JPH09223132A - 文書処理方法および装置 - Google Patents

文書処理方法および装置

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JPH09223132A
JPH09223132A JP8030861A JP3086196A JPH09223132A JP H09223132 A JPH09223132 A JP H09223132A JP 8030861 A JP8030861 A JP 8030861A JP 3086196 A JP3086196 A JP 3086196A JP H09223132 A JPH09223132 A JP H09223132A
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Kazuhiko Koyama
一彦 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層構造の複数の文書の管理を容易にすると
ともに、ファイル画面および見出し画面の表示を容易に
行うことができるようにした文書処理方法および装置を
提供する。 【解決手段】 文書記憶部(30)に格納された複数の
文書の階層構造および該複数の文書に対応する見出し語
の階層構造をブック処理部(20)のブック管理部(2
1)で1つのツリー構造として管理するするとともに、
ブック管理部(21)で管理される1つのツリー構造の
各階層を辿ることにより複数の文書に対応するファイル
の階層構造をブック処理部(20)のファイル画面表示
処理部(22)で抽出して表示装置(60)に表示制御
し、ブック管理部(21)で管理される1つのツリー構
造を文書単位で辿ることにより見出し語の階層構造をブ
ック処理部(20)の見出し画面表示処理部(23)で
抽出して表示装置(60)に表示制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の文書を階
層構造で管理する文書処理方法および装置に関し、特に
複数の文書の階層構造および該複数の文書に対応する見
出し語の階層構造を1つの階層構造、例えばツリー構造
として管理し、ファイル画面の表示に際しては上記1つ
のツリー構造を辿ることにより複数の文書に対応するフ
ァイルの階層構造を抽出表示し、見出し画面の表示に際
しては上記1つのツリー構造を辿ることにより見出し語
の階層構造を抽出表示するように構成して階層構造の複
数の文書の管理を容易にした文書処理方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の文書を階層構造で管理する
文書処理方法および装置としては、例えば、特開平6−
131341号公報に開示された「文書処理装置」が知
られている。この特開平6−131341号公報に開示
された「文書処理装置」は、JStarワークステーシ
ョンにおいて実現されるブックまたはシェアードブック
と呼ばれる手法に関するもので、このブックまたはシェ
アードブックと呼ばれる手法においては、階層構造から
なる複数の文書を1冊の本のように管理し、各文書にペ
ージ番号を付けたり、小番号を付けたりすることができ
る。
【0003】また、このブックまたはシェアードブック
と呼ばれる手法においては、1冊の本のように管理され
る複数の文書(以下、これをブックという)の中に更に
ブックを作成したり、またこのブック内に作成されたブ
ック(以下、このブック内に作成されたブックをグルー
プという)を解除したりすることができる。
【0004】このような複数の文書を階層構造で管理す
る文書処理方法および装置において、従来の複数の文書
ファイルの管理手法としては、文書ファイルを管理する
ファイル画面用のツリー構造と、文書ファイル内の文書
構造、例えば見出し語の階層構造を管理する見出し画面
用のツリー構造とを分けて、この2つのツリー構造で管
理している。
【0005】図13は、上記従来のファイル画面用のツ
リー構造と見出し画面用のツリー構造との一例を示した
ものである。図13において、左側に記載されたツリー
はファイル画面用のツリー構造を示し、右側に記載され
たツリーは見出し画面用のツリー構造を示している。
【0006】すなわち、左側に記載されたファイル画面
用のツリー構造において、ブックBOの下位に、文書D
1、グループG1、文書D5が繋がり、グループG1の
下位に、文書D2、文書D3、文書D3が繋がってい
る。
