JPH09222700A - レンズ付きフイルムユニットの遮光構造 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニットの遮光構造

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JPH09222700A
JPH09222700A JP3094896A JP3094896A JPH09222700A JP H09222700 A JPH09222700 A JP H09222700A JP 3094896 A JP3094896 A JP 3094896A JP 3094896 A JP3094896 A JP 3094896A JP H09222700 A JPH09222700 A JP H09222700A
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光宏 森谷
Nagayoshi Noguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でありながら爪係合の隙間が外光
に曝された状態でもフイルムロール室を確実に遮光す
る。 【解決手段】 後カバー23の溝47の外寄りの内壁4
7aには斜面50aを有するリブ50が溝47に沿って
複数個形成されている。溝47の最奥部には、突条部4
8がフイルムロール室32側の内壁47bと一体に形成
されている。本体基部21に後カバー23を被せて押し
つけると、本体基部21の縁部46が溝47に入り込ん
でリブ50の斜面50aに沿いながらフイルムロール室
32側に寄ってゆき、係合爪45が係合孔44に係合す
ると同時に溝47の内壁47bに密着され、かつ縁部4
6の頂部が突条部48に当接される。爪係合の隙間から
入射した外光は、縁部46と内壁47aとの間に形成さ
れた空間によって減衰される。また、フイルムロール室
32の上下隅には凹部が形成されており、これに外壁2
3aとの間に溝47を形成するリブ53の上下端が嵌合
されるから、フイルムロール室32の上下隅から外光が
浸入することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルムロール室
の遮光をより確実にしたレンズ付きフイルムユニットの
遮光構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いつでも手軽に写真撮影を楽しむことが
できるように、本出願人よりレンズ付きフイルムユニッ
トが市販されている。レンズ付きフイルムユニットは、
簡単な撮影機構を組み込んだユニット本体に予め未露光
の写真フイルムを内蔵させ、その表面を外装体で覆った
もので、購入したその場ですぐに写真撮影ができ、また
撮影後にもそのまま現像取扱い店に出せばよいという簡
便性から一般に広く利用されている。
【0003】このようなレンズ付きフイルムユニットで
は、低価格化を実現するために構造が非常に簡略化され
ている。ユニット本体は、基本的に、撮影機構を取り付
けるとともにパトローネ付きの写真フイルムを収納する
本体基部と、この前後を覆うように被せられる前カバー
及び後カバーとから構成されている。本体基部には、両
側部にパトローネ室とフイルムロール室とが一体に設け
られており、パトローネ室にはパトローネ本体が、また
フイルムロール室にはロール状にした写真フイルムがそ
れぞれ収納される。
【0004】後カバーの本体基部への装着は、本体基部
に形成された係合爪と、後カバーに形成された係合孔と
が係合される爪係合によって行なわれる。また、後カバ
ーの縁部には、これに沿って溝が形成されており、これ
に後カバーの縁部が挿入されることにより、パトローネ
室及びフイルムロール室の遮光が図られている。
【0005】一方、ユニット本体を覆う外装体として
は、表面に化粧用の印刷を施した紙箱を用いるのが一般
的であるが、最近では、紙箱に代えて帯状のラベルを用
いるレンズ付きフイルムユニットが知られている。この
レンズ付きフイルムユニットは、ユニット本体の外周面
に帯状のラベルを巻き付けて糊付けし、ユニット本体の
両側部は露呈したままにするもので、ユニット本体の全
面を紙箱で覆うものに比較して外形の小型イメージを高
めることができるとともに、組み立てが簡便化されると
いう利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、パト
ローネ室及びフイルムロール室はユニット本体の両側部
に設けられており、外装体として帯状のラベルを用いる
レンズ付きフイルムユニットにおいては、その両側部が
完全に露呈されることになる。特に未露光の写真フイル
ムがロール状に巻かれてそのまま収納されているフイル
ムロール室の遮光は完全でなくてはならない。しかしな
がら、本体基部と後カバーとの装着は、爪係合によって
行なわれるため、この係合孔と係合爪との隙間から外光
が射し込むと、後カバーの溝とこれに挿入されている本
体基部の縁部との隙間から外光が回り込んでフイルムロ
