JPH09226143A - インクジェットプリンタ及びインクカートリッジ - Google Patents

インクジェットプリンタ及びインクカートリッジ

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Publication number
JPH09226143A
JPH09226143A JP3524896A JP3524896A JPH09226143A JP H09226143 A JPH09226143 A JP H09226143A JP 3524896 A JP3524896 A JP 3524896A JP 3524896 A JP3524896 A JP 3524896A JP H09226143 A JPH09226143 A JP H09226143A
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JP
Japan
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ink
shape
cartridge
ink cartridge
display member
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Application number
JP3524896A
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English (en)
Inventor
Takashi Hori
隆志 堀
Yukihiro Uchiyama
行宏 内山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジの着脱を行ってもインク
残量を正確に検出するインクジェットプリンタを提供す
ること。 【解決手段】 印字の際に吐出するインク量をカウント
し、カウントしたインク量をインクカートリッジ内のイ
ンク総量から減算することによりインク残量を算出する
残量算出部7Aを備えるインクジェットプリンタ1にお
いて、インクカートリッジ2の使用状態に基づいて、少
なくとも2つの状態に形状を変化させる状態表示部材2
bを当該インクカートリッジ2のカートリッジ本体に形
成してなり、インクカートリッジ2の装着時に、状態表
示部材2bの形状を検出するセンサ3bと、センサ3b
により検出された状態表示部材2bの形状に基づいて残
量算出部7Aにおける吐出インク量のカウント値を初期
化するか否かを判断する初期化判断部7Bとを有するよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジの装着時にインクの残量計測を初期化する機能を備え
たインクジェットプリンタの分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタは、イン
クカートリッジ内の専用インクを印刷ヘッドに形成され
たインクジェットノズルから吐出することによって、印
刷用紙に対してドットを打ち出し、印字を行う。具体的
には、インクジェットノズルを例えばピエゾ素子等によ
り形成し、このピエゾ素子に通電することで当該素子を
振動させてインクを吐出するタイプのものがある。
【0003】ところで、一般に、ピエゾ素子を用いたイ
ンクジェットノズルは熱に対して非常にデリケートであ
り、高温状態が続くと素子破壊を招く。吐出すべきイン
クが残っている状態での通常動作時には、インクが冷却
液として作用するために素子の温度上昇は抑えられる
が、インクがなくなってしまった状態で印字動作(以
下、空印字)を行うと、振動による素子発熱のためにピ
エゾ素子、つまりはインクジェットノズル自体を破損す
るおそれが生じる。
【0004】ピエゾ素子は大変高価な部材であることか
ら、発熱によるインクジェットノズルの破損を防ぐため
には、前述した空印字をなくすことが要求される。これ
には、インクカートリッジ内のインク残量を正確に把握
し、インクがなくなる前に印字を停止する必要がある。
【0005】また、インクジェットノズルが破損しない
場合でも、印刷用紙への印字の途中で空印字となると、
今まで印字した印刷物が無駄になってしまう。このよう
な無駄な印字をなくすためには、インクがなくなる前に
印字を停止し、インクカートリッジが交換された後に再
度印字を開始することが有効である。したがって、上記
