JPH0922599A - 半導体記憶装置及びその調整方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその調整方法

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JPH0922599A
JPH0922599A JP16996295A JP16996295A JPH0922599A JP H0922599 A JPH0922599 A JP H0922599A JP 16996295 A JP16996295 A JP 16996295A JP 16996295 A JP16996295 A JP 16996295A JP H0922599 A JPH0922599 A JP H0922599A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単体メモリセルの電気的特性からメモリセルア
レイの特性を予測し、半導体記憶装置の設計の短期間化
を図る。 【解決手段】読み出し・検知/書き込み回路23の許容
されるリーク電流の上限値がILの場合に、非選択のワ
ード線の電位をVgh、メモリセルの平均しきい値をVt
a、標準偏差をσ、サブスレシホルド係数をs、ビット
線の電位をVd、ソース線の電位をVsとしたときに、
Vsが、 【数1】 を満足するように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置、
特に不揮発性メモリセルがアレイ状に配列された構成を
有する不揮発性の半導体記憶装置及びその調整方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、不揮発性半導体記憶装置の分野で
はフラッシュ型セル構造を用いて集積度を向上させてい
る。図5に不揮発性半導体記憶装置で使用されているメ
モリセルの断面図の一例を示す。P型基板10の表面領
域にはそれぞれN型の拡散領域からなるソース11及び
ドレイン12が分離して形成されている。また、上記ソ
ース、ドレイン11、12相互間の基板上には絶縁膜を
介して例えば多結晶シリコンからなるフローティングゲ
ート13が設けられ、さらにこのフローティングゲート
13上には絶縁膜を介して、例えば多結晶シリコンから
なるコントロールゲート14が設けられている。このよ
うに不揮発性メモリセルは、通常、2層ゲート型構造に
なっている。
【0003】図6は、上記図5の断面構造を有するメモ
リセルの等価回路を示すものであり、このメモリセルに
対するデータの書き込み時、データの消去時及びメモリ
セルからのデータの読み出し時に、ソース11、ドレイ
ン12及びコントロールゲート14にはそれぞれ所定の
電圧Vs、Vd、Vgが供給される。また、このような
メモリセルが複数個行列状に配置されてメモリセルアレ
イが構成され、同一行の複数個のメモリセルのコントロ
ールゲートはワード線に共通に接続され、同一列の複数
個のメモリセルのドレインはビット線に共通に接続され
る。
【0004】図7は上記のような構成のメモリセルにお
いて、データの書き込み、消去及び読み出し時における
ソース11、ドレイン12及びコントロールゲート14
に供給される電圧Vs、Vd、Vgをまとめて示したも
のである。
【0005】データの書き込みは、ゲート電圧Vgとし
て高電圧H(12V程度の電圧)を供給し、ドレイン電
圧Vdとして高電圧H(6.5V程度の電圧)を供給
し、ソース電圧Vsとして0Vを供給することにより行
なわれる。これにより、ソース・ドレイン間に大きな値
のチャネル電流が流れ、この時に発生するチャネル熱電
子(CHE)をフローティングゲートに注入される。こ
の書き込みが行われた後、メモリセルのしきい値はVt
は書き込みが行われる前よりも高くなる。
【0006】消去は、ゲート電圧Vgとして低電圧L
(0V程度の電圧)を供給し、ドレイン電圧Vdは浮遊
状態に設定し、ソース電圧Vsとして高電圧H(12V
程度の電圧)を供給することにより行なわれる。この
時、フローティングゲートとソースとの間に加わってい
る電界により、フローティングゲートに蓄積されていた
電子がFowler-Nordheim (ファウラ−ノルトハイム)ト
ンネル電流によってソースへ引き出される。この消去が
行われた後、メモリセルのしきい値はVtは消去が行わ
れる前よりも低くなる。
【0007】また、データの読み出しは、ゲート電圧V
gとして高電圧H(電源電圧Vcc程度の電圧)を供給
し、ドレイン電圧VdとしてVccよりも低い高電圧H
(1.5V程度の電圧)を供給し、ソース電圧Vsとし
て0Vを供給することにより行なわれる。この時、メモ
リセルは、フローティングゲートにおける電子の蓄積状
態、すなわち、しきい値の高低状態に応じてオンもしく
はオフとなり、メモリセルに所定値以上の電流が流れる
か否かをセンスアンプで検知することにより読み出しが
行われる。
【0008】なお、上記データの書き込みはメモリセル
1個単位(1ビット単位)で行なわれ、消去はソースが
共通に接続されている複数個のメモリセルで一括して行
われる。
【0009】上記のような不揮発性メモリセルを有する
半導体記憶装置は、1トランジスタ1セル構造を実現す
ることができ、集積度の向上を図ることができるといし
う特徴を有する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
半導体記憶装置では消去動作を複数個のメモリセルで一
括して行なうために、メモリセルアレイ内でしきい値の
ばらつきを生じ、過消去状態のメモリセルが多い場合に
は回路が誤動作を起こし、不良となることがあった。す
なわち、過消去状態のメモリセルでは、しきい値が下が
り過ぎるために非選択時におけるリーク電流の値が大き
なものとなる。そして、同一ビット線に接続されている
非選択メモリセルに流れるリーク電流の総和の値が、デ
ータの書き込みが行われたメモリセルに流れる電流の値
に対してある割合以上を占めると、データの読み出し時
にビット線に流れる電流が、選択されたメモリセルのし
きい値が低く、この選択メモリセルに流れる電流による
ものか、または非選択メモリセルに流れるリーク電流に
よるものかの区別がつきにくくなり、誤ったデータが検
知される恐れがある。
【0011】従って、従来では、消去しきい値の目安、
そのばらつきの上限などが不明で、読み出し・検知回路
や書き込み回路の設計とメモリセルの電気的特性との関
連が明らかでなく、設計に多大な困難があった。
【0012】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、単体のメモリセルの電
気的特性からメモリセルアレイの特性を予測し、半導体
記憶装置の設計の短期間化を図ることができる半導体記
憶装置及びその調整方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置は、複数のワード線と複数のビット線とが交差するよ
うに設けられ、各ビット線にそれぞれN個(Nは正の整
数)のメモリセルが接続されたメモリセルアレイと、上
記各ビット線に接続されたメモリセルからデータの読み
出し・検知及びメモリセルに対してデータの書き込みを
行なう読み出し・検知/書き込み回路とを具備し、上記
読み出し・検知/書き込み回路に許容されるリーク電流
の上限値をILとしたときに、非選択メモリセルが接続
されたワード線の電位をVgh、メモリセルアレイ内のメ
モリセルの平均しきい値をVta、しきい値の標準偏差を
σ、メモリセルのサブスレシホルド係数をs、ビット線
の電位をVd、上記各メモリセルのソース電位をVsと
したときに、
【0014】
【数8】 を満足するように各値が設定されていることを特徴とす
る。
【0015】この発明の半導体記憶装置は、複数のワー
ド線と複数のビット線とが交差するように設けられ、デ
ータの読み出し・検知時に1本のビット線にNR 個(N
R は正の整数)のメモリセルが接続され、データの書き
込み時には1本のビット線にNP 個(NP は正の整数)
のメモリセルが接続されるメモリセルアレイと、上記メ
モリセルからデータの読み出し・検知を行なう読み出し
・検知部及び上記メモリセルに対してデータの書き込み
を行なう書き込み部とを有する読み出し・検知/書き込
み回路を具備し、データの読み出し・検知時に上記読み
出し・検知部に許容されるリーク電流の上限値をIRL、
データの書き込み時に上記書き込み部に許容されるリー
ク電流の上限値をIPLとしたときに、データの読み出し
・検知時に非選択メモリセルが接続されたワード線の電
位をVgr、ビット線の電位をVdr、上記各メモリセルの
ソース電位をVsr、データの書き込み時に非選択メモリ
セルが接続されたワード線の電位をVgp、ビット線の電
位をVdp、上記各メモリセルのソース電位をVsp、上記
メモリセルアレイ内のメモリセルの平均しきい値をVt
a、しきい値の標準偏差をσ、メモリセルのサブスレシ
ホルド係数をsとしたときに、平均しきい値Vtaの値
が、
【0016】
【数9】 と、
【0017】
【数10】 で示される値のいずれよりも大きく設定されていること
を特徴とする。
【0018】この発明の半導体記憶装置は、複数のワー
ド線と複数のビット線とが交差するように設けられ、複
数個のメモリセルが設けられたメモリセルアレイと、デ
ータの読み出し・検知時には上記1本のビット線にNR
個のメモリセルを接続し、データの書き込み時には上記
1本のビット線にNP 個のメモリセルを接続し、データ
の読み出し・検知時と書き込み時とで1本のビット線に
接続するメモリセルの数を変える切り替え手段と、上記
ビット線に接続されたメモリセルからデータの読み出し
・検知を行なう読み出し・検知部及びメモリセルに対し
てデータの書き込みを行なう書き込み部とを有する読み
出し・検知/書き込み回路を具備し、データの読み出し
・検知時に上記読み出し・検知部に許容されるリーク電
流の上限値をIRL、データの書き込み時に上記書き込み
部に許容されるリーク電流の上限値をIPLとしたとき
に、データの読み出し・検知時に非選択メモリセルが接
続されたワード線の電位をVgr、ビット線の電位をVd
r、データの書き込み時に非選択メモリセルが接続され
たワード線の電位をVgp、ビット線の電位をVdp、上記
メモリセルアレイ内のメモリセルの平均しきい値をVt
a、しきい値の標準偏差をσ、メモリセルのサブスレシ
ホルド係数をsとしたときに、
【0019】
【数11】 を満足するように各値が設定されていることを特徴とす
る。
【0020】この発明の半導体記憶装置の調整方法は、
複数のワード線と複数のビット線とが交差するように設
けられ、電子の注入/引き抜きによりしきい値が変化さ
れる不揮発性トランジスタからなるそれぞれN個(Nは
正の整数)のメモリセルが各ビット線に接続されたメモ
リセルアレイと、上記各ビット線に接続されたメモリセ
ルからデータの読み出し・検知及びメモリセルに対して
データの書き込みを行なう読み出し・検知/書き込み回
路とを具備した半導体記憶装置において、上記読み出し
・検知/書き込み回路に許容されるリーク電流の上限値
をILとしたときに、非選択メモリセルが接続されたワ
ード線の電位をVgh、メモリセルアレイ内のメモリセル
の平均しきい値をVta、しきい値の標準偏差をσ、メモ
リセルのサブスレシホルド係数をs、ビット線の電位を
Vd、上記各メモリセルのソース電位をVsとしたとき
に、上記各メモリセルに対して電子の注入/引き抜きを
繰り返し行なうことにより、メモリセルの平均しきい値
Vtaとしきい値の標準偏差σが
【0021】
【数12】 を満足するように各メモリセルを調整することを特徴と
する。
【0022】この発明の半導体記憶装置は、複数のワー
ド線と複数のビット線とが交差するように設けられ、そ
れぞれ3種類以上のしきい値状態を取り得るN個(Nは
正の整数)のメモリセルが各ビット線に接続されたメモ
リセルアレイと、上記各ビット線に接続されたメモリセ
ルからデータの読み出し・検知及びメモリセルに対して
データの書き込みを行なう読み出し・検知/書き込み回
路とを具備し、上記読み出し・検知/書き込み回路に許
容されるリーク電流の上限値をILとしたときに、非選
択メモリセルが接続されたワード線の電位をVgh、メモ
リセルアレイ内のメモリセルの3種類以上の各しきい値
の平均しきい値をVta、しきい値の標準偏差をσ、メモ
リセルのサブスレシホルド係数をs、ビット線の電位を
Vd、上記各メモリセルのソース電位をVsとしたとき
に、
【0023】
【数13】 を満足するように各値が設定されていることを特徴とす
る。
【0024】この発明の半導体記憶装置の調整方法は、
複数のワード線と複数のビット線とが交差するように設
けられ、電子の注入/引き抜きにより3種類以上のしき
い値状態を取り得る不揮発性トランジスタからなるそれ
ぞれN個(Nは正の整数)のメモリセルが各ビット線に
接続されたメモリセルアレイと、上記各ビット線に接続
されたメモリセルからデータの読み出し・検知及びメモ
リセルに対してデータの書き込みを行なう読み出し・検
知/書き込み回路とを具備した半導体記憶装置におい
て、上記読み出し・検知/書き込み回路に許容されるリ
ーク電流の上限値をILとしたときに、非選択メモリセ
ルが接続されたワード線の電位をVgh、メモリセルアレ
イ内のメモリセルの平均しきい値をVta、しきい値の標
準偏差をσ、メモリセルのサブスレシホルド係数をs、
