JPH09222545A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒

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Publication number
JPH09222545A
JPH09222545A JP3108196A JP3108196A JPH09222545A JP H09222545 A JPH09222545 A JP H09222545A JP 3108196 A JP3108196 A JP 3108196A JP 3108196 A JP3108196 A JP 3108196A JP H09222545 A JPH09222545 A JP H09222545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
shutter
lens barrel
barrel
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3108196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nomura
博 野村
Kazuyoshi Azegami
和義 畔上
Hiromitsu Sasaki
啓光 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Priority to US08/781,022 priority patent/US5812889A/en
Priority to KR1019970001094A priority patent/KR100364449B1/ko
Priority to GB9701422A priority patent/GB2309517B/en
Priority to FR9700723A priority patent/FR2744241B1/fr
Priority to DE19702512A priority patent/DE19702512A1/de
Publication of JPH09222545A publication Critical patent/JPH09222545A/ja
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  • Shutters For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部材上のスペースを有効に利用し、かつ被移
動部材(例えば、ズームレンズ鏡筒の後群レンズ)を正
確に位置決めし、案内することができるズームレンズ鏡
筒を提供する。 【解決手段】 前群レンズL1を有し、光軸方向に進退
動可能なレンズ支持筒、このレンズ支持筒に対して光軸
と平行な一対のガイド軸51、52により接離移動可能
に支持された後群レンズL2、上記レンズ支持筒に搭載
された後群用モータ30によって駆動され、上記後群レ
ンズを光軸方向に進退させる上記ガイド軸と平行な送り
ねじ軸43、上記レンズ支持筒に固定された、シャッタ
用モータ29で駆動されるシャッタ機構21、上記シャ
ッタ機構の開閉位置を検出する、回転円板58と、この
回転円板と対をなすフォトセンサとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ズームレンズ鏡筒に関
し、より詳細にはレンズの支持構造に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
【0003】相対移動可能な複数の部材の少なくとも一
方を他方に対して移動ガイドする場合、案内装置は必然
的に関連する相互の部材に直接設けなければならない。
そして、それら部材に平面的、空間的に余裕のある場合
は、案内装置の取り付けにも設計の自由度がある。
【0004】しかしながら、案内装置を必要とする部材
に機能上種々の装置を搭載しなければならない場合に
は、案内装置の取り付けの自由度が極めて限られたもの
になる。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記問題意識に基づき、部材
上のスペースを有効に利用し、かつ被移動部材(例え
ば、ズームレンズ鏡筒の後群レンズ)を正確に位置決め
し、案内することができるズームレンズ鏡筒を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明によるズームレンズ鏡筒は、前群
レンズを有し、光軸方向に進退動可能なレンズ支持筒、
このレンズ支持筒に対して光軸と平行な一対のガイド軸
により接離移動可能に支持された後群レンズ、上記レン
ズ支持筒に搭載された後群用モータによって回転駆動さ
れ、上記後群レンズを光軸方向に進退させる上記ガイド
軸と平行な送りねじ軸、上記レンズ支持筒に固定され
た、シャッタ用モータで駆動されるシャッタ機構、上記
シャッタ機構の開閉位置を検出する、上記シャッタ用モ
ータによって回転駆動される回転円板と、この回転円板
と対をなすフォトセンサとを備えたシャッタ用エンコー
ダ、後群レンズの光軸方向位置を検出する、上記後群レ
ンズ用モータによって回転駆動される回転円板と、この
回転円板と対をなすフォトセンサとを備えたレンズ用エ
ンコーダ、を備え、上記一対のガイド軸はそれぞれ、光
軸を挟んで略反対側に配置され、上記シャッタ用エンコ
ーダとレンズ用エンコーダの回転円板は、一方のガイド
軸を挟んでその両側に配置されていることを特徴として
いる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態に基づいて本発
明を説明する。この実施形態は、図13に示すレンズシ
ャッタ式ズームレンズカメラに本発明を適用したもので
あり、最初に、この図13について、このズームレンズ
カメラの概念を説明する。レンズ構成は、前群レンズL
1と後群レンズL2の2群である。
【0008】カメラ本体には、全体移動モータ制御手段
60、後群移動モータ制御手段61、ズーム操作手段6
2、シャッタレリーズ手段63、測距装置64、測光装
置65、及びAEモータ制御手段66が設けられてい
る。
【0009】全体移動モータ制御手段60は、カメラボ
ディに設けたズームレバー等のズーム操作手段62が操
作されたとき、全体移動モータ25に対し、前群レンズ
L1と後群レンズL2からなるズームレンズをワイド側
からテレ側に移動させるための移動指令、またはテレ側
からワイド側に移動させるための移動指令を与える。撮
影者によるズーム操作手段62の操作によって、焦点距
離が変更され、任意の焦点距離に設定される。ファイン
ダ視野の像倍率は、ズーム操作手段62による焦点距離
変化に連動して変化される。よって撮影者は、ズーム操
作手段62の操作による焦点距離変化を、ファインダ視
野の像倍率変化を観察することで知ることができる。ま
た、ズーム操作手段62の操作によって設定される焦点
距離は、例えば、LCD表示パネル(図示せず)に表示
される数値により認識することができる。
【0010】全体移動モータ制御手段60はまた、シャ
ッタレリーズ手段63が操作されたとき、後群移動モー
タ制御手段61を介して駆動される後群移動モータ30
とともに全体移動モータ25を駆動して、被写体にズー
ムレンズを合焦させる。シャッタレリーズ手段63は、
レリーズボタンから構成されるもので、その一段押しで
測距装置64への測距指令と測光装置65への測光指令
を与え、二段押しで、合焦動作させるとともに、AEモ
ータ制御手段66を介してAF/AEシャッタユニット
21のシャッタ27を動作させる。シャッタ27は、測
光装置65からの測光出力を受けて、そのシャッタ羽根
27aを所定時間開放する。
【0011】ズーム操作手段62は、操作されると、全
体移動モータ25を駆動して前群レンズL1と後群レン
ズL2を一体に移動させる。この移動と同時に後群移動
モータ制御手段61を介して後群移動モータ30を動作
させてもよいが、本ズームレンズカメラにおいて重要な
点は、ズーム操作手段62による前群レンズL1と後群
レンズL2の移動は、焦点の位置を移動させることなく
焦点距離を連続的に変化させる従来のズーミングの概念
では行なわないということである。つまり、ズーム操作
手段62が操作されたとき、
【0012】全体移動モータ25のみを動作させて、
前群レンズL1と後群レンズL2を両者の空気間隔を変
化させることなく前後に移動させる態様、及び、 全体移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動
作させて、前群レンズL1と後群レンズL2を両者の空
気間隔を変化させながら移動させる態様、とが可能であ
る。
【0013】の態様では、特定距離の被写体に常時ピ
ントが合うことはあり得ないが、撮影光学系による像を
観察する訳ではない本カメラのようなレンズシャッタ式
カメラでは、シャッタレリーズ時にピントが合えばよい
から全く問題がない。また、の態様では、焦点位置の
移動を許容しつつ、前群レンズL1と後群レンズL2を
移動させ、シャッタレリーズ時に全体移動モータ25と
後群移動モータ30の双方を動作させてピントを合わせ
る。
【0014】ズーム操作手段62の操作に応じて上記1.