【0007】また、右側に記載された見出し画面用のツ
リー構造においては、ブックBOの下位に、見出しH
1、見出しH2、見出しH3、見出しH6、見出しH
7、見出しH8、見出しH9が繋がり、見出しH3の下
位に、見出しH4、見出しH5が繋がっている。
【0008】ここで、見出しH1、見出しH2は、文書
D1内に含まれる見出しであり、見出しH3、見出しH
4、見出しH5、見出しH6は、文書D3内に含まれる
見出しであり、見出しH7は、文書D3内に含まれる見
出しであり、見出しH8、見出しH9は、文書D5内に
含まれる見出しである。
【0009】このように、従来の文書処理方法および装
置においては、階層構造の複数の文書をファイル画面用
のツリー構造と見出し画面用のツリー構造とに分けて2
つのツリー構造で管理している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文書処理方法および装置においては、複数の文書を
管理するために、ファイル画面用のツリー構造と見出し
画面用のツリー構造との2つのツリー構造を構築する必
要があるため、 1)データー量が多くなり、ツリー構造が複雑になる 2)ツリーの管理が大変である 3)ファイル画面を表示する際にはファイル管理ツリー
を構築し、見出し画面を表示する際には見出し構造ファ
イルを構築するため、各画面の表示に時間がかかる という問題があった。
【0011】そこで、この発明は、階層構造の複数の文
書の管理を容易にするとともに、ファイル画面および見
出し画面の表示を容易に行うことができるようにした文
書処理方法および装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、複数の文書を階層構造で管理する文
書処理方法において、前記複数の文書の階層構造および
該複数の文書に対応する見出し語の階層構造を1つの階
層構造として管理するするとともに(図1の21)、前
記1つの階層構造の各階層を辿ることにより前記複数の
文書に対応するファイルの階層構造を抽出表示し(図1
の22)、前記1つの階層構造を文書単位で辿ることに
より見出し語の階層構造を抽出表示する(図1の23)
ことを特徴とする。
【0013】また、第2の発明は、複数の文書を階層構
造で管理する文書処理装置において、前記複数の文書の
階層構造および該複数の文書に対応する見出し語の階層
構造を1つの階層構造として管理する文書管理手段(図
1の21)と、前記文書管理手段により管理される1つ
の階層構造の各階層を辿ることにより前記複数の文書に
対応するファイルの階層構造を抽出表示するファイル画
面表示処理手段(図1の22)と、前記文書管理手段に
より管理される1つの階層構造を文書単位で辿ることに
より前記見出し語の階層構造を抽出表示する見出し画面
表示処理手段(図1の23)とを具備することを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】第1の発明は、複数の文書の階層
構造および該複数の文書に対応する見出し語の階層構造
を1つの階層構造、例えばツリーとして管理するすると
ともに、ファイル画面の表示に際しては、前記1つの階
層構造の各階層を辿ることにより前記複数の文書に対応
するファイルの階層構造を抽出表示し、見出し画面の表
示に際しては、前記1つの階層構造を文書単位で辿るこ
とにより見出し語の階層構造を抽出表示する。
【0015】また、第1の発明は、 1)複数の文書の階層構造および該複数の文書に対応す
る見出し語の階層構造を1つの階層構造として管理する
文書管理手段 2)文書管理手段により管理される1つの階層構造の各
階層を辿ることにより複数の文書に対応するファイルの
階層構造を抽出表示するファイル画面表示処理手段 3)文書管理手段により管理される1つの階層構造を文
書単位で辿ることにより見出し語の階層構造を抽出表示
する見出し画面表示処理手段を設ける。
【0016】すなわち、第1の発明および第2の発明に
よれば、複数の文書の階層構造とともに、該複数の文書
に対応する見出し語の階層構造を1つの階層構造として
構築する。
【0017】そして、ファイル画面を表示する際には、
上記1つの階層構造の各階層を辿って行き、文書ファイ
ルまでを表示する。
【0018】また、見出し画面を表示する際には、1つ
の階層構造を文書単位で辿ることにより文書ファイル以
下、すなわち見出し語の階層構造を抽出表示する。
【0019】具体的には、例えば、複数の文書からなる
