JPH09215065A - 通信方法および装置 - Google Patents

通信方法および装置

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JPH09215065A
JPH09215065A JP1414096A JP1414096A JPH09215065A JP H09215065 A JPH09215065 A JP H09215065A JP 1414096 A JP1414096 A JP 1414096A JP 1414096 A JP1414096 A JP 1414096A JP H09215065 A JPH09215065 A JP H09215065A
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JP1414096A
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Yoshitaka Kasagi
可孝 笠木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台で各種の機器を、しかも見えないところに
ある機器を制御でき、かつどのような姿勢や場所でも制
御できるようにする。 【解決手段】第1と第2の通信装置は、それぞれ固有な
自己認識コードを有し、またそれぞれは赤外線を利用し
て通信を行う第1の通信手段と、電波を利用して通信を
行う第2の通信手段と、相手認識コードを記憶する記憶
手段とを有し、第1の通信手段による送信時は自己認識
コードを送信し、受信時は相手認識コードを取込みこの
相手認識コードを自己の前記記憶手段に記憶し、第2の
通信手段による送信時は自己認識コードと相手認識コー
ドを伝送して相手の呼び出し行い、相手から呼び出され
た時は自己の記憶手段に相手認識コードが登録されてい
る場合のみ応答し有効な通信を行うようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は家庭用電子機器或
いは情報機器等に応用し好適な通信方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】家庭用電子機器のリモートコントローラ
(以下リモコンと略記)は、離れた場所にある機器を居
ながらにして各種調整・制御することができるという便
利さがある。この種リモコンは、AV機器・空調機器の
多くに利用され、その応用範囲も広まっている。リモコ
ンには種々の方法があるが、現在主流となっているのは
赤外線を用いた通信方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】赤外線は、光と同様
に、直進性が強く物体を透過しない。したがって相互の
通信相手は、見通しのできる範囲に限られ、通信中は送
受信器が比較的正確に対向するように保持しておかなけ
ればならない。このために、リモコン等手持ち機器に利
用した場合には、通信容量が多く複雑なデータを送るの
には適していない。これは、利用者がリモコンの手持ち
の状態を長時間維持することは困難であるからである。
従って家庭用のリモコンは、通信容量が少なく単純なデ
ータという制約があり、使用する機器毎に異なったもの
が使用されている。家庭用のリモコンとしては、TV
用、VTR用、CD用、ステレオ用、エアコン用、扇風
機用等々があり家庭内に氾濫しはじめている。
【0004】赤外線を媒体として用いるリモコンは、見
通しのできる範囲に限られるが、見えない所にある機器
を制御するためには指向性が広く、透過性のある電波を
媒体とした無線方式のリモコンが有利である。しかし電
波を用いた無線方式の場合、応用方法が適切でないと隣
家の機器が勝手に動き始める等の事故を引き起こす恐れ
がある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前述したリモコ
ンを多機能化し、1台のコントローラで各種の機器を制
御できること、見えないところにある機器を制御できる
こと、どのような姿勢や場所でもリモコンが使える無線
の通信方式及び装置を提供することにある。
【0006】またこの発明の目的は、各種の情報の授受
(例えば、コードレス電話機の子機を兼用できたり、電
子手帳の機能を持ち、パソコン等他の装置と情報交換を
行う等)ができること、といった多様な新たな用途を満
足できる通信方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
の手段は、第1に赤外線のように秘匿性に優れた第1の
通信手段と、電波のように無指向性や透過性の優れた第
2の通信手段を併用することであり、第2に他と識別可
能な認識コードを導入し、秘匿性に優れた第1の通信手
段によって認識コードの相互登録を行い、無指向性や透
過性の優れた第2の通信手段ではこの認識コードを利用
して通信相手を確認し、予め相互に登録された相手だけ
と通信することができるようにすることである。また、
第3に前記第1の通信手段での通信には従来の通信デー
タと上位互換性のある、拡張したデータフォーマットを
導入し、簡単な制御コードを送る場合や、見通し範囲で
の通信には従来の機器との互換性を持たせることであ
る。
【0008】具体的には、第1と第2の通信装置は、そ
れぞれ固有な自己認識コードを有し、またそれぞれは単
一指向性の媒体を利用して通信を行う第1の通信手段
と、前記第1の通信手段が利用する媒体とは異なる指向
性の広い媒体を利用して通信を行う第2の通信手段と、
相手認識コードを記憶するための記憶手段とを有し、第
1の通信手段による送信時は自己認識コードを送信し、
受信時は相手認識コードを取込み、取込んだ相手認識コ
ードは、自己の前記記憶手段に記憶するようにし、第2
の通信手段による送信時は前記自己認識コードと前記相
手認識コードを伝送して相手の呼び出しを行い、相手か
らの呼び出し時は前記自己の記憶手段に前記相手認識コ
ードが登録されている場合のみ応答し有効な通信を行う
ようにしている。
【0009】上記の手段により第1の通信手段で相互通
信できる相手を決めることができ、第2の通信手段によ
り、通信相手がブラインド部にあっても相互の通信を可
能とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。この発明の通信装置を備えた機器
として家庭用機器の制御を目的としたリモコン送受信装
置を実施の形態として説明する。このリモコン送受信装
置は、従来のように送信手段と受信手段が単独で分離さ
れているのではなく制御側、被制御側それぞれが送受信
手段を備えている。従って機器を明確に区別するため、
制御側、被制御側という呼称を用い、特に制御側のリモ
コン送受信装置をコントローラと呼ぶことにする。
【0011】図1には、この発明の基本的な動作要件を
示している。図1を参照して説明する。制御側は第1の
通信装置(リモコン)であり、被制御側は第2の通信装
置(例えばTV受信機)である。第1と第2の通信装置
は、それぞれ固有な自己認識コードを有し、またそれぞ
れは単一指向性の媒体(赤外線)を利用して通信を行う
第1の通信手段を有する。また、第1と第2の通信装置
は、それぞれ前記第1の通信手段が利用する媒体とは異
なる指向性の広い媒体(電波)を利用して通信を行う第
2の通信手段を有する。また第1と第2の通信装置は、
相手認識コードを記憶するための記憶手段を有する。
【0012】第1の通信手段は、互いの装置の関連付け
を行う場合に利用される。つまり第1の通信手段による
送信時は自己認識コードを送信し、受信時は相手認識コ
ードを取込み、取込んだ相手認識コードは、自己の前記
記憶手段に記憶するようにしている。最初、第1の通信
装置が自己認識コードを送信すると、第2の通信装置
は、相手認識コード(第1の通信装置のもの)を記憶す
ると共に、自己認識コード(第2の通信装置のもの)を
応答信号(ACK)と共に送る。ここで第1の通信装置
も相手認識コード(第2の通信装置のもの)を記憶手段
に記憶し、関連付けを完了する。
【0013】この関連付けが終了した後に、再度、第1
の通信手段により通信を行っても、第2の通信装置には
すでに第1の通信装置の認識コードが記憶されているの
で、問題はない。しかし、別の通信装置(別のリモコ
ン)による、新たな関連付けが行われると、第2の通信
装置は、最新の関連付けを行う、つまり最新のリモコン
の認識コードを記憶するようになっている。古い認識コ
ードはクリアする。
【0014】この動作は、関連付けが不要となった機器
との関連付けを解除(キャンセル)する場合にも利用で
きるが、特別に解除モードを設定してよい。一方、1台
のリモコンで複数のTV受信機に対して関連付けを行う
場合は、リモコン側の記憶手段に相手認識コードが複数
記憶されることになる。
【0015】上記の関連付けが終了した後は、第1の通
信装置は、第2の通信手段による送信を行うときには自
