JPH09224278A - 移動通信システム - Google Patents
移動通信システムInfo
- Publication number
- JPH09224278A JPH09224278A JP4966096A JP4966096A JPH09224278A JP H09224278 A JPH09224278 A JP H09224278A JP 4966096 A JP4966096 A JP 4966096A JP 4966096 A JP4966096 A JP 4966096A JP H09224278 A JPH09224278 A JP H09224278A
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- Japan
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- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構内交換機の回線数を削減できる移動通信シ
ステムを提供する。 【解決手段】 移動機８と、基地局６、７と、構内交換
機１とを備え、構内交換機が、着信転送設定に基づい
て、移動機への着信を指定先の回線に転送する移動通信
システムにおいて、構内交換機に、ホスト移動機８がホ
ーム回線３に接続する基地局６の無線ゾーンに在圏して
いるかどうかを管理するホーム回線管理手段12を設け、
ホーム回線管理手段が、この無線ゾーンにホスト移動機
が在圏していないとき、ホーム回線をビジタ回線として
開放するようにしたものであり、回線を効率的に利用す
ることにより、回線数を減らすことができる。
ステムを提供する。 【解決手段】 移動機８と、基地局６、７と、構内交換
機１とを備え、構内交換機が、着信転送設定に基づい
て、移動機への着信を指定先の回線に転送する移動通信
システムにおいて、構内交換機に、ホスト移動機８がホ
ーム回線３に接続する基地局６の無線ゾーンに在圏して
いるかどうかを管理するホーム回線管理手段12を設け、
ホーム回線管理手段が、この無線ゾーンにホスト移動機
が在圏していないとき、ホーム回線をビジタ回線として
開放するようにしたものであり、回線を効率的に利用す
ることにより、回線数を減らすことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換機とコー
ドレス電話機とを接続し、構内交換機の着信転送機能を
利用して、在圏する無線ゾーンを変更する移動機に対し
着信を転送する簡易型の移動通信システムに関し、特
に、構内交換機の回線数の低減を図るものである。
ドレス電話機とを接続し、構内交換機の着信転送機能を
利用して、在圏する無線ゾーンを変更する移動機に対し
着信を転送する簡易型の移動通信システムに関し、特
に、構内交換機の回線数の低減を図るものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、移動通信システムは企業内におい
ても急速に普及している。事業所やオフィスでは、構内
交換機にコードレス電話機を接続した移動通信システム
が広く用いられている。このシステムでは、構内交換機
に有線接続する基地局が無線ゾーンを形成し、この基地
局に移動機が無線接続する。移動機は、基地局を通じ
て、在圏する無線ゾーンを自動または手動により構内交
換機に位置登録する。移動機が別の無線ゾーンに移る
と、位置登録が改めて行なわれ、構内交換機の位置登録
データが更新される。構内交換機は、移動機に対する着
信があった場合に、位置登録データに基づいて着信を転
送する。
ても急速に普及している。事業所やオフィスでは、構内
交換機にコードレス電話機を接続した移動通信システム
が広く用いられている。このシステムでは、構内交換機
に有線接続する基地局が無線ゾーンを形成し、この基地
局に移動機が無線接続する。移動機は、基地局を通じ
て、在圏する無線ゾーンを自動または手動により構内交
換機に位置登録する。移動機が別の無線ゾーンに移る
と、位置登録が改めて行なわれ、構内交換機の位置登録
データが更新される。構内交換機は、移動機に対する着
信があった場合に、位置登録データに基づいて着信を転
送する。
【０００３】従来の構内交換機を利用した移動通信シス
テムは、図４に示すように、構内交換機１にシステムコ
ードレスの基地局６、７が接続し、また、内線電話回線
２を通じて端末５が接続している。構内交換機１は、発
着呼処理を行なう回線制御部11と、着信転送設定がされ
