JPH09225418A - 工業用小型部品洗浄乾燥機 - Google Patents

工業用小型部品洗浄乾燥機

Info

Publication number
JPH09225418A
JPH09225418A JP6174196A JP6174196A JPH09225418A JP H09225418 A JPH09225418 A JP H09225418A JP 6174196 A JP6174196 A JP 6174196A JP 6174196 A JP6174196 A JP 6174196A JP H09225418 A JPH09225418 A JP H09225418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
cleaning liquid
cleaning
disk
basket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6174196A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Tomotsuka
友塚郁男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REIJITSUTO KIKAKU KK
Original Assignee
REIJITSUTO KIKAKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by REIJITSUTO KIKAKU KK filed Critical REIJITSUTO KIKAKU KK
Priority to JP6174196A priority Critical patent/JPH09225418A/ja
Publication of JPH09225418A publication Critical patent/JPH09225418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 加工後の部品入り金網製バスケットを、洗浄
槽底面に回転自在に軸着された円盤に載荷し、スプレ−
ノズルから洗浄液噴霧を放射し、その動圧によりこれを
回転させ、直方体の槽形状と邪魔板のため噴霧は乱渦流
となってバスケット中央の部品まで均一に洗浄できる洗
浄槽と、洗浄後の部品入りバスケットを、乾燥槽底面に
回転自在に軸着されかつ周縁に複数個の羽根が立設され
た円盤に載荷し、槽の側面下部の一対の送風口から羽根
に空気を吹きつけ、その動圧で円盤を回転させながらバ
スケットの中央まで送風し、部品を乾燥し、空気を上蓋
のパンチングから排気する乾燥槽との2槽構造の工業用
小型部品洗浄乾燥機。 【効果】 環境破壊の恐れと後処理に問題のない無公害
の洗浄剤を使用するシンプル、コンパクトかつ操作簡単
な構成で、耐久性があり、連続運転が可能で、そして製
品に傷をつけない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工業用小型部品洗浄乾燥
機(以下、洗浄乾燥機という。)、更に詳しくは、洗浄
すべき部品を入れた金網製バスケットに噴霧状洗浄液を
噴射してこれを回転させながら均一にむらなく洗浄する
洗浄槽と、洗浄作業終了後の部品入り金網製性バスケッ
トを同一筐体に併設した乾燥槽に装入して、風力でこれ
を回転させながら乾燥する乾燥槽との2槽構造の、か
つ、準クロ−ズドサイクル式洗浄液循環系を採用した洗
浄乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切削等の機械加工後のボルト類そ
の他の工業用小型部品の洗浄には、最もポピュラ−なト
リクロロエチレン(以下、トリクレンと略称する。)が
使用されていた。即ち、機械加工を終了した小型部品は
これをを金網製バスケットに入れ、作業員がその取手を
両手で持ってトリクレン液に浸して上下に動かし、部品
の表面に付着残留した油脂を溶解して除去し、これをト
リクレン液から引き上げて放置することにより、部品の
表面に付着したトリクレンを空中に揮発させていた。
【0003】しかし、トリクレンは塩素原子をその分子
中に含むため、揮発上昇してオゾン層を破壊し、有害な
紫外線のバリアに穴を開け、人間の健康に深刻な悪影響
を与えるおそれがある。また、酸性雨を降らして環境を
破壊する原因の一であると考えられている。そのため、
既にその製造は中止されている。
【0004】元々、部品を手で洗浄する作業は楽ではな
く、手の荒れ、手や服の汚れ、悪臭、単純作業、腰痛の
原因になるなどの理由のため嫌われていた。このため、
かかる手作業を行う必要がなく、環境破壊の恐れと後処
理に問題のない無公害の洗浄液を使用して、トリクレン
同様の洗浄効果をあげることができる、そしてシンプル
かつコンパクトな構成の洗浄乾燥機の出現が望まれてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情を背景にしてなされたもので、その目的は、環境破
壊の恐れと後処理に問題のない無公害の洗浄液を使用す
るシンプル、コンパクトかつ操作簡単な構成で、耐久性
があり、連続運転が可能で、そして製品に傷をつけない
