JPH09215646A - 洗浄具 - Google Patents

洗浄具

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JPH09215646A
JPH09215646A JP2542396A JP2542396A JPH09215646A JP H09215646 A JPH09215646 A JP H09215646A JP 2542396 A JP2542396 A JP 2542396A JP 2542396 A JP2542396 A JP 2542396A JP H09215646 A JPH09215646 A JP H09215646A
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JP
Japan
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cleaning
wall
bottom frame
cleaned
cover
Prior art date
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JP2542396A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okubo
博 之 大久保
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Total Service Co Inc
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Total Service Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い面積を洗浄する場合に、作業が簡単であ
り洗浄廃液の飛散を効果的に防止でき、しかも飛散防止
カバーが浮き上がったりすることがなく、さらには広い
範囲の被洗浄面を短時間のうちに効率的に洗浄すること
ができる洗浄具を提供すること。 【解決手段】 2本の噴出具20、20を飛散防止カバ
ー22の内方に配置するとともに、これら供給管14と
分岐管12、13との連結部分より上流側に操作用の把
手14、15を連結し、さらに略矩形の底面フレーム4
に、支持アーム8を回動自在に支持させ、操作性を向上
させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄具に関し、さ
らに詳しくは建造物の内外壁、トンネルの内壁、防壁等
の壁面、あるいは床面、天井面、路面、柱面などのよう
な被洗浄面を業務として洗浄するのに好適な洗浄具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、建造物の内外壁、トンネルの
内壁、防壁等の壁面、あるいは床面、天井面、路面、柱
面などのような被洗浄面の洗浄が業務として行われてい
る。
【0003】この被洗浄面の洗浄は、通常、被洗浄面に
洗浄剤を塗布し、次いでしばらくしてから、この被洗浄
面を水洗することによりなされている。また、被洗浄面
を水洗する際には、洗浄ガンなどのような被洗浄面に水
を噴出する噴出器が用いられ、噴出器の先端噴出部から
被洗浄面に向けて水が勢い良く噴射されている。
【0004】この際、洗浄剤を含む汚れた水(以下、洗
浄廃液という)が被洗浄面から飛散し、被洗浄面の周辺
を汚したり、あるいは被洗浄面の周辺にいる作業者など
に付着したりするなどの問題点があった。
【0005】また、最近では、図3に示したように、洗
浄ガン30の先端噴出部30aに該先端噴出部30aか
ら噴出される水の圧力で回転する回転ブラシ31が連結
され、この回転ブラシ31が被洗浄面と当接できるよう
に、この回転ブラシ31を覆う金属板またはプラスチッ
ク板のような非通気性の部材で構成された飛散防止カバ
ー32を付設した洗浄具33が提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、建築物の外
壁などを業務として洗浄する場合、家庭などで洗浄を行
う場合に比較して短時間で広い面積の被洗浄面を洗浄す
ることが要求されている。
【0007】このため、業務用洗浄具では、例えば家庭
用の噴出器に比較して大量の洗浄液を高い圧力で噴出す
るようにしている。例えば、前記図3に示す従来例のも
のを業務として外壁等の洗浄に用いると、大量の洗浄液
が高い圧力で被洗浄面から跳ね返され、その圧力により
飛散防止カバーが浮き上ってしまう虞がある。
【0008】また、広い面積を洗浄する場合に、被洗浄
面に向かって噴出器を広い範囲をかなりの頻度で動かさ
なければならないため、作業に手間がかかるし、また人
が移動せずに噴出器とカバーを被洗浄面に当接状態で移
動させるには、取付部を回動自在に取付けねばならず、
回動自在にすることによって被洗浄面に対して当接させ
るのが難しい時に、傾斜、浮き上がりが生じ易いという
問題がある。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点を克服す
るためになされたもので、建造物の内外壁、トンネルの
内壁、防壁等の壁面、あるいは床面、天井面、路面、柱
面などのような被洗浄面の洗浄を業務として行う際に用
いられる洗浄具であって、上述したような洗浄廃液の飛
散を効果的に防止でき、しかも飛散防止カバーが浮き上
がったりすることがなく、さらには広い範囲の被洗浄面
を短時間のうちに効率的に洗浄することができる洗浄具
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、被洗浄面に向
けて洗浄液を噴出する噴出具を複数本設けている。これ
により、噴出器のある1つの姿勢で、広い範囲の面積を
同時に洗浄することができる。
【0011】また、噴出器の姿勢の安定化を図るため
に、分岐管および供給管の装置フレームとの接続部を壁
面の近くに配置するようにしている。これにより、作業
者の加える力を壁面の近くに作用させることができ、作
業者が壁面に対し押さえる力を軽減しても浮き上がるこ
