JPH09215533A - 台所用キャビネット - Google Patents
台所用キャビネットInfo
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- JPH09215533A JPH09215533A JP8028295A JP2829596A JPH09215533A JP H09215533 A JPH09215533 A JP H09215533A JP 8028295 A JP8028295 A JP 8028295A JP 2829596 A JP2829596 A JP 2829596A JP H09215533 A JPH09215533 A JP H09215533A
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- cabinet
- sink
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- plate
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 給水や給湯と行う配管を通す配管収納スペー
スや排水管を通す排水管収納スペースを邪魔にならない
位置に小さなスペースで効果的に設けることで広いオー
プンスペースを取る。 【解決手段】 上面にシンクやカウンター等が設けられ
て上面で台所作業を行う台所用キャビネットである。キ
ャビネット１に椅子や足を入れるための前面を開口せる
オープンスペースを設ける。キャビネット１の後側であ
る奥部にキャビネット１の幅方向に亙って配管収納スペ
ースＡを設けると共に配管収納スペースＡの前面側でキ
ャビネット１の幅方向の一部に排水管収納スペースＢを
設ける。
スや排水管を通す排水管収納スペースを邪魔にならない
位置に小さなスペースで効果的に設けることで広いオー
プンスペースを取る。 【解決手段】 上面にシンクやカウンター等が設けられ
て上面で台所作業を行う台所用キャビネットである。キ
ャビネット１に椅子や足を入れるための前面を開口せる
オープンスペースを設ける。キャビネット１の後側であ
る奥部にキャビネット１の幅方向に亙って配管収納スペ
ースＡを設けると共に配管収納スペースＡの前面側でキ
ャビネット１の幅方向の一部に排水管収納スペースＢを
設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面にシンクやカ
ウンター等が設けられて上面で台所作業を行う台所用キ
ャビネットに関し、詳しくはシンクやカウンターの下方
に前面を開口せるオープンスペースを設けてオープンス
ペースに椅子や足を入れて台所作業をするようにした台
所用キャビネットに関するものである。
ウンター等が設けられて上面で台所作業を行う台所用キ
ャビネットに関し、詳しくはシンクやカウンターの下方
に前面を開口せるオープンスペースを設けてオープンス
ペースに椅子や足を入れて台所作業をするようにした台
所用キャビネットに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、上面にシンクやカウンター等が設
けられて上面で台所作業を行う台所用キャビネットで、
椅子に座って作業したり車椅子で作業したりできるよう
にして欲しいという要望がある。このような要望を満た
すためにはキャビネットに椅子や足を入れることができ
る前面を開口せるオープンスペースを設ければよいので
あるが、この種の台所キャビネットにあっては、給水や
給湯するための配管やシンクからの排水を行う配管がキ
ャビネット内に設けられているためにオープンスペース
を設けても椅子や足を収納できる十分なオープンスペー
スを取ることができないという問題がある。
けられて上面で台所作業を行う台所用キャビネットで、
椅子に座って作業したり車椅子で作業したりできるよう
にして欲しいという要望がある。このような要望を満た
すためにはキャビネットに椅子や足を入れることができ
る前面を開口せるオープンスペースを設ければよいので
あるが、この種の台所キャビネットにあっては、給水や
給湯するための配管やシンクからの排水を行う配管がキ
ャビネット内に設けられているためにオープンスペース
を設けても椅子や足を収納できる十分なオープンスペー
スを取ることができないという問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題を解
決することを課題とし、給水や給湯を行う配管を通す配
