JPH09218939A - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH09218939A JPH09218939A JP8024127A JP2412796A JPH09218939A JP H09218939 A JPH09218939 A JP H09218939A JP 8024127 A JP8024127 A JP 8024127A JP 2412796 A JP2412796 A JP 2412796A JP H09218939 A JPH09218939 A JP H09218939A
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】画像間位置合せ処理を容易且つ迅速に実行可能
な画像処理装置を提供する。 【解決手段】画像取得装置2により予め取得された対象
体の第1の画像の互いに異なる3つの部位にそれぞれ指
定された基準特徴点の位置データを記憶するメモリ20
と、画像取得装置2により再度取得された対象体の第2
の画像をモニタ16に表示する画像管理部19、制御部
15と、モニタ20に表示された第2の画像上における
3つの部位の内の2つの部位にそれぞれ指定された特徴
点の位置データ及び基準特徴点の位置データに基づい
て、第1の画像及び第2の画像間の位置合せ処理を行な
う画像管理部19、制御部15、特徴点入力部18、入
力部17(マウス17a)とを備えている。
な画像処理装置を提供する。 【解決手段】画像取得装置2により予め取得された対象
体の第1の画像の互いに異なる3つの部位にそれぞれ指
定された基準特徴点の位置データを記憶するメモリ20
と、画像取得装置2により再度取得された対象体の第2
の画像をモニタ16に表示する画像管理部19、制御部
15と、モニタ20に表示された第2の画像上における
3つの部位の内の2つの部位にそれぞれ指定された特徴
点の位置データ及び基準特徴点の位置データに基づい
て、第1の画像及び第2の画像間の位置合せ処理を行な
う画像管理部19、制御部15、特徴点入力部18、入
力部17(マウス17a)とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線透視装置やX
線CTスキャナ等の画像撮影装置により撮影された複数
の画像の位置合せ処理(重ね合せ処理)を行なう画像処
理装置に関する。
線CTスキャナ等の画像撮影装置により撮影された複数
の画像の位置合せ処理(重ね合せ処理)を行なう画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】患者の腫瘍等の病変部に電子線、X線等
の高エネルギー放射線を照射して当該病変部を治療する
放射線治療装置では、治療を行なうにあたり、放射線の
線種、線量、照射方向等を設定する等、いわゆる治療を
行なうための種々の条件を計画し、設定している(以
下、治療計画を立てるという)。特に、放射線の照射方
向は、病変部の周囲の正常組織(重要臓器等)に当該放
射線が照射されないような方向に設定されなければなら
ない。
の高エネルギー放射線を照射して当該病変部を治療する
放射線治療装置では、治療を行なうにあたり、放射線の
線種、線量、照射方向等を設定する等、いわゆる治療を
行なうための種々の条件を計画し、設定している(以
下、治療計画を立てるという)。特に、放射線の照射方
向は、病変部の周囲の正常組織(重要臓器等)に当該放
射線が照射されないような方向に設定されなければなら
ない。
【0003】放射線治療計画において、特に放射線の照
射方向を設定する場合では、まずX線透視装置やX線C
Tスキャナ等の画像撮影装置により患者の画像を撮影す
る。そして、その画像を参照しながら、適切な放射線照
射方向を設定している。
射方向を設定する場合では、まずX線透視装置やX線C
Tスキャナ等の画像撮影装置により患者の画像を撮影す
る。そして、その画像を参照しながら、適切な放射線照
射方向を設定している。
【0004】ところで、放射線治療は、通常放射線治療
計画を立てた日(あるいは時)から日数(あるいは時
間)を経過して行なわれるため、上述した治療計画時に
設定された適切な放射線照射方向は、治療計画時と実際
の治療時との間での患者の状態変化(位置、体の向きの
違い、体動等)や病変部の大きさの変化等により、微妙
にズレる恐れがある。そこで、その計画時の患者の状態
と治療時の患者の状態とのズレを補正して、治療時の患
者の状態において適切な放射線照射方向を設定すること
が必要である。
計画を立てた日(あるいは時)から日数(あるいは時
間)を経過して行なわれるため、上述した治療計画時に
設定された適切な放射線照射方向は、治療計画時と実際
の治療時との間での患者の状態変化(位置、体の向きの
違い、体動等)や病変部の大きさの変化等により、微妙
にズレる恐れがある。そこで、その計画時の患者の状態
と治療時の患者の状態とのズレを補正して、治療時の患
者の状態において適切な放射線照射方向を設定すること
が必要である。
【0005】そこで、治療計画時において、撮影された
計画用の画像(例えば断層像とする)上に、例えば当該
画像としてなるべく不動な互いに異なる少なくとも3つ
の部位(例えば脊椎上の所要位置等)を特徴点(A,
B,C)として指定し(図9参照)、その位置情報(位
置座標)を求めておく。続いて、実際の治療時におい
て、再度画像(位置合せ用画像であり、断層像とする)
を収集し、その収集された位置合せ用画像上において、
上記計画用の画像上で特徴点(A,B,C)が指定され
た部位に対応する部位(同一部位)に特徴点(A′,
B′,C′)を指定して(図10参照)その位置情報を
求める。そして、計画用の画像上の特徴点(A,B,
C)と位置合せ用画像上の特徴点(A′,B′,C′)
との位置を合せ(重ね合せ)、その位置合せ処理の際に
要する画像平面内の2次元移動量及び回転量を算出する
ことにより、当該患者の状態変化量が求まる(この方法
をランドマーク法という)。
計画用の画像(例えば断層像とする)上に、例えば当該
画像としてなるべく不動な互いに異なる少なくとも3つ
の部位(例えば脊椎上の所要位置等)を特徴点(A,
B,C)として指定し(図9参照)、その位置情報(位
置座標)を求めておく。続いて、実際の治療時におい
て、再度画像(位置合せ用画像であり、断層像とする)
を収集し、その収集された位置合せ用画像上において、
上記計画用の画像上で特徴点(A,B,C)が指定され
た部位に対応する部位(同一部位)に特徴点(A′,
B′,C′)を指定して(図10参照)その位置情報を
求める。そして、計画用の画像上の特徴点(A,B,
C)と位置合せ用画像上の特徴点(A′,B′,C′)
との位置を合せ(重ね合せ)、その位置合せ処理の際に
要する画像平面内の2次元移動量及び回転量を算出する
ことにより、当該患者の状態変化量が求まる(この方法
をランドマーク法という)。
【0006】このようにして算出された2次元移動量及
び回転量に応じて計画時の放射線照射方向を補正するこ
とにより、実際の治療時における患者の状態に適した放
射線照射方向が求められていた。
び回転量に応じて計画時の放射線照射方向を補正するこ
とにより、実際の治療時における患者の状態に適した放
射線照射方向が求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】患者1人あたりの放射
線治療全体にかかる時間においては、上述した画像位置
合せ処理による患者の状態ズレ補正に費やされる時間が
大きな比重を占めている。したがって、上述した状態ズ
レ補正をより簡単且つ迅速に行なうことが、患者スルー
プットの向上、延いては、放射線治療全体の治療効率の
向上に寄与することになる。
線治療全体にかかる時間においては、上述した画像位置
合せ処理による患者の状態ズレ補正に費やされる時間が
大きな比重を占めている。したがって、上述した状態ズ
レ補正をより簡単且つ迅速に行なうことが、患者スルー
プットの向上、延いては、放射線治療全体の治療効率の
向上に寄与することになる。
【0008】しかしながら、上述した画像間位置合せ処
理では、治療時の特徴点指定と計画時の特徴点指定とが
全く独立して行なわれている、つまり、治療時の特徴点
を指定する際に、最初に指定した特徴点の位置情報を全
く利用していないため、治療時の特徴点指定の際におい
ても、医師等は位置合せ用画像を念入りに視認して当該
特徴点を指定する部位を探さなければならず、当該医師
等の負担が増加した。また、その特徴点探索にかかる時
