JPH09221274A - 電線検尺装置 - Google Patents
電線検尺装置Info
- Publication number
- JPH09221274A JPH09221274A JP2952396A JP2952396A JPH09221274A JP H09221274 A JPH09221274 A JP H09221274A JP 2952396 A JP2952396 A JP 2952396A JP 2952396 A JP2952396 A JP 2952396A JP H09221274 A JPH09221274 A JP H09221274A
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- JP
- Japan
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- electric wire
- roll
- holder
- measuring
- wire
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電線に対する測長ロールと矯正ロールとの接
触圧力を一定に保つ。 【解決手段】 交互に対向させて電線2の曲がりを矯正
する複数の矯正ロール20,20′と、相対向させて該
電線を測長する一対の測長ロール14,14′とを有す
る電線検尺装置において、矯正ロール及び測長ロールの
一方側20,14を第一ホルダ15に、他方側20′,
14′を第二ホルダ15′にそれぞれ直列かつ回動自在
に軸支し、第一ホルダと第二ホルダとを電線挟持方向へ
移動することにより矯正ロールと測長ロールとの移動を
同期させると共に、移動量を電線径に応じて制御手段F
により調節する。また、制御手段が、サーボモータ26
と、サーボモータにより回転するボールネジ28と、第
一又は第二ホルダに形成されてボールネジに螺合するネ
ジ孔29とを有する。
触圧力を一定に保つ。 【解決手段】 交互に対向させて電線2の曲がりを矯正
する複数の矯正ロール20,20′と、相対向させて該
電線を測長する一対の測長ロール14,14′とを有す
る電線検尺装置において、矯正ロール及び測長ロールの
一方側20,14を第一ホルダ15に、他方側20′,
14′を第二ホルダ15′にそれぞれ直列かつ回動自在
に軸支し、第一ホルダと第二ホルダとを電線挟持方向へ
移動することにより矯正ロールと測長ロールとの移動を
同期させると共に、移動量を電線径に応じて制御手段F
により調節する。また、制御手段が、サーボモータ26
と、サーボモータにより回転するボールネジ28と、第
一又は第二ホルダに形成されてボールネジに螺合するネ
ジ孔29とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線測長用の測長
ロール及び電線の曲がり矯正用の矯正ロールと電線との
接触する圧力(以下、「接圧」と言う)を適切にする電
線検尺装置に関するものである。
ロール及び電線の曲がり矯正用の矯正ロールと電線との
接触する圧力(以下、「接圧」と言う)を適切にする電
線検尺装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の電線検尺装置(特開平4−
213012号公報)を示すものである。この電線検尺
装置aは、フレームbの上側支持板b′に回動自在に軸
支された一対のロールc1 ,c2 に架設された無端状ベ
ルトc′と、下側支持板b″に回動自在に軸支された一
対のロールd1 ,d2 に架設された無端状ベルトd′
と、上下ベルトc′,d′を駆動させるサーボモータe
と、下側支持板b″に回動自在に軸支されて電線fを測
長する測長ロールgと、上側支持板b′の位置を調節す
るアクチュエータhとで構成される。
213012号公報)を示すものである。この電線検尺
装置aは、フレームbの上側支持板b′に回動自在に軸
支された一対のロールc1 ,c2 に架設された無端状ベ
ルトc′と、下側支持板b″に回動自在に軸支された一
対のロールd1 ,d2 に架設された無端状ベルトd′
と、上下ベルトc′,d′を駆動させるサーボモータe
と、下側支持板b″に回動自在に軸支されて電線fを測