管収納スペースや排水管を通す排水管収納スペースを邪
魔にならない位置に小さなスペースで効果的に設けるこ
とで広いオープンスペースを取ることができるようにす
ることを課題とする。
決することを課題とし、給水や給湯を行う配管を通す配
管収納スペースや排水管を通す排水管収納スペースを邪
魔にならない位置に小さなスペースで効果的に設けるこ
とで広いオープンスペースを取ることができるようにす
ることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明台所用キャビネットは、上面にシンクやカウンタ
ー等が設けられて上面で台所作業を行うものにおいて、
キャビネット１に椅子や足を入れるための前面を開口せ
るオープンスペースＳを設け、キャビネット１の後側で
ある奥部にキャビネット１の幅方向に亙って配管収納ス
ペースＡを設けると共に配管収納スペースＡの前面側で
キャビネット１の幅方向の一部に排水管収納スペースＢ
を設けて成ることを特徴とする。キャビネット１の奥部
に幅方向に亙って配管収納スペースＡを設けたことによ
り、給湯や給水の配管を通す配管収納スペースＡを邪魔
にならない奥部に設けることができ、配管収納スペース
Ａの前面側でキャビネット１の幅方向の一部に排水管収
納スペースＢを設けことにより、シンクの水を排水する
排水管を通す排水管収納スペースＢを幅方向の一部に配
管収納スペースＡから前方に突出するように設けること
で排水管収納スペースＢを邪魔にならない最小のスペー
スで設けることができ、従って、広いオープンスペース
Ｓを取ることができる。これにより、椅子に座った状態
でも車椅子の状態でも椅子や足をオープンスペースＳに
入れて楽に台所作業ができる。
本発明台所用キャビネットは、上面にシンクやカウンタ
ー等が設けられて上面で台所作業を行うものにおいて、
キャビネット１に椅子や足を入れるための前面を開口せ
るオープンスペースＳを設け、キャビネット１の後側で
ある奥部にキャビネット１の幅方向に亙って配管収納ス
ペースＡを設けると共に配管収納スペースＡの前面側で
キャビネット１の幅方向の一部に排水管収納スペースＢ
を設けて成ることを特徴とする。キャビネット１の奥部
に幅方向に亙って配管収納スペースＡを設けたことによ
り、給湯や給水の配管を通す配管収納スペースＡを邪魔
にならない奥部に設けることができ、配管収納スペース
Ａの前面側でキャビネット１の幅方向の一部に排水管収
納スペースＢを設けことにより、シンクの水を排水する
排水管を通す排水管収納スペースＢを幅方向の一部に配
管収納スペースＡから前方に突出するように設けること
で排水管収納スペースＢを邪魔にならない最小のスペー
スで設けることができ、従って、広いオープンスペース
Ｓを取ることができる。これにより、椅子に座った状態
でも車椅子の状態でも椅子や足をオープンスペースＳに
入れて楽に台所作業ができる。
【０００５】また排水管収納スペースＢを形成するため
の化粧カバー材２をキャビネット１のキャビネット本体
１ａ側の本体カバー材２ａとキャビネット１の台輪１ｂ
側の台輪カバー材２ｂとで構成し、本体カバー材２ａと
台輪カバー材２ｂとを上下動自在に重合して化粧カバー
材２を上下に伸縮自在にして成ることを特徴とすること
も好ましい。この場合、キャビネット１の上面側のシン
クやカウンターの高さを変えても、化粧カバー材２を簡
単に伸縮させて排水管収納スペースＢの高さ調整が容易
できる。
の化粧カバー材２をキャビネット１のキャビネット本体
１ａ側の本体カバー材２ａとキャビネット１の台輪１ｂ
側の台輪カバー材２ｂとで構成し、本体カバー材２ａと
台輪カバー材２ｂとを上下動自在に重合して化粧カバー
材２を上下に伸縮自在にして成ることを特徴とすること
も好ましい。この場合、キャビネット１の上面側のシン
クやカウンターの高さを変えても、化粧カバー材２を簡
単に伸縮させて排水管収納スペースＢの高さ調整が容易
できる。
【０００６】また配管収納スペースＡの前面を覆う前面
板３をメンテナンス時に着脱自在にし、キャビネット１
の下部の支持レール４の上面を開口せる凹部に前面板３
の下部を嵌め込み、前面板３の上部を着脱自在な止めね
じ５にてキャビネット１に固定して成ることを特徴とす
ることも好ましい。この場合、止めねじ５を外して前面
板３の下端を支持レール４から抜くことで前面板３を外
すことができ、配管収納スペースＡの前面を容易に開放
してメンテナンスが容易にできる。
板３をメンテナンス時に着脱自在にし、キャビネット１
