33に外嵌しているボス部と、第2多板クラ
ッチK2が連結している筒部との間の環状空間に伝動軸
33の軸芯方向に摺動するように嵌入してあり、クラッ
チスプリング39は、クラッチケース35の伝動軸33
に外嵌しているボス部に外嵌しているコイルスプリング
で成り、一端側がクラッチケース35の前記ボス部が支
持しているばね受け40に受け止め支持され、他端側が
油圧ピストン38に当接していて、ばね受け40を反力
部材として油圧ピストン38をクラッチケース35の仕
切り壁部35aの方に摺動付勢している。伝動軸33に
穿設してある油路33aに油圧ホース41を介して変速
バルブVを接続し、この変速バルブVの切り換え操作に
よって油圧ピストン38に油圧を供給したり、この油圧
供給を解除したりするように構成するとともに、油圧ピ
ストン38に油圧供給すると、油圧ピストン38は油圧
のためにクラッチスプリング39に抗して第2多板クラ
ッチK2の方に摺動操作される。すると、油圧ピストン
38は第2多板クラッチK2の複数枚の摩擦プレートと
伝動プレートとを摩擦によって一体回動するように押し
付け操作し、第2多板クラッチK2を入りに操作する。
このとき、クラッチケース35の仕切り壁部35aを摺
動自在に貫通している操作ピン42に対する押圧操作を
解除し、この操作ピン42による第1多板クラッチK1
に対する押圧操作を解除させることによって第1多板ク
ラッチK1を切りに操作する。油圧ピストン38に対す
る油圧供給を解除すると、油圧ピストン38はクラッチ
スプリング39の付勢力のために前記仕切り壁部35a
の方に摺動操作される。すると、油圧ピストン38は第
2多板クラッチK2の摩擦プレートおよび伝動プレート
に対する押圧操作を解除し、第2多板クラッチK2を切
りに操作する。このとき、前記操作ピン42を第1多板
クラッチK1の方に摺動操作し、操作ピン42によって
第1多板クラッチK1の複数枚の摩擦プレートと伝動プ
レートとを摩擦によって一体回動するように押し付け操
作させることによって第1多板クラッチK1を入りに操
作する。
【0022】つまり、油圧ピストン38に油圧供給する
と、油圧ピストン38による操作のために第1多板クラ
ッチK1が切りで第2多板クラッチK2が入りになり、
後輪用差動機構23の入力軸23aから入力ギヤ31に
伝達される回動力を伝動ギヤ34、伝動軸33、クラッ
チケース35、第2多板クラッチK2、増速伝動ギヤ3
7および第2出力軸ギヤ32bを介して出力軸32に伝
達するとともに、入力ギヤ31と伝動ギヤ34の間およ
び増速伝動ギヤ37と第2出力軸ギヤ32bの間の伝動
比により、出力軸32の回転数が入力ギヤ31の回転数
の約2倍になるように増速伝動するようになる。これに
より、前輪駆動機構30は増速駆動状態になり、左右前
輪1,1の平均周速度が左右後輪2,2の平均周速度よ
り約2倍の高速になるように左右前輪1,1に動力伝達
する。そして、油圧ピストン38に対する油圧供給を解
除すると、クラッチスプリング39による操作のために
第1多板クラッチK1が入りで第2多板クラッチK2が
切りになり、後輪用差動機構23の入力軸23aから入
力ギヤ31に伝達される回動力を伝動ギヤ34、伝動軸
33、クラッチケース35、第1多板クラッチK1、等
速伝動ギヤ36および第1出力軸ギヤ32aを介して出
力軸32に伝達するとともに、入力ギヤ31と伝動ギヤ
34の間および等速伝動ギヤ36と第1出力軸ギヤ32
aの間の伝動比により、出力軸32の回転数が入力ギヤ
31の回転数に等しくなるように、あるいは、等しくな
くても走行に支障がない程度の差になるように動力伝達
するようになる。これにより、前輪駆動機構30は等速
駆動状態になり、左右前輪1,1の平均周速度と左右後
輪2,2の平均周速度とが同一またはほぼ同一になるよ
うに左右前輪1,1に動力伝達する。
【0023】図4および図6に示すように、前輪伝動ケ
ース20のうちの両端側の前輪1が取付けられている前
輪支持ケース部分20aを、前輪用差動機構22が内装
されているとともに機体フレームFに連結されている機
体側ケース部分20bに機体上下方向の軸芯Xまわりで
回動するように連結し、機体側ケース部分20bの後側
に付設されたシリンダ支持ブラケット49にシリンダチ
ューブ側を回動自在に連結した一対のステアリングシリ
ンダ50,50のうちの一方のシンダ50のシリンダロ
ッド側を、左前輪1を軸芯Xまわりで操向操作するよう
に前輪支持ケース部分20aの上端側から機体後方向き
に一体回動自在に延出されているナックルアーム51に
回動自在に連結し、前記一対のステアリングシリンダ5
0,50のうちの他方のシリンダ50のシリンダロッド
側を、右前輪1を軸芯Xまわりで操向操作するように前
