JPH09216373A - 画像形成装置及び記録ヘッドのクリーニング装置 - Google Patents
画像形成装置及び記録ヘッドのクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH09216373A JPH09216373A JP4965696A JP4965696A JPH09216373A JP H09216373 A JPH09216373 A JP H09216373A JP 4965696 A JP4965696 A JP 4965696A JP 4965696 A JP4965696 A JP 4965696A JP H09216373 A JPH09216373 A JP H09216373A
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- JP
- Japan
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- ink
- nozzle
- recording head
- cap
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Abstract
(57)【要約】
【課題】記録ヘッドから記録材に投射されるインクによ
って画像を形成する画像形成装置のインク吐出面のクリ
ーニング不良、これによる画質の劣化を防止する。 【解決手段】記録ヘッドのインク吐出ノズルの開口部位
に気流を発生させて該ノズル内を減圧して気泡、増粘イ
ンク等を吸引する送風手段を設ける。
って画像を形成する画像形成装置のインク吐出面のクリ
ーニング不良、これによる画質の劣化を防止する。 【解決手段】記録ヘッドのインク吐出ノズルの開口部位
に気流を発生させて該ノズル内を減圧して気泡、増粘イ
ンク等を吸引する送風手段を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロッタ、プリ
ンタ等の画像形成装置、とくに記録ヘッドから画像信号
に応じてインクを紙などの記録材に投射して画像形成を
行う画像形成装置に関するものである。
ンタ等の画像形成装置、とくに記録ヘッドから画像信号
に応じてインクを紙などの記録材に投射して画像形成を
行う画像形成装置に関するものである。
【０００２】
【従来技術】インクを収納する記録ヘッドのインク吐出
面から画像信号に応じてインクを記録材に吐出して画像
形成を行う上記のような画像形成装置は、ヘッドのコン
パクト化が容易で、高精度の画像を高速で記録可能であ
り、騒音が少なく、カラー画像の形成も容易であるなど
種々な利点があるので、次第に多用されるようになって
きていることはよく知られているとおりである。
面から画像信号に応じてインクを記録材に吐出して画像
形成を行う上記のような画像形成装置は、ヘッドのコン
パクト化が容易で、高精度の画像を高速で記録可能であ
り、騒音が少なく、カラー画像の形成も容易であるなど
種々な利点があるので、次第に多用されるようになって
きていることはよく知られているとおりである。
【０００３】ところでこの種の画像形成装置におけるイ
ンクとしては液体を使用するのが普通であり、インクを
吐出する吐出面に露出されているインク吐出用のノズル
は極めて細いので、必要時には何時でも良好な状態でイ
ンクの吐出を可能とするには、特段の配慮が必要とな
る。
ンクとしては液体を使用するのが普通であり、インクを
吐出する吐出面に露出されているインク吐出用のノズル
は極めて細いので、必要時には何時でも良好な状態でイ
ンクの吐出を可能とするには、特段の配慮が必要とな
る。
【０００４】記録ヘッドの、インクを吐出するノズルが
列設されているインク吐出面は、使用につれて記録材た
る紙から発生する微細な紙粉、塵埃、増粘インク等が付
着することを避けられず、このような事態となると、イ
ンクの正常な吐出が妨げられてインク不吐出による画像
切れを生じたり、記録材上の所定位置にインクが投射さ
れず画像の歪みを招来するなど、画質の劣化を生ずるお
それを免れない。
列設されているインク吐出面は、使用につれて記録材た
る紙から発生する微細な紙粉、塵埃、増粘インク等が付
着することを避けられず、このような事態となると、イ
ンクの正常な吐出が妨げられてインク不吐出による画像
切れを生じたり、記録材上の所定位置にインクが投射さ
れず画像の歪みを招来するなど、画質の劣化を生ずるお
それを免れない。
【０００５】このような問題を回避するため、従来か
ら、画像形成中適時、記録ヘッドのインク吐出面を弾性
ブレードによって摺擦クリーニングしたり、非画像形成
時には該吐出面にキャップをかぶせてノズル内インクの
乾燥を阻止したり、このとき吐出面に負圧を付与して各