間も増大し、患者一人あたりの治療時間も増大してしま
った。
理では、治療時の特徴点指定と計画時の特徴点指定とが
全く独立して行なわれている、つまり、治療時の特徴点
を指定する際に、最初に指定した特徴点の位置情報を全
く利用していないため、治療時の特徴点指定の際におい
ても、医師等は位置合せ用画像を念入りに視認して当該
特徴点を指定する部位を探さなければならず、当該医師
等の負担が増加した。また、その特徴点探索にかかる時
間も増大し、患者一人あたりの治療時間も増大してしま
った。
【0009】さらに、計画時において3点の特徴点を指
定したにもかかわらず、治療時においても、必ず3点の
特徴点を指定しなければならないため、その3点の特徴
点の指定に係わる医師等の負担が増加した。また、特徴
点指定にかかる時間も増大し、同じく患者一人あたりの
治療時間も増大してしまった。
定したにもかかわらず、治療時においても、必ず3点の
特徴点を指定しなければならないため、その3点の特徴
点の指定に係わる医師等の負担が増加した。また、特徴
点指定にかかる時間も増大し、同じく患者一人あたりの
治療時間も増大してしまった。
【0010】以上述べたように、画像間位置合せ処理が
迅速且つ効率良く行なわれていないため、医師等の負担
軽減や患者スループットの向上等を実現するには至らな
かった。
迅速且つ効率良く行なわれていないため、医師等の負担
軽減や患者スループットの向上等を実現するには至らな
かった。
【0011】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、画像間位置合せ処理を容易且つ迅速に実行可能な
画像処理装置を提供することにより、例えば放射線治療
における医師等の負担軽減及び患者スループットの向上
を実現し、延いては放射線治療全体の治療効率の向上を
実現することをその目的とする。
ので、画像間位置合せ処理を容易且つ迅速に実行可能な
画像処理装置を提供することにより、例えば放射線治療
における医師等の負担軽減及び患者スループットの向上
を実現し、延いては放射線治療全体の治療効率の向上を
実現することをその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の第1の発明に係わる画像処理装置は、画像取得装置に
より予め取得された対象体の第1の画像の互いに異なる
少なくとも3つの部位にそれぞれ指定された基準特徴点
の位置データを記憶する記憶手段と、前記画像取得装置
により再度取得された前記対象体の第2の画像をモニタ
に表示する表示手段と、前記モニタに表示された第2の
画像上における前記少なくとも3つの部位の内の少なく
とも2つの部位にそれぞれ指定された特徴点の位置デー
タ及び前記基準特徴点の位置データに基づいて、前記第
1の画像及び前記第2の画像間の位置合せ処理を行なう
画像間位置合せ手段とを備えている。
の第1の発明に係わる画像処理装置は、画像取得装置に
より予め取得された対象体の第1の画像の互いに異なる
少なくとも3つの部位にそれぞれ指定された基準特徴点
の位置データを記憶する記憶手段と、前記画像取得装置
により再度取得された前記対象体の第2の画像をモニタ
に表示する表示手段と、前記モニタに表示された第2の
画像上における前記少なくとも3つの部位の内の少なく
とも2つの部位にそれぞれ指定された特徴点の位置デー
タ及び前記基準特徴点の位置データに基づいて、前記第
1の画像及び前記第2の画像間の位置合せ処理を行なう
画像間位置合せ手段とを備えている。
【0013】特に、前記基準特徴点は、前記第1の画像
上の互いに異なる3つの部位にそれぞれ指定された3点
であり、前記画像間位置合せ手段は、前記モニタに表示
された第2の画像上の前記3つの部位の内の1つの部位
を第1の特徴点として指定する第1の指定手段と、前記
記憶手段に記憶された前記3つの基準特徴点の位置デー
タに基づいて、前記第1の特徴点が指定された第2の画
像上に前記3つの基準特徴点を表示する基準特徴点表示
手段と、前記3つの部位の残りの2つの部位の内の1つ
の部位を、前記基準特徴点が表示された第2の画像上に
第2の特徴点として指定する第2の指定手段と、前記第
2の画像上に表示された3つの基準特徴点を、当該3つ
の基準特徴点の内前記第1の特徴点及び第2の特徴点に
対応する2つの特徴点が当該第1の特徴点及び第2の特
徴点に略一致するように、互いの位置関係を保持したま
ま画像平面内で移動させる移動手段と、この移動手段に
よる前記3つの基準特徴点の前記画像平面内の移動量を
計算する計算手段とを備えている。
上の互いに異なる3つの部位にそれぞれ指定された3点
であり、前記画像間位置合せ手段は、前記モニタに表示
された第2の画像上の前記3つの部位の内の1つの部位
を第1の特徴点として指定する第1の指定手段と、前記
記憶手段に記憶された前記3つの基準特徴点の位置デー
タに基づいて、前記第1の特徴点が指定された第2の画
像上に前記3つの基準特徴点を表示する基準特徴点表示
手段と、前記3つの部位の残りの2つの部位の内の1つ
の部位を、前記基準特徴点が表示された第2の画像上に
第2の特徴点として指定する第2の指定手段と、前記第
2の画像上に表示された3つの基準特徴点を、当該3つ
の基準特徴点の内前記第1の特徴点及び第2の特徴点に
対応する2つの特徴点が当該第1の特徴点及び第2の特
徴点に略一致するように、互いの位置関係を保持したま
ま画像平面内で移動させる移動手段と、この移動手段に
よる前記3つの基準特徴点の前記画像平面内の移動量を
計算する計算手段とを備えている。
【0014】また特に、前記移動手段は、少なくとも前
記3つの基準特徴点を、互いの位置関係を保持したまま
前記画像平面内で回転移動させる手段を含んでいる。
記3つの基準特徴点を、互いの位置関係を保持したまま
前記画像平面内で回転移動させる手段を含んでいる。
【0015】さらに、前記目的を達成するための第2の
発明に係わる画像処理装置は、画像取得装置により予め
取得された対象体の第1の画像と当該第1の画像上の互
いに異なる少なくとも3つの部位にそれぞれ指定された
基準特徴点の位置データとを関連付けて記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶された前記第1の画像及び前
記基準特徴点並びに前記画像取得装置により再度取得さ
れた前記対象体の第2の画像をそれぞれ前記モニタに表
示する表示手段と、前記モニタに表示された第2の画像
上における前記少なくとも3つの部位の内の少なくとも
2つの部位にそれぞれ指定された特徴点の位置データ及
び前記モニタに表示された前記基準特徴点の位置データ
に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像間の位
置合せ処理を行なう画像間位置合せ手段とを備えてい
る。
発明に係わる画像処理装置は、画像取得装置により予め
取得された対象体の第1の画像と当該第1の画像上の互
いに異なる少なくとも3つの部位にそれぞれ指定された
基準特徴点の位置データとを関連付けて記憶する記憶手
段と、この記憶手段に記憶された前記第1の画像及び前
記基準特徴点並びに前記画像取得装置により再度取得さ
れた前記対象体の第2の画像をそれぞれ前記モニタに表
示する表示手段と、前記モニタに表示された第2の画像
上における前記少なくとも3つの部位の内の少なくとも
2つの部位にそれぞれ指定された特徴点の位置データ及
び前記モニタに表示された前記基準特徴点の位置データ
に基づいて、前記第1の画像及び前記第2の画像間の位
置合せ処理を行なう画像間位置合せ手段とを備えてい
る。
【0016】特に、前記基準特徴点は、前記第1の画像
上の互いに異なる3つの部位にそれぞれ指定された3点
であり、前記画像間位置合せ手段は、前記モニタに表示
された第2の画像上の前記3つの部位の内の1つの部位
を第1の特徴点として指定する第1の指定手段と、前記
モニタに表示された前記基準特徴点を、前記第1の特徴
点が指定された第2の画像上に表示する基準特徴点表示
手段と、前記3つの部位の残りの2つの部位の内の1つ
の部位を、前記基準特徴点が表示された第2の画像上に
第2の特徴点として指定する第2の指定手段と、前記第
2の画像上に表示された3つの基準特徴点を、当該3つ
の基準特徴点の内前記第1の特徴点及び第2の特徴点に
対応する2つの特徴点が当該第1の特徴点及び第2の特
徴点に略一致するように、互いの位置関係を保持したま
ま画像平面内で移動させる移動手段と、この移動手段に
よる前記3つの基準特徴点の前記画像平面内の移動量を
