JPH09219320A - 負荷時タップ切換変圧器 - Google Patents
負荷時タップ切換変圧器Info
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- JPH09219320A JPH09219320A JP2423996A JP2423996A JPH09219320A JP H09219320 A JPH09219320 A JP H09219320A JP 2423996 A JP2423996 A JP 2423996A JP 2423996 A JP2423996 A JP 2423996A JP H09219320 A JPH09219320 A JP H09219320A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】切換開閉器の油槽内の汚損された絶縁油や分解
ガスが変圧器本体内に混入することを防止すること。 【解決手段】変圧器本体1、切換開閉器6およびタップ
選択器2を同一のタンク3内に収納し、変圧器本体1の
絶縁油4の劣化を防止する第1の油劣化防止装置5と、
切換開閉器6の油槽内の絶縁油4の劣化を防止する第2
の油劣化防止装置8とを有する負荷時タップ切換変圧器
において、第2の油劣化防止装置8を第1の油劣化防止
装置5より低い位置に配設するとともに、第2の油劣化
防止装置8からの絶縁油の流出を防止する絶縁油流出防
止手段12を設けた。
ガスが変圧器本体内に混入することを防止すること。 【解決手段】変圧器本体1、切換開閉器6およびタップ
選択器2を同一のタンク3内に収納し、変圧器本体1の
絶縁油4の劣化を防止する第1の油劣化防止装置5と、
切換開閉器6の油槽内の絶縁油4の劣化を防止する第2
の油劣化防止装置8とを有する負荷時タップ切換変圧器
において、第2の油劣化防止装置8を第1の油劣化防止
装置5より低い位置に配設するとともに、第2の油劣化
防止装置8からの絶縁油の流出を防止する絶縁油流出防
止手段12を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負荷時タップ切換変
圧器に係り、特に負荷時タップ切換器の切換開閉器の油
劣化防止装置により保護される負荷時タップ切換変圧器
に関する。
圧器に係り、特に負荷時タップ切換器の切換開閉器の油
劣化防止装置により保護される負荷時タップ切換変圧器
に関する。
【0002】
【従来の技術】電力を効率的に供給するために多くの変
圧器は、負荷時タップ切換変圧器が使用され、この負荷
時タップ切換変圧器の負荷時タップ切換器は、切換開閉
器およびタップ選択器から構成されている。一般に、上
記タップ選択器は変圧器本体と共通の絶縁油中に設置さ
れているが、上記切換開閉器は負荷電流を遮断するため
変圧器本体の絶縁油とは完全に分離して設置されてい
る。
圧器は、負荷時タップ切換変圧器が使用され、この負荷
時タップ切換変圧器の負荷時タップ切換器は、切換開閉
器およびタップ選択器から構成されている。一般に、上
記タップ選択器は変圧器本体と共通の絶縁油中に設置さ
れているが、上記切換開閉器は負荷電流を遮断するため
変圧器本体の絶縁油とは完全に分離して設置されてい
る。
【0003】従来の負荷時タップ切換変圧器は、図6に
示すように鉄心、コイルから構成される変圧器本体1と
タップ選択器2は、タンク3内の共通の絶縁油4中に収
容され、この絶縁油4の劣化を防止するために油劣化防
止装置5がタンク3の上方に配設されている。
示すように鉄心、コイルから構成される変圧器本体1と
タップ選択器2は、タンク3内の共通の絶縁油4中に収
容され、この絶縁油4の劣化を防止するために油劣化防
止装置5がタンク3の上方に配設されている。
【0004】一方、切換開閉器6は負荷開閉によって発
生するスラッジなどにより絶縁油4が汚損されるため、
変圧器本体1と隔離された独立の油槽内に収納されてい
る。また、切換開閉器6の油槽内の絶縁油4は、活線浄
油機7で浄化されるとともに、切換開閉器6には絶縁油
4の劣化を防止するため、油劣化防止装置8および吸湿
呼吸器9が設けられている。
生するスラッジなどにより絶縁油4が汚損されるため、
変圧器本体1と隔離された独立の油槽内に収納されてい
る。また、切換開閉器6の油槽内の絶縁油4は、活線浄
油機7で浄化されるとともに、切換開閉器6には絶縁油
4の劣化を防止するため、油劣化防止装置8および吸湿
呼吸器9が設けられている。
【0005】このようにタップ切換変圧器には、変圧器
本体1用と切換開閉器6用の油劣化防止装置5,8が必
要となる。しかし、変圧器本体1用の油劣化防止装置5
