JPH09220546A - 超音波洗浄装置 - Google Patents

超音波洗浄装置

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JPH09220546A
JPH09220546A JP4840496A JP4840496A JPH09220546A JP H09220546 A JPH09220546 A JP H09220546A JP 4840496 A JP4840496 A JP 4840496A JP 4840496 A JP4840496 A JP 4840496A JP H09220546 A JPH09220546 A JP H09220546A
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JP
Japan
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cleaning
ultrasonic
liquid
cleaning liquid
ultrasonic oscillating
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JP4840496A
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English (en)
Inventor
栄 ▲えび▼沢
Sakae Ebisawa
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DENSHI SANGYO TOHOKU KK
Original Assignee
DENSHI SANGYO TOHOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、技術及び品質の向上を図る
ことのできる超音波洗浄装置を提供することにある。 【解決手段】 超音波振動ヘッドを含む超音波振動装置
と、前記超音波振動ヘッドを被洗浄物の洗浄位置に移動
する移動装置と、前記洗浄位置に洗浄液を注入する洗浄
液注入装置と、前記超音波振動ヘッドの振動による前記
被洗浄物の洗浄後に生じる洗浄液と汚染物の混合液を吸
引する吸引排気装置とからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波洗浄装置に関
し、特に印刷スクリーンの洗浄に適する超音波洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】PWB実装技術の向上に伴い、表面実装
が精密化され高度なクリーム半田の印刷技術が要求され
て来ている。また、昨今は、特にQFPのファインピッ
チ化が進み、例えば印刷巾が0.35mm、印刷高さが
150ミクロン程度のものまで要求されている。これら
の要求を満足させるためには、印刷スクリーンのシビア
な管理を施さなければならない。特に、印刷作業後のス
クリーン洗浄は必要不可欠なものとなる。しかし、洗浄
液の定番であったフロンの使用が規制されてから、安全
性、洗浄性、低コスト性に富んだ洗浄方法がなく、低品
質を余儀ないものとされてきた。
【0003】現在、一般的に用いられているクリーム半
田印刷スクリーンの洗浄方法には、代表的なもので下記
に示す4種類が有る。第1の方法は、スクリーンを丸ご
と洗浄液槽に入れ、槽内部に取り付た超音波振動ヘッド
で洗浄液を振動させ洗浄する方法である。第2の方法
は、スクリーンを丸ごと洗浄液槽に入れ、槽内部に取り
付けた超音波振動ヘッドをスクリーンに直接接触させ
て、スクリーンを振動させ洗浄する方法である。第3の
方法は、高圧な洗浄液をスクリーンに吹きかけ、洗い流
す方法である。第4の方法は、スクリーンに洗浄液を手
動で少量注入し、超音波振動ヘッドを手で押し付けスク
リーンを振動させ、付着しているクリーム半田の粒子を
振るい落とす洗浄方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の各方法
は次の様な問題点があった。すなわち、第1及び第2の
方法は、大量の洗浄液を必要とすると共にそれに伴い廃
液も相当量発生する。また、スクリーン全体を洗浄液に
浸透させるので、スクリーン枠とスクリーンを接着させ
る方法が特殊なものになるためコスト高となる。その
上、洗浄後の液切り、乾燥に時間がかかり効率が非常に
悪い。次に、第3の方法は、洗浄液がミスト化するた
め、回収効率が悪く、可燃性の液が使用できないのでど
うしても水系の洗浄液に限定され、それにより洗浄性が
悪くなりかつ乾燥性も悪い。以上の3つの方法は洗浄液
の循環処理、乾燥、廃液処理等コスト高となる要因が多
い。さらに、第4の方法は、上記の3つの方法における
問題点を解決しているが、洗浄性から考えると半田の粒
子が飛散して再付着するため良い方法とはいえない。ま
た、人間による洗浄であるため洗浄ムラが発生する。そ
の上、作業中液の蒸気を吸入してしまうので安全衛生法
有機則に基づいた対策が必要である。
【0005】本発明の目的は、上述の従来の洗浄方法に
おける問題点を解消し、技術及び品質の向上を図ること
のできる超音波洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る超音波洗浄
装置は、超音波振動ヘッドを含む超音波振動装置と、前
記超音波振動ヘッドを被洗浄物の洗浄位置に移動する移
動装置と、前記洗浄位置に洗浄液を注入する洗浄液注入
装置と、前記超音波振動ヘッドの振動による前記被洗浄
物の洗浄後に生じる洗浄液と汚染物の混合液を吸引する
吸引排気装置とからなるものである。
【0007】また、本発明に係る超音波洗浄装置は、さ
らに、洗浄時間を任意に設定するための洗浄時間設定装
置を含み、前記超音波振動ヘッドは、前記洗浄時間設定
装置で設定された洗浄時間の間能動状態となるように制
御されるものである。
【0008】また、本発明に係る超音波洗浄装置は、被
洗浄物が印刷スクリーンであり、移動装置は2軸ロボッ
トである。
【0009】
【作用】超音波振動ヘッドが2軸ロボットにより洗浄物
すなわち印刷スクリーンの洗浄位置に移動して、上下シ
リンダにより印刷スクリーンに当接され、この洗浄位置
に適量の洗浄液が自動注入され、洗浄時間設定装置で設
定した洗浄時間の間自動的に洗浄が行われる。被洗浄物
の洗浄後、洗浄液と汚染物の混合液は吸引排気装置で吸
引されるので、剥離した汚染物すなわち半田クリームの
粒子は、印刷スクリーンに再度付着することはなく、良
好な洗浄作業が行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る超音波洗浄
装置の一実施例の概略構成図であり、(A)は内部透視
側面図、(B)は正面図である。図1において、1は超
音波振動装置、2は移動装置としての2軸ロボット、3
は洗浄液注入装置、4は吸引排気装置、5は載置台、6
は被洗浄物(印刷スクリーン)、7は開閉扉、8は開閉
扉7の中央部に形成されたアクリル板等による透明のぞ
き窓、9は操作パネル、10はパトライト、11は取り
外しパネル、12は昇降脚、13はキャスターである。
超音波振動装置1は、超音波振動ヘッド1aと、上下シ
リンダ1bと、超音波発信器1cと、制御盤1dとから
なる。移動装置2は例えば2軸ロボットであり、操作パ
ネル9上での座標設定が可能なものである。洗浄液注入
装置3は、液注入パイプ3aと、液送管3bと、液タン
ク3cとからなる。吸引排気装置4は、吸塵フィルタ4
aと、フィルタサポート4bと、排気ダクト4cと、排
気ファン4dと、排気口4eとからなる。操作パネル9
には、超音波洗浄装置を動作させるための種々の操作ボ
タン等が配置されており、その中にはスタートスイッチ
及び洗浄時間設定部も配置されている。
【0011】まず、印刷スクリーン6を洗浄装置の載置
台5にセットし、印刷スクリーン6における洗浄したい
位置の座標を操作パネル9において設定し、スタートス
イッチを押すと、2軸ロボット2により超音波振動ヘッ
ド1aが設定された洗浄位置まで移動する。次に、図2
に示すように、洗浄液注入装置3の自動液注入パイプ3
aより洗浄液が洗浄位置に定量(例えば約1cc)注入
され、上下シリンダ1bによって超音波振動ヘッド1a
が下降し印刷スクリーン6に当接する。
【0012】そこで、操作パネル9上の洗浄時間設定装
置で設定した洗浄時間の間超音波振動ヘッド1aが超音
波振動することによって、印刷スクリーン6の洗浄位置
の透孔6aに付着している汚染物すなわちクリーム半田
が剥離する。剥離したクリーム半田の粒子と洗浄液の混
合液は、吸引排気装置4の吸引排気によって吸塵フィル
タ4aに吸収され印刷スクリーン6への再付着が防止さ
れ、その結果印刷スクリーン6が洗浄される。吸引排気
装置4の構造と洗浄液注入装置3の洗浄液の適切な使用
量とにより、廃液が発生せず、その蒸気は、安全衛生法
有機則に基づく排気ダクト4c及び排気ファン4dによ
って排気口4eから屋外に排出される。
【0013】以上説明したように、超音波振動と吸引排
気とによって洗浄時間設定回路で設定された洗浄時間の
間自動的に信頼性の高い洗浄が行われる。また、2軸ロ
ボット2の制御方法を予め仮想の洗浄位置を設定してお
き、操作者は、その位置を指定するだけの簡単さとコス
トダウンを実現することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る超音波洗浄装置によれば次
のような効果が得られる。 (1)クリーム半田印刷スクリーンの洗浄が、完全且つ
容易に実現できることによって、昨今のPWB表面実装
技術動向にマッチした生産が可能となる。 (2)洗浄したい位置を指定することによって、その位
置を一定時間少量な定量洗浄液でむらなく洗浄できる。 (3)フロン、エタン等の有害物質を使わず洗浄でき
る。 (4)洗浄液を自動供給にすることによって、ムダなく
少量で洗浄できる。 (5)洗浄クリーム半田の粒子が飛散し再付着しないよ
うに、フィルターを用いた廃液回収手段が付いている。 (6)人間、地球にやさしい装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超音波洗浄装置の一実施例を示す
概略構成図であり、(A)は内部透視側面図、(B)は
正面図である。
【図2】図1(A)の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 超音波振動装置 1a 超音波振動ヘッド 1b 上下シリンダ 1c 超音波発信器 1d 制御盤 2 移動装置 3 洗浄液注入装置 3a 液注入パイプ 3b 液送管 3c 液タンク 4 吸引排気装置 4a 吸塵フィルタ 4b フィルタサポート 4c 排気ダクト 4d 排気ファン 4e 排気口 5 載置台 6 印刷スクリーン 7 開閉窓 8 透明のぞき窓 9 操作パネル 10 パトライト 11 取り外しパネル 12 昇降脚 13 キャスター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動ヘッドを含む超音波振動装置
    と、前記超音波振動ヘッドを被洗浄物の洗浄位置に移動
    する移動装置と、前記洗浄位置に洗浄液を注入する洗浄
    液注入装置と、前記超音波振動ヘッドの振動による前記
    被洗浄物の洗浄後に生じる洗浄液と汚染物の混合液を吸
    引する吸引排気装置とからなることを特徴とする超音波
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、さらに、
    洗浄時間を任意に設定するための洗浄時間設定装置を含
    み、前記超音波振動装置は、前記洗浄時間設定装置で設
    定された洗浄時間の間能動状態となるように制御される
    超音波洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の装置において、
    被洗浄物は印刷スクリーンである超音波洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の装置において、
    移動装置は2軸ロボットである超音波洗浄装置。
JP4840496A 1996-02-13 1996-02-13 超音波洗浄装置 Pending JPH09220546A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240248A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Tani Electronics Corp 洗浄液を使用するスクリーン版清掃装置
KR100525449B1 (ko) * 2000-12-27 2005-11-02 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 초음파 세정장치를 구비한 스텐실 프린터
CN103241845A (zh) * 2013-05-20 2013-08-14 苏州嘉目工程有限公司 一种水管除垢装置
CN106767970A (zh) * 2015-11-20 2017-05-31 无锡南方声学工程有限公司 一种滤芯夹持支架机构

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