ブック起動時に、ブックデーターベースを読み込み、ま
ず、階層、文書ツリー構造を構築し、文書ファイルに対
してはその文書ファイルをオープンし、内部文書構造を
読み込み、階層、文書ファイルの下に見出し構造を構築
する。
【0020】そして、ファイル画面を表示する際には、
上記1つのツリー構造の各階層を辿って行き、文書ファ
イルまでを表示し、見出し画面を表示する際には、1つ
のツリー構造を文書単位で辿ることにより文書ファイル
の下層、すなわち見出し階層構造を抽出表示する。
【0021】このような構成によると、ファイル表示画
面のツリー構造と見出し画面の階層構造、例えばツリー
構造とを一度に構築することができるため、各画面での
表示時間を短縮することができる。
【0022】また、ファイル管理の階層構造に、見出し
画面を対象にしている構造化文書内の見出し構造を一緒
に構築できるので、構造化された複数の文書を1つのツ
リーで管理することができ、メモリなどの資源を有効に
活用することができる。
【0023】以下、この発明に係わる文書処理方法およ
び装置を適用して構成した文書処理装置の一実施例を添
付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、この発明に係わる文書処理装置の
一実施例の概略構成をブロック図で示したものである。
【0025】図1において、この文書処理装置100
は、文書処理部10、ブック処理部20、文書記憶部3
0、操作部40、表示制御部50、表示装置60を具備
して構成される。
【0026】ここで、文書記憶部30には、複数の文書
がブックデーターベースとして格納されており、ブック
処理部20は、文書記憶部30に記憶された複数の文書
をブックとして管理する。
【0027】すなわち、このブック処理部20は、文書
記憶部30に格納された複数の文書をブックとして1つ
のツリー構造で管理するブック管理部21、ブック管理
部21で管理される1つのツリー構造の各階層を辿るこ
とにより複数の文書に対応するファイルの階層構造を抽
出表示するファイル画面表示処理部22、ブック管理部
21で管理される1つのツリー構造を文書単位で辿るこ
とにより見出し語の階層構造を抽出表示する見出し画面
表示処理部23を具備して構成される。
【0028】また、文書処理部10は、上記ブック処理
部20が接続されるとともに、ブック処理部20におけ
る各種処理に係わるコマンド等を入力する操作部40、
表示装置60における表示を制御する表示制御部50が
接続され、文書の編集等の処理を実行する。
【0029】図2は、図1に示した文書処理装置100
の具体的構成をブロック図で示したものである。この図
1に示す構成は、中央演算処理部(CPU)11を中心
に、中央演算処理部(CPU)11の制御プログラム等
を格納するROM(リードオンリィメモリ)および中央
演算処理部(CPU)11のワークエリア等として機能
するRAM(ランダムアクセスメモリ)等を含む主記憶
部12、CRTディスプレイ装置等から構成される表示
装置60における表示を制御する表示制御部50、ディ
スク装置32を制御するディスク制御部31、キーボー
ド42、マウス43を制御するキーボード/マウス制御
部41をバス70に接続して構成されている。
【0030】この図2に示す構成において、ディスク装
置32は、図1に示した複数の文書を格納する文書記憶
部30に対応し、キーボード42、マウス43は、図1
に示した各種コマンド等を入力する操作部11に対応し
ている。また、図1に示した文書記憶部30およびブッ
ク処理部20は、図2に示す構成において、中央演算処
理部(CPU)11および主記憶部12により実現され
る。
【0031】図3は、図1に示したブック処理部20の
ブック管理部21で管理されるブックのツリー構造の一
例を示したものである。
【0032】図3において、このブックのツリー構造
は、ブックBOの下位に、文書D1、グループG1、文
書D5が繋がり、グループG1の下位に、文書D2、文
書D3、文書D3が繋がっている。
【0033】また、文書D1の下位に、この文書D1に
含まれる見出しH1、見出しH2が繋がり、文書D3の
下位に、この文書D3に含まれる見出しH3、見出しH
6が繋がり、見出しH3の下位に、この文書D3に含ま
れる見出しH3、見出しH4が繋がっている。
【0034】また、文書D4の下位に、この文書D4に
含まれる見出しH7が繋がり、文書D5の下位に、この
文書D5に含まれる見出しH8、見出しH9が繋がって
