JPH09215215A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH09215215A JPH09215215A JP8015957A JP1595796A JPH09215215A JP H09215215 A JPH09215215 A JP H09215215A JP 8015957 A JP8015957 A JP 8015957A JP 1595796 A JP1595796 A JP 1595796A JP H09215215 A JPH09215215 A JP H09215215A
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- battery
- charging
- cell
- power supply
- controller
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 セルコントローラを備えた充電可能な電源装
置について、セルコントローラに対するメンテナンスを
不要にし、且つ、セルコントローラからの発熱を少なく
する。 【解決手段】 本発明の電源装置は、2次電池を備えた
複数の電池セルを備えるとともに、専用の2次電池によ
って駆動され、電池セルの状態を監視するとともに、電
池セルを充電する際に電池セルに供給される充電用電流
を制御するセルコントローラとを備えている。そして、
電池セルを充電する際に発生する余剰電流により、セル
コントローラの2次電池を充電する。
置について、セルコントローラに対するメンテナンスを
不要にし、且つ、セルコントローラからの発熱を少なく
する。 【解決手段】 本発明の電源装置は、2次電池を備えた
複数の電池セルを備えるとともに、専用の2次電池によ
って駆動され、電池セルの状態を監視するとともに、電
池セルを充電する際に電池セルに供給される充電用電流
を制御するセルコントローラとを備えている。そして、
電池セルを充電する際に発生する余剰電流により、セル
コントローラの2次電池を充電する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器や電
気自動車等を駆動するための電源として利用される充電
可能な電源装置に関し、特に、セルコントローラを備え
た電源装置に関する。
気自動車等を駆動するための電源として利用される充電
可能な電源装置に関し、特に、セルコントローラを備え
た電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の進歩により、電子機器
の高性能化、小型化、ポータブル化が進んでおり、これ
に伴い、これら電子機器に使用される2次電池に対して
高エネルギー密度が要求されるようなってきている。
の高性能化、小型化、ポータブル化が進んでおり、これ
に伴い、これら電子機器に使用される2次電池に対して
高エネルギー密度が要求されるようなってきている。
【0003】また、省エネルギーや環境保護等の点か
ら、電力貯蔵装置や電気自動車等に使用可能な2次電
池、すなわち、数十〜数百ボルトの高電圧を得ることが
可能な高エネルギー密度の2次電池の開発が強く望まれ
ている。
ら、電力貯蔵装置や電気自動車等に使用可能な2次電
池、すなわち、数十〜数百ボルトの高電圧を得ることが
可能な高エネルギー密度の2次電池の開発が強く望まれ
ている。
【0004】ところで、このような高エネルギー密度の
2次電池では、高エネルギーを有するため、特に安全信
頼性を高めることが求められる。
2次電池では、高エネルギーを有するため、特に安全信
頼性を高めることが求められる。
【0005】そこで、このような2次電池を備えた電源
装置として、高エネルギー密度の2次電池を備えた電池
セルに対してセルコントローラを設けたものが開発され
ている。ここで、セルコントローラは、電池セルの状態
を監視するとともに、電池セルの2次電池を充電する際
に電池セルに供給される充電用電流を制御するものであ
る。セルコントローラによる充電用電流の制御は、例え
ば、電池セルに対して並列に設けられたバイパス回路を
セルコントローラに設け、外部電源から充電用電流が電
源装置に供給されたときに、電池セルの充電状態を監視
して、電池セルのが充電中のときには、電池セルに充電
用電流が流れるようにし、電池セルの充電が完了した
ら、電池セルが過充電とならないように、充電用電流が
バイパス回路に流れるようにする。
装置として、高エネルギー密度の2次電池を備えた電池
セルに対してセルコントローラを設けたものが開発され
ている。ここで、セルコントローラは、電池セルの状態
を監視するとともに、電池セルの2次電池を充電する際
に電池セルに供給される充電用電流を制御するものであ
る。セルコントローラによる充電用電流の制御は、例え
ば、電池セルに対して並列に設けられたバイパス回路を
セルコントローラに設け、外部電源から充電用電流が電
源装置に供給されたときに、電池セルの充電状態を監視
して、電池セルのが充電中のときには、電池セルに充電
用電流が流れるようにし、電池セルの充電が完了した
ら、電池セルが過充電とならないように、充電用電流が
バイパス回路に流れるようにする。
【0006】このような電源装置では、セルコントロー
ラにより、電池セルの状態が常に監視されるとともに、
電池セルを充電する際に、セルコントローラによって充
電状態が監視され、電池セルが過充電とならないよう
に、充電用電流が制御される。したがって、このような
セルコントローラを設けることにより、電池セルの状態
を常に監視することが可能となり、また、電池セルの過
充電を防止することが可能となるので、電源装置の安全
信頼性を高めることが可能となる。
ラにより、電池セルの状態が常に監視されるとともに、
電池セルを充電する際に、セルコントローラによって充
電状態が監視され、電池セルが過充電とならないよう
に、充電用電流が制御される。したがって、このような
セルコントローラを設けることにより、電池セルの状態
を常に監視することが可能となり、また、電池セルの過
充電を防止することが可能となるので、電源装置の安全
信頼性を高めることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なセルコントローラを備えた電源装置では、セルコント
ローラを駆動するための電源が必要である。そこで、セ
ルコントローラを備えた電源装置では、通常、電池セル
とは別に、2次電池をセルコントローラ内に組み込み、
この2次電池をセルコントローラを駆動するための電源
としている。
なセルコントローラを備えた電源装置では、セルコント
ローラを駆動するための電源が必要である。そこで、セ
ルコントローラを備えた電源装置では、通常、電池セル
とは別に、2次電池をセルコントローラ内に組み込み、
この2次電池をセルコントローラを駆動するための電源
としている。
【0008】このような電源装置では、セルコントロー
ラに組み込まれた2次電池を定期的に充電する必要があ
る。そこで、従来、このような電源装置では、セルコン
トローラのメンテナンスとして、定期的に電源装置から
セルコントローラを取り外し、セルコントローラの2次
電池を充電していた。
ラに組み込まれた2次電池を定期的に充電する必要があ
る。そこで、従来、このような電源装置では、セルコン
トローラのメンテナンスとして、定期的に電源装置から
セルコントローラを取り外し、セルコントローラの2次