理由からもインクカートリッジ内のインク残量を正確に
把握し、インクがなくなる前に印字を停止することが要
求される。
【0006】このような問題に対し、従来のインクジェ
ットプリンタには、インクカートリッジ内のインク残量
が残り少なくなった状態(以下、「インクエンド状
態」)を検出するためのインクエンド検出部が設けられ
ている。そして、インクエンド検出部により「インクエ
ンド状態」を検出した場合には、この旨を外部に報知す
ることによりインクカートリッジの交換を促す機能を備
えている。
【0007】インクエンド検出部による「インクエンド
状態」の検出方法は、種々様々な手法があるが、現在最
も一般的に利用される方法としては、インク量の減算カ
ウントを行う方法がある。これは、インクジェットノズ
ルから吐出されるインク量をカウントすることによって
吐出インク量を算出し、この吐出インク量をインクカー
トリッジ内に充填されているインク総量から減算するこ
とによってインク残量を算出するものである。そして、
インク残量が予め設定されたインク残量となったとき
に、インクエンド検出部から「インクエンド状態」であ
る旨のステータス情報を外部(例えば、表示パネル等)
に伝達するようになっている。
【0008】このように、インクジェットノズルから吐
出されるインク量をカウントすることによってインク残
量を算出する従来のインクジェットプリンタでは、通
常、カウント値を初期化するタイミングを、新規にイン
クカートリッジを装着した時点に設定するものが一般的
である。すなわち、インクカートリッジを装着すると、
インクエンド検出部によるカウント値が予め設定された
値に初期化され、印字を行う度に吐出インク量をカウン
トしてインク残量を計測する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のインクジェットプリンタにあっては、一般
に、インクカートリッジの装着時にその都度インクの残
量計測値を初期化するという構成となっていたため、以
下に述べるような問題点があった。
【0010】すなわち、従来のインクジェットプリンタ
では、インクカートリッジ内における実際のインク残量
にかかわらず、インクカートリッジの装着動作に基づい
てインク残量のカウンタ値を初期化することなる。この
ため、例えば、ユーザがインク残量の確認等のためにイ
ンクカートリッジを一旦外し、残量確認後に再び同じイ
ンクカートリッジを装着したりすると、カウント値は初
期化されてしまって正しいインク残量の計測ができなく
なる。
【0011】これは、例えインクがまだ充分ある状態で
あったとしても、再装着されたインクカートリッジは、
新しいインクカートリッジのように未使用状態ではない
からであり、未使用状態におけるインク残量を基準にし
て「インクエンド状態」を検出するインクエンド検出部
では「インクエンド状態」の検出ができなくなるためで
ある。
【0012】つまり、使用中のインクカートリッジを外
した後に再装着を行うと、インクカートリッジ内にイン
クがなくなっても「インクエンド状態」が検出できずに
空印字を行う可能性が非常に高くなる。したがって、単
に「インクエンド状態」の伝達がないまま印字不能とな
るだけでなく、前述したように、高価なインクジェット
ノズルが破損してしまうおそれがあるという問題が発生
する。
【0013】また、インクジェットノズルが破損しない
場合であっても、印刷用紙への印字の途中で空印字とな
ると、今まで印字した印刷物が無駄になってしまうとい
う問題点がある。
【0014】本発明の課題は、上記問題点を解消し、イ
ンクカートリッジの着脱を行ってもインク残量を正確に
検出するインクジェットプリンタを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタは、印字の際に吐出するインク量をカウント
し、カウントしたインク量をインクカートリッジ内のイ
ンク総量から減算することによりインク残量を算出する
残量算出部を備えるインクジェットプリンタにおいて、
前記インクカートリッジの使用状態に基づいて、少なく
とも2つの状態に形状を変化させる状態表示部材を当該
インクカートリッジのカートリッジ本体に形成してな
り、前記インクカートリッジの装着時に、前記状態表示
部材の形状を検出するセンサと、前記センサにより検出
された状態表示部材の形状に基づいて前記残量算出部に
おける吐出インク量のカウント値を初期化するか否かを