は、変圧器内部全体を油浸させるために油浸最高部より
上方に取り付ける必要性からその取付高さが高位置とな
る一方、切換開閉器6は一般にタンク3のカバー上に取
り付けられるため、変圧器本体1用の油劣化防止装置5
より相当低い位置となり、変圧器本体1内の油圧が切換
開閉器6の油槽内の油圧より高くなる。
本体1用と切換開閉器6用の油劣化防止装置5,8が必
要となる。しかし、変圧器本体1用の油劣化防止装置5
は、変圧器内部全体を油浸させるために油浸最高部より
上方に取り付ける必要性からその取付高さが高位置とな
る一方、切換開閉器6は一般にタンク3のカバー上に取
り付けられるため、変圧器本体1用の油劣化防止装置5
より相当低い位置となり、変圧器本体1内の油圧が切換
開閉器6の油槽内の油圧より高くなる。
【0006】そのため、万一切換開閉器6の油槽と変圧
器本体1間の油密部分が破損した場合には、両者の油圧
差により変圧器本体1内の絶縁油4が切換開閉器6の油
槽内に浸入し、油劣化防止装置8の油面を押し上げ、絶
縁油4が吸湿呼吸器9の配管10を通り、外部に流出し
て変圧器本体1の油面レベルが低下してしまう。このよ
うな油の流出を防止するため、一般的な負荷時タップ切
換変圧器は、切換開閉器6用の油劣化防止装置8を変圧
器本体1用の油劣化防止装置5と同じ高さまで上げてい
る。
器本体1間の油密部分が破損した場合には、両者の油圧
差により変圧器本体1内の絶縁油4が切換開閉器6の油
槽内に浸入し、油劣化防止装置8の油面を押し上げ、絶
縁油4が吸湿呼吸器9の配管10を通り、外部に流出し
て変圧器本体1の油面レベルが低下してしまう。このよ
うな油の流出を防止するため、一般的な負荷時タップ切
換変圧器は、切換開閉器6用の油劣化防止装置8を変圧
器本体1用の油劣化防止装置5と同じ高さまで上げてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、負荷時タッ
プ切換変圧器の切換開閉器6の絶縁油4は、負荷開閉に
よるアークなどで汚損される上、絶縁物が熱分解されて
ガスが発生するため、変圧器本体1内の絶縁油4と比較
して絶縁性が著しく劣っている。
プ切換変圧器の切換開閉器6の絶縁油4は、負荷開閉に
よるアークなどで汚損される上、絶縁物が熱分解されて
ガスが発生するため、変圧器本体1内の絶縁油4と比較
して絶縁性が著しく劣っている。
【0008】従来技術のように、切換開閉器6用の油劣
化防止装置8と変圧器本体1用の油劣化防止装置5の取
付高さを同一にすると、切換開閉器6の油槽と変圧器本
体1間の油圧差がなくなり、切換開閉器6の油槽の汚損
された絶縁油や分解ガスが変圧器本体1内に混入し、変
圧器本体1の巻線内へ流入して絶縁破壊などの重大事故
が発生する危険性がある。
化防止装置8と変圧器本体1用の油劣化防止装置5の取
付高さを同一にすると、切換開閉器6の油槽と変圧器本
体1間の油圧差がなくなり、切換開閉器6の油槽の汚損
された絶縁油や分解ガスが変圧器本体1内に混入し、変
圧器本体1の巻線内へ流入して絶縁破壊などの重大事故
が発生する危険性がある。
【0009】また、切換開閉器6用の油劣化防止装置8
の取付位置が高くなることにより、油劣化防止装置8の
取付根元部が地震時の弱点になるため強固にする必要が
ある上、油配管や電線管などが長大化し複雑な構造とな
る。
の取付位置が高くなることにより、油劣化防止装置8の
取付根元部が地震時の弱点になるため強固にする必要が
ある上、油配管や電線管などが長大化し複雑な構造とな
る。
【0010】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、切換開閉器の油槽内の汚損された絶縁油や分解
ガスが変圧器本体内に混入することを防止した負荷時タ
ップ切換変圧器を提供することを目的とする。
もので、切換開閉器の油槽内の汚損された絶縁油や分解
ガスが変圧器本体内に混入することを防止した負荷時タ
ップ切換変圧器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1は、変圧器本体、切換開閉器
およびタップ選択器を同一のタンク内に収納し、前記変
圧器本体の絶縁油の劣化を防止する第1の油劣化防止装
置と、前記切換開閉器の油槽内の絶縁油の劣化を防止す
る第2の油劣化防止装置とを有する負荷時タップ切換変
圧器において、前記第2の油劣化防止装置を前記第1の
油劣化防止装置より低い位置に配設するとともに、前記
第2の油劣化防止装置からの絶縁油の流出を防止する絶
縁油流出防止手段を設けたことを特徴とする。
ために、本発明の請求項1は、変圧器本体、切換開閉器