電池を充電していた。
【0009】しかし、通常、電力貯蔵装置や電気自動車
等に用いる電源装置では、セルコントローラの取り外し
に、かなりの手間がかかる。しかも、電力貯蔵装置や電
気自動車等に用いる電源装置からセルコントローラを取
り外すには、特別な技術が必要であり、誰でもが自由に
行えるわけではない。このように、従来の電源装置で
は、セルコントローラに対して、手間のかかるメンテナ
ンスを行う必要があるという問題があった。
等に用いる電源装置では、セルコントローラの取り外し
に、かなりの手間がかかる。しかも、電力貯蔵装置や電
気自動車等に用いる電源装置からセルコントローラを取
り外すには、特別な技術が必要であり、誰でもが自由に
行えるわけではない。このように、従来の電源装置で
は、セルコントローラに対して、手間のかかるメンテナ
ンスを行う必要があるという問題があった。
【0010】なお、セルコントローラによって制御及び
監視をすべき電池セル自体を、セルコントローラを駆動
するための電源とする方法もあるが、この方法では、セ
ルコントローラの駆動により、電源装置内で消費される
暗電流が発生するため、電池セルからの電圧が徐々に低
下してしまうという問題がある。したがって、電源装置
にセルコントローラを設ける際には、上述したように、
セルコントローラに専用の2次電池を設ける方法が一般
的である。
監視をすべき電池セル自体を、セルコントローラを駆動
するための電源とする方法もあるが、この方法では、セ
ルコントローラの駆動により、電源装置内で消費される
暗電流が発生するため、電池セルからの電圧が徐々に低
下してしまうという問題がある。したがって、電源装置
にセルコントローラを設ける際には、上述したように、
セルコントローラに専用の2次電池を設ける方法が一般
的である。
【0011】また、上述したように、セルコントローラ
は、外部電源から必要以上の充電用電流が供給されたと
きには、電池セルが過充電とならないように、電池セル
に対して並列に設けられたバイパス回路に充電用電流が
流れるようにしている。このとき、バイパス回路に流れ
た電流は、バイパス回路内の電子負荷によって熱として
消費される。そのため、従来の電源装置では、外部電源
から必要以上の充電用電流が供給されたときに、セルコ
ントローラが発熱してしまうという問題があった。
は、外部電源から必要以上の充電用電流が供給されたと
きには、電池セルが過充電とならないように、電池セル
に対して並列に設けられたバイパス回路に充電用電流が
流れるようにしている。このとき、バイパス回路に流れ
た電流は、バイパス回路内の電子負荷によって熱として
消費される。そのため、従来の電源装置では、外部電源
から必要以上の充電用電流が供給されたときに、セルコ
ントローラが発熱してしまうという問題があった。
【0012】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、セルコントローラに対して手
間のかかるメンテナンスを行う必要がなく、しかも、セ
ルコントローラからの発熱が少ない電源装置を提供する
ことを目的としている。
て提案されたものであり、セルコントローラに対して手
間のかかるメンテナンスを行う必要がなく、しかも、セ
ルコントローラからの発熱が少ない電源装置を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに完成された本発明に係る電源装置は、2次電池を備
えた複数の電池セルと、専用の2次電池によって駆動さ
れ、電池セルの状態を監視するとともに、電池セルを充
電する際に電池セルに供給される充電用電流を制御する
セルコントローラとを備え、電池セルを充電する際に発
生する余剰電流により、セルコントローラの2次電池を
充電することを特徴とするものである。
めに完成された本発明に係る電源装置は、2次電池を備
えた複数の電池セルと、専用の2次電池によって駆動さ
れ、電池セルの状態を監視するとともに、電池セルを充
電する際に電池セルに供給される充電用電流を制御する
セルコントローラとを備え、電池セルを充電する際に発
生する余剰電流により、セルコントローラの2次電池を
充電することを特徴とするものである。
【0014】上記電源装置では、例えば、セルコントロ
ーラに、各電池セルに対してそれぞれ並列に配された複
数の2次電池を設け、電池セルを充電する際に、セルコ
ントローラの各2次電池に充電用電流が順次供給される
ようにする。そして、このときは、例えば、ある電池セ
ルの充電が完了した後、セルコントローラの2次電池の
うち、充電が完了した電池セルに対して並列に配された
2次電池に充電用電流が供給されるようにする。
ーラに、各電池セルに対してそれぞれ並列に配された複
数の2次電池を設け、電池セルを充電する際に、セルコ
ントローラの各2次電池に充電用電流が順次供給される
ようにする。そして、このときは、例えば、ある電池セ
ルの充電が完了した後、セルコントローラの2次電池の
うち、充電が完了した電池セルに対して並列に配された
2次電池に充電用電流が供給されるようにする。
【0015】なお、上記電源装置のセルコントローラ
は、各電池セルに対してそれぞれ並列に配された複数の
電子負荷を備えていることが好ましい。
は、各電池セルに対してそれぞれ並列に配された複数の
電子負荷を備えていることが好ましい。
【0016】以上のような本発明に係る電源装置では、
電池セルを充電する際に発生する余剰電流により、セル
コントローラの2次電池を充電するので、電池セルを充
電する際に、セルコントローラの2次電池も充電するこ
とができる。
電池セルを充電する際に発生する余剰電流により、セル
コントローラの2次電池を充電するので、電池セルを充
電する際に、セルコントローラの2次電池も充電するこ
とができる。
【0017】また、上記電源装置では、電池セルを充電
する際に発生する余剰電流が、セルコントローラの2次
電池の充電に使用されるので、セルコントローラで無駄
に消費される電流が減少し、セルコントローラからの発
熱が少なくなる。
する際に発生する余剰電流が、セルコントローラの2次
電池の充電に使用されるので、セルコントローラで無駄
に消費される電流が減少し、セルコントローラからの発
熱が少なくなる。
【0018】なお、上記電源装置では、セルコントロー
ラを駆動する電源として、電池セルとは別に、専用の2
次電池を備えているので、セルコントローラの駆動によ
って電池セルの2次電池が消耗するようなことはない。
ラを駆動する電源として、電池セルとは別に、専用の2
次電池を備えているので、セルコントローラの駆動によ
って電池セルの2次電池が消耗するようなことはない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、回路構成等を任
意に変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、回路構成等を任
意に変更可能であることは言うまでもない。
【0020】本実施の形態に係る電源装置は、図1に示
すように、2次電池を備えた4つの電池セル1,2,
3,4と、専用の2次電池によって駆動されるセルコン
トローラ5とを備えている。このセルコントローラ5
は、電池セル1,2,3,4の状態を監視するととも
に、充電時に電池セル1,2,3,4に供給される充電
用電流を制御する。そして、このセルコントローラ5の
2次電池は、後述するように、電池セル1,2,3,4
を充電する際に発生する余剰電流によって充電される。