己認識コードと記憶している相手認識コードを伝送して
相手の呼び出しを行う。第2の通信装置は、相手からの
呼び出しがあったときは記憶手段に登録されている相手
認識コードと受信した相手認識コードとの照合をおこな
い一致した場合のみ応答し有効な通信を行う。当然なが
ら自己の認識コードと異なる認識コードの呼び出しには
応答しない。
【0016】図2は、この発明の通信装置の機能模式図
である。図2において、211は第1の通信手段であ
り、第3者の傍受が実質的に困難な程度の狭い指向性を
持つか或いは秘匿性の高い通信手段である。212は、
第2の通信手段であり、第1の通信手段211に較べ無
指向性や透過性が優れている。213は、他と識別可能
な自己に固有の自己認識コードを保持する自己識別コー
ド部であり、第1および第2の通信手段211と212
は、通信の都度この自己認識コードを使用する。214
は記憶手段であり、通信相手の相手認識コードを有限個
数記憶可能である。215は認識コード登録手段であ
り、第1の通信手段211によって通信した相手の相手
認識コードを抽出し、記憶手段214に記憶させる。2
16は通信管制部であり、第2の通信手段212が、記
憶手段214に予め記憶されている相手認識コードを持
つ通信装置だけと有効な通信ができるように管制する。
【0017】217は、通信機能を必要とする機器本体
とのインターフェース手段であり、例えば機器がリモコ
ンコントローラであればコマンドを選択するキーやメッ
セージを表示するための表示器との間でデータをやり取
りする手段であり、制御される機器であれば制御回路へ
データを伝達する手段である。ここで最近の通信装置の
制御にはマイコンを使用することが一般的になってお
り、前記認識コード登録手段215や通信管制手段21
6は、ソフトウェアで実現され、実際のハードウェアと
しては必ずしも必要な構成要件ではない。
【0018】図3は、第1の通信手段211に使用され
る拡張された送信データフォーマットの一例である。通
信手段のおいて利用される送受信信号のフォーマット
は、この例に限定されるものではなく、各種の実施形態
が可能であるが、従来のリモコンシステムとの互換性を
得る場合は、図3に示すフォーマットが適している。
【0019】図3においてこの例は従来のリモコンとの
互換性を取っており、従来の送信信号の末尾に拡張コー
ド(E0 〜En )が付加され、この拡張コードを用いて
認識コードが送信される。認識コードは、他の機器との
識別をするのが目的であるから大きなビット数のデータ
が必要となる。従って拡張コードは複数のバイトで構成
され、最初のバイト(E0 )で後に続くデータの種類と
データのバイト数が送られる。予め定められた形式でデ
ータの種類とバイト数を表す方法を決めておけば認識コ
ードだけでなく、種々のデータの送信に利用できる。第
2の通信手段212で使用される送信データフォーマッ
トは、どのような形式であってもよいが、ここでは便宜
上第1の通信手段211と類似のフォーマットであると
する。
【0020】ここで赤外線を用いた通信システムについ
て説明を加える。送信側では、赤外発光ダイオードに断
続的に電流を流し、発光した赤外線でデータの送信を行
う。赤外線の波長は赤外発光ダイオードの効率が1番よ
い940nm付近が使用される。赤外発光ダイオードに
流す電流は通常300 〜500mA であるが、電池駆動で
長時間動作させるために、変調(38KHz 程度)をかけて
断続することで平均消費電流をピーク電流の1/10以下に
している。標準的な状態で光出力はおよそ5mW 、到達距
離は7 〜10m である。
【0021】受信側では、赤外光は受光部の赤外線受光
ダイオードでおよそ50μVp-pの電気信号に変換され、増
幅、検波され“0”と“1”のロジック信号に戻され
る。ロジック信号は通常マイクロコンピュータ(以下マ
イコンと略記)で処理され、予め定められたコードに対
応した制御が行われる。
【0022】図3に示す送受信データのフォーマットに
おいて従来の送受信システムにおいて用いられている部
分を説明する。1回で送られるデータはリーダーコー
ド、カスタムコード、データコードから構成される。リ
ーダーコードはこれからリモコンデータを送信するリー
ダとしてのコード、カスタムコードはメーカーや機械の
違いに依る混乱を避けるための識別コード(「機種コー
ド」ともいう)、データコードは実際に制御したい内容
であり、通常はリモコンのキーに対応したデータ(「フ
ァンクションコード」ともいう)である。カスタムコー
ドとデータコードは本例では8ビットのコードであり、
データエラーによる誤動作を避けるために、正規のコー
ドと全ビットを反転したコードをペアで送信し、受信側
では正規コードと反転コードのビット毎の排他論理和が
真である時のみ、コマンドを実行する。通常送られるデ
ータはリーダーコードを除き4バイト長である。
【0023】上記のように従来の赤外線リモコンは機種
コードとファンクションコードを送信し、受信側ではそ
の機種コードが間違い無ければファンクションコードに
対応した制御が行われた。
【0024】この発明の通信装置を応用した汎用リモコ
ンは「無線リモコン対応」と仮称し、従来と同じように
赤外線でTV受像機やVTRを制御することができる。
そして赤外線リモコンとして使われるときは上述のファ
ンクションコードに続いて送信側の認識コードを送信す
る。赤外線通信モードでは、従来のリモコン機器との互
換性を維持する目的もあり、この認識コードの有無は問
題にされないが、無線リモコンでは、重要である。赤外
線通信モードでは、発光素子と受光素子の光軸が比較的
狭い角度(通常の赤外線通信機器の場合この角度は光軸
に対し15度程度以内である)で一致しないと通信は成
立しないため、常に1対1の通信が行われるが、無線リ
モコンでは、不特定多数と通信が可能になる。
【0025】この発明の通信装置は、不特定多数の相手
との通信による不慮の事故を防止するため、予め認識コ
ードを登録してある相手以外とは、無線による通信を行
わないことを原則とする。しかしこの認識コードの登録
を全てユーザまかせにすると、ユーザの負担が増え、機
器の使い勝手も悪くなってしまうため、自動登録方式を
導入する。赤外線の直進性と指向性によって一般家庭に
ある機器と外部の人が持つ汎用リモコンとが赤外線で通
信できる機会は極めて少なく、汎用リモコンの認識コー
ドも重複発番が無ければ、赤外線で通信した相手の認識
コードを自動的に登録しても、外部の人が持つ汎用リモ
コンの認識コードが、一般家庭にある機器に登録される
ことはなく、安全性は保証される。
【0026】ここでの安全とは、リモコンによってユー
ザが意図しない動作を機器が行うような事故が生じない
ことを意味し、外部の人が故意に認識コードを盗用し、
損失をもたらすことを防止する意味ではない。このよう
な事故に対しては、通信手段として別の秘話機能が必要
であり、この発明とは別に存在すべきものである。
【0027】直進性と指向性は赤外線のみの特質ではな
く、波長の極めて短い電波(準ミリ波〜ミリ波)でも同
様であり認識コードの登録に使用する通信手段は赤外線
に限定されるわけではない。
【0028】「無線リモコン対応」の受信側が赤外線通
信モードでコマンドと共に認識コードを受け取ると、自
分のメモリに記憶し、了解を意味するコード(ACK)
と自分の認識コードを赤外線通信モードで返信する。受
信したデータの中に認識コードが含まれていなければ返
信はしない。返信をうけた汎用リモコンも、相手の認識
コードを自分のメモリに記憶する。赤外線通信モードで
は、返信を正確に受信できない可能性は多く、受信した
認識コードにエラーがある場合は当然登録はしない。し
かし、無線モードで通信しなければならないときは、相
手の認識コードを別途登録するための手順を用意してお
いてもよい。
【0029】無線通信には、相手の認識コードを指定し
て呼び出す指定呼び出し方式が最も確実であるが、汎用
リモコンを想定した場合、通信相手は固定されたもので
は無く、常に変化する。そのため見通しの範囲では赤外
線通信モードが有利であるが、複雑な制御や、大量のデ
ータのやり取りには無線通信が有利である。そこで本来
無線で通信したいデータがある場合でも、赤外線通信モ
ードで初期化し、実際のデータ伝送は、無線を使えばユ
ーザが通信相手をその都度指定する手間が省ける。
【0030】補助的な手段として不揮発性の記憶手段
に、認識コードの記憶領域の他に作業用記憶領域を設
け、最新の関連付けや、ユーザの設定事項を記憶してお
き、無線通信の都度参照し必要なデータの更新を行い操
作の簡易化を図る。具体的な作業領域の設定方法や形式
は種々の方法があり、当業者にあっては容易に設計でき
るので詳細説明は省略する。
【0031】図2に示した模式的な図は、この発明の各
実施の形態が含まれるように表している。したがって、
第2の通信手段212は、双方向通信可能となっている
が、単一方向でもよい。