およびタップ選択器を同一のタンク内に収納し、前記変
圧器本体の絶縁油の劣化を防止する第1の油劣化防止装
置と、前記切換開閉器の油槽内の絶縁油の劣化を防止す
る第2の油劣化防止装置とを有する負荷時タップ切換変
圧器において、前記第2の油劣化防止装置を前記第1の
油劣化防止装置より低い位置に配設するとともに、前記
第2の油劣化防止装置からの絶縁油の流出を防止する絶
縁油流出防止手段を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項2は、請求項1記載の負荷時タップ
切換変圧器において、前記第2の油劣化防止装置の上方
に導油管を設け、この導油管の経路に油検知器を設けた
ことを特徴とする。
切換変圧器において、前記第2の油劣化防止装置の上方
に導油管を設け、この導油管の経路に油検知器を設けた
ことを特徴とする。
【0013】請求項3は、請求項1記載の絶縁油流出防
止手段が、第2の油劣化防止装置の油面レベルが上昇し
た際にその流出側配管を閉塞する油面計のフロートであ
ることを特徴とする。
止手段が、第2の油劣化防止装置の油面レベルが上昇し
た際にその流出側配管を閉塞する油面計のフロートであ
ることを特徴とする。
【0014】請求項4は、請求項1または3記載の絶縁
油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の油面レベル
が上昇した際に油面計のフロートと連動する油閉止板で
あって、この油閉止板にて前記第2の油劣化防止装置の
流出側配管を閉塞することを特徴とする。
油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の油面レベル
が上昇した際に油面計のフロートと連動する油閉止板で
あって、この油閉止板にて前記第2の油劣化防止装置の
流出側配管を閉塞することを特徴とする。
【0015】請求項5は、請求項1または2記載の絶縁
油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の流出側配管
に設けられ、且つ油検知器の動作信号で作動する電磁弁
であることを特徴とする。
油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の流出側配管
に設けられ、且つ油検知器の動作信号で作動する電磁弁
であることを特徴とする。
【0016】請求項6は、請求項1,3または5記載の
前記絶縁油流出防止手段が、油面計に設けた油面上昇検
出接点と、この接点の動作信号で作動する電磁弁とから
構成され、この電磁弁を前記第2の油劣化防止装置の流
出側配管に設けたことを特徴とする。
前記絶縁油流出防止手段が、油面計に設けた油面上昇検
出接点と、この接点の動作信号で作動する電磁弁とから
構成され、この電磁弁を前記第2の油劣化防止装置の流
出側配管に設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0018】図1は本発明に係る負荷時タップ切換変圧
器の一実施形態を示す構成図である。なお、従来例と同
一または対応する部分には図6と同一の符号を用いて説
明する。
器の一実施形態を示す構成図である。なお、従来例と同
一または対応する部分には図6と同一の符号を用いて説
明する。
【0019】図1に示すように、鉄心、コイルから構成
される変圧器本体1とタップ選択器2は、タンク3内の
共通の絶縁油4中に収容され、この絶縁油4の劣化を防
止するために第1の油劣化防止装置としての油劣化防止
装置5がタンク3の上方に配設されている。そして、変
圧器本体1、タップ選択器2および切換開閉器6は同一
のタンク3内に収納されている。
される変圧器本体1とタップ選択器2は、タンク3内の
共通の絶縁油4中に収容され、この絶縁油4の劣化を防
止するために第1の油劣化防止装置としての油劣化防止
装置5がタンク3の上方に配設されている。そして、変
圧器本体1、タップ選択器2および切換開閉器6は同一
のタンク3内に収納されている。
【0020】一方、切換開閉器6は、変圧器本体1と隔
離された独立の油槽内に収納され、切換開閉器6の油槽
内の絶縁油4は、活線浄油機7で浄化されるとともに、
絶縁油4の劣化を防止するため、第2の油劣化防止装置
としての油劣化防止装置8が変圧器本体1用の油劣化防
止装置5より低い位置に配設され、この油劣化防止装置
8に流出側配管としての配管10を介して吸湿呼吸器9
が設けられている。
離された独立の油槽内に収納され、切換開閉器6の油槽
内の絶縁油4は、活線浄油機7で浄化されるとともに、
絶縁油4の劣化を防止するため、第2の油劣化防止装置
としての油劣化防止装置8が変圧器本体1用の油劣化防
止装置5より低い位置に配設され、この油劣化防止装置
8に流出側配管としての配管10を介して吸湿呼吸器9
が設けられている。
【0021】図2は図1の実施形態における切換開閉器
用の油劣化防止装置の詳細を示す拡大構成図である。同
図に示すように、油劣化防止装置8から吸湿呼吸器9に
連通する配管10の開口端には環状のゴムパッキン11
が取り付けられ、このゴムパッキン11が取り付けられ
た配管開口端は、絶縁油4の流出を防止するため絶縁油
流出防止手段としてのフロート12により開閉される。
用の油劣化防止装置の詳細を示す拡大構成図である。同
図に示すように、油劣化防止装置8から吸湿呼吸器9に
連通する配管10の開口端には環状のゴムパッキン11
が取り付けられ、このゴムパッキン11が取り付けられ
た配管開口端は、絶縁油4の流出を防止するため絶縁油
流出防止手段としてのフロート12により開閉される。
【0022】すなわち、フロート12はゴムパッキン1
1が取り付けられた配管開口端を閉塞するため、ゴムパ
ッキン11に対してフロート12の移動軌跡が規定され
ている。そして、フロート12は切換開閉器6の油槽の
油量を監視する油面計13の一部を構成している。
1が取り付けられた配管開口端を閉塞するため、ゴムパ
ッキン11に対してフロート12の移動軌跡が規定され
ている。そして、フロート12は切換開閉器6の油槽の
油量を監視する油面計13の一部を構成している。
【0023】一方、油劣化防止装置8の上方には導油管
14が連結され、この導油管14の経路に油検知器15
が取り付けられている。
14が連結され、この導油管14の経路に油検知器15
が取り付けられている。
【0024】次に、上記実施形態の作用を説明する。
【0025】上述したように、変圧器本体1用の油劣化
防止装置5より切換開閉器6用の油劣化防止装置8を低
い位置に配設したことにより、切換開閉器6の油槽内の
絶縁油4と変圧器本体1内の絶縁油4との間に差圧が生
じ、変圧器本体1側の油圧が高くなる。そのため、切換
開閉器6の油槽が破損しても切換開閉器6の絶縁油4が
変圧器本体1側へ混入することがなくなる。
防止装置5より切換開閉器6用の油劣化防止装置8を低
い位置に配設したことにより、切換開閉器6の油槽内の
絶縁油4と変圧器本体1内の絶縁油4との間に差圧が生
じ、変圧器本体1側の油圧が高くなる。そのため、切換
開閉器6の油槽が破損しても切換開閉器6の絶縁油4が
変圧器本体1側へ混入することがなくなる。
【0026】一方、切換開閉器6の油槽が破損して変圧
器本体1内の絶縁油4が切換開閉器6室へ浸入し、油劣
化防止装置8の油面を押し上げると、油面計13のフロ
ート12がゴムパッキン11に押し付けられて油の出口
を閉塞し、吸湿呼吸器9からの油流出を防止すると同時
に、油劣化防止装置8の上方に設けた導油管14から溢
れた油が油検知器15を作動させ、その動作信号を保護
装置などに伝送してその保護装置を作動させる。
器本体1内の絶縁油4が切換開閉器6室へ浸入し、油劣
化防止装置8の油面を押し上げると、油面計13のフロ
ート12がゴムパッキン11に押し付けられて油の出口
を閉塞し、吸湿呼吸器9からの油流出を防止すると同時
に、油劣化防止装置8の上方に設けた導油管14から溢
れた油が油検知器15を作動させ、その動作信号を保護
装置などに伝送してその保護装置を作動させる。
【0027】このように上記実施形態によれば、変圧器
本体1用の油劣化防止装置5より切換開閉器6用の油劣
化防止装置8を低い位置に配設したことにより、切換開
閉器6の油槽内の汚損された絶縁油や分解ガスが変圧器
本体1内に混入しなくなるため、変圧器本体1内の巻線
などの絶縁破壊による重大事故の発生を防止することが
できる。
本体1用の油劣化防止装置5より切換開閉器6用の油劣
化防止装置8を低い位置に配設したことにより、切換開
閉器6の油槽内の汚損された絶縁油や分解ガスが変圧器
本体1内に混入しなくなるため、変圧器本体1内の巻線
などの絶縁破壊による重大事故の発生を防止することが
できる。
【0028】また、切換開閉器6用の油劣化防止装置8
の取付位置が低くなることにより、耐震性が向上し、油
劣化防止装置8周辺の油配管や電線管などの取付構造が
簡略化され、設計・製作が容易な変圧器を提供すること
ができる。
の取付位置が低くなることにより、耐震性が向上し、油
劣化防止装置8周辺の油配管や電線管などの取付構造が
簡略化され、設計・製作が容易な変圧器を提供すること
ができる。
【0029】さらに、切換開閉器6内への変圧器本体1
内の絶縁油4のスローリークについても、切換開閉器6
用の油劣化防止装置8から流出することなく検知するこ
とができる。すなわち、変圧器本体1側からの絶縁油4
のスローリークや、万一変圧器本体1間の油密部分が破
損しても、絶縁油4が外部に流出して変圧器本体1の油
面レベル低下による事故が発生することを防止すること
ができるとともに、油検知器15を作動させることで事
故を早期に発見することができる。
内の絶縁油4のスローリークについても、切換開閉器6
用の油劣化防止装置8から流出することなく検知するこ
とができる。すなわち、変圧器本体1側からの絶縁油4
のスローリークや、万一変圧器本体1間の油密部分が破
損しても、絶縁油4が外部に流出して変圧器本体1の油
面レベル低下による事故が発生することを防止すること
ができるとともに、油検知器15を作動させることで事
故を早期に発見することができる。
【0030】図3は図1の実施形態の油流出防止機構の
第1変形例を示す拡大構成図である。なお、前記実施形
態と同一の部分には同一の符号を付して説明する。以下
の変形例でも同様である。
第1変形例を示す拡大構成図である。なお、前記実施形
態と同一の部分には同一の符号を付して説明する。以下
の変形例でも同様である。
【0031】この第1変形例では、ゴムパッキン11が
取り付けられた配管開口端を閉塞するため、切換開閉器
6用の油劣化防止装置8の上部にフロート12の浮力に
より揺動する油閉止板16が取り付けられている。すな
わち、第1変形例では油劣化防止装置8からの絶縁油4
の流出を防止する絶縁油流出防止手段がフロート12
と、このフロート12と連動する油閉止板16とから構
成されている。
取り付けられた配管開口端を閉塞するため、切換開閉器
6用の油劣化防止装置8の上部にフロート12の浮力に
より揺動する油閉止板16が取り付けられている。すな
わち、第1変形例では油劣化防止装置8からの絶縁油4
の流出を防止する絶縁油流出防止手段がフロート12
と、このフロート12と連動する油閉止板16とから構
成されている。
【0032】したがって、第1変形例では、切換開閉器
6の油槽が破損して変圧器本体1内の絶縁油4が切換開
閉器6室へ浸入し、油劣化防止装置8の油面を押し上げ
ると、油面計13のフロート12の浮力により油閉止板
16を押し上げ、この油閉止板16がゴムパッキン11
に押し付けられて油の出口を閉塞し、吸湿呼吸器9から
の油流出を防止する。
6の油槽が破損して変圧器本体1内の絶縁油4が切換開
閉器6室へ浸入し、油劣化防止装置8の油面を押し上げ
ると、油面計13のフロート12の浮力により油閉止板
16を押し上げ、この油閉止板16がゴムパッキン11
に押し付けられて油の出口を閉塞し、吸湿呼吸器9から
の油流出を防止する。
【0033】このように第1変形例によれば、切換開閉
器6用の油劣化防止装置8の上部にフロート12と連動
する油閉止板16を設けたことにより、前記実施形態の
ようにフロート12の移動線をゴムパッキン11の取付
位置と一致させることがなくなり、フロート12の取付
軸の寸法設定が容易になる。
器6用の油劣化防止装置8の上部にフロート12と連動
する油閉止板16を設けたことにより、前記実施形態の
ようにフロート12の移動線をゴムパッキン11の取付
位置と一致させることがなくなり、フロート12の取付
軸の寸法設定が容易になる。
【0034】図4は図1の実施形態の油流出防止機構の
第2変形例を示す拡大構成図である。この第2変形例で
は、油劣化防止装置8と吸湿呼吸器9とを接続する配管
10の経路に絶縁油流出防止手段としての電磁弁17を
設け、この電磁弁17は油検知器15の動作信号により
作動して配管10の経路を遮断し、油の流出を防止す
る。
第2変形例を示す拡大構成図である。この第2変形例で
は、油劣化防止装置8と吸湿呼吸器9とを接続する配管
10の経路に絶縁油流出防止手段としての電磁弁17を
設け、この電磁弁17は油検知器15の動作信号により
作動して配管10の経路を遮断し、油の流出を防止す
る。
【0035】このように第2変形例によれば、前記実施
形態およびその第1変形例のようにフロート12の浮力
を利用して配管10の開口端を閉塞するものではなく、
電磁弁17により配管10の経路を遮断するため、作動
上の信頼性を高めることができる。
形態およびその第1変形例のようにフロート12の浮力
を利用して配管10の開口端を閉塞するものではなく、
電磁弁17により配管10の経路を遮断するため、作動
上の信頼性を高めることができる。
【0036】図5は図1の実施形態の油流出防止機構の
第3変形例を示す拡大構成図である。この第3変形例で
は、切換開閉器6の油槽の油量を監視する油面計13に
最高油面レベル値に設定した油面上昇検出接点が設けら
れるとともに、配管10の経路に絶縁油流出防止手段と
しての電磁弁17が設けられている。
第3変形例を示す拡大構成図である。この第3変形例で
は、切換開閉器6の油槽の油量を監視する油面計13に
最高油面レベル値に設定した油面上昇検出接点が設けら
れるとともに、配管10の経路に絶縁油流出防止手段と
しての電磁弁17が設けられている。
【0037】したがって、油劣化防止装置8が最高油面
レベル値になった際に油面上昇検出接点を作動させ、こ
の油面上昇検出接点が作動すると、電磁弁17に動作信
号を送出して電磁弁17を作動させ、配管10の経路を
遮断して油の流出を防止するとともに、異常信号を検出
する。そして、第3変形例では、油劣化防止装置8に導
油管14および油検知器15が取り付けられていない。
レベル値になった際に油面上昇検出接点を作動させ、こ
の油面上昇検出接点が作動すると、電磁弁17に動作信
号を送出して電磁弁17を作動させ、配管10の経路を
遮断して油の流出を防止するとともに、異常信号を検出
する。そして、第3変形例では、油劣化防止装置8に導
油管14および油検知器15が取り付けられていない。
【0038】このように第3変形例によれば、導油管1
4および油検知器15が不要になり、油面計13に設け
た油面上昇検出接点を利用しているので、構造を簡略化
することができる。
4および油検知器15が不要になり、油面計13に設け
た油面上昇検出接点を利用しているので、構造を簡略化
することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、変圧器本体、切換開閉器およびタップ選択器
を同一のタンク内に収納し、変圧器本体の絶縁油の劣化
を防止する第1の油劣化防止装置と、切換開閉器の油槽
内の絶縁油の劣化を防止する第2の油劣化防止装置とを
有する負荷時タップ切換変圧器において、第2の油劣化
防止装置を第1の油劣化防止装置より低い位置に配設す
るとともに、第2の油劣化防止装置からの絶縁油の流出
を防止する絶縁油流出防止手段を設けたことにより、以
下の効果を奏する。
によれば、変圧器本体、切換開閉器およびタップ選択器
を同一のタンク内に収納し、変圧器本体の絶縁油の劣化
を防止する第1の油劣化防止装置と、切換開閉器の油槽
内の絶縁油の劣化を防止する第2の油劣化防止装置とを
有する負荷時タップ切換変圧器において、第2の油劣化
防止装置を第1の油劣化防止装置より低い位置に配設す
るとともに、第2の油劣化防止装置からの絶縁油の流出
を防止する絶縁油流出防止手段を設けたことにより、以
下の効果を奏する。
【0040】すなわち、第2の油劣化防止装置を第1の
油劣化防止装置より低い位置に配設したことにより、切
換開閉器の油槽内の汚損された絶縁油や分解ガスが変圧
器本体内に混入しなくなるため、変圧器本体内の巻線な
どの絶縁破壊による重大事故の発生を防止することがで
きる。
油劣化防止装置より低い位置に配設したことにより、切
換開閉器の油槽内の汚損された絶縁油や分解ガスが変圧
器本体内に混入しなくなるため、変圧器本体内の巻線な
どの絶縁破壊による重大事故の発生を防止することがで
きる。
【0041】また、第2の油劣化防止装置の取付位置が
低くなることにより、耐震性が向上し、第2の油劣化防
止装置周辺の油配管や電線管などの取付構造が簡略化さ
れ、設計・製作が容易な変圧器を提供することができ
る。
低くなることにより、耐震性が向上し、第2の油劣化防
止装置周辺の油配管や電線管などの取付構造が簡略化さ
れ、設計・製作が容易な変圧器を提供することができ
る。
【0042】さらに、変圧器本体側からの絶縁油のスロ
ーリークや、万一変圧器本体間の油密部分が破損して
も、絶縁油が外部に流出して変圧器本体の油面レベル低
下による事故が発生することを防止することができる。
ーリークや、万一変圧器本体間の油密部分が破損して
も、絶縁油が外部に流出して変圧器本体の油面レベル低
下による事故が発生することを防止することができる。
【0043】請求項2によれば、請求項1記載の負荷時
タップ切換変圧器において、第2の油劣化防止装置の上
方に導油管を設け、この導油管の経路に油検知器を設け
たことにより、請求項1の効果に加え、導油管から溢れ
た油が油検知器を作動させ、事故を早期に発見すること
ができる。
タップ切換変圧器において、第2の油劣化防止装置の上
方に導油管を設け、この導油管の経路に油検知器を設け
たことにより、請求項1の効果に加え、導油管から溢れ
た油が油検知器を作動させ、事故を早期に発見すること
ができる。
【0044】請求項3によれば、請求項1記載の絶縁油
流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の油面レベルが
上昇した際にその流出側配管を閉塞する油面計のフロー
トであることにより、請求項1と同様の効果が得られ
る。
流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の油面レベルが
上昇した際にその流出側配管を閉塞する油面計のフロー
トであることにより、請求項1と同様の効果が得られ
る。
【0045】請求項4によれば、請求項1または3記載
の絶縁油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の油面
レベルが上昇した際に油面計のフロートと連動する油閉
止板であって、この油閉止板にて第2の油劣化防止装置
の流出側配管を閉塞することにより、フロートの取付軸
の寸法設定が容易になる。
の絶縁油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の油面
レベルが上昇した際に油面計のフロートと連動する油閉
止板であって、この油閉止板にて第2の油劣化防止装置
の流出側配管を閉塞することにより、フロートの取付軸
の寸法設定が容易になる。
【0046】請求項5によれば、請求項1または2記載
の絶縁油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の流出
側配管に設けられ、且つ油検知器の動作信号で作動する
電磁弁であることにより、作動上の信頼性を高めること
ができる。
の絶縁油流出防止手段が、第2の油劣化防止装置の流出
側配管に設けられ、且つ油検知器の動作信号で作動する
電磁弁であることにより、作動上の信頼性を高めること
ができる。
【0047】請求項6によれば、請求項1,3または5
記載の前記絶縁油流出防止手段が、油面計に設けた油面
上昇検出接点と、この接点の動作信号で作動する電磁弁
とから構成され、この電磁弁を第2の油劣化防止装置の
流出側配管に設けたことにより、油面計に設けた油面上
昇検出接点を利用しているため、請求項5の効果に加
え、構造を簡略化することができる。
記載の前記絶縁油流出防止手段が、油面計に設けた油面
上昇検出接点と、この接点の動作信号で作動する電磁弁
とから構成され、この電磁弁を第2の油劣化防止装置の
流出側配管に設けたことにより、油面計に設けた油面上
昇検出接点を利用しているため、請求項5の効果に加
え、構造を簡略化することができる。
【図1】本発明に係る負荷時タップ切換変圧器の一実施
形態を示す構成図。
形態を示す構成図。
【図2】図1の実施形態における切換開閉器用の油劣化
防止装置の詳細を示す拡大構成図。
防止装置の詳細を示す拡大構成図。
【図3】図1の実施形態の油流出防止機構の第1変形例
を示す拡大構成図。
を示す拡大構成図。
【図4】図1の実施形態の油流出防止機構の第2変形例
を示す拡大構成図。
を示す拡大構成図。
【図5】図1の実施形態の油流出防止機構の第3変形例
を示す拡大構成図。
を示す拡大構成図。
【図6】従来の負荷時タップ切換変圧器を示す構成図。
1 変圧器本体 2 タップ選択器 3 タンク 4 絶縁油 5 油劣化防止装置(第1の油劣化防止装置) 6 切換開閉器 7 活線浄油機 8 油劣化防止装置(第2の油劣化防止装置) 9 吸湿呼吸器 10 配管(流出側配管) 11 ゴムパッキン 12 フロート(絶縁油流出防止手段) 13 油面計 14 導油管 15 油検知器 16 油閉止板(絶縁油流出防止手段) 17 電磁弁(絶縁油流出防止手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 変圧器本体、切換開閉器およびタップ選
択器を同一のタンク内に収納し、前記変圧器本体の絶縁
油の劣化を防止する第1の油劣化防止装置と、前記切換
開閉器の油槽内の絶縁油の劣化を防止する第2の油劣化
防止装置とを有する負荷時タップ切換変圧器において、
前記第2の油劣化防止装置を前記第1の油劣化防止装置
より低い位置に配設するとともに、前記第2の油劣化防
止装置からの絶縁油の流出を防止する絶縁油流出防止手
段を設けたことを特徴とする負荷時タップ切換変圧器。 - 【請求項2】 請求項1記載の負荷時タップ切換変圧器
において、前記第2の油劣化防止装置の上方に導油管を
設け、この導油管の経路に油検知器を設けたことを特徴
とする負荷時タップ切換変圧器。 - 【請求項3】 前記絶縁油流出防止手段は、第2の油劣
化防止装置の油面レベルが上昇した際にその流出側配管
を閉塞する油面計のフロートであることを特徴とする請
求項1記載の負荷時タップ切換変圧器。 - 【請求項4】 前記絶縁油流出防止手段は、第2の油劣
化防止装置の油面レベルが上昇した際に油面計のフロー
トと連動する油閉止板であって、この油閉止板にて前記
第2の油劣化防止装置の流出側配管を閉塞することを特
徴とする請求項1または3記載の負荷時タップ切換変圧
器。 - 【請求項5】 前記絶縁油流出防止手段は、第2の油劣
化防止装置の流出側配管に設けられ、且つ油検知器の動
作信号で作動する電磁弁であることを特徴とする請求項
1または2記載の負荷時タップ切換変圧器。 - 【請求項6】 前記絶縁油流出防止手段は、油面計に設
けた油面上昇検出接点と、この接点の動作信号で作動す
る電磁弁とから構成し、この電磁弁を前記第2の油劣化
防止装置の流出側配管に設けたことを特徴とする請求項
1,3または5記載の負荷時タップ切換変圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2423996A JPH09219320A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 負荷時タップ切換変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2423996A JPH09219320A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 負荷時タップ切換変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09219320A true JPH09219320A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12132710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2423996A Pending JPH09219320A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 負荷時タップ切換変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09219320A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120005435A (ko) * | 2009-04-09 | 2012-01-16 | 마쉬넨파브릭 레인하우센 게엠베하 | 반도체 스위칭 소자를 포함하는 부하시 탭 전환기 |
CN108172372A (zh) * | 2018-02-13 | 2018-06-15 | 沈阳新工变压器附件厂 | 复合净化式组合防爆吸湿器 |
CN109509609A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-03-22 | 国网吉林省电力有限公司检修公司 | 一种防止变压器油枕中的油污向呼吸器渗漏的装置 |
JP2019129197A (ja) * | 2018-01-23 | 2019-08-01 | 東芝産業機器システム株式会社 | 油入静止誘導機器 |
-
1996
- 1996-02-09 JP JP2423996A patent/JPH09219320A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20120005435A (ko) * | 2009-04-09 | 2012-01-16 | 마쉬넨파브릭 레인하우센 게엠베하 | 반도체 스위칭 소자를 포함하는 부하시 탭 전환기 |
JP2019129197A (ja) * | 2018-01-23 | 2019-08-01 | 東芝産業機器システム株式会社 | 油入静止誘導機器 |
CN108172372A (zh) * | 2018-02-13 | 2018-06-15 | 沈阳新工变压器附件厂 | 复合净化式组合防爆吸湿器 |
CN108172372B (zh) * | 2018-02-13 | 2024-05-31 | 沈阳新工变压器附件厂 | 复合净化式组合防爆吸湿器 |
CN109509609A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-03-22 | 国网吉林省电力有限公司检修公司 | 一种防止变压器油枕中的油污向呼吸器渗漏的装置 |
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