長する測長ロールgと、上側支持板b′の位置を調節す
るアクチュエータhとで構成される。
【0003】上側支持板b′がアクチュエータhのピス
トンロッドh′に取り付けられ、ピストンロッドh′の
伸縮により上側ベルトc′が下側ベルトd′方向に昇降
する。下側支持板b″はフレームbに固定されている。
そして、ロールc1 とロールd1 とが相対向すると共
に、ロールc2 と測長ロールgとが相対向している。
トンロッドh′に取り付けられ、ピストンロッドh′の
伸縮により上側ベルトc′が下側ベルトd′方向に昇降
する。下側支持板b″はフレームbに固定されている。
そして、ロールc1 とロールd1 とが相対向すると共
に、ロールc2 と測長ロールgとが相対向している。
【0004】アクチュエータhにより上側支持板b′を
下降させて、上側ベルトc′と下側ベルトd′とを係合
させると共に、上側ベルトc′と測長ロールgとを係合
させる。この状態で電線用リールjから電線fを引き出
して上側ベルトc′と測長ロールgとの間に挿入する。
上下ベルトc′,d′の回転により電線fが電線用リー
ルjから引き出され、測長ロールgが電極fを測長す
る。
下降させて、上側ベルトc′と下側ベルトd′とを係合
させると共に、上側ベルトc′と測長ロールgとを係合
させる。この状態で電線用リールjから電線fを引き出
して上側ベルトc′と測長ロールgとの間に挿入する。
上下ベルトc′,d′の回転により電線fが電線用リー
ルjから引き出され、測長ロールgが電極fを測長す
る。
【0005】しかしながら、上側ベルトc′の昇降がア
クチュエータhのピストンロッドh′により行われるか
ら、僅かな空気圧の変化によって電線への接圧が変化す
る恐れがあった。また、アクチュエータhの代わりにス
プリング(図示せず)を用いた場合には、電線径によっ
て接圧も変化するという欠点があった。
クチュエータhのピストンロッドh′により行われるか
ら、僅かな空気圧の変化によって電線への接圧が変化す
る恐れがあった。また、アクチュエータhの代わりにス
プリング(図示せず)を用いた場合には、電線径によっ
て接圧も変化するという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、電線径に依存することなく、常に電線への接圧
を一定に保つことができる電線検尺装置を提供すること
を目的とする。
に鑑み、電線径に依存することなく、常に電線への接圧
を一定に保つことができる電線検尺装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、交互に対向させて電線の曲がりを矯正す
る複数の矯正ロールと、相対向させて該電線を測長する
一対の測長ロールとを有する電線検尺装置において、前
記矯正ロール及び測長ロールの一方側を第一ホルダに、
他方側を第二ホルダにそれぞれ直列かつ回動自在に軸支
し、該第一ホルダと第二ホルダとを電線挟持方向へ移動
することにより該矯正ロールと測長ロールとの移動を同
期させると共に、該移動量を前記電線径に応じて制御手
段により調節する電線検尺装置を基本とする。また、前
記制御手段が、サーボモータと、該サーボモータにより
回転するボールネジと、前記第一又は第二ホルダに形成
されて該ボールネジに螺合するネジ孔とを有する電線検
尺装置も有効である。
に、本発明は、交互に対向させて電線の曲がりを矯正す
る複数の矯正ロールと、相対向させて該電線を測長する
一対の測長ロールとを有する電線検尺装置において、前
記矯正ロール及び測長ロールの一方側を第一ホルダに、
他方側を第二ホルダにそれぞれ直列かつ回動自在に軸支
し、該第一ホルダと第二ホルダとを電線挟持方向へ移動
することにより該矯正ロールと測長ロールとの移動を同
期させると共に、該移動量を前記電線径に応じて制御手
段により調節する電線検尺装置を基本とする。また、前
記制御手段が、サーボモータと、該サーボモータにより
回転するボールネジと、前記第一又は第二ホルダに形成
されて該ボールネジに螺合するネジ孔とを有する電線検
尺装置も有効である。
【0008】本発明によれば、矯正ロールと測長ロール
との一方側を第一ホルダ、他方側を第二ホルダにそれぞ
れ軸支し、第一及び第二ホルダを電線挟持方向へ移動す
ると矯正ロールと測長ロールとが同期して移動する。ま