計算する計算手段とを備えている。
上の互いに異なる3つの部位にそれぞれ指定された3点
であり、前記画像間位置合せ手段は、前記モニタに表示
された第2の画像上の前記3つの部位の内の1つの部位
を第1の特徴点として指定する第1の指定手段と、前記
モニタに表示された前記基準特徴点を、前記第1の特徴
点が指定された第2の画像上に表示する基準特徴点表示
手段と、前記3つの部位の残りの2つの部位の内の1つ
の部位を、前記基準特徴点が表示された第2の画像上に
第2の特徴点として指定する第2の指定手段と、前記第
2の画像上に表示された3つの基準特徴点を、当該3つ
の基準特徴点の内前記第1の特徴点及び第2の特徴点に
対応する2つの特徴点が当該第1の特徴点及び第2の特
徴点に略一致するように、互いの位置関係を保持したま
ま画像平面内で移動させる移動手段と、この移動手段に
よる前記3つの基準特徴点の前記画像平面内の移動量を
計算する計算手段とを備えている。
【0017】また特に、前記表示手段は、前記第1の画
像及び前記3つの基準特徴点を前記モニタ画面の向かっ
て左側半分の領域に重畳表示し、前記第2の画像を前記
モニタ画面の向かって右半分の領域に表示し、前記基準
特徴点表示手段は、前記モニタ画面の向かって左側半分
の領域に表示された前記基準特徴点を、前記モニタ画面
の向かって右半分の領域に表示された前記第2の画像上
に向かって平行移動させて当該第2の画像上に表示させ
る。
像及び前記3つの基準特徴点を前記モニタ画面の向かっ
て左側半分の領域に重畳表示し、前記第2の画像を前記
モニタ画面の向かって右半分の領域に表示し、前記基準
特徴点表示手段は、前記モニタ画面の向かって左側半分
の領域に表示された前記基準特徴点を、前記モニタ画面
の向かって右半分の領域に表示された前記第2の画像上
に向かって平行移動させて当該第2の画像上に表示させ
る。
【0018】第1の発明に係わる画像治療装置によれ
ば、画像取得装置により予め取得された対象体である例
えば被検体の、例えば放射線治療に係わる治療計画用の
第1の画像(治療計画用画像)上の互いに異なる例えば
3つの部位にそれぞれ指定された基準特徴点の位置デー
タが記憶手段により記憶されている。また、第2の発明
によれば、画像取得装置により予め取得された対象体
(被検体)の例えば放射線治療に係わる治療計画用の第
1の画像(治療計画用画像)と第1の画像上の互いに異
なる少なくとも3つの部位にそれぞれ指定された基準特
徴点の位置データとが記憶手段により、互いに関連付け
られて記憶されている。
ば、画像取得装置により予め取得された対象体である例
えば被検体の、例えば放射線治療に係わる治療計画用の
第1の画像(治療計画用画像)上の互いに異なる例えば
3つの部位にそれぞれ指定された基準特徴点の位置デー
タが記憶手段により記憶されている。また、第2の発明
によれば、画像取得装置により予め取得された対象体
(被検体)の例えば放射線治療に係わる治療計画用の第
1の画像(治療計画用画像)と第1の画像上の互いに異
なる少なくとも3つの部位にそれぞれ指定された基準特
徴点の位置データとが記憶手段により、互いに関連付け
られて記憶されている。
【0019】そして、第1及び第2の発明によれば、画
像取得装置により再度取得された、同一の対象体(被検
体)の第2の画像(位置合せ用画像)が表示手段により
モニタに表示される。
像取得装置により再度取得された、同一の対象体(被検
体)の第2の画像(位置合せ用画像)が表示手段により
モニタに表示される。
【0020】モニタに表示された第2の画像上における
3つの部位の内の例えば2つの部位にそれぞれ指定され
た特徴点の位置データ及び基準特徴点の位置データに基
づいて、画像間位置合せ手段により第1の画像及び第2
の画像間の位置合せ処理が行なわれる。
3つの部位の内の例えば2つの部位にそれぞれ指定され
た特徴点の位置データ及び基準特徴点の位置データに基
づいて、画像間位置合せ手段により第1の画像及び第2
の画像間の位置合せ処理が行なわれる。
【0021】この画像間位置合せ手段として、モニタに
表示された第2の画像上の3つの部位の内の1つの部位
が第1の特徴点として第1の指定手段により指定され、
記憶手段に記憶された3つの基準特徴点の位置データに
基づいて、基準特徴点表示手段により第1の特徴点が指
定された第2の画像上に3つの基準特徴点が表示される
(第2の発明の場合、モニタに表示された基準特徴点が
第1の特徴点が指定された第2の画像上に表示され
る)。
表示された第2の画像上の3つの部位の内の1つの部位
が第1の特徴点として第1の指定手段により指定され、
記憶手段に記憶された3つの基準特徴点の位置データに
基づいて、基準特徴点表示手段により第1の特徴点が指
定された第2の画像上に3つの基準特徴点が表示される
(第2の発明の場合、モニタに表示された基準特徴点が
第1の特徴点が指定された第2の画像上に表示され
る)。
【0022】続いて、3つの部位の残りの2つの部位の
内の1つの部位が、第2の指定手段により、基準特徴点
が表示された第2の画像上に第2の特徴点として指定さ
れる。この第2の指定手段による第2の特徴点の指定
は、第2の画像上に基準特徴点が表示されているため、
その基準特徴点を参照して容易に行なうことができる。
内の1つの部位が、第2の指定手段により、基準特徴点
が表示された第2の画像上に第2の特徴点として指定さ
れる。この第2の指定手段による第2の特徴点の指定
は、第2の画像上に基準特徴点が表示されているため、
その基準特徴点を参照して容易に行なうことができる。
【0023】そして、第2の画像上に表示された3つの
基準特徴点は、移動手段により、3つの基準特徴点の内
第1の特徴点及び第2の特徴点に対応する2つの特徴点
がその第1の特徴点及び第2の特徴点に略一致するよう
に、互いの位置関係を保持したまま画像平面内で例えば
回転移動され、移動手段による3つの基準特徴点の画像
平面内の移動量が計算手段により計算される。
基準特徴点は、移動手段により、3つの基準特徴点の内
第1の特徴点及び第2の特徴点に対応する2つの特徴点
がその第1の特徴点及び第2の特徴点に略一致するよう
に、互いの位置関係を保持したまま画像平面内で例えば
回転移動され、移動手段による3つの基準特徴点の画像
平面内の移動量が計算手段により計算される。
【0024】すなわち、第2の画像上に指定されるの
は、3つの基準特徴点に対応する3つの特徴点ではなく
2つの特徴点となり、第2の画像上に表示された基準特
徴点を例えば回転移動させることにより、当該第2の画
像上の3点めの特徴点の位置を、回転移動した基準特徴
点の位置により類推することができる。
は、3つの基準特徴点に対応する3つの特徴点ではなく
2つの特徴点となり、第2の画像上に表示された基準特
徴点を例えば回転移動させることにより、当該第2の画
像上の3点めの特徴点の位置を、回転移動した基準特徴
点の位置により類推することができる。
【0025】特に、第2の発明によれば、表示手段によ
り、例えば、記憶手段に記憶された第1の画像及び基準
特徴点がモニタ画面の向かって左側半分の領域に表示さ
れ、第2の画像がモニタ画面の向かって右半分の領域に
表示される等、第1の画像及び基準特徴点と第2の画像
同時に表示されているため、医師等は、当該第1の画像
及び基準特徴点と第2の画像とを同時に視認することが
できる。
り、例えば、記憶手段に記憶された第1の画像及び基準
特徴点がモニタ画面の向かって左側半分の領域に表示さ
れ、第2の画像がモニタ画面の向かって右半分の領域に
表示される等、第1の画像及び基準特徴点と第2の画像
同時に表示されているため、医師等は、当該第1の画像
及び基準特徴点と第2の画像とを同時に視認することが
できる。
【0026】また特に、第2の発明によれば、基準特徴
点表示手段により、モニタ画面の向かって左側半分の領
域に表示された基準特徴点は、モニタ画面の向かって右
半分の領域に表示された第2の画像上に向かって平行移
動させて当該第2の画像上に表示されるため、医師等
は、基準特徴点の位置をより明確に認識することができ
る。
点表示手段により、モニタ画面の向かって左側半分の領
域に表示された基準特徴点は、モニタ画面の向かって右
半分の領域に表示された第2の画像上に向かって平行移
動させて当該第2の画像上に表示されるため、医師等
は、基準特徴点の位置をより明確に認識することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、本発
明に係わる画像処理装置を放射線治療システムに適用し