ているとき、指定された先へ着信を転送する着信転送管
理部15とを具備している。
テムは、図４に示すように、構内交換機１にシステムコ
ードレスの基地局６、７が接続し、また、内線電話回線
２を通じて端末５が接続している。構内交換機１は、発
着呼処理を行なう回線制御部11と、着信転送設定がされ
ているとき、指定された先へ着信を転送する着信転送管
理部15とを具備している。
【０００４】基地局には、ホーム基地局６とビジタ基地
局７とがある。ホーム基地局６は、移動機８が通常使用
するホーム回線３に接続しており、ホーム回線３と移動
機８とは１対１で対応している。また、ビジタ基地局７
は、移動機８が移動した先で使えるビジタ回線４に接続
している。
局７とがある。ホーム基地局６は、移動機８が通常使用
するホーム回線３に接続しており、ホーム回線３と移動
機８とは１対１で対応している。また、ビジタ基地局７
は、移動機８が移動した先で使えるビジタ回線４に接続
している。
【０００５】この移動通信システムでは、例えば、端末
５から移動機８への発呼が行なわれると、移動機８がホ
ーム回線接続された基地局６の無線ゾーンに在圏してい
る場合には、着信転送設定が行なわれていないため、構
内交換機１は、移動機８のホーム回線３に着呼を転送す
る。
５から移動機８への発呼が行なわれると、移動機８がホ
ーム回線接続された基地局６の無線ゾーンに在圏してい
る場合には、着信転送設定が行なわれていないため、構
内交換機１は、移動機８のホーム回線３に着呼を転送す
る。
【０００６】一方、移動機８がホーム回線接続されてい
ないビジタ基地局７の無線ゾーンに在圏している場合に
は、着信転送設定が行なわれているため、構内交換機１
は、移動機８のビジタ回線４に着呼を転送する。
ないビジタ基地局７の無線ゾーンに在圏している場合に
は、着信転送設定が行なわれているため、構内交換機１
は、移動機８のビジタ回線４に着呼を転送する。
【０００７】このように、移動機８は、ホーム基地局６
の無線ゾーンを離れているときでも、ビジタ基地局７を
通じて着信を受けることができる。
の無線ゾーンを離れているときでも、ビジタ基地局７を
通じて着信を受けることができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構内交
換機を用いる移動通信システムでは、次のような問題点
がある。
換機を用いる移動通信システムでは、次のような問題点
がある。
【０００９】（１）ホーム基地局のホスト移動機が他の
無線ゾーンに居て、ホーム基地局の無線ゾーンにホスト
移動機が不在であるときでも、ゲスト移動機はホーム基
地局の回線を使用することができない。
無線ゾーンに居て、ホーム基地局の無線ゾーンにホスト
移動機が不在であるときでも、ゲスト移動機はホーム基
地局の回線を使用することができない。
【００１０】（２）ビジタ基地局を利用する場合に、ホ
ーム基地局の回線への着信をビジタ基地局に転送する設
定が行なわれるため、移動機に対応したホーム基地局を
一意に定め、このホーム基地局に対して必ず実回線を割
当てなければならない。
ーム基地局の回線への着信をビジタ基地局に転送する設
定が行なわれるため、移動機に対応したホーム基地局を
一意に定め、このホーム基地局に対して必ず実回線を割
当てなければならない。
【００１１】（３）通話中の移動機が基地局から基地局
へ移行するとき、移行先の基地局を通じて、再度、相手
端末との通信接続をやり直さなければならない。
へ移行するとき、移行先の基地局を通じて、再度、相手
端末との通信接続をやり直さなければならない。
【００１２】これらの点が、この移動通信システムにお
ける回線数の削減を妨げ、また、基地局切換え（ハンド
オーバ）の動作を複雑にしている。
ける回線数の削減を妨げ、また、基地局切換え（ハンド
オーバ）の動作を複雑にしている。
【００１３】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、同一規模の移動通信システムを構築する
場合に、構内交換機の実回線数を少なくすることがで
き、また、簡易にハンドオーバを実現することができる
移動通信システムを提供することを目的としている。
るものであり、同一規模の移動通信システムを構築する
場合に、構内交換機の実回線数を少なくすることがで
き、また、簡易にハンドオーバを実現することができる
移動通信システムを提供することを目的としている。
【００１４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の移動通
信システムでは、構内交換機に、ホスト移動機がホーム
回線に接続する基地局の無線ゾーンに在圏しているかど
うかを管理するホーム回線管理手段や、各移動機のホー
ム回線を仮想的に割り付ける仮想回線管理手段、または
通話中の呼を保留する一時保留機能を設けている。
信システムでは、構内交換機に、ホスト移動機がホーム
回線に接続する基地局の無線ゾーンに在圏しているかど
うかを管理するホーム回線管理手段や、各移動機のホー
ム回線を仮想的に割り付ける仮想回線管理手段、または
通話中の呼を保留する一時保留機能を設けている。
【００１５】そのため、ホスト移動機がホーム基地局の
無線ゾーンに在圏していないときに、ホーム回線をビジ
タ回線として利用したり、ホーム回線を実装せずに全て
の実回線をビジタ回線に用いてシステムを構築したりす
ることができ、構内交換機の実回線数を減らすことがで
きる。また、通話中の移動で、移動機が別の無線ゾーン
に移るときでも、再発呼を必要とすることなく、ハンド
オーバを実現することができる。
無線ゾーンに在圏していないときに、ホーム回線をビジ
タ回線として利用したり、ホーム回線を実装せずに全て
の実回線をビジタ回線に用いてシステムを構築したりす
ることができ、構内交換機の実回線数を減らすことがで
きる。また、通話中の移動で、移動機が別の無線ゾーン
に移るときでも、再発呼を必要とすることなく、ハンド
オーバを実現することができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、移動機と、基地局と、構内交換機とを備え、構内交
換機が、着信転送設定に基づいて、移動機への着信を指
定先の回線に転送する移動通信システムにおいて、構内
交換機に、ホスト移動機がホーム回線に接続する基地局
の無線ゾーンに在圏しているかどうかを管理するホーム
回線管理手段を設け、ホーム回線管理手段が、この無線
ゾーンにホスト移動機が在圏していないとき、ホーム回
線をビジタ回線として開放するようにしたものであり、
回線を効率的に利用することにより、構内交換機に接続
する回線数を減らすことができる。
は、移動機と、基地局と、構内交換機とを備え、構内交
換機が、着信転送設定に基づいて、移動機への着信を指
定先の回線に転送する移動通信システムにおいて、構内
交換機に、ホスト移動機がホーム回線に接続する基地局
の無線ゾーンに在圏しているかどうかを管理するホーム
回線管理手段を設け、ホーム回線管理手段が、この無線
ゾーンにホスト移動機が在圏していないとき、ホーム回
線をビジタ回線として開放するようにしたものであり、
回線を効率的に利用することにより、構内交換機に接続
する回線数を減らすことができる。
【００１７】請求項２に記載の発明は、構内交換機に、
各移動機に１対１に対応するホーム回線を仮想的に割り
付ける仮想回線管理手段を設け、移動機への着信を着信
転送設定に基づいてビジタ回線を通じて転送するように
したものであり、ホーム回線としての実回線を実装する
ことなしに移動通信システムを構築することが可能にな
る。
各移動機に１対１に対応するホーム回線を仮想的に割り
付ける仮想回線管理手段を設け、移動機への着信を着信
転送設定に基づいてビジタ回線を通じて転送するように
したものであり、ホーム回線としての実回線を実装する
ことなしに移動通信システムを構築することが可能にな
る。
【００１８】請求項３に記載の発明は、構内交換機に、
通話中の呼を保留する一時保留機能を設け、移動機が通
話中の移動により在圏する無線ゾーンを変えるとき、通
話中の呼を一時保留し、移動後の無線ゾーンの基地局の
回線に保留していた呼を戻すようにしたものであり、基
地局の切換えに際して、相手端末との接続のやり直しを
不要にしている。
通話中の呼を保留する一時保留機能を設け、移動機が通
話中の移動により在圏する無線ゾーンを変えるとき、通
話中の呼を一時保留し、移動後の無線ゾーンの基地局の
回線に保留していた呼を戻すようにしたものであり、基
地局の切換えに際して、相手端末との接続のやり直しを
不要にしている。
【００１９】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【００２０】（実施の形態１）第１の実施形態の移動通
信システムは、図１に示すように、構内交換機１に対し
て、ホスト移動機８のホーム基地局６がホーム回線３を
介して接続し、ビジタ基地局７がビジタ回線４を介して
接続し、端末５が内線電話回線２を介して接続してい
る。構内交換機１は、発着呼処理を行なう回線制御部11
と、ホスト移動機８がホーム基地局６の無線ゾーン内に