なお、本実施の形態では、4つの電池セル1,2,3,
4を備えた電源装置を例に挙げるが、電池セルの数はこ
れ以上でも、これ以下でも良いことは言うまでもない。
すように、2次電池を備えた4つの電池セル1,2,
3,4と、専用の2次電池によって駆動されるセルコン
トローラ5とを備えている。このセルコントローラ5
は、電池セル1,2,3,4の状態を監視するととも
に、充電時に電池セル1,2,3,4に供給される充電
用電流を制御する。そして、このセルコントローラ5の
2次電池は、後述するように、電池セル1,2,3,4
を充電する際に発生する余剰電流によって充電される。
なお、本実施の形態では、4つの電池セル1,2,3,
4を備えた電源装置を例に挙げるが、電池セルの数はこ
れ以上でも、これ以下でも良いことは言うまでもない。
【0021】上記セルコントローラ5は、図2に示すよ
うな略直方体のコントローラボックス6を有しており、
このコントローラボックス6の中に、電気回路等が配さ
れている。このコントローラボックス6は、塩化ビニル
等のように加工性の良い高分子材料から作られたコント
ローラケース7と、コントローラケース7の上面を覆う
カバー8とから構成される。ここで、コントローラボッ
クス6のカバー8は、アルミ等のように、比重が軽く、
熱伝導性の高い材料で形成する。このように、コントロ
ーラボックス6のカバー8を比重が軽い材料で形成する
ことにより、電源装置の軽量化を図ることができ、ま
た、コントローラボックス6のカバー8を熱伝導性の高
い材料で形成することにより、セルコントローラ5から
の熱を効率良く発散することができる。
うな略直方体のコントローラボックス6を有しており、
このコントローラボックス6の中に、電気回路等が配さ
れている。このコントローラボックス6は、塩化ビニル
等のように加工性の良い高分子材料から作られたコント
ローラケース7と、コントローラケース7の上面を覆う
カバー8とから構成される。ここで、コントローラボッ
クス6のカバー8は、アルミ等のように、比重が軽く、
熱伝導性の高い材料で形成する。このように、コントロ
ーラボックス6のカバー8を比重が軽い材料で形成する
ことにより、電源装置の軽量化を図ることができ、ま
た、コントローラボックス6のカバー8を熱伝導性の高
い材料で形成することにより、セルコントローラ5から
の熱を効率良く発散することができる。
【0022】つぎに、上記電源装置の回路構成につい
て、図3を参照しながら詳細に説明する。ここで、図3
は、電源装置を充電するために、電源装置を外部回路9
に接続した状態を示しており、充電用電流を供給する外
部回路9についても図示している。
て、図3を参照しながら詳細に説明する。ここで、図3
は、電源装置を充電するために、電源装置を外部回路9
に接続した状態を示しており、充電用電流を供給する外
部回路9についても図示している。
【0023】この電源装置は、図3に示すように、直列
に接続された4つの電池セル1,2,3,4と、これら
の電池セル1,2,3,4に接続されたセルコントロー
ラ5とを備えている。そして、セルコントローラ5は、
各電池セル1,2,3,4に対してそれぞれ並列に配さ
れたバイパス回路部11,12,13,14と、バイパ
ス回路部11,12,13,14に設けられた電子負荷
を制御するための電子負荷コントローラ15と、バイパ
ス回路部11,12,13,14に流れる電流量をそれ
ぞれ測定するための電流センサ16,17,18,19
と、外部回路9から供給される電流量を制御するための
電源コントローラ20とを備えている。
に接続された4つの電池セル1,2,3,4と、これら
の電池セル1,2,3,4に接続されたセルコントロー
ラ5とを備えている。そして、セルコントローラ5は、
各電池セル1,2,3,4に対してそれぞれ並列に配さ
れたバイパス回路部11,12,13,14と、バイパ
ス回路部11,12,13,14に設けられた電子負荷
を制御するための電子負荷コントローラ15と、バイパ
ス回路部11,12,13,14に流れる電流量をそれ
ぞれ測定するための電流センサ16,17,18,19
と、外部回路9から供給される電流量を制御するための
電源コントローラ20とを備えている。
【0024】一方、外部回路9は、外部電源21を備え
ており、この外部電源21から電源装置に充電用電流が
供給される。また、外部回路9は、電流センサ22を備
えており、この電流センサ22は、外部電源21から電
源装置に供給している電流量を測定し、セルコントロー
ラ5の電源コントローラ20に送出する。
ており、この外部電源21から電源装置に充電用電流が
供給される。また、外部回路9は、電流センサ22を備
えており、この電流センサ22は、外部電源21から電
源装置に供給している電流量を測定し、セルコントロー
ラ5の電源コントローラ20に送出する。
【0025】この電源コントローラ20は、外部回路9
の電流センサ22によって測定された、外部電源21か
ら電源装置に供給されている電流量と、セルコントロー
ラ5の電流センサ16,17,18,19によって測定
された、バイパス回路部11,12,13,14に流れ
ている電流量とに基づいて、外部電源21を制御し、所
定のレベルの電流が外部電源21から電源装置に供給さ
れるようにする。
の電流センサ22によって測定された、外部電源21か
ら電源装置に供給されている電流量と、セルコントロー
ラ5の電流センサ16,17,18,19によって測定
された、バイパス回路部11,12,13,14に流れ
ている電流量とに基づいて、外部電源21を制御し、所
定のレベルの電流が外部電源21から電源装置に供給さ
れるようにする。
【0026】上記電源装置の電池セル1,2,3,4
は、高エネルギー密度のリチウムイオン2次電池をそれ
ぞれ備えており、これらの電池セル1,2,3,4から
の出力が、この電源装置からの出力となる。そして、充
電時には、図3に示すように、直列に接続された電池セ
ル1,2,3,4の両端23,24が外部回路9に接続
され、外部回路9から充電用電流が供給される。
は、高エネルギー密度のリチウムイオン2次電池をそれ
ぞれ備えており、これらの電池セル1,2,3,4から
の出力が、この電源装置からの出力となる。そして、充
電時には、図3に示すように、直列に接続された電池セ
ル1,2,3,4の両端23,24が外部回路9に接続
され、外部回路9から充電用電流が供給される。
【0027】そして、セルコントローラ5のバイパス回
路部11,12,13,14は、これらの電池セル1,
2,3,4に対して、それぞれ並列に配されている。こ
こで、4つのバイパス回路部1,2,3,4は、それぞ
れ同様な構成となっているので、以下の説明では、電池
セル1に対して並列に接続されたバイパス回路部11に
ついてだけ、詳細に説明する。
路部11,12,13,14は、これらの電池セル1,
2,3,4に対して、それぞれ並列に配されている。こ
こで、4つのバイパス回路部1,2,3,4は、それぞ
れ同様な構成となっているので、以下の説明では、電池
セル1に対して並列に接続されたバイパス回路部11に
ついてだけ、詳細に説明する。
【0028】このバイパス回路部11は、電池セル1に
印加される電圧を制御するための電子負荷25と、セル
コントローラ5を駆動するための2次電池26と、2次
電池26から電子負荷25へ電流が流れるのを防ぐため
の逆流防止用素子27と、2次電池26の両端電圧を検
出するための第1の電圧センサ28と、第1の電圧セン
