JPH0922180A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0922180A JPH0922180A JP7171976A JP17197695A JPH0922180A JP H0922180 A JPH0922180 A JP H0922180A JP 7171976 A JP7171976 A JP 7171976A JP 17197695 A JP17197695 A JP 17197695A JP H0922180 A JPH0922180 A JP H0922180A
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- Japan
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- gain
- value
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トナー濃度制御装置を備えた画像形成装置に
おいて、オートゲイン調整を能率よく行う。 【構成】 不図示のCPUにおいてオペアンプ305の
ゲイン値を推定し、この推定値になるように、ラッチ回
路308,アナログスイッチ304を介して抵抗303
を切換え、オペアンプ305のゲイン値を仮設定する。
次に新しい現像剤を不図示の現像剤濃度検知部で検出
し、オペアンプ305の一入力端子に抵抗302を介し
て入力する。オペアンプ305,310の出力Gout
である基準トナー濃度信号が目標値近傍になるように、
ゲイン値を上げ下げしてゲイン値を本設定する。
おいて、オートゲイン調整を能率よく行う。 【構成】 不図示のCPUにおいてオペアンプ305の
ゲイン値を推定し、この推定値になるように、ラッチ回
路308,アナログスイッチ304を介して抵抗303
を切換え、オペアンプ305のゲイン値を仮設定する。
次に新しい現像剤を不図示の現像剤濃度検知部で検出
し、オペアンプ305の一入力端子に抵抗302を介し
て入力する。オペアンプ305,310の出力Gout
である基準トナー濃度信号が目標値近傍になるように、
ゲイン値を上げ下げしてゲイン値を本設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンタ等の
画像形成装置のトナー濃度制御装置に関し、特にトナー
濃度信号を増幅する増幅器のゲイン値の設定に関するも
のである。
画像形成装置のトナー濃度制御装置に関し、特にトナー
濃度信号を増幅する増幅器のゲイン値の設定に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】トナーとキャリアから成る2成分系現像
剤を用いて画像を形成する画像形成装置においては、画
像形成装置の動作時におけるトナー濃度信号と、基準ト
ナー濃度信号との比較によってトナーの補給を行い、ト
ナー濃度を一定に保つ制御が行われている。このような
トナー濃度制御装置においては、トナーの濃度を測定す
るセンサからの電気的信号を増幅したものがトナー濃度
信号,基準トナー濃度信号として用いられており、あら
かじめ電気的信号を増幅するための増幅器のゲイン値を
設定しておく必要がある。
剤を用いて画像を形成する画像形成装置においては、画
像形成装置の動作時におけるトナー濃度信号と、基準ト
ナー濃度信号との比較によってトナーの補給を行い、ト
ナー濃度を一定に保つ制御が行われている。このような
トナー濃度制御装置においては、トナーの濃度を測定す
るセンサからの電気的信号を増幅したものがトナー濃度
信号,基準トナー濃度信号として用いられており、あら
かじめ電気的信号を増幅するための増幅器のゲイン値を
設定しておく必要がある。
【0003】従来、このゲイン値の設定のためには、基
準トナー濃度信号が所定の値になるように、ハードボリ
ュームを手で回してゲインを調整するといった方法や、
オートゲイン調整を行ってゲインを最小値から上げてい
く、あるいは最大値から下げていって基準トナー濃度信
号を所定の値へ近づけるといった一方向の調整が行われ
てきた。
準トナー濃度信号が所定の値になるように、ハードボリ
ュームを手で回してゲインを調整するといった方法や、
オートゲイン調整を行ってゲインを最小値から上げてい
く、あるいは最大値から下げていって基準トナー濃度信
号を所定の値へ近づけるといった一方向の調整が行われ
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハード
ボリュームを手で回すゲイン調整は、サービスマンに負
担がかかり人為的誤操作が発生し易いという問題があ
り、最小値あるいは最大値からの一方向へ調整を行うオ
ートゲイン調整では、調整にかかる時間等の効率面及
び、回路素子等の異常で調整が正常に行われない場合の
処置において改善すべき問題がある。
ボリュームを手で回すゲイン調整は、サービスマンに負
担がかかり人為的誤操作が発生し易いという問題があ
り、最小値あるいは最大値からの一方向へ調整を行うオ
ートゲイン調整では、調整にかかる時間等の効率面及
び、回路素子等の異常で調整が正常に行われない場合の
処置において改善すべき問題がある。
【0005】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、前記オートゲイン調整を効率良く行うと同時
に、オートゲイン調整を行う際に、ゲイン値に応じたト
ナー濃度信号の増幅が行われない場合には異常があるこ
とを表示するトナー濃度制御装置を備えた画像形成装置
を提供することを目的とするものである。
たもので、前記オートゲイン調整を効率良く行うと同時
に、オートゲイン調整を行う際に、ゲイン値に応じたト
ナー濃度信号の増幅が行われない場合には異常があるこ
とを表示するトナー濃度制御装置を備えた画像形成装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では画像形成装置を次の(1),(2),
(3)のとおりに構成する。
め、本発明では画像形成装置を次の(1),(2),
(3)のとおりに構成する。
