JPH09218724A - 樹脂製筐体装置 - Google Patents

樹脂製筐体装置

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Publication number
JPH09218724A
JPH09218724A JP8025313A JP2531396A JPH09218724A JP H09218724 A JPH09218724 A JP H09218724A JP 8025313 A JP8025313 A JP 8025313A JP 2531396 A JP2531396 A JP 2531396A JP H09218724 A JPH09218724 A JP H09218724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide portion
cooling fan
cooling
heat
guide part
Prior art date
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Pending
Application number
JP8025313A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Higa
正貴 日賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8025313A priority Critical patent/JPH09218724A/ja
Publication of JPH09218724A publication Critical patent/JPH09218724A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は情報機器を形成する本体部内に設
けられる発熱部品を効率よく確実に冷却できるようにし
た筐体装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体部2の内部にCPU15が設けられ
る筐体装置において、上記筐体内に設けられた冷却ファ
ン11と、この冷却ファンからの冷却風を上記CPUへ
導くガイド部9とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気製品、とくに
小型、軽量化が要求される情報機器などに用いられる樹
脂製筐体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パ−ソナルコンピュ−タなどの情
報機器においては、小型、軽量化が要求され、それに応
じて種々の改良がなされており、とくに軽量化の要求に
対してはその筐体を薄肉化して対応するということが考
えられている。
【0003】上記筐体はアルミニウム合金などの軽金属
や樹脂を用いて製作されるが、量産性や価格などの点か
ら樹脂を用いて射出成形するという製造方法が採用され
ることが多い。
【0004】上記筐体を情報機器に用いる場合、その内
部には種々の電子部品が収容され、たとえばCPUなど
の発熱部品も収容されることになる。発熱部品が収容さ
れた場合、筐体はその熱影響を受けることが避けられ
ず、とくに筐体を樹脂によって薄肉構造とした場合には
熱変形するということがある。
【0005】筐体の熱変形を防止するために、上記筐体
内に冷却ファンを収容し、この冷却ファンからの冷却風
で上記発熱部品を冷却するということが考えられる。し
かしながら、筐体内に単に冷却ファンを設けたのでは、
その冷却ファンからの冷却風を発熱部品へ確実に導くこ
とができないから、上記発熱部を効率よく冷却すること
ができないということが生じる。
【0006】発熱部品の冷却効率を向上させるために
は、その発熱部品を冷却ファンの近傍に配置するという
ことが考えられる。しかしながら、そのような配置構造
を採用すると、上記発熱部品の配置状態が制限されるか
ら、全体の設計の自由度が低下することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、薄肉化さ
れた筐体内に発熱部品が収容される筐体装置において
は、筐体の熱変形を防止するために上記発熱部品を冷却
することが要求される。その場合、単に冷却ファンを内
蔵したのでは、効率よく確実に冷却できないということ
が生じる。
【0008】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、筐体内に設けられる発熱
部品を効率よく確実に冷却できるようにした筐体装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、筐体
の内部に発熱部品が設けられる筐体装置において、上記
筐体内に設けられた冷却ファンと、この冷却ファンから
の冷却風を上記発熱部品へ導くガイド部とを具備したこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記ガイド部は上記筐体の内面に突設されたリブに
よって形成されていることを特徴とする。請求項3の発
明は、請求項2の発明において、上記ガイド部は、上記
発熱部品を取り付けた基板によって閉塞されていること
を特徴とする。
【0011】請求項1の発明によれば、筐体に設けられ
たガイド部によって、冷却ファンからの冷却風を発熱部
品へ確実に導くことができる。請求項2の発明によれ
ば、ガイド部を筐体を補強するために設けられたリブに
よって形成されるため、ガイド部専用の部品が不要とな
る。請求項3の発明によれば、ガイド部が発熱部品を取
り付けた基板によって閉塞されることで、冷却ファンか
らの冷却風が発熱部品へ確実にガイドされる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図3は情報機器としてのパ−ソナル
コンピュ−タ1の斜視図である。このパ−ソナルコンピ
ュ−タ1は本体部2と、この本体部2に開閉自在に設け
られた蓋体部3とからなる。本体部2にはキ−ボ−ド4
などが設けられ、蓋体部3には液晶表示部5が設けられ
ている。
【0013】上記本体部2はこの発明の筐体を構成して
おり、この本体部2は図1に示すように合成樹脂によっ
て厚さが2mm程度の薄肉な箱型状に形成された下部材6
と上部材7とが接合固定されてなる。
【0014】上記本体部2の下部材6内定面には、図1
と図2に示すようにこの下部材2を補強するための一対
のリブ8が所定間隔でL字状に突設されている。これら
一対のリブ8によって上記下部材6上にはガイド部9が
形成されている。このガイド部9の一端である、上記下
部材2の角部背面には外気取入口10が形成され、この
部分には冷却ファン11が配置されている。冷却ファン
11が作動することで発生する冷却風(外気)は上記ガ