の下部の支持レール４の上面を開口せる凹部に前面板３
の下部を嵌め込み、前面板３の上部を着脱自在な止めね
じ５にてキャビネット１に固定して成ることを特徴とす
ることも好ましい。この場合、止めねじ５を外して前面
板３の下端を支持レール４から抜くことで前面板３を外
すことができ、配管収納スペースＡの前面を容易に開放
してメンテナンスが容易にできる。
【０００７】またキャビネット１の上部に装着するシン
クの下面側を覆うシンク下化粧板６を金属板にて形成す
ると共にこのシンク下化粧板６をオープンスペースＳの
上方に配置し、シンク下化粧板６の前側の端部をキャビ
ネット１の前板７の背面の係止溝８に係止し、シンク下
化粧板６の後側の端部をキャビネット１に着脱自在な固
定ねじ９にて固定して成ることを特徴とする。この場
合、固定ねじ９を外すことでシンク下化粧板６を容易に
外すことができてシンクの下のメンテナンスが容易にで
きる。
クの下面側を覆うシンク下化粧板６を金属板にて形成す
ると共にこのシンク下化粧板６をオープンスペースＳの
上方に配置し、シンク下化粧板６の前側の端部をキャビ
ネット１の前板７の背面の係止溝８に係止し、シンク下
化粧板６の後側の端部をキャビネット１に着脱自在な固
定ねじ９にて固定して成ることを特徴とする。この場
合、固定ねじ９を外すことでシンク下化粧板６を容易に
外すことができてシンクの下のメンテナンスが容易にで
きる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１乃至図５は台所用キャビネッ
トの全体を示すものである。キャビネット１はキャビネ
ット本体１ａとキャビネット本体１ａを載設する下部の
台輪１ｂとで構成されている。台輪１ｂは図５に示すよ
うに両側の側板部１０と後側の背板部１１とで平面から
見て略コ字状になるように形成されており、台輪１ｂの
背板部１１の長手方向の中央の前側にはコ字状に枠組み
された中央支持枠１２を一体に設けてある。キャビネッ
ト本体１ａは、両側の側板１３、後上桟１４、背板１
５、地板１６、中下桟１７、中上桟１８、前板７、前幕
板２０等で形成されている。両側の側板１３の後部の上
端間には後上桟１４を架設してあり、後上桟１４の両端
を側板１３に接合してある。両側の側板１３間の後部の
下部間には地板１６を架設してあり、地板１６の両端を
側板１３に接合してある。この地板１６の長手方向の中
央は中央支持枠１２の上方に位置している。後上桟１
４、地板１６、両側の側板１３で囲まれる後部開口には
背板１５をはめ込むことで取り付けてある。地板１６の
前側の縁部に沿って両側の側板１３間に亙るように中下
桟１７を架設してあり、中下桟１７を側板１３や地板１
６に結合してある。中下桟１７の上方に所定の間隔を隔
てた位置には両側の側板１３間に亙るように中上桟１８
を架設してあり、中上桟１８の両端を側板１３に結合し
てある。両側の側板１３の前部の上部間には前板７を架
設してあり、前板７の両端を側板１３に結合してある。
前板７の前面側には前幕板２０を装着してある。
トの全体を示すものである。キャビネット１はキャビネ
ット本体１ａとキャビネット本体１ａを載設する下部の
台輪１ｂとで構成されている。台輪１ｂは図５に示すよ
うに両側の側板部１０と後側の背板部１１とで平面から
見て略コ字状になるように形成されており、台輪１ｂの
背板部１１の長手方向の中央の前側にはコ字状に枠組み
された中央支持枠１２を一体に設けてある。キャビネッ
ト本体１ａは、両側の側板１３、後上桟１４、背板１
５、地板１６、中下桟１７、中上桟１８、前板７、前幕
板２０等で形成されている。両側の側板１３の後部の上
端間には後上桟１４を架設してあり、後上桟１４の両端
を側板１３に接合してある。両側の側板１３間の後部の
下部間には地板１６を架設してあり、地板１６の両端を
側板１３に接合してある。この地板１６の長手方向の中
央は中央支持枠１２の上方に位置している。後上桟１
４、地板１６、両側の側板１３で囲まれる後部開口には
背板１５をはめ込むことで取り付けてある。地板１６の
前側の縁部に沿って両側の側板１３間に亙るように中下
桟１７を架設してあり、中下桟１７を側板１３や地板１
６に結合してある。中下桟１７の上方に所定の間隔を隔
てた位置には両側の側板１３間に亙るように中上桟１８
を架設してあり、中上桟１８の両端を側板１３に結合し
てある。両側の側板１３の前部の上部間には前板７を架
設してあり、前板７の両端を側板１３に結合してある。
前板７の前面側には前幕板２０を装着してある。