た、その移動量が電線径に応じて調節されるから、電線
に対して矯正ロールと測長ロールとが常に一定した接触
圧力を与える。更に、ボールネジがサーボモータにより
回転し、ネジ孔を有する第一又は第二ホルダがボールネ
ジ上を電線挟持方向へ前進又は後退する。
との一方側を第一ホルダ、他方側を第二ホルダにそれぞ
れ軸支し、第一及び第二ホルダを電線挟持方向へ移動す
ると矯正ロールと測長ロールとが同期して移動する。ま
た、その移動量が電線径に応じて調節されるから、電線
に対して矯正ロールと測長ロールとが常に一定した接触
圧力を与える。更に、ボールネジがサーボモータにより
回転し、ネジ孔を有する第一又は第二ホルダがボールネ
ジ上を電線挟持方向へ前進又は後退する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態の具体例
を図面を参照して説明する。図1〜7は本発明に係る電
線検尺装置の一実施例を示すものである。図1におい
て、この電線検尺装置Aは、電線用リール1からの電線
2を引き出す検尺部Bと、検尺部Bと電線用リール1と
の間に配置されて引き出された電線2の長さを測定する
測長部Cと、測長部Cと電線用リール1との間に配置さ
れて電線2の曲がりを矯正する矯正部Dと、電線用リー
ル1から検尺部Bへ電線2を案内する電線用ノズルEと
で構成される。
を図面を参照して説明する。図1〜7は本発明に係る電
線検尺装置の一実施例を示すものである。図1におい
て、この電線検尺装置Aは、電線用リール1からの電線
2を引き出す検尺部Bと、検尺部Bと電線用リール1と
の間に配置されて引き出された電線2の長さを測定する
測長部Cと、測長部Cと電線用リール1との間に配置さ
れて電線2の曲がりを矯正する矯正部Dと、電線用リー
ル1から検尺部Bへ電線2を案内する電線用ノズルEと
で構成される。
【0010】検尺部Bは、図1,2及び3のように、電
線2に係合して電線2を引き出す一対の検尺ロール3,
3′と、各検尺ロール3(3′)と同軸な伝達ギア4
(4′)と、各伝達ギア4(4′)に噛合する連結ギア
5(5′)と、連結ギア5(5′)に噛み合うと共に同
軸同径で二段に形成された二段ギア6(6′)と、二段
ギア6に噛合すると共に同軸異径で二重に形成された二
重ギア7と、二重ギア7に噛合する駆動ギア8と、駆動
ギア8を回転させるサーボモータ9とをフレーム10に
各々回動自在に配置して成る。
線2に係合して電線2を引き出す一対の検尺ロール3,
3′と、各検尺ロール3(3′)と同軸な伝達ギア4
(4′)と、各伝達ギア4(4′)に噛合する連結ギア
5(5′)と、連結ギア5(5′)に噛み合うと共に同
軸同径で二段に形成された二段ギア6(6′)と、二段
ギア6に噛合すると共に同軸異径で二重に形成された二
重ギア7と、二重ギア7に噛合する駆動ギア8と、駆動
ギア8を回転させるサーボモータ9とをフレーム10に
各々回動自在に配置して成る。
【0011】サーボモータ9により駆動ギア8が反時計
回り回転(以下、「左回転」と言う)とすることで、二
重ギア7が時計回り回転(以下、「右回転」と言う)し
て二段ギア6が左回転する。二段ギア6の左回転によ
り、連結ギア5が右回転すると共に二段ギア6′が右回
転する。連結ギアの右回転によって伝達ギア4が左回転
して測長ロール3が左回転する。また、二段ギア6′が
右回転することで、連結ギア5′が左回転して伝達ギア
4′が右回転する。これにより、測長ロール3′が左回
転する。
回り回転(以下、「左回転」と言う)とすることで、二
重ギア7が時計回り回転(以下、「右回転」と言う)し
て二段ギア6が左回転する。二段ギア6の左回転によ
り、連結ギア5が右回転すると共に二段ギア6′が右回
転する。連結ギアの右回転によって伝達ギア4が左回転
して測長ロール3が左回転する。また、二段ギア6′が
右回転することで、連結ギア5′が左回転して伝達ギア
4′が右回転する。これにより、測長ロール3′が左回
転する。
【0012】測長部Cは、図1,4及び5に示す如く
に、第一ホルダ15と第二ホルダ15′とに各々回動自
在に軸支された測長ロール14,14′と、測長ロール
14′の上方に配置されたエンコーダ16とから成る。
エンコーダ16のロッド16aが測長ロール14′の軸