【0032】第2の通信手段212を単一方向の受信側
専用として用いてもよい。そして通信管制手段216
は、第2の通信手段212が、電波を利用する通信相手
から呼び出された場合は記憶手段214に当該相手認識
コードが登録されている場合のみ動作指令を実行し、当
該相手認識コードが登録されていない場合は前記動作指
令を無視させる。
【0033】第2の通信手段212は、単一方向の送信
専用として用いてもよい。この場合、リモコン側として
有効となる。このときは、送信時は自己認識コードと予
め登録してある相手認識コードを伝送して電波をを利用
して通信を行う通信相手の呼び出し行う。そして通信管
制手段216は、前記第2の通信手段212が、送信を
行う場合、操作入力に対応する相手認識コードが記憶手
段214に無い場合は、相手の呼び出しを禁止する。
【0034】図4にはコントローラ(制御側汎用リモコ
ン)の外観図と、その内部構成を示している。図4にお
いて、コントローラは、赤外線送受信器10、超短波送
受信器20、制御回路部30から構成されている。赤外
線送受信器10は、出力データバッファ11及びここか
らの送信出力が供給される赤外線発光回路12を有す
る。また、赤外線受光回路13及びこの受信信号が導入
される入力データバッファ14を備える。超短波送受信
器20は、出力データバッファ21及びここからの送信
出力が供給される送信回路22を有する。また、送信回
路22の出力が通過可能な送受切り換え回路23及びこ
の回路の出力が供給されるアンテナ24を有する。さら
にまた送受切り換え回路23からの信号が導入される受
信回路25及びこの回路からの受信信号が導入される入
力データバッファ26を備える。
【0035】制御回路部30は、CPU(中央演算処理
ユニット)31、及びこのCPU31に接続されている
ROM32、RAM33、EEPROM34、表示部3
5、音声入出力部36、キー入力部37、起動センス部
38を備えている。
【0036】図5は、被制御側(例えばTV受信機や、
VTR、エアコン等)のリモコン送受信装置の回路構成
を示す図である。図5において、被制御側リモコン送受
信装置は、赤外線送受信器40、超短波送受信器50、
制御回路部60から構成される。赤外線送受信器40
は、出力データバッファ41及びここからの送信出力が
供給される赤外線発光回路42を有する。また、赤外線
受光回路43及びここからの受信信号が導入される入力
データバッファ44を備える。超短波送受信器50は、
出力データバッファ51及びここからの送信出力が供給
される送信回路52を有する。また送信回路52の出力
が通過可能な送受切り換え回路53及びこの回路の出力
が供給されるアンテナ54を有する。さらにまた送受切
り換え回路53からの信号が導入される受信回路55及
びこの回路からの受信信号が導入される入力データバッ
ファ56を備える。
【0037】制御回路部60は、CPU61、及びこの
CPU61に接続されているROM62、RAM63、
EEPROM64、表示部65、音声入出力部66、イ
ンターフェース部67、起動センス部68を備えてい
る。
【0038】この発明の通信装置は、ROMに記憶され
た各種制御プログラムに基づいて全体を制御するCPU
を中心として動作するもので、個別の機器(送受信装
置)は、お互いを識別するための固有の認識コードを有
している。それらの認識コードは独立した専用のROM
の中に書き込まれていてもよいが、本例においてはそれ
ぞれのプログラムROM32、62に製造時に1台1台
異なる番号が書き込まれているものとする。従ってVT
RとTV受像機とではリモコン送受信装置の構成は同一
であっても、ROMに書き込まれている認識コードは当
然違う。通信でやり取りされる各種データは、RAM3
3、63の作業領域で処理されるが、通信相手の認識コ
ードやカスタマイズされた起動オプションや長時間にわ
たって保持しておくべきデータ等はEEPROM34、
64に保存される。
【0039】また実際の構成においては電源回路やCP
Uの動作のためにタイミング信号(クロック)発生回路
が必要であるが、この発明の動作説明に支障のないもの
はその説明を省略している。同様に制御側リモコンのキ
ーボードは、メカニカルなキースイッチだけでなく、表
示部に組み込まれたタッチパネルでもよく、説明の便宜
上それらはキー入力部に含まれるものとして詳細説明は
省略する。この実施の形態では、表示部や音声入出力部
を備えているものとして説明しているが、必ずしも必須
のものではなく、コントローラやリモコン送受信装置の
機能によっては省略されていても支障はない。
【0040】リモコン送受信装置は、通信機能が使われ
ていないときは、低消費電力の待機状態となる。常時通
電されているのは信号受信部(図4及び図5の13、2
5、43、55)と起動センス部38、68とだけであ
る。また超短波送受信器20、50の送受切り換え回路
23、53は電源オフ状態では常に受信側になってい
る)。コントローラ30、60では、待機状態の時ユー
ザが送信しようとして何かのキーを押すと起動センス部
38、68でキーセンス信号が検出され、全体の電源が
入れられる。必要な処理が終わり、一定の時間キーが押
されないと再び待機状態となる。
【0041】被制御側リモコンでは機器本体からインタ
ーフェース部67を介して起動センス部68に起動信号
が送られ、送受信回路の電源が入れられる。また、信号
受信回路55に何らかの信号が受信されると起動センス
部68を経て送受信回路の電源が入り、信号の内容を解
析し正規の通信である場合は、信号の通信処理が開始さ
れる。電源が投入されたときにどのような処理プログラ
ムが起動されるかは、センス信号が加えられた起動セン
ス部のポートや、押されたキーの種類によって異なるも
のであり、これらの処理はマイコン制御機器では極一般
的な手順であるので詳細説明は省略する。
【0042】以下具体的に無線リモコンに対応したTV
受像機のリモコン操作を例に、フローチャートを参照し
ながら、各部の動作を更に詳細に説明する。以下の図
6、図7の例はTV受像機の電源をオン/オフにするコ
マンドを送信するコントローラとそのコマンドを受信し
たTV受像器のリモコン受信部の関連付けを行う動作で
ある。
【0043】図6は、コントローラ(制御側)の動作を
示すフローチャートである。コントローラをもってTV
受像機に向け、キー入力部37のONキーを押すと(ス
テップA1)、キーセンス信号が発生し、起動センス部
38を経て、全体の電源が入れられる。通常の動作は従
来のリモコンと同様な動作をする赤外線通信モードとし
て起動される。電波で通信する場合は、モード切り換え
スイッチを無線モードにセットしておいてコマンドキー
を押すか、無線モードキーを押した後にコマンドキーを
押す2段階操作をする等種々の方法が可能である。
【0044】キーデータがCPU31に取り込まれ(ス
テップA2)、押されたキーの種類が判定され、必要な
データが赤外線出力データバッファ11に送られ(ステ
ップA3)。
【0045】赤外線発光回路12から赤外線信号がTV
受像機に向けて発射される。従来の赤外線リモコンは、
このステップで1つの動作が終了し、待機モードに移行
する(ステップA4)。
【0046】次にACKが返されたか確認する(ステッ
プA5)。ACKも通常の赤外線コマンドと同様に、リ
ーダーコードに続くカスタムコードとデータコードおよ
び拡張コードから構成され、ここでのデータコードは純
粋に了解の意味合いで、データそのものに意味を含ませ
ているわけではない。ACKが返されることで相手の装
置が無線リモコンに対応していることを判断し、無線手
段での通信が支障無くできるように予め準備をすること
を目的としている。
【0047】ACKが返されるまで一定の時間チェック
を繰り返す(ステップA6)。一定時間内にACKが返
されなかった時は、TV受像機は無線対応ではないと判
断する(ステップA7)。このときは、EEPROMの
作業領域の最新の関連付け領域をクリアし、待機モード
に移行し、一定時間後コントローラの電源をオフにす
る。
【0048】ここで最新の関連付けとは、赤外線モード
で最も新しい時間に通信を行った相手の認識コードであ
り、ユーザが相手を指定せずに無線モードで通信を行お
うとしたときに暗黙の了解として、コントローラが自動
的に指定する通信相手である。
【0049】従ってこの関連付け領域がクリアされてい
たり、エラーコードが書き込まれているときは、無線モ
ードで通信することはできず、ユーザは、新しく関連付
けを行う必要がある。この関連付けは、赤外線モードで
一度通信を行えばよい。関連付けが行われると、この領
域に相手認識コードが記憶される。
【0050】次に、TV受像機からACKが返された
ら、ACKと同時に返されるTV受像機の認識コードに
エラーが無いかチェックする(ステップA8)。認識コ
ードにエラーがあった場合は、認識コードの代わりにエ
ラーコードを書き、待機モードに移行する(ステップA