または2.の何れかの制御態様を実行した後、ズーム操作
手段62によって設定される焦点距離の少なくとも一部
の焦点距離域においてシャッタレリーズ手段63が操作
されたとき、全体移動モータ25と後群移動モータ30
の双方を動作させて被写体に合焦させる。このときの全
体移動モータ25と後群移動モータ30による前群レン
ズL1と後群レンズL2の移動量は、測距装置64によ
る被写体距離情報によって得られる移動量だけでなく、
ズーム操作手段62によって設定される焦点距離情報に
よって得られる移動量を加味して決定される。このよう
に、シャッタレリーズ手段63が操作されたとき、全体
移動モータ25と後群移動モータ30の双方を動作させ
て合焦動作を行わせると、レンズ位置の制御に自由度が
生れ、その制御が容易になる。
【0015】なお、理論的には、ズーム操作手段62の
操作時には、全体移動モータ25と後群移動モータ30
のいずれも動作させずに単にファインダの視野倍率と焦
点距離情報だけを変化させ、シャッタレリーズ手段63
が操作されたときに、その焦点距離情報と測距装置64
による被写体距離情報とにより全体移動モータ25と後
群移動モータ30を同時に動作させて、その焦点距離情
報と被写体距離情報によって一義的に決定される位置に
前群レンズL1と後群レンズL2を移動させることもで
きる。
【0016】次に、主に図11と図12を用いて、上記
概念のズームレンズ鏡筒を具体的にした実施形態を説明
する。 本ズームレンズ鏡筒10の概略構成と動作を最
初に説明すると、前方から順に、第1移動鏡筒20、第
2移動鏡筒19、第3移動鏡筒16、及び固定鏡筒ブロ
ック12が備えられている。第3移動鏡筒16は、固定
鏡筒ブロック12の筒状部に螺合され、回動とともに光
軸方向に進退する。第3移動鏡筒16は、光軸方向に一
体に移動する、回転を規制された直進案内筒17を内方
に有し、第2移動鏡筒19はこの直進案内筒17に対し
て相対回転しながら光軸方向に進退する。第1移動鏡筒
20は、回転を規制されていて、第2移動鏡筒19に対
する相対回転により光軸方向に進退する。全体移動モー
タ25は、固定鏡筒ブロック12に固定され、AEモー
タ29と後群移動モータ30を搭載したシャッタ取付台
40は、第1移動鏡筒20に固定されている。前群レン
ズL1は、レンズ支持筒34に支持された正のパワーを
有するレンズであり、後群レンズL2は、レンズ支持筒
50に支持された負のパワーを有するレンズである。
【0017】カメラボディのアパーチャ板14の前方に
固定される固定鏡筒ブロック12は、その筒状部の内周
面に、雌ヘリコイド12aと、光軸Oと平行な複数の直
進案内溝12bとを有している。この複数の直進案内溝
12bの1つには、その底部に、所定のパターンを有す
るコード板13aが固定されている。このコード板13
aは、固定鏡筒ブロック12の外方に位置するフレキシ
ブルプリント基板13の一部として構成されている。ア
パーチャ板14は、フィルムへの露光領域を決定するア
パーチャ14aを有する。
【0018】固定鏡筒ブロック12の筒状部には、径方
向外方に膨出しかつ光軸方向に延びるギヤ収納部12c
が形成されている(図7参照)。このギヤ収納部12c
には、光軸方向に長い駆動ピニオン15が回転自在に収
納されている。この駆動ピニオン15はその軸7の両端
部を、固定鏡筒ブロック12に設けた支持孔4とギヤ支
持板31に設けた支持孔31aにそれぞれ回転自在に支
持されている。この駆動ピニオン15の歯面は、固定鏡
筒ブロック12の内周面に突出している。
【0019】固定鏡筒ブロック12の内周には、第3移
動鏡筒16が螺合されている。この第3移動鏡筒16
は、内周面に、光軸方向に延びる複数の直進案内溝16
cを有し、後端部外周に、固定鏡筒ブロック12の雌ヘ
リコイド12aと噛み合う雄ヘリコイド16aと、駆動
ピニオン15と噛み合う外周ギヤ16b(図6参照)と
を有している。駆動ピニオン15は、第3移動鏡筒16
の光軸方向の全移動域において、この外周ギヤ16と噛
み合う軸方向長さを有する。
【0020】第3移動鏡筒16の内周には、直進案内筒
17が、この第3移動鏡筒16と光軸方向に一体に移動
可能かつ光軸回りに相対回転可能に支持されている。直
進案内筒17は、後部外周に、径方向外方に突出する複
数の係合突起17cを備えた後端フランジ部17dと、
この後端フランジ部17dの前方にやや隙間を開けて設
けた、該フランジ部17dより小径の抜止フランジ部1
7eとを有している。この抜止フランジ部17eの周方
向に、複数の切欠部17fが形成されている。第3移動
鏡筒16は、後端部内周に、径方向内方に突出する複数
の係合突起16d(図11)を有し、この係合突起16
dを上記切欠部17fから挿入して両フランジ部17
d、17e間の隙間に位置させ、直進案内筒17に対し
相対回転することにより該直進案内筒17と結合してい
る。直進案内筒17の後端面には、アパーチャ14aと
略同形の開口23aを有するアパーチャ板23が固定さ
れている。係合突起17cは、固定鏡筒ブロック12の
光軸Oと平行な直進案内溝12bに摺動自在に係合され
ており、回転を規制されている。係合突起17cの1つ
である係合突起17c′には、コード板13aと摺接し
てズーミング時の焦点距離に対応する信号を発生させる
ための接触端子9が固定されている。
【0021】直進案内筒17にはまた、その内周面に、
光軸Oと平行な複数の直進案内溝17aと、この案内筒
17の周壁を貫通しかつ円周方向及び光軸方向に対して
傾斜する複数のリード溝17bとが形成されている。
【0022】直進案内筒17の内周には、第2移動鏡筒
19が嵌合されている。この第2移動鏡筒19は、内周
面に、リード溝17bとは逆傾斜の複数のリード溝19