輪支持ケース部分20aの上端側から機体後方向きに一
体回動自在に延出されているナックルアーム51に回動
自在に連結してある。左前輪1のナックルアーム51と
一体に同一の軸芯Xまわりで回動するように構成した上
下一対の揺動リンク52,52、機体側ケース部分20
bの左端部分に機体前方向きに突出しているブラケット
53に機体上下方向の軸芯まわりで回動自在に支持させ
た第1連動リンク54、この第1連動リンク54の遊端
側と前記一対の揺動リンク52,52とを連結している
ロッド製の第1連動杆55、機体側ケース部分20bの
それぞれにより、左前輪1のナックルアーム51に連結
したリンク機構Rを構成してある。右前輪1のナックル
アーム51と一体に同一の軸芯Xまわりで回動するよう
に構成した上下一対の揺動リンク52,52、機体側ケ
ース部分20bの右端部分に機体前方向きに突出してい
るブラケット56に機体上下方向の軸芯まわりで回動自
在に支持させた第2連動リンク57、この第2連動リン
ク57の遊端側と前記一対の揺動リンク52,52とを
連結しているロッド製の第2連動杆58、機体側ケース
部分20bのそれぞれにより、右前輪1のナックルアー
ム51に連結したリンク機構Rを構成し、前記第1揺動
リンク54と前記第2揺動リンク57の遊端側どうしを
タイロッド59によって連結することにより、このタイ
ロッド59によって左前輪1側のリンク機構Rと、右前
輪1側のリンク機構Rとを連結してある。これにより、
左右一対のリンク機構R,Rとタイロッド59とが左前
輪1のナックルアーム51と、右前輪1のナックルアー
ム51とを連動して揺動するように連結している。一対
のステアリングシリンダ50,50のうちの一方のシリ
ンダ50がこれを伸長側に操作するように備えているシ
リンダ室50aと、他方のシリンダ50がこれを短縮側
に操作するように備えているシリンダ室50bとを油路
60aにより、一つのステアリングバルブ61の一対の
シリンダポートのうちの一方のシリンダポートに並列に
接続し、前記一方のステアリングシリンダ50がこれを
短縮側に操作するように備えているシリンダ室50b
と、前記他方のステアリングシリンダ50がこれを伸長
側に操作するように備えているシリンダ室50aとを油
路60bにより、前記ステアリングバルブ61の一対の
シリンダポートのうちの他方のシリンダポートに並列に
接続し、ステアリングバルブ61を切り換え操作して一
対のステアリングシリンダ50,50を伸長操作した
り、短縮操作したりすることにより、左右前輪1,1を
操向操作するようにしてある。
【0024】すなわち、図5に示すように、ステアリン
グバルブ61を中立位置61aから第1駆動位置61b
または第2駆動位置61cに切り換え操作すると、一方
のステアリングシリンダ50が伸長側で他方のステアリ
ングシリンダ50が短縮側にそれぞれ作動し、伸長作動
する方のステアリングシリンダ50はこれが連結してい
るナックルアーム51を機体外側に揺動操作し、短縮作
動する方のステアリングシリンダ50はこれが連結して
いるナックルアーム51を機体内側に揺動操作する。こ
れにより、左右前輪1,1はステアリングシリンダ50
の駆動力によって軸芯Xまわりで揺動操作され、共に操
作前よりも右向き側に操向するとか左向き側に操向する
など同じ操向方向に操向作動する。このとき、左右のリ
ンク機構R,Rおよびタイロッド59が左右のナックル
アーム51,51を連結していることにより、左右前輪
1,1の操向角度の関係は、旋回内側の前輪1の操向角
度が旋回外側の前輪1の操向角度よりも大になるととも
にその角度差が機体の旋回角度に適切な角度差になる所
定の旋回用関係になる。たとえば、旋回内側の前輪1が
直進向きから74.57度横向きに操向すると、旋回外
側の前輪1は直進向きから42.33度の操向角度で横
向きに操向する。また、一対のステアリングシリンダ5
0,50を一つのステアリングバルブ61から圧油を並
列に供給して制御するものでありながら、タイロッド5
9などにより左右のナックルアーム51,51を同時に
作動するように連結しているため、左右車輪1,1のい
ずれか一方のナックルアーム51には短縮作動するステ
アリングシリンダ50が操作力を与えることになる割り
には、その車輪1を強力に操向操作できる。
【0025】すなわち、図8に示す如く、ステアリング
シリンダ50のストロークと、ステアリングシリンダ5
0が車輪1に操向操作のために与えるトルクとの関係が
得られる。図8の横軸はステアリングシリンダ50のス
トロークを示し、縦軸はステアリングシリンダ50が車
輪1に操向操作のために与えるトルクを示す。そして、
左右車輪1,1をタイロッド59などで連結しない状態