ビット線の電位をVd、上記各メモリセルのソース電位
をVsとしたときに、上記各メモリセルに対して電子の
注入/引き抜きを繰り返し行なうことにより、メモリセ
ルの平均しきい値Vtaとしきい値の標準偏差σが
【0025】
【数14】 を満足するように各メモリセルを調整することを特徴と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る半導体記憶
装置及びその調整方法の実施の形態について説明する。
図1はこの発明の半導体記憶装置の第1の実施の形態に
係る全体の構成を示す回路図である。図においてMCは
それぞれ前記図5に示すような断面構造及び図6に示す
ような等価回路を有する2層ゲート型構造のメモリセル
である。これら複数個のメモリセルMCは行列状に配置
されてメモリセルアレイCAを構成している。上記メモ
リセルアレイCA内において、同一行に配置されている
複数個のメモリセルMCのコントロールゲートは複数の
ワード線WLのうちの1本に共通に接続されている。ま
た、メモリセルアレイCA内において、同一列に配置さ
れている複数個のメモリセルMCのドレインは複数のビ
ット線BLのうちの1本に共通に接続されている。さら
に、メモリセルアレイCA内の全てのメモリセルMCの
ソースはソース線SLに共通に接続されている。
【0027】上記複数のワード線WLは、行アドレス等
の制御信号が供給されるワード線選択回路21の出力に
応じて選択的に駆動される。上記ワード線選択回路21
は、上記行アドレス等の制御信号に基づいて複数のワー
ド線WLの中からいずれか1本を選択し、この選択ワー
ド線に対し前記図7で示したような値を持つ電圧(V
g)を出力する。また、上記複数のビット線BLはビッ
ト線選択回路22に接続されている。このビット線選択
回路22は、列アドレス等の制御信号に基づいて複数の
ビット線BLの中からいずれか1本を選択する。上記ビ
ット線選択回路22には読み出し・検知/書き込み回路
23が接続されている。この読み出し・検知/書き込み
回路23は、読み出し・検知部及び書き込み部を有し、
メモリセルMCからのデータの読み出し時、メモリセル
MCに対する消去時及び書き込み時に、上記ビット線選
択回路22で選択されたビット線に対し前記図7で示し
たような値を持つ電圧(Vd)を出力してデータの読み
出し、消去及び書き込み制御を行なう。また、上記ソー
ス線SLはソース電圧端子24に接続されている。この
端子24には、メモリセルMCからのデータの読み出し
時、メモリセルMCに対する消去時及び書き込み時に、
前記図7で示したような値を持つ電圧(Vs)が供給さ
れる。
【0028】ところで、不揮発性メモリセル単体につい
てはその電流−電圧特性は図2のようになることが知ら
れている。すなわち、図2は横軸にメモリセルのコント
ロールゲート電圧Vgとソース電圧Vsとの差の電圧V
g−Vs(V)を、縦軸にはメモリセルに流れる電流I
Lの対数値(logIL)をそれぞれとったものであ
り、メモリセルのしきい値Vtは1(μA)の電流が流
れるときのゲート電圧値(Vg−Vs:Vsは通常は0
V)に規定されている。
【0029】しかし、Vgの値がしきい値以下でもメモ
リセルにはリーク電流は流れており、このリーク電流の
値を1桁減少するのに必要なゲート電圧の変化量をsと
した場合、この変化量sは一般にサブスレシホルド係数
と呼ばれているが、リーク電流をJLとする次式で与え
られることが本発明者の実験により判明した。
【0030】
【数15】
【0031】ここで、A、Bは定数である。ここで、メ
モリセルアレイCA内のメモリセルを前述の方法によっ
て一括消去した場合にはN個のメモリセルのしきい値の
分布は図3のようになることも判明した。ここで、Vta
はしきい値分布における平均しきい値である。この分布
はメモリセルの個数Nが十分に大きいとき(略10以
上)に標準偏差σを用いて、
【0032】
【数16】 と連続分布として近似できることが判明した。
【0033】本発明者は上記(1)、(2)式を用いて
計算することで、1本のビット線BLに共通に接続され
ている(N−1)個の非選択メモリセルによる全リーク
電流ILは次式で与えられることを見出だした。
【0034】
【数17】 ここで、
【0035】
【数18】 であり、Erfcは数学上で補誤差関数と呼ばれるもの
である。さらに実用上の領域では、
【0036】
【数19】 となることが判明した。
【0037】また、0.6μmルールのメモリセルを試
作実験することで、Aはほぼexp(−5ln10)、
Bはほぼ1.5の値が得られた。以上のことから、ワー
ド線、ビット線が交差する構成のメモリセルアレイを有
し、N個のメモリセルが1つのビット線に接続されてお
り、ビット線に接続されている読み出し・検知/書き込
み回路23の許容されるリーク電流の上限値がILの場
合には、非選択のワード線の電位をVgh、メモリセルア
レイ内のメモリセルの平均しきい値をVta、標準偏差を
σ、メモリセルのサブスレシホルド係数をs、ビット線
の電位をVd、ソース線の電位をVsとしたときに、V
sが、
【0038】
【数20】 を満足していれば、ビット線に接続されている読み出し
・検知/書き込み回路23内のセンス回路もしくは書き
込み回路は誤動作しない。すなわち、回路が許容するリ
ーク電流ILの値が決まっている場合には、残りのパラ
メータが上記(6)の不等式を満足するように決めてや
ればよい。また逆に他のパラメータが与えられている場
合には、ILが上記(6)の不等号式を満足するように
読み出し・検知/書き込み回路23の回路方式、回路パ
ラメータ、使用素子サイズを設定すればよいことにな
る。また、上記(6)式が満たされるようになるまで、
メモリセルの消去、書き込みを繰り返し行ない、Vtaと
σとを制御して調整するようにしてもよい。ここで、こ
の発明を読み出し・検知/書き込み回路23の読み出し
・検知部に実施した場合について説明する。通常はVgh
=Vs=0Vになっているので、
【0039】
【数21】 が得られる。例えば、Vta=2V、s=0.25V/de
cade、σ=0.2V、N=1024、Vd=1.5Vの
場合は、100nAのリークで誤動作しないように読み
出し・検知部を設計する必要がある。また、過消去状態
のメモリセルに対して、弱い書き込みを行なってσを
0.15Vと小さくした場合には47nAのリークで誤
動作しなければよく、設計余裕は広がる。逆に、読み出
し・検知部におけるリーク電流が10μAまで許される
ような場合には、s=0.25V/decade、σ=0.2
V、N=1024、Vd=1.5Vのときには、Vta=
1.6Vにしきい値の中心値がなるまで消去してもよい
ことになる。
【0040】次にこの発明を読み出し・検知/書き込み
回路23の書き込み部に実施した場合について説明す
る。書き込み時のVdの値は約6.5Vくらいなので、
Vd=6.5Vとしてその他のパラメータは前述の場合
と同じものを使用すると、書き込み部は3.1(A)で
誤動作してはならず、また書き込み速度が低下してもい
けない。逆に、ビット線のリーク電流が100μAしか
許されない場合には、s=0.25V/decade、σ=
0.2V、N=1024であれば、3.12V以上にV
taを設定しなければならないことがわかる。
【0041】次にこの発明を読み出し・検知/書き込み
回路23の読み出し・検知部の許容リーク電流値が10
μA、書き込み部の許容リーク電流値が100μAであ
るように設計されている半導体記憶装置に実施した場合
について説明する。この場合、Vtaの許容される値は、
読み出し・検知部において決まる平均しきい値Vtaの
1.6Vと、書き込み部において決まる平均しきい値V
taの3.12Vのうち大きい方の3.12V以上に設定
する必要がある。
【0042】次にこの発明の第2の実施の形態について
図4を参照して説明する。図4に示した半導体記憶装置
では、メモリセルアレイCA内のメモリセルMCをブロ
ック毎に分割し、各ブロック毎に選択用トランジスタS
Tを設け、図1の実施例回路に対して新たに設けられた
書き込みブロック選択回路25及び読み出しブロック選
択回路26によりこれら選択用トランジスタSTを選択
的に制御することにより、書き込み時の非選択メモリセ
ルの個数NP −1と、読み出し時の非選択メモリセルの
個数数NR −1とを変えるようにしたものである。この
場合には、
【0043】
【数22】 で決まる平均しきい値Vtaと、
【0044】
【数23】 で決まる平均しきい値Vtaのうち、大なる方で決まる消
去しきい値まで消去することが可能になる。一方、予め
Vtaが与えられている場合には、
【0045】
【数24】 が成立するべく読み出し・検知部と書き込み部とを設計
すればよい。なお、Vgr=Vgp=Vsp=Vsr=0Vの特
別な場合には、
【0046】
【数25】 が成立するように読み出し・検知部と書き込み部とを設
計すればよい。ところで、書き込み時にのみVspを印加
する場合も考えられる。この場合、Vtaが与えられてい
る場合には、
【0047】
【数26】 が成立するように読み出し・検知部と書き込み部とを設
計すれば、効率的な設計が可能となる。次にデータの書
き込み時にのみ非選択メモリセルのワード線に電位Vgp
を印加することも考えられる。Vtaが与えられている場
合には、
【0048】
【数27】 とすることで効率的な設計が可能となる。具体的にはワ
ード線に何Vの負極性の電圧Vgpを与えればを決定する
ことができる。
【0049】また、この発明は、1個のメモリセルに対
して2種類以上の異なったしきい値のいずれかに設定す
る場合にも実施することができる。この場合、最も大き
なリーク電流が流れるのは、選択メモリセル以外の全て
の非選択メモリセルが最低のしきい値Vta0を持つよう
に設定されている場合である。従って、この場合には、
【0050】
【数28】 が満たされるように回路を設計すればよい。また、上記
(14)式が満たされるようになるまで、メモリセルの
消去、書き込みを繰り返し行ない、Vta0とσとを制御
して調整するようにしてもよい。
【0051】なお、この発明は上記した実施の形態に係
わらずに種々の変形が可能であることはいうまでもな
い。例えば、上記した実施の形態ではメモリセルとして
2層ゲート型構造のものを使用する場合について説明し
たが、これはMNOS等の他の不揮発性メモリセルを用
いることもできる。また、データの書き込み、消去の方
法も上記した実施の形態に限定されないことはいうまで
ない。
【0052】さらに、上記した実施の形態では、メモリ
セルが不揮発性メモリセルである場合について説明した
が、これは単層ゲートのトランジスタを用いた半導体記
憶装置に対しても同様に実施することができる。このよ
うな場合、しきい値が製造装置等のばらつきを反映して
分布をもっており、標準偏差は製造時の管理値に対応し
ている。
【0053】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ほとんど全ての場合に対応する設計指針が得られるのみ
ならず、設計の効率化、動作電圧の設定、ビット線分割
の方法等が短時間で可能になり、もって高性能、高信頼
性の半導体記憶装置及びその調整方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る半導体記憶
装置の回路図。
【図2】不揮発性メモリセル単体の電流−電圧特性を示
す図。
【図3】N個のメモリセルのしきい値の分布状態を示す
図。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係る半導体記憶
装置の回路図。
【図5】不揮発性半導体記憶装置で使用されているメモ
リセルの断面図。
【図6】図5のメモリセルの等価回路図。
【図7】図5及び図6のメモリセルにおけるデータの書
き込み、消去及び読み出し時における電圧をまとめて示
す図。
【符号の説明】
MC…メモリセル、 CA…メモリセルアレイ、 WL…ワード線、 BL…ビット線、 SL…ソース線、 21…ワード線選択回路、 22…ビット線選択回路、 23…読み出し・検知/書き込み回路、 24…ソース電圧端子、 25…書き込みブロック選択回路、 26…読み出しブロック選択回路。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線と複数のビット線とが交
    差するように設けられ、各ビット線にそれぞれN個(N
    は正の整数)のメモリセルが接続されたメモリセルアレ
    イと、 上記各ビット線に接続されたメモリセルからデータの読
    み出し・検知及びメモリセルに対してデータの書き込み
    を行なう読み出し・検知/書き込み回路とを具備し、 上記読み出し・検知/書き込み回路に許容されるリーク
    電流の上限値をILとしたときに、非選択メモリセルが
    接続されたワード線の電位をVgh、メモリセルアレイ内
    のメモリセルの平均しきい値をVta、しきい値の標準偏
    差をσ、メモリセルのサブスレシホルド係数をs、ビッ
    ト線の電位をVd、上記各メモリセルのソース電位をV
    sとしたときに、 【数1】 を満足するように各値が設定されていることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記電位Vghが接地電位であることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記電位Vsが接地電位であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記電位Vghが負極性の電位であること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルが不揮発性トランジスタ
    で構成されているとを特徴とする請求項1に記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 複数のワード線と複数のビット線とが交
    差するように設けられ、データの読み出し・検知時に1
    本のビット線にNR 個(NR は正の整数)のメモリセル
    が接続され、データの書き込み時には1本のビット線に
    NP 個(NPは正の整数)のメモリセルが接続されるメ
    モリセルアレイと、 上記メモリセルからデータの読み出し・検知を行なう読
    み出し・検知部及び上記メモリセルに対してデータの書
    き込みを行なう書き込み部とを有する読み出し・検知/
    書き込み回路を具備し、 データの読み出し・検知時に上記読み出し・検知部に許
    容されるリーク電流の上限値をIRL、データの書き込み
    時に上記書き込み部に許容されるリーク電流の上限値を
    IPLとしたときに、データの読み出し・検知時に非選択
    メモリセルが接続されたワード線の電位をVgr、ビット
    線の電位をVdr、上記各メモリセルのソース電位をVs
    r、データの書き込み時に非選択メモリセルが接続され
    たワード線の電位をVgp、ビット線の電位をVdp、上記
    各メモリセルのソース電位をVsp、上記メモリセルアレ
    イ内のメモリセルの平均しきい値をVta、しきい値の標
    準偏差をσ、メモリセルのサブスレシホルド係数をsと
    したときに、平均しきい値Vtaの値が、 【数2】 と、 【数3】 で示される値のいずれよりも大きく設定されていること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記電位Vgr、Vgpが共に接地電位であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記電位Vsr、Vspが共に接地電位であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリセルが不揮発性トランジスタ
    で構成されているとを特徴とする請求項6に記載の半導
    体記憶装置。
  10. 【請求項10】 複数のワード線と複数のビット線とが
    交差するように設けられ、複数個のメモリセルが設けら
    れたメモリセルアレイと、 データの読み出し・検知時には上記1本のビット線にN
    R 個のメモリセルを接続し、データの書き込み時には上
    記1本のビット線にNP 個のメモリセルを接続し、デー
    タの読み出し・検知時と書き込み時とで1本のビット線
    に接続するメモリセルの数を変える切り替え手段と、 上記ビット線に接続されたメモリセルからデータの読み
    出し・検知を行なう読み出し・検知部及びメモリセルに
    対してデータの書き込みを行なう書き込み部とを有する
    読み出し・検知/書き込み回路を具備し、 データの読み出し・検知時に上記読み出し・検知部に許
    容されるリーク電流の上限値をIRL、データの書き込み
    時に上記書き込み部に許容されるリーク電流の上限値を
    IPLとしたときに、データの読み出し・検知時に非選択
    メモリセルが接続されたワード線の電位をVgr、ビット
    線の電位をVdr、データの書き込み時に非選択メモリセ
    ルが接続されたワード線の電位をVgp、ビット線の電位
    をVdp、上記メモリセルアレイ内のメモリセルの平均し
    きい値をVta、しきい値の標準偏差をσ、メモリセルの
    サブスレシホルド係数をsとしたときに、 【数4】 を満足するように各値が設定されていることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記電位Vgr、Vgpが共に接地電位で
    あることを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装
