JP2003043320A - 金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置および製造方法 - Google Patents

金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置および製造方法

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JP2003043320A
JP2003043320A JP2001234990A JP2001234990A JP2003043320A JP 2003043320 A JP2003043320 A JP 2003043320A JP 2001234990 A JP2001234990 A JP 2001234990A JP 2001234990 A JP2001234990 A JP 2001234990A JP 2003043320 A JP2003043320 A JP 2003043320A
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metal tube
length
feeding
metal
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JP2001234990A
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Yuji Tezuka
有二 手塚
Hiroshi Keiruma
浩 慶留間
Kazumasa Nemoto
和正 根本
Norifumi Kimura
典史 木村
Koji Nakamura
浩司 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンラインで余長を付与することができ、か
つ任意の余長率に調整することができる金属管被覆光フ
ァイバケーブルの製造装置および製造方法を提供するこ
と。 【解決手段】 金属管6内に光ファイバ5を導入し、金
属管被覆光ファイバケーブルを連続的に得る金属管被覆
光ファイバケーブルの製造装置1は、金属帯2から金属
管6に連続的に造管する造管機構4と、連続的に造管さ
れる金属管6内に光ファイバ5を連続的に送給する光フ
ァイバ送給機構7と、光ファイバ5が金属管に導入され
る前に光ファイバ5の送給長さを調整して所定の余長を
付与する余長付与機構9とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属管内に光ファ
イバを導入し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続的
に得る金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置および
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、光通信の発達にともない、光ファ
イバ技術が注目されているが、光ファイバ自体は通信ケ
ーブルとして強度的に十分ではないため、光ケーブルを
ステンレス等の金属管で被覆した金属管被覆光ファイバ
ケーブルが用いられている。このような金属管被覆光フ
ァイバケーブルにおいては、当該ケーブルに張力や側圧
が作用した際に光ファイバにこのような力が伝達される
と伝送効率および信頼性が低下するため、そのような力
が光ファイバに伝達されないように光ファイバが金属管
に密着することなく緩やかに装填される構造のものが求
められる。
【0003】このように金属管被覆光ファイバケーブル
を伝送効率および信頼性上好ましい構造とするために、
金属管の長さに対して光ファイバの長さが僅かに長くな
るように調整されるが、その際の光ファイバの余長の割
合、すなわち余長率を所定の値に調整する必要がある。
【0004】光ファイバの余長率を調整して金属管被覆
光ファイバケーブルを製造する技術としては、従来、金
属管に光ファイバを挿入した後、オフラインにて矯正ロ
ールまたは径の小さなプーリを通過させて金属管に半径
の小さな曲げを与えることにより金属管が長手方向に収
縮する効果を利用した技術(特許第2786720号)
や、巻取り機直に配置したキャプスタンにて金属管に張
力を加えて金属管を伸ばし、巻き取り直前でその張力を
開放することにより余長を入れる技術(特開平10−7
8537)が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のうち前者の技術では、条件が固定されてしまう
ため、途中での余長率の変化に対応して任意の余長率を
調整することができず、長手方向で均一な余長率を得る
ことが困難である。また、オフラインの作業であるため
効率が悪いという問題がある。
【0006】一方、後者の技術では余長は光ファイバの