た例を示すものである。
図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、本発
明に係わる画像処理装置を放射線治療システムに適用し
た例を示すものである。
【0028】図1は、本発明に係わる画像処理装置を有
する放射線治療システムを示す概略ブロック図であり、
図2は、その画像処理装置の概略構成を示すブロック図
である。
する放射線治療システムを示す概略ブロック図であり、
図2は、その画像処理装置の概略構成を示すブロック図
である。
【0029】図1に示す放射線治療システム1は、放射
線治療計画用及び画像間位置合せ用の画像を取得する例
えばX線CTスキャナやX線透視撮影装置、MRI装置
等の画像取得装置2と、コンピュータ回路を搭載し、画
像取得装置2により取得された治療計画用画像に基づい
て、放射線照射位置、放射線照射方向(照射角度)、放
射線量、及び照射野形状等の治療計画を立てる治療計画
装置3と、画像取得部2により取得された治療計画用画
像及び画像間位置合せ用画像に基づいて画像間位置合せ
処理を行なう画像処理装置4と、治療計画装置3により
計画された治療計画データ及び画像処理装置4により生
成された画像間位置合せデータに従って、例えばX線に
より照射治療を行なう放射線治療装置5とを備えてい
る。この放射線治療装置4は、図1に示すように、被検
体(患者)載置用の寝台10と、被検体の体軸(Z)方
向を回転軸として回転可能な架台11と、この架台11
を回転可能に支持する架台支持体12と、治療装置全体
を制御する図示しない制御部とを備えている。
線治療計画用及び画像間位置合せ用の画像を取得する例
えばX線CTスキャナやX線透視撮影装置、MRI装置
等の画像取得装置2と、コンピュータ回路を搭載し、画
像取得装置2により取得された治療計画用画像に基づい
て、放射線照射位置、放射線照射方向(照射角度)、放
射線量、及び照射野形状等の治療計画を立てる治療計画
装置3と、画像取得部2により取得された治療計画用画
像及び画像間位置合せ用画像に基づいて画像間位置合せ
処理を行なう画像処理装置4と、治療計画装置3により
計画された治療計画データ及び画像処理装置4により生
成された画像間位置合せデータに従って、例えばX線に
より照射治療を行なう放射線治療装置5とを備えてい
る。この放射線治療装置4は、図1に示すように、被検
体(患者)載置用の寝台10と、被検体の体軸(Z)方
向を回転軸として回転可能な架台11と、この架台11
を回転可能に支持する架台支持体12と、治療装置全体
を制御する図示しない制御部とを備えている。
【0030】寝台10はその上面に天板10aを有し、
図示しない駆動機構により上下動(Y軸方向)、長手方
向(Z軸方向)、及び横方向(X軸方向)に当該天板1
0aを移動させることができる。また、寝台10は、図
示しない駆動機構により、天板支柱回転及びアイソセン
タを中心とした回転が可能になっている。これら寝台1
0の動作は、治療時の天板10aの位置決め及び放射線
治療の際に必要であり、コンソールからの制御信号によ
り制御される。
図示しない駆動機構により上下動(Y軸方向)、長手方
向(Z軸方向)、及び横方向(X軸方向)に当該天板1
0aを移動させることができる。また、寝台10は、図
示しない駆動機構により、天板支柱回転及びアイソセン
タを中心とした回転が可能になっている。これら寝台1
0の動作は、治療時の天板10aの位置決め及び放射線
治療の際に必要であり、コンソールからの制御信号によ
り制御される。
【0031】放射線治療装置1により治療を行なう際に
は、寝台10の天板10aに被検体が載置された状態
で、治療計画装置3により計画された照射位置、照射方
向、放射線量、及び照射野形状等の治療計画データに従
ってコンソールを介して寝台10、架台11(回転角度
等)、図示しないコリメータ等が制御されて、治療に最
適な照射位置、照射方向、照射野形状及び最適なX線量
でX線が病変部に照射され、当該病変部が治療される。
は、寝台10の天板10aに被検体が載置された状態
で、治療計画装置3により計画された照射位置、照射方
向、放射線量、及び照射野形状等の治療計画データに従
ってコンソールを介して寝台10、架台11(回転角度
等)、図示しないコリメータ等が制御されて、治療に最
適な照射位置、照射方向、照射野形状及び最適なX線量
でX線が病変部に照射され、当該病変部が治療される。
【0032】ところで、放射線治療システム1は、例え
ば天板10aのX,Y,Z方向の移動範囲内に画像取得
装置2と放射線治療装置5とを離間して配置し、天板1
0aのZ方向への移動等により画像取得装置2及び放射
線治療装置5間の被検体の搬送を実現した複合的なシス
テムとして構成されている。
ば天板10aのX,Y,Z方向の移動範囲内に画像取得
装置2と放射線治療装置5とを離間して配置し、天板1
0aのZ方向への移動等により画像取得装置2及び放射
線治療装置5間の被検体の搬送を実現した複合的なシス
テムとして構成されている。
【0033】そして、画像処理装置4は、図2に示すよ
うに、コンピュータ回路を搭載し、処理装置4全体の制
御を行なう制御部15と、治療計画用画像及び画像間位
置合せ用画像を表示可能なモニタ16と、医師(オペレ
ータ)から種々のデータを入力可能な入力部17とを備
えている。特に、入力部17には、ポインティングデバ
イスとして例えばマウス17aが設けられ、当該マウス
17aを操作してモニタ画面上でカーソルを移動させる
ことにより、当該モニタ画面上での所望の位置座標を特
徴点として指定可能になっている。制御部15と入力部
17との間には、特徴点入力部18が介在され、この特
徴点入力部18は、コンピュータ回路を搭載しており、
入力部17のマウス17aから入力された特徴点の位置
座標データを制御部15が処理可能なデータに変換して
当該制御部15に送る処理等、入力部17と制御部15
との間の特徴点指定に関するインターフェース処理を行
なうようになっている。
うに、コンピュータ回路を搭載し、処理装置4全体の制
御を行なう制御部15と、治療計画用画像及び画像間位
置合せ用画像を表示可能なモニタ16と、医師(オペレ
ータ)から種々のデータを入力可能な入力部17とを備
えている。特に、入力部17には、ポインティングデバ
イスとして例えばマウス17aが設けられ、当該マウス
17aを操作してモニタ画面上でカーソルを移動させる
ことにより、当該モニタ画面上での所望の位置座標を特
徴点として指定可能になっている。制御部15と入力部
17との間には、特徴点入力部18が介在され、この特
徴点入力部18は、コンピュータ回路を搭載しており、
入力部17のマウス17aから入力された特徴点の位置
座標データを制御部15が処理可能なデータに変換して
当該制御部15に送る処理等、入力部17と制御部15
との間の特徴点指定に関するインターフェース処理を行
なうようになっている。
【0034】一方、画像処理装置4は、画像管理部19
とメモリ20とを有している。画像管理部19は、コン
ピュータ回路を搭載し、画像取得部2により取得された
治療計画用画像を、制御部15から送られた特徴点デー
タと関連付けてメモリ20に記憶するようになってい
る。また、画像取得部2により取得された画像間位置合
せ用画像をメモリ20に記憶し、且つ当該位置合せ用画
像を制御部15に送るようになっている。
とメモリ20とを有している。画像管理部19は、コン
ピュータ回路を搭載し、画像取得部2により取得された
治療計画用画像を、制御部15から送られた特徴点デー
タと関連付けてメモリ20に記憶するようになってい
る。また、画像取得部2により取得された画像間位置合
せ用画像をメモリ20に記憶し、且つ当該位置合せ用画
像を制御部15に送るようになっている。
【0035】さらに、画像処理装置4は、ズレ量計算部
21を有している。このズレ量計算部21は、演算プロ
セッサ等を有し、制御部15の制御に基づいて、治療計
画用画像と画像間位置合せ用画像との間のズレ量(画像
取得装置により取得される画像が2次元画像であり、そ
の画像平面を(x,y)の2次元座標で表すと、その
(x,y)方向のズレ量や画像中心からの回転方向のズ
レ量等)を計算し、制御部15に送るようになってい
る。
21を有している。このズレ量計算部21は、演算プロ
セッサ等を有し、制御部15の制御に基づいて、治療計
画用画像と画像間位置合せ用画像との間のズレ量(画像
取得装置により取得される画像が2次元画像であり、そ
の画像平面を(x,y)の2次元座標で表すと、その
