JPH05289185A - ビリング機 - Google Patents

ビリング機

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JPH05289185A
JPH05289185A JP8420292A JP8420292A JPH05289185A JP H05289185 A JPH05289185 A JP H05289185A JP 8420292 A JP8420292 A JP 8420292A JP 8420292 A JP8420292 A JP 8420292A JP H05289185 A JPH05289185 A JP H05289185A
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JP
Japan
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size
frame
film
frames
print
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Pending
Application number
JP8420292A
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English (en)
Inventor
Kiichiro Sakamoto
喜一郎 坂本
Tsutomu Kimura
力 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1のプリンタプロセサでのフイルム取り扱
い中に、フルサイズコマとパノラマサイズコマとが混在
した混在コマ写真フイルムに対して、コマサイズセンサ
により各コマのコマサイズを識別して、各コマサイズ毎
のコマ数を検出する。DXコードリーダーによりDXコ
ードを読み取る。これらコマ数データ及びDXコードデ
ータに基づき料金演算部60によりフイルム現像代、各
サイズのプリント代を算出する。これら現像代、プリン
ト代を印字機61によりDP袋10の伝票綴り70に印
字する。 【効果】 パノラマコマが混在するプリントであっても
1台の印字機によりDP料金を自動的に印字することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DP料金を印字するた
めのビリング機に関し、更に詳しくは、異なったサイズ
のコマが混在した写真フイルムから、サイズが異なった
プリント写真を作成するための写真プリントシステムに
用いられるビリング機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パノラマサイズプリント写真は、横方向
の長さがフルサイズプリント写真(Lサイズ又はEサイ
ズ)の2倍であり、かなり迫力があるため、最近需要が
拡大しつつある。このパノラマサイズプリント写真は、
35mm写真フイルムに記録されたパノラマサイズコマ
(13×36mm)を、例えば89×254mmのプリント
サイズで印画紙にプリントしたものである。
【0003】撮影シーンをパノラマサイズコマに撮影す
るには、パノラマ専用レンズ付きフイルムユニットやパ
ノラマ専用コンパクトカメラの他に、コマサイズ可変カ
メラが用いられる。このコマサイズ可変カメラは、フイ
ルム通路上にコマサイズ切換え操作つまみが配置されて
おり、1本の写真フイルムの撮影途中でコマサイズを変
更することができないようにされている。
【0004】また、コマサイズ切換え操作つまみをカメ
ラの外部に設け、1本の写真フイルムの撮影途中で、通
常サイズコマ(フルサイズコマ)と特殊サイズコマ(パ
ノラマサイズコマ)とに自由に切り換えができるように
したコマサイズ切換えカメラが最近市販されている。こ
のカメラを使用すると、1本の写真フイルムに、フルサ
イズコマとパノラマサイズコマとが混在することにな
る。
【0005】撮影済み写真フイルムの同時プリントが依
頼されると、例えば小規模現像所では、受付伝票を目安
にして、フルサイズコマ(24×36mm)の写真フイル
ムと、パノラマサイズコマ(13×36mm)の写真フイ
ルムと、これらサイズが混在した写真フイルムとに仕分
け、これら仕分けしたもの同志を1まとまりとしてミニ
ラボシステムで同時プリントする。ミニラボシステムで
は、フルサイズコマの他にハーフサイズコマやパノラマ
サイズコマの焼付露光が行なえるように、各サイズでの
プリントモードを備えている。これにより、1台のプリ
ンタプロセサで各サイズコマの焼付露光が行なえる。更
に、ミニラボシステムにもビリング機が取り付けられて
おり、プリンタプロセサで現像処理されたプリント写真
の枚数に応じて、DP料金が伝票に印字される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】全コマのサイズが共通
な写真フイルムは、1台の写真プリンタだけを通せばよ
いが、混在コマ写真フイルムでは、2台の写真プリンタ
に通すか又はモードを切り換えて再度通すことが必要で
ある。そのために、既存のビリング機を用いることがで
きず、作業者が手作業でプリント枚数を数えたり、料金
を計算したり、DP料金をDP袋等に記入しなければな
らない。これは手間がかかるとともに、間違いが生じる
原因となる。
【0007】本発明は、DP料金の記入ミス等がなく、
しかもDP料金を効率良く計算して印字することができ
るミニラボシステムにおけるビリング機を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、第1の写真プリンタでの写
真フイルムの取り扱い時に写真フイルムに含まれる第1
のサイズのコマと第2のサイズのコマとの別を検出する
手段と、この検出された第1のサイズのコマ数と第2の
サイズのコマ数とに基づいて第1のサイズ及び第2のサ
イズのプリント写真のDP料金を算出する手段と、この
算出したDP料金を印字する手段とから、ビリング機を
構成したものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、第1の写真
プリンタでの写真フイルムの取り扱い時に写真フイルム
に含まれる第2のサイズのコマを検出する手段と、第1
の写真プリンタにて焼付露光された第1のサイズのプリ
ント写真の数と、前記検出手段による第2のサイズのコ
マ数とに基づき第1のサイズのプリント写真及びプリン
ト予定の第2のサイズのプリント写真のDP料金を算出
する手段と、この算出したDP料金を印字する手段とか
ら、ビリング機を構成したものである。
【0010】また、請求項3記載の発明は、上記請求項
1又は2記載の発明に、第1の写真プリンタでの写真フ
イルムの取り扱い時に写真フイルムの種類又は長さを検
出する手段と、この検出された写真フイルムの種類又は
長さに基づいて写真フイルムの現像料金を算出する手段
と、この算出した現像料金を前記DP料金とともに印字
する手段とを設けたものである。
【0011】
【実施例】図2は、本発明を実施する小規模現像所の同
時プリントシステムを示すものである。この実施例にお
いては、35mmフルサイズコマが第1のサイズのコマに
該当し、パノラマサイズコマが第2のサイズのコマに該
当している。DP受付店では、混在コマ写真フイルムの
同時プリントの依頼を受けると、このパトローネ11を
DP袋10に入れて受付処理を行う。受付されたパトロ
ーネ11は、フイルムプロセサ12で現像処理された後
に、第1のプリンタプロセサ13に送られる。
【0012】第1のプリンタプロセサ13は、ミニラボ
タイプが用いられ、フルサイズコマを焼付露光するフル
サイズモードに設定されている。図2に示すように、現
像処理済みのネガフイルム15はフイルムキャリア16
にセットされる。フイルムキャリア16には、ネガフイ
ルム15をプリント位置に搬送するための搬送ローラ対
18やプリント位置にセットされたキャリアマスク19
の他に、バーコードリーダー21とコマサイズセンサ2
2とが配置されている。バーコードリーダー21は、ネ
ガフイルム15のエッジ近くにバーコード形式で記録さ
れたDXコード23を読み取り、これをコントローラ2
5に送る。
【0013】コマサイズセンサ22は、エッジセンサ2
6と2個のパノラマセンサ27,28とから構成されて
おり、これらセンサ26〜28はネガフイルム15の幅
方向でライン状に一定間隔をおいて配置されている。エ
ッジセンサ26は、ネガフイルム15の幅方向中央部に
配置されており、フルサイズコマ30及びパノラマサイ
ズコマ31の両方の画面内を通過する位置でネガフイル
ム濃度を検出する。また、パノラマセンサ27,28
は、ネガフイルム15の両側縁部近くに配置されてお
り、フルサイズコマ30の画面内を通過するとともにパ
ノラマサイズコマ31の画面外を通過する位置で、ネガ
フイルム15の濃度を検出する。これらセンサ26〜2
8のネガフイルム15の下方には、光源及びスリット板
(図示省略)が配置されており、ネガフイルム15を下
から照明している。
【0014】各センサ26〜28からの濃度信号は、コ
マサイズ判定部35に送られる。コマサイズ判定部35
では、各センサ26〜28からの濃度信号に基づきフル
サイズコマかパノラマサイズコマかを判定する。コマサ
イズの自動判定は、次のようにして行う。まず、エッジ
センサ26は、各サイズコマ30又は31の中央部のフ
イルム濃度を検出し、これによりコマのエッジを検出す
る。そして、エッジセンサ26がある濃度を検出してオ
ンとなっているときで、且つパノラマセンサ27,28
の信号がフイルムベース濃度領域にあるときには、パノ
ラマサイズコマと判定する。また、エッジセンサ26が
オンとなっており、且つパノラマセンサ27,28の信
号もフイルムベース濃度以上の濃度を有しオンとなって
いるときに、フルサイズコマと判定する。
【0015】なお、コマサイズ切換えタイプのカメラで
撮影されたコマは、切換えマスクの軸部周辺からの光洩
れによって、パノラマサイズコマの周辺に濃度部が形成
されたり、パノラマサイズコマの4隅の一部又は全部に
角状の突出した濃度部が形成されたりして、完全な矩形
状となっていないコマがある。更には、パノラマ専用カ
メラにオートデート機構が内蔵されているものでは、日
付等の画像が濃度部としてパノラマサイズコマの枠外に
記録されるタイプのものがある。このため、パノラマサ
イズコマを判定するためのパノラマセンサ27,28
に、これら濃度部によるノイズが入ってしまい、これに
より本来ならばパノラマサイズコマと判定されるべきコ
マが誤ってフルサイズコマと判定されることもある。し
たがって、コマサイズの判定時にはこれらのノイズ影響
を排除するために、フイルタリング処理を行う。このフ
イルタリング処理は、カメラのノイズのパターンに応じ
てこのノイズの影響を排除するためのマスキングバター
ンを予め記憶しておき、このマスキングパターンを用い
てノイズを排除するものであり、詳しくは本出願人によ
る特願平4−38135号に説明されている。
【0016】コマサイズ判定部35からのコマサイズ信
号は、コントローラ25に送られる。コントローラ25
は周知のマイクロコンピュータから構成されており、露
光制御部36を制御してフルサイズコマのみをプリント
位置に停止させ、これの画像をカラーペーパー(図示省
略)に焼付露光する。先ず、フルサイズコマの場合に
は、コマサイズセンサ22でコマのエッジを検出した後
に定量送りすることで、フルサイズコマ30をプリント
位置であるキャリアマスク19の下方に停止させる。ま
た、パノラマサイズコマである場合にはプリント位置に
停止させることなく通過させる。
【0017】また、コントローラ25は、コマサイズ判
定部35からのコマサイズ信号に基づき1本分のネガフ
イルム15中のフルサイズコマ数とパノラマサイズコマ
数とを計数し、これとフイルム種別信号とをビリング機
32に送る。
【0018】更に、プリント位置にはプリント対象コマ
を覗く位置で、周知のACCS装置40が設けられてい
る。ACCS装置40は、プリント対象コマの各点を3
色分解測光して、この測光データに基づき統計的手法に
よりパターンマッチングを行い、露光補正量を算出し、
これを露光量演算部41に送る。露光量演算部41は、
LATD(大画面透過濃度)に基づき基本露光量を算出
し、これを露光補正量で補正して焼付露光量を算出し、
これをコントローラ25に送る。コントローラ25は、
この焼付露光量に基づき露光制御部36における焼付光
の光質を調節して適正な露光量でプリント対象コマをカ
ラーペーパーに焼付露光する。
【0019】焼付露光済みのカラーペーパーは周知の現
像処理部42に送られ、現像処理された後に、各コマ毎
に切断されてプリント写真とされ、ソーター部43で各
オーダー毎に1まとまりにされる。このプリント写真
は、図1に示すように、検査工程50に送られ、ここで
プリント不良のコマがある場合には、再度第1のプリン
タプロセサ13で焼直しが行われる。検査済みのプリン
ト写真は照合・袋詰め工程51に送られる。
【0020】焼付露光済みのネガフイルムはフイルムカ
ッティングインサータ52に送られ、ここで、周知のよ
うに6コマ毎に切断されてフイルムピースとされ、これ
がフイルム収納シートに自動挿入される。1オーダー分
のフイルムピースが収納されたフイルム収納シート53
も照合・袋詰め工程51に送られる。
【0021】第1のプリンタプロセサ13からのコマサ
イズ毎のコマ数データとフイルム種別データはビリング
機32に送られる。ビリング32機は、図3に示すよう
に、料金演算部60と料金印字機61とから構成されて
いる。料金演算部60にはフイルム種別毎のフイルム現
像料金と、各コマサイズ毎のプリント単価とが予め記憶
されている。この料金演算部60は、フイルム現像料金
及びプリント単価と、第1のプリンタプロセサ13から
オンラインで送られてくる各コマサイズ毎のコマ数とD
Xコードデータとにより、第1のプリンタプロセサ13
でプリントされたネガフイルムに対するフイルム現像料
金と、各コマサイズ毎のプリント料金と、小計、消費
税、総合計を算出する。現像代は、DXコードによる撮
影可能枚数に基づき該当する現像代が選択される。ま
た、各プリント料金は、プリント単価に各コマサイズ毎
のコマ数を乗じて算出される。なお、各コマサイズ毎の
コマ数によりプリント料金を算出する他に、フルサイズ
コマの場合には実際にプリントした実績値で算出しても
よい。
【0022】料金印字機61にはDP袋10がセットさ
れている。料金印字機61は印字ヘッド部62と、ヘッ
ド移動部63と、印字コントローラ64とから構成され
ており、前記料金演算部60からのDP料金データに基
づきDP袋10の伝票綴り70に自動印字する。伝票綴
り70は、引換え伝票、受付伝票、売上伝票、受領書、
納品書等からなり、DP袋10に印刷した仕上がり明細
書部分に重なった状態で貼りつけられている。また、各
伝票は、ノーカーボン紙が用いられ、印字した事項が選
択的に転写されるようになっている。なお、一番上の引
換え伝票は、受け付け時に剥ぎ取られて注文主に渡され
ている。印字コントローラ64は、印字ヘッド部62及
びヘッド移動部63を駆動して、図4に示すように、伝
票綴り70の料金計算表71に、フイルム現像代、フル
サイズプリント代、パノラマプリント代、小計、消費
税、総合計につて、その明細を印字する。
【0023】照合・袋詰め工程51では、フイルム収納
シート53に挿入されたフイルムピースと、プリント写
真54とを見比べて照合し、これらをDP袋10に収納
する。袋詰めされたDP袋10は第2のプリンタプロセ
サ80に送られる。この第2のプリンタプロセサ80
は、パノラマサイズコマのみを焼付露光する。このた
め、第1のプリンタプロセサ13と同じようなコマサイ
ズセンサ22を備えている。なお、このコマサイズセン
サ22を設ける代わりに、第1のプリンタプロセサ13
からオンライン又はLSIカード等により、パノラマサ
イズコマの位置データを受け取り、これによりパノラマ
サイズコマのみを焼付露光してもよい。第2のプリンタ
プロセサ80は、パノラマサイズ焼付モードに設定され
ており、パノラマサイズコマのみを検出してこれをプリ
ント位置にセットする。この第2のプリンタプロセサ8
0は、第1のプリンタプロセサ13と別個に設けたもの
を用いる他に、第1のプリンタプロセサ13をフルサイ
ズのプリント終了後にモードを切り換えてパノラマサイ
ズ焼付モードとして用いてもよい。
【0024】第2のプリンタプロセサ80で作成された
パノラマプリント写真は、検査工程81に送られて、こ
こで仕上がり具合が検査される。そしてプリント不良の
場合には、再度第2のプリンタプロセサ80で焼直しプ
リントが行われる。検査済みのプリント写真は、照合・
袋詰め工程82で照合の後、DP袋10に袋詰めされ、
出荷工程83で出荷される。
【0025】なお、上記実施例では、第1のプリンタプ
ロセサ13の後にフイルムカッティングインサータ52
を設け、ここでフイルムピースに切断してから、第2の
プリンタプロセサ80で焼付露光するようにしたが、こ
の他に、このインサータ52は第2のプリンタプロセサ
80の後に設けてもよい。この場合には、第2のプリン
タプロセサ80でも、1本のネガフイルムをそのまま用
いて焼付露光することができ、フイルムのセットが簡単
に行なえる。
【0026】また、上記実施例では、ACCS装置40
により自動露光制御するようにしたが、この他に、プリ
ント位置に停止したプリント対象コマを作業者が観察す
ることで露光補正量を入力するようにしてもよい。
【0027】また、上記実施例では、第1のプリンタプ
ロセサ13でフルサイズコマを焼付露光し、第2のプリ
ンタプロセサ80でパノラマサイズコマを焼付露光した
が、このプリント順序を変更してもよい。この場合に
は、パノラマサイズコマを焼付露光した後に、フルサイ
ズコマを焼付露光する。
【0028】また、上記実施例では、フルサイズコマ3
0とパノラマサイズコマ31とが混在したフイルム15
について説明したが、これらコマサイズはこれに限定さ
れない。例えば、フルサイズコマの他に、高品位テレビ
サイズや各種のシネマサイズ、スクエアサイズ等の各コ
マを混在させたネガフイルムについても、同様にこれら
サイズのプリンタプロセサを設けることで同じように実
施することができる。これにより、今後、パノラマサイ
ズコマ以外の上記のようなコマサイズによる撮影カメラ
が発売されても、簡単に対応することができる。
【0029】また、上記実施例では、フイルムカッティ
ングインサータ52で、単にフイルムをフイルムピース
に切断しこれをフイルム収納シートに挿入しただけであ
るが、この他に、コマ番号をフイルム収納シートに印字
するタイプのフイルムカッティングインサータの場合に
は、第1のプリンタプロセサ13からコマサイズデータ
を送り、このコマサイズデータに基づき該当するコマが
収納されるフイルム収納シートの袋部に、コマ番号とパ
ノラマサイズを示す例えば「P」のマークを記録するよ
うにしてもよい。この場合には、第1のプリンタプロセ
サ13にバックプリンタを設け、プリント写真の裏面に
コマ番号を印字することで、焼増し注文時のコマ指定を
簡単に行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通常コマサイズのプリントと特殊コマサイズのプリント
とを行う2パス方式のミニラボタイプのプリントシステ
ムにおいて、各コマサイズのプリント料金を自動的に算
出しこれを印字することができる。したがって、人手に
より記入することがないので、記入ミス等の発生もな
く、しかも能率良く印字することができる。また、この
印字は、通常コマサイズのプリント後に行うことができ
るから、通常コマサイズのみのプリントはそのまま出荷
することができ、1件当たりの処理時間を短縮すること
ができる。更に、特殊コマサイズのものも、通常のコマ
サイズのプリント後に予め印字されるため、別々に印字
機を設ける必要がなく、装置の費用及びスペースの点で
有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビリング機を用いた小規模現像システ
ムを示す概略図である。
【図2】第1のプリンタプロセサを示す概略図である。
【図3】本発明のビリング機を示す概略図である。
【図4】ビリング機で伝票綴りに印字された料金計算表
の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 DP袋 11 写真フイルムパトローネ 13 第1のプリンタプロセサ(フルサイズコマ用) 32 ビリング機 52 フイルムカッティングインサータ 60 第2のプリンタプロセサ(パノラマサイズコマ
用) 65 印字ヘッド 66 ヘッド移動部 67 印字コントローラ 70 伝票綴り
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】撮影シーンをパノラマサイズコマに撮影す
るには、パノラマ専用レンズ付きフイルムユニットやパ
ノラマ専用コンパクトカメラの他に、コマサイズ可変カ
メラが用いられる。このコマサイズ可変カメラは、フイ
ルム通路上にコマサイズ切換え操作部材が配置されてお
り、1本の写真フイルムの撮影途中でコマサイズを変更
することができないようにされている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】各センサ26〜28からの濃度信号は、コ
マサイズ判定部35に送られる。コマサイズ判定部35
では、各センサ26〜28からの濃度信号に基づきフル
サイズコマかパノラマサイズコマかを判定する。コマサ
イズの自動判定は、次のようにして行う。まず、エッジ
センサ26は、各サイズコマ30又は31の中央部のフ
イルム濃度を検出し、これによりコマのエッジを検出す
る。そして、該コマのエッジからコマのフイルム移動方
向のサイズに対応する部分の区間において、パノラマセ
ンサ27,28の信号がフイルムベース濃度領域にある
ときには、パノラマサイズコマと判定する。また、対応
する区間において、パノラマセンサ27,28のいずれ
かの信号がフイルムベース濃度以上の濃度を有しオンと
なっているときに、フルサイズコマと判定する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のサイズのコマと第2のサイズのコ
    マとが混在した写真フイルムを第1の写真プリンタに通
    し、第1のサイズのコマだけを焼付露光して第1のサイ
    ズのプリント写真を作成し、次に写真フイルムを第2の
    写真プリンタに通し、第2のサイズのコマを焼付露光し
    て第2のサイズのプリント写真を作成する写真プリント
    システムに用いられ、写真フイルムのDP料金を計算・
    印字するためのビリング機において、 前記第1の写真プリンタでの写真フイルムの取り扱い時
    に写真フイルムに含まれる第1のサイズのコマと第2の
    サイズのコマとの別を検出する手段と、この検出された
    第1のサイズのコマ数と第2のサイズのコマ数とに基づ
    いて第1のサイズ及び第2のサイズのプリント写真のD
    P料金を算出する手段と、この算出したDP料金を印字
    する手段とからなることを特徴とするビリング機。
  2. 【請求項2】 第1のサイズのコマと第2のサイズのコ
    マとが混在した写真フイルムを第1の写真プリンタに通
    し、第1のサイズのコマだけを焼付露光して第1のサイ
    ズのプリント写真を作成し、次に写真フイルムを第2の
    写真プリンタに通し、第2のサイズのコマを焼付露光し
    て第2のサイズのプリント写真を作成する写真プリント
    システムに用いられ、写真フイルムのDP料金を計算・
    印字するためのビリング機において、 前記第1の写真プリンタでの写真フイルムの取り扱い時
    に写真フイルムに含まれる第2のサイズのコマを検出す
    る手段と、第1の写真プリンタにて焼付露光された第1
    のサイズのプリント写真の数と、前記検出手段による第
    2のサイズのコマ数とに基づき第1のサイズのプリント
    写真及びプリント予定の第2のサイズのプリント写真の
    DP料金を算出する手段と、この算出したDP料金を印
    字する手段とからなるビリング機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のビリング
    機において、前記第1の写真プリンタでの写真フイルム
    の取り扱い時に写真フイルムの種類又は長さを検出する
    手段と、この検出された写真フイルムの種類又は長さに
    基づいて写真フイルムの現像料金を算出する手段と、こ
    の算出した現像料金を前記DP料金とともに印字する手
    段とを有することを特徴とするビリング機。
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