いる。すなわち、図1に示したブック処理部20のブッ
ク管理部21においては、複数の文書の階層構造および
該複数の文書に対応する見出し語の階層構造を1つのツ
リー構造として管理している。
【0035】図4は、図3に示したブックのツリー構造
の構築処理を示したものである。
【0036】図1に示したブック処理部20のブック管
理部21は、ブック起動時に、図1に示した文書記憶部
30からブックデーターベースを読み込む。このブック
データーベースは、図4の上側に示すように、ブックデ
ーターベースBDBに繋がるブック本文BCO、文書D
1、グループG1、文書D5からなる第1の階層と、グ
ループG1に繋がるグループ本文GCO、文書D2、文
書D3、文書D4からなる第2の階層からなっている。
【0037】ブック管理部21では、このブックデータ
ーベースBDBのブック本文BCOに対応してブックB
Oを構築し、このブックBOの下位に、まず、文書D1
を構築し、次に、この文書D1の文書ファイルをオープ
ンして、この文書D1の内部文書構造を読み込み、この
文書D1の下位に、この文書D1に含まれる見出しH
1、見出しH2からなる見出し構造を構築する。
【0038】次に、ブックBOの下位に、グループG1
を構築し、このグループG1の下位に、まず、文書D2
を構築する。次に、この文書D2の文書ファイルをオー
プンして、この文書D2の内部文書構造を読み込む。こ
こで、この文書D2には見出しが含まれていないので、
この文書D2の下位には見出し構造を構築しない。
【0039】次に、グループG1の下位に、文書D3を
構築し、この文書D3の文書ファイルをオープンして、
この文書D3の内部文書構造を読み込む。ここで、この
文書D3には、見出しH3、見出しH4、見出しH5、
見出しH6が含まれているので、この文書D3の下位
に、見出しH3、見出しH4、見出しH5、見出しH6
からなる見出し構造、すなわち、文書D3に繋がる見出
しH3、見出しH6および見出しH3の下位に繋がる見
出しH4、見出しH5からなる見出し構造を構築する。
【0040】次に、グループG1の下位に、文書D4を
構築し、この文書D4の文書ファイルをオープンして、
この文書D4の内部文書構造を読み込む。ここで、この
文書D4には、見出しH7が含まれているので、この文
書D4の下位に、見出しH7からなる見出し構造を構築
する。
【0041】次に、ブックBOの下位に、文書D5を構
築し、この文書D5の文書ファイルをオープンして、こ
の文書D5の内部文書構造を読み込む。ここで、この文
書D5には、見出しH8、見出しH9が含まれているの
で、この文書D5の下位に、見出しH8、見出しH9か
らなる見出し構造を構築する。
【0042】このようにして、複数の文書の階層構造お
よび該複数の文書に対応する見出し語の階層構造からな
る図3に示したような1つのツリー構造を構築すること
ができる。
【0043】図5は、図1に示したブック処理部20の
ファイル画面表示処理部22におけるファイル画面表示
処理を示したものである。
【0044】ファイル画面表示処理部22は、図1に示
したブック処理部20のブック管理部21で構築された
図3に示した複数の文書の階層構造および該複数の文書
に対応する見出し語の階層構造からなる1つのツリー構
造に基づきファイル画面の表示処理を実行する。
【0045】ファイル画面表示処理部22は、ファイル
画面を図1に示した表示装置60に表示するに際して、
ブック管理部21で構築された図3に示したツリー構造
の各階層を辿って行き、文書ファイルまでを抽出して表
示制御する。
【0046】すなわち、まず、ブックBO、文書D1、
グループG1の順で辿り、グループG1の下位には文書
が含まれているので、このグループG1から文書D2、
文書D3、文書D4の順で辿る。
【0047】文書D4の次には、ブックBOの下位であ
る文書D5を辿り、このファイル画面表示処理部22に
おけるファイル画面処理を終了する。
【0048】このようにして、ブックBOの下位に、文
書D1、グループG1、文書D5が繋がり、グループG
1の下位に、文書D2、文書D3、文書D3が繋がる図
13で左側に示したようなファイル画面用のツリー構造
を抽出することができる。
【0049】このファイル画面表示処理部22で抽出し
たファイル画面用のツリー構造は、図1に示した文書処
理部10を介して表示制御部50に渡され、これにより
図1に示した表示装置60の画面上にはファイル画面を
表示することができる。
【0050】図6は、図1に示したブック処理部20の