cを有し、後端部外周に、径方向外方に突出する複数の
断面台形状のフォロア突起19aと、このフォロア突起
19a上に位置するフォロアピン18とを有する。この
フォロアピン18は、リング部材18bと、このリング
部材18bをフォロア突起19a上に支持する中心固定
ねじ18aとからなっている。フォロア突起19aは、
直進案内筒17のリード溝17bに摺動可能に嵌まり、
フォロアピン18は、第3移動鏡筒16の直進案内溝1
6cに摺動可能に嵌まる。よって、第3移動鏡筒16が
回転すると、第2移動鏡筒19が回転しながら光軸方向
に直進移動する。
【0023】第2移動鏡筒19の内周には、第1移動鏡
筒20が嵌合されている。この第1移動鏡筒20は、後
端部外周に備えた複数のフォロアピン24を、対応する
内周リード溝19cに係合させ、かつ直進案内部材22
により直進案内されている。この直進案内部材22は、
図1と図2に示すように、環状部22aと、この環状部
22aから光軸方向に延びる一対の案内脚部22bと、
環状部22aの径方向外方に突出させた、直進案内溝1
7aに摺動自在に係合する複数の係合突起28とを有
し、第1移動鏡筒20の内周面とAF/AEシャッタユ
ニット21の間に案内脚部22bを直進案内可能に挿入
している。
【0024】また直進案内部材22の環状部22aは、
第2移動鏡筒19の後端部に、光軸方向に一体に移動可
能かつ光軸回りに相対回転可能に結合されている。この
直進案内部材22は、後部外周に、径方向外方に突出す
る複数の係合突起28を備えた後端フランジ部22d
と、この後端フランジ部22dの前方にやや隙間を開け
て設けた、該フランジ部22dより小径の抜止フランジ
部22cを有し、この抜止フランジ部22cの周方向
に、複数の切欠部22eを有している(図1参照)。第
2移動鏡筒19は、後端部内周に、径方向内方に突出す
る複数の係合突起19b(図11)を有し、この係合突
起19bを上記切欠部22eから挿入して両フランジ部
22c、22d間の隙間に位置させ、直進案内部材22
に対し相対回転することにより該直進案内部材22と結
合している。上記構成により、第1移動鏡筒20は、第
2移動鏡筒19が正逆に回転するとき、回転を規制され
たまま、該第2移動鏡筒19に対して光軸方向前後に直
進移動する。
【0025】この第1移動鏡筒20の前端部には、バリ
ヤ48a、48bを備えたバリア装置35が装着され、
内周面には、3枚のシャッタ羽根27a(図5)からな
るシャッタ27を備えたAF/AEシャッタユニット2
1が嵌合固定されている。このAF/AEシャッタユニ
ット21は、シャッタ取付台40の外周部に等角度間隔
で形成した複数の固定孔40a(図3)を有している。
上記複数のフォロアピン24は、このAF/AEシャッ
タユニット21の固定手段を兼ねており、第1移動鏡筒
20に形成したピン孔20aと、この固定孔40aに、
このフォロアピン24が嵌入固定されて、このシャッタ
ユニット21が第1移動鏡筒20に固定されている(図
4参照)。フォロアピン24は例えば接着、ねじ止め等
の手段で固定できる。なお、41は、第1移動鏡筒20
の前端部に固定される飾り板である。
【0026】AF/AEシャッタユニット21は、図5
と図12に示されるように、シャッタ取付台40と、こ
のシャッタ取付台40の後部に固定されるシャッタ羽根
支持環46と、このシャッタ取付台40に対して相対移
動自在に支持されるレンズ支持筒50(後群レンズL
2)とを有している。このシャッタ取付台40には、前
群レンズL1とAEモータ29と後群移動モータ30が
支持されている。このシャッタ取付台40は、レンズ支
持筒34を挿通させる撮影開口40dを備えた環状部
と、この環状部から後方に向けて延出された3つの脚部
40bとを有している。この3つの脚部40b間の隙間
のうち2箇所は、直進案内部材22の一対の案内脚部2
2bをそれぞれ摺動自在に係合させて移動ガイドする直
進案内部40cとして構成されている。
【0027】シャッタ取付台40にはさらに、AEモー
タ29の回転をシャッタ27に伝えるAEギヤ列45
と、後群移動モータ30の回転をスクリューシャフト4
3(送りねじ軸)に伝えるレンズ駆動ギヤ列42と、フ
レキシブルプリント基板6に接続されたフォトインタラ
プタ56、57と、円周方向に多数のスリットを備えた
回転板58、59とが支持されている。上記フォトイン
タラプタ57と回転板59によって、後群移動モータ3
0の回転を検知する後群移動モータ用エンコーダが構成
され、フォトインタラプタ56と回転板58によって、
AEモータ29の回転を検知するAEモータ用エンコー
ダが構成されている。
【0028】シャッタ取付台40とこの取付台40に固
定したシャッタ羽根支持環46の間に、上記シャッタ2
7と、このシャッタ27の3枚のシャッタ羽根27aを
枢支する支持部材47と、シャッタ羽根27aに回動力
を付与する環状駆動部材49とが位置している。環状駆
動部材49は、3枚のシャッタ羽根27aにそれぞれ係
合する3つの操作突起49aを等角度間隔で備えてい
る。シャッタ羽根支持環46は、前壁部に、撮影開口4
6aと、この撮影開口46aの周囲に等角度間隔で設け
た3つの支持孔46bを有し、外周部に、直進案内部4
0cから露出して上記一対の案内脚部22bの内周面を
摺動自在に支持する撓み規制面46cを有している(図
9、図10参照)。
【0029】また、シャッタ羽根支持環46の前方に位
置する支持部材47は、撮影開口46aに対向する撮影
開口47aと、3つの支持孔46bとそれぞれ対向する
3つの軸部47b(図5に一箇所のみ示す)とを有して
いる。3枚のシャッタ羽根27aはそれぞれ、一端部
に、軸部47bを挿通させる軸孔27bを有し、他端部