存在しているかどうかを管理するホーム回線管理部12と
を備えている。
信システムは、図１に示すように、構内交換機１に対し
て、ホスト移動機８のホーム基地局６がホーム回線３を
介して接続し、ビジタ基地局７がビジタ回線４を介して
接続し、端末５が内線電話回線２を介して接続してい
る。構内交換機１は、発着呼処理を行なう回線制御部11
と、ホスト移動機８がホーム基地局６の無線ゾーン内に
存在しているかどうかを管理するホーム回線管理部12と
を備えている。
【００２１】このシステムの動作を説明する。
【００２２】ホーム基地局６のホスト移動機８は、ホー
ム基地局６の無線ゾーンから離れて、ビジタ基地局７の
無線ゾーンに移動した場合には、ビジタ基地局７を通じ
て新たな位置登録を実行する。それにより、ホスト移動
機８に対する着信転送の設定が構内交換機１内で行なわ
れる。
ム基地局６の無線ゾーンから離れて、ビジタ基地局７の
無線ゾーンに移動した場合には、ビジタ基地局７を通じ
て新たな位置登録を実行する。それにより、ホスト移動
機８に対する着信転送の設定が構内交換機１内で行なわ
れる。
【００２３】ホーム基地局６は、ホスト移動機８の位置
登録する送信波の受信電界強度が低下したことなどか
ら、ホスト移動機８が無線ゾーン圏外へ移行したことを
検出すると、それを構内交換機１のホーム回線管理部12
に伝える。これを受けて、ホーム回線管理部12は、ホス
ト移動機８が無線ゾーン圏外へ移行したホーム回線３を
ビジタ回線として開放する。
登録する送信波の受信電界強度が低下したことなどか
ら、ホスト移動機８が無線ゾーン圏外へ移行したことを
検出すると、それを構内交換機１のホーム回線管理部12
に伝える。これを受けて、ホーム回線管理部12は、ホス
ト移動機８が無線ゾーン圏外へ移行したホーム回線３を
ビジタ回線として開放する。
【００２４】そのため、基地局６の無線ゾーンに移動し
てきたゲスト移動機９は、基地局６を通じて位置登録す
ることにより、基地局６の無線ゾーンに在圏して、回線
３により着信転送を受けることが可能となる。
てきたゲスト移動機９は、基地局６を通じて位置登録す
ることにより、基地局６の無線ゾーンに在圏して、回線
３により着信転送を受けることが可能となる。
【００２５】このように、この実施形態の移動通信シス
テムでは、ホスト移動機がホーム基地局の圏外に居る場
合に、ホーム回線を一時的にビジタ回線として使用する
ことが可能であり、そのためビジタ基地局の設置数を削
減することができる。
テムでは、ホスト移動機がホーム基地局の圏外に居る場
合に、ホーム回線を一時的にビジタ回線として使用する
ことが可能であり、そのためビジタ基地局の設置数を削
減することができる。
【００２６】（実施の形態２）第２の実施形態の移動通
信システムは、図２に示すように、移動機８に対し、基
地局21及びホーム回線20を仮想的に１対１で割り付けて
いる。構内交換機１は、着信転送設定に基づいて指定さ
れた先へ着信を転送する着信転送管理部15と、仮想ホー
ム回線の管理を行なう仮想回線管理部16とを備えてい
る。
信システムは、図２に示すように、移動機８に対し、基
地局21及びホーム回線20を仮想的に１対１で割り付けて
いる。構内交換機１は、着信転送設定に基づいて指定さ
れた先へ着信を転送する着信転送管理部15と、仮想ホー
ム回線の管理を行なう仮想回線管理部16とを備えてい
る。
【００２７】この移動通信システムの動作について説明
する。
する。
【００２８】この移動通信システムでは、移動機８の各
々に対応するホーム回線20は全て仮想である。移動機８
と、その移動機８が接続する仮想ホーム回線20との関係
は、構内交換機１の仮想回線管理部16により管理されて
いる。
々に対応するホーム回線20は全て仮想である。移動機８
と、その移動機８が接続する仮想ホーム回線20との関係
は、構内交換機１の仮想回線管理部16により管理されて
いる。
【００２９】従って、実際の基地局の全ては、移動機８
に取って、ビジタ回線４に接続されたビジタ基地局７と
なる。移動機８がビジタ基地局７を通じて位置登録する
と、構内交換機１の着信転送管理部15には、移動機８の
仮想ホーム回線20に対する着信を、ビジタ回線４を通じ
て転送するように着信転送設定が行なわれる。
に取って、ビジタ回線４に接続されたビジタ基地局７と
なる。移動機８がビジタ基地局７を通じて位置登録する
と、構内交換機１の着信転送管理部15には、移動機８の
仮想ホーム回線20に対する着信を、ビジタ回線４を通じ
て転送するように着信転送設定が行なわれる。
【００３０】例えば、端末５が、仮想ホーム回線20を指
定して移動機８に発信すると、構内交換機１の着信転送
管理部15は、移動機８の仮想ホーム回線20への着信をビ
ジタ回線４に転送することにより着呼を掛ける。
定して移動機８に発信すると、構内交換機１の着信転送
管理部15は、移動機８の仮想ホーム回線20への着信をビ
ジタ回線４に転送することにより着呼を掛ける。
【００３１】このように、第２の実施形態のシステムで
は、構内交換機に仮想回線管理部を設けることにより、
実回線のホーム回線を実装することなしに、構内交換機
の着信転送機能を用いて移動通信システムを構築するこ
とができ、構内交換機における実回線数を減らすことが
できる。
は、構内交換機に仮想回線管理部を設けることにより、
実回線のホーム回線を実装することなしに、構内交換機
の着信転送機能を用いて移動通信システムを構築するこ
とができ、構内交換機における実回線数を減らすことが
できる。
【００３２】（実施の形態３）第３の実施形態の移動通
信システムは、図３に示すように、構内交換機１が、ど
の基地局24、25に移動機８が在圏しているかを管理する
移動管理部13と、通話中の呼を保留する一時保留機能14
とを備えている。
信システムは、図３に示すように、構内交換機１が、ど
の基地局24、25に移動機８が在圏しているかを管理する
移動管理部13と、通話中の呼を保留する一時保留機能14
とを備えている。
【００３３】この移動通信システムの動作について説明
する。
する。
【００３４】基地局24の無線ゾーンに在圏する移動機８
が、回線22を通じて相手端末と通話中であるとする。こ
のとき、移動機８が移動して、基地局24の無線ゾーンか
ら遠ざかりかけると、受信レベルの低下によってそれを
検知した基地局24は、構内交換機１にそれを伝え、構内
交換機１の一時保留機能14は、移動機８の通話中の呼を
保留する。
が、回線22を通じて相手端末と通話中であるとする。こ
のとき、移動機８が移動して、基地局24の無線ゾーンか
ら遠ざかりかけると、受信レベルの低下によってそれを
検知した基地局24は、構内交換機１にそれを伝え、構内
交換機１の一時保留機能14は、移動機８の通話中の呼を
保留する。
【００３５】移動機８が、別の基地局25の無線ゾーンに
入り、位置登録を行なうと、構内交換機１の移動管理部
13は、移動機８の移動先を識別し、一時保留機能14に保
留されていた呼を新たな基地局25の回線23に戻す。その
結果、移動機８は基地局25を通じて相手端末と通話中と
なり、通話を継続することができる。
入り、位置登録を行なうと、構内交換機１の移動管理部
13は、移動機８の移動先を識別し、一時保留機能14に保
留されていた呼を新たな基地局25の回線23に戻す。その
結果、移動機８は基地局25を通じて相手端末と通話中と
なり、通話を継続することができる。
【００３６】このように、第３の実施形態のシステムで
は、構内交換機に呼の一時保留機能を設けることによ
り、簡易にハンドオーバを実現することができる。
は、構内交換機に呼の一時保留機能を設けることによ
り、簡易にハンドオーバを実現することができる。
【００３７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の移動通信システムは、 （１）構内交換機にホーム回線管理部を設けたシステム
では、ホスト移動機が不在のホーム回線をビジタ回線と
して使用することができ、構内交換機に接続する回線を
有効に利用して、回線数の低減を図ることができる。
の移動通信システムは、 （１）構内交換機にホーム回線管理部を設けたシステム
では、ホスト移動機が不在のホーム回線をビジタ回線と
して使用することができ、構内交換機に接続する回線を
有効に利用して、回線数の低減を図ることができる。
【００３８】（２）構内交換機に仮想回線管理部を設け
たシステムでは、実回線のホーム回線を実装することな
しに、移動通信システムを実現することができ、構内交
換機に接続する実回線数を減らすことができる。
たシステムでは、実回線のホーム回線を実装することな
しに、移動通信システムを実現することができ、構内交
換機に接続する実回線数を減らすことができる。
【００３９】（３）構内交換機に呼の一時保留機能を設
けたシステムでは、簡易な構成でハンドオーバを実現す
ることができる。
けたシステムでは、簡易な構成でハンドオーバを実現す
ることができる。
【図１】本発明の第１の実施形態における移動通信シス
テムの構成図、
テムの構成図、
【図２】本発明の第２の実施形態における移動通信シス
テムの構成図、
テムの構成図、
【図３】本発明の第３の実施形態における移動通信シス
テムの構成図、
テムの構成図、
【図４】従来の移動通信システムの構成図である。
１ 構内交換機 11 回線制御部 12 ホーム回線管理部 13 移動管理部 14 一時保留機能 15 着信転送管理部 16 仮想回線管理部 ２ 内線電話回線 ３ ホーム回線 ４ ビジタ回線 ５ 端末 ６ ホーム基地局 ７ ビジタ基地局 ８ ホスト移動機 ９ ゲスト移動機 20 仮想ホーム回線 21 仮想ホーム基地局 22、23 回線 24、25 基地局
Claims (3)
- 【請求項１】 移動機と、基地局と、構内交換機とを備
え、構内交換機が、着信転送設定に基づいて、移動機へ
の着信を指定先の回線に転送する移動通信システムにお
いて、 前記構内交換機に、ホスト移動機がホーム回線に接続す
る基地局の無線ゾーンに在圏しているかどうかを管理す
るホーム回線管理手段を設け、前記ホーム回線管理手段
が、前記無線ゾーンにホスト移動機が在圏していないと
き、前記ホーム回線をビジタ回線として開放することを
特徴とする移動通信システム。 - 【請求項２】 移動機と、基地局と、構内交換機とを備
え、構内交換機が、着信転送設定に基づいて、移動機へ
の着信を指定先の回線に転送する移動通信システムにお
いて、 前記構内交換機に、各移動機に１対１に対応するホーム
回線を仮想的に割り付ける仮想回線管理手段を設け、前
記移動機への着信を着信転送設定に基づいてビジタ回線
を通じて転送することを特徴とする移動通信システム。 - 【請求項３】 移動機と、基地局と、構内交換機とを備
え、構内交換機が、着信転送設定に基づいて、移動機へ
の着信を指定先の回線に転送する移動通信システムにお
いて、 前記構内交換機に、通話中の呼を保留する一時保留機能
を設け、移動機が通話中の移動により在圏する無線ゾー
ンを変えるとき、通話中の呼を一時保留し、移動後の無
線ゾーンの基地局の回線に保留していた呼を戻すことを
特徴とする移動通信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4966096A JP3263589B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 移動通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4966096A JP3263589B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 移動通信システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09224278A true JPH09224278A (ja) | 1997-08-26 |
| JP3263589B2 JP3263589B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=12837344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4966096A Expired - Fee Related JP3263589B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 移動通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3263589B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010086653A (ko) * | 2000-03-02 | 2001-09-15 | 박종섭 | 이동통신 교환기의 발신호 전환방법 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP4966096A patent/JP3263589B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010086653A (ko) * | 2000-03-02 | 2001-09-15 | 박종섭 | 이동통신 교환기의 발신호 전환방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3263589B2 (ja) | 2002-03-04 |
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