【０００９】キャビネット本体１ａの前板７と後上桟１
４との間の空間はシンクを収納する空間となっており、
シンクを収納して装着される。シンクは全体がシンク部
となっているものでも、シンク部とカウンター部とを一
体に設けたものでよい。シンクの下方を覆うシンク下化
粧板６は後で詳述するように前板７の下端と中上桟１８
との間に亙るように装着してある。キャビネット本体１
ａの背板１５と中上桟１８や中下桟１７と地板１６との
間の空間は配管収納空間Ａとなっており、配管収納空間
Ａ内に給水や給湯等の配管を通し、カラン等に給水や給
湯できるようになっている。また配管収納空間Ａの前面
側の開口には後で詳しく述べるように前面板３を装着し
てある。配管収納空間Ａの前面側にはキャビネット１の
幅方向の中央でシンク下化粧板６から台輪１ｂの下端ま
で至る排水管収納空間Ｂを設けてある。この排水管収納
空間Ｂは中央支持枠１２と略同幅で背面を開口せる角筒
状の化粧カバー材２を装着することで化粧カバー材２の
内部の空間に形成されている。この排水管収納空間Ｂに
はシンクの排水管が挿通され、化粧カバー材２にて排水
管が外観上見えないように覆われる。このようにしてキ
ャビネット１には両側の側板１３、配管収納空間Ａの前
面板３、排水管収納空間Ｂの化粧カバー材２及びシンク
下化粧板６で囲まれて前方を開口せるオープンスペース
Ｓを設けてあり、オープンスペースＳに椅子や足を入れ
て椅子に座った状態で台所作業したりできるようになっ
ている。本例の場合、中央に化粧カバー材２があり、両
側の側板１３と中央の化粧カバー材２との間の左右の奥
深い２つのスペースに椅子を収納することで椅子がキャ
ビネット１の前面側に突出しないように収納できるよう
になっている。またオープンスペースＳには椅子や足以
外にワゴンを入れて収納することもできる。
４との間の空間はシンクを収納する空間となっており、
シンクを収納して装着される。シンクは全体がシンク部
となっているものでも、シンク部とカウンター部とを一
体に設けたものでよい。シンクの下方を覆うシンク下化
粧板６は後で詳述するように前板７の下端と中上桟１８
との間に亙るように装着してある。キャビネット本体１
ａの背板１５と中上桟１８や中下桟１７と地板１６との
間の空間は配管収納空間Ａとなっており、配管収納空間
Ａ内に給水や給湯等の配管を通し、カラン等に給水や給
湯できるようになっている。また配管収納空間Ａの前面
側の開口には後で詳しく述べるように前面板３を装着し
てある。配管収納空間Ａの前面側にはキャビネット１の
幅方向の中央でシンク下化粧板６から台輪１ｂの下端ま
で至る排水管収納空間Ｂを設けてある。この排水管収納
空間Ｂは中央支持枠１２と略同幅で背面を開口せる角筒
状の化粧カバー材２を装着することで化粧カバー材２の
内部の空間に形成されている。この排水管収納空間Ｂに
はシンクの排水管が挿通され、化粧カバー材２にて排水
管が外観上見えないように覆われる。このようにしてキ
ャビネット１には両側の側板１３、配管収納空間Ａの前
面板３、排水管収納空間Ｂの化粧カバー材２及びシンク
下化粧板６で囲まれて前方を開口せるオープンスペース
Ｓを設けてあり、オープンスペースＳに椅子や足を入れ
て椅子に座った状態で台所作業したりできるようになっ
ている。本例の場合、中央に化粧カバー材２があり、両
側の側板１３と中央の化粧カバー材２との間の左右の奥
深い２つのスペースに椅子を収納することで椅子がキャ
ビネット１の前面側に突出しないように収納できるよう
になっている。またオープンスペースＳには椅子や足以
外にワゴンを入れて収納することもできる。
【００１０】排水管収納空間Ｂを形成する化粧カバー材
２は図６のような本体カバー材２ａと図７に示すような
台輪カバー材２ｂとで形成されており、台輪カバー材２
ｂに本体カバー材２ａの下部を被嵌し、台輪カバー材２
ｂに対して本体カバー材２ａを上下することにより図８
に示すように化粧カバー材２が上下に伸縮するようにな
っている。台輪カバー材２ｂは図７（ｃ）のように中央
支持枠１２の前方に配置してあり、係当片２１を中央支
持枠１２の両側の前端に係当してある。本体カバー材２
ａの背部の両側の上下端には取り付け孔２２を穿孔して
あり、本体カバー材２ａの上端は取り付け孔２２から中
上桟１８に固着具を打入して固定してあり、本体カバー
材２ａの下端は取り付け孔２２から中下桟１７に固着具
を打入して固定してある。キャビネット１の上面の高さ
は台輪１ｂを切断したりして高さ調整することができる