判断する初期化判断部と、を有するように構成してい
る。
【0016】そして、前記インクカートリッジにおける
状態表示部材の初期形状はは、当該インクカートリッジ
が未使用状態である場合に設定される第一形状であり、
前記センサにより検出された前記状態表示部材の形状が
第一形状であった場合、当該状態表示部材を第一形状と
異なる形状に変更する形状変更部を有するように構成し
ている。
【0017】また、本発明のインクカートリッジは、イ
ンク総量から吐出インク量を減算することによってイン
ク残量を算出する機能を有するインクジェットプリンタ
に装着し、カートリッジ本体内に蓄積されたインクを供
給するインクカートリッジであって、前記インクカート
リッジの使用状態に基づいて、少なくとも異なる2つの
状態に形状を変化させる状態表示部材を前記カートリッ
ジ本体に形成してなる。
【0018】この場合、前記状態表示部材は、未使用時
に所定形状となる第一位置に位置し、一方、異なる形状
として前記第一と異なる位置に位置する部材であること
や、未使用時おける第一形状と、当該第一形状と異なる
形状とで、その形態が異なる部材であることが有効であ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0020】図1は、本発明のインクジェットプリンタ
における概略構成を示す図、図2は、図1の要部斜視図
である。図1に示すように、本発明のインクジェットプ
リンタ1は、インクカートリッジ2、カートリッジホル
ダ3、ガイドレール4、フレーム5、駆動部6、制御部
7を備えるように構成されている。
【0021】インクカートリッジ2は、吐出すべきイン
クを蓄えるためのインクタンクであり、カートリッジ側
面部に矩形状の開口部2aを形成し、初期状態では、そ
の開口部2aの内壁面から外方に向けて延伸された、状
態表示部材となる舌片2bが設けられている。この舌片
2bは、例えば、プラスチック薄板等のように可撓性を
有する部材により形成されており、その長さは開口部2
aの径よりも長く設定されている。このように、開口部
2a及び舌片2bにより状態表示機能が実現される。
【0022】カートリッジホルダ3は、インクカートリ
ッジ2を装着することによって装着されたカートリッジ
を保持するものであり、図示しない印字ヘッドが一体的
に形成されている。また、ガイドレール4に沿って主走
査方向(図1中、矢印A参照)に移動自在に構成されて
おり、キャリッジとしての機能も有している。そして、
カートリッジホルダ3には、インクカートリッジ2の開
口部2aが形成される面に台形状の切り欠き部3aが形
成されている。これによって、インクカートリッジ2を
装着した際、カートリッジホルダ3によってカートリッ
ジの開口部2a及び舌片2bが隠されることがないよう
になっている。
【0023】さらに、この切り欠き部3aの下端位置に
はインクカートリッジ2を装着した際の舌片2bの位置
によってオン・オフされるセンサスイッチ3bが設けら
れている。具体的には、図1及び図2に示すように、舌
片2bが開口部2aより外方に向けて位置する場合には
舌片2bの自重によりセンサスイッチ3bはオンとな
り、舌片2bの位置が初期位置(以下、第一位置)にあ
ることが検出される。
【0024】ガイドレール4は、カートリッジホルダ3
の前後に設けられ、ホルダの移動の案内及び規制を行う
ためのものである。フレーム5は、ガイドレール4等を
支持するための枠台であり、インクカートリッジ2をカ
ートリッジホルダ3に装着した際にインクカートリッジ
2の開口部2aが位置する側には、この開口部2a位置
に対応して設けられた突起部5aを備えている。この突
起部5aは、駆動部6と共に形状変更部として機能し、
カートリッジホルダ3が図1中、右方向に移動する際、
その移動量に基づいて舌片2bの位置を開口部2a内位
置へと変化させる。
【0025】図3は、舌片位置の変化を説明するための
要部断面図である。
【0026】カートリッジホルダ3を図3中、矢印A方
向に移動させると、図3(a)に示すように、突起部5
aにインクカートリッジ2の舌片2bが当接する。続け
て移動させると、舌片2bは図3中、左方向に撓み、図
3(b)に示すように、舌片2bの端部が開口部2aの
上端部に当接する。そして、そのまま移動を続けること
により、図3(c)に示すように、舌片2bの端部は開
口部2aの上端部を乗り越える。その後、カートリッジ
ホルダ3を図1中、左方向に移動して元の状態に戻して