バックテンションと関係があり、必ずしも正確な余長率
を得ることができず、また複数心光ファイバの場合に
は、光ファイバ心線間のばらつきが問題となる。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、オンラインで余長を付与することができ、か
つ任意の余長率に調整することができる金属管被覆光フ
ァイバケーブルの製造装置および製造方法を提供するこ
とを目的とする。また、オンラインにて高効率および高
精度で余長調整を行うことができ、余長率が長手方向に
均一な金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置および
製造方法を提供することを目的とする。さらに、複数心
光ファイバの場合に光ファイバ心線間での余長のばらつ
きが小さい金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置お
よび製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点では、金属管内に光ファイバを
導入し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続的に得る
金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置であって、金
属帯から金属管に連続的に造管する造管機構と、連続的
に造管される金属管内に光ファイバを連続的に送給する
光ファイバ送給機構と、光ファイバが前記金属管に導入
される前に光ファイバの送給長さを調整して所定の余長
を付与する余長付与機構とを具備することを特徴とする
金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置を提供する。
【0009】本発明の第2の観点では、金属管内に光フ
ァイバを導入し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続
的に得る金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置であ
って、金属帯から金属管に連続的に造管する造管機構
と、連続的に造管される金属管内に光ファイバを連続的
に送給する光ファイバ送給機構と、光ファイバが前記金
属管に導入される前に光ファイバの送給長さを調整して
所定の余長を付与する余長付与機構と、オンラインで光
ファイバの余長率を測定する余長率測定機構と、前記余
長率測定機構の測定値に基づいて前記余長付与機構を制
御してオンラインで光ファイバの余長率を制御する制御
機構とを具備することを特徴とする金属管被覆光ファイ
バケーブルの製造装置を提供する。
【0010】上記第1および第2の観点において、光フ
ァイバの張力を調整する張力調整機構をさらに具備する
ことが好ましい。
【0011】本発明の第3の観点では、金属管内に複数
本の光ファイバを導入し、金属管被覆光ファイバケーブ
ルを連続的に得る金属管被覆光ファイバケーブルの製造
装置であって、金属帯から金属管に連続的に造管する造
管機構と、連続的に造管される金属管内に複数本の光フ
ァイバを連続的に送給する光ファイバ送給機構と、光フ
ァイバが前記金属管に導入される前に各光ファイバごと
にその送給長さを調整して所定の余長を付与する余長付
与機構と、オンラインで各光ファイバの張力を調整する
張力調整機構とを具備することを特徴とする金属管被覆
光ファイバケーブルの製造装置を提供する。
【0012】本発明の第4の観点では、金属管内に複数
本の光ファイバを導入し、金属管被覆光ファイバケーブ
ルを連続的に得る金属管被覆光ファイバケーブルの製造
装置であって、金属帯から金属管に連続的に造管する造
管機構と、連続的に造管される金属管内に複数本の光フ
ァイバを連続的に送給する光ファイバ送給機構と、光フ
ァイバが前記金属管に導入される前に各光ファイバごと
にその送給長さを調整して所定の余長を付与する余長付
与機構と、オンラインで各光ファイバの張力を調整する
張力調整機構と、オンラインで各光ファイバの余長率を
測定する余長率測定機構と、前記余長率測定機構の測定
値に基づいて前記余長付与機構を制御してオンラインで
各光ファイバの余長率を制御する制御機構とを具備する
ことを特徴とする金属管被覆光ファイバケーブルの製造
装置を提供する。
【0013】上記第1から第4の観点において、前記余
長付与機構は、前記金属管へ送給される光ファイバが巻
き掛けられ送給方向と逆方向には回転しない逆転防止プ
ーリーと、前記逆転防止プーリーの下流側に設けられ、
前記金属管へ送給される光ファイバが巻き掛けられ光フ
ァイバを金属管へと送給する光ファイバ送給プーリー
と、前記逆転防止プーリーと前記光ファイバ送給プーリ
ーとの間に設けられ、前記逆転防止プーリーと前記光フ
ァイバ送給プーリーとの間の光ファイバをその送給方向
