JP2009071922A - 直流バックアップ電源装置およびその制御方法 - Google Patents

直流バックアップ電源装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コストと設置スペースを節約し、負荷装置の故障を回避し電力損失を低減する直流バックアップ電源装置およびその制御方法を提供すること。
【解決手段】商用電源1からの交流電力を直流電力に変換する整流器2と、蓄電池である組電池4と、組電池4を充電する充電器3とを有し、整流器2または組電池4が出力する電力を負荷6へ供給し、組電池4から負荷6への放電は、組電池4からの放電方向にのみ電力を通すダイオード7を介して行われ、負荷6とダイオード7の間に整流器2の出力が並列接続され、ダイオード7と組電池4の間に充電器3が並列接続され、充電器3は、組電池4の一定電流充電を行い、充電器3が放電開始トリガ信号を受信したとき充電を開始し、充電器3の出力電圧すなわち組電池4の電圧が、整流器2の出力電圧以下の設定値以上となったときあるいは時間あたりの電池温度上昇が設定値以上となったとき充電を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は交流電力を直流電力へ変換して負荷へ供給する、特に、蓄電池を備えて停電時にバックアップする直流バックアップ電源装置およびその制御方法に関する。
一般に、直流負荷装置へ電力を供給する電源システムでは、商用交流電力を受け、直流48Vなどの直流電力を出力する整流器が用いられている。さらに、商用電力が停電した場合でも負荷装置への給電を継続するために、整流器の出力に蓄電池と、蓄電池を充電するための充電器を備えている。蓄電池を直流電源システムに適用する場合には、通常、単セルと呼ばれる1本の蓄電池を複数個直列にしたものを1つ以上並列接続した組電池を用いる。
下記特許文献1、2には、複数の組電池が出力する電力を放電器を介して負荷に供給する電池システムが記載され、特許文献1には、組電池と放電器中のコンバータとの間の電路が共通導線によって互いに電気的に接続されていることが記載され、特許文献2には、放電器の各動作を、制御部が発信する同一の動作信号に基づいて行わせることが記載されている。
特開2007−143266号公報 特開2007−143291号公報
整流装置と蓄電池および充電器を組み合わせた直流バックアップ電源システムを図7に示す。図において、商用電源1の交流電力は整流器2に供給され、整流器2は交流電力を所定の直流電力に変換して負荷6へ供給している。組電池4は、商用電源1が有効であるときは充電器3を介して充電され、商用電源1の停電時に放電器5を介して負荷6への放電を行う。負荷6は直流48V負荷であり、電圧許容範囲は57V〜40.5Vである。この許容範囲を超える電圧が印加されると負荷装置が故障する可能性があり、また許容範囲を下回ると負荷装置の動作が停止する。このため、整流器2および放電器5の出力電圧は負荷6が許容する電圧を出力する必要がある。
商用電源1が有効であるときは整流器2から負荷6への給電が行われ、商用電源1の停電時に組電池4から放電器5を介して負荷6へ給電を行うため、放電器5の出力電圧は整流器2の出力電圧よりも低く設定される。整流器2の出力電圧を56V、組電池4をニッケル水素蓄電池セル(定格1.2V、100Ah)を40セル直列接続してなる組電池(定格48V、100Ah)とする。
充電器3は、充電時に一定電流(20A)を出力し、満充電を検知して出力を停止する、いわゆる間欠充電を行っている。
放電器5は、出力電圧が55Vを上回ろうとするときは降圧動作により出力電圧を55Vに維持し、55V以下であるときは入力電圧をそのまま出力する。充電器3が20A定電流充電を行うとき、組電池4の電圧は充電末期(満充電時)に64Vに達する。組電池4の電圧が整流器2の出力電圧より高い充電末期においても、放電器5の出力電圧が整流器2の出力電圧より低いため、組電池4が放電することはない。組電池4は充電されていないときであっても、満充電に近い状態では58Vであり、放電器5の降圧動作により商用給電時の組電池4からの放電を防いでいる。
このように組電池4の電圧を降圧する必要から放電器5が必要であり、放電器5を搭載することによるコストと設置スペースの増加という問題がある。
また、放電器5の故障状態として、入力された電圧がそのまま出力される、すなわち組電池4の電圧がそのまま負荷6へ出力される状態があり、負荷6へ上限である57Vを上回る電圧が印加されることにより負荷装置が故障するという問題がある。
さらに、放電器5は組電池4の電圧が負荷6の許容範囲を超えるときに降圧動作を行い、許容範囲内で降圧動作がない場合があっても出力電圧を監視するため放電器5内の制御回路の駆動電力が必要であり、これらの要因により電力損失が発生し、結果としてシステムに搭載される組電池の容量を増やさなければならないという問題がある。
以上のように、放電器を搭載することにより、コストと設置スペースの増加、放電器故障時の負荷装置故障、電力損失という問題が生じる。
前記の問題は、ニッケル水素蓄電池システムの場合に限らず、鉛蓄電池やリチウムイオン電池などの二次電池を組み合わせてなる組電池を有する直流バックアップ電源システムにおいても生じる問題である。