も、舌片2bの長さは開口部2aの径よりも長いため、
図3(c)に示すように、舌片2bの端部は開口部2a
の上端部内壁面に係止する。したがって、センサスイッ
チ3bはオフとなり、舌片2bの位置が変更位置(以
下、第二位置)にあることが検出される。
【0027】駆動部6は、後述する制御部7からの制御
信号に基づいてカートリッジホルダ3をガイドレール4
に沿って主走査方向に駆動するものである。制御部7
は、残量算出部7Aとしての機能と、初期化判断部7B
としての機能と、制御中枢部7Cとししての機能を有し
ている。残量算出部7Aは、インクカートリッジ2内の
インク残量を算出するものであり、初期化判断部7B
は、カートリッジホルダ3にインクカートリッジ2が装
着されたことを知らせる信号及びセンサスイッチ3bか
ら出力される検出信号に基づいて残量算出部7Aにおけ
る算出値を初期化するか否かを決定するものである。そ
して、制御中枢部7Cは、駆動部6等に対して制御信号
を出力し、各種動作を制御するものである。
【0028】以下、制御部7における残量算出部7A及
び初期化判断部7Bの機能を詳しく説明する。
【0029】残量算出部7Aでは、まず、例えば、イン
クジェットノズルのランクや一般的な利用温度等の条件
の下でインクジェットノズルから吐出されるインク量を
予め設定し、印字すべきデータに基づいてインクジェッ
トノズルを駆動する駆動回数をカウントすることによっ
て、インクジェットノズルから吐出される吐出インク量
を算出する。次に、算出された吐出インク量をインクカ
ートリッジ内のインク総量値から減算することによって
インク残量を算出する。
【0030】初期化判断部7Bでは、インクカートリッ
ジ2が装着されたことを知らせる信号に基づいてセンサ
スイッチ3bから出力される検出信号をチェックし、検
出信号がオンであれば残量算出部7Aにおける吐出イン
ク量を示すカウント値を初期化し、一方、検出信号がオ
フであれば残量算出部7Aにおけるカウント値をそのま
まとする。すなわち、インクカートリッジ2がカートリ
ッジホルダ3に装着されたとき、舌片2bが第一位置に
あるときはカウント値を初期化し、舌片2bが第二位置
にあるときはカウント値の初期化処理をキャンセルす
る。
【0031】したがって、未使用状態のインクカートリ
ッジ2では、舌片2bを第一位置に位置させ、使用され
たインクカートリッジ2では、舌片2bを第二位置に位
置させることによって従来例での問題点が解消される。
【0032】以下、上述実施形態の作用について、図3
〜図5を参照して説明する。
【0033】図4は、インクカートリッジの交換に伴う
舌片位置の検出及び変更処理を示すフローチャートであ
る。なお、以下の説明でSは処理ステップを示す。
【0034】まず、通常時におけるプリンタ処理中(S
1)に、例えば、インクカートリッジ2内のインク残量
が「インクエンド状態」となったとき等のように、イン
クカートリッジ2の交換要求が発生したか否かをチェッ
クする(S2)。そして、このS2における判断処理の
結果、インクカートリッジ2の交換要求がない場合、通
常時におけるプリンタ処理を再度継続して実行する。
【0035】一方、上記S2における判断処理の結果、
インクカートリッジ2の交換要求がある場合、制御部7
からの制御信号に基づいて駆動部6によってカートリッ
ジホルダ3をカートリッジ交換位置まで駆動する(S
3)。そして、インクカートリッジ2が装着されるまで
待つ(S4)。インクカートリッジ2の装着を検出する
と、続いて、センサスイッチ3bからの検出信号をチェ
ックし、インクカートリッジ2の舌片2b位置が第一位
置であるか否か、すなわち、インクカートリッジが新品
であるか否かをチェックする(S5)。
【0036】上記S5の判断処理において、未使用品で
はないと判断すると、上記S1からの処理を再度実行
し、新品であると判断した場合、制御部7からの制御信
号に基づいて駆動部6によってカートリッジホルダ3を
突起部5a方向に駆動する(S6)。そして、図3にお
いて説明したように、舌片2b位置を第一位置から第二
位置へと変更して上記S1からの処理を再度実行する。
なお、上記S6の処理はS5の判断処理においてインク
カートリッジが新品である場合に実行するようにしてい
るが、インクカートリッジが装着されると必ず位置変更
を行うように構成してもよい。
【0037】図5は、制御部における残量算出処理及び
初期化判断処理を示すフローチャートであり、図5
(a)は、残量算出処理を示すフローチャート、図5
(b)は、初期化判断処理を示すフローチャートであ
る。
【0038】図5(a)に示す残量算出処理では、ま
ず、主走査駆動により印字を実行すると(S11)、吐
出インク量をカウントし、カウント変数Iに加算する
(S12)。なお、このカウント変数Iは、後述する初
期化判断処理によって初期化(=“0”)されるため、
初期値は“0”となっている。次に、カウント変数Iに
基づいて吐出インク量の合計値を求め、この合計値をイ
ンクカートリッジ2内のインク総量値から減算すること
によってインク残量を算出する(S13)。
【0039】図5(b)に示す初期化判断処理では、ま
ず、インクカートリッジ2がカートリッジホルダ3に装
着されたか否かをチェックし(S21)、装着された時
点でセンサスイッチ3bから出力される検出信号をチェ
ックする(S22)。そして、S22の判断処理におい
て検出信号がオンであれば、現在残量算出処理において
使用されているカウント変数Iを初期化(=“0”)す
る(S23)。
【0040】一方、S22の判断処理において検出信号
がオフであれば、現在残量算出処理において使用されて
いるカウント変数Iをそのまま使用し、初期化処理をキ
ャンセルする。これによって、新品状態のインクカート
リッジ2を装着すると、カウント変数Iを初期化すると
ともに、舌片2b位置を第一位置から第二位置に位置さ
せることにより、当該インクカートリッジ2はカートリ
ッジホルダ3に1度装着されたことのあるカートリッジ
としてマーキングされることになる。
【0041】したがって、ユーザがインク残量の確認等
のためにインクカートリッジ2を一旦外し、残量確認後
に再び同じインクカートリッジ2を装着したりしても、
再装着されたインクカートリッジ2ではカウント変数I
を初期化することがなく、正しいインク残量の計測がで
きる。
【0042】図6及び図7は、本発明のインクジェット
プリンタの他の実施形態を示す図であり、図6は、その
要部斜視図である。なお、図6及び図7において、図1
〜図3に示す実施形態と同一要素部分には同一符号を付
している。
【0043】図6に示す本実施形態でのインクカートリ
ッジ2は、カートリッジ側面部にコ字状の切り欠き部2
cを設けることによって爪部2dを形成している。この
爪部2dは、カートリッジ内壁面側の基部部分に切り込
み部2eが形成されており、外部からの押圧力が一定値
を越えると、内側に折れるようになっている。
【0044】図7は、爪部の変化を説明するための要部
断面図である。
【0045】未使用品のインクカートリッジ2をカート
リッジホルダ3に装着すると、まず、図7(a)に示す
ように、カートリッジホルダ3を矢印B方向に移動す
る。そして、図7(b)に示すように、突起部5aにイ
ンクカートリッジ2の爪部2dが当接する位置まで移動
して停止する。このときの停止位置を、図示しない非接
触タイプのセンサによって検出することにより、爪部2
dは第一位置にあることを検出できる。これによって、
カートリッジホルダ3に装着されたインクカートリッジ
2は未使用品であると判断し、前述の実施形態と同様
に、カウント変数Iを初期化する。
【0046】初期化処理が終了すると、図7(c)に示
すように、一旦、カートリッジホルダ3を矢印C方向に
移動させ、高速に矢印D方向に移動させる。このとき、
インクカートリッジ2の爪部2dを突起部5aに勢いよ
くぶつけることで、爪部2dを内側に折る。この結果、
爪部2dは、第一位置から第二位置へと位置を変更する
ことになる。
【0047】すなわち、一旦爪部2dの折れたインクカ
ートリッジ2を装着すると、図7(a)に示すように、
カートリッジホルダ3を矢印B方向に移動するが、この
場合、インクカートリッジ2の爪部2dは折れているた
め、図7(d)に示すように、図7(b)に示す第一位
置よりもさらに右側の第二位置で停止する。したがっ
て、このときの停止位置を前述した非接触タイプのセン
サによって検出することにより、爪部2dは第二位置に
あることを検出でき、前述の実施形態と同様に、インク
カートリッジ2の再装着を行っても、再装着されたイン
クカートリッジ2ではカウント変数Iを初期化すること
がなく、正しいインク残量の計測ができる。
【0048】図8は、本発明のインクジェットプリンタ
の他の実施形態を示す図であり、状態表示部材の変化を
説明するための図である。なお、図8において、図1〜