に、撮影開口46a、47aを遮蔽する遮蔽部を有し、
該一端部と他端部の間に、上記操作突起49aを挿通さ
せる長孔27cを有している。上記支持部材47は、シ
ャッタ羽根27aをそれぞれ支持した各軸部47bを、
シャッタ羽根支持環46の対応する支持孔46bに嵌合
させた状態で、このシャッタ羽根支持環46に固定され
ている。
【0030】環状駆動部材49は、外周部に、ギヤ列4
5からの回転を受けるギヤ部49bを有する。また支持
部材47は、3つの軸部47bと近接する位置に、円周
方向に沿う3つの円弧溝47cを有している。環状駆動
部材49の上記3つの操作突起49aは、該3つの円弧
溝47cを貫通して、各シャッタ羽根27aの長孔27
cに係合している。シャッタ羽根支持環46は、これら
環状駆動部材49、支持部材47及びシャッタ27を支
持した状態でシャッタ取付台40の後方側から挿入さ
れ、このシャッタ取付台40にねじ止めされている。
【0031】シャッタ羽根支持環46の後方には、シャ
ッタ取付台40に一対のスライドシャフト51、52
(ガイド軸)を介して相対移動自在に支持されたレンズ
支持筒50が配置されている。シャッタ取付台40とレ
ンズ支持筒50は、スライドシャフト51に嵌合された
コイルばね3によって互いに離れる方向に移動付勢され
ており、これにより両者間のガタが除去されている。ま
た、上記ギヤ列42に備えられた駆動ギヤ42aは、軸
方向の移動が規制されており、その内周に雌ねじが形成
されている。この雌ねじに、レンズ支持筒50に一端部
を固定されたスクリューシャフト43が螺合しており、
これら駆動ギヤ42aとスクリューシャフト43とによ
り送りねじ機構が構成されている。よって、後群移動モ
ータ30が回転駆動して駆動ギヤ42aが正逆いずれか
に回転すると、スクリューシャフト43がこの駆動ギヤ
42aに対して進退し、レンズ支持筒50つまり該支持
筒50に支持した後群レンズL2が前群レンズL1に対
して相対移動する。
【0032】シャッタ取付台40の前部には、このシャ
ッタ取付台40に支持した上記モータ29、30等を押
える押え部材53、55がねじ止めされている。シャッ
タ取付台40に一端部を固定された上記フレキシブルプ
リント基板6には、モータ29、30、及びフォトイン
タラプタ56、57(エンコーダ)が接続されている。
第1〜第3移動鏡筒20、19、16及びAF/AEシ
ャッタユニット21等を組立てた状態において、直進案
内筒17の後端面にアパーチャ板23が固定され、また
固定鏡筒ブロック12の前端部に、環状の抜止め部材3
3が嵌着されている。
【0033】図14および図15に基づいて、スクリュ
ーシャフト43スライドシャフト51、52の取り付け
状態をさらに説明する。後群レンズ支持筒50は、一対
のスライドシャフト51、52を介してシャッタ取付台
40に光軸に沿って移動可能に支持されている。スライ
ドシャフト51、52の一方の端部は、レンズ支持筒5
0の外周面に突設されたシャフト支持ボス50b、50
cに固定されている。そしてスライドシャフト51はシ
ャッタ取付台40に固定されたスライド軸受51aにス
ライド自在に挿入支持されている。
【0034】スクリューシャフト43の一方の端部は、
レンズ支持筒50の外周面にシャフト支持ボス50bに
近接して突設されたシャフト支持ボス50aに固定され
ている。そしてスクリューシャフト43は、シャッタ取
付台40およびシャッタ27に、回動自在にかつ軸方向
移動が規制された状態で支持された駆動ギヤ42aに螺
合している。駆動ギヤ42aが後群移動モータ30によ
って回動駆動されると、スクリューシャフト43が駆動
ギヤ42aに対して進退動し、レンズ支持筒50つまり
このレンズ支持筒50に支持した後群レンズL2が前群
レンズL1に対して相対移動する。スクリューシャフト
43と駆動ギヤ42aとの間のバックラッシュを除去す
るために、一方のスライドシャフト51には、スライド
軸受51aとシャフト支持ボス50bとの間に後群付勢
コイルばね3が嵌装されている。後群付勢コイルばね3
は、レンズ支持筒50をシャッタ取付台40から離反す
る方向(シャッタ取付台40に対して後方)に付勢して
バックラッシュを除去している。
【0035】シャッタ取付台40の前端部には、押さえ
部材55に、AFホーム位置検知回路232を構成する
フォトインタラプタ301およびチョッパ302が装着
されている。このAFホーム位置とは、前群レンズL1
に対する後群レンズL2の初期位置であり、この位置を
フォ−カッシングの基準位置とする。フォーカシングの
とき後群レンズL2は、前群レンズL1に対して、この
AFホーム位置から光軸O後方に向かって合焦に必要な
量だけ移動され、シャッタレリーズ完了後、このホーム
位置に戻される。後群レンズL2は前群レンズL1に対
して、電源の投入時、シャッタレリーズ完了後、収納時
等にこのAFホーム位置を保つように制御される。フォ
トインタラプタ301は、フレキシブルプリント基板6
に装着され、シャッタ取付台40に固定されている。チ
ョッパ302は、シャッタ取付台40に植設され、先端
部が押え部材55に支持されたチョッパガイド軸303
にスライド自在に支持され、かつ押え部材55との間に
装着されたチョパ付勢ばね304によってシャッタ取付
台40に向かって付勢されている。チョッパ302は、
フォトインタラプタ301のスリットに進入したチョッ
パ板302aを備えていて、チョッパ302がチョパ付
勢ばね304の付勢力によって後退位置にあるときは、
フォトインタラプタ301の光路を開放し、チョッパ付
勢ばね304の付勢力に抗して所定位置まで前進したと
きにフォトインタラプタ304の光路を遮断する。
【0036】スクリューシャフト43と一方のスライド
シャフト51の先端部には、ストッパ板306がロック
ワッシャ305を介して固定されている。ストッパ板3
06には一体に、後群レンズ支持筒50が前進したとき
にチョッパ302に突設された突起302bに当接して
これをチョッパ付勢ばね304の付勢力に抗して前進移
動させるチョッパ押圧部306aが形成されている。こ
のチョッパ押圧部306aは、レンズ支持筒50(後群
レンズL2)がシャッタ取付台40に対して接近したと
きにチョッパ302の突起302bに当接し、レンズ支
持筒50の更なる前進によってチョッパ302をチョッ
パ付勢ばね303の付勢力に抗して前進させる。そして
後群レンズ支持筒50がシャッタ取付台40に対して接
近したAFホーム位置まで移動したとき、チョッパ30
2をチョパ板302aがフォトインタラプタ301の光
路を遮断する。CPU210は、フォトインタラプタ3
01の出力をチェックすることで、後群レンズL2(後
群レンズ支持筒50)がAFホーム位置にあるかどうか
を検知する。
【0037】さらに、図16および図17に基づいて、
スクリューシャフト43、スライドシャフト51、52
について説明する。まず、図16はシャッタ取り付け台
40の正面図である。シャッタ取り付け台40はその正
面から見ると略円形に形成されている。そして、中央部
に撮影開口40dを備え、ドーナッツ状の周辺部の所定
箇所にフォトインタラプタ56、57が設置されてい
る。これらフォトインタラプタ56、57は図17に示
すようにレンズの光軸方向に位置をずらせて設けられて
いる。各フォトインタラプタには回転板58、59が伴
うため、このように配置すると、装置全体の径方向の大
型化が防止できる。そして、図16において、フォトイ
ンタラプタ56、57の撮影開口40dを挟んで対向す
る位置にスクリューシャフト43とスライドシャフト5
1が配置されている。上述のように、これらスクリュー
シャフト43とスライドシャフト51はロックワッシャ
305を介してストッパ板306に固定されている。ス
ライドシャフト51は、これら駆動ギヤ42aとスクリ
ューシャフト43とからなる送りねじ機構により移動す
るレンズ支持筒50の動きを安定させるためにスクリュ
ーシャフト43の直近に平行して設けてある。
【0038】また、スライドシャフト51がレンズ支持
筒50の外周面に突設されたシャフト支持ボス50bに
より固定され、かつスライド軸受51aにより軸方向移
動可能に支持される。すなわち、スライドシャフト51
は実質的に径方向には固定された状態となっている。
【0039】一方、スライドシャフト52は、その一端
が上述したようにレンズ支持筒50の外周面に突設され
たシャフト支持ボス50cに固定されている。そして、
スライドシャフト52の他端部は自由端となっており、
シャッタ取付台40の外周部に設けられた切り欠き部4
0iを軸方向移動自在に貫通している。
【0040】切り欠き部40iとスライドシャフト52
をさらに説明すると、切り欠き部40iは少なくともス
ライドシャフト52の円周方向の動きを規制できればよ
く、自由端が径方向に移動可能にしておくと、レンズ支
持筒50の移動の際に、組み立て等の誤差があってもレ
ンズ支持筒50を滑らかに動かすことができる。
【0041】上記のような構造に加え、本発明に係る実
施例では、スライドシャフト52とスライドシャフト5
1が最も安定した状態でレンズ支持筒50を支持、案内
できる構造となっている。
【0042】具体的には、図16に示すように、スライ
ドシャフト52を、スライドシャフト51に対してシャ
ッタ取り付け台40の直径に相当する長さ分離して、設
置したことによりレンズ支持筒50を最も安定した状態
で支持、案内できるようにしている。
【0043】さらに、スライドシャフト52を支持する
切り欠き部40iを、図16に示すようにフォトインタ
ラプタ56、57の回転板58、59の間に設けたの
で、通常利用できることの少ない近接する円形部材どう
しが形成する略三角形の(谷間)部分を有効に利用する
ことができる。
【0044】本実施形態では、前群レンズL1と後群レ
ンズL2をそれぞれ、AF/AEシャッタユニット21
の構成部材の1つとし、該ユニット21に、AEモータ
29と後群移動モータ30を搭載している。この構成に
よると、前群レンズL1と後群レンズL2の支持構造及
び駆動構造を単純化できるという利点があるが、前群レ
ンズL1と後群レンズL2のうちの少なくとも一方を、
シャッタ取付台40、環状駆動部材49、支持部材4
7、シャッタ27及びシャッタ羽根押え環46等を備え
たAF/AEシャッタユニット21とは別部材とし、該
ユニットとは別の支持部材に支持しても、本ズームレン
ズは成立する。
【0045】本ズームレンズカメラは、次のように作動
する。ズームレンズ鏡筒10が最も繰り込まれた図9の
レンズ収納状態において、図示しない電源スイッチをオ
ンすると、全体移動モータ25が正方向に若干量回転駆
動する。すると、この回転が、支持部32に支持された
ギヤ列26を介して駆動ピニオン15に伝えられ、第3
移動鏡筒16が繰り出し方向に回転されるため、第2移
動鏡筒19と第1移動鏡筒20が該第3移動鏡筒16と
ともに光軸方向に若干量繰り出され、カメラはズームレ
ンズをワイド端に位置させた撮影可能状態となる。
【0046】この撮影可能状態において、ズーム操作手
段62をテレ側に操作すると、全体移動モータ制御手段
60を介して全体移動モータ25が正方向に回転駆動
し、駆動ピニオン15、外周ギヤ16bを介して第3移
動鏡筒16を繰り出し方向に回転させる。したがって、
この第3移動鏡筒16が雌ヘリコイド12aと雄ヘリコ
イド16aの関係により固定鏡筒ブロック12から繰り
出され、同時に、直進案内筒17が、係合突起17cと
直進案内溝12bの関係によって固定鏡筒ブロック12
に対し相対回転しない状態で、該第3移動鏡筒16とと
もに光軸前方に進出する。このとき第2移動鏡筒19
は、フォロアピン18をリード溝17bと直進案内溝1
6cに同時に係合させていることにより、第3移動鏡筒
16と同方向に相対回転しながら該移動鏡筒16に対し
て光軸前方に相対移動する。また第1移動鏡筒20は、
直進案内部材22によって直進案内されかつフォロアピ
ン24をリード溝19cによって移動ガイドされるた
め、固定鏡筒ブロック12に対して相対回転しない状態
で、第2移動鏡筒19からAF/AEシャッタユニット
21とともに光軸前方に進出する。
【0047】ズームレンズ鏡筒10がこのように駆動す
る間、後群移動モータ30は駆動しないため、前群レン
ズL1と後群レンズL2は互いの距離を一定に保ったま
ま一体的に光軸方向に移動する(図8参照)。ズーム操
作手段62によって設定される焦点距離は、表示手段
(図示せず)によって表示される。
【0048】ズーム操作手段31によって設定される任
意の焦点距離において、レリーズボタンが一段押しされ
ると、測距装置64に測距指令が及び測光装置65に測
光指令が与えられて、測距及び測光が開始される。その
後、レリーズボタンが二段押しされると、全体移動モー
タ25と後群移動モータ30の双方が、測距装置64に
よる被写体距離情報によって得られる移動量と、ズーム
操作手段31により設定される焦点距離情報によって得
られる移動量とを加味して決定された移動量だけ前群レ
ンズL1と後群レンズL2を移動させて設定焦点距離に
するとともに被写体に合焦させ、AEモータ制御手段6
6を介してAEモータ29が、測光装置65からの被写
体輝度情報に応じて環状駆動部材49を回転駆動し、所
定の露出を満たすようにシャッタ27を駆動する。この
シャッタレリーズの終了後、全体移動モータ25と後群
移動モータ30の双方が直ちに駆動されて、前群レンズ
L1と後群レンズL2がシャッタレリーズ前の状態に戻
される。
【0049】ズーム操作手段62がワイド側に操作され
ると、全体移動モータ25が逆方向に回転駆動し、第3
移動鏡筒16が繰り込み方向に回転されて、直進案内筒
17とともに固定鏡筒ブロック12に繰り込まれる。同
時に第2移動鏡筒19が、第3移動鏡筒16と同方向に
回転しながら該移動鏡筒16に対して繰り込まれ、第1
移動鏡筒20が、回転する第2移動鏡筒19に対してA
F/AEシャッタユニット21とともに繰り込まれる。
この繰込駆動時においても、後群移動モータ30は、上
述の繰出駆動時と同様、駆動しない。そしてズームレン
ズ鏡筒10は、ズームレンズがワイド端位置に移動した
後、電源スイッチが切られると、これに基づき回転駆動
する全体移動モータ25によって、図11に示すレンズ
収納位置に繰り込まれる。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、 一対の
ガイド軸はそれぞれ、光軸を挟んで略反対側に配置さ
れ、シャッタ用エンコーダとレンズ用エンコーダの回転
円板は、一方のガイド軸を挟んでその両側に配置したの
で、部材上のスペースを有効に利用し、かつ被移動部材
(例えば、ズームレンズ鏡筒の後群レンズ)を正確に位
置決めし、案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した直進ガイド機構の一実施形態
の要部を示す斜視図である。
【図2】同直進ガイド機構の要部の図1と異なる状態を
示す斜視図である。
【図3】本実施形態におけるズームレンズ鏡筒の要部を
示す斜視図である。
【図4】同ズームレンズ鏡筒のAF/AEシャッタユニ
ットを第1移動鏡筒に組付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同ズームレンズ鏡筒のAF/AEシャッタユニ
ットの主要な部材を示す分解斜視図である。
【図6】同ズームレンズ鏡筒の第3移動鏡筒を示す斜視
外観図である。
【図7】同ズームレンズ鏡筒の固定鏡筒ブロックを示す
正面図である。
【図8】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態を示す上半
断面図である。
【図9】同ズームレンズ鏡筒のレンズ収納状態における
要部を示す上半断面図である。
【図10】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態における
要部を示す上半断面図である。
【図11】同ズームレンズ鏡筒全体のレンズ収納状態を
示す上半断面図である。
【図12】同ズームレンズ鏡筒全体を示す分解斜視図で
ある。
【図13】同ズームレンズ鏡筒の作動を制御する制御系
を示すブロック図である。
【図14】後群レンズ駆動機構を示す拡大斜視図であ
る。
【図15】後群レンズ駆動機構の拡大平面図である。
【図16】本発明に係るレンズの支持構造の要部を示す
正面図である。
【図17】本発明に係るレンズの支持構造の要部を示す
側面図である。
【符号の説明】
21 シャッタユニット 40 シャッタ取り付け台 42 レンズ駆動ギヤ列 42a 駆動ギヤ 43 スクリューシャフト(送りねじ軸) 50 後群レンズ支持筒 51 スライドシャフト(ガイド軸) 51a スライド軸受 52 スライドシャフト(ガイド軸) 56 フォトインタラプタ 57 フォトインタラプタ 58 回転板 59 回転板 L2 後群レンズ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術及びその問題点】相対移動可能な2つの部材
の少なくとも一方を他方に対して移動ガイドする場合、