ール室内に浸入することがあった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、簡単な構造でありながら爪係
合の隙間が外光に曝された状態でもフイルムロール室内
を確実に遮光するレンズ付きフイルムユニットの遮光構
造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレンズ付きフイルムユニットの遮光構造
は、本体基部と後カバーのどちらか一方に形成された溝
の反フイルムロール室側の内壁の少なくとも一部に、溝
の奥にいくにしたがってフイルムロール室側の内壁との
隙間が溝に挿入される縁部の厚みより狭くなる斜面を形
成し、後カバーを本体基部に装着した際に、前記縁部が
前記フイルムロール室側の内壁に密着されるようにした
ものである。また、フイルムロール室側の内壁の奥に、
前記装着時に前記縁部の頂部が当接される突条部を形成
しておくのが好ましい。また、フイルムロール室の後カ
バー側の上下隅に凹部を形成し、この凹部に後カバーの
外壁との間に溝を形成するリブの上下端がそれぞれ嵌合
されるようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を実施したレンズ付きフイ
ルムユニット10の外観を示す図2において、ユニット
本体11は主にプラスチック成形され、中央部に外装用
のラベル20が巻き付けられている。ユニット本体11
には、前面に撮影レンズ12,ファインダ対物レンズ1
3,ストロボ発光部14,及びストロボ充電スイッチ1
5が、また上面にはシャッターボタン16,巻上げノブ
17,及びカウンタ表示部18が、さらに背面にはファ
インダ接眼レンズ19がそれぞれ設けられている。
【0010】ラベル20はレンズ付きフイルムユニット
10の外観を綺麗にするためのもので、表面に化粧用の
印刷が施されている。ラベル20の所要部には、ユニッ
ト本体11に設けられた撮影レンズ12,ファインダ対
物レンズ13,カウンタ表示部18,及びファインダ接
眼レンズ19を外部に露呈させるための開口が設けられ
ており、このラベル20をユニット本体11に巻き付け
たままの状態で撮影操作ができるようになっている。
【0011】ユニット本体11は、図3に分解して示し
たように、本体基部21と、その上面,前面,及び左右
側面の厚み方向のほぼ2/3を覆うように被せられる前
カバー22と、本体基部21の背面,及び左右側面の厚
み方向のほぼ1/3を覆うように被せられる後カバー2
3とから構成されている。前カバー22にはファインダ
対物レンズ13,ストロボ発光部14を露呈させるファ
インダ対物窓24,ストロボ発光窓25が形成され、ま
た後カバー23にはファインダ接眼レンズ19を露呈さ
せるファインダ接眼窓26が形成されている。
【0012】本体基部21の前面には、シャッターベー
ス27a上に撮影レンズ12,ファインダ光学系,フイ
ルムコマ止め機構,及びシャッター機構等を組み付けて
ユニット化した露光ユニット27が中央部に、またスト
ロボユニット28が上方部に取り付けられ、前カバー2
2によって挟持される。
【0013】本体基部21には、その両側部にパトロー
ネ室31とフイルムロール室32とが一体に形成されて
いる。パトローネ室31にはパトローネ本体33を、ま
たフイルムロール室32には未露光の写真フイルム34
をパトローネ本体33から全て引き出した状態でロール
状に巻いて収納する。パトローネ室31とフイルムロー
ル室32との間には、写真フイルム34の露光範囲を規
定するためのアパーチャー35が形成され、この前面に
露光ユニット25が組み付けられる。そして、写真フイ
ルム34を1コマ分ずつパトローネ本体33内に巻き込
みながら撮影が行われる。
【0014】パトローネ室31及びフイルムロール室3
2の底部は、いずれも開口となっており、後カバー23
の底面側に一体に設けられたプルトップ式の底蓋41,
42によってそれぞれ塞がれる。なお、底蓋41は、露
光済みの写真フイルム34が巻き込まれたパトローネ本
体33をパトローネ室31から取り出すときの取出し蓋
となる。
【0015】後カバー23の本体基部21への装着は、
図1に示すように、後カバー23の外壁23aに形成し
た係合孔44に、本体基部21の側部21aに形成した
係合爪45が係合される爪係合によって行なわれる。こ
の爪係合が行なわれたときには、本発明の遮光構造によ
りパトローネ室31及びフイルムロール室32の各側部
の遮光が行なわれる。
【0016】この遮光構造は、本体基部21の側部21
aの縁部46と、後カバー23の外壁23aとリブ53
とで形成され、縁部46が挿入される溝47とからな
る。この溝47の外寄りの内壁47aには、斜面50a
を有するリブ50が溝47に沿って(図面に垂直な方向
に)複数個形成されているとともに、溝47の最奥部に
は、溝47内に縁部46を挿入したときに縁部46の頂
部が当接される突条部48がフイルムロール室32側の
内壁47bと一体に形成されている。
【0017】本体基部21の縁部46を溝47に挿入し