図3に示す実施形態と同一要素部分には同一符号を付し
ている。
【0049】図8に示す本実施形態でのインクカートリ
ッジ2は、カートリッジ側面部に認識片となる薄片2e
を突設しており、本例では、この薄片2eの長さによっ
て形状の変化を検出する。このため、本例では、インク
カートリッジ2の上部ホルダ8の縁端部8aに分離刃を
形成し、インクカートリッジ2を装着する際、縁端部8
aによって薄片2eを破断するように構成している。
【0050】以下、図8に基づいて薄片2eの変化を説
明する。
【0051】まず、未使用品のインクカートリッジ2を
カートリッジホルダ3に装着し、図8(a)に示すよう
に、上部ホルダ8を下方に押し下げる。すると、薄片2
eは縁端部8aにより押下され、図8(b)に示すよう
に、センサスイッチ3bをオンする。これによって、カ
ートリッジホルダ3に装着されたインクカートリッジ2
は未使用品であると判断し、前述の実施形態と同様に、
カウント変数Iを初期化する。
【0052】そして、さらに上部ホルダ8を下方に押し
下げると、センサスイッチ3bはこれ以上下がらない位
置で固定するため、図8(c)に示すように、縁端部8
aとセンサスイッチ3bとによって挟まれた薄片2eを
破断する。1度薄片2eが破断されたインクカートリッ
ジ2は、外見からも一旦使用されたものと判断できるよ
うになる。
【0053】このインクカートリッジ2をカートリッジ
ホルダ3に再び装着した場合、縁端部8aの押下により
薄片2eがセンサスイッチ3bをオンすることができな
いため、図8(d)に示すように、センサスイッチ3b
はオフのままとなり、前述の実施形態と同様に、インク
カートリッジ2の再装着を行っても、再装着されたイン
クカートリッジ2ではカウント変数Iを初期化すること
がなく、正しいインク残量の計測ができる。
【0054】図9は、本発明のインクジェットプリンタ
のさらに他の実施形態を示す図であり、状態表示部材の
変化を説明するための図である。なお、図9において、
図1〜図3に示す実施形態と同一要素部分には同一符号
を付している。
【0055】図9に示す本実施形態でのインクカートリ
ッジ2は、カートリッジ底面部に認識片となる突起片2
fを突設しており、本例では、この突起片2fの有無に
よって形状の変化を検出する。このため、本例では、カ
ートリッジホルダ3の底部に突起片2fを保持する保持
部3cと、保持部3c内に突起片2fが保持されたか否
かを検出するためのセンサとしての機能を有する可動部
材3d及びスプリング3eとを備えている。
【0056】そして、インクカートリッジ2を装着する
際、あるいは、装着解除時に、保持部3cによって突起
片2fを保持した状態でインクカートリッジ2をスライ
ドさせることによって突起片2fを根元から引き千切る
ように切断したり、また、突起片2fが保持された状態
で、図示しないカッタ等によって切断したりすること
で、突起片2fを有する第一形状から、突起片2fのな
い第二形状へと変化させることができるように構成して
いる。
【0057】以下、図9に基づいて突起片2fの変化を
説明する。
【0058】まず、図9(a)に示すように、突起片2
fが保持部3c位置にくるように、未使用品のインクカ
ートリッジ2をカートリッジホルダ3に装着する。この
とき、突起片2fは、図9(b)に示すように、可動部
材3dを押下してスプリング3eを縮ませ、センサはオ
ンとなる。これによって、カートリッジホルダ3に装着
されたインクカートリッジ2は未使用品であると判断
し、前述の実施形態と同様に、カウント変数Iを初期化
する。
【0059】次に、インクカートリッジ2の装着時、あ
るいは、装着解除時に、突起片2fを切断し、状態表示
部材を第一形状から第二形状へと変化させる。これによ
って、突起片2fが切断されたインクカートリッジ2
は、外見からも一旦使用されたものと判断できるように
なる。このインクカートリッジ2をカートリッジホルダ
3から一旦取り外すと、図9(c)に示すように、保持
部3cに保持された突起片2fは、スプリング3eの付
勢力によって、保持部3cの回りに形成された溝3fへ
と破棄される。
【0060】そして、突起片2fのないインクカートリ
ッジ2をカートリッジホルダ3に再び装着すると、図9
(d)に示すように、突起片2fによってを可動部材3
d及びスプリング3eを押圧してセンサをオンすること
ができないため、前述の実施形態と同様に、インクカー
トリッジ2の再装着を行っても、再装着されたインクカ
ートリッジ2ではカウント変数Iを初期化することがな
く、正しいインク残量の計測ができる。
【0061】以上のように本実施形態では、インクカー
トリッジ2をカートリッジホルダ3に装着すると、装着
されたインクカートリッジ2が未使用であるか否かを簡
単に判断し、未使用である場合のみ残量算出部7Aでの
カウント変数Iを初期化する。これによって、いずれも
正しいインク残量の計測ができ、熱に対してデリケート
な印刷ヘッドを保護することができる。
【0062】なお、前述の実施形態では、インクカート
リッジ2に設けられた状態表示部材としての舌片2b,
爪部2d,薄片2eは、カートリッジの一方側面部にだ
けに設けられているが、カートリッジホルダ3の主走査
方向に合わせて対向する他方側面部にも設けてもよい。
このように構成することで、例えば、ブラック一色のモ
ノクロインクカートリッジと、カラーインクカートリッ
ジとを装着可能なプリンタであっても、モノクロの場合
は左側面側を使用し、カラーの場合は右側面側を使用す
るというように使い分けることができる。
【0063】また、前述の実施形態では、インクカート
リッジ2における状態表示部材として、舌片2b,爪部
2d,薄片2e,突起片2fを例に採り説明している
が、時様態表示部材の形状,材質,数等は自由に設定可
能である。例えば、突起片2fの形状を、図10に示す
ように、一方向へは容易に挿入可能であるが、他方向に
は抜けないような構造とし、さらに、その根元部分に弱
め線を形成しておくことにより、カートリッジホルダ3
からインクカートリッジ2を外す際に、突起片2fが抜
け落ちるような構成としてもよい。
【0064】なお、この場合、状態表示部材の形状や位
置を検出するためのセンサとして、例えば、接触タイプ
のスイッチや、非接触タイプの位置センサ等、自由に選
択可能である。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、インクカートリッジの最初の装着時にだけ、
残量算出部におけるカウント値が初期化されるので、イ
ンクカートリッジの着脱を行ってもインク残量を正確に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリンタにおける概略
構成を示す図。
【図2】図1の要部斜視図。
【図3】舌片位置の変化を説明するための要部断面図。
【図4】インクカートリッジの交換に伴う舌片位置の検
出及び変更処理を示すフローチャート。
【図5】制御部における残量算出処理及び初期化判断処
理を示すフローチャート。
【図6】本発明のインクジェットプリンタの他の実施形
態を示す要部斜視図。
【図7】爪部の変化を説明するための要部断面図。
【図8】識別片の変化を説明するための要部断面図。
【図9】図8と異なる識別片の変化を説明するための要
部断面図。
【図10】図9と異なる識別片の変化を説明するための
要部断面図。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 2 インクカートリッジ 2a 開口部 2b 舌片(状態表示部材) 2c 切り欠き部 2d 爪部(状態表示部材) 2e 薄片(状態表示部材) 2f 突起片(状態表示部材) 3 カートリッジホルダ 3a 切り欠き部 3b センサスイッチ 3c 保持部 3d 可動部材 3e スプリング 4 ガイドレール 5 フレーム 5a 突起部 6 駆動部 7 制御部 7A 残量算出部 7B 初期化判断部 7C 制御中枢部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字の際に吐出するインク量をカウント
    し、カウントしたインク量をインクカートリッジ内のイ
    ンク総量から減算することによりインク残量を算出する
    残量算出部を備えるインクジェットプリンタにおいて、 前記インクカートリッジの使用状態に基づいて、少なく
    とも2つの状態に形状を変化させる状態表示部材を当該
    インクカートリッジのカートリッジ本体に形成してな
    り、 前記インクカートリッジの装着時に、前記状態表示部材
    の形状を検出するセンサと、 前記センサにより検出された状態表示部材の形状に基づ
    いて前記残量算出部における吐出インク量のカウント値
    を初期化するか否かを判断する初期化判断部と、 を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インクカートリッジにおける状態表