とは異なる方向に沿って所定振幅および所定周期で移動
させて光ファイバに余長を付与する余長付与プーリーと
を有する構成とすることができる。
【0014】また上記第1から第4の観点において、前
記余長付与機構は、光ファイバ送給方向に回転駆動され
光ファイバの余長を生成する回転駆動プーリーと、前記
回転駆動プーリーの回転速度を把握する回転速度把握機
構と、前記回転駆動プーリーで生成された余長分の光フ
ァイバを前記金属管に送給する余長付与ロールと、を有
し、前記回転速度把握機構の値に基づいて、所定の余長
の分だけ金属管よりも光ファイバが多く送出されるよう
に前記回転駆動プーリーを調整する構成とすることがで
きる。
【0015】本発明の第5の観点では、金属管内に光フ
ァイバを導入し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続
的に得る金属管被覆光ファイバケーブルの製造方法であ
って、連続的に造管される金属管内に光ファイバを連続
的に送給する途中、光ファイバが前記金属管に導入され
る前に光ファイバの送給長さを調整して所定の余長を付
与することを特徴とする金属管被覆光ファイバケーブル
の製造方法を提供する。
【0016】本発明の第6の観点では、金属管内に光フ
ァイバを導入し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続
的に得る金属管被覆光ファイバケーブルの製造方法であ
って、金属管被覆光ファイバケーブルの余長率を測定
し、この測定値に基づいて、連続的に造管される金属管
内に光ファイバを連続的に送給する途中、光ファイバが
前記金属管に導入される前に光ファイバが所定の余長率
になるように光ファイバの送給長さを調整して所定の余
長を付与することを特徴とする金属管被覆光ファイバケ
ーブルの製造方法を提供する。
【0017】本発明によれば、光ファイバが金属管に導
入される前に光ファイバの送給長さを調整して所定の余
長を付与する余長付与機構を設けたので、金属管の調整
とは異なり、光ファイバ自体を任意の長さ分だけ長くし
て余長を付与することができ、任意の余長率に調整する
ことができる。また、オンラインで余長を付与すること
ができるのでケーブル製造後の余長調整工程が不要とな
り、生産効率が著しく向上する。
【0018】また、上記第2の観点では、これに加え
て、オンラインで光ファイバの余長率を測定する余長率
測定機構と、この余長率測定機構の測定値に基づいて余
長付与機構を制御してオンラインで光ファイバの余長率
を制御する制御機構とを設け、実際の余長率を求めこれ
をフィードバックして所望の余長率になるように余長付
与機構を制御して余長を調整するので、オンラインにて
リアルタイムで余長率を制御することができ、高精度で
かつ長さ方向に均一な余長率を得ることができる。
【0019】さらに、上記第3の観点では、金属管内に
複数本の光ファイバを導入し、金属管被覆光ファイバケ
ーブルを連続的に得る金属管被覆光ファイバケーブルの
製造装置において、光ファイバが前記金属管に導入され
る前に各光ファイバごとにその送給長さを調整して所定
の余長を付与する余長付与機構と、オンラインで各光フ
ァイバの張力を調整する張力調整機構とを設けたので、
各光ファイバの張力のばらつきが防止され、光ファイバ
の張力のばらつきに起因する余長の不均一を防止するこ
とができる。
【0020】さらにまた、上記第4の観点では、上記構
成に加え、オンラインで各光ファイバの余長率を測定す
る余長率測定機構と、この余長率測定機構の測定値に基
づいて前記余長付与機構を制御してオンラインで各光フ
ァイバの余長率を制御する制御機構とを設けたので、オ
ンラインにてリアルタイムで各光ファイバの余長率を制
御することができ、長手方向に均一で、複数の光ファイ
バ心線間のばらつきがほとんどない余長調整を実現する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について具体的に説明する。
【0022】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係る金属管被覆光ファイバケーブルの製造
装置を示す模式図である。この金属管被覆光ファイバケ
ーブル製造装置1は、例えばステンレス鋼製の金属帯2
を送給する金属帯送給リール3と、金属帯2を造管する
造管ロールを有する造管装置4と、光ファイバ5を造管
された金属管6内に送給する光ファイバ送給リール7
と、光ファイバ送給リール7から送出された光ファイバ
5の張力を調整する張力調整機構8と、金属管6に送給
される前の光ファイバ5に余長を付与する余長付与機構
9を有している。そして、造管装置4で造管された後、
金属管6は溶接機(図示せず)により例えばレーザー溶
接されて金属管被覆光ファイバケーブルとなり、牽引手
段(図示せず)により牽引されつつ巻き取られる。
【0023】張力調整機構8は、光ファイバ送給リール
7から送出された光ファイバ5が巻き掛けられた移動可
能なプーリー11と、プーリー11に取り付けられ、支
点12aを中心に揺動可能なスイングアーム12とを有
しており、スイングアーム12に取り付けられた張力調
整ウエイト13の位置によって光ファイバ5の張力を調
節するようになっている。
【0024】余長付与機構9は、上記プーリー11から
上方に延びる光ファイバ5が巻き掛けられ、光ファイバ
5の向きを水平方向に方向転換する逆転防止付きプーリ
ー14と、プーリー14から水平に延びる光ファイバ5
が巻き掛けられ、光ファイバ5の向きを鉛直方向下方に
方向転換する逆転防止付きプーリー15と、プーリー1
5から鉛直下方に延びる光ファイバ5を水平方向に方向
転換し、光ファイバ5を金属管6に送給する光ファイバ
送給プーリー16と、逆転防止付きプーリー15と光フ
ァイバ送給プーリー16との間の1/2の位置に設けら
れた余長付与プーリー17とを有している。余長付与プ
ーリー17は、逆転防止付きプーリー15と光ファイバ
送給プーリー16とを結ぶ直線を中心として振幅A、振
動数Fで水平方向に移動して光ファイバ5に余長を付与
する。
【0025】このように構成される金属管被覆光ファイ
バケーブル製造装置においては、金属帯送給リール3か
ら例えばステンレス鋼製の金属帯2を送給し、造管装置
4により金属帯2を連続的に金属管6に造管しつつ、光
ファイバ送給リール7から送出された光ファイバ5を金
属管6に連続的に送給する。この際に光ファイバ5は、
張力調整機構8で張力が調整されるとともに、余長付与
機構9により、以下のようにして余長が付与される。す
なわち、光ファイバ5を送給しつつ、余長付与プーリー
17を逆転防止付きプーリー15と光ファイバ送給プー
リー16とを結ぶ直線を中心として振幅A、振動数Fで
水平方向に移動させる。この余長付与プーリー17の水
平移動にともなって光ファイバ5が余分に引き出される
こととなる。余長付与プーリー17が光ファイバ5が直
線となる位置に戻った時でも、逆転防止付きプーリー1
4および15は逆方向には回転しないので、余分に引き
出された光ファイバ5は余長分として造管装置4で円筒
状に造管された金属管6に送り込まれ、所定の余長率の
余長が付与されることとなる。ここで、逆転防止付きプ
ーリー14および15は、光ファイバ5の滑りによる余
長率精度の低下を防止するために、光ファイバ5と接触
する面を摩擦力の大きいゴム系の材料で構成することが
好ましい。
【0026】このようにして余長が付与された光ファイ
バ5が金属管6に導入され、その後溶接機により例えば
レーザー溶接され、牽引手段により牽引されつつ巻き取
られ、光ファイバ5に所定の余長をともなった金属管被
覆光ファイバケーブルが実現されることとなる。
【0027】余長付与機構9によって具体的に余長率を
調整するためには、余長付与プーリー17の振幅A(m
m)、振動数F(Hz)、逆転防止付きプーリー15と
光ファイバ送給プーリー16の間の距離L(mm)の3
つのパラメータを変化させる。これにより、任意の余長
率で余長を付与することができる。この際に、振動数F
(Hz)は、光ファイバ繰り出し線速(ライン線速)に
応じて余長が最も効率良く入る周波数になるような値に
設定することができる。ちなみに、振幅Aを20mmで
一定とし、振動数Fを上記のような値に設定した上で、
L(mm)を400mm、500mm、600mm、7
00mmとした時の余長率は、それぞれ0.49%、
0.32%、0.22%、0.16%となる。
【0028】このようにして金属管被覆光ファイバケー
ブルを製造する場合には、上記3つのパラメータを変化
させることにより光ファイバ自体を任意の長さ分だけ長
くして余長を付与することができるので、任意の余長率
に調整することができ、大きな余長率であっても容易に
対応することができる。また、オンラインで余長を付与
することができるため、ケーブル製造後の余長調整工程
が不要となり、製造効率が著しく向上する。また、この
際の余長付与は、余長付与プーリー17を移動させるだ
けで実現するため極めて簡便であり、従来技術のように
金属管に曲げ応力や引張り応力を付与する方法とは異な
るため、金属管にダメージを与えることもない。
【0029】なお、余長付与プーリー17を逆転防止付
きプーリー15と光ファイバ送給プーリー16との間の
1/2の位置に設け、余長付与プーリー17を光ファイ
バに対して垂直に移動するようにしたが、これに限るも
のではない。
【0030】上記例では、余長付与プーリー17の振幅
A(mm)、振動数F(Hz)、逆転防止付きプーリー
15と光ファイバ供給プーリー16の間の距離L(m
m)の3つのパラメータを変化させて余長を調整する場
合について示したが、実際の余長率を測定してそれをフ
ィードバックし、上記3つのパラメータの1つ以上を制
御することにより余長率を制御するようにしてもよい。
【0031】その具体例について図2を参照して説明す
る。この図2に示すように、高精度の速度測定手段(図
示せず)により、光ファイバ5の線速と金属管6を溶接
した後の巻き取りドラム直前での線速とをオンラインで
正確に測定し、これらを制御装置20に出力して光ファ
イバ5の余長率を求め、その値に応じて余長付与プーリ
ー17の移動機構および/または逆転防止付きプーリー
14、15の移動機構に信号を出力して上記3つのパラ
メータの1つ以上を制御し、余長を調整する。
【0032】このように、実際の余長率を求めこれをフ
ィードバックして所望の余長率になるように上記3つの
パラメータのうち1つ以上を制御して余長を調整するの
で、オンラインにてリアルタイムで余長率を制御するこ
とができ、高精度でかつ長さ方向に均一な余長率を得る
ことができる。
【0033】以上においては、金属管6に一本の光ファ
イバを導入する場合、すなわち光ファイバ単心の場合に
ついて示したが、複数心の場合にも適用可能である。つ
まり、複数心の場合には、以上のような余長付与機構9
を光ファイバの本数分用意し、個々の余長付与機構に上
記パラメータを設定することにより、心線ごとに任意の
余長を付与することができる。
【0034】しかしながら、一般的には、金属管被覆光
ファイバケーブルを造管成形する途中で、光ファイバの
滑りが生じたり、送水防止等を目的として金属管内にジ
ェリーが注入されたりするため、複数の光ファイバ間で
不可避的に余長のばらつきが生じてしまう。つまり、結
果として付与される余長は、金属管での光ファイバの引
き抜き張力と光ファイバサプライでの光ファイバ送り出
し張力との差でも影響されるため、金属管被覆光ファイ
バケーブルの製造過程で上述のような光ファイバの滑り
やジェリーの注入等の光ファイバ張力に影響を与える要
素があると、光ファイバ間で張力のばらつきに起因して
余長のばらつきが生じるのである。したがって、このよ
うな不都合を回避するためには、個々の光ファイバの張
力も同時に調整する必要がある。
【0035】光ファイバの張力を自動的に調整するため
には、図1,2に示すように張力調整用のスイングアー
ム12に取り付けられた張力調整ウエイト13の位置を
制御すればよい。具体的には、適宜の張力測定装置(図
示せず)にて個々の光ファイバ5の張力を測定し、その
測定信号に基づいて制御手段(図示せず)から張力調整
ウエイト13の駆動機構(図示せず)に電気信号を出力
して光ファイバ5の張力をフィードバック制御すればよ
い。これにより、オンラインで複数の光ファイバの張力
調整を行うことができ、光ファイバの張力のばらつきに
起因する余長の不均一を防止することができる。また、
このような張力調整と図2に示すオンラインでの余長調
整とを組み合わせることにより、長手方向に均一で、複
数の光ファイバ心線間のばらつきがほとんどない余長調
整を実現することができる。
【0036】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態に係る金属管被覆光ファイバケーブルの製造
装置を示す模式図である。この金属管被覆光ファイバケ
ーブル製造装置1′は、第1の実施形態と同様構造の、
金属帯送給リール3と、造管装置4と、光ファイバ送給
リール7と、張力調整機構8とを有しており、さらに第
1の実施形態の余長付与機構9とは構造が異なる余長付
与機構9′を有している。そして、造管装置4で造管さ
れた後、金属管6は溶接機(図示せず)により例えばレ
ーザー溶接されて金属管被覆光ファイバケーブルとな
り、牽引手段(図示せず)により牽引されつつ巻き取ら
れる。
【0037】余長付与機構9′は、上記プーリー11か
ら上方に延びる光ファイバ5が巻き掛けられ、光ファイ
バ5の向きを水平方向に方向転換する逆転防止付きプー
リー24と、プーリー24から水平に延びる光ファイバ
5が巻き掛けられ、光ファイバ5の向きを鉛直方向下方
に方向転換する回転駆動付きプーリー25と、このプー
リー25に設けられその回転にともなって回転するベル
トラップキャプスタン26と、ベルトラップキャプスタ
ン26を介して回転駆動付きプーリー25の回転線速を
把握するためのエンコーダ27と、回転駆動付きプーリ
ー25から鉛直下方に延びる光ファイバ5が巻き掛けら
れ、上下駆動装置付き逆転防止付きロール28と、ロー
ル28から送出される光ファイバ5を金属管6に導くガ
イドロール29とを有している。
【0038】このように構成される金属管被覆光ファイ
バケーブル製造装置においては、第1の実施形態と同
様、金属帯送給リール3から金属帯2を送給し、造管装
置4により金属帯2を連続的に金属管6に造管しつつ、
光ファイバ送給リール7から送出された光ファイバ5を
金属管6に連続的に送給する。この際に光ファイバ5
は、張力調整機構8で張力が調整されるとともに、余長
付与機構9′により、以下のようにして余長が付与され
る。すなわち、まず、溶接された後の巻き取りドラム直
前での金属管6の線速を測定し、この測定値とエンコー
ダ27の測定値に基づいてこの線速よりも所定の余長率
分(0.05〜0.6%)だけ光ファイバ5の繰り出し
速度が速くなるように回転駆動付きプーリー25の駆動
を調整する。これにより、光ファイバ5の余長が発生す
ることとなるが、単にこれだけでは光ファイバ5の弛み
量が増えていくだけであり、実際には余長が付与されな
い。したがって、この弛み量に相当する分を金属管6に
押し込むために、上下駆動装置付き逆転防止付きロール
28を所定の振幅および振動数で微小に上下振動させ
る。この際に、光ファイバ5に弛みが発生しないように
振幅および振動数の組み合わせを選択することにより余
長分の光ファイバ5は金属管6に押し込まれ光ファイバ
5に所望の余長が付与されることとなる。
【0039】このようにして金属管被覆光ファイバケー
ブルを製造する場合には、回転駆動付きプーリー25の
駆動を調整することにより光ファイバ自体を任意の長さ
分だけ長くして余長を付与することができるので、任意
の余長率に調整することができ、大きな余長率であって
も容易に対応することができる。また、オンラインで余
長を付与することができるため、ケーブル製造後の余長
調整工程が不要となり、製造効率が著しく向上する。ま
た、この際の余長付与は、回転駆動付きプーリー25の
駆動と逆転防止付きロール28の振動だけで実現するた
め極めて簡便であり、従来技術のように金属管に曲げ応
力や引張り応力を付与する方法とは異なるため、金属管
にダメージを与えることもない。
【0040】上記例では、回転駆動付きプーリー25の
回転速度を変化させることにより余長を調整する場合に
ついて示したが、実際の余長率を測定してそれをフィー
ドバックし、回転駆動付きプーリー25の回転速度を制
御することにより余長率を制御するようにしてもよい。
【0041】その具体例について図4を参照して説明す
る。この図4に示すように、高精度の速度測定手段(図
示せず)により、光ファイバ5の線速と金属管6を溶接
した後の巻き取りドラム直前での線速とをオンラインで
正確に測定し、これらを制御装置30に出力して光ファ
イバ5の余長率を求め、その値に応じて回転駆動付きプ
ーリー25の駆動機構に信号を出力してその回転速度を
制御し、余長を調整する。また、この際に、制御装置3
0からは上下駆動装置付き逆転防止付きロール28の駆
動機構にも信号が出力され、光ファイバ5に弛みが発生
せずに光ファイバ5が金属管6に送給されるようにその
振幅および振動数が制御される。
【0042】このように、実際の余長率を求めこれをフ
ィードバックして所望の余長率になるように回転駆動付
きプーリー25を制御して余長を調整するので、オンラ
インにてリアルタイムで余長率を制御することができ、
高精度でかつ長さ方向に均一な余長率を得ることができ
る。
【0043】以上においては、金属管6に一本の光ファ
イバを導入する場合、すなわち光ファイバ単心の場合に
ついて示したが、本実施形態においても、以上のような
余長付与機構9′を光ファイバの本数分用意し、個々の
余長付与機構に上記パラメータを設定することにより、
心線ごとに任意の余長を付与するようにすることにより
複数心にも適用することができる。
【0044】そして、本実施形態において、光ファイバ
の張力を自動的に調整するために、第1の実施形態と同
様、張力調整用のスイングアーム12に取り付けられた
張力調整ウエイト13の位置を制御すれば、オンライン
で光ファイバの張力を調整して、光ファイバ間の張力の
ばらつきを小さくすることができ、光ファイバの張力の
ばらつきに起因する余長の不均一を防止することができ
る。また、このような張力調整と図4に示すオンライン
での余長調整とを組み合わせることにより、長手方向に
均一で、複数の光ファイバ心線間のばらつきがほとんど
ない余長調整を実現することができる。
【0045】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々変更可能である。例えば、上記実施形態で
は余長付与機構として余長付与プーリーや回転駆動付き
プーリーを用いたが、これに限るものではない。また、
金属管の材料としてステンレス鋼を例示したが、これに
限らず、他の材料であってもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、光ファイバが金属管に
導入される前に光ファイバの送給長さを調整して所定の
余長を付与する余長付与機構を設けたので、金属管の調
整とは異なり、光ファイバ自体を任意の長さ分だけ長く
して余長を付与することができ、任意の余長率に調整す
ることができる。また、オンラインで余長を付与するこ
とができるのでケーブル製造後の余長調整工程が不要と
なり、生産効率が著しく向上し、製造コストの低減を実
現することができる。また、このように光ファイバの送
給長さを調整して余長を付与するので、金属管に応力を
かける必要がなく金属管にダメージを与えることがな
い。
【0047】また、これに加えて、実際の余長率を求め
これをフィードバックして所望の余長率になるように余
長付与機構を制御して余長を調整することにより、オン
ラインにてリアルタイムで余長率を制御することがで
き、高精度でかつ長さ方向に均一な余長率を得ることが
できる。
【0048】さらに、金属管内に複数本の光ファイバを
導入し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続的に得る
金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置において、光
ファイバが前記金属管に導入される前に各光ファイバご
とにその送給長さを調整して所定の余長を付与する余長
付与機構を設けるとともに、オンラインで各光ファイバ
の張力を調整する張力調整機構とを設けたので、各光フ
ァイバの張力のばらつきが防止され、光ファイバの張力
のばらつきに起因する余長の不均一を防止することがで
きる。
【0049】さらにまた、上記構成に加えて、オンライ
ンで各光ファイバの余長率を測定する余長率測定機構
と、余長率の測定値に基づいて余長付与機構を制御して
オンラインで各光ファイバの余長率を制御する制御機構
とを設けたので、オンラインにてリアルタイムで各光フ
ァイバの余長率を制御することができ、長手方向に均一
で、複数の光ファイバ心線間のばらつきがほとんどない
余長調整を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る金属管被覆光フ
ァイバケーブルの製造装置を示す模式図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る金属管被覆光フ
ァイバケーブルの製造装置の他の例を示す模式図。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る金属管被覆光フ
ァイバケーブルの製造装置を示す模式図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る金属管被覆光フ
ァイバケーブルの製造装置の他の例を示す模式図。
【符号の説明】
1,1′;金属管被覆光ファイバケーブルの製造装置 2;金属帯 3;金属帯送給リール 4;造管装置 5;光ファイバ 6;金属管 7;光ファイバ送給リール 8;張力調整機構 9,9′;余長付与機構 12;スイングアーム 13;張力調整ウエイト 14,15,24;逆転防止付きプーリー 16;光ファイバ送給プーリー 17;余長付与プーリー 20,30;制御装置 25;回転駆動付きプーリー 26;ベルトラップキャプスタン 27;エンコーダ 28;上下駆動装置付き逆転防止付きロール 29;ガイドロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 和正 東京都港区芝浦一丁目2番1号 株式会社 オーシーシー内 (72)発明者 木村 典史 東京都港区芝浦一丁目2番1号 株式会社 オーシーシー内 (72)発明者 中村 浩司 東京都港区芝浦一丁目2番1号 株式会社 オーシーシー内 Fターム(参考) 2H050 BA05 BA22 BC11 BD07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管内に光ファイバを導入し、金属管
    被覆光ファイバケーブルを連続的に得る金属管被覆光フ
    ァイバケーブルの製造装置であって、 金属帯から金属管に連続的に造管する造管機構と、 連続的に造管される金属管内に光ファイバを連続的に送
    給する光ファイバ送給機構と、 光ファイバが前記金属管に導入される前に光ファイバの
    送給長さを調整して所定の余長を付与する余長付与機構
    とを具備することを特徴とする金属管被覆光ファイバケ
    ーブルの製造装置。
  2. 【請求項2】 金属管内に光ファイバを導入し、金属管
    被覆光ファイバケーブルを連続的に得る金属管被覆光フ
    ァイバケーブルの製造装置であって、 金属帯から金属管に連続的に造管する造管機構と、 連続的に造管される金属管内に光ファイバを連続的に送
    給する光ファイバ送給機構と、 光ファイバが前記金属管に導入される前に光ファイバの
    送給長さを調整して所定の余長を付与する余長付与機構
    と、 オンラインで光ファイバの余長率を測定する余長率測定
    機構と、 前記余長率測定機構の測定値に基づいて前記余長付与機
    構を制御してオンラインで光ファイバの余長率を制御す
    る制御機構とを具備することを特徴とする金属管被覆光
    ファイバケーブルの製造装置。
  3. 【請求項3】 光ファイバの張力を調整する張力調整機
    構をさらに具備することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の金属被覆光ファイバケーブルの製造装
    置。
  4. 【請求項4】 金属管内に複数本の光ファイバを導入
    し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続的に得る金属
    管被覆光ファイバケーブルの製造装置であって、 金属帯から金属管に連続的に造管する造管機構と、 連続的に造管される金属管内に複数本の光ファイバを連
    続的に送給する光ファイバ送給機構と、 光ファイバが前記金属管に導入される前に各光ファイバ
    ごとにその送給長さを調整して所定の余長を付与する余
    長付与機構と、 オンラインで各光ファイバの張力を調整する張力調整機
    構とを具備することを特徴とする金属管被覆光ファイバ
    ケーブルの製造装置。
  5. 【請求項5】 金属管内に複数本の光ファイバを導入
    し、金属管被覆光ファイバケーブルを連続的に得る金属
    管被覆光ファイバケーブルの製造装置であって、 金属帯から金属管に連続的に造管する造管機構と、 連続的に造管される金属管内に複数本の光ファイバを連
    続的に送給する光ファイバ送給機構と、 光ファイバが前記金属管に導入される前に各光ファイバ
    ごとにその送給長さを調整して所定の余長を付与する余
    長付与機構と、 オンラインで各光ファイバの張力を調整する張力調整機
    構と、 オンラインで各光ファイバの余長率を測定する余長率測
    定機構と、 前記余長率測定機構の測定値に基づいて前記余長付与機
    構を制御してオンラインで各光ファイバの余長率を制御
    する制御機構とを具備することを特徴とする金属管被覆
    光ファイバケーブルの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記余長付与機構は、 前記金属管へ送給される光ファイバが巻き掛けられ送給
    方向と逆方向には回転しない逆転防止プーリーと、 前記逆転防止プーリーの下流側に設けられ、前記金属管
    へ送給される光ファイバが巻き掛けられ光ファイバを金
    属管へと送給する光ファイバ送給プーリーと、 前記逆転防止プーリーと前記光ファイバ送給プーリーと
    の間に設けられ、前記逆転防止プーリーと前記光ファイ
    バ送給プーリーとの間の光ファイバをその送給方向とは
    異なる方向に沿って所定振幅および所定周期で移動させ
    て光ファイバに余長を付与する余長付与プーリーとを有
    することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか
    1項に記載の金属管被覆光ファイバケーブルの製造装
    置。
  7. 【請求項7】 前記余長付与機構は、 光ファイバ送給方向に回転駆動され光ファイバの余長を
    生成する回転駆動プーリーと、 前記回転駆動プーリーの回転速度を把握する回転速度把
    握機構と、 前記回転駆動プーリーで生成された余長分の光ファイバ
    を前記金属管に送給する余長付与ロールと、を有し、前
    記回転速度把握機構の値に基づいて、所定の余長の分だ
    け金属管よりも光ファイバが多く送出されるように前記
    回転駆動プーリーを調整することを特徴とする請求項1
    から請求項5のいずれか1項に記載の金属管被覆光ファ
    イバケーブルの製造装置。
  8. 【請求項8】 金属管内に光ファイバを導入し、金属管
    被覆光ファイバケーブルを連続的に得る金属管被覆光フ
    ァイバケーブルの製造方法であって、 連続的に造管される金属管内に光ファイバを連続的に送
    給する途中、光ファイバが前記金属管に導入される前に
    光ファイバの送給長さを調整して所定の余長を付与する
    ことを特徴とする金属管被覆光ファイバケーブルの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 金属管内に光ファイバを導入し、金属管
    被覆光ファイバケーブルを連続的に得る金属管被覆光フ
    ァイバケーブルの製造方法であって、 金属管被覆光ファイバケーブルの余長率を測定し、この
    測定値に基づいて、連続的に造管される金属管内に光フ
    ァイバを連続的に送給する途中、光ファイバが前記金属
    管に導入される前に光ファイバが所定の余長率になるよ
    うに光ファイバの送給長さを調整して所定の余長を付与
    することを特徴とする金属管被覆光ファイバケーブルの
    製造方法。
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