とがないようにすることができ、さらにこの事に依って
支持ローラの間隔を狭くすることができ、重量を軽減す
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る洗浄具では、2本の
噴出具を平行に配置しているので、2本の洗浄具から広
い範囲に略均一の圧力で洗浄液を噴出させることができ
る。
【0013】また、飛散防止カバーの先端部に、不織布
あるいはビニールシートなどを介在させることが好まし
く、これらを配置することにより、洗浄液の漏出、洗浄
液の飛散を防止することができる。
【0014】また飛散防止カバーの一部には、洗浄廃液
を排出するとともに内部の圧力を逃がすための排出口を
設けることが好ましい。さらに、飛散防止カバーを支持
している装置フレームに、分岐管および供給管を支持ア
ームを介して回動自在に支持させれば、洗浄具を左右等
に移動させたときであっても、作業者からの力が壁面近
くの装置フレームに作用するようになる。これにより、
装置フレームを壁面に軽く押し付けただけでも、洗浄具
が傾斜、浮き上がりすることなく、洗浄具の姿勢を安定
にすることができる。
【0015】さらに、分岐管が適度に変形するように、
これら分岐管はフレキシブルホースなどの可撓管で連結
することが好ましい。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明の一実施例による洗浄具
を示したものであり、この実施例では、保管状態で立っ
た姿勢となるコ字状の柱状体21、21に、2本の噴出
具20、20が具備されている。
【0017】この洗浄具1では、壁面等を走行するロー
ラ2が両端に設置された2本のアングル3、3間に差し
渡されて、装置フレームの一部をなす略矩形状の底面フ
レーム4が設置されている。底面フレーム4の短手方向
の側辺部には、洗浄廃液を排出するための排出口25a
を設けたドレン板25の一辺が溶接等によって固着され
ている。一方、底面フレーム4の長手方向中央部には、
棒状体5が差し渡されている。棒状体5の両端部は、ヒ
ンジ6、6により底面フレーム4に回動自在に支持され
ている。また、棒状体5の中間部には、ヒンジ7が設置
されている。
【0018】このような回動自在のヒンジ7を利用して
洗浄液の供給管11および2本の分岐管12、13が前
後左右方向に揺動自在に支持されている。すなわち、中
空に形成された供給管11の一端は、T字状の継手10
の中央開口に接続され、継手10の他端開口にはゴムな
どの可撓性材料からなる分岐管12、13がそれぞれ接
続されている。また、継手10には、下方に垂下して延
びる支持アーム8の一端部が固着され、この支持アーム
8の他端は、ピン9を介してヒンジ7に揺動自在に支持
されている。
【0019】さらに、上記供給管11の途中には第1の
把手14が直角の方向に延出されている。また、供給管
11の先端部は、第2の把手15を構成しており、操作
者はこの第2の把手15を右手で、前記第1の把手14
を左手で操作すると、作業性が良い。
【0020】なお、図2に示したようにタンク16等に
貯留された洗浄液は、第2の把手15に接続されたホー
ス17等から導入される。さらに、上記底面フレーム4
の先端部には全体を囲繞するように不織布18が外側
に、ブラシ19が内側にそれぞれ植設されている。ま
た、底面フレーム4には、コ字状の柱状体21、21が
直角方向に立設され、噴出具20、20が支持されてい
る。
【0021】さらに、底面フレーム4および柱状体2
1、21の外側は、ビニールなどの飛散防止カバー22
で覆われており、この飛散防止カバー22により、操作
者に洗浄液が降り掛かることが防止される。
【0022】また、飛散防止カバー22には、通気性を
図るために、適度の大きさの通気口が形成されると良
い。この洗浄具1を用いて、実際に例えば広範な面積を
有する建築物の外壁17等を業務として洗浄する場合、
作業者は例えばゴンドラ内に搭乗し、外壁17に近接し
て作業を行なう。その場合、作業者は、先ず、外壁17
に適宜な手段で洗剤を塗布しておく。所定時間経過した
後、作業者は把手14を左手で、把手15を右手で掴ん
でブラシ19を外壁17に押し当てる。この状態で外壁
17に高圧で水を噴出させることにより、外壁に付着し
た汚れを洗剤とともに除去することができる。
【0023】また、こうして建築物の外壁17等の洗浄
作業を行なうと、外壁17に噴出された水が洗浄廃液と
なって被洗浄面から跳ね返ってくるが、この洗浄廃液を
ビニールなどからなる飛散防止カバー22の内周面で捕
捉することができ、これらの洗浄廃液をカバー22内に
落下させることができる。したがって、洗浄廃液がカバ
ー22を越えて外方に飛散することはない。また、飛散
防止カバー22の開口周縁部に設けられたブラシ19
を、例えば建築物の外壁17に当接させ押圧すると、外
壁17の凹凸に応じて自在に変形して外壁17と飛散防
止カバー22との間隙がなくなるので、この付近からの
洗浄廃液の飛散を効率的に防止することができ、洗浄廃
液を排出口25aから排出することができる。
【0024】なお、排出口25の下流側に真空ポンプ等
が設けられている場合、真空ポンプの作動により洗浄廃
液を、強制的に吸引することができる。したがって、こ
の場合には、外壁17を伝って下方に滴下しようとする
洗浄廃液の大部分を外壁17の汚れとともに回収するこ
とができる。
【0025】また、飛散防止カバー22に、通気口を設
けた場合には、水とともに噴出された空気を、これらの
通気口から外方に放出することができる。また、通気口
を略対称位置に形成すると、カバー22内から略均等に
圧力を逃がすことができる。したがって、圧力不均衡に
よりカバー22が傾斜したりすることもない。
【0026】したがって、このような洗浄具1を用いる
ことにより、作業者は周囲への水等の飛散を考えること
なく、外壁17の洗浄に専念することができる。また、
外壁17等のある領域の洗浄が終了し、さらに、その近
傍に洗浄領域を移す場合には、把手14、15を掴んだ
状態で、前後左右方向に移せばよい。その場合、ヒンジ