9)。
【0051】認識コードにエラーがなければEEPRO
Mの作業領域の最新の関連付け領域に相手認識コードと
して書き込む(ステップA10)。認識コードが正常に
受信できた場合は更に、既に登録されているか或いは新
しい認識コードであるかをチェックする。既に登録され
ている場合は待機モードに移行する(ステップA1
1)。未登録の認識コードの場合は、更にEEPROM
34の認識コード登録領域を調べ追加が可能であるかチ
ェックする。追加が可能である場合は後述のステップA
16の認識コードの新規登録に移る。追加領域が不足し
ている場合は、消去可能な認識コードがあるかチェック
する(ステップA13)。
【0052】ここで認識コードの記憶領域には、認識コ
ードに1対1に対応した記憶属性を記憶する領域を有
し、ユーザが特別に操作し、消去可の指定を行うことが
できるように構成されていることを前提としており、通
常の手順だけで登録されたままの認識コードはすべて消
去不可能とされる。記憶属性領域を持たない機種では当
然このステップは省略し、強制的に古い認識コードを書
き換えるか或いは次のステップを実行する。
【0053】認識コードの登録領域が全て消去不可で新
しいコードの登録ができない場合は、音声出力部36か
ら警告音を発し、その旨、例えば「認識コードの新規登
録ができません」等)のメッセージを表示部35に表示
し、認識コードの登録を中止する(ステップA14)。
【0054】消去可能な認識コードがある場合は、その
うちの最も古い認識コードを消去し、必要があればデー
タの並べ替えを行う(ステップA15)。この追加領域
不足に対応する処理方法はここで述べた方法に限定され
るわけではない。例えば、領域不足が発生したとき、警
告を発生し、消去データをユーザに選択させるようにし
たり、更にEEPROMの登録領域が拡張可能であれ
ば、新しい登録領域の追加設定をするようユーザに通知
することも可能である。
【0055】認識コードを登録領域の最も新しい順位を
示す位置に書き込む(ステップA16)。次に待機モー
ドに移行し、一定時間後電源をオフにする(ステップA
17)。
【0056】図7は、被制御側としてのTV受像機のリ
モコン受信部の動作を説明するフローチャートである。
受信したモードに応じて起動される制御プログラムは異
なり、この例では赤外線受信モードである。
【0057】コントローラから赤外線信号を受け取った
TV受像機の赤外線受光回路43は、起動センス部68
を介してリモコン送受信部全体の電源を入れる(ステッ
プB1)。赤外線受光回路43のデータ受信プロセス
は、CPUで制御してもよいが、説明の便宜上、ここで
は専用の受信回路が組み込まれており、受信データは簡
単なエラーチェックをした上で入力データバッファ44
に保存されているものとする。カスタムコードとファン
クションコード(第1,2バイト)が間違っている場合
は、リモコン送受信部全体は起動されない。それ以外の
受信したデータにエラーがある場合は、該当するデータ
の位置にエラーコードが書き込まれる(ステップB
1)。
【0058】受信データがCPU61を介して入力デー
タバッファ44からRAM63の所定の作業領域に取り
込まれ、入力データバッファは空にされ、次のコマンド
入力に備える。通常は赤外線モードで長いデータを送る
ことは少ないが、非常に長いデータ(拡張コードの最初
のデータで判断できる)が受信されている場合は、RA
M63に一時記憶領域が設定され、入力データバッファ
44が溢れない適当な時間間隔で入力データバッファ4
4から前記一時記憶領域に受信データが転送される(ス
テップB2)。この制御に関する詳細な動作フローはこ
こでは省略する。
【0059】次に、受信データの第3バイト(拡張コー
ド)をチェックする(ステップB3)。第3バイトがヌ
ルコード(データが無い)の場合は、従来のリモコンに
よる操作と見なし、後述のステップB12のファンクシ
ョンコードのチェックに移る。受信したデータのチェッ
クは、データフォーマットによって難易度が異なるが、
赤外線リモコンのコマンドは、カスタムコードとファン
クションコードの2バイトの固定長であるとすれば、こ
のチェックは極めて容易である。チェックは第3バイト
以降に有効なデータ(エラーでない)があることを調べ
るだけでよい。またファンクションコードの実行に移る
のは赤外線モードでコマンドを受信した場合に限られ、
コマンドを受信したモードが無線である場合は、認識コ
ードが含まれていなければ、実行は放棄される。また認
識コードが含まれていても、EEPROM64に登録さ
れていなければ同様に、実行は放棄される。
【0060】第3バイトが、特殊なデータの転送モード
である場合は、別に用意されているデータ処理ルーチン
を起動する。特殊な処理の内容については、ここでは説
明を省略する。
【0061】受信したデータの第3バイトにエラーコー
ドがある場合は、表示部に拡張コードエラーの表示をし
(ステップB4)、後述のステップB12のファンクシ
ョンコードのチェックに移る。コマンドは実行するが拡
張コードは無視する。
【0062】受信したデータの第3バイト以降が認識コ
ードの場合は、実行コマンドがあるかどうかを判定し、
実行コマンドがなければ、すでに認識コードが登録され
ているものと判定し、ファンクションコードのチェック
に移る。
【0063】認識コードが存在し、実行コマンドが存在
した場合は、まずTV受像機のリモコン送受信部側から
コントローラに対して了解(ACK)コードと、自己の
認識コードを赤外線で返信する(ステップB5)。認識
コードそのもののチェックフローはここでは省略する。
【0064】次に先ほど受信したリモコンの認識コード
がEEPROM64に記憶されているか確認する(ステ
ップB6)。記憶されている場合は後述のステップB1
2のファンクションコードのチェックに移る。以下図面
上では認識コードをIDと略記する。
【0065】認識コードが記憶されていない場合は、新
規登録の準備が行われる。まず、EEPROM64の認
識コード登録領域を調べ追加が可能であるかチェックす
る(ステップB7)。追加が可能である場合は後述する
ステップB11の認識コードの新規登録に移る。この認
識コードの新規登録も、赤外線モードでコマンドを受信
した場合に限られ、コマンドを受信したモードが無線で
ある場合は、新規登録は行わない。
【0066】追加領域が不足している場合は、消去可能
な認識コードがあるかチェックする(ステップB8)。
ここで認識コードの記憶領域には、認識コードに1:1
に対応した記憶属性を記憶する領域を有し、ユーザが特
別に操作し、消去可の指定を行うことができるように構
成されていることを前提としており、通常の手順だけで
登録されたままの認識コードはすべて消去不可能とされ
る。記憶属性領域を持たない機種では、当然このステッ
プは省略し、強制的に古い認識コードを書き換えるか或
いは次のステップを実行する。
【0067】認識コードの登録領域が全て消去不可で新
しいコードの登録ができない場合は、音声出力部66か
ら警告音を発し、その旨(例えば「認識コードの新規登
録ができません」等)のメッセージを表示部65に表示
し(ステップB9)、リモコンに対してメッセージを送
信し、認識コードの登録を中止し、ファンクションコー
ドの実行に移る(ステップB12)。この場合、コント
ローラは、赤外線を受光できる位置になかったり、コン
トローラが他の目的で使用されていたりすることも考え
られ、赤外線モードによる警告のメッセージをコントロ
ーラが受け取れない恐れが多い。
【0068】従ってメッセージは、電波で送信するのが
自然であり、重要なメッセージの場合は、相手から確認
信号が出されるまで一定の時間待機する処理も必要にな
る。電波による通信は、混信妨害を避けるため一般に通
信を完結するまでに複雑な手順が必要になる。詳細なメ
ッセージの送信処理を示すフローチャートを図8に示し
ている。これについては後述する。
【0069】重要度が低く相手の確認を待つ必要がない
場合には、待機処理はせずメッセージのみ送信し次の処
理に移ることも可能である。また認識コードが双方の機
器に登録されていなくても、単なるメッセージのみの表
示は可能である。
【0070】消去可能な認識コードがある場合は、その
うちの最も古い認識コードを消去し(ステップB1
0)、必要があればデータの並べ替えを行う。この追加
領域不足に対応する処理方法はここで述べた方法に限定
されるわけではない。例えば、領域不足が発生したと
き、警告を発生し、消去データをユーザに選択させるよ
うにしたり、更にEEPROMの登録領域が拡張可能で
あれば、新しい登録領域の追加設定をするようユーザに
通知することも可能である。
【0071】新しい認識コードを登録領域に登録する
(ステップB11)。まず受信したコマンドを解析し、
実行可能なファンクションコードかどうかチェックする
(ステップB12)。実行可能なコマンドの場合は、リ