【0007】(1)現像剤濃度を測定する濃度測定手段
と、この濃度測定手段の出力を増幅しトナー濃度信号を
得る、ゲイン値可変の増幅手段と、この増幅手段で基準
トナー濃度信号の目標値が得られるゲイン値を推定する
ゲイン値推定手段と、このゲイン値推定手段で推定した
ゲイン値を前記増幅器に仮設定する仮設定手段と、初期
現像剤を測定して得た前記濃度測定手段の出力を、前記
仮設定手段によりゲイン値が仮設定された前記増幅器で
増幅して得た基準トナー濃度信号の値が、前記目標値近
傍の値になるように仮設定したゲイン値を調整し本設定
する調整手段とを有するトナー濃度制御装置を備えた画
像形成装置。
と、この濃度測定手段の出力を増幅しトナー濃度信号を
得る、ゲイン値可変の増幅手段と、この増幅手段で基準
トナー濃度信号の目標値が得られるゲイン値を推定する
ゲイン値推定手段と、このゲイン値推定手段で推定した
ゲイン値を前記増幅器に仮設定する仮設定手段と、初期
現像剤を測定して得た前記濃度測定手段の出力を、前記
仮設定手段によりゲイン値が仮設定された前記増幅器で
増幅して得た基準トナー濃度信号の値が、前記目標値近
傍の値になるように仮設定したゲイン値を調整し本設定
する調整手段とを有するトナー濃度制御装置を備えた画
像形成装置。
【0008】(2)調整手段は、仮設定したゲイン値を
上げる,下げるの2方向の調整をして本設定のゲイン値
を決定するものである前記(1)記載の画像形成装置。
上げる,下げるの2方向の調整をして本設定のゲイン値
を決定するものである前記(1)記載の画像形成装置。
【0009】(3)調整手段によって正常なゲイン値調
整ができないとき、ゲイン値調整を停止させると共に、
異常内容を当該画像形成装置の表示部へ表示させる制御
手段を備えた前記(2)記載の画像形成装置。
整ができないとき、ゲイン値調整を停止させると共に、
異常内容を当該画像形成装置の表示部へ表示させる制御
手段を備えた前記(2)記載の画像形成装置。
【0010】
【作用】前記(1),(2),(3)の構成により、ゲ
イン値推定手段で推定したゲイン値が増幅器に仮設定さ
れ、初期現像剤を測定して得た濃度測定手段の出力が前
記増幅器で増幅されて基準トナー濃度信号が得られ、こ
の基準トナー濃度信号の値が目標値近傍の値になるよう
にゲイン値が調整され本設定される。
イン値推定手段で推定したゲイン値が増幅器に仮設定さ
れ、初期現像剤を測定して得た濃度測定手段の出力が前
記増幅器で増幅されて基準トナー濃度信号が得られ、こ
の基準トナー濃度信号の値が目標値近傍の値になるよう
にゲイン値が調整され本設定される。
【0011】前記(2)の構成では、仮設定したゲイン
値が上げる,下げるの2方向で調整され、前記(3)の
構成では、ゲイン調整の際に異常があれば調整が停止さ
れ、異常内容が当該画像形成装置の表示部に表示され
る。
値が上げる,下げるの2方向で調整され、前記(3)の
構成では、ゲイン調整の際に異常があれば調整が停止さ
れ、異常内容が当該画像形成装置の表示部に表示され
る。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0013】(実施例1)図1に実施例1である“トナ
ー濃度制御装置を備えたカラー画像形成装置”の概略断
面図を示す。
ー濃度制御装置を備えたカラー画像形成装置”の概略断
面図を示す。
【0014】本実施例は、上部のデジタルカラー画像リ
ーダ部101(以下リーダ部と略す)、下部のデジタル
カラー画像プリンタ部102(以下プリンタ部と略
す)、リーダ部101とプリンタ部102の間の画像処
理部103から成る。
ーダ部101(以下リーダ部と略す)、下部のデジタル
カラー画像プリンタ部102(以下プリンタ部と略
す)、リーダ部101とプリンタ部102の間の画像処
理部103から成る。
【0015】リーダ部101において、原稿を原稿台ガ
ラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査する
ことにより、原稿からの反射光像を、レンズ33により
RGB3色分解フィルタと一体形成されたフルカラーセ
ンサ34に集光し、カラー色分解画像アナログ信号を得
る。カラー色分解画像アナログ信号は、(図示しない)
増幅回路を経て、デジタル化され、画像処理部103に
て処理を施され、プリンタ部102に送出される。
ラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査する
ことにより、原稿からの反射光像を、レンズ33により
RGB3色分解フィルタと一体形成されたフルカラーセ
ンサ34に集光し、カラー色分解画像アナログ信号を得
る。カラー色分解画像アナログ信号は、(図示しない)
増幅回路を経て、デジタル化され、画像処理部103に
て処理を施され、プリンタ部102に送出される。
【0016】プリンタ部102において、像担持体であ
る感光ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光
ドラム1の周りに前露光ランプ11,コロナ帯電器2,
レーザ露光光学系3(3a,3b,3c),電位センサ
12,現像装置4(現像器4y,4c,4m,4B
k),ドラム上光量検知センサ13,転写装置5(5
a,5b,5c,5d,5e,5f,5g,5h,5
i),クリーニング器6を配置する。
る感光ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光
ドラム1の周りに前露光ランプ11,コロナ帯電器2,
レーザ露光光学系3(3a,3b,3c),電位センサ
12,現像装置4(現像器4y,4c,4m,4B
k),ドラム上光量検知センサ13,転写装置5(5
a,5b,5c,5d,5e,5f,5g,5h,5
i),クリーニング器6を配置する。
【0017】レーザ露光光学系3において、リーダ部1
01からの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にて光
信号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー
3aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って、
感光ドラム1の面に投影される。
01からの画像信号は、レーザ出力部(不図示)にて光
信号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー
3aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って、
感光ドラム1の面に投影される。
【0018】プリンタ部102の画像形成時には、感光
ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除
電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電さ
せて、各分解色ごとに光像を照射し、潜像を形成する。
ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除
電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電さ
せて、各分解色ごとに光像を照射し、潜像を形成する。
【0019】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
としたトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24
y,24c,24m,24Bkの動作により、各分解色
に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしてい
る。
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
としたトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24
y,24c,24m,24Bkの動作により、各分解色
に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしてい
る。
【0020】さらに、感光ドラム1上の現像されたトナ
ー画像は、記録材カセット7a,7b,7c,中間トレ
イ22または記録材トレイ7mより搬送系及び転写装置
5を介して感光ドラム1と対向した位置に供給された記
録材に転写する。転写装置5は、本実施例では、転写ド
ラム5a,転写帯電器5b,記録材を静電吸着させるた
めの吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g,内側帯
電器5d,外側帯電器5eとを有し、回転駆動されるよ
うに軸支された転写ドラム5aの周面開口域には誘電体
からなる記録材担持シート5fを円筒状に一体的に張設
している。記録材担持シート5fはポリカーボネートフ
ィルム等の誘電体シートを使用している(以下転写シー
ト5fと記述する)。
ー画像は、記録材カセット7a,7b,7c,中間トレ
イ22または記録材トレイ7mより搬送系及び転写装置
5を介して感光ドラム1と対向した位置に供給された記
録材に転写する。転写装置5は、本実施例では、転写ド
ラム5a,転写帯電器5b,記録材を静電吸着させるた
めの吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g,内側帯
電器5d,外側帯電器5eとを有し、回転駆動されるよ
うに軸支された転写ドラム5aの周面開口域には誘電体
からなる記録材担持シート5fを円筒状に一体的に張設
している。記録材担持シート5fはポリカーボネートフ
ィルム等の誘電体シートを使用している(以下転写シー
ト5fと記述する)。
【0021】ドラム状とされる転写装置、つまり転写ド
ラム5aを回転させるに従って感光ドラム1上のトナー
像は転写帯電器5bにより転写シート5fに担持された
記録材上に転写される。
ラム5aを回転させるに従って感光ドラム1上のトナー
像は転写帯電器5bにより転写シート5fに担持された
記録材上に転写される。
【0022】このように転写シート5fに吸着搬送され
る記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画
像を形成する。
る記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画
像を形成する。
【0023】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を
介してトレイ10に排紙する。
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離
帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を
介してトレイ10に排紙する。
【0024】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工
程に供する。
トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工
程に供する。
【0025】また、転写ドラム5aの記録材担持シート
5fの粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防
止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート5
fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラシ
15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5f
を介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ1
7の作用により清掃を行う。このような清掃は画像形成
前もしくは後に行い、また、ジャム(紙づまり)発生時
には随時行う。
5fの粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防