が、化粧カバー材２は上記のように伸縮し得るために高
さ調整に自在に対応でき、この部分の調整は不要にな
る。
２は図６のような本体カバー材２ａと図７に示すような
台輪カバー材２ｂとで形成されており、台輪カバー材２
ｂに本体カバー材２ａの下部を被嵌し、台輪カバー材２
ｂに対して本体カバー材２ａを上下することにより図８
に示すように化粧カバー材２が上下に伸縮するようにな
っている。台輪カバー材２ｂは図７（ｃ）のように中央
支持枠１２の前方に配置してあり、係当片２１を中央支
持枠１２の両側の前端に係当してある。本体カバー材２
ａの背部の両側の上下端には取り付け孔２２を穿孔して
あり、本体カバー材２ａの上端は取り付け孔２２から中
上桟１８に固着具を打入して固定してあり、本体カバー
材２ａの下端は取り付け孔２２から中下桟１７に固着具
を打入して固定してある。キャビネット１の上面の高さ
は台輪１ｂを切断したりして高さ調整することができる
が、化粧カバー材２は上記のように伸縮し得るために高
さ調整に自在に対応でき、この部分の調整は不要にな
る。
【００１１】また化粧カバー材２と側板１３との間で配
管収納空間Ａの前面側には図９に示すような前面板３が
次のように着脱自在に取り付けられる。中下桟１７の前
面側には図１０に示すような支持レール４が配置され、
支持レール４の取り付け孔２３から中下桟１７に固着具
を打入して支持レール４が取り付けられ、支持レール４
に嵌合凹部２４が形成されている。前面板３の上端には
１つの挿通孔２５を穿孔してあり、中上桟１８には図１
１に示すように挿通孔２５に対応するねじ孔２６を設け
てある。そして前面板３の下端を支持レール４の嵌合凹
部２４に嵌合し、挿通孔２５とねじ孔２６を合致させ、
ビスのような止めねじ５を挿通孔２５からねじ孔２６に
螺合して前面板３の上部を固定してある。しかして配管
収納空間Ａの配管のメンテナンスを行う場合、止めねじ
５を外し、前面板３の下端を嵌合凹部２４から抜き、配
管収納空間Ａの前面を開放して行う。この場合、前面板
３を簡単に外して前面を開放できてメンテナンスを容易
に行うことができる。
管収納空間Ａの前面側には図９に示すような前面板３が
次のように着脱自在に取り付けられる。中下桟１７の前
面側には図１０に示すような支持レール４が配置され、
支持レール４の取り付け孔２３から中下桟１７に固着具
を打入して支持レール４が取り付けられ、支持レール４
に嵌合凹部２４が形成されている。前面板３の上端には
１つの挿通孔２５を穿孔してあり、中上桟１８には図１
１に示すように挿通孔２５に対応するねじ孔２６を設け
てある。そして前面板３の下端を支持レール４の嵌合凹
部２４に嵌合し、挿通孔２５とねじ孔２６を合致させ、
ビスのような止めねじ５を挿通孔２５からねじ孔２６に
螺合して前面板３の上部を固定してある。しかして配管
収納空間Ａの配管のメンテナンスを行う場合、止めねじ
５を外し、前面板３の下端を嵌合凹部２４から抜き、配
管収納空間Ａの前面を開放して行う。この場合、前面板
３を簡単に外して前面を開放できてメンテナンスを容易
に行うことができる。
【００１２】オープンスペースＳの上方を覆うシンク下
化粧板６は金属板にて図１２に示すような形成されてお
り、シンク下化粧板６の前端縁には長手方向に亙って係
止縁２８を設けてあり、シンク下化粧板６の後端縁には
中央を除く長手方向に取り付け片２９を設けてあり、取
り付け片２９に取り付け孔３０を設けてある。またシン
ク下化粧板６の中央に化粧カバー材２の本体カバー材２
ａの外形に沿う切り欠き３１を設けてある。前板７の背
面には図１３に示すように長手方向に亙って係止溝８を
穿設してあり、シンク下化粧板６の前端の係止縁２８を
係止溝８に係止してある。係止縁２８を係止した状態で
切り欠き３１に本体カバー材２ａの上端を挿通し、取り
付け片２９を中上桟１８の背面に沿わせ、取り付け孔３
０から木ねじのような固定ねじ９を中上桟１８に螺入し
てシンク下化粧板６を取り付けてある。しかしてシンク
３３の下方のメンテナンスを行う場合、前面板３を外し
て配管収納スペースＡの前面を開放した状態で、図１４
（ａ）のように固定ねじ９を外し、係止縁２８を係止溝
８から外し、図１４（ｂ）のように取り付け片２９を中
上桟１８から外してシンク下化粧板６を外して行う。こ
のようにシンク下化粧板６を容易に外してシンク３３の
下方を広く開放できるためシンク３３の下のメンテナン
スが容易にできる。
化粧板６は金属板にて図１２に示すような形成されてお
り、シンク下化粧板６の前端縁には長手方向に亙って係
