JPH09226447A - 移動式照明灯装置 - Google Patents

移動式照明灯装置

Info

Publication number
JPH09226447A
JPH09226447A JP6747796A JP6747796A JPH09226447A JP H09226447 A JPH09226447 A JP H09226447A JP 6747796 A JP6747796 A JP 6747796A JP 6747796 A JP6747796 A JP 6747796A JP H09226447 A JPH09226447 A JP H09226447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
lighting device
upper revolving
illuminator
cab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6747796A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Hiratsuka
昭夫 平塚
Keiichi Mokuie
啓市 杢家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
Original Assignee
Komatsu Ltd
Komatsu MEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd, Komatsu MEC Corp filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP6747796A priority Critical patent/JPH09226447A/ja
Publication of JPH09226447A publication Critical patent/JPH09226447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動式照明灯装置の走行時の高さを低くして
安全性を向上し、また、不整地でも走行可能とする。 【解決手段】 ラフテレンクレーンのブーム14の先端
に、前輪3の上方の前端近傍で、運転室11のアイポイ
ントAより低い位置に複数の照明器16を有する枠体1
7を取着する。上部旋回体10の上方、ブーム14の基
端部の横側近傍に油圧モータ20で駆動する発電機21
を設ける。これにより走行姿勢では運転室11上面より
突出したものはなく、前方視界も良好で走行時安全であ
り、不整地走行が可能である。また、本車両のみで照明
を行うことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に発電装置、
配電盤、および照明器を搭載した移動式照明灯装置に関
する。
【0002】一般に、災害あるいは事故等が発生し、夜
間に作業を行う場合、あるいは運動場等で一時的に夜間
照明を必要とする場合、照明装置を現場に搬入し、適当
な位置に取り付け、配置し、付近の電源に接続して照明
している。しかしながら、その準備作業には多くの人手
と時間が必要であり、特に近くに電源のない災害地等、
緊急時には問題があった。そのため、最近は車両に投光
器を搭載し、高所から広範囲の照明を行うことのできる
照明車が用いられている。その照明車の例としては特開
昭51−93032および実開平3−51629により
提案されたものがある。
【0003】特開昭51−93032の提案によれば、
図4に示すように、トラック50の中央部に発電機51
が搭載され、トラック50の後部には伸縮自在のブーム
52が起伏自在に搭載されている。ブーム52の先端に
は旋回装置53を介して、複数の照明器54を取着した
枠体55が起伏自在に装着されている。またトラック5
0の後端にはアウトリガー56が設けられている。な
お、図4は走行状態を示している。使用時には現場に移
動したのちアウトリガー56を接地させ、ブーム52を
起立、伸長したのち、枠体55を起伏させるとともに旋
回装置53を旋回させ、照明器54を所定の方向に向
け、発電機51を駆動して照明を行うようになってい
る。
【0004】実開平3−51629の提案によれば、図
5に示すように、トラック60の中央部に発電機61が
搭載され、トラック60の後部には旋回台62の上に伸
縮自在のブーム63が起伏自在に搭載されている。ブー
ム63の先端には折り畳み式の照明器64が起伏自在に
装着されている。トラック60の中央部および後部には
アウトリガー65a,65bが設けられている。なお、
図5は走行状態を示している。使用時には現場に移動し
たのちアウトリガー65a,65bを接地させ、ブーム
63を起立、伸長したのち、折り畳まれた照明器64を
展開し、旋回台62を旋回させ、照明器64を起伏させ
ることにより照明器64を所定の方向に向け、発電機6