てゆくと、縁部46はリブ50の斜面50aに沿ってフ
イルムロール室32側に寄ってゆき、係合爪45が係合
孔44に係合すると同時に溝47のフイルムロール室3
2側の内壁47bに密着され、かつ縁部46の頂部が突
条部48に当接される。これにより、縁部46と内壁4
7aとの間に空間ができる。
【0018】係合孔44と係合爪45との係合が容易に
行なわれるように、係合孔44はわずかに大きく形成さ
れており、係合爪45が係合孔44に係合した状態で
は、係合孔44の一方の縁(溝47の奥側の縁)と係合
爪45との間にわずかに隙間ができる。従来の紙箱を用
いたレンズ付きフイルムユニットでは、係合孔44と係
合爪45との隙間は紙箱で覆われるため、これが外光に
直に曝されることはないが、帯状のラベル20を用いた
本実施形態では、この隙間は外光に直に曝されることに
なる。しかし、この隙間から外光Pが入射すると、外光
Pは縁部46と内壁47aとの空間に入るため、この奥
に行くにしたがって縁部46の面と内壁47aの面とで
反射されながら減衰して弱まる。そして、縁部46の頂
部が突条部48に当接し、かつ縁部46の側面が溝47
の内壁47bに密着しているから、外光Pがフイルムロ
ール室32内に浸入することがない。
【0019】また、縁部46は突条部48と係合孔44
の縁との間に挟まれるため、落下等の衝撃を受けても不
用意に爪係合が解除されて縁部46が溝47から外れる
ようなことがない。また、側部21aの内壁面には段差
49が設けられており、係合爪45が係合孔44に係合
した状態で段差49にリブ53の先端が当接し、フイル
ムロール室32の内壁に段差ができないようになってい
る。なお、係合孔44から外壁23aの縁部の頂部に至
る間には、斜面51が形成されており、後カバー23を
本体基部21に被せて押しつけたとき、係合爪45が係
合孔44に向かって案内されるようになっている。
【0020】図4において、フイルムロール室32の後
カバー23側の上下隅には、凹部32a,32bが形成
されている。これら凹部32a,32bに、後カバー2
3を本体基部21に装着した際、溝47を構成するリブ
53(図1及び図3参照)の両端部がそれぞれ嵌合され
る。これにより、フイルムロール室32の上下隅から回
り込んでフイルムロール室32内に浸入する外光が防止
される。
【0021】このように構成されたレンズ付きフイルム
ユニット10を組み立てるには、本体基部21の前面に
露光ユニット27及びストロボユニット28が取り付け
られた後、この上から前カバー22が爪係合によって装
着される。次に、前カバー22が装着された本体基部2
1は暗室内のフイルム装填工程に搬送され、ここでパト
ローネ本体33と、これから未露光の写真フイルム34
が引き出されてロール状にされたフイルムロール34a
とが、それぞれパトローネ室31とフイルムロール室3
2とに収納される。
【0022】続いて、後カバー23が本体基部21の後
側を覆うように装着される。これに際して、後カバー2
3を本体基部21に被せて押しつけてゆくと、本体基部
21の縁部46が後カバー23の溝46に挿入されてゆ
く。この挿入が進むにつれて縁部46がリブ50の斜面
50aに沿って溝47のフイルムロール室32側の内壁
47bに押しつけられてゆき、係合爪45が係合孔44
に係合されると同時に縁部46が内壁47bに密着され
る。また、これと同時に縁部46の頂部が突条部48に
当接される。また、凹部32a,32bにリブ53の両
端部がそれぞれ嵌合される。
【0023】こうして組み立てられたユニット本体11
の中央部には、縦方向にラベル20が巻き付けられ、レ
ンズ付きフイルムユニット10が完成される。ユニット
本体11の両側部は外光に曝されたままであるから、図
1に示すように、係合孔44と係合爪45との隙間から
外光Pが射し込む。しかしながら、この外光Pは縁部4
6と内壁47aとの空間を通って溝47の奥に至る間に
減衰するとともに、縁部46は溝47の内壁47bに密
着しているから、外光Pはフイルムロール室32内に浸
入することがない。また、リブ53の両端部が凹部32
a,32bに嵌合しているから、フイルムロール室32
の上下隅から外光Pがフイルムロール室32内に浸入す
ることもない。したがって、フイルムロール室32の遮
光性が保持され、この内部に収納された未露光の写真フ
イルム34は、その写真性が良好な状態に維持される。
【0024】レンズ付きフイルムユニット10を用いて
撮影を行うときには、撮影者はまず巻上げノブ17をフ
イルム巻上げ方向(図2に示した矢印方向)に回転操作
してシャッターチャージを行い、撮影準備をする。この
巻上げノブ17の回転操作は回転が禁止されるまで行
う。次に、ファインダ接眼窓26から覗いて被写体を適
当な位置にフレーミングし、シャッターボタン16を押
下すると、シャッター機構が作動して撮影レンズ12を
透過した被写体光が写真フイルム34上に露光される。
そして、巻上げノブ17を回転操作すると、写真フイル
ム34がフイルムロール室32側からパトローネ室31
側に1コマ分だけ送行される。これにより、写真フイル