止縁２８を設けてあり、シンク下化粧板６の後端縁には
中央を除く長手方向に取り付け片２９を設けてあり、取
り付け片２９に取り付け孔３０を設けてある。またシン
ク下化粧板６の中央に化粧カバー材２の本体カバー材２
ａの外形に沿う切り欠き３１を設けてある。前板７の背
面には図１３に示すように長手方向に亙って係止溝８を
穿設してあり、シンク下化粧板６の前端の係止縁２８を
係止溝８に係止してある。係止縁２８を係止した状態で
切り欠き３１に本体カバー材２ａの上端を挿通し、取り
付け片２９を中上桟１８の背面に沿わせ、取り付け孔３
０から木ねじのような固定ねじ９を中上桟１８に螺入し
てシンク下化粧板６を取り付けてある。しかしてシンク
３３の下方のメンテナンスを行う場合、前面板３を外し
て配管収納スペースＡの前面を開放した状態で、図１４
（ａ）のように固定ねじ９を外し、係止縁２８を係止溝
８から外し、図１４（ｂ）のように取り付け片２９を中
上桟１８から外してシンク下化粧板６を外して行う。こ
のようにシンク下化粧板６を容易に外してシンク３３の
下方を広く開放できるためシンク３３の下のメンテナン
スが容易にできる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は叙述のようにキャビネットに椅
子や足を入れるための前面を開口せるオープンスペース
を設け、キャビネットの後側である奥部にキャビネット
の幅方向に亙って配管収納スペースを設けると共に配管
収納スペースの前面側でキャビネットの幅方向の一部に
排水管収納スペースを設けているので、給水や給湯の配
管を通す配管収納スペースや排水管を通す排水管収納ス
ペースを邪魔にならない位置に最小のスペースで設ける
ことができて広いオープンスペースを取ることができる
ものであって、椅子に座った状態でも車椅子の状態でも
椅子や足をオープンスペースに入れて楽に台所作業がで
きるものであり、また椅子以外にもワゴンを収納したり
できるものである。
子や足を入れるための前面を開口せるオープンスペース
を設け、キャビネットの後側である奥部にキャビネット
の幅方向に亙って配管収納スペースを設けると共に配管
収納スペースの前面側でキャビネットの幅方向の一部に
排水管収納スペースを設けているので、給水や給湯の配
管を通す配管収納スペースや排水管を通す排水管収納ス
ペースを邪魔にならない位置に最小のスペースで設ける
ことができて広いオープンスペースを取ることができる
ものであって、椅子に座った状態でも車椅子の状態でも
椅子や足をオープンスペースに入れて楽に台所作業がで
きるものであり、また椅子以外にもワゴンを収納したり
できるものである。
【００１４】また本発明の請求項２記載の発明にあって
は、排水管収納スペースを形成するための化粧カバー材
をキャビネットのキャビネット本体側の本体カバー材と
キャビネットの台輪側の台輪カバー材とで構成し、本体
カバー材と台輪カバー材とを上下動自在に重合して化粧
カバー材を上下に伸縮自在にしているので、キャビネッ
トの上面の高さを変えても、化粧カバー材を簡単に伸縮
させて排水管収納スペースの高さ調整が容易できるもの
である。
は、排水管収納スペースを形成するための化粧カバー材
をキャビネットのキャビネット本体側の本体カバー材と
キャビネットの台輪側の台輪カバー材とで構成し、本体
カバー材と台輪カバー材とを上下動自在に重合して化粧
カバー材を上下に伸縮自在にしているので、キャビネッ
トの上面の高さを変えても、化粧カバー材を簡単に伸縮
させて排水管収納スペースの高さ調整が容易できるもの
である。
【００１５】また本発明の請求項３記載の発明にあって
は、配管収納スペースの前面を覆う前面板をメンテナン
ス時に着脱自在にし、キャビネットの下部の支持レール
の上面を開口せる凹部に前面板の下部を嵌め込み、前面
板の上部を着脱自在な止めねじにてキャビネットに固定
しているので、止めねじを外して前面板の下端を支持レ
ールから抜くことで前面板を外すことができ、配管収納
スペースの前面を容易に開放してメンテナンスが容易に
できるものである。
は、配管収納スペースの前面を覆う前面板をメンテナン
ス時に着脱自在にし、キャビネットの下部の支持レール
の上面を開口せる凹部に前面板の下部を嵌め込み、前面
板の上部を着脱自在な止めねじにてキャビネットに固定
しているので、止めねじを外して前面板の下端を支持レ
ールから抜くことで前面板を外すことができ、配管収納
スペースの前面を容易に開放してメンテナンスが容易に
できるものである。