モコン受信部からコマンドが本体とのインターフェース
部67に送られ、本体の制御部によって実行される(ス
テップB13)。リモコン受信部は全ての処理を終了し
待機モードに入る(ステップB14)。
【0072】受信したコマンドが何らかの理由で実行で
きなかった場合は、音声出力部66から警告音を発し、
その旨(例えば「コマンドが実行できません」等)のメ
ッセージを表示部65に表示し、コマンドを出したコン
トローラに対して、同様な警告メッセージを送信する。
以降のコマンドの実行は放棄され、所定の時間経過後に
リモコン受信部は待機状態に入る(ステップB15、B
16)。
【0073】図8には、例えばTV受信機から無線で、
リモコンへ無線メッセージを送信するための手順を示し
ている。受信機出力をチェックし、呼び出しチャンネル
が空いているか確認する(ステップC1)。使用中であ
れば所定の時間待機した後チェックを繰り返す(ステッ
プC2)。予め定められている時間待っても呼び出しチ
ャンネルが空かない時は、表示部に「呼出チャンネルが
空かないため通信を放棄する」旨表示し、無線メッセー
ジの送信を放棄する(ステップC3)。
【0074】通信の放棄によって機器本体の処理が影響
を受ける場合はリモコン送信部から機器本体に対し通信
の結果が通知されるように構成されており、機器本体は
その結果に応じて処理の内容を変更する。通信の効率を
上げるためには、呼び出し手順が複雑になるが、呼び出
しチャンネルとデータ伝送チャンネルを区別し、呼び出
しチャンネルを独立に設け、1回の呼び出しでチャンネ
ルを占用する時間も制限を設けるのが好ましい。通信の
放棄の表示は一定の時間経過後かユーザが特定のキーを
押した時に終了させ、所定時間経過後に電源をオフにす
る。
【0075】赤外線通信フォーマットと同様、リーダー
コード、カスタムコード、ファンクションコード、に続
き拡張コードを含むデータを送信する(ステップC
4)。ここでファンクションコードは指定呼び出し、一
斉呼び出し等の呼び出しコードか、簡単なコマンドの場
合は直接コマンドであってもよく、今の例ではメッセー
ジ送信コマンドであり、続く拡張コードでメッセージそ
のものも同時に送信する。拡張コードは呼び出しの種類
に応じて送信するデータの種類とバイト数を指定した上
で自己の認識コードに続けて呼び出し相手の認識コード
を指定し、続けてメッセージそのものを付加する。
【0076】所定の時間呼び出し相手からの応答を待つ
(ステップC5)。応答が得られるまで所定回数呼び出
しを繰り返す(ステップC6)。所定回数の呼び出しを
繰り返しても呼び出し相手から応答が得られないとき
は、呼び出しを放棄し、表示手段がある場合には「応答
が得られないため、呼び出しを放棄した」旨のメッセー
ジを所定の時間表示する(ステップC7)。
【0077】直接コマンドを送信し、呼び出し相手から
「了解(ACK)」の応答が得られた場合は、正常にコ
マンドが実行されたものとし、表示手段がある場合には
「コマンド正常終了」のメッセージを所定の時間表示し
た後待機モードに入る(ステップC8)。
【0078】上記のフローチャートの例は、赤外線モー
ド操作の途中で、なんらかの都合が生じ、TV受信機が
無線モードに切り替わりリモコンを呼び出す例であり、
通信相手は最新の関連付けを参照して特定できる。しか
し、ユーザがコントローラを使って、始めから無線モー
ドを使っている場合は、通信相手を明確にする必要があ
る。この場合は、相手認識コードと自己認識コードを併
用して通信相手を確認して通信を行う。通信相手を指定
するのにいくつかの指定方法を用意し、場合に応じて使
い分けるのがよい。
【0079】第1の指定は暗黙の指定であり、通信した
い相手が最近の時間に赤外線モードで通信した相手であ
る場合は、最新の関連付けに記憶されているから無線モ
ードキーに続けて、赤外線モードとおなじキー操作を行
うだけでよい。この時赤外線モードでの通信で認識コー
ドの受信エラーがあった場合は、最新の関連付けのデー
タは使えないが、救済方法として既に登録してある認識
コードを順次表示しその中から希望のものを選択する。
ここで認識コードそのものは通常意味の無い文字の羅列
である場合が多く希望の機器がどれであるかを特定する
のは難しくなる。認識コードに1対1に対応した属性記
憶領域を設け、ユーザの指定する名称略号を記憶させて
おき認識コードの代わりに名称略号を表示すれば識別は
容易になる。
【0080】第2の指定方法はメニューモードから無線
指定呼出を選ぶ方法である。ここでも機器の表示は認識
コードでなく名称略号を使えば機器の選択は容易に行え
る。第3の方法は名称略号を更に積極的に利用する直接
指定呼出である。名称略号は文字を使う場合が多く、直
接指定のために多くのキーを使わなければならないか
ら、多くのキーを備えた特殊な装置が必要になる。
【0081】上記した図6、図7、図8の動作フローチ
ャートは、この発明の各実施の形態を同時に表すことも
考慮して示した。したがって、この発明は上記の実施の
形態に限定されるものではなくCPUに各種のプログラ
ムを設置することで種々の機能の展開を得ることができ
る。
【0082】例えば、記相手認識コードが記憶手段に予
め記憶されていない非登録の通信相手から通信要求また
は動作指令を受信した場合、応答しないことで前記動作
指令を無視するか、或いは予め規定された受信拒絶信号
で応答し、前記動作指令を無視するようしてもよい。
【0083】また、応答しないことで前記動作指令を無
視するか、或いは予め規定された受信拒絶信号で応答し
前記動作指令を無視するとともに、かつ前記非登録の通
信相手に対しては自発的な通信は禁止されるようにして
もよい。つまり操作入力によりVTRのプレイ操作があ
っても、VTR自体が相互に関連付けられていない場合
には、通信が行われないように制御することも可能であ
る。
【0084】さらにまた、上記の説明では、相手認識コ
ードを記憶する記憶手段は、送受信手段10(または4
0)で受信した相手認識コードを複数記憶する記憶部を
有するとした。そして、プログラム処理部としてのCP
U31(または61)は、相手認識コードを受信する毎
に前記記憶部に順次追加登録し、前記記憶部のコード記
憶領域がオーバーする場合には、古い相手認識コードか
ら書き替えていくことした。
【0085】しかしながら、記憶手段は、送受信手段1
0(または)40で受信した相手認識コードを唯一記憶
する相手認識コード記憶部を有するようにし、CPU3
1(または61)は、相手認識コードを受信する毎に記
憶部の内容を新しく更新登録するようにしてもよい。こ
のようにすると、常に、最新の関連付けを行ったリモコ
ンとのみ通信が可能であり、隣の部屋へ移動した場合、
過去の部屋のリモコンに応答することはなくなる。
【0086】さらにまた、CPU31(または61)の
プログラムは、つぎのような操作上の使い勝手を考慮し
て設計されてもよい。即ち、キー入力部37(または6
7)からの操作信号に応じて記憶部34(または64)
の領域の内容を使用者が確認できるように表示部35
(または65)に表示させる手段と、相手認識コードを
受信する毎に記憶部34(または64)の領域に順次追
加登録し前記領域がオーバーする場合には、その旨のメ
ッセージを前記表示部35(または65)に表示させる
手段を持つ。そして、キー入力部37(または67)か
らの操作信号に応じて相手認識コードと対になっている
記憶属性を書換えて、記憶属性の内容“0”又は“1”
に応じて相手認識コードの更新、又は非更新を設定可能
とする手段も備えている。
【0087】さらにまた、別の方法として、CPU31
(または61)のプログラムは、つぎのような操作上の
使い勝手を考慮して設計されてもよい。記憶部34(ま
たは64)としては、複数の前記相手認識コードを記憶
するとともに、前記相手認識コードに1対1に対応した
記憶属性を記憶する領域を有するようにしている。そし
てCPU31(または61)は、キー入力部37(また
は67)からの操作信号に応じて記憶部34(または6
4)の領域の内容を使用者が確認できるように表示部3
5(または65)に表示させる手段と、相手認識コード
を受信する毎に前記領域に順次追加登録し、前記領域が
オーバーする場合には、その旨のメッセージを表示部3
5(または65)に表示させる手段を持つ。そして表示
部35(または65)に前記メッセージが表示された状
態で、キー入力部37(または67)からの操作信号に
応じて、記憶属性を書換えて、相手認識コードの更新、
又は非更新を設定可能とするか、前記領域を変更或いは
拡張するかを選択可能とする手段を持つものである。
【0088】(優先動作)これまでは1対1の装置間の
通信を例として説明したが、現実の家庭では、複数のコ
ントローラと複数の被制御機器とが使用される機会は多
い。
【0089】例えば、2台の汎用リモコン・コントロー
ラがあり、その認識コードをそれぞれ01と02とす
る。被制御側の機器が相手の認識コードを唯一しか記憶
