JPH09215344A - 電力制御装置 - Google Patents

電力制御装置

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JPH09215344A
JPH09215344A JP8024137A JP2413796A JPH09215344A JP H09215344 A JPH09215344 A JP H09215344A JP 8024137 A JP8024137 A JP 8024137A JP 2413796 A JP2413796 A JP 2413796A JP H09215344 A JPH09215344 A JP H09215344A
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JP
Japan
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base material
power control
semiconductor element
control device
element group
Prior art date
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Pending
Application number
JP8024137A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Torii
孝史 鳥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09215344A publication Critical patent/JPH09215344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の機械的強度を確保しつつ小型化を図る
こと。 【解決手段】 ベース材11は金属からなり、ベース材
11には、絶縁基板12a〜12cが接合されている。
絶縁基板12a〜12c上には、導体14a〜14fを
介して半導体素子群2a〜2fが搭載されている。ベー
ス材11には、絶縁ケース15が半導体素子群2a〜2
fを覆うように固定されている。絶縁ケース15は、半
導体素子群2a〜2fと外部とを電気的に接続する入力
端子18a、18b及び出力端子19a〜19cを保持
している。絶縁ケース15は、電源平滑用コンデンサ1
の取付台を兼ねている。ベース材11には、絶縁部材を
介して電流センサ3及び制御回路4が搭載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力制御装置の構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平5−83957号公報に、従来の
電力制御装置(電力変換装置)の構造が開示されてい
る。この従来の電力制御装置は、半導体素子群とスナバ
回路とフィルタコンデンサの一相分を同一箱内に収納
し、各端子を箱外に引き出して実装し、箱内外の配線作
業を容易にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電力制御装置によると、上記のように各種の回路部
品を同一箱内に収納する構造であるため装置が大型化
し、また、箱には通常冷却器が組み付けられるため、箱
の機械的強度を高める必要がある。
【0004】本発明は、上記問題点にかんがみなされた
ものであり、機械的強度を確保しつつ小型化を図ること
ができる電力制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明によ
ると、機械的強度に優れた金属のベース材の上に電力制
御装置を構成する回路部品を搭載するようにしたもので
あるため、比較的小型でしかも機械的強度に優れた電力
制御装置を提供することが可能になる。
【0006】請求項2に係る発明によると、電流センサ
に電源平滑用コンデンサの取付台としても機能させたも
のであるため、電源平滑用コンデンサ専用の取付台を特
別に設ける必要がなくなり、装置の小型化を図ることが
可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。
【0008】図1は、一実施例に係る電気自動車用の電
力制御装置の縦断面図、図2は、図1図示II−II線によ
る断面図、図3は、図2図示III −III 線による断面
図、図4は、上記電力制御装置の電気回路図、図5は、
上記電力制御装置を冷却器に組み付けた状態を表す縦断
面図をそれぞれ示している。
【0009】図4に示すように、電力制御装置100
は、電源平滑用コンデンサ1と三相インバータ回路2と
電流センサ3と制御回路4とからなる。
【0010】電源平滑用コンデンサ1は、インバータ回
路2の作動時に生じる電圧変動を平滑化するものであ
る。
【0011】三相インバータ回路2は、主バッテリ20
0間に直列接続された一対の半導体素子を1組として3
組の半導体素子対(2a,2b)、(2c,2d)、
(2e,2f)からなる半導体素子群からなり、他のリ
レー500を介して主バッテリ200から直流電源の供
給を受け、走行モータとしての三相電動機600に三相
交流電力を供給するものである。ここで、半導体素子2
aは、IGBT28aと該IGBT28aに逆並列接続
されたダイオード29aとからなり、同様に、半導体素
子2bはIGBT28bとダイオード29b、半導体素
子2cはIGBT28cとダイオード29c、半導体素
子2dはIGBT28dとダイオード29d、半導体素
子2eはIGBT28eとダイオード29e、半導体素
子2fはIGBT28fとダイオード29fとからな
る。なお、半導体素子2a〜2fは、トランジスタ又は
MOSFETなどであってもよい。
【0012】電流センサ3は、三相電動機600に流れ
る出力電流を検出するものである。
【0013】制御回路4は、起動スイッチ700がオン
されると補機バッテリ800から電力の供給を受けると
ともに、車両用電子制御回路900からのアクセル指令
信号と電流センサ3からの検出信号とを入力し、三相イ
ンバータ回路2の各半導体素子2a〜2fのゲート電圧
を制御するものである。ここで、制御回路4は、補機バ
ッテリ800を電源として各半導体素子2a〜2fのゲ
ートに電圧を印加及び解除する駆動回路41を内蔵して
いる。
【0014】次に、電力制御装置100の構造を図1〜
図3および図5に基づいて説明する。
【0015】電力制御装置100は、金属(例えばC
u)からなる熱伝導性に優れた平板状のベース材11を
備える。
【0016】ベース材11の上面には、公知のはんだ付
け又はアルミろう付けにより絶縁基板(例えば、熱伝導
性の良いAlNからなるセラミック基板)12a、12
b、12cが接合されている。
【0017】絶縁基板12a〜12cの上面には、6つ
の導体(例えばCu又はAl)14a、14b、14
c、14d、14e、14fがハンダ付けにより接合さ
れている。各導体14a〜14fの上面には、それぞれ
半導体素子2a〜2fがハンダ付けにより接合されてい
る。
【0018】また、ベース材11には、絶縁ケース15
及び電流センサ3が固定されている。絶縁ケース15
は、絶縁ケース15に形成された取付孔15a、15
b、15c、15dにネジ16a、16b、16c、1
6dを通し、ベース材11に形成されたネジ孔(図示を
省略してある。)にネジ16a、16b、16c、16
dをねじ込むことによってベース材11に固定されてい
る。また、電流センサ3は、電流センサ3に形成された
2つの取付孔3aにそれぞれネジ17aを通し、ベース
材11に形成された2つのネジ孔11b、11cにそれ
ぞれネジ17aをねじ込むことによってベース材11に
絶縁部材を介して固定されている。なお、絶縁ケース1
5は、接着剤でベース材11に固定するようにしてもよ
い。
【0019】絶縁ケース15は、半導体素子2a〜2f
と電源平滑用コンデンサ1とを電気的に接続するための
入力端子18a、18b、及び、半導体素子2a〜2f
と電流センサ3とを電気的に接続するための出力端子1
9a、19b、19cをそれぞれインサート体としてイ
ンサート成形されてなり、半導体素子2a〜2fを機械
的に保護するものである。一方の入力端子18aは、半
導体素子2a、2c、2eと導通する導体14a、14
c、14eにボンディングワイヤ20a、20b、20
cで接続され、他方の入力端子18bは、半導体素子2
b、2d、2fにボンディングワイヤ20d、20e、
20fで接続されている。また、半導体素子2a、2
c、2eと、半導体素子2b、2d、2fと導通する導
体14b、14d、14fとの間は、ボンディングワイ
ヤ20g、20h、20iで接続されている。
【0020】絶縁ケース15には、電源平滑用コンデン
サ1を収容する凹部15eが形成されている。この凹部
15eは、絶縁ケース15の上面15fと1つの突出部
15gの側面15hなどで形成され、電源平滑用コンデ
ンサ1は、この凹部15eに、上記突出部15gの上端
部に形成されたネジ孔15iにネジ23をねじ込んで固
定されたコンデンサバンド21と、電源平滑用コンデン
サ1の端子1a(他の端子については図示を省略してあ
る。)にネジ26(他のネジについては図示を省略して
ある。)で結合された入力端子18a、18bとで挟ま
れて固定されている。
【0021】絶縁ケース15には、さらに別の突出部1
5jが形成されており、この突出部15jの上端部には
制御回路4の取付用のネジ孔15kが形成されている。
また、電流センサ3の上端部には、制御回路4の取付用
のネジ孔15lが形成されている。制御回路4は、これ
らのネジ孔15k、15lにネジ22a、22bをねじ
込むことによって絶縁ケース15及び電流センサ3に固
定されている。なお、電流センサ3は、ホール素子を利
用した公知の非接触型センサである。
【0022】上記のように構成された電力制御装置10
0には、図5に示すように、冷媒が流れる冷却流路24
a、24b、24c、24d、24e、24f、24
g、24h、24iを有する冷却器24が組み付けられ
る。冷却器24は、ベース材11に形成された取付孔1
1d、11e、11f、11gにネジ25a、25b、
25c、25dを通し、冷却器24に形成されたネジ孔
(図示せず。)にネジ25a、25b、25c、25d
をねじ込むことによりベース材11の下面に固定され
る。ベース材11の下面と冷却器24の上面との間に
は、熱伝導性に優れた公知のサーマルコンパウンドが介
在されている。
【0023】以上説明したように、ベース材11上に、
電力制御装置100を構成する部品をすべて搭載したた
め、冷却器24がすでに準備されている場所へ電力制御
装置100を取り付ける場合の作業性を著しく改善させ
ることができる。
【0024】なお、上記実施例では、ベース材11とし
て、熱伝導性の優れたCuを用いたが、ベース材11に
搭載する絶縁基板12a〜12cの熱膨張係数とベース
部材11の熱膨張係数を近づけるために、CuとMoの
合金を使用することは自由である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る電気自動車用の電力制御装置の
縦断面図
【図2】図1図示II−II線による断面図
【図3】図2図示III −III 線による断面図
【図4】電力制御装置の電気回路図
【図5】電力制御装置を冷却器に組み付けた状態を表す
縦断面図
【符号の説明】
100 電力制御装置 1 電源平滑用コンデンサ 2a〜2f 半導体素子 3 電流センサ 11 ベース材 12a〜12c 絶縁基板 14a〜14f 導体 15 絶縁ケース 18a、18b 入力端子 19a〜19c 出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属のベース材と、 前記ベース材に熱的に良好に結合された絶縁基板と、 前記絶縁基板上の電気導体上に搭載される半導体素子群
    と、 出力電流を検出する電流センサと、 前記半導体素子群と外部とを電気的に接続する入出力端
    子と、 前記入出力端子を支持する絶縁ケースとを備え、 前記ベース材に、前記電流センサと前記絶縁ケースとを
    搭載することを特徴とする電力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記電流センサは、入力端子間に接続さ
    れる電源平滑用コンデンサの取付台を兼ねていることを
    特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
JP8024137A 1996-02-09 1996-02-09 電力制御装置 Pending JPH09215344A (ja)

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