14′aに連結具17を介して係合している。検尺ロー
ル3,3′で引き出された電線2が測長ロール14,1
4′を回転させると、測長ロール14′の回転数により
エンコーダ16が電線2の測長をする。
に、第一ホルダ15と第二ホルダ15′とに各々回動自
在に軸支された測長ロール14,14′と、測長ロール
14′の上方に配置されたエンコーダ16とから成る。
エンコーダ16のロッド16aが測長ロール14′の軸
14′aに連結具17を介して係合している。検尺ロー
ル3,3′で引き出された電線2が測長ロール14,1
4′を回転させると、測長ロール14′の回転数により
エンコーダ16が電線2の測長をする。
【0013】矯正部Dは、図4の如くに、第一ホルダ1
5と第二ホルダ15′に各々回動自在に軸支された矯正
ロール20,20′である。矯正ロール20,20′は
交互に対向するように複数配置されている。電線2を矯
正ロール20,20′間に通して挟持させることによ
り、電線2の曲がりを矯正する。なお矯正ロールを支持
棒(図示せず)の一端に設け、支持棒の他端と第二ホル
ダとの間に例えばスプリング(図示せず)等を装着すれ
ば、電線2と矯正ロール20,20′とをより密接にす
ることができるから好ましい。
5と第二ホルダ15′に各々回動自在に軸支された矯正
ロール20,20′である。矯正ロール20,20′は
交互に対向するように複数配置されている。電線2を矯
正ロール20,20′間に通して挟持させることによ
り、電線2の曲がりを矯正する。なお矯正ロールを支持
棒(図示せず)の一端に設け、支持棒の他端と第二ホル
ダとの間に例えばスプリング(図示せず)等を装着すれ
ば、電線2と矯正ロール20,20′とをより密接にす
ることができるから好ましい。
【0014】電線用ノズルEは、図4のように、検尺ロ
ール3,3′間と、測長ロール14,14′間と、矯正
ロール20,20′間とに位置し、2個の支持台21,
21に取付具21′を介してボルト等で固定されてい
る。電線用ノズルEは、検尺ロール3,3′、測長ロー
ル14,14及び矯正ロール20,20′をそれぞれ受
け入れるための切欠部E1 ,E2 ,E3 が形成されてい
る。
ール3,3′間と、測長ロール14,14′間と、矯正
ロール20,20′間とに位置し、2個の支持台21,
21に取付具21′を介してボルト等で固定されてい
る。電線用ノズルEは、検尺ロール3,3′、測長ロー
ル14,14及び矯正ロール20,20′をそれぞれ受
け入れるための切欠部E1 ,E2 ,E3 が形成されてい
る。
【0015】図4に示す如くに、第一ホルダ15には測
長ロール14と矯正ロール20と、第二ホルダ15′に
は測長ロール14′と矯正ロール20′とが各々電線引
き出し方向に配置され、第一ホルダ15と第二ホルダ1
5′とが相対向している。電線用ノズルEと直交する方
向に一対のガイドレール22,22が載置され、ガイド
レール22,22上を第一ホルダ15が、駆動手段とし
てのエアシリンダ23の伸縮により進退移動する。な
お、第一ホルダ15の中央部分には、エアシリンダ23
のロッド23aと連結するための連結部15aが設けら
れている。
長ロール14と矯正ロール20と、第二ホルダ15′に
は測長ロール14′と矯正ロール20′とが各々電線引
き出し方向に配置され、第一ホルダ15と第二ホルダ1
5′とが相対向している。電線用ノズルEと直交する方
向に一対のガイドレール22,22が載置され、ガイド
レール22,22上を第一ホルダ15が、駆動手段とし
てのエアシリンダ23の伸縮により進退移動する。な
お、第一ホルダ15の中央部分には、エアシリンダ23
のロッド23aと連結するための連結部15aが設けら
れている。
【0016】図6に示すように、第二ホルダ15′は制
御手段Fを用いて電線用ノズルEと直交する方向へ移動
可能であると共に、電線径のサイズに応じてその移動量
を調節可能である。制御手段Fは、架台25に取り付け
られたサーボモータ26と、架台25上に固定された一
対の支え27a,27b間に設けられたボールネジ28
と、第二ホルダ15′に形成されてボールネジ28に螺
合されるネジ孔29とから成る。
御手段Fを用いて電線用ノズルEと直交する方向へ移動
可能であると共に、電線径のサイズに応じてその移動量
を調節可能である。制御手段Fは、架台25に取り付け
られたサーボモータ26と、架台25上に固定された一
対の支え27a,27b間に設けられたボールネジ28
と、第二ホルダ15′に形成されてボールネジ28に螺
合されるネジ孔29とから成る。
【0017】サーボモータ26の駆動ロール26aと、
ボールネジ28の一端に支え27aの内部で連結した支
軸28′に固定されたロール28aとにベルト30が架
設されている。また、一対の支え27a,27b間には
一対のガイド31,31が設けられ、第二ホルダ15′
にはガイド31に対するガイド溝32が形成されてい
る。サーボモータ26の回転がベルト30を介してボー
ルネジ28に伝達されると、ネジ孔29を貫通したボー
ルネジ28の回転により第二ホルダ15′がガイド31
上に移動する。
ボールネジ28の一端に支え27aの内部で連結した支
軸28′に固定されたロール28aとにベルト30が架
設されている。また、一対の支え27a,27b間には
一対のガイド31,31が設けられ、第二ホルダ15′
にはガイド31に対するガイド溝32が形成されてい
る。サーボモータ26の回転がベルト30を介してボー
ルネジ28に伝達されると、ネジ孔29を貫通したボー
ルネジ28の回転により第二ホルダ15′がガイド31
上に移動する。
【0018】次に、電線検尺装置Aの作用について説明
する。図1と7とに示すように、電線用リール1から検
尺ロール3,3′の回転により電線2が電線用ノズルE
内を通って引き出される。エアシリンダ23のロッド2
3aが伸びて第一ホルダ15が電線用ノズルE方向へ前
進すると、測長ロール14と矯正ロール20とが同期し
て移動し、各ロール14,20が電線2に接触する。
する。図1と7とに示すように、電線用リール1から検
尺ロール3,3′の回転により電線2が電線用ノズルE
内を通って引き出される。エアシリンダ23のロッド2
3aが伸びて第一ホルダ15が電線用ノズルE方向へ前
進すると、測長ロール14と矯正ロール20とが同期し
て移動し、各ロール14,20が電線2に接触する。
【0019】そして、サーボモータ26(図6)の回転
によりボールネジ28が回転して第二ホルダ15′が電
線用ノズルE方向へ前進すると、測長ロール14′と矯
正ロール20′とが同期して移動し各ロール14′,2
0′の電線2に突き当たる(図7)。電線2が引き出さ
れることで、測長ロール14,14′が回転し、エンコ
ーダ16(図5)により電線2が測長される。
によりボールネジ28が回転して第二ホルダ15′が電
線用ノズルE方向へ前進すると、測長ロール14′と矯
正ロール20′とが同期して移動し各ロール14′,2
0′の電線2に突き当たる(図7)。電線2が引き出さ
れることで、測長ロール14,14′が回転し、エンコ
ーダ16(図5)により電線2が測長される。
【0020】サーボモータ26(図6)の回転を数値制
御することで、任意の電線径に対応できるから、任意の
電線に対する測長ロール14,14′を矯正ロール2
0,20′との接圧を常に一定に保つことができる。こ
れにより、測長ロール20,20′によって電線を測長
する精度が向上する。
御することで、任意の電線径に対応できるから、任意の
電線に対する測長ロール14,14′を矯正ロール2
0,20′との接圧を常に一定に保つことができる。こ
れにより、測長ロール20,20′によって電線を測長
する精度が向上する。
【0021】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、第一ホ
ルダと第二ホルダとを電線挟持方向へ移動させることに
より矯正ロールと測長ロールとを同期させて移動するこ
とができる。また、その移動量を電線径に応じて調節す
るから、矯正ロールと測長ロールとが電線に対して常に
一定した接触圧力を与えることができる。
ルダと第二ホルダとを電線挟持方向へ移動させることに
より矯正ロールと測長ロールとを同期させて移動するこ
とができる。また、その移動量を電線径に応じて調節す
るから、矯正ロールと測長ロールとが電線に対して常に
一定した接触圧力を与えることができる。
【0022】更に、サーボモータによりボールネジを回
転させて第一又は第二ホルダを電線挟持方向へ前進又は
後退させるから、矯正ロールと測長ロールとの移動量を
微調節することができる。これにより、任意の電線径に
対する接触圧力を常に一定に保てるから、測長ロールに
よる電線の測長精度を向上させることができる。
転させて第一又は第二ホルダを電線挟持方向へ前進又は
後退させるから、矯正ロールと測長ロールとの移動量を
微調節することができる。これにより、任意の電線径に
対する接触圧力を常に一定に保てるから、測長ロールに
よる電線の測長精度を向上させることができる。
【図1】本発明に係る電線検尺装置の一実施例を示す全
体図である。
体図である。
【図2】図1における検尺部のK方向の図である。
【図3】図1における検尺部のL方向の図である。
【図4】図1における要部拡大図である。
【図5】図4のM方向の図である。
【図6】図4のN方向の図である。
【図7】図1において測長ロールと矯正ロールとが電線
を挟持した状態を示す図である。
を挟持した状態を示す図である。
【図8】従来の電線検尺装置を示す全体図である。
A 電線検尺装置 F 制御手段 2 電線 14,14′ 測長ロール 15 第一ホルダ 15′ 第二ホルダ 20,20′ 矯正ロール 26 サーボモータ 28 ボールネジ 29 ネジ孔
Claims (2)
- 【請求項1】 交互に対向させて電線の曲がりを矯正す
る複数の矯正ロールと、相対向させて該電線を測長する
一対の測長ロールとを有する電線検尺装置において、 前記矯正ロール及び測長ロールの一方側を第一ホルダ
に、他方側を第二ホルダにそれぞれ直列かつ回動自在に
軸支し、該第一ホルダと第二ホルダとを電線挟持方向へ
移動することにより該矯正ロールと測長ロールとの移動
を同期させると共に、該移動量を前記電線径に応じて制
御手段により調節することを特徴とする電線検尺装置。 - 【請求項2】 前記制御手段が、サーボモータと、該サ
ーボモータにより回転するボールネジと、前記第一又は
第二ホルダに形成されて該ボールネジに螺合するネジ孔
とを有することを特徴とする請求項1記載の電線検尺装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2952396A JPH09221274A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電線検尺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2952396A JPH09221274A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電線検尺装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09221274A true JPH09221274A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12278473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2952396A Withdrawn JPH09221274A (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 電線検尺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09221274A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2778860A1 (fr) * | 1998-05-25 | 1999-11-26 | Yazaki Corp | Buse de guidage de fil, unite a buses et mecanisme de fixation d'une telle unite |
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1996
- 1996-02-16 JP JP2952396A patent/JPH09221274A/ja not_active Withdrawn
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