1を駆動して照明するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によれば、特開昭51−93032の提案のものは、
図4に示すように、走行姿勢において車両の全高(伸縮
ブームの上端)H1は、運転室の上面までの高さH2よ
りも高い。また、実開平3−51629の提案のもの
は、図5に示すように、走行姿勢において車両の全高
(照明器の上端)H3は、運転室の上面までの高さH4
よりも高い。したがって両者とも走行時に建造物等に干
渉する危険を伴う。また、両者ともトラックに搭載して
いるため、例えば、災害の発生等で不整地を走行しなけ
ればならないようなときには、現場を走行することが困
難な場合がある。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、走行時に高さ方向の干渉による危険を伴うこ
となく、不整地でも走行可能な移動式照明灯装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る移動式照明灯装置においては、車体
に発電装置と配電盤、および先端部に照明器を装着した
伸縮自在のブームを起伏自在に搭載した移動式照明灯装
置において、前記車体を、1個のエンジンを有する下部
走行体と、この下部走行体に旋回自在に搭載された上部
旋回体とより構成し、この上部旋回体のほぼ中央位置に
運転室および前記伸縮自在のブームを起伏自在に設ける
とともに、前記発電装置を上部旋回体の上方で、かつ、
前記ブームの基端部の横側近傍に取着した構成としてい
る。
【0008】そして、前記発電装置は、油圧モータによ
り駆動される構成としている。
【0009】また、前記油圧モータに供給される圧力油
は、下部走行体に備えられたエンジンにより駆動される
油圧源より、上部旋回体の旋回中心に設けられた、油圧
回路を内設したスイベルジョイントを介して供給される
構成としている。
【0010】車体に発電装置と配電盤、および先端部に
照明器を装着した伸縮自在のブームを起伏自在に搭載し
た移動式照明灯装置において、前記車体を下部走行体
と、この下部走行体に旋回自在に搭載された上部旋回体
とより構成し、この上部旋回体のほぼ中央位置に運転室
および前記伸縮自在のブームを起伏自在に設けるととも
に、走行姿勢において、前記照明器を前記下部走行体の
前輪の上方および上端近傍で、かつ、運転室のアイポイ
ントより下方に設けた構成としている。
【0011】
【作用】上記のような構成としたため、発電機はブーム
とともに旋回するとともに、発電装置とブームとの距離
が短くなり、電気配線が容易になる。また、発電機の駆
動を油圧モータとしたため、下部走行体に設けた1個の
エンジンで走行も発電も行うことができる。さらに、照
明器を運転室のアイポイントより下方に設けたため、全
高を運転室の上面高さより低くすることができるととも
に、良好な視界を確保でき、安全に走行できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る移動式照明灯
装置の実施例について、図面を参照して詳述する。
【0013】図1は照明灯装置を装着したラフテレンク
レーンの側面図であり、図2はその平面図である。1個
のエンジン2を備え、前輪3および後輪4を有する下部
走行体1の中央部には、上部旋回体10が旋回自在に搭
載されている。上部旋回体10のほぼ中央位置には走行
および照明器の操作を行う運転室11が設けられている
とともに、伸縮自在のブーム14の基端部が上部旋回体
のブラケット12にピン13により起伏自在に装着され
ている。下部走行体1の前端部にはアウトリガ5aが、
後端部にはアウトリガ5bが取着されている。
【0014】ブーム14のトップブーム15の先端部に
は複数の照明器16を取着した枠体17がピン18を中
心として回動自在に取着されている。図1は走行状態を
示しており、このとき照明器16は前輪3の上方および
その前端近傍で、かつ、運転室11のアイポイントAよ
り下方に位置している。
【0015】上部旋回体10の上方で、かつ、ブーム1
4の基端部の横側近傍には油圧モータ20で駆動される
発電機21が設けられており、その近傍には配電盤22
が取着されている。したがって、発電機21および配電
盤22はブーム14とともに旋回することと相まって、
配線が容易である。また、発電機21は油圧モータ20
で駆動するため、発電機21の回転数制御を油圧モータ
20の流量制御により容易に行うことができる。
【0016】上部旋回体10の旋回中心には油圧回路を
内設したスイベルジョイント23が設けられており、油
圧モータ20と、エンジン2により駆動される油圧ポン
プ24とはこのスイベルジョイント23を介して接続し
ている。なお、図示しないブーム14を起伏したり伸縮
する油圧装置の圧力油も、油圧ポンプ24からスイベル
ジョイント23を介して供給される。
【0017】照明を行う場合には、図3に示すようにア
ウトリガ5a,5bを接地させ、ブーム14を起立させ
るとともに伸長させ、上部旋回体10を旋回させるとと
もに、照明器16の枠体17を回動させて照明器16を
照明方向に位置させ、エンジン2で油圧ポンプ24を駆
動して油圧モータ20を回転させ、発電機21で発電さ
せて照明を行う。
【0018】上記のように、走行姿勢においては照明器
16を運転室11のアイポイントAの下方に位置させる
ようにしたため、運転室の上端より突出する部分はな
く、走行時に上方の障害物に干渉する恐れはなく、か
つ、前方視界も良好で完全,である。また、ラフテレン
クレーンであるために不整地も容易に走行可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る移動式照明灯装置は上記の
ような構成としたため、走行姿勢において運転室の上面
より高い突出物がなく、走行時に上方の障害物等に干渉
する恐れがないとともに、前方視界も良好で安全に走行
することができる。また、ラフテレンクレーンであるた
め、災害時等で現場が不整地であっても容易に走行可能
であり、車体前後に設けられたアウトリガを調整するこ
とにより安定した照明が可能である。さらに、発電機を
油圧モータで駆動するため回転数制御が容易であり、照
明器への配線も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、ラフテレンクレーンに照明器を
装着した移動式照明灯装置の走行状態の側面図である。
【図2】同、平面図である。
【図3】同、照明時の状態を説明する図面である。
【図4】従来の、トラックに照明器を装着した移動式照
明灯装置の第1例の走行状態の側面図である。
【図5】同、第2例の走行状態の側面図である。
【符号の説明】
1 ラフテレンクレーン 2 エンジン 3 前輪 10 上部旋回体 11 運転室 14 ブーム 15 トップブーム 16 照明器 17 枠体 20 油圧モータ 21 発電機 22 配電盤 23 スイベルジョイント 24 油圧ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に発電装置と配電盤、および先端部
    に照明器を装着した伸縮自在のブームを起伏自在に搭載
    した移動式照明灯装置において、 前記車体を、1個のエンジンを有する下部走行体と、こ
    の下部走行体に旋回自在に搭載された上部旋回体とより
    構成し、この上部旋回体のほぼ中央位置に運転室および
    前記伸縮自在のブームを起伏自在に設けるとともに、前
    記発電装置を上部旋回体の上方で、かつ、前記ブームの
    基端部の横側近傍に取着したことを特徴とする移動式照
    明灯装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動式照明灯装置におい
    て、発電装置は、油圧モータにより駆動されることを特
    徴とする移動式照明灯装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の移動式照明灯装置におい
    て、油圧モータに供給される圧力油は、下部走行体に備
    えられたエンジンにより駆動される油圧源より、上部旋
    回体の旋回中心に設けられた、油圧回路を内設したスイ
    ベルジョイントを介して供給されることを特徴とする移
    動式照明灯装置。
  4. 【請求項4】 車体に発電装置と配電盤、および先端部
    に照明器を装着した伸縮自在のブームを起伏自在に搭載
    した移動式照明灯装置において、 前記車体を下部走行体と、この下部走行体に旋回自在に
    搭載された上部旋回体とより構成し、この上部旋回体の
    ほぼ中央位置に運転室および前記伸縮自在のブームを起
    伏自在に設けるとともに、走行姿勢において、前記照明
    器を前記下部走行体の前輪の上方およびその前端近傍
    で、かつ、運転室のアイポイントより下方に設けたこと
    を特徴とする移動式照明灯装置。
JP6747796A 1996-02-29 1996-02-29 移動式照明灯装置 Pending JPH09226447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6747796A JPH09226447A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 移動式照明灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6747796A JPH09226447A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 移動式照明灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09226447A true JPH09226447A (ja) 1997-09-02