(x,y)方向のズレ量や画像中心からの回転方向のズ
レ量等)を計算し、制御部15に送るようになってい
る。
【0036】次に本構成の放射線治療システムの全体動
作について、特に画像処理装置4の動作を中心に図3及
び図4を参照して説明する。
作について、特に画像処理装置4の動作を中心に図3及
び図4を参照して説明する。
【0037】被検体の病変部に対する放射線治療を行な
うにあたり、まず最初に放射線治療計画を立てるため、
画像取得装置2側に寝台10の天板10aをセットし、
当該画像取得装置2により被検体の病変部を含む領域の
治療計画用画像(断層像、X線透視像等)が撮影、取得
される。この治療計画用画像は、治療計画装置3及び画
像処理装置4の画像管理部19に送られる。
うにあたり、まず最初に放射線治療計画を立てるため、
画像取得装置2側に寝台10の天板10aをセットし、
当該画像取得装置2により被検体の病変部を含む領域の
治療計画用画像(断層像、X線透視像等)が撮影、取得
される。この治療計画用画像は、治療計画装置3及び画
像処理装置4の画像管理部19に送られる。
【0038】治療計画装置3では、当該治療計画用画像
に基づいて、コンピュータ回路によりシミュレートが実
行され、治療に適した放射線照射位置、放射線照射方向
(照射角度)、放射線量、及び照射野形状等の治療計画
が立てられる。この治療計画データは、治療装置5の図
示しないコンソールに送られ、保持される。
に基づいて、コンピュータ回路によりシミュレートが実
行され、治療に適した放射線照射位置、放射線照射方向
(照射角度)、放射線量、及び照射野形状等の治療計画
が立てられる。この治療計画データは、治療装置5の図
示しないコンソールに送られ、保持される。
【0039】一方、画像処理装置4では、図3に示す処
理が行なわれる。すなわち、処理装置4の画像管理部1
9は、送られた治療計画用画像を制御部15及びメモリ
20に送る。メモリ20に送られた治療計画用画像は、
当該メモリ20の所定の記憶領域に記憶される(ステッ
プS1)。
理が行なわれる。すなわち、処理装置4の画像管理部1
9は、送られた治療計画用画像を制御部15及びメモリ
20に送る。メモリ20に送られた治療計画用画像は、
当該メモリ20の所定の記憶領域に記憶される(ステッ
プS1)。
【0040】制御部15は、治療計画用画像が送られる
と、送られた治療計画用画像をモニタ16に表示させる
(ステップS2)。このとき、医師等は、モニタ16に
表示された画像を見て、入力部17のマウス17aを操
作して、脊椎等の画像としてなるべく不動な互いに異な
る少なくとも3つの部位に特徴点(A,B,C)を入力
する。入力された3点(A,B,C)の位置座標データ
は、特徴点入力部18を介して制御部15に読み込まれ
る(ステップS3)。制御部15は、読み込んだ特徴点
(A,B,C)の位置座標データを画像管理部19に送
る。画像管理部19は、送られた特徴点データを前もっ
てメモリ20に記憶した治療計画用画像と関連付けて当
該メモリ20に記憶させる(ステップS4)。
と、送られた治療計画用画像をモニタ16に表示させる
(ステップS2)。このとき、医師等は、モニタ16に
表示された画像を見て、入力部17のマウス17aを操
作して、脊椎等の画像としてなるべく不動な互いに異な
る少なくとも3つの部位に特徴点(A,B,C)を入力
する。入力された3点(A,B,C)の位置座標データ
は、特徴点入力部18を介して制御部15に読み込まれ
る(ステップS3)。制御部15は、読み込んだ特徴点
(A,B,C)の位置座標データを画像管理部19に送
る。画像管理部19は、送られた特徴点データを前もっ
てメモリ20に記憶した治療計画用画像と関連付けて当
該メモリ20に記憶させる(ステップS4)。
【0041】このようにして、治療計画時における画像
処理装置4の処理が終了する。
処理装置4の処理が終了する。
【0042】続いて、以上の処理により計画された放射
線治療計画データに基づいて実際の放射線治療を行なう
場合、被検体の状態変化(体の向きの違い等)や病変部
の大きさの変化等により、計画時に設定された放射線方
向を若干補正した方が良い場合がある。そこで、画像取
得装置2により再度被検体の病変部を含む領域の画像を
撮影、取得する。すなわち、画像取得装置2側に寝台1
0の天板10aをセットし、当該画像取得装置2により
被検体の病変部を含む領域の画像間位置合せ用画像(断
層像、X線透視像等)が撮影、取得される。この位置合
せ用画像は、画像管理部19に送られる。
線治療計画データに基づいて実際の放射線治療を行なう
場合、被検体の状態変化(体の向きの違い等)や病変部
の大きさの変化等により、計画時に設定された放射線方
向を若干補正した方が良い場合がある。そこで、画像取
得装置2により再度被検体の病変部を含む領域の画像を
撮影、取得する。すなわち、画像取得装置2側に寝台1
0の天板10aをセットし、当該画像取得装置2により
被検体の病変部を含む領域の画像間位置合せ用画像(断
層像、X線透視像等)が撮影、取得される。この位置合
せ用画像は、画像管理部19に送られる。
【0043】画像処理装置4では、図4に示す処理が行
なわれる。すなわち、処理装置4の画像管理部19は、
送られた位置合せ用画像を制御部15及びメモリ20に
送る。メモリ20に送られた位置合せ用画像は、当該メ
モリ20の所定の記憶領域に記憶される(ステップS1
0)。
なわれる。すなわち、処理装置4の画像管理部19は、
送られた位置合せ用画像を制御部15及びメモリ20に
送る。メモリ20に送られた位置合せ用画像は、当該メ
モリ20の所定の記憶領域に記憶される(ステップS1
0)。
【0044】制御部15は、位置合せ用画像が送られる
と、当該位置合せ用画像をバッファ等に保持し、メモリ
20から治療計画用画像及び特徴点の位置座標データを
読み出す(ステップS11)。そして、制御部15は、
モニタ16に関する表示制御を行なうことにより、治療
計画用画像IA 及び特徴点(A,B,C)を示すマーカ
ー(MA ,MB ,MC )(図中●で表す)を重畳させて
モニタ画面の向かって左半分(左側画面)へ表示すると
ともに、当該モニタ画面の向かって右半分(右側画面)
へ位置合せ用画像IB を表示する(ステップS12;図
5参照)。
と、当該位置合せ用画像をバッファ等に保持し、メモリ
20から治療計画用画像及び特徴点の位置座標データを
読み出す(ステップS11)。そして、制御部15は、
モニタ16に関する表示制御を行なうことにより、治療
計画用画像IA 及び特徴点(A,B,C)を示すマーカ
ー(MA ,MB ,MC )(図中●で表す)を重畳させて
モニタ画面の向かって左半分(左側画面)へ表示すると
ともに、当該モニタ画面の向かって右半分(右側画面)
へ位置合せ用画像IB を表示する(ステップS12;図
5参照)。
【0045】このとき、医師等は、入力部17のマウス
17aを操作して、治療計画用画像IA 上で特徴点
(A,B,C)の内の1点(例えば“A”)が指定され
た部位に対応する位置合せ用画像IB 上の部位に特徴点
(“A1 ”)を入力する。この指定されたA及びA1 の
位置は、上述した被検体の状態変化等がある場合は、一
致していない(図5参照)。
17aを操作して、治療計画用画像IA 上で特徴点
(A,B,C)の内の1点(例えば“A”)が指定され
た部位に対応する位置合せ用画像IB 上の部位に特徴点
(“A1 ”)を入力する。この指定されたA及びA1 の
位置は、上述した被検体の状態変化等がある場合は、一
致していない(図5参照)。
【0046】入力された点A1 の特徴点データは、特徴
点入力部18を介して制御部15に読み込まれる(ステ
ップS13)。制御部15は、点A1 の特徴点データが
入力されると、特徴点(A1 を示すマーカー(MA1;図
中△で表す)を位置合せ用画像IB 上に重畳表示する
(ステップS14)とともに、モニタ16に関する表示
制御を行ない、治療計画用画像IA 上で表示された特徴
点(A,B,C)を示すマーカー(MA ,MB ,MC )
を、画面の横方向(図5及び図6中のx方向)に沿って
平行移動させて、モニタ16の右側画面に表示された位
置合せ画像IB 上の特徴点(A,B,C)の座標位置に
重畳表示する(ステップS15、図6参照)。
点入力部18を介して制御部15に読み込まれる(ステ
ップS13)。制御部15は、点A1 の特徴点データが
入力されると、特徴点(A1 を示すマーカー(MA1;図
中△で表す)を位置合せ用画像IB 上に重畳表示する