本発明は前記の、放電器を搭載することにより、コストと設置スペースの増加、放電器故障時の負荷装置故障、電力損失があるという問題に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、コストと設置スペースを節約し、負荷装置の故障を回避し電力損失を低減する直流バックアップ電源装置およびその制御方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明においては、請求項1に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器とを有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とが具備され、前記蓄電池から前記負荷への放電は、前記蓄電池からの放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して行われ、前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、VcはVr以下であり、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記充電器は前記蓄電池へ充電を開始し、前記充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは前記蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたときに充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置を構成する。
また、本発明においては、請求項2に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とが具備され、前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、前記蓄電池はそれぞれ前記充電器を有し、複数の前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、VcはVr以下であり、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池と対をなす前記充電器は該蓄電池の充電を開始し、該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき該蓄電池への充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置を構成する。
また、本発明においては、請求項3に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段と、充電制御手段とが具備され、前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、前記蓄電池はそれぞれ前記充電器を有し、複数の前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、VcはVr以下であり、前記充電制御手段は、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池と対をなす前記充電器に該蓄電池の充電を開始させ、該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき該蓄電池への充電を停止させる制御を行うことを特徴とする直流バックアップ電源装置を構成する。
また、本発明においては、請求項4に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段と、充電制御手段とが具備され、前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、各前記蓄電池は充電スイッチを介して前記充電器に接続し、前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、VcはVr以下であり、前記充電制御手段は、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池に接続する前記充電スイッチを閉成して該蓄電池の充電を開始させ、充電動作中の前記充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき閉成中の該充電スイッチを開放して、該蓄電池への充電を停止させる制御を行うことを特徴とする直流バックアップ電源装置を構成する。
また、本発明においては、請求項5に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器とを有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置を制御する、直流バックアップ電源装置の制御方法において、該直流バックアップ電源装置は、前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とを具備し、前記蓄電池から前記負荷への放電は、前記蓄電池からの放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して行われ、前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、VcはVr以下であり、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記充電器は前記蓄電池へ充電を開始し、前記充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは前記蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたときに充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項6に記載のように、
交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置を制御する、直流バックアップ電源装置の制御方法において、該直流バックアップ電源装置は、各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とを具備し、前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、前記蓄電池はそれぞれ前記充電器を有し、複数の前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、VcはVr以下であり、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池と対をなす前記充電器は該蓄電池の充電を開始し、該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき該蓄電池への充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項7に記載のように、