サ28で検出された2次電池26の両端電圧を上限電圧
と比較する第1のコンパレータ29と、電池セル1の両
端電圧を検出するための第2の電圧センサ30と、第2
の電圧センサ30で検出された電池セル1の両端電圧を
設定電圧と比較する第2のコンパレータ31と、バイパ
ス回路部11の動作を切り換えるためのスイッチ32と
を備えている。
印加される電圧を制御するための電子負荷25と、セル
コントローラ5を駆動するための2次電池26と、2次
電池26から電子負荷25へ電流が流れるのを防ぐため
の逆流防止用素子27と、2次電池26の両端電圧を検
出するための第1の電圧センサ28と、第1の電圧セン
サ28で検出された2次電池26の両端電圧を上限電圧
と比較する第1のコンパレータ29と、電池セル1の両
端電圧を検出するための第2の電圧センサ30と、第2
の電圧センサ30で検出された電池セル1の両端電圧を
設定電圧と比較する第2のコンパレータ31と、バイパ
ス回路部11の動作を切り換えるためのスイッチ32と
を備えている。
【0029】上記電子負荷25は、電子負荷コントロー
ラ15からの制御信号に基づいて、その抵抗値を変化さ
せる。これにより、電子負荷25に流れ込む電流量が変
化しても、その両端の電圧が変わらないようにするとと
もに、電池セル1の両端電圧が予め設定された値よりも
大きくならないようにする。そして、この電子負荷25
の一端25aは、電池セル1の正極側1aに接続されて
おり、また、電子負荷25の他端25bは、ダイオード
等からなる逆流防止用素子27を介して2次電池26の
正極側26aに接続されているとともに、スイッチ32
の第1の端子32aに接続されている。
ラ15からの制御信号に基づいて、その抵抗値を変化さ
せる。これにより、電子負荷25に流れ込む電流量が変
化しても、その両端の電圧が変わらないようにするとと
もに、電池セル1の両端電圧が予め設定された値よりも
大きくならないようにする。そして、この電子負荷25
の一端25aは、電池セル1の正極側1aに接続されて
おり、また、電子負荷25の他端25bは、ダイオード
等からなる逆流防止用素子27を介して2次電池26の
正極側26aに接続されているとともに、スイッチ32
の第1の端子32aに接続されている。
【0030】また、この電子負荷25には、上述したよ
うに、バイパス回路部11に流れる電流を測定するため
の電流センサ16が接続されている。そして、この電流
センサ16は、上述したように、バイパス回路部11に
流れる電流を測定した結果を電源コントローラ20に送
出する。
うに、バイパス回路部11に流れる電流を測定するため
の電流センサ16が接続されている。そして、この電流
センサ16は、上述したように、バイパス回路部11に
流れる電流を測定した結果を電源コントローラ20に送
出する。
【0031】一方、正極側26aが逆流防止用素子27
を介して電子負荷25に接続された2次電池26は、セ
ルコントローラ11を駆動するためのものであり、その
負極側26bは、スイッチ32の第2の端子32bに接
続されている。ここで、本実施の形態では、この2次電
池26として、満充電時の出力が4.10V、容量が約
3Ahのリチウムイオン2次電池を使用した。そして、
この2次電池26は、セルコントローラ11を駆動する
ためのものであり、セルコントローラ11の主回路(図
示せず)に接続されている。図3中の配線Hは、各バイ
パス回路部11,12,13,14の2次電池からの配
線がセルコントローラ5の主回路へと導出されている様
子を示している。
を介して電子負荷25に接続された2次電池26は、セ
ルコントローラ11を駆動するためのものであり、その
負極側26bは、スイッチ32の第2の端子32bに接
続されている。ここで、本実施の形態では、この2次電
池26として、満充電時の出力が4.10V、容量が約
3Ahのリチウムイオン2次電池を使用した。そして、
この2次電池26は、セルコントローラ11を駆動する
ためのものであり、セルコントローラ11の主回路(図
示せず)に接続されている。図3中の配線Hは、各バイ
パス回路部11,12,13,14の2次電池からの配
線がセルコントローラ5の主回路へと導出されている様
子を示している。
【0032】そして、この2次電池26の両端電圧を測
定するための第1の電圧センサ28は、2次電池26に
対して並列に接続されている。そして、この第1の電圧
センサ28は、2次電池26の両端電圧を測定した結果
を第1のコンパレータ29に送出する。
定するための第1の電圧センサ28は、2次電池26に
対して並列に接続されている。そして、この第1の電圧
センサ28は、2次電池26の両端電圧を測定した結果
を第1のコンパレータ29に送出する。
【0033】第1のコンパレータ29は、第1の電圧セ
ンサ28によって測定された2次電池26の両端電圧
と、予め設定されている上限電圧とを比較し、その結果
に基づいて、スイッチ32に対して切り換え信号を送出
する。
ンサ28によって測定された2次電池26の両端電圧
と、予め設定されている上限電圧とを比較し、その結果
に基づいて、スイッチ32に対して切り換え信号を送出
する。
【0034】そして、この切り換え信号に基づいて動作
するスイッチ32は、3つの端子32a,32b,32
cを備えており、上述したように、第1の端子32aが
電子負荷25に接続されており、第2の端子32bが2
次電池26に接続されている。そして、このスイッチ3
2の第3の端子32cは、電池セル1の負極側1bに接
続されている。このスイッチ32は、例えば、コントロ
ールリレーのように、電圧が印加されている間だけオン
又はオフとなるようなものを使用する。
するスイッチ32は、3つの端子32a,32b,32
cを備えており、上述したように、第1の端子32aが
電子負荷25に接続されており、第2の端子32bが2
次電池26に接続されている。そして、このスイッチ3
2の第3の端子32cは、電池セル1の負極側1bに接
続されている。このスイッチ32は、例えば、コントロ
ールリレーのように、電圧が印加されている間だけオン
又はオフとなるようなものを使用する。
【0035】一方、第2の電圧センサ30は、電池セル
1に対して並列に接続されており、電池セル1の両端電
圧を測定する。そして、この第2の電圧センサ30は、
電池セル1の両端電圧を測定した結果を第2のコンパレ
ータ31に送出する。
1に対して並列に接続されており、電池セル1の両端電
圧を測定する。そして、この第2の電圧センサ30は、
電池セル1の両端電圧を測定した結果を第2のコンパレ
ータ31に送出する。
【0036】第2のコンパレータ31は、第2の電圧セ
ンサ30によって測定された電池セル1の両端電圧と、
予め設定されている設定電圧とを比較し、その結果を電
子負荷コントローラ15に送出する。そして、この結果
に基づいて、電子負荷コントローラ15から、電子負荷
25に制御信号が送出される。
ンサ30によって測定された電池セル1の両端電圧と、
予め設定されている設定電圧とを比較し、その結果を電
子負荷コントローラ15に送出する。そして、この結果
に基づいて、電子負荷コントローラ15から、電子負荷
25に制御信号が送出される。
【0037】つぎに、外部回路9の外部電源21から充
電用電流を供給して、上記電源装置を充電するときの動
作について説明する。
電用電流を供給して、上記電源装置を充電するときの動
作について説明する。
【0038】電源装置を充電するときは、先ず、バイパ