ム34の露光済み部分がパトローネ本体33内に巻き込
まれ、未露光部分がアパーチャー35の背面側にセット
される。
【0025】写真フイルム34の全コマに撮影を行い、
巻き上げノブ17を回転操作すると、写真フイルム34
の全てがパトローネ本体33内に巻き込まれる。そし
て、ユーザーが使用済みのレンズ付きフイルムユニット
10を現像取扱店に持っていき、DPEを依頼すると、
このレンズ付きフイルムユニット10は、更に現像所に
集められる。現像所では、レンズ付きフイルムユニット
10の底部に露呈しているフイルム取り出し用の底蓋4
1を開き、撮影済みの写真フイルム34が巻き込まれた
パトローネ本体33を取り出してフイルム現像及びプリ
ント処理を行う。そして現像取扱店を介して、プリント
写真と現像済みのフイルムとがユーザーに返却される。
【0026】なお、上記実施形態においては、溝47を
後カバー23側に形成したが、本体基部21側に形成
し、縁部46を後カバー23側に形成してもよい。ま
た、斜面を有するリブを溝に沿って複数個間欠的に設け
たが、例えば溝の外寄りの内壁の全体にわたって斜面を
形成してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の遮光構造によれ
ば、一方の縁部が挿入される溝内に斜面を設け、縁部を
溝の内壁に密着させるようにしたので、簡単な構造であ
りながら爪係合の隙間が外光に曝された状態でもフイル
ムロール室の遮光性を確実に保持することができる。ま
た、溝の奥に縁部の頂部が当接される突条部を形成する
と、フイルムロール室の遮光性がより向上するととも
に、縁部が突条部と係合孔の縁との間に挟まれるため、
落下等の衝撃を受けた場合でも本体基部と後カバーとの
爪係合が外れることがない。したがって、フイルムロー
ル室の遮光性保持がより確実になる。また、フイルムロ
ール室の後カバー側の上下隅に凹部を形成し、この凹部
に後カバーの外壁との間に溝を形成するリブの上下端が
それぞれ嵌合されるようにしたので、フイルムロール室
の上下隅から外光が回り込んでフイルムロール室内に浸
入する恐れがなくなり、フイルムロール室の遮光性をよ
り向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮光構造を示す図3のI−I断面図で
ある。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観斜視図であ
る。
【図3】図2に示したユニット本体の分解斜視図であ
る。
【図4】フイルムロール室の上下隅の遮光構造を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 レンズ付きフイルムユニット 11 ユニット本体 20 ラベル 21 本体基部 21a 側部 22 前カバー 23 後カバー 23a 外壁 32 フイルムロール室 32a,32b 凹部 34 写真フイルム 44 係合孔 45 係合爪 46 縁部 47 溝 47a,47b 内壁 48 突条部 50,53 リブ 50a 斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状にした未露光の写真フイルムを
    収納するフイルムロール室が形成された本体基部に、係
    合爪と係合孔との爪係合により後カバーが装着されると
    ともに、この装着時に本体基部と後カバーのどちらか一
    方の縁部が他方の溝に入り込むことによりフイルムロー
    ル室を遮光するレンズ付きフイルムユニットの遮光構造
    において、 前記溝の反フイルムロール室側の内壁の少なくとも一部
    に、溝の奥にいくにしたがってフイルムロール室側の内
    壁との隙間が前記縁部の厚みより狭くなる斜面を形成
    し、後カバーを本体基部に装着した際に、前記縁部が前
    記フイルムロール室側の内壁に密着されることを特徴と
    するレンズ付きフイルムユニットの遮光構造。
  2. 【請求項2】 前記フイルムロール室側の内壁の奥に、
    前記装着時に前記縁部の頂部が当接される突条部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイル
    ムユニットの遮光構造。
  3. 【請求項3】 ロール状にした未露光の写真フイルムを
    収納するフイルムロール室が形成された本体基部に、係
    合爪と係合孔との爪係合により後カバーが装着されると
    ともに、この装着時に本体基部の縁部が後カバーの外壁
    とリブとの間に形成された溝に入り込むことによりフイ
    ルムロール室を遮光するレンズ付きフイルムユニットの
    遮光構造において、 前記フイルムロール室の後カバー側の上下隅に凹部を形
    成し、この凹部に前記リブの上下端がそれぞれ嵌合され
    ることを特徴とするレンズ付きフイルムユニットの遮光
    構造。
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