見出し画面表示処理部23における見出し画面表示処理
を示したものである。
【0051】見出し画面表示処理部23は、図1に示し
たブック処理部20のブック管理部21で構築された図
3に示した複数の文書の階層構造および該複数の文書に
対応する見出し語の階層構造からなる1つのツリー構造
に基づき見出し画面の表示処理を実行する。
【0052】見出し画面表示処理部22は、見出し画面
を図1に示した表示装置60に表示するに際して、ブッ
ク管理部21で構築された図3に示したツリー構造を文
書単位で辿って行き、文書ファイルより下層、すなわち
見出し階層構造を抽出表示する。
【0053】すなわち、まず、文書D1を辿り、この文
書D1の下位には見出しH1および見出しH2があるの
で、次にこの見出しH1および見出しH2を辿る。
【0054】次に、文書D2を辿るが、この文書D2に
は、下位に見出しがないので、次に文書D3を辿り、こ
の文書の下位D3には見出しH3および見出しH6があ
るので、まず、見出しH3を辿り、次に、見出しH5を
辿る。
【0055】次に、見出しH6を辿り、その後、文書D
4を辿る。ここで、文書D4の下位には、見出しH7が
あるので、次にこの見出しH7を辿り、次に、文書D5
を辿る。
【0056】ここで、文書D5にはその下位に見出しH
8および見出しH9があるので、次にこの見出しH8お
よび見出しH9を辿り、この見出し画面表示処理部23
における見出し画面抽出処理を終了する。
【0057】このようにして、ブックBOの下位に、見
出しH1、見出しH2、見出しH3、見出しH6、見出
しH7、見出しH8、見出しH9が繋がり、見出しH3
の下位に、見出しH4、見出しH5が繋がる図13で右
側に示したような見出し画面用のツリー構造を抽出する
ことができる。
【0058】この見出し画面表示処理部23で抽出した
見出し画面用のツリー構造は、図1に示した文書処理部
10を介して表示制御部50に渡され、これにより図1
に示した表示装置60の画面上には見出し画面を表示す
ることができる。
【0059】図7は、図1に示したブック処理部20の
ファイル画面表示処理部22によるファイル画面表示処
理により図1に示した表示装置60の画面上に表示され
るファイル画面の表示具体例を示したものである。
【0060】図7に示すように、このブックBOには、
下位構造として、文書D1、グループG1、文書D5が
含まれており、グループG1には、下位構造として、文
書D2、文書D3、文書D4が含まれていることを示し
ている。なお、図7においては、グループG1に含まれ
る文書D3が選択された場合が示されている。
【0061】図8は、図7に示すファイル画面でグルー
プG1に含まれる文書D3を選択した場合における、図
1に示したブック処理部20の見出し画面表示処理部2
3による見出し画面表示処理により図1に示した表示装
置60の画面上に表示される見出し画面の表示具体例を
示したものである。
【0062】図8に示すように、文書D1には見出しH
1、見出しH2が含まれており、文書D3には、見出し
H3、見出しH6が含まれており、見出しH3の下位構
造には見出しH4、見出しH5が含まれており、更に文
書D4には、見出しH6が含まれており、文書D6に
は、見出しH8、見出しH9が含まれており、ここで
は、ブックBOのグループG1の文書D3の見出しH3
が選択された場合が示されている。
【0063】ところで、この実施例において、図1に示
したブック処理部20のブック管理部21では、ツリー
構造の各要素を「オブジェクトノード」および「オブジ
ェクト情報」で管理している。
【0064】図9は、図1に示したブック処理部20の
ブック管理部21でツリー構造の各要素に対応して管理
される「オブジェクトノード」および「オブジェクト情
報」の詳細構成を示したものである。
【0065】すなわち、図9に示すように、「オブジェ
クトノード」は、 1)親ノードへのポインタ 2)兄ノードへのポインタ 3)弟ノードへのポインタ 4)子ノードへのポインタ 5)オブジェクトタイプ の情報を持ち、「オブジェクト情報」は、 1)データーベースキー 2)ページ番号 3)レベル 4)レベルカウント の情報を持っている。
【0066】次に、図10に示すような階層構造の文書
が図9に示した「オブジェクトノード」および「オブジ
ェクト情報」を用いてどのように構築されるかの一例を
説明する。
【0067】図10は、図1に示したブック処理部20
のブック管理部21で構築される階層構造の文書の一例