請求項1ないし4のいずれかに記載の直流バックアップ電源装置において、前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、充電再開後一定時間が経過したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置を構成する。
また、本発明においては、請求項8に記載のように、
請求項1ないし4のいずれかに記載の直流バックアップ電源装置において、前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、該蓄電池の充電電気量が予め定められた一定値に達したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置を構成する。
また、本発明においては、請求項9に記載のように、
請求項5または6に記載の、直流バックアップ電源装置の制御方法において、前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、充電再開後一定時間が経過したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項10に記載のように、
請求項5または6に記載の、直流バックアップ電源装置の制御方法において、前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、該蓄電池の充電電気量が予め定められた一定値に達したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法を構成する。
また、本発明においては、請求項11に記載のように、
請求項1、2、3、4、7または8に記載の直流バックアップ電源装置において、前記蓄電池は、ニッケル水素蓄電池であることを特徴とする直流バックアップ電源装置を構成する。
また、本発明においては、請求項12に記載のように、
請求項5、6、9または10に記載の、直流バックアップ電源装置の制御方法において、前記蓄電池は、ニッケル水素蓄電池であることを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法を構成する。
本発明の直流バックアップ電源装置およびその制御方法によれば、整流器と蓄電池と充電器とダイオードとを組み合わせて直流バックアップ電源装置およびその制御方法を構成することで、放電器を不要とし、コストと設置スペースを節約し、負荷装置の故障を回避し、電力損失を低減することが可能となる。
本発明に係る直流バックアップ電源装置においては、交流電力を直流電力に変換する整流器と、蓄電池である、複数の二次電池を組み合わせてなる組電池と、前記組電池を充電する単数あるいは複数の充電器と、ダイオードとを具備し、商用電源断の際、前記組電池から前記負荷への放電は、前記組電池からの放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して行われ、前記負荷と前記ダイオードの間に前記整流器の出力が並列接続され、前記ダイオードと前記組電池の間に前記充電器が並列接続され、前記充電器は、前記組電池の一定電流充電を行うものであり、前記充電器が、充電開始トリガ信号である外部信号を受信したとき充電を開始し、前記充電器の出力電圧すなわち前記組電池の電圧が、前記整流器の出力電圧以下の設定値以上となったときあるいは時間あたりの温度上昇が設定値以上となったとき充電を停止する。
充電開始トリガ信号としては、停電復旧後の商用電源電力検知信号、組電池の自己放電等による蓄電残量を検知するセンサ信号、組電池の電圧が予め設定された電圧値を下回ったときの発せられる信号などがある。
以下に、本発明の実施の形態について、蓄電池がニッケル水素蓄電池である場合を例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
<実施の形態例1>
図1は、本発明の実施の形態例を説明する図である。
図1において、負荷6は直流48V負荷であり、その許容電圧範囲は57.0V(Vmax)〜40.5V(Vmin)である。蓄電池である組電池4は、ニッケル水素蓄電池セル(定格1.2V、定格容量100Ah)を40セル直接接続してなる組電池(定格48V、定格容量100Ah)である。整流器2は、商用電源1から入力される交流電力を直流電力に変換して、56.5V(Vr)の直流電力を出力し、負荷6あるいは充電器3へ給電する。
充電器3は、整流器2が出力する直流電力を変換して組電池4の一定電流充電(10A)を行うDC/DCコンバータであり、出力電流が10A(I1)以下である間は出力電圧が56.0V(Vc)であり、出力電流が10A(I1)を超えるときは出力電圧が急激に低下する機能(垂下機能)を有する。すなわち、充電器3は、その出力電流が予め設定された垂下設定電流値(この場合は10A(I1))を超えると垂下動作を起こす。よって、充電器3が組電池4を充電するとき、充電電流が10A(I1)まで増加して垂下機能が働き充電電圧は組電池4の電圧と等しくなり、充電電流は10A(I1)に維持される。
また、充電器3は、温度監視手段11によって、組電池4の温度を検知し、時間あたりの温度上昇(dT/dt)が5分あたり1℃(予め定められた第1の設定値α)以上となったとき充電を停止する機能を有する。