ス回路部11,12,13,14のスイッチがオフの状
態で、外部電源21から電源装置に充電用電流を供給す
る。このとき、外部回路9の電流センサ22は、外部電
源21から供給される電流量を測定し、この結果を電源
コントローラ20に送出する。そして、電源コントロー
ラ20は、電流センサ22によって測定された電流量に
基づいて、所定のレベルの充電用電流を供給するように
外部電源21に指示を送る。これにより、外部電源21
から電源装置に、所定のレベルの充電用電流が供給され
る。
ス回路部11,12,13,14のスイッチがオフの状
態で、外部電源21から電源装置に充電用電流を供給す
る。このとき、外部回路9の電流センサ22は、外部電
源21から供給される電流量を測定し、この結果を電源
コントローラ20に送出する。そして、電源コントロー
ラ20は、電流センサ22によって測定された電流量に
基づいて、所定のレベルの充電用電流を供給するように
外部電源21に指示を送る。これにより、外部電源21
から電源装置に、所定のレベルの充電用電流が供給され
る。
【0039】このように充電用電流が供給されたとき、
バイパス回路部11,12,13,14のスイッチがオ
フとされているので、電池セル1,2,3,4に充電用
電流が供給され、これにより、電池セル1,2,3,4
が充電される。このとき、各電池セル1,2,3,4の
両端電圧は、セルコントローラ5内の第2の電圧センサ
によって測定される。そして、何れかの電池セル1,
2,3又は4の両端電圧が予め設定された設定電圧に到
達したら、すなわち何れかの電池セル1,2,3又は4
の充電が完了したら、その電池セルに対して並列に接続
されたバイパス回路部11,12,13又は14に充電
用電流が流れるようにスイッチが切り替わる。
バイパス回路部11,12,13,14のスイッチがオ
フとされているので、電池セル1,2,3,4に充電用
電流が供給され、これにより、電池セル1,2,3,4
が充電される。このとき、各電池セル1,2,3,4の
両端電圧は、セルコントローラ5内の第2の電圧センサ
によって測定される。そして、何れかの電池セル1,
2,3又は4の両端電圧が予め設定された設定電圧に到
達したら、すなわち何れかの電池セル1,2,3又は4
の充電が完了したら、その電池セルに対して並列に接続
されたバイパス回路部11,12,13又は14に充電
用電流が流れるようにスイッチが切り替わる。
【0040】以下、電池セル1の充電が完了し、バイパ
ス回路部11に充電用電流が流れるときを例に挙げて説
明する。
ス回路部11に充電用電流が流れるときを例に挙げて説
明する。
【0041】バイパス回路部11に充電用電流が流れた
とき、セルコントローラ5の電流センサ16は、このバ
イパス回路部11に流れる電流量を測定し、この結果を
電源コントローラ20に送出する。そして、電源コント
ローラ20は、電流センサ16によって測定された電流
量に基づいて、バイパス回路部11に流れる電流が所定
の設定範囲内となるように、外部電源21に指示を送
る。これにより、所定の設定範囲を超えるような電流が
バイパス回路部11に流れるのが防止される。
とき、セルコントローラ5の電流センサ16は、このバ
イパス回路部11に流れる電流量を測定し、この結果を
電源コントローラ20に送出する。そして、電源コント
ローラ20は、電流センサ16によって測定された電流
量に基づいて、バイパス回路部11に流れる電流が所定
の設定範囲内となるように、外部電源21に指示を送
る。これにより、所定の設定範囲を超えるような電流が
バイパス回路部11に流れるのが防止される。
【0042】このようにバイパス回路部11に充電用電
流が流れたときの動作について、図3中の点線5Aで囲
った充電制御部を拡大した図である図4及び図5を参照
しながら説明する。
流が流れたときの動作について、図3中の点線5Aで囲
った充電制御部を拡大した図である図4及び図5を参照
しながら説明する。
【0043】電池セル1の充電が完了したら、図4に示
すように、スイッチ32の第2の端子32bと第3の端
子32cとが接続され、これにより、電子負荷25を備
えたバイパス回路部11に充電用電流が流れる。すなわ
ち、この電源装置では、電池セル1の充電が完了した
ら、その電池セル1に対して並列に配されたバイパス回
路部11に充電用電流が供給される。これにより、電池
セル1の過充電が防止され、安全性が確保される。
すように、スイッチ32の第2の端子32bと第3の端
子32cとが接続され、これにより、電子負荷25を備
えたバイパス回路部11に充電用電流が流れる。すなわ
ち、この電源装置では、電池セル1の充電が完了した
ら、その電池セル1に対して並列に配されたバイパス回
路部11に充電用電流が供給される。これにより、電池
セル1の過充電が防止され、安全性が確保される。
【0044】このとき、電子負荷25は、後述するよう
に、充電が完了した電池セル1の両端電圧を保持するた
めに、電子負荷コントローラ15からの制御信号に基づ
いて抵抗値等を制御する。このような動作により、充電
過程において、どの電池セル1,2,3,4にも過電圧
がかかることなく、全ての電池セル1,2,3,4が過
不足無く充電される。
に、充電が完了した電池セル1の両端電圧を保持するた
めに、電子負荷コントローラ15からの制御信号に基づ
いて抵抗値等を制御する。このような動作により、充電
過程において、どの電池セル1,2,3,4にも過電圧
がかかることなく、全ての電池セル1,2,3,4が過
不足無く充電される。
【0045】そして、バイパス回路部11に流れる電流
は、電子負荷25を介して2次電池26に供給され、こ
の2次電池26を充電する。すなわち、この電源装置で
は、電池セル1の充電が完了したら、その電池セル1に
対して並列に配されたバイパス回路部11内の2次電池
26に充電用電流を供給し、この2次電池26を充電す
る。
は、電子負荷25を介して2次電池26に供給され、こ
の2次電池26を充電する。すなわち、この電源装置で
は、電池セル1の充電が完了したら、その電池セル1に
対して並列に配されたバイパス回路部11内の2次電池
26に充電用電流を供給し、この2次電池26を充電す
る。
【0046】このように、本実施の形態に係る電源装置
では、従来の電源装置では電子負荷によって熱として消
費されていた電力が、セルコントローラ5の2次電池2
6の充電に有効に利用されることとなる。しかも、従来
の電源装置では電子負荷によって熱として消費されてい
た電力が、セルコントローラ5の2次電池26の充電に
有効に利用されるため、この電源装置ではセルコントロ
ーラ5からの発熱が減少する。
では、従来の電源装置では電子負荷によって熱として消
費されていた電力が、セルコントローラ5の2次電池2
6の充電に有効に利用されることとなる。しかも、従来
の電源装置では電子負荷によって熱として消費されてい
た電力が、セルコントローラ5の2次電池26の充電に
有効に利用されるため、この電源装置ではセルコントロ
ーラ5からの発熱が減少する。
【0047】このように2次電池26に充電用電流を供
給しているとき、第1の電圧センサ28は、2次電池2
6の両端電圧を測定し、この結果を第1のコンパレータ
29に送出する。そして、第1のコンパレータ29は、
第1の電圧センサ28によって測定された2次電池26
の両端電圧と、予め設定されている上限電圧とを比較す
る。ここで、上限電圧は、2次電池26の満充電時の出
力に対応した電圧、すなわち、本実施の形態では、4.