を示したものである。
【0068】図10に示される階層構造の文書であるブ
ックは、ブックBOの下位に文書D1、グループG1を
有し、文書D1の下位には見出しH1、見出しH2が設
けられている。また、グループG1の下位には、文書D
2が設けられており、文書D2の下位には見出しH3が
設けられ、見出しH3の下位には見出しH4が設けられ
ている。
【0069】かかる構造の文書のツリー構造は、図1に
示したブック処理部20のブック管理部21において、
図9に示した「オブジェクトノード」および「オブジェ
クト情報」を用いて以下に示すように管理される。
【0070】図11は、図1に示したブック処理部20
のブック管理部21において管理されるツリー構造の各
要素の「オブジェクトノード」および「オブジェクト情
報」を示したものである。
【0071】すなわち、「ブックBO」に対応するオブ
ジェクトノードには、子ノードへのポインタとして「文
書D1」が設定される。
【0072】また、「文書D1」に対応するオブジェク
トノードには、親ノードへのポインタとして「ブックB
O」が設定され、弟ノードへのポインタとして「グルー
プG1」が設定され、子ノードへのポインタとして「見
出しH1」が設定される。
【0073】また、「見出しH1」に対応するオブジェ
クトノードには、親ノードへのポインタとして「文書D
1」が設定され、弟ノードへのポインタとして「見出し
H2」が設定される。
【0074】また、「見出しH2」に対応するオブジェ
クトノードには、親ノードへのポインタとして「文書D
1」が設定され、兄ノードへのポインタとして「見出し
H1」が設定される。
【0075】また、「グループG1」に対応するオブジ
ェクトノードには、親ノードへのポインタとして「ブッ
クBO」が設定され、兄ノードへのポインタとして「文
書D1」が設定され、子ノードへのポインタとして「文
書D2」が設定される。
【0076】また、「文書D2」に対応するオブジェク
トノードには、親ノードへのポインタとして「グループ
G1」が設定され、子ノードへのポインタとして「見出
しH3」が設定される。
【0077】また、「見出しH3」に対応するオブジェ
クトノードには、親ノードへのポインタとして「文書D
2」が設定され、子ノードへのポインタとして「見出し
H4」が設定される。
【0078】また、「見出しH4」に対応するオブジェ
クトノードには、親ノードへのポインタとして「見出し
H3」が設定される。
【0079】図12は、図1に示したブック処理部20
のブック管理部21におけるツリー構造構築処理をフロ
ーチャートで示したものである。図12において、ま
ず、文書記憶部30でに格納されたブックデーターベー
スをオープンする(ステップ101)。そしてこのオー
プンしたブックデーターベースを読み込み(ステップ1
02)、まず、ブックオブジェクトを作成する(ステッ
プ103)。
【0080】次に、ブックデーターベースの最後までか
を調べ(ステップ104)、ブックデーターベースの最
後でないと(ステップ104でNO)、次のブックデー
ターベースを読み込み(ステップ106)、この読み込
んだブックデーターベースに対応してグループ、文書、
イメージ、スタイルのオブジェクトを作成する(ステッ
プ106)。ここで、イメージ、スタイルのオブジェク
トは、例えば、ブックオブジェクトまたはグループオブ
ジェクトに対応して作成されるもので、それぞれ、ブッ
クまたはグループに含まれる文書のイメージ、スタイル
を示す情報である。
【0081】次に、ステップ106で作成したオブジェ
クトが文書かを調べる(ステップ107)。ここで、作
成したオブジェクトが文書でない場合は(ステップ10
7でNO)、ステップ104に戻る。
【0082】また、ステップ107で、オブジェクトが
文書であると判断された場合は(ステップ107でYE
S)、次に、文書の最後までであるかを調べ(ステップ
108)、最後まででないと(ステップ108でN
O)、見出しがあるので、見出しオブジェクトを作成し
(ステップ109)、ステップ108に戻る。
【0083】また、ステップ108で、文書の最後まで
であると判断された場合は(ステップ108でYE
S)、ステップ104に戻る。
【0084】このようにして、グループ、文書、イメー
ジ、スタイルのオブジェクトおよび見出しオブジェクト
の作成を行い、ステップ104でブックデーターベース
の最後までであると判断されると(ステップ104でY
ES)、ブックデーターベースをクローズし(ステップ
110)、このツリー構造構築処理を終了する。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1の
発明および第2の発明によれば、複数の文書の階層構造
とともに、該複数の文書に対応する見出し語の階層構造
を1つの階層構造、例えばツリー構造として構築し、フ
ァイル画面を表示する際には、上記1つのツリー構造の
各階層を辿って行き、文書ファイルまでを表示し、見出
し画面を表示する際には、1つのツリー構造を文書単位
で辿ることにより文書ファイル以下、すなわち見出し語
の階層構造を抽出表示するように構成したので、各画面
での表示時間を短縮することができ、また、メモリなど
の資源を有効に活用することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる文書処理装置の一実施例の
概略構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示した文書処理装置の具体的構成を示
すブロック図。
【図3】 図1に示したブック処理部のブック管理部で
管理されるブックのツリー構造の一例を示した図。
【図4】 図3に示したブックのツリー構造の構築処理
を説明する図。
【図5】 図1に示したブック処理部のファイル画面表
示処理部におけるファイル画面表示処理を説明する図。
【図6】 図1に示したブック処理部の見出し画面表示
処理部における見出し画面表示処理を説明する図。
【図7】 図1に示したブック処理部のファイル画面表
示処理部によるファイル画面表示処理により表示装置の
画面上に表示されるファイル画面の表示具体例を示した
図。
【図8】 図1に示したブック処理部の見出し画面表示
処理部による見出し画面表示処理により表示装置の画面
上に表示される見出し画面の表示具体例を示した図。
【図9】 図1に示したブック処理部のブック管理部で
ツリー構造の各要素に対応して管理される「オブジェク
トノード」および「オブジェクト情報」の詳細構成を示
した図。
【図10】 図1に示したブック処理部のブック管理部
で構築される階層構造の文書の一例を示した図。
【図11】 図1に示したブック処理部のブック管理部
21において管理されるツリー構造の各要素の「オブジ
ェクトノード」および「オブジェクト情報」を示した
図。
【図12】 図1に示したブック処理部のブック管理部
におけるツリー構造構築処理を示すフローチャート。
【図13】 従来の文書処理方法および装置で用いられ
るファイル画面用のツリー構造と見出し画面用のツリー
構造との一例を示した図。
【符号の説明】
10…文書処理部、11…中央演算処理部(CPU)、
12…主記憶部、20…ブック処理部、21…ブック管
理部、22…ファイル画面表示処理部、23…見出し画
面表示処理部、30…文書記憶部、31…ディスク制御
部、32…ディスク装置、40…操作部、41…キーボ
ード/マウス制御部、42…キーボード、43…マウ
ス、50…表示制御部、60…表示装置、70…バス、
100…文書処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の文書を階層構造で管理する文書処
    理方法において、 前記複数の文書の階層構造および該複数の文書に対応す
    る見出し語の階層構造を1つの階層構造として管理する
    するとともに、 前記1つの階層構造の各階層を辿ることにより前記複数
    の文書に対応するファイルの階層構造を抽出表示し、 前記1つの階層構造を文書単位で辿ることにより見出し
    語の階層構造を抽出表示することを特徴とする文書処理
    方法。
  2. 【請求項2】 複数の文書を階層構造で管理する文書処
    理装置において、 前記複数の文書の階層構造および該複数の文書に対応す
    る見出し語の階層構造を1つの階層構造として管理する
    文書管理手段と、 前記文書管理手段により管理される1つの階層構造の各
    階層を辿ることにより前記複数の文書に対応するファイ
    ルの階層構造を抽出表示するファイル画面表示処理手段
    と、 前記文書管理手段により管理される1つの階層構造を文
    書単位で辿ることにより前記見出し語の階層構造を抽出
    表示する見出し画面表示処理手段とを具備することを特
    徴とする文書処理装置。
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