【００１６】また本発明の請求項４記載の発明にあって
は、キャビネットの上部に装着するシンクの下面側を覆
うシンク下化粧板を金属板にて形成すると共にこのシン
ク下化粧板をオープンスペースの上方に配置し、シンク
下化粧板の前側の端部をキャビネットの前板の背面の係
止溝に係止し、シンク下化粧板の後側の端部をキャビネ
ットに着脱自在な固定ねじにて固定しているので、固定
ねじを外すことでシンク下化粧板を容易に外すことがで
きてシンクの下のメンテナンスが容易にできるものであ
る。
は、キャビネットの上部に装着するシンクの下面側を覆
うシンク下化粧板を金属板にて形成すると共にこのシン
ク下化粧板をオープンスペースの上方に配置し、シンク
下化粧板の前側の端部をキャビネットの前板の背面の係
止溝に係止し、シンク下化粧板の後側の端部をキャビネ
ットに着脱自在な固定ねじにて固定しているので、固定
ねじを外すことでシンク下化粧板を容易に外すことがで
きてシンクの下のメンテナンスが容易にできるものであ
る。
【図１】本発明の一例の全体を示す平面図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】図２のＸ−Ｘ線断面図である。
【図４】図２のＹ−Ｙ線断面図である。
【図５】図２のＺ−Ｚ線断面図である。
【図６】同上の化粧カバー材の本体カバー材を示し
（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側面図であ
る。
（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側面図であ
る。
【図７】同上の化粧カバー材の台輪カバー材を示し、
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は台輪への取
り付け状態の平面図である。
（ａ）は正面図、（ｂ）は側面図、（ｃ）は台輪への取
り付け状態の平面図である。
【図８】（ａ）は化粧カバー材の斜視図、（ｂ）（ｃ）
は動作を説明する側面図である。
は動作を説明する側面図である。
【図９】同上の前面板を示し、（ａ）は正面図、（ｂ）
は側面図である。
は側面図である。
【図１０】同上の支持レールを示し、（ａ）は正面図、
（ｂ）は拡大側面図である。
（ｂ）は拡大側面図である。
【図１１】同上の中上桟を示し（ａ）は平面図、（ｂ）
は正面図である。
は正面図である。
【図１２】同上のシンク下化粧板を示し、（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側面図である。
図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は側面図である。
【図１３】同上の前板を示し、（ａ）は背面図、（ｂ）
は拡大側面図である。
は拡大側面図である。
【図１４】（ａ）（ｂ）は同上のシンク下化粧板を外す
状態を説明する説明図である。
状態を説明する説明図である。
Ａ 配管収納スペース Ｂ 排水管収納スペース Ｓ オープンスペース １ キャビネット ２ 化粧カバー材 ２ａ 本体カバー材 ２ｂ 台輪カバー材 ３ 前面板 ４ 支持レール ５ 止めねじ ６ シンク下化粧板 ７ 前板 ８ 係止溝 ９ 固定ねじ
Claims (4)
- 【請求項１】 上面にシンクやカウンター等が設けられ
て上面で台所作業を行う台所用キャビネットにおいて、
キャビネットに椅子や足を入れるための前面を開口せる
オープンスペースを設け、キャビネットの後側である奥
部にキャビネットの幅方向に亙って配管収納スペースを
設けると共に配管収納スペースの前面側でキャビネット
の幅方向の一部に排水管収納スペースを設けて成ること
を特徴とする台所用キャビネット。 - 【請求項２】 排水管収納スペースを形成するための化
粧カバー材をキャビネットのキャビネット本体側の本体
カバー材とキャビネットの台輪側の台輪カバー材とで構
成し、本体カバー材と台輪カバー材とを上下動自在に重
合して化粧カバー材を上下に伸縮自在にして成ることを
特徴とする請求項１記載の台所用キャビネット。 - 【請求項３】 配管収納スペースの前面を覆う前面板を
メンテナンス時に着脱自在にし、キャビネットの下部の
支持レールの上面を開口せる凹部に前面板の下部を嵌め
込み、前面板の上部を着脱自在な止めねじにてキャビネ
ットに固定して成ることを特徴とする請求項１または請
求項２記載の台所用キャビネット。 - 【請求項４】 キャビネットの上部に装着するシンクの