    示部材の初期形状は、当該インクカートリッジが未使用
    状態である場合に設定される第一形状であり、 前記センサにより検出された前記状態表示部材の形状が
    第一形状であった場合、当該状態表示部材を第一形状と
    異なる形状に変更する形状変更部を有することを特徴と
    する請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記状態表示部材は、第一形状として前
    記カートリッジ本体の側壁面に形成された開口部の外方
    の第一位置に位置し、一方、異なる形状として前記開口
    部内の第二位置に位置する舌片であり、 前記センサは、前記舌片の位置する場所によってオン・
    オフするスイッチからなることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記形状変更部は、前記インクカートリ
    ッジを主走査方向に駆動する駆動部と、 前記駆動部による駆動に伴い前記開口部位置に設けられ
    た前記舌片を押圧し、当該舌片を第一位置から第二位置
    へと変位させる突起部と、 を有することを特徴とする請求項3記載のインクジェッ
    トプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記状態表示部材は、第一形状として前
    記カートリッジ本体の側壁面に形成された開口部と同一
    面の第一位置に位置し、一方、異なる形状として前記側
    壁面の内側の第二位置に位置する爪部であり、 前記センサは、前記爪部の位置に基づいて駆動される前
    記カートリッジ本体の位置を検出する位置センサからな
    ることを特徴とする請求項1または2記載のインクジェ
    ットプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記形状変更部は、前記インクカートリ
    ッジを主走査方向に駆動する駆動部と、 前記駆動部による駆動に伴い、前記開口部位置に設けら
    れた爪部を押圧することで折り曲げ、当該爪部を第一位
    置から第二位置へと変位させる突起部と、 を有することを特徴とする請求項5記載のインクジェッ
    トプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記状態表示部材は、前記カートリッジ
    本体の側壁面に突設された、第一形状と第二形状とで形
    態の異なる識別片であり、 前記センサは、前記識別片の形態に基づいてオン・オフ
    するスイッチからなることを特徴とする請求項1または
    2記載のインクジェットプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記形状変更部は、前記インクカートリ
    ッジの装着時または装着後に前記識別片を分離すること
    で、第一形状と第二形状とで形態の異なる前記識別片を
    得ることを特徴とする請求項7記載のインクジェットプ
    リンタ。
  9. 【請求項9】 インク総量から吐出インク量を減算する
    ことによってインク残量を算出する機能を有するインク
    ジェットプリンタに装着し、カートリッジ本体内に蓄積
    されたインクを供給するインクカートリッジであって、 前記インクカートリッジの使用状態に基づいて、少なく
    とも異なる2つの状態に形状を変化させる状態表示部材
    を前記カートリッジ本体に形成してなることを特徴とす
    るインクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記状態表示部材は、未使用時に所定
    形状となる第一位置に位置し、一方、前記第一位置と異
    なる位置に位置する部材であることを特徴とする請求項
    9記載のインクカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記状態表示部材は、使用時における
    第二形状が未使用時おける第一形状と異なる形状で、そ
    の形態が異なる部材であることを特徴とする請求項9記
    載のインクカートリッジ。
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