できないと、コントローラ01の赤外線モードでTV受
像機の操作を行った後、別のコントローラ02の無線モ
ードで操作を行なおうとしても、操作はできない。しか
し、1度コントローラ02の赤外線モードで操作を行う
と、その後は無線モードで操作ができるが、今度はコン
トローラ01の無線モードがそのままでは使えないこと
になる。複数の機器の認識コードを記憶できるように
し、ただ1つの使い方でなく、種々の使い分けができる
と用途も広く使いやすい機器が提供できる。使い分けの
例としては「通常動作モード」、「優先動作モード」、
「一括動作モード」等が挙げられる。
【0090】(通常動作モード)「通常動作モード」で
は、各々のコントローラが一度赤外線モードで操作を行
うと、その後は無線モードでいつでも操作ができるよう
になる。一度登録されると2つのコントローラ01、0
2が対等に動作でき、どのコントローラでもいつでも見
えないところから無線モードを利用できる。このことか
らコントローラ01の所有者がVTRを録画中に別のコ
ントローラ02の所有者によって誤って録画を中断され
るというような事故が起きる恐れがある。
【0091】図9はこのような問題を避けるための例を
示している。コントローラ01を第1の通信装置、TV
受像機を第2の通信装置、コントローラ02を第3の通
信装置とする。各通信装置間の初期化が行われていない
ときは、電波モードは使えない。
【0092】まずコントローラ01でTV受像機の操作
を行うものとする。コントローラ01から第1の通信手
段(赤外線モード)で制御指令と自己の認識コードを送
ると、TV受像機は制御指令を実行するとともにコント
ローラ01の認識コードを取り込み、第2の通信手段
(電波モード)の初期化を行い、以降はコントローラ0
1を用いて電波モードでTV受像機の制御を行うことが
できるようになる。
【0093】次にコントローラ02を用いて第1の通信
手段(赤外線モード)で制御指令と自己の認識コードを
送ると、TV受像機は制御指令を実行するとともにコン
トローラ02の認識コードを取り込み、第2の通信手段
(電波モード)の初期化を行い、以降はコントローラ0
2を用いても電波モードでTV受像機の制御を行うこと
ができるようになる。
【0094】電波モードの通信では、制御指令と自己の
認識コードに加えて相手の認識コードを送る。電波モー
ドで指令を受けた場合は、被制御側は自己の認識コード
が正しく指定されないと指令を無視する。この状態で
は、コントローラ01と02は対等である。被制御側は
さらに前記認識コード記憶手段とは別に電波モードでの
受信部のみに、直前に受信した相手と指令内容を記憶す
る記憶領域を持ち、今回受信した相手が前回と異なる場
合は、警告を発して指令の実行を保留するとともに、受
信した相手の認識コードを書き換えるる。当然ながら前
記認識コード記憶手段に登録されていない相手は無視さ
れる。この記憶領域は機器本体の電源が切られた場合は
消去され、電源が投入された直後は制御指令は直ちに実
行される。まず電源を入れた直後にコントローラ01か
らチャンネルを切り換える指令を送信する。指令は直ぐ
に実行され、直前の相手の記憶領域にコントローラ01
が記憶される。
【0095】次にコントローラ02から別のチャンネル
に切り換える指令を受けとると、直前の受信相手はコン
トローラ01であるので、TV受像機はその指令を実行
せずコントローラ02に対して「警告:コントローラ0
1の指令を実行中です」という信号を送信し、直前の受
信相手をコントローラ02に書き換える。コントローラ
02の所有者が、先に送った指令を実行しても支障がな
いと確認して、再度制御指令を送信すると、直前の受信
相手と今回受信した相手は同じであるので、その指令を
実行する。
【0096】もしコントローラ02の所有者が警告を受
けて2度目の指令を送信せずに、そのままにしておき、
次にコントローラ01の所有者が制御指令を送信する
と、T受像機はその指令を実行せずにコントローラ01
に対して「警告:コントローラ02の指令を保留中で
す」と言う信号を送信する。そこでもう1度コントロー
ラ01から制御指令を送信すると今度は実行される。も
しコントローラ02の所有者が警告を受けたときキャン
セル指令を送信した場合は、先にコントローラ02から
送信した制御指令はキャンセルされ、直前の相手はコン
トローラ01に書き戻される。このようにして先のVT
Rの例のような事故は防止される。
【0097】図10は上述した機能を実現する機能模式
図を示している。図2の構成と比較して増えた機能は直
前の相手を記憶する領域218とそれによって第2の通
信手段による通信を規制するための第2の通信改正手段
219である。実際の装置においてはこれらの機能はソ
フトウエアで実現可能であり、必ずしも独立したブロッ
クの実体を伴うものではない。
【0098】(優先動作モード)「優先動作モード」は
複数の通信装置の間で、特定の機器間のみで有効な通信
ができるようにするもので、その実施の形態を図11に
示している。先の例と同様にコントローラ01を第1の
通信装置、TV受像機を第2の通信装置、コントローラ
02を第3の通信装置とする。
【0099】「優先動作モード」は「通常動作モード」
を経て実行可能になる。各々のコントローラが一度赤外
線モードで操作を行うことにより、無線モードでいつで
も操作ができるようになる。
【0100】被制御側は、第1及び第2の通信手段の受
信部からデータを入力するコマンド解釈部を備え、相手
の認識コード記憶領域に対応した指令内容を記憶する記
憶領域を持ち、その内容に応じて第1及び第2の通信手
段を管理する。この記憶領域は、機器本体の電源が切ら
れた場合は消去され、電源が投入された直後は「通常動
作モード」と等しい管制動作を行う。コントローラ01
から優先動作指令を送ると、前記記憶装置に認識コード
が記憶され優先動作モードが設定される。通信の手段は
第1及び第2の通信手段のいずれでもよい。1度優先動
作モードが設定されると、第1の通信手段(赤外線モー
ド)と第2の通信手段(電波モード)のいずれでも、先
の記憶手段に記憶された認識コードを持つ機器以外から
の指令はすべて受付けられなくなる。機器の故障と誤解
されないように制御指令に対しては「ただ今優先指定中
につき指令は実行されません」という拒絶信号を送信す
るのが望ましい。優先動作の期間は、特に指定せず優先
制御取消指令を送信するか被制御側の本体の電源を切る
まで有効としてもよく、優先動作指令と同時に指定して
よい。
【0101】優先動作指令の設定は上記のように、専用
の指令コードとしてよいし、次のように逐次指定しても
よい。コントローラは動作モードを種々に設定できるメ
ニューボタンを備えている。メニューボタンを押すと、
設定可能な動作モードのメニューを表示する。ユーザが
希望するメニュー番号を押すと、各種の設定条件が表示
され対話形式で設定を進めることができる。メニューの
中から動作設定を選ぶと、「通常動作」、「一括動
作」、「優先動作」等が一覧表示され、現在どのモード
で使えるかがわかる。メニューの中から「優先動作」の
項目を選択すると、コントローラは優先動作モードに設
定される。
【0102】優先動作モードに設定されると、コントロ
ーラはコマンドを送信する度に優先動作指定コードを送
信データに付加して送信する。優先動作指定コードは何
であってもよいが、従来リモコンとの互換性を持たせる
には、ファンクションコードに続く拡張コードに付加す
るのがよい。今、汎用リモコン・コントローラ01を優
先動作モードに設定して、汎用リモコン・コントローラ
02は設定していないとする。各々はT受像機と関連付
けが行われているものとする。T受像機の電源がオフの
状態から、いずれのコントローラからでも無線でも赤外
線モードでも電源オン状態にすることができる。しかし
一旦電源オンの状態になると、電源オフにしたり動作状
態を変更するのは、優先動作モードの設定によって異な
り、コントローラ01で電源オンにした場合はコントロ
ーラ01でしか制御できないが、コントローラ02でオ
ンにした場合はコントローラ01でも02でも制御する
ことができる。具体的には送信及び受信側の記憶装置に
モード設定テーブルを準備し、優先動作モードの設定の
有無を記憶しておく。例えばテーブルの特定の領域が
“0”であれば優先動作モードは設定されなく“1”で
あれば設定されているとし、コマンドを送信するときは
EEPROMの、受信するときはRAMのモード設定テ
ーブルを参照し、モードが設定されているときは最新の
関連付けが行われている認識コードを参照し、認識コー
ドが異なった機器からのコマンドは受付けないようにす
る。コントローラの動作モードを通常動作に戻して、何
かのコマンドを送信すると、被制御側では認識コードと
優先動作モードを照合し、優先動作指定コードが含まれ
ていないことを確認し優先動作フラッグを“0”にして
優先動作を解除する。
【0103】また受信側のテーブルをRAMにしておけ
ば、この優先動作は、被制御側の電源を一度オフにする
ことによってキャンセルされ、優先動作モードを設定し
ていないコントローラを使う場合でも大きな支障は生じ
ない。
【0104】別の応用の例として被制御側の汎用リモコ
ンの認識コードの記憶領域に優先順位指定領域を設けて
おき、優先順位が上の認識コードの機器からの指示は受
付けるようにしておくことも可能である。
【0105】図12は上述した機構を実現するための機
能模式図である。図2と異なる点は第1及び第2の通信
手段の両方からデータが入力されるコマンド解釈部22
0が設けられ、認識コード記憶手段に設けられた優先指
定を行う補助記憶領域221に、必要なデータを記憶さ
せ、第2の通信手段の経路のみにあった通信管制手段2
16に代わって、第1及び第2の通信手段の両方に影響
を及ぼす通信管制手段222を規制していることであ
る。実際の装置においてはこれらの機能はソフトウエア
で実現可能であり、必ずしも独立した各ブロックを伴う
ものではない。
【0106】(一括動作モード)「一括動作モード」
は、例えば外出するときに家中の機器の電源を1度に切
ってしまうように、1つのコントローラで複数の機器を
同時にコントロールしたいときに有効である。複数の機
器が1つのコントローラで制御できるようにするために
一括動作指定コードと対象とする機器の数と各々の認識
コードを送信データとして送信する。従来リモコンとの
互換性を持たせるには、ファンクションコードに続く拡
張コードに付加するのがよい。機器がユーザの意図しな
い動きをする御動作防止のため、コマンドを受信する側
のEEPROMに一括動作設定テーブルを設け、一括動
作がユーザによって予め許可されている場合に限って、
一括動作ができるようにする。一括動作設定テーブルは
別に設けなくても、認識コードの記憶属性をユーザが編
集できるようにしてもよい。
【0107】上記したような方法及び装置によれば、こ
れまで直進性が強いため見通し範囲でしか使えなかった
赤外線リモコンのような分野での用途が広がり、電波の
無指向性や透過性の効果によって複雑なデータのやりと
りができ、しかも1台のコントローラーで各種の機器を
容易に制御でき、どのような姿勢や、場所でもリモコン
が使え、各種情報の授受や呼出し・待ち受けも可能にな
り、従来の赤外線による通信手段では得られなかった多
機能性を持たせることが可能になる。また認識コード
と、記憶手段と通信管制手段により、認識コードを登録
されていない機器との無線通信は排除され、思いがけな
い誤動作を防止することができる。さらに、従来の赤外
線通信データと上位互換性のある、拡張したデータフォ
ーマットを導入することによって、従来の機器もそのま
ま使うことができ、無線通信で必要となる複雑な通信手
順を省き迅速な通信ができるという利点と、従来のデー
タコードで送れない複雑なデータの送信や、複雑な手順
を要する操作は無線通信で容易に実現できる利点を併せ
持っている。例えば、TV受像機、VTRが、スタンバ
イ状態であり、VTRには予約録画されたビデオテープ
が入っているものとする。ユーザーは汎用リモコンから
ビデオプレイを指示するだけで、自動的にVTR、TV
受像機の電源が入り、TVはビデオチャンネルを選択
し、必要があれば録画を開始した位置までテープの捲き
戻しが行われ自動的に再生が開始される。この間ユーザ
ーは何もしなくても、汎用リモコン、VTR,TV受像
機の間で無線による情報のやりとりが行われ、必要な操
作が自動的に進められるということが可能になる。この
ような操作は、従来の赤外線リモコンで行われてきた通
信手順だけでは不十分であり、無線通信手段の併用と認
識コードの確認という手順があって初めて可能になる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
リモコンを多機能化し、1台のコントローラで各種の機
器を制御できること、見えないところにある機器を制御
できること、どのような姿勢や場所でもリモコンが使え
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の通信方法及び装置の基本的概念を示
す説明図。
【図2】この発明に係る通信装置の機能模式図。
【図3】拡張されたリモコンの送信データフォーマット
の例を示す図。
【図4】コントローラの外観図とその構成図。
【図5】被制御リモコン送受信装置の回路構成図。
【図6】コントローラのコマンド送信例を示すフローチ
ャート。
【図7】リモコン受信部の動作を示すフローチャート。
【図8】無線メッセージ送信手順を示すフローチャー
ト。
【図9】この発明の他の実施の形態の概念を示した図。
【図10】この発明の他の実施の形態を示した機能模式
図。
【図11】この発明のまた他の実施の形態の概念を示し
た図。
【図12】この発明のまた他の実施の形態を示した機能
模式図。
【符号の説明】
211…第1の通信手段、212…第2の通信手段、2
13…自己の認識コード、214…記憶手段、215…
登録手段、216…通信管制手段、217…制御データ
入出力インターフェース、10…赤外線送受信器、20
…超短波送受信器、30…制御回路部、40…赤外線送
受信器、50…超短波送受信器、60…制御回路部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2の通信装置は、それぞれ固有な
    自己認識コードを有し、またそれぞれは単一指向性の媒
    体を利用して通信を行う第1の通信手段と、前記第1の
    通信手段が利用する媒体とは異なる指向性の広い媒体を
    利用して通信を行う第2の通信手段と、相手認識コード
    を記憶するための記憶手段とを有し、 第1の通信手段による送信時は自己認識コードを送信
    し、受信時は相手認識コードを取込み、取込んだ相手認
    識コードは、自己の前記記憶手段に記憶するようにし、 第2の通信手段による送信時は前記自己認識コードと前
    記相手認識コードを伝送して相手の呼び出し行い、相手
    からの呼び出し時は前記自己の記憶手段に前記相手認識
    コードが登録されている場合のみ応答し有効な通信を行
    うようにしたことを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】前記第1の通信手段により用いられる媒体
    は、準ミリ波帯以上の周波数の電波、または赤外線、ま
    たは可視領域を含むレーザー光線の何れかの通信媒体で
    あり、前記第2の通信手段により用いられる媒体は電波
    であることを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  3. 【請求項3】単一指向性である第1の媒体を利用して通
    信を行い、送信時は自己認識コードを送信し、受信時は
    前記第1の媒体を利用する通信相手の相手認識コードを
    取込む第1の通信手段と、 前記通信相手から送られてきた前記相手認識コードを記
    憶する記憶手段と、 前記第1の通信手段が利用する前記第1の媒体とは異な
    る指向性の広い第2の媒体を利用して通信を行い、送信
    時は前記自己認識コードと前記相手認識コードを伝送し
    て前記第2の媒体を利用して通信を行う通信相手の呼び
    出し行う第2の通信手段と、 前記第2の通信手段が、前記第2の媒体を利用する通信
    相手から呼び出された場合は前記記憶手段に当該相手認
    識コードが登録されている場合のみ前記第2の通信手段
    を応答させて有効な通信を行わせる通信管制手段とを具
    備したことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】単一指向性である第1の媒体を利用して通
    信を行い、送信時は自己認識コードを送信し、受信時は
    前記第1の媒体を利用する通信相手の相手認識コードを
    取込む第1の通信手段と、 前記通信相手から送られてきた前記相手認識コードを記
    憶する記憶手段と、 前記第1の通信手段が利用する前記第1の媒体とは異な
    る指向性の広い第2の媒体を利用した通信の受信のみを
    行う単方向の第2の通信手段と、 前記第2の通信手段が、前記第2の媒体を利用する通信
    相手から呼び出された場合は前記記憶手段に当該相手認
    識コードが登録されている場合のみ動作指令を実行し、
    当該相手認識コードが登録されていない場合は前記動作
    指令を無視させる通信管制手段とを具備したことを特徴
    とする通信装置。
  5. 【請求項5】単一指向性である第1の媒体を利用して通
    信を行い、送信時は自己認識コードを送信し、受信時は
    前記第1の媒体を利用する通信相手の相手認識コードを
    取込む第1の通信手段と、 前記通信相手から送られてきた前記相手認識コードを記