下面側を覆うシンク下化粧板を金属板にて形成すると共
にこのシンク下化粧板をオープンスペースの上方に配置
し、シンク下化粧板の前側の端部をキャビネットの前板
の背面の係止溝に係止し、シンク下化粧板の後側の端部
をキャビネットに着脱自在な固定ねじにて固定して成る
ことを特徴とする請求項１または請求項２または請求項
３記載の台所用キャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02829596A JP3176031B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 台所用キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02829596A JP3176031B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 台所用キャビネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09215533A true JPH09215533A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3176031B2 JP3176031B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=12244636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02829596A Expired - Fee Related JP3176031B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 台所用キャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3176031B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000210139A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Matsushita Electric Works Ltd | ニ―スペ―ス付収納ユニット |
| JP2014226429A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | パナソニック株式会社 | 厨房装置 |
| JP2018175332A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | クリナップ株式会社 | 車椅子対応キッチン |
| JP2019146933A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | カウンター及びブラケット |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP02829596A patent/JP3176031B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000210139A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Matsushita Electric Works Ltd | ニ―スペ―ス付収納ユニット |
| JP2014226429A (ja) * | 2013-05-24 | 2014-12-08 | パナソニック株式会社 | 厨房装置 |
| JP2018175332A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | クリナップ株式会社 | 車椅子対応キッチン |
| JP2019146933A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | カウンター及びブラケット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3176031B2 (ja) | 2001-06-11 |
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Legal Events
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