7および支持アーム8の角度が代わることにより、外壁
17との当接状態が再び適正な角度に保持されることに
なる。また、支持アーム8が壁面17近くの底面フレー
ム4に支持されているので、この底面フレーム4に作業
者の力が作用することとなり、洗浄液の漏洩等の問題が
生じることはない。
【0027】このように、いずれの方向に噴出角度を調
整したとしても、ブラシ19を外壁17に押し当てるこ
とができ、しかも飛散防止カバー22と外壁17との当
接状態を保持することができるので、常に安定した姿勢
で作業を進めることができる。
【0028】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されず、種々の変形
が可能である。例えば、飛散防止カバー22の形状は実
施例に何ら限定されず、例えば半球状であっても良い。
また、ビニールに限定されず、撥水処理を施した通気性
のある布などを使用することもできる。この場合には、
通気口が不要になる。
【0029】さらに、ブラシ19に代え、スポンジなど
のように弾性体を付設することもできる。また、上記実
施例では、建築物の外壁17を清掃する場合について説
明したが、本発明は、例えば、建築物の内壁、トンネル
の内壁、防壁等の壁面、あるいは床面、天井面、路面、
柱面等、様々な場所を洗浄するのに有効である。
【0030】さらに、以上の実施例では、被洗浄面に噴
出させ被洗浄面から跳ね返ってくる水を洗浄廃液として
吸引するようにしたが、本発明は洗浄廃液を回収しない
洗浄具にも適用可能である。
【0031】さらに、本発明では、例えば飛散防止カバ
ー22内に水の噴出圧力で回転する回転ブラシを配設
し、この回転ブラシの回転で積極的に被洗浄面を擦るよ
うにした洗浄具にも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
洗浄具によれば、水等を噴出する噴出具を包囲するよう
に飛散防止カバーが付設されているので、被洗浄面の洗
浄過程で飛散防止カバーを通して跳ね返ってくる洗浄廃
液が飛散することはない。さらに、支持アームの連結部
を壁面近くの装置フレームに回動自在に支持させたの
で、装置フレーム全体に力がかかるようになり、作業者
が壁面に対し押さえる力を軽減しても、浮き上がること
がない。その結果、飛散防止カバーを壁面に押し当てる
ことができ、作業性が向上するばかりか、飛散防止カバ
ーと被洗浄面との隙間から生じる洗浄廃液の飛散を一層
効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例による洗浄具を示す斜
視図である。
【図2】図2は同実施例による洗浄具により外壁等を清
掃するときの概要を説明する概略図である。
【図3】図3は従来の洗浄具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 洗浄具 8 支持アーム 11 供給管 12、13 分岐管 14、15 把手 20 噴出具 22 飛散防止カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄面に向けて洗浄液を噴出する少な
    くとも2本の噴出具を一方面が開口した飛散防止カバー
    の内方に配置するとともに、これらの噴出具を洗浄液の
    供給部に連通した供給管に分岐管を介してそれぞれ接続
    し、前記供給管と前記分岐管との連結部分より上流側に
    操作用の把手を連結し、前記飛散防止カバーの先端部を
    支持しており壁面近くに配置される装置フレームに、前
    記連結部分から延長した支持アームを回動自在に支持さ
    せたことを特徴とする洗浄具。
JP2542396A 1996-02-13 1996-02-13 洗浄具 Pending JPH09215646A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2542396A JPH09215646A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 洗浄具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2542396A JPH09215646A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 洗浄具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09215646A true JPH09215646A (ja) 1997-08-19

Family

ID=12165556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2542396A Pending JPH09215646A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 洗浄具

Country Status (1)

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JP (1) JPH09215646A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014014777A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Shimizu Corp ウォータージェットシステム
CN104274129A (zh) * 2014-10-30 2015-01-14 安徽海龙建筑工业有限公司 墙板清洗机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014014777A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Shimizu Corp ウォータージェットシステム
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