止するために、ファーブラシ14と記録材担持シート5
fを介して該ブラシ14に対向するバックアップブラシ
15や、オイル除去ローラ16と記録材担持シート5f
を介して該ローラ16に対向するバックアップブラシ1
7の作用により清掃を行う。このような清掃は画像形成
前もしくは後に行い、また、ジャム(紙づまり)発生時
には随時行う。
【0026】また、本実施例においては、所望のタイミ
ングで偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体
化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、
記録材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任
意に設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中
または電源オフ時には、転写ドラム5aと感光ドラム1
の間隔を離す。
ングで偏心カム25を動作させ、転写ドラム5aと一体
化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、
記録材担持シート5fと感光ドラム1とのギャップを任
意に設定可能な構成としている。例えば、スタンバイ中
または電源オフ時には、転写ドラム5aと感光ドラム1
の間隔を離す。
【0027】次に現像装置4におけるトナー濃度制御に
ついて説明する。図2にマゼンタ,シアン,イエローの
現像器を示す。マゼンタ現像器4m,シアン現像器4
c,イエロー現像器4yには現像剤濃度検知部200が
ついており、これは発光素子210,剤濃度受光素子2
20,比較光受光素子230,検出窓240,反射ミラ
ー250により構成される。発光素子210の発する波
長約960nmの近赤外光は、検出窓を通って現像器内
のトナーに反射し、剤濃度受光素子220で検知され、
トナー濃度信号として出力されると同時に、反射ミラー
250に反射して、比較光受光素子230によって検知
され、比較信号として出力される。この比較信号は発光
素子210の寿命等によるトナー濃度信号の変化を補正
するために用いられる。そして、現像時にそれぞれの現
像器に配置されている現像剤濃度検知部200で検知し
たこの二つの信号と、初期現像剤(トナーとキャリアが
所定の比で配合された新しい現像剤)のトナー濃度信号
である基準トナー濃度信号、初期現像剤の比較信号であ
る基準比較信号から現在の現像器内のトナー濃度の変化
量を求めることにより、それに応じたトナーを不図示の
ホッパから現像器に補給する。
ついて説明する。図2にマゼンタ,シアン,イエローの
現像器を示す。マゼンタ現像器4m,シアン現像器4
c,イエロー現像器4yには現像剤濃度検知部200が
ついており、これは発光素子210,剤濃度受光素子2
20,比較光受光素子230,検出窓240,反射ミラ
ー250により構成される。発光素子210の発する波
長約960nmの近赤外光は、検出窓を通って現像器内
のトナーに反射し、剤濃度受光素子220で検知され、
トナー濃度信号として出力されると同時に、反射ミラー
250に反射して、比較光受光素子230によって検知
され、比較信号として出力される。この比較信号は発光
素子210の寿命等によるトナー濃度信号の変化を補正
するために用いられる。そして、現像時にそれぞれの現
像器に配置されている現像剤濃度検知部200で検知し
たこの二つの信号と、初期現像剤(トナーとキャリアが
所定の比で配合された新しい現像剤)のトナー濃度信号
である基準トナー濃度信号、初期現像剤の比較信号であ
る基準比較信号から現在の現像器内のトナー濃度の変化
量を求めることにより、それに応じたトナーを不図示の
ホッパから現像器に補給する。
【0028】これに対し、ブラックトナーは同じ波長約
960nmの近赤外光を吸収してしまうため、現像器内
でのトナー濃度検知は行わず、感光ドラム1上に現像さ
れたブラックトナー像に対して波長約960nmの近赤
外光を照射し、感光ドラム1面上の反射成分とブラック
トナーによる吸収成分の比率から現像されたブラックト
ナー濃度を検知し、これから現像器内トナー濃度を算出
する。
960nmの近赤外光を吸収してしまうため、現像器内
でのトナー濃度検知は行わず、感光ドラム1上に現像さ
れたブラックトナー像に対して波長約960nmの近赤
外光を照射し、感光ドラム1面上の反射成分とブラック
トナーによる吸収成分の比率から現像されたブラックト
ナー濃度を検知し、これから現像器内トナー濃度を算出
する。
【0029】このドラム上光量検知センサ13はブラッ
ク現像器4Bkと転写帯電器5bの間に配置され、ブラ
ック現像器4Bkで現像されたブラックトナー像を転写
前に検知できる構成になっており、転写動作によるトナ
ー濃度変動がない状態で検知可能である。
ク現像器4Bkと転写帯電器5bの間に配置され、ブラ
ック現像器4Bkで現像されたブラックトナー像を転写
前に検知できる構成になっており、転写動作によるトナ
ー濃度変動がない状態で検知可能である。
【0030】次に本実施例の要部であるトナー濃度制御
装置におけるオートゲイン調整について詳細に説明す
る。
装置におけるオートゲイン調整について詳細に説明す
る。
【0031】まず、図3にゲイン設定回路を示す。現像
剤濃度検知部200で検知された反射光は0Vから5.
0Vの電気信号に変換されゲイン設定回路の入力信号3
01となる。308はラッチ回路であり、アドレスデコ
ーダ309からのチップセレクタ信号によってデータバ
スで送られてくるゲイン値をラッチする。305,31
0はオペアンプである。304はアナログスイッチであ
り、ラッチ回路308のデータによって抵抗303を切
り換え、オペアンプ305のゲイン値の調整を行う。オ
ペアンプ305,310によって増幅された入力信号が
出力信号311となり、A/Dコンバータでトナー濃度
信号へ変換される。このようにしてゲイン設定回路に0
0HからFFHのゲインを設定することによって現像剤
濃度検知部200で検知された電気信号を増幅する。
剤濃度検知部200で検知された反射光は0Vから5.