ノズル内の増粘インク、気泡などを吸引除去するよう手
段が講じられている。
ら、画像形成中適時、記録ヘッドのインク吐出面を弾性
ブレードによって摺擦クリーニングしたり、非画像形成
時には該吐出面にキャップをかぶせてノズル内インクの
乾燥を阻止したり、このとき吐出面に負圧を付与して各
ノズル内の増粘インク、気泡などを吸引除去するよう手
段が講じられている。
【０００６】「図５」によって上記のようなインク吐出
面のクリーニング手段について略述する。同図は、画像
形成装置の記録ヘッド７と、そのインク吐出面２をカバ
ーするキャップ１１部位のみを示す説明図である。画像
形成装置本体の画像形成部位は図示右方にあるものと
し、図は、画像形成を終了したヘッド７が画像形成部位
を越えて図示白抜き矢印方向に移動してきたところを示
している。前記記録ヘッド７には、インク吐出面２に露
出しているノズル１、熱源のようなインク吐出手段３、
インクタンク４などが配設してある。
面のクリーニング手段について略述する。同図は、画像
形成装置の記録ヘッド７と、そのインク吐出面２をカバ
ーするキャップ１１部位のみを示す説明図である。画像
形成装置本体の画像形成部位は図示右方にあるものと
し、図は、画像形成を終了したヘッド７が画像形成部位
を越えて図示白抜き矢印方向に移動してきたところを示
している。前記記録ヘッド７には、インク吐出面２に露
出しているノズル１、熱源のようなインク吐出手段３、
インクタンク４などが配設してある。
【０００７】記録ヘッド７の行程中（画像領域外）に弾
性材からなるクリーニングブレード１９が配設してあ
り、この位置を通過する際、記録ヘッド７のインク吐出
面２が該ブレード１９によって摺擦クリーニングされて
付着しているインク滴、塵埃その他の異物が除去される
ものとする。
性材からなるクリーニングブレード１９が配設してあ
り、この位置を通過する際、記録ヘッド７のインク吐出
面２が該ブレード１９によって摺擦クリーニングされて
付着しているインク滴、塵埃その他の異物が除去される
ものとする。
【０００８】次いで、記録ヘッド７はキャップ１１の位
置に至って停止し、インク吐出面２は該キャップ１１に
よって閉塞されてインクの乾燥を防止するようになって
いる。これとともにキャツプ１１内には不図示の回復ポ
ンプによって負圧が付与されて、ノズル内の増粘イン
ク、不整状に形成された気泡などが除去されるものとす
る。
置に至って停止し、インク吐出面２は該キャップ１１に
よって閉塞されてインクの乾燥を防止するようになって
いる。これとともにキャツプ１１内には不図示の回復ポ
ンプによって負圧が付与されて、ノズル内の増粘イン
ク、不整状に形成された気泡などが除去されるものとす
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】併しながら、このよう
にインク吐出面を直接摺擦するようなクリーニング手段
は、吐出面、ブレードに削れが生じて付着インクに対す
るワイピング機能が不完全となり、クリーニング残りの
インク滴による画質不良を招来するような事態を免れな
い。
にインク吐出面を直接摺擦するようなクリーニング手段
は、吐出面、ブレードに削れが生じて付着インクに対す
るワイピング機能が不完全となり、クリーニング残りの
インク滴による画質不良を招来するような事態を免れな
い。
【００１０】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであって、記録ヘッドのインク吐出面のクリーニン
グを高速の気流によって行うようにして、ブレードクリ
ーニングによるクリーニング不良の発生を阻止するとと
もに、この気流によってノズル内の増粘インク、気泡等
の吸引除去をも可能とするものである。
ものであって、記録ヘッドのインク吐出面のクリーニン
グを高速の気流によって行うようにして、ブレードクリ
ーニングによるクリーニング不良の発生を阻止するとと
もに、この気流によってノズル内の増粘インク、気泡等
の吸引除去をも可能とするものである。
【００１１】
【課題を解決する技術手段、その作用】上記の目的を達
成するため、本発明は、記録ヘッドのインク吐出ノズル
から記録材に対して画像信号に応じてインクを投射して
画像形成を行う画像形成装置のクリーニング装置におい
て、前記記録ヘッドのインク吐出面に気流を噴射するこ
とを特徴とするクリーニング装置（１）、または、記録
材に対して相対移動する記録ヘッドのインク吐出ノズル
から、該記録材に対して画像信号に応じてインクを投射
して画像形成を行い、非画像形成時、待機時には前記イ
ンク吐出ノズルを画像領域外に位置するキャップで覆う
ようにした画像形成装置のインク吐出ノズルのクリーニ
ング装置において、記録ヘッドが前記キャップ位置にあ
るとき、そのインク吐出ノズルの開口部位に、インク吐
出方向と角度をもって高速気流を噴射して該開口部位を
減圧する気流噴射手段を設けてなることを特徴とするク
リーニング装置（２）、または、上記（２）のものにお
いて、気流噴射手段が、キャップの側方に配置してある
ことを特徴とするクリーニング装置（３）、または、上
記（２）のものにおいて、気流噴射手段が、キャップ内
に配置され、噴射される気流を、インク吐出ノズルの開
口部位において該ノズル内を減圧する方向に偏向排出す
る手段をそなえてなることを特徴とするクリーニング装
置（４）、または、上記（２）のものにおいて、キャッ
プが、記録ヘッドのインク吐出ノズルを囲繞する弾性リ
ブをそなえ、記録ヘッドとキャップとを接離方向に移動
可能とし、両者がインク吐出ノズル内を減圧する位置
と、インク吐出ノズルおよび気流噴射手段とを閉塞する
位置と、インク吐出ノズルと気流噴射手段とを連通させ
る位置とを選択的に取り得ることを特徴とするクリーニ
ング装置（５）、または、上記（１）乃至（５）のいず
れか記載のクリーニング装置を具備することを特徴とす
る画像形成装置（６）である。
成するため、本発明は、記録ヘッドのインク吐出ノズル
から記録材に対して画像信号に応じてインクを投射して
画像形成を行う画像形成装置のクリーニング装置におい
て、前記記録ヘッドのインク吐出面に気流を噴射するこ
とを特徴とするクリーニング装置（１）、または、記録
材に対して相対移動する記録ヘッドのインク吐出ノズル
から、該記録材に対して画像信号に応じてインクを投射
して画像形成を行い、非画像形成時、待機時には前記イ
ンク吐出ノズルを画像領域外に位置するキャップで覆う
ようにした画像形成装置のインク吐出ノズルのクリーニ
ング装置において、記録ヘッドが前記キャップ位置にあ
るとき、そのインク吐出ノズルの開口部位に、インク吐
出方向と角度をもって高速気流を噴射して該開口部位を
減圧する気流噴射手段を設けてなることを特徴とするク
リーニング装置（２）、または、上記（２）のものにお
いて、気流噴射手段が、キャップの側方に配置してある
ことを特徴とするクリーニング装置（３）、または、上
記（２）のものにおいて、気流噴射手段が、キャップ内
に配置され、噴射される気流を、インク吐出ノズルの開
口部位において該ノズル内を減圧する方向に偏向排出す
る手段をそなえてなることを特徴とするクリーニング装
置（４）、または、上記（２）のものにおいて、キャッ
プが、記録ヘッドのインク吐出ノズルを囲繞する弾性リ
ブをそなえ、記録ヘッドとキャップとを接離方向に移動
可能とし、両者がインク吐出ノズル内を減圧する位置
と、インク吐出ノズルおよび気流噴射手段とを閉塞する
位置と、インク吐出ノズルと気流噴射手段とを連通させ
る位置とを選択的に取り得ることを特徴とするクリーニ
ング装置（５）、または、上記（１）乃至（５）のいず
れか記載のクリーニング装置を具備することを特徴とす
る画像形成装置（６）である。
【００１２】このように構成することによって、記録ヘ
ッドのインク吐出面のクリーニングにあたって、気流の
みによってクリーニングを行うので、弾性ブレードでイ
ンク吐出面を摺擦する必要がなく、クリーニング不良、
これに起因する画質の劣化を有効に阻止できる。
ッドのインク吐出面のクリーニングにあたって、気流の
みによってクリーニングを行うので、弾性ブレードでイ
ンク吐出面を摺擦する必要がなく、クリーニング不良、
これに起因する画質の劣化を有効に阻止できる。
【００１３】
【実施例】「図１」は本発明の実施例を示す画像形成装
置の、記録ヘッドがそのクリーニング位置にあるところ
を示す要部の一部切截斜視図である。画像形成装置に設
けたプラテン９上に記録材８が載置されており、該記録
材８に対して記録ヘッド７が相対移動してインクを記録
材に吐出して画像形成が行われるが、その態様は公知の
この種装置のものととくに変りはないので詳細な説明は
省略する。
置の、記録ヘッドがそのクリーニング位置にあるところ
を示す要部の一部切截斜視図である。画像形成装置に設
けたプラテン９上に記録材８が載置されており、該記録
材８に対して記録ヘッド７が相対移動してインクを記録
材に吐出して画像形成が行われるが、その態様は公知の
この種装置のものととくに変りはないので詳細な説明は
省略する。
【００１４】プラテン９の外側位置にはキャップ１１が
配設してあり、記録ヘッド７不使用時には、該記録ヘッ
ド７がキャップ１１上に到来してヘッド７のインク吐出
面を閉塞してヘッド７のノズル内のインクの乾燥を阻止
するようになっている。
配設してあり、記録ヘッド７不使用時には、該記録ヘッ
ド７がキャップ１１上に到来してヘッド７のインク吐出
面を閉塞してヘッド７のノズル内のインクの乾燥を阻止
するようになっている。
