JPH09218469A - 写真焼付けにおける付加情報焼付装置及び焼付方法 - Google Patents

写真焼付けにおける付加情報焼付装置及び焼付方法

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JPH09218469A
JPH09218469A JP2392696A JP2392696A JPH09218469A JP H09218469 A JPH09218469 A JP H09218469A JP 2392696 A JP2392696 A JP 2392696A JP 2392696 A JP2392696 A JP 2392696A JP H09218469 A JPH09218469 A JP H09218469A
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Junji Yamada
純司 山田
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真焼付装置のコストアップと大型化を抑え
ながら、フィルムの画像の天地方向と付加情報の天地方
向が逆になるプリントをなくすこと。 【解決手段】 フィルムの画像の天地方向を検出し、こ
の検出されたフィルムの画像の天地方向と日付などの付
加情報の天地方向との相対関係を判別し、付加情報の天
地方向がフィルムの画像の天地方向と逆になると判別さ
れたときに、付加情報の印画紙3に対する焼付けを禁止
するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムの画像の
焼付けとは別に付加情報を写真感光材料に焼付けるため
の付加情報焼付装置及び焼付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる技術分野においては、フィルムの
画像とは別に、撮影年月日や撮影条件などの付加情報を
プリントに焼付けることがある。これを図9で説明する
と、印画紙3には人物の画像3a,3b,3c,3dが
焼付けられており、夫々の画像3a,3b,3c,3d
に対して日付からなる付加情報3A,3B,3C,3D
も焼付けられている。カメラで被写体を撮影する際のカ
メラの姿勢により、被写体の方向は様々な方向を向く。
例えば、画像3aの天地の方向を基準として付加情報を
焼付けるとすれば、画像3bのような場合に、画像3b
の天地方向と付加情報3Bの天地方向が逆になってしま
い、プリントが見ずらくなってしまう。これを解決する
ための従来技術として、例えば特公平7−54396号
公報に開示される技術があり、これはフィルムのネガ像
が正像か逆像かを判定し、これにより正像用文字プリン
ト器と逆像用プリント器の一方を選択するようになって
いる。また、特開平2ー184835号公報に開示され
る技術は、撮影された画面の上下関係を検出し、これに
より、4つの情報焼付器50A,50B,50C,50
Dのうちいずれかを選択するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では付加情報を焼付けるための焼付器が複数個設
けられているため、装置のコストアップと装置の大型化
を招いていた。本発明の目的は、装置のコストアップと
大型化を抑えながら、フィルムの画像の天地方向と付加
情報の天地方向が逆になるプリントをなくすことであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る付加情報焼付装置と焼付方法の特徴構成
は、付加情報の写真感光材料に対する焼付けを許可する
第1モードと、付加情報の写真感光材料に対する焼付け
を禁止する第2モードとのいずれかを選択する選択手段
と、フィルムの画像の天地方向と付加情報の天地方向と
の相対関係を判別する判別手段とを備え、この判別手段
により付加情報の天地方向がフィルムの画像の天地方向
と逆になると判別されたときに第2モードを選択するよ
うに構成されていることである。この構成によれば、付
加情報の天地方向がフィルムの画像の天地方向と逆にな
る場合には付加情報の焼付けは実行されない。従って、
フィルムの画像の天地方向と付加情報の天地方向が逆に
なるプリントをなくすことができる。また、天地方向が
逆にならないような場合には、プリントの所定の位置に
天地方向が所定の方向になるように付加情報を焼き付け
るようにすれば、付加情報焼付器は一つですみ、装置の
コストアップと大型化を抑えることができる。
【0005】また、フィルムの画像の天地方向がフィル
ムに磁気情報として記録されており、この記録された情
報を読み取るような構成とするのが好ましい。これによ
り、フィルムの磁気情報から画像の天地を判断するため
に、焼付けをする前にフィルムの画像から画像の天地方
向を確認をする必要がなく、写真焼付装置の使い勝手を
便利なものにすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の付加情報焼付装置を写真
焼付装置に利用した好ましい実施形態を、図を基に説明
する。図1に示すように、写真焼付装置1は、フィルム
2の画像情報を写真感光材料の一例である印画紙3に投
影露光する露光部101と、露光済の印画紙3を現像す
る現像処理部102と、各部の作動を制御するコントロ
ーラ103とからなる。コントローラ103には各種の
制御指示を入力するための操作卓104とモニタ105
とが接続されている。
【0007】ここで、本実施形態に適したフィルム2を
図5で説明する。このフィルム2は既に現像済みのもの
であり、それぞれの画像2a,2b,2c,2d・・・・に
対して磁気記録部2A,2B,2C,2D・・・・が設けら
れている。この磁気記録部2A,2B,2C,2D・・・・
に記録される情報としては、撮影日時、撮影時のカメラ
の姿勢の他に、使用カメラの種類、使用レンズの種類、
駒番号、フィルムの感度、疑似ズーム/パノラマの指
定、逆光/アンダー或いはオーバー露光撮影、ストロボ
撮影の有無、ストロボの色温度、シャッタ速度、絞り、
被写体距離、撮影場所、「雪山」,「夕日」又は「人」
等の被写体名、その他、撮影メモ等がカメラにて書き込
まれている。
【0008】焼付けようとするフィルム2が露光部10
1に挿入されると、スキャナ4によりフィルム2の画像
情報を、又、磁気ヘッド5により磁気記録された情報を
各駒毎に読み取り、これらの情報はコントローラ103
に送られる。なお、フィルム2は搬送用のローラー6に
より、露光部101に挿入される。コントローラ103
は、スキャナ4にて読み取ったフィルム2の画像情報に
基づいて、各駒毎の露光条件を決定する。
【0009】露光部101には、露光用光源11、露光
用光路に黄、マゼンタ、シアンの各フィルタが出退する
ことにより露光用光源11からの照射光の色バランスを
調整する調光フィルタ12、調光フィルタ12にて色バ
ランスを調整した光を均一に混色するミラートンネル1
3、フィルム2の画像情報を印画紙3上に結像する焼付
用レンズ14、シャッタ15が備えられている。調光フ
ィルタ12及びシャッタ15はコントローラ103によ
り制御され、コントローラ103が決定した露光条件に
応じて、調光フィルタ12の各フィルタの位置、及び、
シャッタ15の開放時間つまり露光時間が制御される。
また、印画紙3の焼付光路の前面にはペーパーマスク8
が備えられ、印画紙マガジン16から印画紙3を引き出
して搬送する搬送ローラ9、及び、搬送ローラ9を駆動
するモータ10が備えられている。さらに、印画紙3の
搬送経路上流には付加情報を焼付露光するための焼付ユ
ニット用7が設けられている。これら焼付用ユニット
7、ペーパーマスク8、モータ10の動作はコントロー
ラ103により制御される。
【0010】現像処理部102には、図示を省略する
が、露光済の印画紙3を現像処理するための複数の処理
液を充填した複数の処理タンクと、現像処理の終了した
印画紙3を各駒毎に切断するカッタとが備えられてい
る。
【0011】図2により、焼付ユニット7とペーパーマ
スク8の詳細を説明する。印画紙3は、矢印Aで示す方
向に搬送される。搬送経路の上流側に付加情報焼付露光
部20が、下流側にフィルム2の画像を焼き付ける焼付
露光部21が設けられる。このように、付加情報とフィ
ルム2の画像は別々の場所で焼付けられるが、もちろん
同じ場所で行ってもよい。焼付用ユニット7にはLED
アレイが搬送方向と直交する方向に一列に並べられてお
り、印画紙3を搬送しながら一列毎に付加情報の焼付け
を行う。このLEDアレイの点灯・消灯の制御はコント
ローラ103により制御される。ここで焼付けされる付
加情報は、磁気ヘッド5により読み取ったフィルム2に
磁気記録された情報である。そのほかに操作卓104か
ら入力される情報を焼き付けるようにすることもでき、
また所定の情報を予め記憶装置に記憶させておき、この
記憶情報を焼付けるようにしてもよい。
【0012】ペーパーマスク8は、焼付される領域をマ
スクするための4つの遮光板8a,8b,8c,8dを
備えている。これらの遮光板8a,8b,8c,8d
は、それぞれ独立して駆動制御できるようになってい
る。図3と図4は、付加情報の焼付例を示す。図3は、
縁無しプリント30の例であり、図4は縁有りプリント
31の例である。縁無しプリント30の場合には、画像
の一部に付加情報が焼付けられる。この場合、付加情報
と画像とを重ねて露光すると付加情報が見ずらくなるこ
とがあるため、付加情報が焼付けられる領域30aも遮
光板8dによりマスクされるようになっている。また、
縁有りプリント31の場合には、縁の部分31aに付加
情報を焼付けるようにする。
【0013】次に、本実施形態による付加情報の焼付け
の動作について図5〜図7により説明する。なお、一連
の動作はコントローラ103に設けられたマイクロコン
ピュータにより制御されるようになっている。まず、図
5に示すような現像済みのフィルム2が露光部101に
挿入されると、磁気記録部2A,2B,2C,2D・・・・
から情報を読み取る(図7のステップ#1)。この情報
に基づいて、画像の天地方向が逆になっているかどうか
を判別する(ステップ#2)。図5の例では、画像2a
は天地方向が正しく、画像2bは天地方向が逆になって
いる。画像2c,2dは、カメラを縦位置姿勢にして撮
影した場合である。ステップ#2で、画像2bのように
天地が逆であると判別された場合には、付加情報の焼付
けは行われずに画像の焼付けのみを実行する(ステップ
#3)。また、ステップ#2で画像2a,2c,2dの
ように天地が逆ではないと判別された場合には、焼付用
ユニット7により付加情報の焼付を行う(ステップ#
4)。その後、画像の焼付けを行う(ステップ#3)。
【0014】以上のようにして焼付けが終了した印画紙
3は図6に示される。天地が逆であると判別された画像
3bについては、付加情報は焼付けられていない。その
他の画像3a,3c,3dについてはそれぞれ付加情報
3A,3C,3Dが焼付けられている。この印画紙3
は、現像処理部102において不図示のカッタによりカ
ットライン32にそってカットされる。
【0015】図5で説明した例は、1本のフィルム2の
中に天地が逆の画像とそうでない画像が混在している例
である。通常のカメラはレンズ側からみて右側にカート
リッジなどのフィルム容器収納室が形成され、左側にフ
ィルム巻取り室が形成されている。しかしながら、左側
にカートリッジなどのフィルム容器収納室が形成され、
右側にフィルム巻取り室が形成されているカメラ(これ
を逆タイプカメラという)もある。このような逆タイプ
カメラで撮影されたフィルム2だと、ほとんどの画像が
天地方向が逆になっていることもありうる。このような
場合であっても、天地方向が逆であれば付加情報の焼付
けは行わないと言う方法をとることもできるが、次のよ
うなやり方もできる。つまり、フィルム2から読み取ら
れた磁気情報から逆タイプカメラで撮影されたことを検
出し、LEDランプやブザーなどによる警告を発するよ
うにするのである。この逆タイプカメラで撮影されたフ
ィルム2の場合には、通常と逆方向から(通常が1コマ
目を先頭にしておれば、最終コマ目を先頭になるように
する)露光部101に挿入するようにする。これによ
り、ほとんどのプリントに付加情報が焼付けされていな
いと言うケースを避けることができる。
【0016】本実施形態の焼付用ユニット7としては、
LEDアレイがマトリックス状に配置されていてもよ
い。これによると、印画紙3を静止した状態で付加情報
の焼付けを行うことができる。また、種々の情報が記録
されたリスフィルムを用いるものでもよく、LCDユニ
ットを用いるものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】焼付露光装置の概略図
【図2】付加情報焼付装置の概略図
【図3】付加情報のプリント例1
【図4】付加情報のプリント例2
【図5】現像済みのフィルム
【図6】本発明によるプリント例
【図7】作動フローチャート
【図8】従来技術によるプリント例
【符号の説明】
1 写真焼付装置 2 フィルム 3 印画紙 7 焼付用ユニット 8 ペーパーマスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの画像の焼付けとは別に付加情
    報を写真感光材料に焼付けるための付加情報焼付装置に
    おいて、前記付加情報の前記写真感光材料に対する焼付
    けを許可する第1モードと、前記付加情報の前記写真感
    光材料に対する焼付けを禁止する第2モードとのいずれ
    かを選択する選択手段と、前記フィルムの画像の天地方
    向と前記付加情報の天地方向との相対関係を判別する判
    別手段とを備え、前記判別手段により前記付加情報の天
    地方向が前記フィルムの画像の天地方向と逆になると判
    別されたときに前記第2モードを選択するように構成さ
    れている写真焼付けにおける付加情報焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルムの画像の天地方向は前記フ
    ィルムに磁気情報として記録されている請求項1に記載
    の写真焼付けにおける付加情報焼付装置。
  3. 【請求項3】 フィルムの画像の焼付けとは別に付加情
    報を写真感光材料に焼付けるための付加情報焼付方法に
    おいて、前記フィルムの画像の天地方向を検出するステ
    ップと、前記検出されたフィルムの画像の天地方向と前
    記付加情報の天地方向との相対関係を判別するステップ
    と、前記付加情報の天地方向が前記フィルムの画像の天
    地方向と逆になると判別されたときに、前記付加情報の
    前記写真感光材料に対する焼付けを禁止するステップと
    からなる写真焼付けにおける付加情報焼付方法。
JP2392696A 1996-02-09 1996-02-09 写真焼付けにおける付加情報焼付装置及び焼付方法 Withdrawn JPH09218469A (ja)

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