で、右用ステアリングシリンダ50を伸長側に作動させ
て右車輪1を操向操作し、左用ステアリングシリンダ5
0を短縮側に作動させて左車輪1を右車輪1の操向角度
に対応する操向角度に操向操向すると、トルク線Aによ
り、右用ステアリングシリンダ50のストロークと、右
用ステアリングシリンダ50によって右車輪1に与えら
れるトルクとの関係が示され、トルク線Bにより、左用
ステアリングシリンダ50のストロークと、左用ステア
リングシリンダ50によって左車輪1に与えられるトル
クとの関係が示される。トルク線Aに対応するスロトー
クE1は、右用ステアリングシリンダ50が最短縮状態
で右車輪1を最も右向きに操向操作する状態にあること
を示し、ストロークNは、右用ステアリングシリンダ5
0が中立状態で右車輪1を直進向きに操向操作する状態
にあることを示し、ストロークE2は、右用ステアリン
グシリンダ50が最伸長状態で右車輪1を最も左向きに
操向操作する状態にあることを示す。すなわち、スロト
ークがNからE1の方にある状態では右車輪1を旋回内
側に位置する方向、すなわち内輪方向に操作し、ストロ
ークがNからE2の方にある状態では、右車輪1を旋回
外側に位置する方向、すなわち外輪方向に操作する。左
右車輪1,1を揺動リンク52、連動杆54,58、連
動リンク54,57およびタイロッド59などで連結
し、右用ステアリングシリンダ50を伸長側に作動さ
せ、左用ステアリングシリンダ50を短縮側に作動させ
て左右車輪1,1を操向操作すると、トルク線Cによ
り、左右のステアリングシリンダ50のストロークと、
左右車輪1,1のそれぞれに与えられるトルクとの関係
が示される。尚、左右車輪1,1をタイロッド59など
で連結しない状態で、左用ステアリングシリンダ50を
伸長側に作動させて左車輪1を操向操作し、右用ステア
リングシリンダ50を短縮側に作動させて右車輪1を左
車輪1の操向角度に対応する操向角度に操向操向する
と、トルク線Aにより、左用ステアリングシリンダ50
のストロークと、左用ステアリングシリンダ50によっ
て右車輪1,1に与えられるトルクとの関係が示され、
トルク線Bにより、右用ステアリングシリンダ50のス
トロークと、右用ステアリングシリンダ50によって右
車輪1,1に与えられるトルクとの関係が示されること
になる。そして、左右車輪1,1を揺動リンク52、連
動杆55,58、連動リンク54,57およびタイロッ
ド59などで連結し、左用ステアリングシリンダ50を
伸長側に作動させ、右用ステアリングシリンダ50を短
縮側に作動させて左右車輪1,1を操向操作すると、ト
ルク線Cにより、左右のステアリングシリンダ50のス
トロークと、左右車輪1,1のそれぞれに与えられるト
ルクとの関係が示されることになる。すなわち、ステア
リングシリンダ50を短縮側に操作する際に油圧が作用
するピストン面積が、伸長側に操作する際に油圧が作用
するピストン面積よりも小であることにより、左右の各
ステアリングシリンダ50が単独で車輪1を操向操作す
る場合、短縮側に作動して車輪1に与えるトルクは、伸
長側に作動して車輪1に与えるトルクよりも小になる。
しかし、左右車輪1,1をタイロッド59などで連結す
ると、短縮側に作動するステアリングシリンダ50が連
結しているナックルアーム51を有する方の車輪1は、
短縮作動するステアリングシリンダ50によって与えら
れる操作力と、他方の車輪1のナックルアーム51に連
結していて伸長作動するステアリングシリンダ50によ
って与えられる操作力との両操作力によって操向操作さ
れる。
【0026】つまり、作業走行を行う際には、前輪駆動
機構30を等速駆動状態に切り換えておき、左右前輪
1,1の平均周速度と左右後輪2,2の平均周速度が同
一またほぼ同一になる状態で前後輪1,2を駆動して走
行させる。そして、畦際に到達して旋回走行させる際、
前輪駆動機構30を増速駆動状態に切り換えるととも
に、図7に示す如く左右前輪1,1をそれらの車軸芯が
旋回中心Pを通る直線上に位置するように操向操作させ
る。すると、前輪1が前記操向角度で機体に牽引作用す
ることにより、機体が旋回中心Pのまわりでユー・ター
ン走行した後には、旋回後に行われる植付け苗列が旋回
前の植付け苗列に対し、苗植付装置10による複数条の
植付け苗列の間隔に等しい苗列間隔で並ぶ状態になる。
【0027】〔別実施形態〕前輪駆動機構30として
は、油圧ピストン38およびクラッチスプリング39を
クラッチケース35の第1多板クラッチK1が位置する
方の内部に設け、クラッチスプリング39が第2多板ク
ラッチK2の方を入りで第1多板クラッチK1の方を切
りに付勢し、油圧ピストン38がクラッチスプリング3
9に抗して第1多板クラッチK1の方を入りで第2多板
クラッチK2の方を切りに操作するように構成したもの
を採用して実施してもよい。
【0028】請求項1および請求項2による発明にあっ
ては、後車輪を操向用車輪として操向操作するものにも
適用できる。したがって、これらの車輪を総称して機体
操向用車輪1と称する。
【0029】本発明は、レーザー誘導型の田植え機の
他、作業者が搭乗して運転する乗用型の田植え機、耕耘
機など各種の作業車にも適用できるのであり、これらを
総称して農作業車と称する。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥装置付き田植え機全体の側面図
【図2】ミッションケースの断面図
【図3】前輪駆動機構の断面図
【図4】前輪操向装置の直進状態での平面図
【図5】前輪操向装置の旋回状態での平面図
【図6】前輪取付け部の前面図
【図7】機体旋回状態の説明図
【図8】操舵トルク線図
【図9】従来の前輪操向装置の平面図
【符号の説明】
1 機体操向用車輪 20b 機体 30 前輪用駆動機構 38 油圧ピストン 39 クラッチスプリング 50 ステアリングシリンダ 50a 伸長操作側シリンダ室 50b 短縮操作側シリンダ室 51 ナックルアーム 59 タイロッド 61 ステアリングバルブ K1 第1多板クラッチ K2 第2多板クラッチ R リンク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増留 淳 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体(20b)に一端側が回動自在に支
    持された一対のステアリングシリンダ(50),(5
    0)のうちの一方のステアリングシリンダ(50)の他
    端側を左右一対の機体操向用車輪(1),(1)のうち
    の一方の車輪(1)のナックルアーム(51)に、他方
    のステアリングシリンダ(50)の他端側を他方の車輪
    (1)のナックルアーム(51)にそれぞれ連結し、 前記一対のナックルアーム(51),(51)に各別に
    連結している左右一対のリンク機構(R),(R)と、
    前記一対のリンク機構(R),(R)を連結しているタ
    イロッド(59)とにより、前記一対のナックルアーム
    (51),(51)を連結してある農用作業車。
  2. 【請求項2】 前記一対のステアリングシリンダ(5
    0),(50)のうちの一方のステアリングシリンダ
    (50)が伸長作動し、他方のステアリングシリンダ
    (50)が短縮作動することによって前記一対の車輪
    (1),(1)が機体(20b)に対して同一の操向方
    向に揺動するように、前記両ステアシリンダ(50),
    (50)を前記ナックルアーム(51)に連結し、前記
    一対のステアリングシリンダ(50),(50)うちの
    一方のステアリングシリンダ(50)の伸長操作側シリ
    ンダ室(50a)と、他方のステアリングシリンダ(5
    0)の短縮操作側シリンダ室(50b)とを一つのステ
    アリングバルブ(61)に並列接続し、前記一方のステ
    アリングシリンダ(50)の短縮操作側シリンダ室(5
    0b)と、前記他方のステアリングシリンダ(50)の
    伸長操作側シリンダ室(50a)とを前記ステアリング
    バルブ(61)に並列接続してある請求項1記載の農用
    作業車。
  3. 【請求項3】 前記一対の機体操向用車輪(1),
    (1)が駆動自在な前輪であり、前記左右前輪(1),
    (1)の平均周速度が駆動自在な左右後輪(2),
    (2)の平均周速度と同一になるように前記左右前輪
    (1),(1)に動力伝達する第1多板式クラッチ(K
    1)と、前記左右前輪(1),(1)の平均周速度が前
    記左右後輪(2),(2)の平均周速度より高速になる
    ように前記左右前輪(1),(1)に動力伝達する第2
    多板式クラッチ(K2)とを有する前輪駆動機構(3
    0)を備え、前記第1多板式クラッチ(K1)と前記第
    2多板式クラッチ(K2)のうちの一方のクラッチ(K
    2)を切りで他方のクラッチ(K1)を入りに付勢する
    クラッチスプリング(39)、このクラッチスプリング
    (39)に抗して前記一方のクラッチ(K2)を入りで
    前記他方のクラッチ(K1)を切りに操作する油圧ピス
    トン(38)を前記前輪駆動機構(30)に備えてある
    請求項1または2記載の農用作業車
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