案内装置は必然的に関連する相互の部材に直接設けなけ
ればならない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】そして、それら部材に平面的、空間的に余
裕のある場合は、案内装置の取り付けにも設計の自由度
がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明の概要】本発明によるズームレンズ鏡筒は、前群
レンズを有し、光軸方向に進退動可能なレンズ支持筒、
このレンズ支持筒に対して光軸と平行な一対のガイド軸
により接離移動可能に支持された後群レンズ、上記レン
ズ支持筒に搭載された後群用モータによって駆動され、
上記後群レンズを光軸方向に進退させる上記ガイド軸と
平行な送りねじ軸、上記レンズ支持筒に固定された、シ
ャッタ用モータで駆動されるシャッタ機構、上記シャッ
タ機構の開閉位置を検出する、上記シャッタ用モータに
よって回転駆動される回転円板と、この回転円板と対を
なすフォトセンサとを備えたシャッタ用エンコーダ、後
群レンズの光軸方向位置を検出する、上記後群レンズ用
モータによって回転駆動される回転円板と、この回転円
板と対をなすフォトセンサとを備えたレンズ用エンコー
ダ、を備え、上記一対のガイド軸はそれぞれ、光軸を挟
んで略反対側に配置され、上記シャッタ用エンコーダと
レンズ用エンコーダの回転円板は、一方のガイド軸を挟
んでその両側に配置されていることを特徴としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】固定鏡筒ブロック12の内周には、第3移
動鏡筒16が螺合されている。この第3移動鏡筒16
は、内周面に、光軸方向に延びる複数の直進案内溝16
cを有し、後端部外周に、固定鏡筒ブロック12の雌ヘ
リコイド12aと噛み合う雄ヘリコイド16aと、駆動
ピニオン15と噛み合う外周ギヤ16b(図6参照)と
を有している。駆動ピニオン15は、第3移動鏡筒16
の光軸方向の全移動域において、この外周ギヤ16bと
噛み合う軸方向長さを有する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】直進案内筒17の内周には、第2移動鏡筒
19が嵌合されている。この第2移動鏡筒19は、内周
面に、リード溝17bとは逆傾斜の複数のリード溝19
cを有し、後端部外周に、径方向外方に突出する複数の
断面台形状のフォロア突起19aと、このフォロア突起
19a上に位置するフォロアピン18とを有する。この
フォロアピン18は、リング部材18aと、このリング
部材18aをフォロア突起19a上に支持する中心固定
ねじ18bとからなっている。フォロア突起19aは、
直進案内筒17のリード溝17bに摺動可能に嵌まり、
フォロアピン18は、第3移動鏡筒16の直進案内溝1
6cに摺動可能に嵌まる。よって、第3移動鏡筒16が
回転すると、第2移動鏡筒19が回転しながら光軸方向
に直進移動する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】図14および図15に基づいて、スクリュ
ーシャフト43及びスライドシャフト51、52の取り
付け状態をさらに説明する。後群レンズ支持筒50は、
一対のスライドシャフト51、52を介してシャッタ取
付台40に光軸に沿って移動可能に支持されている。ス
ライドシャフト51、52の一方の端部は、レンズ支持
筒50の外周面に突設されたシャフト支持ボス50b、
50cに固定されている。そしてスライドシャフト51
はシャッタ取付台40に固定されたスライド軸受51a
にスライド自在に挿入支持されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】シャッタ取付台40の前端部には、押さえ
部材55に、AFホーム位置検知回路232を構成する
フォトインタラプタ301およびチョッパ302が装着
されている。このAFホーム位置とは、前群レンズL1
に対する後群レンズL2の初期位置であり、この位置を
フォ−カシングの基準位置とする。フォーカシングのと
き後群レンズL2は、前群レンズL1に対して、このA
Fホーム位置から光軸O後方に向かって合焦に必要な量
だけ移動され、シャッタレリーズ完了後、このホーム位
置に戻される。後群レンズL2は前群レンズL1に対し
て、電源の投入時、シャッタレリーズ完了後、収納時等
にこのAFホーム位置を保つように制御される。フォト
インタラプタ301は、フレキシブルプリント基板6に
装着され、シャッタ取付台40に固定されている。チョ
ッパ302は、シャッタ取付台40に植設され、先端部
が押え部材55に支持されたチョッパガイド軸303に
スライド自在に支持され、かつ押え部材55との間に装
着されたチョパ付勢ばね304によってシャッタ取付台
40に向かって付勢されている。チョッパ302は、フ
ォトインタラプタ301のスリットに進入したチョッパ
板302aを備えていて、チョッパ302がチョパ付勢
ばね304の付勢力によって後退位置にあるときは、フ
ォトインタラプタ301の光路を開放し、チョッパ付勢
ばね304の付勢力に抗して所定位置まで前進したとき
にフォトインタラプタ304の光路を遮断する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】スクリューシャフト43と一方のスライド
シャフト51の先端部には、ストッパ板306がロック
ワッシャ305を介して固定されている。ストッパ板3
06には一体に、後群レンズ支持筒50が前進したとき
にチョッパ302に突設された突起302bに当接して
これをチョッパ付勢ばね304の付勢力に抗して前進移
動させるチョッパ押圧部306aが形成されている。こ
のチョッパ押圧部306aは、レンズ支持筒50(後群
レンズL2)がシャッタ取付台40に対して接近したと
きにチョッパ302の突起302bに当接し、レンズ支
持筒50の更なる前進によってチョッパ302をチョッ
パ付勢ばね303の付勢力に抗して前進させる。そして
後群レンズ支持筒50がシャッタ取付台40に対して接
近したAFホーム位置まで移動したとき、チョッパ30
2をチョパ板302aがフォトインタラプタ301の光
路を遮断する。CPU(図示せず)が、フォトインタラ
プタ301の出力をチェックすることで、後群レンズL
2(後群レンズ支持筒50)がAFホーム位置にあるか
どうかを検知する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】ズーム操作手段62によって設定される任
意の焦点距離において、レリーズボタンが一段押しされ
ると、測距装置64に測距指令が及び測光装置65に測
光指令が与えられて、測距及び測光が開始される。その
後、レリーズボタンが二段押しされると、全体移動モー
タ25と後群移動モータ30の双方が、測距装置64に
よる被写体距離情報によって得られる移動量と、ズーム
操作手段62により設定される焦点距離情報によって得
られる移動量とを加味して決定された移動量だけ前群レ
ンズL1と後群レンズL2を移動させて設定焦点距離に
するとともに被写体に合焦させ、AEモータ制御手段6
6を介してAEモータ29が、測光装置65からの被写
体輝度情報に応じて環状駆動部材49を回転駆動し、所
定の露出を満たすようにシャッタ27を駆動する。この
シャッタレリーズの終了後、全体移動モータ25と後群
移動モータ30の双方が直ちに駆動されて、前群レンズ
L1と後群レンズL2がシャッタレリーズ前の状態に戻
される。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したズームレンズ鏡筒の直進ガイ
ド機構の要部を示す斜視図である。
【図2】同直進ガイド機構の要部の図1と異なる状態を
示す斜視図である。
【図3】本実施形態におけるズームレンズ鏡筒の要部を
示す斜視図である。
【図4】同ズームレンズ鏡筒のAF/AEシャッタユニ
ットを第1移動鏡筒に組付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】同ズームレンズ鏡筒のAF/AEシャッタユニ
ットの主要な部材を示す分解斜視図である。
【図6】同ズームレンズ鏡筒の第3移動鏡筒を示す斜視
外観図である。
【図7】同ズームレンズ鏡筒の固定鏡筒ブロックを示す
正面図である。
【図8】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態を示す上半
断面図である。
【図9】同ズームレンズ鏡筒のレンズ収納状態における
要部を示す上半断面図である。
【図10】同ズームレンズ鏡筒の最大繰出状態における
要部を示す上半断面図である。
【図11】同ズームレンズ鏡筒全体のレンズ収納状態を
示す上半断面図である。
【図12】同ズームレンズ鏡筒全体を示す分解斜視図で
ある。
【図13】同ズームレンズ鏡筒の作動を制御する制御系
を示すブロック図である。
【図14】後群レンズ駆動機構を示す拡大斜視図であ
る。
【図15】後群レンズ駆動機構の拡大平面図である。
【図16】本発明に係るレンズの支持構造の要部を示す
正面図である。
【図17】本発明に係るレンズの支持構造の要部を示す
側面図である。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前群レンズを有し、光軸方向に進退動可
    能なレンズ支持筒;このレンズ支持筒に対して光軸と平
    行な一対のガイド軸により接離移動可能に支持された後
    群レンズ;上記レンズ支持筒に搭載された後群用モータ
    によって回転駆動され、上記後群レンズを光軸方向に進
    退させる上記ガイド軸と平行な送りねじ軸;上記レンズ
    支持筒に固定された、シャッタ用モータで駆動されるシ
    ャッタ機構;上記シャッタ機構の開閉位置を検出する、
    上記シャッタ用モータによって回転駆動される回転円板
    と、この回転円板と対をなすフォトセンサとを備えたシ
    ャッタ用エンコーダ;後群レンズの光軸方向位置を検出
    する、上記後群レンズ用モータによって回転駆動される
    回転円板と、この回転円板と対をなすフォトセンサとを
    備えたレンズ用エンコーダ;を備え、 上記一対のガイド軸はそれぞれ、光軸を挟んで略反対側
    に配置され、 上記シャッタ用エンコーダとレンズ用エンコーダの回転
    円板は、一方のガイド軸を挟んでその両側に配置されて
    いることを特徴とするズームレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記送りねじ軸は、
    他方のガイド軸に隣接させて配置されているズームレン
    ズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 請求項2において、送りねじ軸の端部と
    上記他方のガイド軸の端部は、同一の支持部材に支持さ
    れているズームレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記一方のガイド軸
    は、その一端を後群レンズに固定し、他方を自由端と
    し、この自由端をレンズの径方向に移動可能な状態で、
    レンズ支持筒に係合しているズームレンズ鏡筒。
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