ダイオード7は、組電池4の放電方向にのみ電力を通すため、整流器2は直接組電池4を充電することはできず、充電器3による一定電流充電を可能としている。
充電は、充電器3の出力電圧が56.0V(Vc)に達するか、組電池4の時間あたりの温度上昇が5分あたり1℃(α)以上となったときに停止するようにする。充電器3の出力電圧の監視は、電圧監視手段10によって行われる。電圧監視手段10は充電器3に内蔵されていてもよい。上記のことを実行するために、例えば、図2に示すフローチャートにより充電器3が動作するようにする。
充電器3は始動すると、まずステップ11(図中、「S11」と表示、以下同様)において充電を指令する外部信号(図1においては「充電開始トリガ信号」で表示)の有無を検知し、外部信号が無い場合はステップ11に戻り、有る場合はステップ12に進む。ステップ12において、組電池4の充電を開始し(10A一定電流充電)、ステップ13に進む。ステップ13において、充電器3の出力電圧VbをVcと比較し、Vbの方が低い場合はステップ14へ進み、VbがVc以上である場合はステップ15へ進む。ステップ14において、組電池4の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値α(5分あたり1℃)以上である場合はステップ15へ進み、α未満である場合はステップ13へ戻る。ステップ15において、充電を停止してステップ11へ戻る。
Vcの値は整流器2の出力電圧56.5V(Vr)以下であり、整流器2の出力電圧は負荷6の上限電圧(57.0V)以下であるから、充電器3や組電池4の電圧が負荷6の許容電圧範囲を上回ることはない。よって、組電池4と負荷6の間で降圧する必要がないため、放電器を省くことが可能となる。
本実施の形態例においては、充電器3の出力電圧Vcを整流器2の出力電圧Vr(56.5V)より低い56.0Vとしているが、VcをVrと同じ56.5Vとした場合でも、同様に降圧は必要ないため放電器を省くことができる。さらに、整流器2の出力電圧Vrと充電器3の出力電圧Vcを負荷6の上限電圧Vmaxと等しく57.0Vとしても同様に放電器を省略した電源装置を構築することが可能である。
また、本実施の形態例においては、充電器3は整流器2から出力された電力を組電池4の充電に用いているが、充電に必要な電力を整流器2からではなく、商用電源1から入力する方法もある。この方法においては、充電器3は、交流電力を直流電力へ変換する、出力電圧Vc、設定垂下電流値I1のAC/DCコンバータであればよい。
<実施の形態例2>
図3は、本発明の実施の形態例を説明する図である。図において、負荷6は直流48V負荷であり、その許容電圧範囲は57.0V(Vmax)〜40.5V(Vmin)である。蓄電池である組電池4は、ニッケル水素蓄電池セル(定格1.2V、定格容量100Ah)を40セル直接接続してなる組電池(定格48V、定格容量100Ah)であり、これを6組有する。
整流器2は、商用電源1から入力される交流電力を直流電力に変換して直流56.5V(Vr)を出力し、負荷6へ給電する。充電器3は、各組電池4に接続され、商用電源1から入力される交流電力を変換して組電池4の一定電流充電(10A)を行うAC/DCコンバータであり、出力電流が10A(I1)以下である間は出力電圧が56.0V(Vc)であり、出力電流が10A(I1)を超えるときは出力電圧が急激に低下する機能(垂下機能)を有する。よって、充電器3が組電池4を充電するとき、充電電流が10A(I1)まで増加して垂下機能が働き充電電圧は組電池4の電圧と等しくなり、充電電流は10A(I1)に維持される。
ダイオード7は、各組電池4の放電方向にのみ電力を通すため、整流器2は組電池4を充電することはできず、また各組電池4が互いに充放電を行うことを防いでいるため、充電器3による一定電流充電を可能としている。
充電は、充電器3の出力電圧が56.0V(Vc)に達するか、時間あたりの温度上昇が5分あたり1℃(α)以上となったときに停止するようにする。この際に、図示されていないが、図1に示した電圧監視手段と温度監視手段とが利用される。上記のことを実行するため、例えば、図2に示すフローチャートにより充電器3が動作するようにする。
充電器3は始動すると、まずステップ11において充電を指令する外部信号(図3中、「放電開始トリガ信号Sg」で表示)の有無を検知し、外部信号が無い場合はステップ11に戻り、有る場合はステップ12に進む。ステップ12において、接続されている組電池4の充電を開始し(10A一定電流充電)、ステップ13に進む。ステップ13において、充電器3の出力電圧VbをVcと比較し、Vbの方が低い場合はステップ14に進み、VbがVc以上である場合はステップ15へ進む。ステップ14において、組電池4の時間あたりの温度上昇がα(5分あたり1℃)以上である場合はステップ15へ進み、α未満である場合はステップ13へ戻る。ステップ15において、組電池4の充電を停止してステップ11へ戻る。
充電はそれぞれの組電池4に接続される充電器3により行われ、それぞれの充電器3が図2のフローチャートによる充電を行うため、同時に外部信号を受信した場合であっても組電池4によって充電停止時刻が異なることがある。その結果、満充電に至る前に停電によって放電が開始される場合があるが、各組電池は並列接続されているので問題はない。特定の組電池4だけを充電する必要があるときは、該当する充電器3に対してのみ充電指令する信号を送信するようにすればよい。
Vcの値は整流器2の出力電圧56.5V(Vr)以下であり、整流器2の出力電圧は負荷6の上限電圧以下であるから、充電器3や組電池4の電圧が負荷6の許容電圧範囲を上回ることはない。よって、組電池4と負荷6の間で降圧する必要がないため、放電器を省くことが可能となる。
本実施の形態例においては、充電器3の出力電圧Vcを整流器2の出力電圧Vr(56.5V)より低い56.0Vとしているが、VcをVrと同じ56.5Vとした場合でも、同様に降圧は必要ないため放電器を省くことができる。さらに、整流器2の出力電圧Vrと充電器3の出力電圧Vcを負荷6の上限電圧Vmaxと等しく57.0Vとしても同様に放電器を省略した電源装置を構築することが可能である。