10Vに設定しておく。そして、2次電池26の両端電
圧が上限電圧に到達したら、すなわち2次電池26の充
電が完了したら、第1のコンパレータ29は、スイッチ
32の第1の端子32aと第3の端子32cとを接続す
るように、スイッチ32に対して切り換え信号を送出す
る。
給しているとき、第1の電圧センサ28は、2次電池2
6の両端電圧を測定し、この結果を第1のコンパレータ
29に送出する。そして、第1のコンパレータ29は、
第1の電圧センサ28によって測定された2次電池26
の両端電圧と、予め設定されている上限電圧とを比較す
る。ここで、上限電圧は、2次電池26の満充電時の出
力に対応した電圧、すなわち、本実施の形態では、4.
10Vに設定しておく。そして、2次電池26の両端電
圧が上限電圧に到達したら、すなわち2次電池26の充
電が完了したら、第1のコンパレータ29は、スイッチ
32の第1の端子32aと第3の端子32cとを接続す
るように、スイッチ32に対して切り換え信号を送出す
る。
【0048】これにより、図5に示すように、スイッチ
32の第1の端子32aと第3の端子32cとが接続
し、2次電池26への充電用電流の供給が停止する。そ
の結果、2次電池26の過充電が防止され、安全性が確
保される。ここで、電子負荷25と2次電池26の間に
は、逆流防止用素子27が配されているので、2次電池
26から電子負荷25に電流が流れることはない。すな
わち、この電源装置では、電子負荷25と2次電池26
の間に逆流防止用素子27を備えているので、2次電池
26の電力が無駄に消費されるようなことはない。
32の第1の端子32aと第3の端子32cとが接続
し、2次電池26への充電用電流の供給が停止する。そ
の結果、2次電池26の過充電が防止され、安全性が確
保される。ここで、電子負荷25と2次電池26の間に
は、逆流防止用素子27が配されているので、2次電池
26から電子負荷25に電流が流れることはない。すな
わち、この電源装置では、電子負荷25と2次電池26
の間に逆流防止用素子27を備えているので、2次電池
26の電力が無駄に消費されるようなことはない。
【0049】以上で、電池セル1と、電池セル1に対し
て並列に配されたバイパス回路部11内の2次電池26
との充電が完了したので、その後は、図5に示すよう
に、電子負荷25によって電池セル1の両端電圧を保持
しておく。そして、全てのバイパス回路部11,12,
13,14について、図5に示すような状態となるま
で、外部電源21から充電用電流を供給する。これによ
り、この電源装置の全ての電池セル1,2,3,4と、
全てのバイパス回路部11,12,13,14内の2次
電池について、無駄に電流を消費することなく、満充電
がなされる。
て並列に配されたバイパス回路部11内の2次電池26
との充電が完了したので、その後は、図5に示すよう
に、電子負荷25によって電池セル1の両端電圧を保持
しておく。そして、全てのバイパス回路部11,12,
13,14について、図5に示すような状態となるま
で、外部電源21から充電用電流を供給する。これによ
り、この電源装置の全ての電池セル1,2,3,4と、
全てのバイパス回路部11,12,13,14内の2次
電池について、無駄に電流を消費することなく、満充電
がなされる。
【0050】つぎに、電子負荷による電池セルの両端電
圧の保持について説明する。
圧の保持について説明する。
【0051】単一の電池セルを充電するときには、通
常、図6に示すように、電池セルの両端電圧Vaが予め
設定された設定電圧V0に達するまで、すなわち図6の
範囲Aの部分においては、一定のレベルの充電用電流I
を電池セルに供給する。ここで、充電用電流Iは、電池
セルに対して充電可能な最大の電流値以下に設定され、
設定電圧V0は、電池セルを満充電したときの出力電
圧、すなわち、電池セルに対して充電可能な最大値に設
定される。そして、電池セルの両端電圧Vaが設定電圧
V0に達した後、すなわち図6の範囲Bの部分において
は、電池セルに供給する充電用電流Iを減少させる。こ
のとき、電池セルに供給する充電用電流Iは、電池セル
の両端電圧Vaが設定電圧V0を保持する程度とする。
これにより、電池セルは、過不足無く満充電されること
となる。そして、このような充電は、電池セルが1つだ
けのときには、定電圧定電流電源、すなわちCVCC電
源を用いれば可能である。
常、図6に示すように、電池セルの両端電圧Vaが予め
設定された設定電圧V0に達するまで、すなわち図6の
範囲Aの部分においては、一定のレベルの充電用電流I
を電池セルに供給する。ここで、充電用電流Iは、電池
セルに対して充電可能な最大の電流値以下に設定され、
設定電圧V0は、電池セルを満充電したときの出力電
圧、すなわち、電池セルに対して充電可能な最大値に設
定される。そして、電池セルの両端電圧Vaが設定電圧
V0に達した後、すなわち図6の範囲Bの部分において
は、電池セルに供給する充電用電流Iを減少させる。こ
のとき、電池セルに供給する充電用電流Iは、電池セル
の両端電圧Vaが設定電圧V0を保持する程度とする。
これにより、電池セルは、過不足無く満充電されること
となる。そして、このような充電は、電池セルが1つだ
けのときには、定電圧定電流電源、すなわちCVCC電
源を用いれば可能である。
【0052】ところで、電池セルを充電するときは、充
電用電流Iが電池セルに対して充電可能な最大の電流値
以下であることと、電池セルの両端電圧Vaが電池セル
に対して充電可能な最大値を超えないことが重要であ
り、これらの条件を満たしていれば、安全に充電するこ
とができる。
電用電流Iが電池セルに対して充電可能な最大の電流値
以下であることと、電池セルの両端電圧Vaが電池セル
に対して充電可能な最大値を超えないことが重要であ
り、これらの条件を満たしていれば、安全に充電するこ
とができる。
【0053】そして、上記電源装置では、上述のような
制御を、直列に接続された複数の電池セル1,2,3,
4のそれぞれに対して行う必要がある。
制御を、直列に接続された複数の電池セル1,2,3,
4のそれぞれに対して行う必要がある。
【0054】ここで、全ての電池セル1,2,3,4が
全く同様に充電されるのならば、充電用電流Iについて
は、電池セルが1つのときと同様として、設定電圧V0
については、電池セルが1つのときの設定電圧に電池セ
ルの数を乗じた電圧値として、CVCC電源から充電用
電流Iを供給すればよい。
全く同様に充電されるのならば、充電用電流Iについて
は、電池セルが1つのときと同様として、設定電圧V0
については、電池セルが1つのときの設定電圧に電池セ
ルの数を乗じた電圧値として、CVCC電源から充電用
電流Iを供給すればよい。
【0055】しかし、通常は、電池セル1,2,3,4
によって充電過程での両端電圧の変化にばらつきがあ
り、全ての電池セル1,2,3,4が全く同様に充電さ
れるとは限らない。そのため、単にCVCC電源から電
池セル1,2,3,4に充電用電流Iを供給したので
は、電池セル1,2,3,4の両端電圧が、電池セル
1,2,3,4に対して充電可能な最大値を超えてしま
う可能性がある。
によって充電過程での両端電圧の変化にばらつきがあ
り、全ての電池セル1,2,3,4が全く同様に充電さ
れるとは限らない。そのため、単にCVCC電源から電
