JPH09220131A - シートのリクライニング装置 - Google Patents

シートのリクライニング装置

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Publication number
JPH09220131A
JPH09220131A JP3102596A JP3102596A JPH09220131A JP H09220131 A JPH09220131 A JP H09220131A JP 3102596 A JP3102596 A JP 3102596A JP 3102596 A JP3102596 A JP 3102596A JP H09220131 A JPH09220131 A JP H09220131A
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JP
Japan
Prior art keywords
arm
seat
upper arm
arms
viscous coupling
Prior art date
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Pending
Application number
JP3102596A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ono
大輔 小野
Yasushi Yoshikawa
靖司 吉川
Yasuo Ohashi
保夫 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Viscodrive Japan Ltd
Araco Co Ltd
Original Assignee
Viscodrive Japan Ltd
Araco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Viscodrive Japan Ltd, Araco Co Ltd filed Critical Viscodrive Japan Ltd
Priority to JP3102596A priority Critical patent/JPH09220131A/ja
Publication of JPH09220131A publication Critical patent/JPH09220131A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートのリクライニング装置の耐衝撃性を高
め、構造を簡略化し、使用感を向上させる。 【解決手段】 シートクッションフレームの後部両側に
取り付けた1対のロアアームと、シートバックフレーム
20の下部両側に固定した1対のアッパアームは、水平
な軸線Oを中心としてそれらの間の角度が調整可能とな
るように連結されている。互いに対応する一方のロアア
ーム12とアッパアーム22の間にはロアアームに対す
るアッパアームの傾斜角度を調整してその位置に保持す
る傾斜角度調整機構30を設け、互いに対応する他方の
ロアアーム13とアッパアーム23はビスカスカップリ
ング40を介して連結する。ビスカスカップリングは、
ハウジング41とハブ42の間の抵抗トルクが、その間
の相対回動速度が増大するにつれて急激に増大し、ある
限度を越えれば相対回動を阻止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に使用するシートのリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシートでは、車体に取り付けた
シートクッションフレームの後部両側に設けた1対のロ
アアームと、シートバックフレームの下部両側に固定し
た1対のアッパアームを水平な軸線を中心として互いに
回動可能に連結し、両側の各ロアアームとアッパアーム
の間にはそれぞれロアアームに対するアッパアームの傾
斜角度を調整してその位置に保持する傾斜角度調整機構
を設けている。そしてこの両側の傾斜角度調整機構は一
方(通常は車体外側に近い方)だけに調整用のリクライ
ニングアームあるいはノブを設けて操作し、他方の傾斜
角度調整機構は横方向に延びる連動ロッドを介して作動
させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
リクライニング装置は、両側に傾斜角度調整機構を設け
これらを連動ロッドで連動しているので部品点数が多く
なり、組立の手間も要するので製造コストが増大する。
またシートの後部下方を横切る連動ロッドが、シートの
前後位置や高さを調整する調整機構と干渉して、これら
の各機構の配置が制約を受けるおそれもある。更に、よ
く使用されるポール・ラチェット式の傾斜角度調整機構
ではシートバックを前側に付勢する戻しばねを設けてい
るので、調整のためにポールの係合を外した際にシート
バックが急激に前向きに跳ね上がって倒れ、使用感が悪
いという問題もある。本発明はこのような各問題を解決
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるシートのリ
クライニング装置は、車体に取り付けたシートクッショ
ンフレームの後部両側に設けた1対のロアアームと、シ
ートバックフレームの下部両側に固定した1対のアッパ
アームを、水平な軸線を中心としてそれらの間の角度が
調整可能となるように連結してなるシートのリクライニ
ング装置に関するものであり、互いに対応する一方のロ
アアームとアッパアームの間にはこのロアアームに対す
るアッパアームの傾斜角度を調整してその位置に保持す
る傾斜角度調整機構を設け、互いに対応する他方のロア
アームとアッパアームはビスカスカップリングを介して
連結したものである。このビスカスカップリングは、イ
ンナロアアームとインナアッパアームにそれぞれ取り付
けられて互いに回動自在に設けられたハウジングとハブ
により液密に形成された円筒状の空間内にハウジングと
共に回転する多数のアウタプレートとハブと共に回転す
る多数のインナプレートを僅かの隙間をおいて交互に配
置し、空間内の残る部分を粘性流体及び気体により充填
したものであり、ハウジングとハブの間の抵抗トルク
は、その間の相対回動速度及び作動時間が小さいときは
小さいが、相対回動速度及び作動時間がある限度を越え
れば急激に増大し、遂にはアウタ及びインナプレートが
直接接触して相対回動を阻止するものである。追突など
により生じた大きな衝撃的負荷トルクは、このように急
激に増大する抵抗トルク特性を有するビスカスカップリ
ングにより主として受け止められる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に図示の実施の形態により本
発明の説明をする。図1〜図3に示す1対のシートレー
ル10,11はそれぞれがレール部10a,11a及び
プレート部10b,11bよりなり、各プレート部10
b,11bはシートクッション18のフレーム(図示省
略)の両側に固定されると共に各ロアアーム12,13
がボルト17により固定され、各レール部10a,11
aは車体の床面に固定された左右の各シートロアレール
(図示省略)に前後方向摺動可能に支持されている。鋼
管をループ状に形成したシートバックフレーム20のフ
レーム本体21の下部両側には、アッパアーム22,2
3が固着されている。
【0006】車体外側に近い一方のアウタロアアーム1
2に固着された横向きの支持軸15にはこれと対応する
アウタアッパアーム22の下部が回動可能に挿入支持さ
れ、車体内側となる他方のインナロアアーム13には、
後述するビスカスカップリング40を介してインナアッ
パアーム23の下部が支持されている。支持軸15とビ
スカスカップリング40の回動軸線Oは互いに一致して
おり、従ってアッパアーム22,23はロアアーム1
2,13に対し、この水平な横方向の軸線O回りに回動
可能に支持される。支持軸15先端の直径方向溝に内端
部が挿入係止されて止め金具15aにより抜け止めされ
た渦巻ばね16は、アウタアッパアーム22に立設固定
されたピン22aに外端部が係止され、これによりシー
トバックフレーム20は前向きに付勢されている。
【0007】図1及び図2に示すように、アウタアッパ
アーム22の下部には軸線Oを中心とする円弧状のビッ
チ円を有する多数の歯部よりなるラチェット歯34が形
成され、支持ピン35を介してアウタロアアーム12に
枢支されたポール33の先端部に形成した歯部33a
は、支持ピン35を中心とするポール33の揺動により
ラチェット歯34と噛合離脱可能である。また支持軸1
5には、アウタアッパアーム22の両側にリクライニン
グ操作レバー31と揺動アーム32が枢支され、このリ
クライニング操作レバー31及び揺動アーム32はアウ
タアッパアーム22の下部及びポール33の先端部を挟
んで下方に延び、その先端は中間に大径部を有する連結
ピン38に連結され、これによりリクライニング操作レ
バー31及び揺動アーム32は支持軸15を中心として
アウタアッパアーム22及びポール33に対し揺動可能
である。アウタアッパアーム22、リクライニング操作
レバー31及び揺動アーム32は止め輪15bにより抜
け止めがなされている。
【0008】ポール33の先端部にかしめ止めされたカ
ムピン36は、リクライニング操作レバー31に形成し
たカム溝穴31aと係合されている。リクライニング操
作レバー31はアウタロアアーム12との間に設けた戻
しばね(図示省略)により支持軸15を中心として矢印
Aの向きに付勢され、また連結ピン38中央の大径部に
は、この付勢位置において歯部33aがラチェット歯3
4と噛合されるポール33の背面に当接して両歯33
a,34の離脱を阻止するローラ37が設けられてい
る。リクライニング操作レバー31の自由端側に固定し
たノブ39により戻しばねに抗してリクライニング操作
レバー31を矢印Aと逆向きに回動すれば、先ずローラ
37がポール33の背面から外れ、次いでポール33が
カム溝穴31a及びカムピン36により揺動して歯部3
3aとラチェット歯34の噛合が解除される。この傾斜
角度調整機構30は、通常の作動状態においてはシート
バックに加わる静的な負荷トルクに単独で充分に耐えら
れる強度のものとする。
【0009】次に車体中央側に位置するインナロアアー
ム13とインナアッパアーム23の下部を回動可能に連
結しいるビスカスカップリング40を図4により説明す
る。このビスカスカップリング40は、例えば4輪駆動
車の後輪側プロペラシャフトに設けたりあるいは差動歯
車の差動制限装置として使用されているものと本質的に
同じ構造のものである。ビスカスカップリング40のハ
ウジング41は円筒状で、電子ビーム溶接などにより一
体的に固着された外筒部41bとボス部41cを備えて
おり、ボス部41cには第2スプライン孔41aが同軸
的に形成されている。ボス部41cには第2スプライン
孔41aと同軸的に第1スプライン孔42aを形成した
ハブ42が回動自在に設けられ、ボス部41cと反対側
は止め輪41eにより抜け止めされたカバー41dによ
り閉じられて、ハウジング41とハブ42の間には円筒
状の空間Sが形成される。この空間Sはハウジング41
とハブ42の間に設けた2個のシールリング43及び外
筒部41bとカバー41dの間に設けたOリング41f
により液密に閉じられている。
【0010】ハウジング41の内周面及びハブ42の外
周面にはそれぞれ内歯スプライン45及び外歯スプライ
ン46が形成され、内歯スプライン45と係合してハウ
ジング41と共に回転する多数のアウタプレート47
と、外歯スプライン46と係合してハブ42と共に回転
する多数のインナプレート48が、僅かの隙間をおいて
交互に設けられている。各アウタプレート47は内歯ス
プライン45のすぐ内側に設けたスペーサリング49に
より軸線方向位置が固定されているが、各インナプレー
ト48はアウタプレート47との間の隙間の範囲内で軸
線方向移動は自由である。空間S内の残る部分は、シリ
コンオイルなどの粘性流体と空気などの気体の気泡によ
り充填されており、気体の容積比率は例えば10パーセ
ントである。なおスペーサリング49を廃して、インナ
プレート48と同様、アウタプレート47も軸線方向移
動可能としてもよい。
【0011】ビスカスカップリング40のハウジング4
1とハブ42の間に回転速度の差が生じればアウタプレ
ート47とインナプレート48は相対回転し、これによ
りハウジング41とハブ42の間には粘性摩擦による抵
抗トルクが生じる。相対回転速度が増加するにつれてこ
の抵抗トルクは増大するが、一方相対回転速度の増加と
時間の経過につれてシリコンオイルは粘性摩擦損失によ
る発熱で温度が上昇して粘度が低下するので抵抗トルク
は一旦上昇後多少低下してほゞ一定となり、また温度上
昇によるシリコンオイルの膨張により気泡が次第につぶ
される(ビスカス領域)。そして気泡を完全につぶしき
った瞬間にシリコンオイルの圧力が急激に上昇するが、
この瞬間的な圧力上昇とシリコンオイルの粘性のため各
プレート47,48の間の圧力が等圧にならず、この圧
力差により各インナプレート48は何れか一方に移動し
てその側のアウタプレート47に接触し(ハンプ領
域)、ハウジング41とハブ42は一時的にロックされ
る。このビスカス領域とハンプ領域の境界では粘性摩擦
による抵抗トルクは次第に増大する。ハウジング41と
ハブ42がロックされればシリコンオイルは粘性摩擦損
失がなくなって発熱が停止されるので温度は低下し、数
秒(例えば1〜2秒)でもとのビスカス領域に戻る。
【0012】ビスカスカップリング40は、このように
ハウジング41とハブ42の相対回動速度が増大してあ
る限度を越えればハンプ現象が生じて両部材41,42
の相対回動が一時的に阻止されるものであり、ハンプ現
象が生じるまで及びそれが持続される時間は両部材4
1,42の相対回転速度、粘性流体の粘度及び熱膨張特
性、両プレート47,48に形成する孔やスリット等に
より変化する。本発明に使用するビスカスカップリング
40は、急激な相対回動トルクが加われば、短時間でハ
ンプ現象が生じるような特性のものとする。
【0013】主として図1に示すように、インナロアア
ーム13のスプライン穴13aを通って外向きに延びる
スプライン部14aを有する第1シャフト14は軸線O
と同軸的にインナロアアーム13に溶接され、インナア
ッパアーム23下部のスプライン穴23aを通って内向
きに延びるスプライン部24aを有する第2シャフト2
4はインナアッパアーム23に溶接されている。第1シ
ャフト14のスプライン部14aはビスカスカップリン
グ40の第1スプライン孔42aに相対回動不能に嵌合
されてハブ42を支持し、第2シャフト24のスプライ
ン部24aは第2スプライン孔41aに相対回動不能に
嵌合されてハウジング41に支持され、これによりイン
ナアッパアーム23の下部は、軸線Oを中心としてビス
カスカップリング40を介してインナロアアーム13に
より揺動自在に支持される。シートバックフレーム20
の軸線O方向の移動はアウタロアアーム12と止め輪1
5bにより阻止され、従って第1及び第2スプライン孔
42a,41aに対する第1及び第2シャフト14,2
4のスプライン部14a,24aが外れることはない。
【0014】次に上記した実施の形態の全体的作動の説
明をする。ノブ39に手をかけリクライニング操作レバ
ー31を戻しばねに抗して矢印Aと逆向きに回動すれ
ば、前述のようにラチェット歯34に対するポール33
の歯部33aの噛合は外され、渦巻ばね16により付勢
されたシートバックフレーム20及びシートバッククッ
ション25よりなるシートバックは、ビスカス領域にあ
るビスカスカップリング40の抵抗トルクにより、軸線
Oを中心としてゆっくりと前向きに回動する。この状態
でシートバックの傾斜角度は着座者の好む位置に調整さ
れ、ノブ39から手を離せばポール33の歯部33aが
ラチェット歯34に噛合されてシートバックはその位置
に保持される。ラチェット歯34に対するポール33の
歯部33aの噛合を外した瞬間にシートバックが渦巻ば
ね16により急激に前向きに跳ね上がって倒れることは
なく、また傾斜角度調整の際にも適度な抵抗があるので
良好な使用感が得られる。
【0015】追突などを受けた場合には軸線Oを中心と
する大きな衝撃的負荷トルクが加わる。この負荷トルク
は先ず傾斜角度調整機構30により支持され、各部の弾
性変形によりインナアッパアーム23はインナロアアー
ム13に対し衝撃的に回動すると同時にビスカスカップ
リング40はハンプ領域に近づき、この相乗作用でビス
カスカップリング40の抵抗トルクは急激に増大して、
インナロアアーム13に対するインナロアアーム13の
回動は受け止められる。従ってこのような場合に軸線O
を中心としてシートバックに加わる衝撃的負荷トルク
は、相当な割合がビスカスカップリング40により受け
止められ、傾斜角度調整機構30に加わる負荷トルクの
比率は小さくなるので、ポール33とラチェット歯34
の噛合が外れるおそれはない。仮にこの係合が外れたと
してもその後の衝撃的負荷トルクは、その構造上耐えら
れる衝撃的負荷トルクが傾斜角度調整機構30よりもは
るかに大きいビスカスカップリング40により受け止め
られるので、シートバックが軸線O回りに急激に回動す
るおそれはない。
【0016】なお図示の実施の形態では、傾斜角度調整
機構としてポール・ラチェット式のもので説明したが、
本発明は内歯歯車を用いた無段階式のものその他傾斜角
度調整機構を用いて実施することもできる。また、ビス
カスカップリング40はハブ42をインナロアアーム1
3側に、ハウジング41をインナアッパアーム23側に
連結したが、この連結は逆にしてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、追突などによりシート
バックの揺動軸線を中心として大きな衝撃的負荷トルク
が生じても、ビスカスカップリングの作用により受け止
められてシートバックが揺動軸線回りに回動するおそれ
はないので、耐衝撃性が増大する。また、従来技術必要
とした連動ロッドが不要となるので、それに関連する部
品や組立の手間が不要となり、製造コストを減少させる
ことができ、シートの前後位置や高さを調整する調整機
構と連動ロッドの干渉もなくなるのでそれらの配置を自
由に行うことができる。更に、ポール・ラチェット式の
傾斜角度調整機構において調整のためにポールの係合を
外した際に、戻しばねによるシートバックの前向きの倒
れ速度がビスカスカップリングにより減衰されて穏やか
になるので、使用感が向上する。
【0018】また、シートバックの変形及びビスカスカ
ップリングによるダンピングも含めた効果により、衝撃
時のエネルギを柔らかく吸収し、人体への衝撃をやわら
げ、傷害値を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるシートのリクライニング装置の
一実施形態の要部の長手方向断面図である。
【図2】 図1に示す実施形態の2−2断面図である。
【図3】 図1に示す実施形態の右側面図である。
【図4】 図1に示す実施形態に使用するビスカスカッ
プリングの一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
12,13…ロアアーム、20…シートバックフレー
ム、22,23…アッパアーム、30…傾斜角度調整機
構、40…ビスカスカップリング、41…ハウジング、
42…ハブ、47…アウタプレート、48…インナプレ
ート、O…軸線、S…空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 保夫 栃木県栃木市大光寺町1150番地 ビスコド ライブジャパン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に取り付けたシートクッションフレ
    ームの後部両側に設けた1対のロアアームと、シートバ
    ックフレームの下部両側に固定した1対のアッパアーム
    を、水平な軸線を中心としてそれらの間の角度が調整可
    能となるように連結してなるシートのリクライニング装
    置において、互いに対応する一方の前記ロアアームとア
    ッパアームの間にはこのロアアームに対するアッパアー
    ムの傾斜角度を調整してその位置に保持する傾斜角度調
    整機構を設け、互いに対応する他方の前記ロアアームと
    アッパアームは、このインナロアアームとインナアッパ
    アームにそれぞれ取り付けられて互いに回動自在にかつ
    液密に設けられたハウジングとハブにより液密に形成さ
    れた円筒状の空間内にハウジングと共に回転する多数の
    アウタプレートとハブと共に回転する多数のインナプレ
    ートを僅かの隙間をおいて交互に配置し、前記空間内の
    残る部分を粘性流体及び気体により充填してなるビスカ
    スカップリングを介して連結したことを特徴とするシー
    トのリクライニング装置。
JP3102596A 1996-02-19 1996-02-19 シートのリクライニング装置 Pending JPH09220131A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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