    置。
  12. 【請求項12】 前記電位Vsr、Vspが共に接地電位で
    あることを特徴とする請求項10に記載の半導体記憶装
    置。
  13. 【請求項13】 複数のワード線と複数のビット線とが
    交差するように設けられ、電子の注入/引き抜きにより
    しきい値が変化される不揮発性トランジスタからなるそ
    れぞれN個(Nは正の整数)のメモリセルが各ビット線
    に接続されたメモリセルアレイと、 上記各ビット線に接続されたメモリセルからデータの読
    み出し・検知及びメモリセルに対してデータの書き込み
    を行なう読み出し・検知/書き込み回路とを具備した半
    導体記憶装置において、 上記読み出し・検知/書き込み回路に許容されるリーク
    電流の上限値をILとしたときに、非選択メモリセルが
    接続されたワード線の電位をVgh、メモリセルアレイ内
    のメモリセルの平均しきい値をVta、しきい値の標準偏
    差をσ、メモリセルのサブスレシホルド係数をs、ビッ
    ト線の電位をVd、上記各メモリセルのソース電位をV
    sとしたときに、上記各メモリセルに対して電子の注入
    /引き抜きを繰り返し行なうことにより、メモリセルの
    平均しきい値Vtaとしきい値の標準偏差σが 【数5】 を満足するように各メモリセルを調整することを特徴と
    する半導体記憶装置の調整方法。
  14. 【請求項14】 複数のワード線と複数のビット線とが
    交差するように設けられ、それぞれ3種類以上のしきい
    値状態を取り得るN個(Nは正の整数)のメモリセルが
    各ビット線に接続されたメモリセルアレイと、 上記各ビット線に接続されたメモリセルからデータの読
    み出し・検知及びメモリセルに対してデータの書き込み
    を行なう読み出し・検知/書き込み回路とを具備し、 上記読み出し・検知/書き込み回路に許容されるリーク
    電流の上限値をILとしたときに、非選択メモリセルが
    接続されたワード線の電位をVgh、メモリセルアレイ内
    のメモリセルの3種類以上の各しきい値の平均しきい値
    をVta、しきい値の標準偏差をσ、メモリセルのサブス
    レシホルド係数をs、ビット線の電位をVd、上記各メ
    モリセルのソース電位をVsとしたときに、 【数6】 を満足するように各値が設定されていることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記平均しきい値Vtaの値が、前記3
    種類以上のしきい値のうち最低のしきい値の平均しきい
    値にされていることを特徴とする請求項14に記載の半
    導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記メモリセルが不揮発性トランジス
    タで構成されていることを特徴とする請求項14に記載
    の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 複数のワード線と複数のビット線とが
    交差するように設けられ、電子の注入/引き抜きにより
    3種類以上のしきい値状態を取り得る不揮発性トランジ
    スタからなるそれぞれN個(Nは正の整数)のメモリセ
    ルが各ビット線に接続されたメモリセルアレイと、 上記各ビット線に接続されたメモリセルからデータの読
    み出し・検知及びメモリセルに対してデータの書き込み
    を行なう読み出し・検知/書き込み回路とを具備した半
    導体記憶装置において、 上記読み出し・検知/書き込み回路に許容されるリーク
    電流の上限値をILとしたときに、非選択メモリセルが
    接続されたワード線の電位をVgh、メモリセルアレイ内
    のメモリセルの平均しきい値をVta、しきい値の標準偏
    差をσ、メモリセルのサブスレシホルド係数をs、ビッ
    ト線の電位をVd、上記各メモリセルのソース電位をV
    sとしたときに、上記各メモリセルに対して電子の注入
    /引き抜きを繰り返し行なうことにより、メモリセルの
    平均しきい値Vtaとしきい値の標準偏差σが 【数7】 を満足するように各メモリセルを調整することを特徴と
    する半導体記憶装置の調整方法。
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