池セル1,2,3,4に充電用電流Iを供給したので
は、電池セル1,2,3,4の両端電圧が、電池セル
1,2,3,4に対して充電可能な最大値を超えてしま
う可能性がある。
【0056】そこで、上記電源装置では、電池セル毎の
両端電圧の変化のばらつきを吸収するために、各電池セ
ル1,2,3,4に対して並列に電子負荷を取り付けて
いる。以下、この電子負荷に関する動作について、図3
中の点線5Bで囲った電子負荷制御部を拡大した図であ
る図7を参照しながら説明する。
両端電圧の変化のばらつきを吸収するために、各電池セ
ル1,2,3,4に対して並列に電子負荷を取り付けて
いる。以下、この電子負荷に関する動作について、図3
中の点線5Bで囲った電子負荷制御部を拡大した図であ
る図7を参照しながら説明する。
【0057】電池セル1に充電用電流Iが供給されてい
るとき、第2の電圧センサ30は、電池セル1の両端電
圧Vaを測定し、その結果を第2のコンパレータ31に
送出する。第2のコンパレータ31は、第2の電圧セン
サ30によって測定された電池セル1の両端電圧Va
と、予め設定されている設定電圧V0とを比較し、その
結果を電子負荷コントローラ15に送出する。そして、
この結果に基づいて、電子負荷コントローラ15から、
電子負荷25に制御信号が送出される。電子負荷25
は、この制御信号に基づいて、その抵抗値等を変化さ
せ、電池セル1に流れる充電用電流i1の大きさを制御
する。
るとき、第2の電圧センサ30は、電池セル1の両端電
圧Vaを測定し、その結果を第2のコンパレータ31に
送出する。第2のコンパレータ31は、第2の電圧セン
サ30によって測定された電池セル1の両端電圧Va
と、予め設定されている設定電圧V0とを比較し、その
結果を電子負荷コントローラ15に送出する。そして、
この結果に基づいて、電子負荷コントローラ15から、
電子負荷25に制御信号が送出される。電子負荷25
は、この制御信号に基づいて、その抵抗値等を変化さ
せ、電池セル1に流れる充電用電流i1の大きさを制御
する。
【0058】ここで、電子負荷コントローラ15による
電子負荷25の制御は、電池セル1の両端電圧Vaが設
定電圧V0に達していないときには、充電用電流Iが電
池セル1にだけ流れ、電子負荷25には流れないように
する。
電子負荷25の制御は、電池セル1の両端電圧Vaが設
定電圧V0に達していないときには、充電用電流Iが電
池セル1にだけ流れ、電子負荷25には流れないように
する。
【0059】そして、電池セル1の両端電圧Vaが設定
電圧V0に達したら、図8に示すように、充電用電流I
のうち、電池セル1の側には電池セル1の両端電圧Va
を保持するのに必要な電流i1だけが流れるようにし、
残りの電流I−i1は電子負荷25の側に流れるように
する。
電圧V0に達したら、図8に示すように、充電用電流I
のうち、電池セル1の側には電池セル1の両端電圧Va
を保持するのに必要な電流i1だけが流れるようにし、
残りの電流I−i1は電子負荷25の側に流れるように
する。
【0060】すなわち、例えば、図9に示すように、電
池セル1の両端電圧Vaが予め設定された設定電圧V0
に達するまで、すなわち図9の範囲Aの部分において
は、充電用電流Iをそのまま電池セル1に供給する。そ
して、電池セル1の両端電圧Vaが設定電圧V0に達し
た後、すなわち図9の範囲Bの部分においては、電池セ
ル1の両端電圧Vaが設定電圧V0を保持するのに必要
な電流i1だけが電池セル1に流れるようにし、他の電
流I−i1は電子負荷25の側に流れるようにする。
池セル1の両端電圧Vaが予め設定された設定電圧V0
に達するまで、すなわち図9の範囲Aの部分において
は、充電用電流Iをそのまま電池セル1に供給する。そ
して、電池セル1の両端電圧Vaが設定電圧V0に達し
た後、すなわち図9の範囲Bの部分においては、電池セ
ル1の両端電圧Vaが設定電圧V0を保持するのに必要
な電流i1だけが電池セル1に流れるようにし、他の電
流I−i1は電子負荷25の側に流れるようにする。
【0061】これにより、電池セル1は、過電圧がかか
ることなく、満充電される。そして、上記電源装置で
は、以上のような電子負荷を各電池セル1,2,3,4
に対して並列に設けているので、全ての電池セル1,
2,3,4について、過電圧がかかるようなことなく、
満充電することができる。すなわち、このように充電用
電流を制御することにより、各電池セル1,2,3,4
の充電状態のばらつきを減少させ、その信頼性及び性能
を高めることが可能となる。
ることなく、満充電される。そして、上記電源装置で
は、以上のような電子負荷を各電池セル1,2,3,4
に対して並列に設けているので、全ての電池セル1,
2,3,4について、過電圧がかかるようなことなく、
満充電することができる。すなわち、このように充電用
電流を制御することにより、各電池セル1,2,3,4
の充電状態のばらつきを減少させ、その信頼性及び性能
を高めることが可能となる。
【0062】なお、図8では、電子負荷25だけが電池
セル1に対して並列に接続している状態を示して説明し
たが、図10に示すように、セルコントローラ5の2次
電池26を充電するときも、上述の制御は同様に行われ
る。すなわち、電池セル1の両端電圧Vaが設定電圧V
0に達していないときには、充電用電流Iは、電池セル
1にだけ流れ、電子負荷25や2次電池26には流れな
いようにされる。そして、電池セル1の両端電圧Vaが
設定電圧V0に達したら、図10に示すように、充電用
電流Iのうち、電池セル1の側には電池セル1の両端電
圧Vaを保持するのに必要な電流i1だけが流れ、他の
電流I−i1は電子負荷25及び2次電池26の側に流
れるようにされる。
セル1に対して並列に接続している状態を示して説明し
たが、図10に示すように、セルコントローラ5の2次
電池26を充電するときも、上述の制御は同様に行われ
る。すなわち、電池セル1の両端電圧Vaが設定電圧V
0に達していないときには、充電用電流Iは、電池セル
1にだけ流れ、電子負荷25や2次電池26には流れな
いようにされる。そして、電池セル1の両端電圧Vaが
設定電圧V0に達したら、図10に示すように、充電用
電流Iのうち、電池セル1の側には電池セル1の両端電
圧Vaを保持するのに必要な電流i1だけが流れ、他の
電流I−i1は電子負荷25及び2次電池26の側に流
れるようにされる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電源装置では、電池セルを充電する際に発生する
余剰電流により、セルコントローラの2次電池を充電す
るので、電池セルを充電する際に、セルコントローラの
2次電池も充電することができる。したがって、本発明
によれば、電源装置からセルコントローラを取り外し
て、その2次電池を充電するというような手間のかかる
メンテナンスが不要となり、電源装置のメンテナンスフ
リーを実現することができる。
に係る電源装置では、電池セルを充電する際に発生する
余剰電流により、セルコントローラの2次電池を充電す
るので、電池セルを充電する際に、セルコントローラの
2次電池も充電することができる。したがって、本発明
によれば、電源装置からセルコントローラを取り外し
て、その2次電池を充電するというような手間のかかる
メンテナンスが不要となり、電源装置のメンテナンスフ