    憶する記憶手段と、 前記第1の通信手段が利用する前記第1の媒体とは異な
    る指向性の広い第2の媒体を利用した通信の送信のみを
    行い、送信時は前記自己認識コードと前記相手認識コー
    ドを伝送して前記第2の媒体を利用して通信を行う通信
    相手の呼び出し行う第2の通信手段と、 前記第2の通信手段が、送信を行う場合、操作入力に対
    応する前記相手認識コードを有しない場合は、相手の呼
    び出しを禁止する通信管制手段とを具備したことを特徴
    とする通信装置。
  6. 【請求項6】単一指向性である第1の媒体を利用して通
    信を行う第1の送受信手段と、 前記第1の送受信手段が利用する前記第1の媒体とは異
    なる指向性の広い第2の媒体を利用して通信を行う第2
    の送受信手段と、 前記第1及び第2の送受信手段を管理及び制御する手段
    であって、 前記第1の送受信手段を送信状態としたときは、自己認
    識コードを送信させる手段を有し、前記第1の送受信手
    段が呼び出されたときは通信相手の相手認識コードを取
    込み記憶手段に記憶させる手段を有し、 前記第2の送受信手段を送信状態としたときは、前記記
    憶手段に記憶している通信相手の相手認識コードと前記
    自己認識コードを送信させる手段を有し、前記第2の送
    受信手段が呼び出されたときは、送られてきた相手認識
    コードが前記記憶手段に登録されている場合のみ呼び出
    した通信相手に応答させて有効な通信を行わせる手段を
    有した管理及び制御手段とを具備したことを特徴とする
    通信装置。
  7. 【請求項7】前記管理及び制御手段と前記第2の送受信
    手段は、 前記相手認識コードが前記記憶手段に予め記憶されてい
    ない非登録の通信相手から通信要求または動作指令を受
    信した場合は、 応答しないことで前記動作指令を無視するか、或いは予
    め規定された受信拒絶信号で応答し、前記動作指令を無
    視するように構成されたことを特徴とする請求項6記載
    の通信装置。
  8. 【請求項8】前記管理及び制御手段と前記第2の送受信
    手段は、 前記相手認識コードが前記記憶手段に予め記憶されてい
    ない非登録の通信相手から通信要求または動作指令を受
    信した場合は、 応答しないことで前記動作指令を無視するか、或いは予
    め規定された受信拒絶信号で応答し前記動作指令を無視
    するように構成され、かつ前記非登録の通信相手に対し
    ては自発的な通信は禁止されるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  9. 【請求項9】前記管理及び制御手段は、前記記憶手段と
    プログラム処理部を含み、 前記記憶手段は、前記第1の送受信手段で受信した前記
    相手認識コードを唯一記憶する相手認識コード記憶部を
    有し、 前記プログラム処理部は、前記相手認識コードを受信す
    る毎に前記相手認識コード記憶部の内容を更新登録する
    ことを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  10. 【請求項10】前記管理及び制御手段は、前記記憶手段
    とプログラム処理部を含み、 前記記憶手段は、前記第1の送受信手段で受信した前記
    相手認識コードを複数記憶する記憶部を有し、 前記プログラム処理部は、前記相手認識コードを受信す
    る毎に前記記憶部に順次追加登録し、前記記憶部のコー
    ド記憶領域がオーバーする場合には、予め定められた記
    憶順位に従って相手認識コードを書き替えていくことを
    特徴とする請求項6記載の通信装置。
  11. 【請求項11】前記管理及び制御手段は、前記記憶手段
    と、前記プログラム処理部と、さらにキー入力部と、表
    示部とを有し、 前記記憶手段は、 複数の前記相手認識コードを記憶するとともに、前記相
    手認識コードに1対1に対応した記憶属性を記憶する領
    域を有し、 前記プログラム処理部は、 前記キー入力部からの操作信号に応じて前記記憶手段の
    領域の内容を使用者が確認できるように前記表示部に表
    示する手段と、前記相手認識コードを受信する毎に前記
    領域に順次追加登録し前記領域がオーバーする場合に
    は、その旨のメッセージを前記表示部に表示させる手段
    と、前記キー入力部からの操作信号に応じて前記記憶属
    性を書換えて、前記相手認識コードの更新、又は非更新
    を設定可能とする手段とを具備したことを特徴とする請
    求項6記載の通信装置。
  12. 【請求項12】前記管理及び制御手段は、前記記憶手段
    と、前記プログラム処理部と、さらにキー入力部と、表
    示部とを有し、 前記記憶手段は、 複数の前記相手認識コードを記憶するとともに、前記相
    手認識コードに1対1に対応した記憶属性を記憶する領
    域を有し、 前記プログラム処理部は、 前記キー入力部からの操作信号に応じて前記記憶手段の
    領域の内容を使用者が確認できるように前記表示部に表
    示する手段と、前記相手認識コードを受信する毎に前記
    領域に順次追加登録し、前記領域がオーバーする場合に
    は、その旨のメッセージを前記表示部に表示させる手段
    と、前記表示部に前記メッセージが表示された状態で、
    前記キー入力部からの操作信号に応じて、前記記憶属性
    を書換えて、前記相手認識コードの更新、又は非更新を
    設定可能とするか、前記領域を変更或いは拡張するかを
    選択可能とする手段とを具備したことを特徴とする請求
    項6記載の通信装置。
  13. 【請求項13】第1と第2の通信装置は、 それぞれ固有な自己認識コードを有し、またそれぞれは
    単一指向性の媒体を利用して通信を行う第1の通信手段
    と、前記第1の通信手段が利用する媒体とは異なる指向
    性の広い媒体を利用して通信を行う第2の通信手段と、
    相手認識コードを記憶するための記憶手段とを有し、 前記第1の通信手段による送信時は自己認識コードを送
    信し、受信時は相手認識コードを取り込み、取り込んだ
    相手認識コードは、自己の前記記憶手段に記憶するよう
    にし、 前記第2の通信手段による送信時は前記自己認識コード
    と前記相手認識コードを伝送して相手の呼出しを行い、
    相手からの呼出し時は前記自己の記憶手段に前記相手認
    識コードが登録されている場合のみ応答し有効な通信が
    可能であるように構成され、 前記第2の通信手段を介して呼出しを受けた装置が、そ
    の呼出しを受けた直前に第2の通信手段を介して通信を
    行った相手とは異なる場合は、1回目の呼出しに対して
    は有効な通信を保留する旨の意思表示を行い、2回目の
    呼出しもしくは所定の手続きによって有効な通信を開始
    するための手段を備えたことを特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】第1と第2の通信装置は、 それぞれ固有な自己認識コードを有し、またそれぞれは
    単一指向性の媒体を利用して通信を行う第1の通信手段
    と、前記第1の通信手段が利用する媒体とは異なる指向
    性の広い媒体を利用して通信を行う第2の通信手段と、
    相手認識コードを記憶するための記憶手段とを有し、 前記第1の通信手段による送信時は自己認識コードを送
    信し、受信時は相手認識コードを取り込み、取り込んだ
    相手認識コードは、自己の前記記憶手段に記憶するよう
    にし、 前記第2の通信手段による送信時は前記自己認識コード
    と前記相手認識コードを伝送して相手の呼出しを行い、
    相手からの呼出し時は前記自己の記憶手段に前記相手認
    識コードが登録されている場合のみ応答し有効な通信が
    可能であるように構成され、 前記第1及び第2の通信手段からアクセス可能な通信占
    有管制手段と、管制制御用データ記憶手段を備え、 前記第1または第2の通信手段を介して通信占有請求を
    受けた場合は、前記管制制御用データ記憶手段に前記通
    信占有請求者の情報を記憶し、前記通信占有請求者が通
    信占有を解除するまでの期間(または記憶された情報に
    基づいて指定された期間、または占有期間の指定がない
    場合は電源を遮断するまでの期間)、前記自己の記憶手
    段に前記相手認識コードが登録されていても、前記通信
    占有請求者以外の第3者とは前記第1または第2の通信
    手段を介して有効な通信を行わないようにしたことを特
    徴とする通信装置。
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