安全設計の洗浄乾燥機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、この目的は、
(イ)底面が正方形の直方体の槽で、該底面に円盤が回
転自在かつ水平に軸着され、該槽の各側面の中央線上縦
に邪魔板が付設され、各該邪魔板に向かって同側で各該
邪魔板近傍の上下2箇所の位置にスプレ−ノズルが配設
され、前記底面の一隅に洗浄液落下口が開設され、そし
て上蓋を有してなる洗浄槽であって、加工を終了した工
業用小型部品を入れた金網製バスケットを前記円盤に載
荷して、スプレ−ノズルから洗浄液の噴霧を放射し、金
網製バスケットをその動圧により回転させ、前記直方体
の槽の形状と前記邪魔板のため噴霧状洗浄液は層流とな
らずに乱渦流となって金網製バスケットの中央部まで達
し、均一に洗浄することができる洗浄槽と、(ロ)円筒
状の槽の底面に円盤が回転自在かつ水平に軸着され、該
円盤の周縁に複数個の風受け兼芯出し用羽根が立設さ
れ、該羽根と同じ高さの前記槽の側面の位置に一対の送
風口が開設され、そしてパンチング板付き上蓋を有して
なる乾燥槽であって、洗浄終了後の部品入り金網製バス
ケットを該乾燥槽に装入して前記円盤に載荷し、前記送
風口から送風して前記羽根に空気を吹きつけ、その送風
圧により前記円盤を回転させながら空気を金網製バスケ
ットの中央まで送り、部品の表面に付着残留した洗浄液
を揮発させて乾燥し、そして用済後の空気を前記パンチ
ング板付き上蓋を通し排気することができる乾燥槽と、
(ハ)前記スプレ−ノズルに洗浄液を送り出す電動ポン
プ、吐出パイプ、スプレ−ノズル、ヒ−タ内蔵ヒ−タパ
イプが挿設された洗浄液タンク、切粉分離用フイルタ
−、油脂分離用フイルタ−、および吸入パイプ、ならび
に前記洗浄液タンクに付設された水抜きドレン、油抜き
ドレンおよび水量計からなる準クロ−ズドサイクル式洗
浄液循環系部材と、を一筐体に具備してなる洗浄乾燥機
により達成することができる。
【0007】次に、この目的は、(イ)底面が正方形の
直方体である槽で、該槽の底面に回転自在かつ水平に軸
着されその周縁に複数個のチップが立設されたバスケト
載荷用円盤、前記槽の各側面の中央縦に付設された乱流
形成用邪魔板、該各該邪魔板に向かって同側で該邪魔板
の近傍上下2箇所の位置に配設されたスプレ−ノズル、
前記底面の一隅に開設された洗浄液落下口、および作業
時密閉保持のための上蓋を有してなる洗浄槽と、(ロ)
円筒状の槽の底面に、洗浄終了後の部品入り金網製バス
ケットを載荷して回転自在かつ水平に軸着され、そして
その周縁に複数個の風受け兼芯出し用羽根が立設された
円盤、該羽根と同じ高さの前記槽の側面の位置に開設さ
れた送風口、およびパンチング板付き上蓋を有してなる
乾燥槽と、(ハ)前記スプレ−ノズルに洗浄液を送り出
す電動ポンプ、吐出パイプ、スプレ−ノズル、ヒ−タ内
蔵ヒ−タパイプが挿設された洗浄液タンク、切粉分離用
フイルタ−、油脂分離用フイルタ−、および吸入パイ
プ、ならびに前記洗浄液タンクに付設された水抜きドレ
ン、油抜きドレンおよび水量計からなる準クロ−ズドサ
イクル式洗浄液循環系部材と、(ニ)前記乾燥槽の送風
口に送風する送風機と、(ホ)ならびに、洗浄液温度設
定ダイヤル、洗浄槽ON、OFFスイッチ、乾燥槽O
N、OFFスイッチ、およびタイマ−を取着した操作パ
ネルとこれらに付属するサ−モスタットその他の電気部
材と、を一筐体に具備してなる洗浄乾燥機により好まし
く達成することができる。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、機械
加工後の小型部品を入れた金網製バスケットを洗浄槽底
面に回転自在に軸着した円盤に載荷して、スプレ−ノズ
ルから洗浄液噴霧を放射することにより、部品入りの金
網製バスケットをその動圧により回転させながら、直方
体の槽形状と前記邪魔板のため層流とせずに乱渦流とし
て金網製バスケットの中央部にまで噴霧状洗浄液を達せ
しめ、部品を傷つけることなく切粉や油脂を洗い落と
し、部品をムラなく均一に洗浄する。
【0009】洗浄終了後の部品入り金網製バスケットを
同一筐体に併設した乾燥槽の底面に回転自在に軸着した
円盤に載荷し、乾燥槽側面体部に開設した一対の送風口
から円盤に周設した羽根に空気を吹きつけ、その送風圧
により円盤を回転させながら空気を金網製バスケットの
中央まで送り、部品の表面に付着残留した洗浄液を揮発
させて乾燥し、その空気をパンチング板付き上蓋を通し
排気する。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明を構成
面から記述したものであり、作用において変るところは
ない。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。本発明はこれらの実施例に限られるも
のではない。
【0012】本発明に係る洗浄乾燥機1は、洗浄槽2と
乾燥槽3を一筐体に組み込んだニ槽構造で、洗浄液を循
環させて繰り返し使用する準クロ−ズドサイクル式循環
系を採用し、そして乾燥には空気を吹きつけて使用し
た。洗浄液には、PH中性で水質汚染がなく、従って用
済後の液の後処理に問題がなく、かつ引火点のないエマ
ルジョンタイプRE洗浄液(商品名)300ccを水5