Family

ID=13346094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6747796A Pending JPH09226447A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 移動式照明灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09226447A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100609448B1 (ko) * 2001-11-14 2006-08-16 (주)로하스씨앤씨 카고 크레인에 탑재된 조명 설비의 원격제어장치
ITBO20080629A1 (it) * 2008-10-15 2010-04-16 Hinowa S P A Apparecchiatura aerea
WO2011026183A1 (en) * 2009-09-04 2011-03-10 John Jonker Mobile lighting apparatus
AU2011100275B4 (en) * 2009-09-04 2011-05-12 Fabinbridge Pty Ltd Mobile lighting apparatus
AU2012100291B4 (en) * 2009-09-04 2012-08-09 Fabinbridge Pty Ltd Mobile lighting apparatus
CN103587460A (zh) * 2013-09-16 2014-02-19 福建锐霸机电有限公司 节能照明发电机车
CN106704883A (zh) * 2015-08-20 2017-05-24 河南省银河通信电器设备有限公司 一种应急移动升降照明车
WO2019164070A1 (ko) * 2018-02-22 2019-08-29 한국전력공사 폴딩형 전주 및 이를 갖는 폴딩형 전주 설치 장치
WO2024059035A1 (en) * 2022-09-12 2024-03-21 Musco Corporation Apparatus, method, and system for mobile, temporary, or supplemental lighting

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100609448B1 (ko) * 2001-11-14 2006-08-16 (주)로하스씨앤씨 카고 크레인에 탑재된 조명 설비의 원격제어장치
ITBO20080629A1 (it) * 2008-10-15 2010-04-16 Hinowa S P A Apparecchiatura aerea
WO2011026183A1 (en) * 2009-09-04 2011-03-10 John Jonker Mobile lighting apparatus
AU2011100275B4 (en) * 2009-09-04 2011-05-12 Fabinbridge Pty Ltd Mobile lighting apparatus
AU2012100291B4 (en) * 2009-09-04 2012-08-09 Fabinbridge Pty Ltd Mobile lighting apparatus
CN103587460A (zh) * 2013-09-16 2014-02-19 福建锐霸机电有限公司 节能照明发电机车
CN106704883A (zh) * 2015-08-20 2017-05-24 河南省银河通信电器设备有限公司 一种应急移动升降照明车
WO2019164070A1 (ko) * 2018-02-22 2019-08-29 한국전력공사 폴딩형 전주 및 이를 갖는 폴딩형 전주 설치 장치
WO2024059035A1 (en) * 2022-09-12 2024-03-21 Musco Corporation Apparatus, method, and system for mobile, temporary, or supplemental lighting

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2015366210A2 (en) Aerial lift and method for implementing same
JPH09226447A (ja) 移動式照明灯装置
JP6338922B2 (ja) 軌陸両用掘削機
JP4109923B2 (ja) 信号機搭載車両
KR20150107535A (ko) 농업용 친환경 전동 고소작업차
CN112938855B (zh) 一种带有平台角度可调式的底盘交叉提升式高空作业车
JP4190811B2 (ja) 高所作業車
CN208486896U (zh) 一种轮式三臂两篮拱架安装装置
JP3579581B2 (ja) 照明機械
JP2003073076A (ja) クレーン作業車とその方向変換方法及びクレーン作業車を使った法面緑化工法
JP2009256102A (ja) 移動式クレーン
JPH08161903A (ja) 移動式照明灯装置及びこの装置を用いてグランド等を照明する方法
JPH11222151A (ja) 走行装置
JP2004262277A (ja) 軌陸作業車
JPH04133996A (ja) ホイールクレーンにおける運転室
CN216665500U (zh) 一种煤矿用胶轮锚杆锚索钻车
CN202080251U (zh) 电动汽车电池箱更换设备
KR100406854B1 (ko) 유압 굴착기
CN221546881U (zh) 一种车载式水井钻机
WO2016136279A1 (ja) 作業車
JP3888616B2 (ja) 高所における法面緑化用の吹付装置
WO2023042503A1 (ja) 高所作業テーブル
JP4115808B2 (ja) 高所作業車
CN107472500B (zh) 一种锚泊车
CN115490192A (zh) 一种矿下用登高车