また、本実施の形態例においては、充電器3は商用電源1から入力された電力を組電池4の充電に用いているが、充電に必要な電力を商用電源1からではなく、整流器2から入力する方法もある。この方法においては、充電器3は、直流電力を変換する、出力電圧Vc、垂下設定電流値I1のDC/DCコンバータであればよい。
なお、図4に示したように、充電制御手段である制御部8が具備され、制御部8が、放電開始トリガ信号を受けて、各充電器3を個別に制御する構成にしてもよい。このような構成にすることによって、各組電池の個別充電スケジューリングによる充電電力の均等化が可能となる。
本実施の形態例においては、複数の組電池を使用しているので、その総容量を容量とする単一の組電池を使用した場合と比較して、組電池の個別管理が可能となり、電池部品の交換なども経済的に行えるという利点がある。
<実施の形態例3>
図5は、本発明の実施の形態例を説明する図である。図において、負荷6は直流48V負荷であり、その許容電圧範囲は57.0V(Vmax)〜40.5V(Vmin)である。組電池4は、ニッケル水素蓄電池セル(定格1.2V、定格容量100Ah)を40セル直接接続してなる組電池(定格48V、定格容量100Ah)であり、これを6組有する。
整流器2は、商用電源1から入力される交流電力を直流電力に変換して直流56.5V(Vr)を出力し、負荷6へ給電する。充電器3は、商用電源1から入力される交流電力を変換して一定電流(10A)を出力するAC/DCコンバータであり、出力電流が10A(I1)以下である間は出力電圧が56.0V(Vc)であり、出力電流が10A(I1)を超えるときは出力電圧が急激に低下する機能(垂下機能)を有する。よって、充電器3が組電池4を充電するとき、充電電流が10A(I1)まで増加して垂下機能が働き充電電圧は組電池4の電圧と等しくなり、充電電流は10A(I1)に維持される。組電池4は、それぞれ充電器3との接続のための充電スイッチ9を有する。
充電制御手段である制御部8は、外部信号(図中、「充電開始トリガ信号」で表示)が指定する組電池4を充電するため、充電スイッチ9の開閉を行うが、複数の組電池4を同時に1つの充電器3で充電することは充電電流のばらっきを招くため、同時に閉成される充電スイッチ9は1つだけであり、外部信号が指定する組電池4も1つである。
ダイオード7は、各組電池4の放電方向にのみ電力を通すため、整流器2は組電池4を充電することはできず、また各組電池4が互いに充放電を行うことを防いでいるため、充電器3による一定電流充電を可能としている。
充電は、充電器3の出力電圧が56.0V(Vc)に達するか、時間あたりの温度上昇が5分あたり1℃(α)以上となったときに停止するようにする。この際に、図示されていないが、図1に示した電圧監視手段と温度監視手段とが利用される。上記のことを実行するため、例えば、図2に示すフローチャートにより制御部8が動作するようにする。制御部8は始動すると、まずステップ11において充電を指令する外部信号の有無を検知し、外部信号が無い場合はステップ11に戻り、有る場合はステップ12に進む。ステップ12において、外部信号が指定する1つの組電池4に該当する充電スイッチ9を閉成して充電を開始し(10A一定電流充電)、ステップ13に進む。ステップ13において、充電器3の出力電圧VbをVcと比較し、Vbの方が低い場合はステップ14に進み、VbがVc以上である場合はステップ15へ進む。ステップ14において、充電中の組電池4の時間あたりの温度上昇がα(5分あたり1℃)以上である場合はステップ15へ進み、α未満である場合はステップ13へ戻る。ステップ15において、充電スイッチ9を開放して充電を停止し、ステップ11へ戻る。
Vcの値は整流器2の出力電圧56.5V(Vr)以下であり、整流器2の出力電圧は負荷6の上限電圧以下であるから、充電器3や組電池4の電圧が負荷6の許容電圧範囲を上回ることはない。よって、組電池4と負荷6の間で降圧する必要がないため、放電器を省くことが可能となる。
本実施の形態例においては、充電器3の出力電圧Vcを整流器2の出力電圧Vr(56.5V)より低い56.0Vとしているが、VcをVrと同じ56.5Vとした場合でも、同様に降圧は必要ないため放電器を省くことができる。さらに、整流器2の出力電圧Vrと充電器3の出力電圧Vcを負荷6の上限電圧Vmaxと等しく57.0Vとしても同様に放電器を省略した電源装置を構築することが可能である。
また、本実施の形態例においては、充電器3は商用電源1から入力された電力を組電池4の充電に用いているが、充電に必要な電力を商用電源1からではなく、整流器2から入力する方法もある。この方法においては、充電器3は、直流電力を変換する、出力電圧Vc、垂下設定電流値I1のDC/DCコンバータであればよい。
さらに、本実施の形態例においては、1台の充電器3が全ての組電池4に充電スイッチ9を介して接続され、同時に充電できる組電池4は1組だけであるが、充電器3を複数台搭載することにより、同時に充電できる組電池4を増やすことが可能である。この方法では、例えば充電器3を3台搭載し、1つの充電器3に2組の組電池4を割り当て、充電スイッチ9により両者を切り替えて充電するものとすれば、同時に3組も組電池4を充電することができる。
本実施の形態例においては、複数の組電池を使用しているので、その総容量を容量とする単一の組電池を使用した場合と比較して、組電池の個別管理が可能となり、電池部品の交換なども経済的に行えるという利点がある。
<実施の形態例4>
本実施の形態例の構成は実施の形態例1と同じであり、同じ図1を用いて説明するが、充電器3の仕様と充電制御法が異なる。整流器2の出力電圧は、実施の形態例1と同じ56.5V(Vr)である。充電器3は、2つの動作モードがあり、動作モードの1つ(第1段階充電モード)では実施の形態例1に記載の通り、出力電流が10A(I1)以下である間は出力電圧が56.0V(Vc)であり、出力電流が10A(I1)を超えるときは出力電圧が急激に低下(垂下)する。すなわち、垂下設定電流値が10Aである。
もう1つの動作モード(第2段階充電モード)では、出力電流が3A(I2)以下である間は出力電圧が56.0V(Vc)であり、出力電流が3A(I2)を超えるときは出力電圧が急激に低下(垂下)する。すなわち、垂下設定電流値が3Aである。
外部信号を受信して、充電器3は第1段階充電モードで組電池4の充電を開始し、充電器3の出力電圧が56.0V(Vc)に達するか、組電池4の時間あたりの温度上昇が5分あたり1℃(α)以上となったとき第1段階の充電は終了する。
この後、充電器3を第2段階充電モードヘ変更して再び充電を開始し、第1の時間(2時間)が経過するか、充電器3の出力電圧が56.0V(Vc)に達したとき第2段階の充電を終了する。
図6は、本実施の形態例の充電制御のフローチャートを説明する図である。充電器3は始動すると、まずステップ21において充電を指令する外部信号の有無を検知し、外部信号が無い場合はステップ21に戻り、有る場合はステップ22に進む。ステップ22において、組電池4の充電を第1段階充電モードで開始し(10A一定電流充電)、ステップ23に進む。ステップ23において、充電器3の出力電圧VbをVcと比較し、Vbの方が低い場合はステップ24へ進み、VbがVc以上である場合はステップ25へ進む。ステップ24において、組電池4の時間あたりの温度上昇がα(5分あたり1℃)以上である場合はステップ25へ進み、α未満である場合はステップ23へ戻る。ステップ25において、第2段階充電モードへ変更し、ステップ26へ進む。ステップ26において、充電器3の出力電圧VbをVcと比較し、Vbの方が低い場合はステップ27へ進み、VbがVc以上である場合はステップ28へ進む。ステップ27において、第2段階充電モードヘ移行した時点(ステップ25)から2時間(T1、第1の時間)が経過している場合はステップ28へ進み、そうでない場合はステップ26に戻る。ステップ28において、組電池4の充電を停止しステップ21へ戻る。
電池や配線には抵抗の寄与があるため、充電電流が大きいほど充電器3の出力電圧すなわち組電池4の電圧は大きくなる。第1段階の充電の後、充電電流を減らすことにより組電池4の電圧を下げることができるため、第1段階充電で満充電に至らなかった場合でも第2段階充電により充電量を増やすことができる。
Vcの値は充電器3のモードによらず整流器2の出力電圧56.5V(Vr)以下であり、整流器2の出力電圧は負荷6の上限電圧以下であるから、充電器3や組電池4の電圧が負荷6の許容電圧範囲を上回ることはない。よって、組電池4と負荷6の間で降圧する必要がないため、放電器を省くことが可能となる。
第2段階充電の停止条件は、充電器3の出力電圧VbがVc以上の場合あるいは時間経過(T1)としているが、時間経過の条件を充電電気量(Ah)に置き換えることも可能である。例えば、充電器3の出力電圧VbがVc以上の場合あるいは第2段階充電を開始してからの充電電気量が6Ahに達したときに第2段階充電を停止するようにすればよい。
第2段階充電において、時間あたりの温度上昇(dT/dt)を停止条件としていない理由は、3A充電(充電レート0.03C)では発熱が小さく、満充電となっても温度上昇を検知することが困難であるからである。ただし、第2段階充電の垂下設定電流値が10A以上であるときは、dT/dt検知を充電停止条件に含めてもよい。
また、充電停止の条件に時間経過または充電電気量を含めている理由は、充電器3の出力電圧VbがVcを超えたかどうかの条件(ステップ26)のみとした場合、3A充電(充電レート0.03C)では組電池4が満充電を超過して過充電となる場合があるからである。時間経過や充電容量の条件があれば、第1段階で組電池4が満充電となったとしても、第2段階の充電量が抑制され過充電とはならない。
本実施の形態例においては、充電器3の出力電圧Vcを整流器2の出力電圧Vr(56.5V)より低い56.0Vとしているが、VcをVrと同じ56.5Vとした場合でも、同様に降圧は必要ないため放電器を省くことができる。さらに、整流器2の出力電圧Vrと充電器3の出力電圧Vcを負荷6の上限電圧Vmaxと等しく57.0Vとしても同様に放電器を省略した電源装置を構築することが可能である。
また、本実施の形態例においては、充電器3は整流器2から出力された電力を組電池4の充電に用いているが、充電に必要な電力を整流器2からではなく、商用電源1から入力する方法もある。この方法においては、充電器3は、交流電力を直流電力ヘ変換する、出力電圧Vc、垂下設定電流値I1あるいはI2のAC/DCコンバータであればよい。
さらに、本実施の形態例で説明した充電器3および充電制御を、前述の実施の形態例2、3に適用することも可能である。実施の形態例2に適用する場合は、全ての充電器3を本実施の形態例の充電器3とし、図6のフローチャートに従って制御されるようにすればよい。実施の形態例3に適用する場合は、充電器3を本実施の形態例の充電器3とし、外部信号が指定する組電池4に対して図6のフローチャートに従って充電スイッチ9を開閉するようにすればよい。
以下に、本発明によって生じる効果について説明する。整流装置と蓄電池および充電器を組み合わせた直流バックアップ電源装置においては、放電器を搭載することにより、コストと設置スペースの増加、放電器故障時の負荷装置故障、電力損失という問題がある。
本発明により、蓄電池の電圧が負荷の許容電圧範囲を上回ることがなく、蓄電池と負荷の問で降圧する必要がないため、放電器を省くことができ、コストと設置スペースを節約し、負荷装置の故障を回避し電力損失を低減する直流バックアップ電源装置を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態例を説明する図である。 本発明の充電制御のフローチャートを説明する図である。 本発明の実施の形態例を説明する図である。 本発明の実施の形態例を説明する図である。 本発明の実施の形態例を説明する図である。 本発明の充電制御のフローチャートを説明する図である。 整流器と蓄電池を有し、充電器を介して蓄電池の充電を行い、蓄電池は放電器を介して負荷へ放電する直流バックアップ電源システムの構成図である。
符号の説明
1:商用電源、2:整流器、3:充電器、4:組電池、5:放電器、6:負荷、7:ダイオード、8:制御部、9:充電スイッチ、10:電圧監視手段、11:温度監視手段、Sg:充電開始トリガ信号。

Claims (12)

  1. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器とを有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、
    前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とが具備され、
    前記蓄電池から前記負荷への放電は、前記蓄電池からの放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して行われ、
    前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、
    前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、
    前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、
    VcはVr以下であり、
    充電開始トリガ信号を受信したとき、前記充電器は前記蓄電池へ充電を開始し、
    前記充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは前記蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたときに充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  2. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、
    各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とが具備され、
    前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、
    前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、
    前記蓄電池はそれぞれ前記充電器を有し、
    複数の前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、
    前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、
    VcはVr以下であり、
    充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池と対をなす前記充電器は該蓄電池の充電を開始し、
    該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき該蓄電池への充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  3. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、
    各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段と、充電制御手段とが具備され、
    前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、
    前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、
    前記蓄電池はそれぞれ前記充電器を有し、
    複数の前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、
    前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、
    VcはVr以下であり、
    前記充電制御手段は、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池と対をなす前記充電器に該蓄電池の充電を開始させ、該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき該蓄電池への充電を停止させる制御を行うことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  4. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置において、
    各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段と、充電制御手段とが具備され、
    前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、
    前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、
    前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、
    各前記蓄電池は充電スイッチを介して前記充電器に接続し、
    前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、
    VcはVr以下であり、
    前記充電制御手段は、充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池に接続する前記充電スイッチを閉成して該蓄電池の充電を開始させ、充電動作中の前記充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき閉成中の該充電スイッチを開放して、該蓄電池への充電を停止させる制御を行うことを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  5. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器とを有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置を制御する、直流バックアップ電源装置の制御方法において、
    該直流バックアップ電源装置は、前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とを具備し、
    前記蓄電池から前記負荷への放電は、前記蓄電池からの放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して行われ、
    前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、
    前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、
    前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、
    VcはVr以下であり、
    充電開始トリガ信号を受信したとき、前記充電器は前記蓄電池へ充電を開始し、
    前記充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは前記蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたときに充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法。
  6. 交流電力を直流電力に変換する整流器と、複数の蓄電池と、前記蓄電池を充電する充電器を有し、前記整流器または前記蓄電池が出力する電力を負荷へ供給する直流バックアップ電源装置を制御する、直流バックアップ電源装置の制御方法において、
    該直流バックアップ電源装置は、各前記充電器の出力電圧を監視する電圧監視手段と、各前記蓄電池の温度を監視する温度監視手段とを具備し、
    前記蓄電池はそれぞれ放電方向にのみ電力を通すダイオードを介して並列接続され前記負荷へ接続され、
    前記整流器から前記負荷への給電は、前記ダイオードを介さずに行われ、
    前記蓄電池はそれぞれ前記充電器を有し、
    複数の前記充電器はVc以下の出力電圧で直流電力を前記ダイオードを介さずに供給し、出力電流が予め設定された垂下設定電流値を超えると出力電圧低下を起こす垂下機能を有するものであり、
    前記整流器の出力電圧Vrは、前記負荷の許容電圧の上限値Vmax以下であり、
    VcはVr以下であり、
    充電開始トリガ信号を受信したとき、前記信号が指定する前記蓄電池と対をなす前記充電器は該蓄電池の充電を開始し、
    該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第1の設定値を超えたとき該蓄電池への充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法。
  7. 請求項1ないし4のいずれかに記載の直流バックアップ電源装置において、
    前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、
    充電再開後一定時間が経過したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  8. 請求項1ないし4のいずれかに記載の直流バックアップ電源装置において、
    前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、
    該蓄電池の充電電気量が予め定められた一定値に達したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  9. 請求項5または6に記載の、直流バックアップ電源装置の制御方法において、
    前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、
    充電再開後一定時間が経過したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法。
  10. 請求項5または6に記載の、直流バックアップ電源装置の制御方法において、
    前記充電器が垂下設定電流値I1での充電を停止した後、該充電器が、I1より小さい垂下設定電流値I2での充電を再び開始し、
    該蓄電池の充電電気量が予め定められた一定値に達したとき、あるいは該充電器の出力電圧がVc以上となったとき、あるいは該蓄電池の時間あたりの温度上昇が予め定められた第2の設定値を超えたとき充電を停止することを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法。
  11. 請求項1、2、3、4、7または8に記載の直流バックアップ電源装置において、
    前記蓄電池は、ニッケル水素蓄電池であることを特徴とする直流バックアップ電源装置。
  12. 請求項5、6、9または10に記載の、直流バックアップ電源装置の制御方法において、
    前記蓄電池は、ニッケル水素蓄電池であることを特徴とする、直流バックアップ電源装置の制御方法。
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