8リットルに溶かしたものを加温して使用した。この液
は加温により洗浄効果が増し、加温は40〜60℃が望
ましく、55〜60℃のとき最良の結果が得られた。洗
浄方式はスプレ−洗浄、乾燥方式はブロワ−乾燥、そし
て洗浄液の噴射と空気の送風を、部品入りバスケットを
載荷した円盤の回転運動の動力源としても利用した。
【0013】図1は、洗浄乾燥機1の正面図、図2は平
面図、図3は右側面図、そして図4は左側面図である。
【0014】洗浄槽2は底面が正方形の直方体、乾燥槽
3は円筒に形成し、夫々の底面には回転自在かつ水平に
円盤4および円盤5を軸着させた。円盤4と円盤5のシ
ャフト4′、5′は軸受を介して保持円筒4″、5″に
軸着される。円盤4の周縁にはチップ4aが円盤の円周
の4分割点に立設されている。チップ4aは同一形状の
直角三角形の板状で、直角を挟む短辺が円盤4の円周に
直立し、他の長辺は円盤4の直径線上にあり、そのため
に、斜辺は円盤4の中心に向かって傾斜し、その円盤4
との交点を結んでできる円が円筒状のバスケット7の底
面と一致するように形成した。従って、加工を終えた部
品をバスケット7に入れて、これを円盤4にセットする
ときには、バスケット7の底面の周縁がチップ4aの斜
辺に誘導されて滑り落ち、バスケット7の底面の中心は
円盤4の中心と容易に一致するに至り、バスケット7の
回転はブレることなく円滑となる。なお、バスケット7
を円盤4に載荷するには上蓋開閉用ハンドル13を持ち
上げると、上蓋2′は蝶番15を中心に回動し、ハンド
ル14に係止して回動が止まり、洗浄槽2の上面はオ−
プン状態となり、バスケット7の載荷は自由となる。
【0015】洗浄槽2の各側面には中央縦に邪魔板8を
付設した。また、各側面には邪魔板8に向かって同じ側
の、邪魔板8近傍の上下2段の位置に、同間隔でスプレ
−ノズル6を夫々付設した。相対する一のペアの側面に
付設されたスプレ−ノズル6の付設位置は夫々同じ高さ
にとり、そしてこれらに隣接する他のペアの側面に付設
されたスプレ−ノズル6の上段の位置が、前者一のペア
の上下段の中央の位置にくるようにした。その結果、各
ペアの側面のスプレ−ノズル6は相対する邪魔板8を含
む面に対して相互に逆対象の位置にあり、上下4階に配
置され、夫々の高さの差は等しくなる。
【0016】バスケット7の円盤4への載荷が終了した
ら上蓋2′を元に戻して洗浄槽2を閉め、温度設定ダイ
アル10とタイマ−11aで所要の温度と時間をセット
し、スタ−ト(オン)スイッチ12aを押すとポンプ2
8(図7に示す。)が作動し、加圧された洗浄液がスプ
レ−ノズル6から噴射される。ペアのスプレ−ノズル6
は、対向する2枚の邪魔板8を含む面(当然洗浄槽2の
中心線を含む。)の反対側の、かつ邪魔板8から等距離
の側面上の位置にあり、しかも側面に直角に付設されて
いる。このような構成のため、ペアのスプレ−ノズル6
から円盤4に載荷の部品入りバスケット7に向かって洗
浄液が噴射されると、洗浄液噴霧がバスケット7のメッ
シュとこれを通過して中の部品とに当たり、その動圧に
より、バスケット7の中心線回りにトルクを生じ、バス
ケット7は回転する。
【0017】各ペアのスプレ−ノズルには、ユニジェッ
トノズルシリ−ズ(商品名)の中から、上段にオリフイ
ス口径1.6mmのフルコ−ンスプレ−チップTG−3
(液圧が毎平方糎3kgの場合、スプレ−角度65度、
流量毎分2.16リットル)を、そして下段にオリフイ
ス口径2.4mmのフラットスプレ−チップ(TPタイ
プ)4015番(液圧が毎平方糎3kgの場合、スプレ
−角度40度、流量毎分5.9リットル)を採用した。
【0018】一のペアのスプレ−ノズルは、上段が洗浄
槽2の上面から下に100mm、下段が上段から140
mm、そして他のペアのそれは、上段が前者一のペアの
上段から下に70mm、下段が上段から140mmの位
置であって、夫々邪魔板8から50mmの位置の洗浄槽
2の側面に螺着される。そのため、夫々の位置にφ21
mmの螺着孔が開設されている。このようなスプレ−ノ
ズルの配設のため、各スプレ−ノズルは4階に配位され
ることとなり、夫々の階の高低差は等しく70mmとな
る。
【0019】バスケット7の回転に伴い、噴射洗浄液の
噴霧はバスケット7の回転方向に随伴してその表面を層
流となって流され、バスケット7の中央部に収納された
部品まで洗浄液が行き渡らなくなり、洗浄が不十分とな
る。そこで、洗浄槽2の各側面中央縦に邪魔板8を付設
し、噴射洗浄液がバスケット7の回転方向に随伴して層
流となって流されるのを防止し、噴射洗浄液の噴霧が各
邪魔板8の間に乱渦流となって淀むようにした。洗浄槽
2を直方体に形成したのも同じ理由による。円筒より直
方体のほうが層流となりにくく、邪魔板8のようなもの
を置けば更に効果的である。
【0020】このため、噴射洗浄液はバスケット7の中
央部に収納された部品にまで達し、切粉や油脂を洗い流
し、ムラなく十分な部品の洗浄が行われる。部品を入れ
たバスケット7に回転力を与えると共に洗浄作業を終了
した噴射洗浄液は、洗浄槽2の底面に落下し、洗浄液落
下口21に集められ、切粉分離フイルタ−22を通し、
洗浄液タンク25(図10に示す。)に回収され、洗浄
液循環系に乗り繰り返し使用される。
【0021】フイルタ−キャップ20によって拘止され
たフイルタ−ホ−ルダ−20′に、油脂を選択的に吸着
するフイルタ−が洗浄液循環系に組み込まれ、切削油等
の油脂を吸着分離する。本機の作動を停止した時に、フ
イルタ−キャップ20を外してフイルタ−を交換すれ
ば、吸着された油脂分を分離できるが、なお洗浄液に残
る油脂については、液面に浮いている状況を水量計19
の窓で確認の上、油抜きドレ−ン18のコックを回して
抜き取る。洗浄液にはPH中性のRE剤の希薄溶液を使
用するように設計したが、万全のためそれに対する耐銹
性を考慮して、本機の筐体は厚さ2mmのステンレス鋼
板SUS304、洗浄槽2および乾燥槽3は厚さ1.5
mmの同材、そして邪魔板8はステンレス鋼板FB−3
×45を夫々用いて構成した。経験上、一度に処理でき
る部品の量は約15kg程度なので、これに対応した寸
法のバスケット7をステンレス金網製で形成した。筐体
を含め他の部材の寸法は、バスケット7に対応したもの
とした。
【0022】即ち、バスケット7はφ275×310
(H)mmの円筒、洗浄槽2は427(W)×427
(D)×400(H)mmの直方体、乾燥槽はφ360
mm×402(H)mmの円筒、邪魔板8は45(W)
×390(D)×1.5(T)mmの板、円盤4と円盤
5はφ300×2(T)mm、筐体(ハンドル、キャス
タ−を除く)は620(W)×1050(D)×661
(H)mmの直方体、重量約110kgとなった。
【0023】所定の時間が経過するとタイマ−11aが
働き、スプレ−ノズル6への洗浄液の供給が止まり、洗
浄槽2の作動は停止する。この間、要すれば、ストップ
(オフ)スイッチ12bを押して作動を止めることがで
きる。そこで、ハンドル13を持ち上げ、上蓋2′をハ
ンドル14に係止させて洗浄槽2をオ−プン状態とし、
バスケット7を取り出す。この際、上蓋2′の内面に生
じた結露が流れ落ち、床を濡らす恐れがあるので、洗浄
槽2の上面に溝16を周設して結露を回収し、これを洗
浄液タンクに戻して再利用する。なお、洗浄槽2を収納
する筐体の内壁は保温のため断熱材の発泡スチロ−ルが
貼着されている。
【0024】続いて、乾燥槽3のハンドル13′を持ち
上げ、上蓋3′をハンドル14′に係止させて乾燥槽3
をオ−プン状態とする。そして、洗浄槽2から取り出し
た、洗浄済部品入りバスケット7を乾燥槽3に装入す
る。装入から運転に至る操作は、温度設定ダイアルを除
き洗浄槽2の場合と同様である。
【0025】乾燥槽3は円筒状で、その底面に円盤5が
回転自在にかつ水平に軸着されている。軸着は円盤軸着
用シャフト5′と円盤軸着用シャフト保持円筒5″との
組合わせによって行われる。円盤5の周縁には、円盤5
を送風空気の動圧で回転させるための羽根5aが、円盤
5の直径を切ってこれと直行する面の一部をなすように
等間隔で立設されている。羽根5aは台形の板状で、外
側の脚は円盤5に対して直立し、内側の脚は円盤5の中
心の方向に傾斜している。この傾斜はチップ4aの場合
と同じく、バスケット7の底面の中心を円盤5の中心に
合わせるように誘導する。羽根5aの内側の脚と円盤5
との交点を通ってできる円が、バスケット7の底面の円
と同一になるようにに形成されているからである。な
お、羽根5aは、送風空気の受圧面積を増して円盤5の
回転効率を上げるため、円盤5の下方に矩形状の延出部
分を有する。
【0026】円筒状の乾燥槽3の側面下部、羽根5aに
対応する高さに、相互に対象の位置に一対の送風口30
が開設されている。一対の送風口30に送風する導管が
羽根5aとなす角は異なるが、送風口30の出口に板状
ベ−ン(図示せず。)を形設し、このベ−ンの面と羽根
5aの面が同一面になるようにした。このため、送風口
30から送風される空気の動圧が羽根5aを加圧して円
盤5を回転させると共に、送風された空気はバスケット
7の中央部にある部品にまで達し、乾燥効果を高めるこ
とができる。
【0027】図4は本洗浄乾燥機1の左側面図、即ち乾
燥槽3の左側面図であるが、格子状に斜線を施した部分
はパンチングを施したステンレス板の部分である。ここ
から乾燥用の空気を吸い込む。乾燥槽3の上蓋3′にも
パンチングが施してあり、乾燥作業を終了した空気はこ
こから上方に抜ける。
【0028】図5は洗浄槽2を正面から見た部材の配設
状況を示す。スプレ−ノズル6は邪魔板8近傍の上下四
階に、等高低差で、ペアをなすものは相互に同じ高さ
に、そして、洗浄槽2の側面に垂直に付設されている。
洗浄を終了した洗浄液は落下して、洗浄液は落下口21
に集められ、フイルタ−22により切粉が分離される。
洗浄液落下口21の下部は洗浄液タンク25(図10に
示す。)の一部をなしているので、落下洗浄液はここで
洗浄液循環系に戻る。油抜きドレ−ン18と図3に示す
水量計19は洗浄液タンク25満タン時の液面の高さに
付設した。油脂分離用フイルタ−に吸着除去してもなお
液面に浮いて残る油脂は、油抜きドレ−ン18から流出
させ、除去する。これにより減少した洗浄液は、洗浄液
落下口21から補充する。この洗浄液補充と切粉分離用
フイルタ−交換の便のため、円盤4は一部切り欠かれ、
この切欠部分(図2の円盤4と洗浄液落下口21が重な
る部分)は蝶番で円盤4と連結され、開閉できるように
した。水抜きドレ−ン18′の取付口は、洗浄液タンク
の下面より低くした。従って、要すれば、ドレ−ン1
8′のコックを回して洗浄液を抜き取ることができる。
なお、エア−タイトゴム17は洗浄槽2と上蓋2′との
気密を確保し、洗浄液の漏洩を防止する。
【0029】図6は、洗浄槽2を右側面から見た下部部
材の配設状況を示す。電動ポンプ28(図7に示す。)
から加圧吐出された洗浄液は吐出パイプ23に送出さ
れ、各スプレ−ノズル6と連結されたパイプを通って、
各スプレ−ノズル6から噴射される。噴射された洗浄液
は洗浄作業後洗浄槽2の底面に落下し、切粉分離用フイ
ルタ−22を通って洗浄液落下口21に集められ、洗浄
液タンク25の洗浄液に合流する。一方、洗浄液タンク
25には、電熱ヒ−タ内蔵のステンレス製ヒ−タパイプ
24とサ−モスタット用部材の温度センサ−(図示せ
ず。)が挿設され、洗浄液を設定温度に加温する。洗浄
液タンク25は、油脂分離用フイルタ−ホ−ルダ−2
0′に保持された油脂分離用フイルタ−を介して、洗浄
液吸入パイプ26に連結される。図6中の矢印は、洗浄
液タンク25から洗浄液吸入パイプ26への洗浄液の流
れを示す。ヒ−タパイプ24が洗浄槽2の背面側下部
に、洗浄液吐出パイプ23は同上部に、洗浄槽2と乾燥
槽3の隔壁を貫通して夫々横設されている。油抜きドレ
−ン螺着孔18aと水量計螺着孔19aは洗浄液タンク
の液面の位置にあり、そして水抜きドレ−ン螺着孔1
8′aは洗浄液タンク25の底面より下の位置にある。
【0030】図7は、乾燥槽3を左側面から見た部材の
配設状況を示す。乾燥槽3の下部と背面の余裕空間に、
洗浄液循環の原動力となる電動ポンプ28(モ−タ:
0.75KW、ポンプ:ニクニULD−07Z)と乾燥
用の空気を送る送風機29(シロッコフアンSF38H
T)を配置した。電動ポンプ28の洗浄液吸入側は吸入
パイプ26に、吐出側は吐出パイプ23に連結(連結の
状況は図示せず。)される。洗浄液循環の流れを、A→
A′、B→B′で示した。送風機29は送風口30を有
し、送風口30は円盤回転用羽根5aに対応する高さに
開設されている。乾燥槽3の上蓋3′の斜線部分はパン
チングを施したステンレス板の部分を示す。ここから乾
燥用空気を排気する。
【0031】図8は、乾燥槽3を正面から見た下部部材
の配設状況を示す。乾燥槽3に、図7に示す送風口30
と対をなす他の送風口30が図8に図示され、こちらは
空気を矢印→に従って吹きつける。また、図8は、洗浄
槽2と乾燥槽3の隔壁に挿設されたヒ−タパイプ24と
洗浄液タンク25の液面(液面の状況は図示せず。)に
浮くフロ−ト31を図示する。ヒ−タパイプ24に2K
Wのヒ−タが内蔵され、コ−ド24′により通電され
る。フロ−ト31はヒ−タ空焚き防止用部材で、洗浄液
タンク25の液面に浮き、その浮力でロッド38が矢印
←→方向上下に動いてスイッチ32を開閉し、洗浄液タ
ンク25の液面が所定位置より下がった状態では、スイ
ッチ32開となってヒ−タに通電はされない。そのとき
は、洗浄液落下口21から洗浄液を補充すればフロ−ト
31は上昇し、スイッチ32は閉じ、洗浄液加温スタン
バイの状態となる。なお、電動ポンプ28、ヒ−タその
他の循環系部材、および送風機29その他の送風系部材
の電源はコ−ド33を通して3相200Vを用いた。
【0032】図9は円盤4の軸着状況を示す説明図であ
る。シャフト4′の円盤4側のジャ−ナルにベアリング
4′aを嵌挿し、ワッシャ−を介して更にアタッチメン
ト4bの凹部に凸側から嵌挿し、アタッチメント4b凹
部内にボルト4′bで緊結する。シャフト4′の他方側
のジャ−ナルに同規格のベアリング4′aを嵌挿し、ボ
ルト4′b2個で緊結する。この組立物のアタッチメン
ト4b上面の周縁部をビス4cで円盤4に接合すること
により、円盤4の軸支体ができる。この軸支体をシャフ
ト保持円筒4″に嵌挿すると、保持円筒4″の内径は下
部で小となるため、円盤4軸支体は段差部で駐止され、
円盤4の軸着用シャフト保持円筒4″えの軸着は完成す
る。円盤5の軸着も同様の構成による。
【0033】図10は、上述した洗浄液の流れを示す説
明図である。洗浄液タンク25に貯留された洗浄液は、
油脂分離用フイルタ−ホ−ルダ−20′に内包される油
脂分離用フイルタ−(F)を介して、電動ポンプ(P)
28により吸入パイプ26から吸い上げられ、加圧され
て吐出パイプ23から各スプレ−ノズル6に送られ、こ
こから噴射される。洗浄作業終了後は、洗浄槽2の底面
に落下し、切粉分離用フイルタ−22を通過して洗浄液
落下口21から洗浄液タンク25に戻る。
【0034】本洗浄乾燥機1は、コンパクト構成のため
狭い場所でも自在に配置することができ、また、キャス
タ−36により移動は自由である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の洗浄乾燥
機によれば、環境破壊の恐れと後処理に問題のない無公
害の洗浄液を使用するシンプル、コンパクトかつ操作簡
単な構成で、耐久性があり、連続運転が可能で、そして
製品に傷をつけない安全設計の洗浄乾燥機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗浄乾燥機1の正面図である。
【図2】洗浄乾燥機1の平面図である。
【図3】洗浄乾燥機1の右側面図である。
【図4】洗浄乾燥機1の左側面図である。
【図5】洗浄槽2を正面から見た部材の配設状況を示す
説明図である。
【図6】洗浄槽2を右側面から見た下部部材の配設状況
を示す説明図である。
【図7】乾燥槽3を左側面から見た部材の配設状況を示
す説明図である。
【図8】乾燥槽3を正面から見た下部部材の配設状況を
示す説明図である。
【図9】円盤4の軸着状況を示す説明図である。
【図10】洗浄液の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 洗浄乾燥機 2 洗浄槽 2′ 洗浄槽2の上蓋 3 乾燥槽 3′ 乾燥槽3の上蓋 4 円盤 4a 円盤チップ 4b アタッチメント 4c ビス 4′ 円盤軸着用シャフト 4′a ベアリング 4′b ボルト 4″ 円盤軸着用シャフト保持円筒 5 円盤 5a 円盤回転用羽根 5′ 円盤軸着用シャフト 5″ 円盤軸着用シャフト保持円筒 6 スプレ−ノズル 7 バスケット 8 邪魔板 9 操作パネル 10 温度設定ダイアル 11a、11b タイマ− 12a、12b、12c、12d オン、オフスイッチ 13、13′ 上蓋開閉用ハンドル 14、14′ 移動用兼上蓋ストッパ−用ハンドル 15、15′、15″ 蝶番 16 結露回収用溝 17 エア−タイトゴム 18 油抜きドレ−ン 18a 油抜きドレ−ン螺着孔 18′ 水抜きドレ−ン 18′a 水抜きドレ−ン螺着孔 19 水量計 19a 水量計螺着孔 20 油脂分離用フイルタ−キャップ 20′ 油脂分離用フイルタ−ホ−ルダ− 21 洗浄液落下口 22 切粉分離用フイルタ− 23 洗浄液吐出パイプ 24 洗浄液ヒ−タパイプ 24′ 洗浄液ヒ−タパイプ用コ−ド 25 洗浄液タンク 26 洗浄液吸入パイプ 27 上蓋3′のパンチング 28 電動ポンプ 29 送風機 30 送風口 31 フロ−ト 32 空焚き防止用スイッチ 33 コ−ド 34 乾燥槽3の側面パンチングドア 35 乾燥槽3の側面パンチングドア開閉用ハンドル 36 キャスタ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)底面が正方形の直方体の槽で、該底
    面に円盤が回転自在かつ水平に軸着され、該槽の各側面
    の中央縦に邪魔板が付設され、各該邪魔板に向かって同
    側で各該邪魔板近傍の上下2箇所の位置にスプレ−ノズ
    ルが配設され、前記底面の一隅に洗浄液落下口が開設さ
    れ、そして上蓋を有してなる洗浄槽であって、 加工を終了した工業用小型部品を入れた金網製バスケッ
    トを前記円盤に載荷して、スプレ−ノズルから洗浄液の
    噴霧を放射し、金網製バスケットをその動圧により回転
    させ、前記直方体の槽の形状と前記邪魔板のため噴霧状
    洗浄液は層流とならずに乱渦流となって金網製バスケッ
    トの中央部まで達し、均一に洗浄することができる洗浄
    槽と、(ロ)円筒状の槽の底面に円盤が回転自在かつ水
    平に軸着され、該円盤の周縁に複数個の風受け兼芯出し
    用羽根が立設され、該羽根と同じ高さの前記槽の側面の
    位置に一対の送風口が開設され、そしてパンチング板付
    き上蓋を有してなる乾燥槽であって、 洗浄終了後の部品入り金網製バスケットを該乾燥槽に装
    入して前記円盤に載荷し、前記送風口から送風して前記
    羽根に空気を吹きつけ、その送風圧により前記円盤を回
    転させながら空気を金網製バスケットの中央まで送り、
    部品の表面に付着残留した洗浄液を揮発させて乾燥し、
    そして用済後の空気を前記パンチング板付き上蓋を通し
    排気することができる乾燥槽と、(ハ)前記スプレ−ノ
    ズルに洗浄液を送り出す電動ポンプ、吐出パイプ、スプ
    レ−ノズル、ヒ−タ内蔵ヒ−タパイプが挿設された洗浄
    液タンク、切粉分離用フイルタ−、油脂分離用フイルタ
    −、および吸入パイプ、ならびに前記洗浄液タンクに付
    設された水抜きドレン、油抜きドレンおよび水量計から
    なる準クロ−ズドサイクル式洗浄液循環系部材と、を一
    筐体に具備してなることを特徴とする工業用小型部品洗
    浄乾燥機。
  2. 【請求項2】 (イ)底面が正方形の直方体である槽
    で、該槽の底面に回転自在かつ水平に軸着されその周縁
    に複数個のチップが立設されたバスケト載荷用円盤、前
    記槽の各側面の中央縦に付設された乱流形成用邪魔板、
    該各該邪魔板に向かって同側で該邪魔板の近傍上下2箇
    所の位置に配設されたスプレ−ノズル、前記底面の一隅
    に開設された洗浄液落下口、および作業時密閉保持のた
    めの上蓋を有してなる洗浄槽と、(ロ)円筒状の槽の底
    面に、洗浄終了後の部品入り金網製バスケットを載荷し
    て回転自在かつ水平に軸着され、そしてその周縁に複数
    個の風受け兼芯出し用羽根が立設された円盤、該羽根と
    同じ高さの前記槽の側面の位置に開設された送風口、お
    よびパンチング板付き上蓋を有してなる乾燥槽と、
    (ハ)前記スプレ−ノズルに洗浄液を送り出す電動ポン
    プ、吐出パイプ、スプレ−ノズル、ヒ−タ内蔵ヒ−タパ
    イプが挿設された洗浄液タンク、切粉分離用フイルタ
    −、油脂分離用フイルタ−、および吸入パイプ、ならび
    に前記洗浄液タンクに付設された水抜きドレン、油抜き
    ドレンおよび水量計からなる準クロ−ズドサイクル式洗
    浄液循環系部材と、(ニ)前記乾燥槽の送風口に送風す
    る送風機と(ホ)ならびに、洗浄液温度設定ダイヤル、
    洗浄槽ON、OFFスイッチ、乾燥槽ON、OFFスイ
    ッチ、およびタイマ−を取着した操作パネルとこれらに
    付属するサ−モスタットその他の電気部材と、を一筐体
    に具備してなることを特徴とする工業用小型部品洗浄乾
    燥機。
JP6174196A 1996-02-23 1996-02-23 工業用小型部品洗浄乾燥機 Pending JPH09225418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6174196A JPH09225418A (ja) 1996-02-23 1996-02-23 工業用小型部品洗浄乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6174196A JPH09225418A (ja) 1996-02-23 1996-02-23 工業用小型部品洗浄乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09225418A true JPH09225418A (ja) 1997-09-02

Family

ID=13179921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6174196A Pending JPH09225418A (ja) 1996-02-23 1996-02-23 工業用小型部品洗浄乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09225418A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874641B2 (en) * 2003-04-09 2005-04-05 Laars, Inc. Hydrodynamic bearing
CN104384141A (zh) * 2014-10-28 2015-03-04 芜湖赛德交通设备有限公司 一种清洗烘干机
CN104437293A (zh) * 2014-12-05 2015-03-25 大连皆必喜机械有限公司 一种离型剂再生装置
JP2015134337A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 Necエナジーデバイス株式会社 洗浄液噴出部材、洗浄システム及び洗浄方法
CN105728375A (zh) * 2016-03-16 2016-07-06 芜湖东光大华机械制造有限公司 一种飞轮专用高效清洗机
CN105964604A (zh) * 2016-07-07 2016-09-28 江苏东奇标准件有限公司 一种螺栓清洗装置
CN107159600A (zh) * 2017-07-26 2017-09-15 李文华 一种多功能玩具清洗机
CN108816871A (zh) * 2018-04-18 2018-11-16 周大兆 一种新型物料清洗装置
CN109675850A (zh) * 2018-12-10 2019-04-26 天龙科技炉业(无锡)有限公司 多用炉推拉料头润滑清洗装置
CN112474518A (zh) * 2020-11-20 2021-03-12 北京鼎翰科技有限公司 一种医疗器械的循环清洗消毒装置
CN113020067A (zh) * 2021-03-05 2021-06-25 张福有 一种用于废铜回收利用的清洗装置
CN113460261A (zh) * 2021-08-09 2021-10-01 浙江欧佩亚海洋工程有限公司 一种船舶甲板清理机用增压机构
CN113522850A (zh) * 2021-07-22 2021-10-22 重庆拜月食品科技有限公司 一种农产品清洗台
CN113695273A (zh) * 2020-05-22 2021-11-26 佛山素物工业设计有限公司 一种手持清洁装置
CN113799304A (zh) * 2021-09-26 2021-12-17 辽宁工程技术大学 一种行星套式多模具自动清洗装置及其使用方法
CN113967622A (zh) * 2021-09-26 2022-01-25 辽宁工程技术大学 一种链条驱动发动机叶片模具高压冲洗装置及其冲洗方法
CN114733825A (zh) * 2022-04-20 2022-07-12 华中科技大学同济医学院附属协和医院 一种用于医疗护理器具消毒处理的清洗装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874641B2 (en) * 2003-04-09 2005-04-05 Laars, Inc. Hydrodynamic bearing
JP2015134337A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 Necエナジーデバイス株式会社 洗浄液噴出部材、洗浄システム及び洗浄方法
CN104384141A (zh) * 2014-10-28 2015-03-04 芜湖赛德交通设备有限公司 一种清洗烘干机
CN104437293A (zh) * 2014-12-05 2015-03-25 大连皆必喜机械有限公司 一种离型剂再生装置
CN104437293B (zh) * 2014-12-05 2016-01-27 大连皆必喜机械有限公司 一种离型剂再生装置
CN105728375A (zh) * 2016-03-16 2016-07-06 芜湖东光大华机械制造有限公司 一种飞轮专用高效清洗机
CN105964604A (zh) * 2016-07-07 2016-09-28 江苏东奇标准件有限公司 一种螺栓清洗装置
CN107159600A (zh) * 2017-07-26 2017-09-15 李文华 一种多功能玩具清洗机
CN108816871A (zh) * 2018-04-18 2018-11-16 周大兆 一种新型物料清洗装置
CN109675850A (zh) * 2018-12-10 2019-04-26 天龙科技炉业(无锡)有限公司 多用炉推拉料头润滑清洗装置
CN109675850B (zh) * 2018-12-10 2023-08-22 天龙科技炉业(无锡)有限公司 多用炉推拉料头润滑清洗装置
CN113695273A (zh) * 2020-05-22 2021-11-26 佛山素物工业设计有限公司 一种手持清洁装置
CN113695273B (zh) * 2020-05-22 2023-12-26 佛山素物工业设计有限公司 一种手持清洁装置
CN112474518A (zh) * 2020-11-20 2021-03-12 北京鼎翰科技有限公司 一种医疗器械的循环清洗消毒装置
CN113020067B (zh) * 2021-03-05 2022-10-04 江西新越材料科技有限公司 一种用于废铜回收利用的清洗装置
CN113020067A (zh) * 2021-03-05 2021-06-25 张福有 一种用于废铜回收利用的清洗装置
CN113522850A (zh) * 2021-07-22 2021-10-22 重庆拜月食品科技有限公司 一种农产品清洗台
CN113460261A (zh) * 2021-08-09 2021-10-01 浙江欧佩亚海洋工程有限公司 一种船舶甲板清理机用增压机构
CN113799304A (zh) * 2021-09-26 2021-12-17 辽宁工程技术大学 一种行星套式多模具自动清洗装置及其使用方法
CN113967622A (zh) * 2021-09-26 2022-01-25 辽宁工程技术大学 一种链条驱动发动机叶片模具高压冲洗装置及其冲洗方法
CN114733825A (zh) * 2022-04-20 2022-07-12 华中科技大学同济医学院附属协和医院 一种用于医疗护理器具消毒处理的清洗装置
CN114733825B (zh) * 2022-04-20 2023-07-14 华中科技大学同济医学院附属协和医院 一种用于医疗护理器具消毒处理的清洗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09225418A (ja) 工業用小型部品洗浄乾燥機
US4561903A (en) Method of solvent spray cleaning in an enclosed chamber
JP4792374B2 (ja) 洗浄装置
JP2003139493A (ja) 空気調和機の室内機
JP4045257B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4991454B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP3379816B2 (ja) 部品洗浄方法及びその洗浄装置
KR101197194B1 (ko) 습식 식각장치 및 이를 이용한 습식 식각방법
JP2534153B2 (ja) 超音波洗浄・乾燥装置
JP2007117894A (ja) ロータリー型ケージ洗浄装置
JPH0645310A (ja) 乾燥方法および乾燥装置
KR101900081B1 (ko) 온도조절이 가능한 에어 워셔를 구비한 어항
JP4067255B2 (ja) 浴室洗浄装置
JP6814935B2 (ja) レンジフード
JP2002325705A (ja) 湿式清浄装置
JPH06294578A (ja) 部品乾燥方法及び乾燥装置
JP3007687U (ja) 乾燥機
KR100669019B1 (ko) 드럼 세탁기
CN213939635U (zh) 一种腊肉腌制池
WO1995029276A1 (en) Article cleaning
CN212457036U (zh) 一种抽油烟机内胆清洗装置
CN214864754U (zh) 铝合金模板自动喷涂线
JP2006239001A (ja) 洗濯乾燥機
JPH03101878A (ja) 洗浄装置
JP2001218554A (ja) 食品乾燥システム