【００１５】このような装置において、図示のものにあ
っては、前記キャップ１１近傍に送風ファン６が配設し
てあり、その排気側先端ノズル５がインク吐出面２に対
して鋭角に隣接配置してある。
っては、前記キャップ１１近傍に送風ファン６が配設し
てあり、その排気側先端ノズル５がインク吐出面２に対
して鋭角に隣接配置してある。
【００１６】このような構成になっていて、図示白抜き
矢印方向に高速気流を前記ノズル５から記録ヘッドのイ
ンクノズル１側方から噴出すると、ノズル１内のインク
圧力に比してノズル先端出口部位の圧力が低下するか
ら、ノズル１内の気泡、増粘インクなどが吸引排出され
る。また、インク吐出面２表面に付着しているインク
滴、塵埃その他の異物も風圧によって有効に除去され
る。さらに、気流の流速を変化させることによって、吐
出面に付着した異物除去機能のみを作用させることも可
能である。
矢印方向に高速気流を前記ノズル５から記録ヘッドのイ
ンクノズル１側方から噴出すると、ノズル１内のインク
圧力に比してノズル先端出口部位の圧力が低下するか
ら、ノズル１内の気泡、増粘インクなどが吸引排出され
る。また、インク吐出面２表面に付着しているインク
滴、塵埃その他の異物も風圧によって有効に除去され
る。さらに、気流の流速を変化させることによって、吐
出面に付着した異物除去機能のみを作用させることも可
能である。
【００１７】よく知られているように、記録材８を載置
するプラテン９には多数の開口が形成されており、ファ
ンでプラテン下方のエアを吸引して記録材をプラテンに
密着させるように構成してあるが、図示の装置では、こ
のための記録材吸着用のファンと、前記キャップ１１に
高速気流を付与するファンを共用している。
するプラテン９には多数の開口が形成されており、ファ
ンでプラテン下方のエアを吸引して記録材をプラテンに
密着させるように構成してあるが、図示の装置では、こ
のための記録材吸着用のファンと、前記キャップ１１に
高速気流を付与するファンを共用している。
【００１８】図示符号１０は切り替え手段であって、こ
れとヘッド７の位置とによってプラテンへの記録材の吸
引のみ、キャップ１１への気流供給のみ及び双方実行、
のいずれかに切り替えられるようになっている。
れとヘッド７の位置とによってプラテンへの記録材の吸
引のみ、キャップ１１への気流供給のみ及び双方実行、
のいずれかに切り替えられるようになっている。
【００１９】「図２」は他の実施例で、記録ヘッド７が
キャップ１１位置にあるところを示す要部の斜視図であ
る。キャップ１１は、「図３」に示すように、その周辺
に弾性材料からなるリブ１２をそなえており、その底面
に記録ヘッド７のインク吐出面２のノズル１に沿うよう
に、ファン６に接続されたガイド孔たるノズル１５が配
置してある。さらに、該リブ１２の一つの側縁に凹縁１
３が形成してある。
キャップ１１位置にあるところを示す要部の斜視図であ
る。キャップ１１は、「図３」に示すように、その周辺
に弾性材料からなるリブ１２をそなえており、その底面
に記録ヘッド７のインク吐出面２のノズル１に沿うよう
に、ファン６に接続されたガイド孔たるノズル１５が配
置してある。さらに、該リブ１２の一つの側縁に凹縁１
３が形成してある。
【００２０】画像形成装置不使用時、印字待機中で、記
録ヘッド７がキャップ１１位置にあるとき、該ヘッド７
とキャップ１１とは「図４Ａ」に示すような関係位置を
とるものとする。このような状態でファン６を作動させ
ると、ノズル１５から噴出する気流が記録ヘッド７のノ
ズル１の出口部位に形成される間隙１６を通過し、この
とき該出口部位の圧力が低下するので、ノズル１内の気
泡、増粘インク等が吸引除去される。
録ヘッド７がキャップ１１位置にあるとき、該ヘッド７
とキャップ１１とは「図４Ａ」に示すような関係位置を
とるものとする。このような状態でファン６を作動させ
ると、ノズル１５から噴出する気流が記録ヘッド７のノ
ズル１の出口部位に形成される間隙１６を通過し、この
とき該出口部位の圧力が低下するので、ノズル１内の気
泡、増粘インク等が吸引除去される。
【００２１】次いで、記録ヘッド７とキャップ１１の関
係位置を「図４Ｂ」に示すような位置に持ちきたして、
記録ヘッド７を適度に図示下方に移動させて（キャップ
１１を記録ヘッド側に上昇させても同効）リブ１２を圧
接することによって前記凹縁１３が閉塞されて記録ヘッ
ド側のノズル１が閉塞されてノズル１内のインクの乾燥
は防止される。そして、印字休止中はこの状態を維持す
ればよい。
係位置を「図４Ｂ」に示すような位置に持ちきたして、
記録ヘッド７を適度に図示下方に移動させて（キャップ
１１を記録ヘッド側に上昇させても同効）リブ１２を圧
接することによって前記凹縁１３が閉塞されて記録ヘッ
ド側のノズル１が閉塞されてノズル１内のインクの乾燥
は防止される。そして、印字休止中はこの状態を維持す
ればよい。
【００２２】キャップのリブ１２の押圧を「図４Ｃ」に
示す程度にすることによって、ファン６側のノズル１５
開口とインク吐出面２との間に間隙を形成させることが
出来、これによって、ファン６を逆転してヘッド７側ノ
ズル１から直接気泡、増粘インク等を吸引除去すること
も可能である。
示す程度にすることによって、ファン６側のノズル１５
開口とインク吐出面２との間に間隙を形成させることが
出来、これによって、ファン６を逆転してヘッド７側ノ
ズル１から直接気泡、増粘インク等を吸引除去すること
も可能である。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録ヘッドから記録材に画像信号に応じてインクを投射
することによって画像形成を行い、装置不使用時、印字
待機中などに記録ヘッドのインク吐出面をキャップで覆
ってインクの乾燥を防止するようにした画像形成装置に
おいて、インク吐出ノズル開口部位に高速気流発生手段
を設けて、インク吐出方向と角度をもって気流を噴射し
てインク吐出ノズル内の気泡、増粘インクなどを吸引除
去するようにしたから、ブレードを用いてインク吐出面
に摺擦することによるクリーニング不良が発生するおそ
れを有効に防止でき、良質の画像を安定して得るのに効
果がある。また、インク吐出面クリーニング用のブレー
ドのためのスペースを必要としないので、画像形成装置
の小型コンパクト化にも寄与する。
記録ヘッドから記録材に画像信号に応じてインクを投射
することによって画像形成を行い、装置不使用時、印字
待機中などに記録ヘッドのインク吐出面をキャップで覆
ってインクの乾燥を防止するようにした画像形成装置に
おいて、インク吐出ノズル開口部位に高速気流発生手段
を設けて、インク吐出方向と角度をもって気流を噴射し
てインク吐出ノズル内の気泡、増粘インクなどを吸引除
去するようにしたから、ブレードを用いてインク吐出面
に摺擦することによるクリーニング不良が発生するおそ
れを有効に防止でき、良質の画像を安定して得るのに効
果がある。また、インク吐出面クリーニング用のブレー
ドのためのスペースを必要としないので、画像形成装置
の小型コンパクト化にも寄与する。
【図１】 本発明の実施例を示す、記録ヘッドがキャ
ップ位置にあるところを示す要部の斜視図
ップ位置にあるところを示す要部の斜視図
【図２】 他の実施例を示す、記録ヘッドがキャップ
位置にあるところを示す要部の斜視図
位置にあるところを示す要部の斜視図
【図３】 同上キャップの構成を示す斜視図
【図４Ａ】 記録ヘッドとキャップとが、インク吐出ノ
ズル開口部位に高速気流を噴射する位置にあるところを
示す説明図
ズル開口部位に高速気流を噴射する位置にあるところを
示す説明図
【図４Ｂ】 記録ヘッドとキャップとが、インク吐出ノ
ズルを密閉する位置にあるところを示す説明図
ズルを密閉する位置にあるところを示す説明図
【図４Ｃ】 記録ヘッドとキャップとが、インク吐出ノ
ズルを吸引可能とする位置にあるところを示す説明図
ズルを吸引可能とする位置にあるところを示す説明図
【図５】 公知の画像形成装置の、記録ヘッドのクリ
ーニング手段を示す概略側断面図
ーニング手段を示す概略側断面図
１ インク吐出ノズル ２ インク吐出面 ３ インク吐出手段 ４ インクタンク ５ ノズル（気流用） ６ 送風ファン ７ 記録ヘッド ８ 記録材 ９ プラテン １０ 切替手段 １１ キャップ １２ リブ １３ 凹縁 １５ ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立 見 陽 介 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 林 邦 俊 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 永 山 昭 人 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 佐 々 木 健 雄 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 川 又 裕 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 青 木 文 孝 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 伊 藤 成 彦 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内 (72)発明者 川 本 康 弘 東京都三鷹市下連雀６丁目３番３号 コピ ア株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】記録ヘッドのインク吐出ノズルから記録材
に対して画像信号に応じてインクを投射して画像形成を
行う画像形成装置のクリーニング装置において、 前記記録ヘッドのインク吐出面に気流を噴射することを
特徴とするクリーニング装置。 - 【請求項２】記録材に対して相対移動する記録ヘッドの
インク吐出ノズルから、該記録材に対して画像信号に応
じてインクを投射して画像形成を行い、非画像形成時、
待機時には前記インク吐出ノズルを画像領域外に位置す
るキャップで覆うようにした画像形成装置のインク吐出
ノズルのクリーニング装置において、記録ヘッドが前記
キャップ位置にあるとき、そのインク吐出ノズルの開口
部位に、インク吐出方向と角度をもって高速気流を噴射
して該開口部位を減圧する気流噴射手段を設けてなるこ
とを特徴とするクリーニング装置。 - 【請求項３】気流噴射手段が、キャップの側方に配置し
てあることを特徴とする「請求項２」記載のクリーニン
グ装置。 - 【請求項４】気流噴射手段が、キャップ内に配置され、
噴射される気流を、インク吐出ノズルの開口部位におい
て該ノズル内を減圧する方向に偏向排出する手段をそな
えてなることを特徴とする「請求項２」記載のクリーニ
ング装置。 - 【請求項５】キャップが、記録ヘッドのインク吐出ノズ
ルを囲繞する弾性リブをそなえ、記録ヘッドとキャップ
とを接離方向に移動可能とし、両者がインク吐出ノズル
内を減圧する位置と、インク吐出ノズルおよび気流噴射
手段とを閉塞する位置と、インク吐出ノズルと気流噴射
手段とを連通させる位置とを選択的に取り得ることを特
徴とする「請求項２」記載のクリーニング装置。 - 【請求項６】「請求項１」乃至「請求項５」のいずれか
記載のクリーニング装置を具備することを特徴とする画
像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4965696A JPH09216373A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 画像形成装置及び記録ヘッドのクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4965696A JPH09216373A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 画像形成装置及び記録ヘッドのクリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09216373A true JPH09216373A (ja) | 1997-08-19 |
Family
ID=12837238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4965696A Pending JPH09216373A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 画像形成装置及び記録ヘッドのクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09216373A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0916510A3 (en) * | 1997-11-14 | 2000-11-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
| US7731325B2 (en) | 2005-10-03 | 2010-06-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording apparatus |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP4965696A patent/JPH09216373A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0916510A3 (en) * | 1997-11-14 | 2000-11-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
| US7731325B2 (en) | 2005-10-03 | 2010-06-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording apparatus |
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