0Vの電気信号に変換されゲイン設定回路の入力信号3
01となる。308はラッチ回路であり、アドレスデコ
ーダ309からのチップセレクタ信号によってデータバ
スで送られてくるゲイン値をラッチする。305,31
0はオペアンプである。304はアナログスイッチであ
り、ラッチ回路308のデータによって抵抗303を切
り換え、オペアンプ305のゲイン値の調整を行う。オ
ペアンプ305,310によって増幅された入力信号が
出力信号311となり、A/Dコンバータでトナー濃度
信号へ変換される。このようにしてゲイン設定回路に0
0HからFFHのゲインを設定することによって現像剤
濃度検知部200で検知された電気信号を増幅する。
【0032】次にゲイン設定回路へ設定するゲイン値の
決定方法について述べる。トナー濃度制御では、基準ト
ナー濃度信号を所定の値に増幅するためのゲイン値を決
定する必要があり、このゲイン値を決定する方法を、基
準トナー濃度信号を4.0Vに調整する場合を例にとっ
て説明する。なお、本実施例では10bitのA/Dコ
ンバータを用いており、トナー濃度信号は000H(0
V)から3FFH(5.0V)の値で表される。
決定方法について述べる。トナー濃度制御では、基準ト
ナー濃度信号を所定の値に増幅するためのゲイン値を決
定する必要があり、このゲイン値を決定する方法を、基
準トナー濃度信号を4.0Vに調整する場合を例にとっ
て説明する。なお、本実施例では10bitのA/Dコ
ンバータを用いており、トナー濃度信号は000H(0
V)から3FFH(5.0V)の値で表される。
【0033】そして、ゲイン値Gは(1)ゲイン値の推
定、(2)初期現像剤と推定されたゲイン値を用いた調
整の順で決定される。なお、ゲイン値の設定は、画像形
成装置の補修後の装置の立上げ等の際に行われる。この
とき現像剤は新しい現像剤(初期現像剤)に入れ換えら
れている。
定、(2)初期現像剤と推定されたゲイン値を用いた調
整の順で決定される。なお、ゲイン値の設定は、画像形
成装置の補修後の装置の立上げ等の際に行われる。この
とき現像剤は新しい現像剤(初期現像剤)に入れ換えら
れている。
【0034】(1)ゲイン値の推定 図4に示すように所定のゲイン値Gmin,Gmaxと
それぞれのゲインに対応するA/D変換後の基準トナー
濃度信号ADmin,ADmax及び基準トナー濃度信
号の目標値ADtを用いて、次式により基準トナー濃度
信号をADtにするためのゲイン推定値G0を求める
(ゲインとトナー濃度信号レベルの比例関係から算出す
る)。
それぞれのゲインに対応するA/D変換後の基準トナー
濃度信号ADmin,ADmax及び基準トナー濃度信
号の目標値ADtを用いて、次式により基準トナー濃度
信号をADtにするためのゲイン推定値G0を求める
(ゲインとトナー濃度信号レベルの比例関係から算出す
る)。
【0035】 G0={(ADt-ADmin)(Gmax-Gmin)/(ADmax-ADmin)}+Gmin (1) Gmin=20H,Gmax=E0Hと設定し、それぞ
れのゲインに対応するA/D変換後の基準トナー濃度信
号がADmin=144H(1.58V),ADmax
=3FFH(5.0V)の場合、基準トナー濃度信号を
ADt=332H(4.0V)にするためのゲイン推定
値G0は式(1)よりG0=86Hとなる。
れのゲインに対応するA/D変換後の基準トナー濃度信
号がADmin=144H(1.58V),ADmax
=3FFH(5.0V)の場合、基準トナー濃度信号を
ADt=332H(4.0V)にするためのゲイン推定
値G0は式(1)よりG0=86Hとなる。
【0036】(2)推定されたゲイン値を用いた調整 初期現像剤を用いてトナー濃度を検出する。このときの
トナー濃度信号が基準トナー濃度信号である。
トナー濃度信号が基準トナー濃度信号である。
【0037】ゲイン推定値G0に対応するA/D変換後
の基準トナー濃度信号AD0は、図5に示すように、領
域1から領域3のいずれかに存在し、それぞれの場合に
ついて以下のような疎調整,微調整を行う。ここで、疎
調整とはゲイン値を8H刻みで増減させることを示し、
微調整とはゲイン値を2H刻みで増減させることを示
す。そして、AD0が領域2に入った場合のゲインを、
基準トナー濃度信号をADtとするゲインGとして決定
する。
の基準トナー濃度信号AD0は、図5に示すように、領
域1から領域3のいずれかに存在し、それぞれの場合に
ついて以下のような疎調整,微調整を行う。ここで、疎
調整とはゲイン値を8H刻みで増減させることを示し、
微調整とはゲイン値を2H刻みで増減させることを示
す。そして、AD0が領域2に入った場合のゲインを、
基準トナー濃度信号をADtとするゲインGとして決定
する。
【0038】1)AD0が領域1あるいは領域2に存在
する場合 図6に示すように、a.基準トナー濃度信号が領域3に
入るまでゲインを減らす疎調整を行い、b.基準トナー
濃度信号が領域2に入るまでゲインを増やす微調整を行
う。
する場合 図6に示すように、a.基準トナー濃度信号が領域3に
入るまでゲインを減らす疎調整を行い、b.基準トナー
濃度信号が領域2に入るまでゲインを増やす微調整を行
う。
【0039】2)AD0が領域3に存在する場合 図7に示すように、a.基準トナー濃度信号が領域1に
入るまでゲインを増やす疎調整を行い、b.基準トナー
濃度信号が領域2に入るまでゲインを減らす微調整を行
う。
入るまでゲインを増やす疎調整を行い、b.基準トナー
濃度信号が領域2に入るまでゲインを減らす微調整を行
う。
【0040】このように、本実施例によってオートゲイ
ン調整を効率良く行うことができる。
ン調整を効率良く行うことができる。
【0041】(実施例2)図10に本実施例のカラー画
像形成装置の操作部を示す。なおハードウエアの全体の
構成は実施例1と同様である。1001はタッチパネル
ディスプレイであり、通常はコピー枚数,選択用紙サイ
ズ,倍率,コピー濃度が表示されている。1002はリ
セットキーであり、コピーモードを標準モードに戻す。
1003はスタートキーであり、コピー動作を開始す
る。1004はストップキーであり、コピー動作を中断
する。1005はクリアキーであり、コピー枚数を1に
戻す。1006はテンキーであり、コピー枚数を設定す
る。1007はモードキーであり、このモードキーとテ
ンキーの0を同時に押すことによりタッチパネルディス
プレイには図11に示すサービスモード画面が表示され
る。サービスモード画面はサービスマンが操作を行うた
めのものであり、キーA,B,C,Dによってカラー画
像形成装置の各種初期設定を開始する。このうちのキー
Aを押すことによってオートゲイン調整が開始され、正
常にオートゲイン調整が終了した場合にはゲイン値が表
示され、調整途中で異常が発生した場合には異常内容が
表示される。
像形成装置の操作部を示す。なおハードウエアの全体の
構成は実施例1と同様である。1001はタッチパネル
ディスプレイであり、通常はコピー枚数,選択用紙サイ
ズ,倍率,コピー濃度が表示されている。1002はリ
セットキーであり、コピーモードを標準モードに戻す。
1003はスタートキーであり、コピー動作を開始す
る。1004はストップキーであり、コピー動作を中断
する。1005はクリアキーであり、コピー枚数を1に
戻す。1006はテンキーであり、コピー枚数を設定す
る。1007はモードキーであり、このモードキーとテ
ンキーの0を同時に押すことによりタッチパネルディス
プレイには図11に示すサービスモード画面が表示され
る。サービスモード画面はサービスマンが操作を行うた
めのものであり、キーA,B,C,Dによってカラー画
像形成装置の各種初期設定を開始する。このうちのキー
Aを押すことによってオートゲイン調整が開始され、正
常にオートゲイン調整が終了した場合にはゲイン値が表
示され、調整途中で異常が発生した場合には異常内容が
表示される。
【0042】本実施例では、実施例1のゲイン調整にお
いてゲイン推定値G0に対応するA/D変換後の基準ト
ナー濃度信号AD0がどの領域に存在しても、最終的に
は必ず領域3から領域2へ調整を行うことによって、基
準トナー濃度信号をADtへ調整した時の装置間のばら
つきを軽減する。
いてゲイン推定値G0に対応するA/D変換後の基準ト
ナー濃度信号AD0がどの領域に存在しても、最終的に
は必ず領域3から領域2へ調整を行うことによって、基
準トナー濃度信号をADtへ調整した時の装置間のばら
つきを軽減する。
【0043】(1)ゲイン値の推定 まず、基準比較信号の値を読み取り、基準比較信号レベ
ルが020H以下の場合は、発光素子の光量不足である
としてオートゲイン調整を中止し、図12に示すメッセ
ージを表示する。
ルが020H以下の場合は、発光素子の光量不足である
としてオートゲイン調整を中止し、図12に示すメッセ
ージを表示する。
【0044】次に、図4に示すように所定のゲイン値G
min,Gmaxとそれぞれのゲインに対応するA/D
変換後の基準トナー濃度信号ADmin,ADmax及
び基準トナー濃度信号の目標値ADtを用いて、次式に
より基準トナー濃度信号をADtにするためのゲイン推
定値G0を求める。
min,Gmaxとそれぞれのゲインに対応するA/D
変換後の基準トナー濃度信号ADmin,ADmax及
び基準トナー濃度信号の目標値ADtを用いて、次式に
より基準トナー濃度信号をADtにするためのゲイン推
定値G0を求める。
【0045】 G0={(ADt-ADmin)(Gmax-Gmin)/(ADmax-ADmin)}+Gmin (1) Gmin=20H,Gmax=E0Hと設定し、それぞ
れのゲインに対応するA/D変換後の基準トナー濃度信
号がADmin=144H(1.58V),ADmax
=3FFH(5.0V)の場合、基準トナー濃度信号を
ADt=332H(4.0V)にするためのゲイン推定
値G0は式(1)よりG0=86Hとなる。
れのゲインに対応するA/D変換後の基準トナー濃度信
号がADmin=144H(1.58V),ADmax
=3FFH(5.0V)の場合、基準トナー濃度信号を
ADt=332H(4.0V)にするためのゲイン推定
値G0は式(1)よりG0=86Hとなる。
【0046】(2)推定されたゲイン値を用いた調整 現像剤を初期現像剤として基準トナー濃度を検出し、基
準トナー濃度信号を得る。
準トナー濃度信号を得る。
【0047】ゲイン推定値G0に対応するA/D変換後
の基準トナー濃度信号AD0は図5に示すように領域1
から領域3のいずれかに存在し、それぞれの場合につい
て以下のような疎調整,微調整を行う。ここで、疎調整
とはゲイン値を8H刻み増減させることを示し、微調整
とはゲイン値を2H刻みで増減させることを示す。そし
て、AD0が領域2に入った場合のゲインを、基準トナ
ー濃度信号をADtとするゲインGとして決定する。
の基準トナー濃度信号AD0は図5に示すように領域1
から領域3のいずれかに存在し、それぞれの場合につい
て以下のような疎調整,微調整を行う。ここで、疎調整
とはゲイン値を8H刻み増減させることを示し、微調整
とはゲイン値を2H刻みで増減させることを示す。そし
て、AD0が領域2に入った場合のゲインを、基準トナ
ー濃度信号をADtとするゲインGとして決定する。
【0048】1)AD0が領域1あるいは領域2に存在
する場合 図8に示すように、a.基準トナー濃度信号が領域3に
入るまでゲインを減らす疎調整を行う。この時50回疎
調整を行っても基準トナー濃度信号が領域3に入らない
場合は異常があるとして、G=00Hを設定しゲイン調
整を停止し、図13に示すように表示部に異常内容を表
示する。b.さらに1回ゲインを減らす疎調整を行い、
c.基準トナー濃度信号が領域2に入るまでゲインを増
やす微調整を行う。この時50回微調整を行っても基準
トナー濃度信号が領域3に入らない場合は異常があると
して、G=00Hを設定しゲイン調整を停止し、図14
に示すように表示部に異常内容を表示する。
する場合 図8に示すように、a.基準トナー濃度信号が領域3に
入るまでゲインを減らす疎調整を行う。この時50回疎
調整を行っても基準トナー濃度信号が領域3に入らない
場合は異常があるとして、G=00Hを設定しゲイン調
整を停止し、図13に示すように表示部に異常内容を表
示する。b.さらに1回ゲインを減らす疎調整を行い、
c.基準トナー濃度信号が領域2に入るまでゲインを増
やす微調整を行う。この時50回微調整を行っても基準
トナー濃度信号が領域3に入らない場合は異常があると
して、G=00Hを設定しゲイン調整を停止し、図14
に示すように表示部に異常内容を表示する。
【0049】2)AD0が領域3に存在する場合 図9に示すように、a.基準トナー濃度信号が領域1に
入るまでゲインを増やす疎調整を行う。この時50回疎
調整を行っても基準トナー濃度信号が領域3に入らない
場合は異常があるとして、G=00Hを設定しゲイン調
整を停止し、図15に示すように表示部に異常内容を表
示する。b.基準トナー濃度信号が領域3に入るまでゲ
インを減らす疎調整を行う。この時50回疎調整を行っ
ても基準トナー濃度信号が領域3に入らない場合は異常
があるとして、G=00Hを設定しゲイン調整を停止
し、図13に示すように表示部に異常内容を表示する。
c.さらに1回ゲインを減らす疎調整を行い、d.基準
トナー濃度信号が領域2に入るまでゲインを増やす微調
整を行う。この時50回微調整を行っても基準トナー濃
度信号が領域3に入らない場合は異常があるとして、G
=00Hを設定しゲイン調整を停止し、図14に示すよ
うに表示部に異常内容を表示する。
入るまでゲインを増やす疎調整を行う。この時50回疎
調整を行っても基準トナー濃度信号が領域3に入らない
場合は異常があるとして、G=00Hを設定しゲイン調
整を停止し、図15に示すように表示部に異常内容を表
示する。b.基準トナー濃度信号が領域3に入るまでゲ
インを減らす疎調整を行う。この時50回疎調整を行っ
ても基準トナー濃度信号が領域3に入らない場合は異常
があるとして、G=00Hを設定しゲイン調整を停止
し、図13に示すように表示部に異常内容を表示する。
c.さらに1回ゲインを減らす疎調整を行い、d.基準
トナー濃度信号が領域2に入るまでゲインを増やす微調
整を行う。この時50回微調整を行っても基準トナー濃
度信号が領域3に入らない場合は異常があるとして、G
=00Hを設定しゲイン調整を停止し、図14に示すよ
うに表示部に異常内容を表示する。
【0050】このように、本実施例によって、オートゲ
イン調整を効率良く、ばらつき少なく行うことができ、
かつオートゲイン調整おいて異常があるときその旨表示
し、素子の故障等の発見を容易にする。
イン調整を効率良く、ばらつき少なく行うことができ、
かつオートゲイン調整おいて異常があるときその旨表示
し、素子の故障等の発見を容易にする。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基準トナー濃度信号を所定の値に増幅するゲイン値を推
定し、そのゲイン値から調整を開始することで、調整に
要する時間が大幅に減少し、オートゲイン調整を効率良
く行うことができる。また、推定したゲイン値からゲイ
ン値を上げる,下げるといった二方向の調整を行い、所
定回数ゲインを変化させても基準トナー濃度信号が所定
値に達しない場合、ゲイン調整を停止して異常内容を画
像形成装置の表示部に表示することで素子の故障等の発
見が容易となる。
基準トナー濃度信号を所定の値に増幅するゲイン値を推
定し、そのゲイン値から調整を開始することで、調整に
要する時間が大幅に減少し、オートゲイン調整を効率良
く行うことができる。また、推定したゲイン値からゲイ
ン値を上げる,下げるといった二方向の調整を行い、所
定回数ゲインを変化させても基準トナー濃度信号が所定
値に達しない場合、ゲイン調整を停止して異常内容を画
像形成装置の表示部に表示することで素子の故障等の発
見が容易となる。
【図1】 実施例1のカラー画像形成装置の概略断面図
【図2】 実施例1におけるマゼンタ,シアン,イエロ
ー現像器構成図
ー現像器構成図
【図3】 実施例1におけるゲイン設定回路図
【図4】 ゲイン値とトナー濃度信号の関係を表す図
【図5】 ゲイン推定値とトナー濃度信号の関係を表す
図
図
【図6】 実施例1における、目標値以上の基準トナー
濃度信号の変化を表す図
濃度信号の変化を表す図
【図7】 実施例1における、目標値未満の基準トナー
濃度信号の変化を表す図
濃度信号の変化を表す図
【図8】 実施例2における、目標値以上の基準トナー
濃度信号の変化を表す図
濃度信号の変化を表す図
【図9】 実施例2における、目標値未満の基準トナー
濃度信号の変化を表す図
濃度信号の変化を表す図
【図10】 実施例2のカラー画像形成装置の操作部を
表す図
表す図
【図11】 実施例2におけるサービスモード画面を表
す図
す図
【図12】 実施例2における、発光素子異常の表示を
示す図
示す図
【図13】 実施例2における、ゲイン減疎調整時エラ
ーの表示を示す図
ーの表示を示す図
【図14】 実施例2における、ゲイン増微調整時エラ
ーの表示を示す図
ーの表示を示す図
【図15】 実施例2における、ゲイン増疎調整時エラ
ーの表示を示す図
ーの表示を示す図
200 現像剤濃度検知部 305,310 オペアンプ 302,303 抵抗
Claims (3)
- 【請求項1】 現像剤濃度を測定する濃度測定手段と、
この濃度測定手段の出力を増幅しトナー濃度信号を得
る、ゲイン値可変の増幅手段と、この増幅手段で基準ト
ナー濃度信号の目標値が得られるゲイン値を推定するゲ
イン値推定手段と、このゲイン値推定手段で推定したゲ
イン値を前記増幅器に仮設定する仮設定手段と、初期現
像剤を測定して得た前記濃度測定手段の出力を、前記仮
設定手段によりゲイン値が仮設定された前記増幅器で増
幅して得た基準トナー濃度信号の値が、前記目標値近傍
の値になるように仮設定したゲイン値を調整し本設定す
る調整手段とを有するトナー濃度制御装置を備えたこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 調整手段は、仮設定したゲイン値を上げ
る,下げるの2方向の調整をして本設定のゲイン値を決
定するものであることを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。 - 【請求項3】 調整手段によって正常なゲイン値調整が
できないとき、ゲイン値調整を停止させると共に、異常
内容を当該画像形成装置の表示部へ表示させる制御手段
を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7171976A JPH0922180A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7171976A JPH0922180A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922180A true JPH0922180A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15933239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7171976A Withdrawn JPH0922180A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922180A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8634730B2 (en) | 2010-04-23 | 2014-01-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and image forming method using the same |
CN111112154A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-08 | 江苏章工智能科技有限公司 | 一种龙门分拣机机械手 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7171976A patent/JPH0922180A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8634730B2 (en) | 2010-04-23 | 2014-01-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and image forming method using the same |
CN111112154A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-05-08 | 江苏章工智能科技有限公司 | 一种龙门分拣机机械手 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |