JPH09219414A - 封止成形用集塵装置 - Google Patents

封止成形用集塵装置

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JPH09219414A
JPH09219414A JP2412896A JP2412896A JPH09219414A JP H09219414 A JPH09219414 A JP H09219414A JP 2412896 A JP2412896 A JP 2412896A JP 2412896 A JP2412896 A JP 2412896A JP H09219414 A JPH09219414 A JP H09219414A
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JP
Japan
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tablet
dust collector
dust
dust collecting
molding
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Pending
Application number
JP2412896A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Otsuka
孝典 大塚
Hideaki Hosoya
秀明 細谷
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TSUKUBA SEIKO KK
Original Assignee
TSUKUBA SEIKO KK
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Publication date
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 封止成形材料の供給部から封止成形装置内に
粉塵を持ち込まないように集塵する封止成形用集塵装置
を提供する。 【解決手段】 本発明に係わる封止成形用集塵装置は、
封止樹脂粉体材料よりタブレット状に形成されたタブレ
ット28を、封止成形装置4に装着された金型5に供給
するタブレット供給部22において、該供給部22とし
て配設された各装置の適宜な位置に複数の吸気口22d
を設けると共に、該吸気口22dと連通する集塵装置2
3を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体等を封止成
形する封止成形装置へ封止樹脂材料であるタブレットを
供給する供給部の集塵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、図4に示
すようなものがある。すなわち、図4に示すように、1
はリングブロワ、2はフィルタである。また、3は前進
・後退自在に設けられた金型5清掃用のノズルである。
4は封止成形装置で封止成形用の上下金型5a,5bが
装着されている。
【0003】そして、この金型5間で封止成形が行なわ
れ、半導体の封止成形が完了し型開きすると吸気ノズル
3が金型5間に前進し成形後の成形滓を吸引排出して、
次の成形に備える方法をとっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、成形後の成形滓を排除する
だけであり、タブレット28の供給部22であるパーツ
フィーダ22aやピック&プレース22bにおいて、振
動フィードされる時に発生する粉塵が、タブレット28
と共に金型5に持ち込まれる粉塵については考慮されず
集塵の対象とされていなかった。
【0005】従って、供給部22からタブレット28が
金型5に投入されると付着粉塵は飛び散り、金型5の成
形表面に付着するといち速く溶融して硬化し異物となっ
て成形品に混入したり、硬化膜となり成形条件を狂わし
たり、センサ面に付着して成形の誤動作を起こさせたり
するという問題があった。
【0006】そこで、この発明は、封止成形材料の供給
部から封止成形装置内に粉塵を持ち込まないように集塵
する封止成形用集塵装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された封止成形用集塵装置の発明
は、封止樹脂粉体材料よりタブレット状に形成されたタ
ブレットを、封止成形装置に装着された金型に供給する
タブレットの供給部において、該供給部として配設され
た各装置の適宜な位置に複数の吸気口を設けると共に、
該吸気口と連通する集塵装置を設けたことを特徴として
いる。
【0008】このようなものにあっては、供給部から発
生した粉塵は供給部内で集塵できるようになり、封止成
形装置内に粉塵を持ち込むことがなくなる。
【0009】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の封止成形用集塵装置において、前記供給部の各装
置であるパーツフィーダ・ピック&プレース・トランス
ホルダに設けた各吸気口に連通する前記集塵装置は、該
集塵装置本体において、入口と排出口である出口とは離
間した位置に配設すると共に、前記両口の間には少なく
とも一個の集塵フィルタを装着したことを特徴としてい
る。
【0010】このようなものにあっては、離間した位置
に集塵装置の入口と出口がおけれているので、集塵装置
本体内のエアーの流れが広がって集塵フィルタ面を広く
使うことができる。
【0011】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載の封止成形用集塵装置において、前記集塵装置は、
排気が広面から排出できるように前記集塵装置本体内に
開口板の内壁を設けたことを特徴としている。
【0012】このようなものにあっては、集塵フィルタ
が排気口に吸い込まれて排気口を塞いだり集塵フィルタ
が破損したりすることがなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施の形態1を
図1及び図2に基づいて説明する。
【0015】図1は封止成形用集塵装置の系統図であ
り、封止成形時の集塵構成を示している。
【0016】図2は三面図により集塵装置の構造を示し
ている。(a)は上面図であり、(b)は裏面図であ
り、(c)は側面図である。
【0017】まず、この構成を図1及び図2に基づいて
説明する。なお、従来例と同一または同等部分には同一
符号を付して示す。
【0018】図1において、1はリングブロワであり全
体を吸排気する装置である。2は大型のクリーンフィル
タでリングブロワ1の吸気側に連結されており、このク
ーリングフィルタ2から延びるダクトは、伸縮自在なダ
クトを有し金型5部を前進・後退自在に移動するノズル
3に連結されている。またこのノズル3は吸込口3aと
吹出口3bとを一体に備えた構造としている。
【0019】また、一方クリーンフィルタ2とノズル3
との間からダクト分岐して、封止成形用集塵装置21を
構成するタブレットの供給部22と集塵装置23とにダ
クト結合されている。 そして、この供給部22には、
パーツフィーダ22aとピック&プレース22bとトラ
ンスホルダ28aとの各装置が配設されており、この各
装置22a,22b,28aの適宜な位置に複数の吸気
口22d(#1,#2,#3,#4,#5)を設けてい
る。この吸気口22d(#1〜#5)はダクトを介して
集塵装置23に連通されている。
【0020】また、この集塵装置23内部には、集塵フ
ィルタ26Aが設けられている。この集塵フィルタ26
Aは二種類設けられており、袋状の一次、平面状の二次
フィルタ26,27を設けている。
【0021】すなわち、この二次フィルタ27は、集塵
装置本体23aの前面側23dにおいて、上下左右の四
方の角部から適宜に隔たった位置に、前面側23dから
裏面側23eに向けて適宜な高さに突設して排気が流入
しないように矩形の囲い枠23iを設け、この囲い枠2
3iに重ねるように矩形のバックプレート27aを装着
させている。このバックプレート27aには多数の開口
を設け排気が通過できるようにしている。
【0022】さらに、このバックプレート27aの面上
を覆うように二次フィルタ27が装着されている。
【0023】また、一次フィルタ26は、集塵装置本体
23a上面側23fの中央部内側に、扉23b側である
裏面側23eから前面側23dに向けて設けたレール部
23cに、一次フィルタ26の口部フランジ26aを挿
入することにより装着される。
【0024】次に作用について説明する。
【0025】封止成形用集塵装置21は、金型5で封止
成形され型開きして成形品が脱型されると、直ちに集塵
作動に入る。
【0026】すなわち、リンクブロワ1に連通され集塵
系統が吸気状態にある掃除用のノズル3が上下金型5
a,5b間に前進して金型5の表面の清掃を行なう。こ
のノズル3は吸込口3aと吹出口3bとを有しているの
で、金型5面等に付着している成形滓を吹き上げながら
吸い込み排気させる。
【0027】一方タブレット28の供給部22では、リ
ングブロワ1により吸気されている状態で、パーツフィ
ーダ22aでは、タブレット28送入部に吸気口22d
(#1)を、タブレット28の移行部に吸気口22d
(#2)を、タブレット28の出口部に吸気口22d
(#3)を設けている。
【0028】さらに、パーツフィーダ22aから搬送さ
れてきたタブレット28のピック部に吸気口22d(#
4)を設けている。
【0029】さらに又、ピックされたタブレット28が
トランスホルダ22cに挿入され移動されるトランスホ
ルダ22cの下部に吸気口22d(#5)を設けてい
る。
【0030】そして、それら吸気口22dからは各々ダ
クトを介して集塵装置23に吸気され一次、二次フィル
タ26,27を介してリンクブロワ1側に吸引される。
【0031】従って、タブレット28は、パーツフィー
ダ22aで振動を受けている時点でも、ピック&プレー
ス22bでタブレット28を摘みトランスホルダ28a
に移す時点でも、各装置に設けた吸気口22dで吸気さ
れるので、タブレット28から発生した粉塵は集塵装置
23へ吸気されて粉塵を金型5部へ持ち込むことはな
い。よって、粉塵が焼けて硬化し異物化する等の不良発
生の原因が取り除かれる。
【0032】ここで、バックプレートは開口板とするこ
となく、太い針金等により枠組し二次フィルタであるガ
ラスクロス等をはめ込んだものとしてもよい。何れにし
ても通気性を妨げることなく、排気によって変形されな
い剛性を有しておればよい。
【0033】
【発明の実施の形態2】本実施の形態2を図1及び図3
に基づいて、以下に実施の形態1との差異を説明する。
【0034】図3は、三面図として集塵装置の構造を示
しており、(a)は上面図であり、(b)は裏面図であ
り、(c)は側面図である。
【0035】なお、実施の形態1と同一または同等部品
には同一の符号を付して示す。
【0036】図3において差異のあるところは、集塵装
置23の本体23aの内側に前面・底面・両側面23
d,23g,23hの四面を一体に形成した開口29a
を有する開口板29を集塵装置23の本体23aの内側
より浮かせた状態に内臓させた点と、この開口板29の
内側に一次フィルタである紙パック・フィルタ26のみ
を装着させる構成とし、二次フィルタ27を削除した点
である。
【0037】すなわち、本実施の形態2では、図3に示
すようにに入口24側である上面側23fは紙パック・
フィルタ26が装着できるように開口とし、また扉側で
ある裏面側23eは紙パック・フィルタ26の取付・取
り外しのために開口とし、その他の四面は開口板29を
約15mm程度浮かせた状態に装着している。
【0038】よって、排気時に紙パック・フィルタ26
が開口板29に接触しても、開口板29により出口25
から浮き上がった状態に保てるので、排気は紙パック・
フィルタ26の外周から通過することができる。
【0039】従って、一部からのみ強く吸引されること
がないので破損することがなく紙パック・フィルタ26
は目一杯になるまで使用することができる。
【0040】ここで、この開口板29は一体に組み付け
るだけでなく、集塵装置の本体23aの内面から適宜な
高さに浮かせた状態に各内面毎に内張りする状態に装着
してもよい。
【0041】その他の構成及び作用は実施の形態1と同
様であるので説明を省略する。
【0042】
【実施例】以下のような条件で製作した結果、極めて集
塵性がよく破損せず長期に使用できるようになった。
【0043】 実施の形態1において、 <種類> *一次フィルタ: 紙パック・フィルタ *二次フィルタ: 乾式集塵用処理ガラスクロス *バックプレート: 10mm孔×8mmピッチ 実施の形態2において、 *フィルタ:紙パック・フィルタ *開口板 :10mm孔×15mmピッチ 千鳥孔
【0044】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0045】請求項1の発明によれば、従来行なわれて
いなかったタブレットの供給部からの粉塵を取り除くこ
とが可能になり、封止成形装置内に粉塵を持ち込むこと
がなくなるので、粉塵が金型に接して熱硬化し異物とな
り成形品へ混入することにより成形不良となったり、金
型表面の熱硬化膜により硬化時間が変動して成形条件が
狂ったり、センサに付着して誤動作を起こす条件を取り
除くことがでる。従って、成形条件が安定すると同時
に、不良の低減を図ることができる。
【0046】また、請求項2の発明によれば、二個のフ
ィルタを使用することにより、一次フィルタが破損して
も二次フィルタで集塵できるので、粉塵が一度に激しく
排出され飛散することはなく粉塵飛散を応急的に防ぐこ
とができる。
【0047】さらに、請求項3の発明によれば、集塵装
置内に開口板の内張りを設けるので、フィルタの破損を
防止することができる。従って、長時間に亘り目一杯の
使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2を示す封止成形用集
塵装置の系統図である。
【図2】図1における同実施の形態1における集塵装置
の詳細図である。
【図3】図1における同実施の形態2における集塵装置
の詳細図である。
【図4】従来例を示す封止成形用集塵装置の系統図であ
る。
【符号の説明】
21…封止成形用集塵装置 22…供給部 22a…パーツフィーダ 22b…ピック&プレース 22d…吸気口 23…集塵装置 24…入口 25…出口 26,27…一次、二次フィルタ 28…タブレット 28a…トランスホルダ 29…開口板 4…封止成形装置 5…金型

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封止樹脂粉体材料よりタブレット状に形
    成されたタブレットを、封止成形装置に装着された金型
    に供給するタブレットの供給部において、 該供給部として配設された各装置の適宜な位置に複数の
    吸気口を設けると共に、該吸気口と連通する集塵装置を
    設けたことを特徴とする封止成形用集塵装置。
  2. 【請求項2】 前記供給部の各装置であるパーツフィー
    ダ・ピック&プレース・トランスホルダに設けた各吸気
    口に連通する前記集塵装置は、該集塵装置本体におい
    て、入口と排出口である出口とは離間した位置に配設す
    ると共に、 前記両口の間には少なくとも一個の集塵フィルタを装着
    したことを特徴とする請求項1に記載の封止成形用集塵
    装置。
  3. 【請求項3】 前記集塵装置は、排気が広面から排出で
    きるように前記集塵装置本体内に開口板の内壁を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の封止成形用集塵装
    置。
JP2412896A 1996-02-09 1996-02-09 封止成形用集塵装置 Pending JPH09219414A (ja)

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JP (1) JPH09219414A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6212609B1 (ja) * 2016-08-19 2017-10-11 Towa株式会社 樹脂成形装置及び樹脂成形品製造方法
WO2023162339A1 (ja) * 2022-02-28 2023-08-31 Towa株式会社 集塵装置、樹脂成形装置、及び、フィルタ部材

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