(ステップS14)とともに、モニタ16に関する表示
制御を行ない、治療計画用画像IA 上で表示された特徴
点(A,B,C)を示すマーカー(MA ,MB ,MC )
を、画面の横方向(図5及び図6中のx方向)に沿って
平行移動させて、モニタ16の右側画面に表示された位
置合せ画像IB 上の特徴点(A,B,C)の座標位置に
重畳表示する(ステップS15、図6参照)。
【0047】位置合せ用画像上に特徴点(A,B,C)
を示すマーカー(MA ,MB ,MC)が重畳表示された
状態で、医師等は、入力部17のマウス17aを操作し
て、治療計画用画像IA 上で特徴点(B,C)の内の1
点(例えば“B”)が指定された部位に対応する位置合
せ用画像IB 上の部位に点(“B1 ”)を入力する。こ
のとき、位置合せ用画像IB 上にマーカーMB が表示さ
れており、特徴点の移動量は若干量であるため、そのマ
ーカーMB の近傍を探せば、容易に特徴点B1 を入力で
きる。
を示すマーカー(MA ,MB ,MC)が重畳表示された
状態で、医師等は、入力部17のマウス17aを操作し
て、治療計画用画像IA 上で特徴点(B,C)の内の1
点(例えば“B”)が指定された部位に対応する位置合
せ用画像IB 上の部位に点(“B1 ”)を入力する。こ
のとき、位置合せ用画像IB 上にマーカーMB が表示さ
れており、特徴点の移動量は若干量であるため、そのマ
ーカーMB の近傍を探せば、容易に特徴点B1 を入力で
きる。
【0048】入力された点B1 の特徴点データは、特徴
点入力部18を介して制御部15に読み込まれる(ステ
ップS16)。
点入力部18を介して制御部15に読み込まれる(ステ
ップS16)。
【0049】制御部15は、点B1 の特徴点データが入
力されると、特徴点(B1 を示すマーカー(MB1;図中
△で表す)を重畳させて位置合せ用画像IB 上に重畳表
示する(ステップS17)。そして、制御部15は、モ
ニタ16に関する表示制御を行ない、位置合せ用画像I
B 上に表示された特徴点(A,B,C)を示すマーカー
(MA ,MB ,MC )を、当該特徴点(A,B,C)相
互の位置関係を保ったままで例えば画像中心を軸として
回転移動させることにより、当該マーカー(MA ,MB
)をマーカー(MA1,MB1)に一致させる。すなわ
ち、この処理により、マーカー(MA ,MB )が指定さ
れた治療計画用画像IA とマーカー(MA1,MB1)が指
定された位置合せ用画像IB との間の位置合せが行なわ
れたことになる(ステップS18;図7参照)。なお、
回転移動に加えて(x,y)方向への移動を行なうこと
もできる。
力されると、特徴点(B1 を示すマーカー(MB1;図中
△で表す)を重畳させて位置合せ用画像IB 上に重畳表
示する(ステップS17)。そして、制御部15は、モ
ニタ16に関する表示制御を行ない、位置合せ用画像I
B 上に表示された特徴点(A,B,C)を示すマーカー
(MA ,MB ,MC )を、当該特徴点(A,B,C)相
互の位置関係を保ったままで例えば画像中心を軸として
回転移動させることにより、当該マーカー(MA ,MB
)をマーカー(MA1,MB1)に一致させる。すなわ
ち、この処理により、マーカー(MA ,MB )が指定さ
れた治療計画用画像IA とマーカー(MA1,MB1)が指
定された位置合せ用画像IB との間の位置合せが行なわ
れたことになる(ステップS18;図7参照)。なお、
回転移動に加えて(x,y)方向への移動を行なうこと
もできる。
【0050】特徴点3点の位置関係は、理想的には一定
であるため、3点めの特徴点Cに対応する点C1 は、回
転・移動したマーカーMC'の位置にある可能性が高い。
すなわち、医師等は、2点めの特徴点B1 の入力を終了
すれば、後は回転・移動後のマーカーMC'の位置を確認
するだけでよくなり、3点めの特徴点Cに対応するC1
を入力する必要が無くなる。この結果、特徴点指定に関
する操作が大幅に減少する。
であるため、3点めの特徴点Cに対応する点C1 は、回
転・移動したマーカーMC'の位置にある可能性が高い。
すなわち、医師等は、2点めの特徴点B1 の入力を終了
すれば、後は回転・移動後のマーカーMC'の位置を確認
するだけでよくなり、3点めの特徴点Cに対応するC1
を入力する必要が無くなる。この結果、特徴点指定に関
する操作が大幅に減少する。
【0051】なお、もしマーカーMC の位置を確認した
結果、微調整が必要であれば(ステップS19の判断の
結果YES)、そのとき初めて位置合せ用画像IB 上に
特徴点Cに対応する位置の点(“C1 ”)を入力し、マ
ーカーMC1(=MC')を表示させることもできる(ステ
ップS20)。この特徴点C1 の入力も、特徴点B1の
入力と同様、マーカーMC の位置を参照して非常に容易
に実行できる。
結果、微調整が必要であれば(ステップS19の判断の
結果YES)、そのとき初めて位置合せ用画像IB 上に
特徴点Cに対応する位置の点(“C1 ”)を入力し、マ
ーカーMC1(=MC')を表示させることもできる(ステ
ップS20)。この特徴点C1 の入力も、特徴点B1の
入力と同様、マーカーMC の位置を参照して非常に容易
に実行できる。
【0052】さらに、制御部15は、回転・移動後のマ
ーカー(MA',MB',MC')(つまり、位置合せ用画像
IB 上の特徴点(A1 ,B1 ,C1 ))の位置データと
治療計画用画像IA 上のマーカー(MA ,MB ,MC )
(つまり、治療計画用画像上の特徴点(A,B,C))
の位置データとをズレ量計算部21に送る。ズレ量計算
部21は、送られた位置データに基づいて、治療計画用
画像IA と位置合せ用画像IB とのズレ量((x,y)
方向のズレ量や画像中心からの回転方向(θ)のズレ量
等)を計算し、制御部15に送る。制御部15では、送
られたズレ量をモニタ16の右側画面の位置合せ用画像
IB の一部に重畳表示する(ステップS21;図8参
照)。
ーカー(MA',MB',MC')(つまり、位置合せ用画像
IB 上の特徴点(A1 ,B1 ,C1 ))の位置データと
治療計画用画像IA 上のマーカー(MA ,MB ,MC )
(つまり、治療計画用画像上の特徴点(A,B,C))
の位置データとをズレ量計算部21に送る。ズレ量計算
部21は、送られた位置データに基づいて、治療計画用
画像IA と位置合せ用画像IB とのズレ量((x,y)
方向のズレ量や画像中心からの回転方向(θ)のズレ量
等)を計算し、制御部15に送る。制御部15では、送
られたズレ量をモニタ16の右側画面の位置合せ用画像
IB の一部に重畳表示する(ステップS21;図8参
照)。
【0053】そして、制御部15は、ステップS21の
処理により求められたズレ量を治療装置5のコンソール
に送り、処理を終了する。
処理により求められたズレ量を治療装置5のコンソール
に送り、処理を終了する。
【0054】治療装置5のコンソールは、保持された治
療計画データの内、特に放射線照射方向(照射角度)
を、送られたズレ量に基づいて補正する。そして、治療
装置5のコンソールは、補正された放射線照射方向を含
む治療計画データに従って、寝台10、架台11(回転
角度等)、図示しないコリメータ等を制御して放射線治
療を行なう。すなわち、寝台10の天板10aを治療装
置5側の所定位置へ移動させた状態で、治療に最適な照
射位置、照射方向、照射野形状及びX線量でX線を病変
部に照射することができる。
療計画データの内、特に放射線照射方向(照射角度)
を、送られたズレ量に基づいて補正する。そして、治療
装置5のコンソールは、補正された放射線照射方向を含
む治療計画データに従って、寝台10、架台11(回転
角度等)、図示しないコリメータ等を制御して放射線治
療を行なう。すなわち、寝台10の天板10aを治療装
置5側の所定位置へ移動させた状態で、治療に最適な照
射位置、照射方向、照射野形状及びX線量でX線を病変
部に照射することができる。
【0055】以上述べたように本実施形態によれば、治
療計画用画像上で指定された3点の特徴点に対応して位
置合せ用画像上で指定する特徴点の数を、計画時の点数
3点から2点に減らすことができ、しかも、その特徴点
を、治療計画用で指定した特徴点の位置を参照して非常
に容易に入力することができるため、画像位置合せ処理
にかかる時間及び労力が大幅に軽減され、画像位置合せ
処理を迅速且つ効率良く行なうことができる。したがっ
て、放射線治療を実行する際の患者1人あたりの画像位
置合せ時間が低減し、患者スループットを向上させるこ
とができる。
療計画用画像上で指定された3点の特徴点に対応して位
置合せ用画像上で指定する特徴点の数を、計画時の点数
3点から2点に減らすことができ、しかも、その特徴点
を、治療計画用で指定した特徴点の位置を参照して非常
に容易に入力することができるため、画像位置合せ処理
にかかる時間及び労力が大幅に軽減され、画像位置合せ
処理を迅速且つ効率良く行なうことができる。したがっ
て、放射線治療を実行する際の患者1人あたりの画像位
置合せ時間が低減し、患者スループットを向上させるこ
とができる。
【0056】なお、本実施形態では、治療計画用画像と
位置合せ用画像との2画像間の位置合せ処理について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2
枚以上の画像間の位置合せ処理についても適用可能であ
る。
位置合せ用画像との2画像間の位置合せ処理について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2
枚以上の画像間の位置合せ処理についても適用可能であ
る。
【0057】また、本実施形態では、治療計画用画像と
位置合せ用画像とを医師が比較しやすくするために、当
該治療計画用画像と位置合せ用画像とをモニタの左側画
面及び右側画面に同時表示させたが、本発明はこれに限
定されるものではない。すなわち、治療計画用画像上に
おいて特徴点を指定し、その特徴点の位置座標を求めれ
ば、後は、モニタ画面に位置合せ用画像のみを表示さ
せ、そして、その位置合せ画像上に特徴点A1 の指定
し、特徴点(A,B,C)を示すマーカー(MA ,MB
,MC )を重畳表示させてもよい(つまり、マーカー
(MA ,MB ,MC )平行移動しながら表示されるので
はなく、直接位置合せ画像上に表示されることにな
る)。なお、本実施形態のように2画像をモニタの左側
画面及び右側画面に同時表示させた場合においても、マ
ーカー(MA ,MB ,MC )を平行移動表示ではなく、
直接位置合せ画像上に表示してもよい。
位置合せ用画像とを医師が比較しやすくするために、当
該治療計画用画像と位置合せ用画像とをモニタの左側画
面及び右側画面に同時表示させたが、本発明はこれに限
定されるものではない。すなわち、治療計画用画像上に
おいて特徴点を指定し、その特徴点の位置座標を求めれ
ば、後は、モニタ画面に位置合せ用画像のみを表示さ
せ、そして、その位置合せ画像上に特徴点A1 の指定
し、特徴点(A,B,C)を示すマーカー(MA ,MB
,MC )を重畳表示させてもよい(つまり、マーカー
(MA ,MB ,MC )平行移動しながら表示されるので
はなく、直接位置合せ画像上に表示されることにな
る)。なお、本実施形態のように2画像をモニタの左側
画面及び右側画面に同時表示させた場合においても、マ
ーカー(MA ,MB ,MC )を平行移動表示ではなく、
直接位置合せ画像上に表示してもよい。
【0058】さらに、本実施形態では、治療計画用画像
と位置合せ用画像とを同一のスケールでモニタの左側画
面及び右側画面に同時表示させているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、どちらか一方の画
像をモニタ画面の1/4や1/8等のスケールにするな
ど、互いに異なる大きさにしてモニタに表示させてもよ
い。
と位置合せ用画像とを同一のスケールでモニタの左側画
面及び右側画面に同時表示させているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えば、どちらか一方の画
像をモニタ画面の1/4や1/8等のスケールにするな
ど、互いに異なる大きさにしてモニタに表示させてもよ
い。
【0059】さらにまた、本実施形態では、位置合せ用
画像を1枚モニタの右側画面に表示させた例を示した
が、例えば位置合せ用画像として断層像を複数枚撮影、
取得し、その複数枚の断層像をモニタの右側画面に順次
スクロール表示させてもよい。この場合、医師は、スク
ロール表示された断層像を見ながら、位置合せに適した
画像を指定し、その画像上において上述した処理を実施
することができる。なお、画像取得装置としてCTスキ
ャナを用い、ヘリカルスキャンを実行することにより、
細かいピッチの断層像が撮影、取得可能であるため、よ
り精度の高い画像間位置合せ処理が可能になる。
画像を1枚モニタの右側画面に表示させた例を示した
が、例えば位置合せ用画像として断層像を複数枚撮影、
取得し、その複数枚の断層像をモニタの右側画面に順次
スクロール表示させてもよい。この場合、医師は、スク
ロール表示された断層像を見ながら、位置合せに適した
画像を指定し、その画像上において上述した処理を実施
することができる。なお、画像取得装置としてCTスキ
ャナを用い、ヘリカルスキャンを実行することにより、
細かいピッチの断層像が撮影、取得可能であるため、よ
り精度の高い画像間位置合せ処理が可能になる。
【0060】ところで、上述したように本実施形態で
は、画像間位置合せ処理を行なう画像処理装置を放射線
治療システムに適用した例について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、複数の画像間の位置
合せ処理が必要な他のシステムについて適用可能であ
る。
は、画像間位置合せ処理を行なう画像処理装置を放射線
治療システムに適用した例について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、複数の画像間の位置
合せ処理が必要な他のシステムについて適用可能であ
る。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、画
像間位置合せ処理に必要な、第2の画像上での基準特徴
点に対応する特徴点の指定を、当該第2の画像上に表示
された基準特徴点を参照して行なうことができるため、
従来の画像間位置合せ処理において第2の画像上に特徴
点を指定する場合と比べて、非常に容易且つ迅速に特徴
点指定を行なうことができる。
像間位置合せ処理に必要な、第2の画像上での基準特徴
点に対応する特徴点の指定を、当該第2の画像上に表示
された基準特徴点を参照して行なうことができるため、
従来の画像間位置合せ処理において第2の画像上に特徴
点を指定する場合と比べて、非常に容易且つ迅速に特徴
点指定を行なうことができる。
【0062】また、従来のように3つの基準特徴点に対
応する3つの特徴点を全て画一的に第2の画像上に指定
するのではなく、2つの特徴点を第2の画像上に指定
し、第2の画像上に表示された基準特徴点を、対応する
特徴点どうしが略一致するように例えば回転移動させる
ことにより、当該第2の画像上の3点めの特徴点の位置
を、回転移動した基準特徴点の位置により類推すること
ができる。この結果、第2の画像上に指定する際の医師
等の手間を軽減し、特徴点指定に係わる時間を低減させ
る。
応する3つの特徴点を全て画一的に第2の画像上に指定
するのではなく、2つの特徴点を第2の画像上に指定
し、第2の画像上に表示された基準特徴点を、対応する
特徴点どうしが略一致するように例えば回転移動させる
ことにより、当該第2の画像上の3点めの特徴点の位置
を、回転移動した基準特徴点の位置により類推すること
ができる。この結果、第2の画像上に指定する際の医師
等の手間を軽減し、特徴点指定に係わる時間を低減させ
る。
【0063】すなわち、本発明の画像処理装置は、画像
間位置合せ処理における第2の画像上への特徴点指定に
関する操作を容易且つ迅速に行なうことができるため、
例えばこの画像処理装置を放射線治療システムに適用
(第1の画像→治療計画用画像、第2の画像→位置合せ
用画像)した場合、患者一人一人に必要な画像間位置合
せ処理を容易にし、当該位置合せ処理にかかる時間を低
減させることができる。したがって、放射線治療におけ
る医師等の負担を軽減させ、患者スループットの向上を
実現し、延いては放射線治療全体の治療効率を向上させ
ることができる。
間位置合せ処理における第2の画像上への特徴点指定に
関する操作を容易且つ迅速に行なうことができるため、
例えばこの画像処理装置を放射線治療システムに適用
(第1の画像→治療計画用画像、第2の画像→位置合せ
用画像)した場合、患者一人一人に必要な画像間位置合
せ処理を容易にし、当該位置合せ処理にかかる時間を低
減させることができる。したがって、放射線治療におけ
る医師等の負担を軽減させ、患者スループットの向上を
実現し、延いては放射線治療全体の治療効率を向上させ
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係わる放射線治療システ
ムの全体構成を概略的に示すブロック図。
ムの全体構成を概略的に示すブロック図。
【図2】図1における画像処理装置の全体構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図3】治療計画時における画像処理装置の処理の一例
を示す概略フローチャート。
を示す概略フローチャート。
【図4】放射線治療時における画像処理装置の処理の一
例を示す概略フローチャート。
例を示す概略フローチャート。
【図5】モニタの左側画面に重畳表示された治療計画用
画像及び特徴点マーカー(MA,MB ,MC )並びに右
側画面に表示された位置合せ用画像を模式的に示す図。
画像及び特徴点マーカー(MA,MB ,MC )並びに右
側画面に表示された位置合せ用画像を模式的に示す図。
【図6】x方向に移動して位置合せ用画像上に重畳表示
された特徴点マーカー(MA ,MB ,MC )を模式的に
示す図。
された特徴点マーカー(MA ,MB ,MC )を模式的に
示す図。
【図7】マーカー(MA ,MB ,MC )の回転移動を模
式的に示す図。
式的に示す図。
【図8】モニタの右側画面の位置合せ用画像上に重畳表
示されたズレ量を模式的に示す図。
示されたズレ量を模式的に示す図。
【図9】計画用画像及びこの画像上に指定された特徴点
(A,B,C)を模式的に示す図。
(A,B,C)を模式的に示す図。
【図10】位置合せ用画像及びこの画像上に指定された
特徴点(A′,B′,C′)を模式的に示す図。
特徴点(A′,B′,C′)を模式的に示す図。
1 放射線治療システム 2 画像取得装置 3 治療計画装置 4 画像処理装置 5 放射線治療装置 15 制御部 16 モニタ 17 入力部 17a マウス 18 特徴点入力部 19 画像管理部 20 メモリ 21 ズレ量計算部
Claims (7)
- 【請求項1】 画像取得装置により予め取得された対象
体の第1の画像の互いに異なる少なくとも3つの部位に
それぞれ指定された基準特徴点の位置データを記憶する
記憶手段と、前記画像取得装置により再度取得された前
記対象体の第2の画像をモニタに表示する表示手段と、
前記モニタに表示された第2の画像上における前記少な
くとも3つの部位の内の少なくとも2つの部位にそれぞ
れ指定された特徴点の位置データ及び前記基準特徴点の
位置データに基づいて、前記第1の画像及び前記第2の
画像間の位置合せ処理を行なう画像間位置合せ手段とを
備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記基準特徴点は、前記第1の画像上の
互いに異なる3つの部位にそれぞれ指定された3点であ
り、前記画像間位置合せ手段は、前記モニタに表示され
た第2の画像上の前記3つの部位の内の1つの部位を第
1の特徴点として指定する第1の指定手段と、前記記憶
手段に記憶された前記3つの基準特徴点の位置データに
基づいて、前記第1の特徴点が指定された第2の画像上
に前記3つの基準特徴点を表示する基準特徴点表示手段
と、前記3つの部位の残りの2つの部位の内の1つの部
位を、前記基準特徴点が表示された第2の画像上に第2
の特徴点として指定する第2の指定手段と、前記第2の
画像上に表示された3つの基準特徴点を、当該3つの基
準特徴点の内前記第1の特徴点及び第2の特徴点に対応
する2つの特徴点が当該第1の特徴点及び第2の特徴点
に略一致するように、互いの位置関係を保持したまま画
像平面内で移動させる移動手段と、この移動手段による
前記3つの基準特徴点の前記画像平面内の移動量を計算
する計算手段とを備えた請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記移動手段は、少なくとも前記3つの
基準特徴点を、互いの位置関係を保持したまま前記画像
平面内で回転移動させる手段を含む請求項2記載の画像
処理装置。 - 【請求項4】 画像取得装置により予め取得された対象
体の第1の画像と当該第1の画像上の互いに異なる少な
くとも3つの部位にそれぞれ指定された基準特徴点の位
置データとを関連付けて記憶する記憶手段と、この記憶
手段に記憶された前記第1の画像及び前記基準特徴点並
びに前記画像取得装置により再度取得された前記対象体
の第2の画像をそれぞれ前記モニタに表示する表示手段
と、前記モニタに表示された第2の画像上における前記
少なくとも3つの部位の内の少なくとも2つの部位にそ
れぞれ指定された特徴点の位置データ及び前記モニタに
表示された前記基準特徴点の位置データに基づいて、前
記第1の画像及び前記第2の画像間の位置合せ処理を行
なう画像間位置合せ手段とを備えたことを特徴とする画
像処理装置。 - 【請求項5】 前記基準特徴点は、前記第1の画像上の
互いに異なる3つの部位にそれぞれ指定された3点であ
り、前記画像間位置合せ手段は、前記モニタに表示され
た第2の画像上の前記3つの部位の内の1つの部位を第
1の特徴点として指定する第1の指定手段と、前記モニ
タに表示された前記基準特徴点を、前記第1の特徴点が
指定された第2の画像上に表示する基準特徴点表示手段
と、前記3つの部位の残りの2つの部位の内の1つの部
位を、前記基準特徴点が表示された第2の画像上に第2
の特徴点として指定する第2の指定手段と、前記第2の
画像上に表示された3つの基準特徴点を、当該3つの基
準特徴点の内前記第1の特徴点及び第2の特徴点に対応
する2つの特徴点が当該第1の特徴点及び第2の特徴点
に略一致するように、互いの位置関係を保持したまま画
像平面内で移動させる移動手段と、この移動手段による
前記3つの基準特徴点の前記画像平面内の移動量を計算
する計算手段とを備えた請求項4記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記表示手段は、前記第1の画像及び前
記3つの基準特徴点を前記モニタ画面の向かって左側半
分の領域に重畳表示し、前記第2の画像を前記モニタ画
面の向かって右半分の領域に表示する請求項5記載の画
像処理装置。 - 【請求項7】 前記基準特徴点表示手段は、前記モニタ
画面の向かって左側半分の領域に表示された前記基準特
徴点を、前記モニタ画面の向かって右半分の領域に表示
された前記第2の画像上に向かって平行移動させて当該
第2の画像上に表示させる請求項6記載の画像処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024127A JPH09218939A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024127A JPH09218939A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09218939A true JPH09218939A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12129655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8024127A Pending JPH09218939A (ja) | 1996-02-09 | 1996-02-09 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09218939A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003522576A (ja) | 2000-02-18 | 2003-07-29 | ウィリアム・ボーモント・ホスピタル | 平坦なパネル画像装置を有するコーンビームコンピュータ断層撮像装置 |
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JP5534607B2 (ja) * | 2008-02-25 | 2014-07-02 | 株式会社日立メディコ | 医用画像処理装置及び、そのプログラム |
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-
1996
- 1996-02-09 JP JP8024127A patent/JPH09218939A/ja active Pending
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