イド部9へ流入し、このガイド部9に沿って矢印で示す
ように流れる。
【0015】なお、下部材2の背面部または側面部に上
記ガイド部9から流出した冷却風を外部へ排出するため
の流出口を形成することで、冷却風を効率よく循環させ
るようにしてもよい。
【0016】上記下部材2の内面には複数の取付脚12
が突設され、これらの取付脚12には基板13がねじ1
4によって取り付けられている。この基板13は上記リ
ブ8によって形成されたガイド部9の開放した上面側を
閉塞している。つまり、基板13の下面がリブ8の上端
面に接合している。したがって、上記冷却ファン11か
ら上記ガイド部9へ流入した冷却風はこのガイド部9に
沿って流れる。
【0017】上記基板13の下面の、上記ガイド部9を
閉塞した部分には発熱部品であるCPU15が取り付け
られている。つまり、CPU15は上記ガイド部9内に
位置している。それによって、CPU15はガイド部9
を流通する冷却風によって冷却されることになる。
【0018】このように構成されたパ−ソナルコンピュ
−タ1は、使用時には冷却ファン11が作動してガイド
部9に冷却風を流通させる。使用にともない発熱するC
PU15は上記ガイド部9に面して配設されている。そ
のため、CPU15はガイド部9を流通する冷却風によ
って確実に冷却されることになるから、本体部2の、と
くに下部材6に熱影響を及ぼすことがほとんどない。つ
まり、下部材6を薄肉化しても、この下部材6がCPU
15からの熱によって変形するのを防止することができ
る。
【0019】上記ガイド部9は下部材6を補強するため
に設けられたリブ8によって形成されている。つまり、
リブ8をガイド部9に兼用している。そのため、ガイド
部9を形成するためにそれ専用の部品を設ける必要がな
いから、コスト高や部品点数の増大を招くことがない。
【0020】上記リブ8によって下部材6に形成される
ガイド部9は上面が開放しているものの、その開放した
上面はCPU15が取り付けられた基板13によって閉
塞されている。そのため、冷却ファン11からの冷却風
は上記ガイド部9に沿って流れ易いから、このガイド部
9に面して設けられた上記CPU15を効率よく冷却す
ることができる。
【0021】上記一実施形態では図1に示すように基板
13はガイド部9の一部を開放し、その全長を閉塞して
いないが、一部が開放されていても、冷却ファン11か
らの冷却風を上記ガイド部9に流すことができるばかり
か、冷却風はガイド部9の開放された部分から本体部2
内のガイド部9以外の部分へ分散するから、上記ガイド
部9に面したCPU11以外の部品などが冷却されるこ
とになる。もちろん、ガイド部9の全長を基板13によ
って閉塞するようにしてもよい。
【0022】さらに、CPU11など冷却する必要があ
る部品はガイド部9に面して配置すればよい。そのた
め、CPU11を冷却ファン11の近傍に配置しなけれ
ばならない従来に場合に比べ、設計上の自由度が大きく
なるから、本体部2内のスペ−スの有効利用が計り易い
などのことがある。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、筐体に、冷却ファンからの冷却風を発熱部品へ導く
ためのガイド部を設けるようにしたから、上記発熱部品
の冷却を確実に行うことができる。
【0024】請求項2の発明によれば、ガイド部を筐体
を補強するために設けられたリブによって形成したの
で、ガイド部専用の部品が不要となるため、部品点数を
増大させることなくガイド部を形成できる。
【0025】請求項3の発明によれば、ガイド部を発熱
部品を取り付けた基板によって閉塞したから、冷却ファ
ンからの冷却風を確実にガイド部に流し、基板に取り付
けられた発熱部品を効率よく冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の下部材を示す平面図。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同じく情報機器の斜視図。
【符号の説明】
2…本体部(筐体)、6…下部材、8…リブ、9…ガイ
ド部、11…冷却ファン、13…基板、15…CPU
(発熱部品)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の内部に発熱部品が設けられる筐体
    装置において、 上記筐体内に設けられた冷却ファンと、 この冷却ファンからの冷却風を上記発熱部品へ導くガイ
    ド部とを具備したことを特徴とする筐体装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイド部は上記筐体の内面に突設さ
    れたリブによって形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の筐体装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部は、上記発熱部品を取り付
    けた基板によって閉塞されていることを特徴とする請求
    項2記載の筐体装置。
JP8025313A 1996-02-13 1996-02-13 樹脂製筐体装置 Pending JPH09218724A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8025313A JPH09218724A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 樹脂製筐体装置

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JPH09218724A true JPH09218724A (ja) 1997-08-19

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JP8025313A Pending JPH09218724A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 樹脂製筐体装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238797A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Toshiba Corp 電子機器
JP2012190060A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Toshiba Corp 電子機器
JP2013026232A (ja) * 2011-07-14 2013-02-04 Toshiba Corp 電子機器

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