リーを実現することができる。
【0064】また、本発明に係る電源装置では、電池セ
ルを充電する際に発生する余剰電流が、セルコントロー
ラの2次電池の充電に使用されるので、セルコントロー
ラからの発熱は少なくなる。したがって、本発明によれ
ば、充電時の発熱量が少なく、安全信頼性に優れた電源
装置を提供することができる。
ルを充電する際に発生する余剰電流が、セルコントロー
ラの2次電池の充電に使用されるので、セルコントロー
ラからの発熱は少なくなる。したがって、本発明によれ
ば、充電時の発熱量が少なく、安全信頼性に優れた電源
装置を提供することができる。
【図1】本発明を適用した電源装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】本発明を適用した電源装置のコントローラボッ
クスの外観を示す斜視図である。
クスの外観を示す斜視図である。
【図3】本発明を適用した電源装置の一構成例を示す回
路図である。
路図である。
【図4】図3に示した電源装置について、セルコントロ
ーラの2次電池を充電しているときの充電制御部の状態
を示す回路図である。
ーラの2次電池を充電しているときの充電制御部の状態
を示す回路図である。
【図5】図3に示した電源装置について、セルコントロ
ーラの2次電池の充電が完了した後の充電制御部の状態
を示す回路図である。
ーラの2次電池の充電が完了した後の充電制御部の状態
を示す回路図である。
【図6】単一の電池セルに充電するときの充電用電流
と、電池セルの両端電圧とについて、それらの時間変化
を示す図である。
と、電池セルの両端電圧とについて、それらの時間変化
を示す図である。
【図7】図3に示した電源装置の電子負荷制御部を示す
回路図である。
回路図である。
【図8】電子負荷による充電用電流の制御の様子を示す
模式図である。
模式図である。
【図9】図3に示した電源装置の電池セルを充電すると
きの充電用電流と、電池セルの両端電圧とについて、そ
れらの時間変化を示す図である。
きの充電用電流と、電池セルの両端電圧とについて、そ
れらの時間変化を示す図である。
【図10】電子負荷による充電用電流の制御の様子を示
す模式図である。
す模式図である。
1,2,3,4 電池セル 5 セルコントローラ 5A 充電制御部 5B 電子負荷制御部 6 コントローラボックス 7 コントローラケース 8 カバー 9 外部回路 11,12,13,14 バイパス回路部 15 電子負荷コントローラ 16,17,18,19 電流センサ 20 電源コントローラ 21 外部電源 22 電流センサ 23,24 電池セルの両端 25 電子負荷 26 2次電池 27 逆流防止用素子 28 第1の電圧センサ 29 第1のコンパレータ 30 第2の電圧センサ 31 第2のコンパレータ 32 スイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 2次電池を備えた複数の電池セルと、 専用の2次電池によって駆動され、電池セルの状態を監
視するとともに、電池セルを充電する際に電池セルに供
給される充電用電流を制御するセルコントローラとを備
え、 電池セルを充電する際に発生する余剰電流により、セル
コントローラの2次電池が充電されることを特徴とする
電源装置。 - 【請求項2】 前記セルコントローラが、各電池セルに
対してそれぞれ並列に配された複数の2次電池を備え、 電池セルを充電する際に、セルコントローラの各2次電
池に充電用電流が順次供給されることを特徴とする請求
項1記載の電源装置。 - 【請求項3】 電池セルを充電する際に、ある電池セル
の充電が完了した後、セルコントローラの2次電池のう
ち、充電が完了した電池セルに対して並列に配された2
次電池に充電用電流が供給されることを特徴とする請求
項2記載の電源装置。 - 【請求項4】 前記セルコントローラが、各電池セルに
対してそれぞれ並列に配された複数の電子負荷を備えて
いることを特徴とする請求項3記載の電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8015957A JPH09215215A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8015957A JPH09215215A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電源装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215215A true JPH09215215A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11903225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8015957A Withdrawn JPH09215215A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09215215A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6825638B2 (en) | 2002-09-16 | 2004-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Battery charging system and charging method thereof |
JP2006318843A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | リチウムイオン二次電池の充放電回路 |
WO2016194368A1 (ja) * | 2015-06-04 | 2016-12-08 | 日本電気株式会社 | 実装基板及び蓄電池の電流検出装置 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP8015957A patent/JPH09215215A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6825638B2 (en) | 2002-09-16 | 2004-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Battery charging system and charging method thereof |
JP2006318843A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | リチウムイオン二次電池の充放電回路 |
JP4641862B2 (ja) * | 2005-05-16 | 2011-03-02 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | リチウムイオン二次電池の充放電回路 |
WO2016194368A1 (ja) * | 2015-06-04 | 2016-12-08 | 日本電気株式会社 | 実装基板及び蓄電池の電流検出装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |