JPH09214887A - ビデオ機器 - Google Patents

ビデオ機器

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JPH09214887A
JPH09214887A JP1609096A JP1609096A JPH09214887A JP H09214887 A JPH09214887 A JP H09214887A JP 1609096 A JP1609096 A JP 1609096A JP 1609096 A JP1609096 A JP 1609096A JP H09214887 A JPH09214887 A JP H09214887A
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JP
Japan
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data
circuit
video
video data
dvcr
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Application number
JP1609096A
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English (en)
Inventor
Akira Nishimura
章 西村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大幅な回路削減を実現する。 【解決手段】DVCR400及びケーブル600を介し
てディジタルインタフェースされる他のDVCRは、夫
々DCTによる圧縮処理を施して得られるビデオデータ
を取り扱っている。DVCR400または他のDVCR
に係る圧縮ビデオデータを検出回路421に供給し、各
ブロックの圧縮ビデオデータより直流成分のデータを検
出する。直流成分のデータはブロックを構成する複数画
素のデータがフィルタ処理によって平均化されたものと
考えることができ、ブロック単位のビデオデータとな
る。検出回路421で検出された直流成分のデータをメ
モリ制御回路423の制御で表示位置に対応してメモリ
422に書き込みその後に子画面の表示タイミングに合
わせて読み出し、セレクタ424で回路402より出力
されるビデオデータに挿入してモニタ用ビデオデータを
得る。1チャネル分のデコード回路を削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DVCR(Digi
tal Video Cassette Recorder)等に適用して好適なビ
デオ機器に関する。詳しくは、直交変換による圧縮処理
が施されて得られた各ブロックの圧縮ビデオデータより
直流成分のデータをビデオデータとして検出することに
よって、圧縮ビデオデータに対応する画像をモニタする
際に大幅な回路削減を実現しようとしたビデオ機器に係
るものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、2台のDVCRを使用したビデ
オ編集システム100を示している。このビデオ編集シ
ステム100は、2台のDVCR101,102と、テ
レビモニタ103とから構成されている。
【0003】この場合、DVCR101のコネクタ部1
01TとDVCR102のコネクタ部102Tとがケー
ブル104によって接続されることでディジタルインタ
フェースを実現している。これにより、2台のDVCR
101,102を使ってディジタルインタフェースでイ
ンサート編集を行うことができる。
【0004】また、DVCR102では、2台のDVC
R101,102に係る圧縮ビデオデータのデコード処
理が同時に行われ、ビデオ出力端子102Voにはその
2台のDVCR101,102に係る圧縮ビデオデータ
に対応する画像を同時にモニタするためのビデオ信号が
出力される。例えば、ビデオ信号は、一方のDVCRに
係る圧縮画像データに対応する画像を親画面で表示する
と共に、他方のDVCRに係る圧縮画像データに対応す
る画像を子画面で表示するように処理されたビデオ信号
である。
【0005】このDVCR102のビデオ出力端子10
2Voはケーブル105を介してテレビモニタ103の
ビデオ入力端子103Viに接続される。これにより、
テレビモニタ103には、2台のDVCR101,10
2に係る圧縮ビデオデータに対応する画像が同時に表示
されることとなり、ユーザはそれをモニタ可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、DV
CR102では2台のDVCR101,102に係る圧
縮ビデオデータのデコード処理が同時に行われるもので
あり、圧縮ビデオデータのデコード回路を2チャネル分
備えている。そのため、DVCR102の回路規模は非
常に大きくなっていた。
【0007】そこで、この発明では、大幅な回路削減を
実現するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、各フレーム
のビデオデータがそれぞれ複数のブロックに分割された
後に直交変換(例えば離散コサイン変換)によるデータ
圧縮処理が施されて得られた圧縮ビデオデータを取り扱
うビデオ機器において、複数のブロックにそれぞれ対応
する圧縮ビデオデータより直流成分のデータをビデオデ
ータとして検出するデータ検出手段を備えるものであ
る。ここで、複数のブロックにそれぞれ対応する圧縮ビ
デオデータをデコード処理してビデオデータを得るデコ
ード手段を有していてもよい。
【0009】各ブロックに対応する圧縮ビデオデータ
は、それぞれ直流(DC)成分および交流(AC)成分
のデータで構成される。そして、直流成分のデータはブ
ロックを構成する複数画素のデータがフィルタ処理によ
って平均化されたものと考えることができ、ビデオデー
タとしての使用が可能である。そのため、データ検出手
段によって、複数のブロックにそれぞれ対応する圧縮ビ
デオデータより直流成分のデータがビデオデータとして
検出される。
【0010】このようにデータ検出手段で検出される直
流成分のデータはブロック単位のビデオデータとなる。
そのため、このビデオデータは例えば子画面用のビデオ
データとして使用される。その場合、親画面用のビデオ
データとしては、例えば複数ブロックにそれぞれ対応す
る圧縮ビデオデータをデコード処理して得られるビデオ
データが使用される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形
態としてのビデオ編集システム200を示している。
【0012】ビデオ編集システム200は、カメラ一体
型のDVCR300と、DVCR400と、テレビモニ
タ500とから構成されている。ここで、DVCR30
0は、ディジタルインタフェース用のコネクタ部300
Tおよびビデオ出力端子300Voを有している。ま
た、DVCR400は、ディジタルインタフェース用の
コネクタ部400T、ビデオ入力端子400Viおよび
ビデオ出力端子400Voを有している。さらに、テレ
ビモニタ500は、ビデオ入力端子500Viを有して
いる。
【0013】この場合、DVCR300のコネクタ部3
00TとDVCR400のコネクタ部400Tとがケー
ブル600によって接続されることでディジタルインタ
フェースを実現している。これにより、2台のDVCR
300,400を使ってディジタルインタフェースでイ
ンサート編集を行うことができる。
【0014】また、DVCR300,400では、それ
ぞれ各フレームのビデオデータがそれぞれ複数のブロッ
クに分割された後にDCT(離散コサイン変換)による
データ圧縮処理が施されて得られた圧縮ビデオデータが
取り扱われる。そして、DVCR400では、一方のD
VCRに係る圧縮ビデオデータのデコード処理が行われ
て第1のビデオデータが得られると共に、他方のDVC
Rに係る圧縮ビデオデータに関しては各ブロックの圧縮
ビデオデータより直流成分のデータが検出されて第2の
ビデオデータが得られる。
【0015】そして、DVCR400では、第1および
第2のビデオデータが処理されて2台のDVCR10
1,102に係る圧縮ビデオデータに対応した画像を同
時にモニタするためのビデオ信号VMONが形成され、こ
のビデオ信号VMONがビデオ出力端子400Voに出力さ
れる。このビデオ信号VMONは、第1のビデオデータに
よる画像を親画面で表示すると共に、第2のビデオデー
タによる画像を子画面で表示するように処理されたビデ
オ信号である。
【0016】このDVCR400のビデオ出力端子40
0Voはケーブル700を介してテレビモニタ500の
ビデオ入力端子500Viに接続される。これにより、
テレビモニタ500には、2台のDVCR300,40
0に係る圧縮ビデオデータに対応する画像が同時に表示
されることとなり、ユーザはそれをモニタ可能となる。
【0017】図2は、カメラ一体型のDVCR300の
構成を示している。
【0018】このDVCR300は、カメラ信号処理部
(図示せず)より供給されるビデオ信号VCAM(輝度信
号、赤色差信号、青色差信号)をディジタルデータに変
換するためのA/D(analog-to-digital)変換器30
1と、このA/D変換器301より出力される各フレー
ムのビデオデータに対してブロック化処理やシャフリン
グ処理を行うと共に、後述するDCT回路303で逆D
CT処理が行われて得られるビデオデータに対して上述
したシャフリング処理とは逆のデシャフリング処理およ
び上述したブロック化処理とは逆のブロック分解処理を
行うためのブロッキング/シャフリング回路302とを
有している。
【0019】ここで、A/D変換器301では、輝度信
号のサンプリング周波数に対して赤色差信号および青色
差信号のサンプリング周波数は1/4とされている。ま
た、ブロッキング/シャフリング回路302におけるブ
ロック化処理では、A/D変換器301より出力される
各フレームのビデオデータ(輝度データY、赤色差デー
タCR、青色差データCB)がDCT(離散コサイン変
換)の基本単位である(8×8)のブロックに分割され
る。
【0020】この場合、上述したようにA/D変換器3
01における輝度信号と色差信号のサンプリング周波数
が異なるために、輝度データYの4ブロックと、色差デ
ータCR,CBの各1ブロックが画面上の同じ位置(面
積)に相当するものとなる。例えば、525/60シス
テムの場合、1フレームのブロック数は、図3に示すよ
うに、水平方向には輝度データYが90ブロック、色差
データCR,CBが22.5ブロックとなり、垂直方向に
は輝度データYが60ブロック、色差データCR,CB
60ブロックとなる。
【0021】そして、上述したように画面上の同じ位置
に相当する輝度データYの4ブロック(Y0〜Y3)と色
差データCR,CBの各1ブロックからなる6ブロックが
1つの処理単位として取り扱われ、この6ブロックはマ
クロブロック(MB)と呼ばれている。図4A,Bは、
525/60システムにおけるマクロブロックの構成を
示している。図4Bは色差データCR,CBのブロック数
が0.5となる端部におけるマクロブロックの構成を示
しており、図4Aはその他の部分におけるマクロブロッ
クの構成を示している。
【0022】ブロッキング/シャフリング回路302に
おけるシャフリング処理では、圧縮ビデオデータの固定
長化が行われる単位である5マクロブロックが、1画面
内から所定のルールでシャフリングされて集められる。
この5マクロブロックはビデオセグメント(バッファリ
ングユニット)と呼ばれる。このようにシャフリング処
理をすることで、各ビデオセグメントの情報量が均一化
され、データ圧縮による歪みを画面内で一様にすること
が可能となる。
【0023】例えば、525/60システムにおいて、
シャフリング処理は以下のように行われる。
【0024】まず、図5に示すように、1画面が、水平
方向にビデオセグメント内のマクロブロック数に分割さ
れ(5分割)、垂直方向に1フレームのデータを記録す
る磁気テープ上のトラック数に分割される(10分
割)。このように分割された1ブロックはスーパーブロ
ックと呼ばれ、各スーバーブロックは27マクロブロッ
クで構成される。
【0025】そして、水平方向に分割された5つの領域
より選択された5つのスーパーブロック内のマクロブロ
ック(No.0)が集められてビデオセグメント(MB
1〜MB5)が構成され、次にその5つのスーパーブロ
ック内のマクロブロック(No.1)が集められてビデ
オセグメントが構成される。同様にして5つのスーパー
ブロック内の全てのマクロブロックによるビデオセグメ
ントの構成が終わったら、次の5つのスーパーブロック
の処理に移る。図5の矢印a〜eは、それぞれ5つのス
ーパーブロックの順序を示している。
【0026】また、図2に戻って、DVCR300は、
ブロッキング/シャフリング回路302でシャフリング
の処理が行われて順次得られる各ビデオセグメントを構
成するブロックに対してDCT処理を行うと共に、後述
する量子化/可変長符号化回路304で逆量子化処理お
よび可変長復号化処理が行われて得られるビデオデータ
に対して上述したDCT処理とは逆の逆DCT処理を行
うためのDCT回路303と、このDCT回路303で
DCT処理されて得られる各ブロックのデータに対して
量子化処理および可変長符号化処理を行うと共に、後述
するパッキング回路305でデパッキング処理されて得
られる各ブロックのデータに対して可変長符号の復号化
処理および上述した量子化処理とは逆の逆量子化処理を
行うための量子化/可変長符号化回路304とを有して
いる。
【0027】ここで、量子化/可変長符号化回路304
における量子化処理では、上述した固定長化が行われる
単位である各ビデオセグメント(5マクロブロック)に
対応した可変長符号化後のデータのビット数(符号量)
がビデオセグメントに与えられたビット数(ターゲット
ビット数)を越えない一番大きなビット数となる量子化
ステップが選択されて量子化処理が行われる。また、量
子化/可変長符号化回路304における可変長符号化処
理では、モディファイド2次元ハフマン符号化が行われ
る。この場合、量子化後の各ブロックの係数がそれぞれ
直流成分のデータからジグザグスキャン走査され、係数
0のランレングスとそれに続く非零係数の値の組に符号
が割り当てられる。
【0028】また、DVCR300は、量子化/可変長
符号化回路304より出力される可変長符号化後の各ビ
デオセグメントに対応するデータに対してパッキング処
理をすると共に、後述するデシャフリング処理回路30
6でシャフリング処理されて得られる各ビデオセグメン
トに対応するデータに対応して上述したパッキング処理
とは逆のデパッキング処理をするためのパッキング回路
305と、このパッキング回路305でパッキング処理
された各マクロブロックのデータに対してデシャフリン
グ処理をすると共に、後述する誤り訂正回路307で誤
り訂正処理された各マクロブロックのデータに対して上
述したデシャフリング処理とは逆のシャフリング処理を
するためのデシャフリング回路306とを有している。
【0029】後述する磁気テープ上の各トラックのビデ
オデータの記録エリアはシンクブロック(SB)と呼ば
れる小単位に分割されており、1トラックのシンクブロ
ック数は135である。なお、上述したように525/
60システムでは1フレームのビデオデータが10トラ
ック(トラック0〜トラック9)に記録されるものであ
り、1フレーム当たりのシンクブロック数は1350と
なり、1フレーム当たりのマクロブロック数と等しくな
る。
【0030】上述したパッキング回路305のパッキン
グ処理では、各ビデオセグメントのデータは5シンクブ
ロックにパッキングされる。図6は、シンクブロックの
構成を示している。シンクブロック長は90バイトであ
り、第0,1バイトにはシンクパターンデータが配さ
れ、第2〜4バイトにはIDコードが配され、第5〜8
1バイトにはビデオデータが配され、第82〜89は誤
り訂正用のパリティが配される。ここで、IDコードは
記録時にデシャフリング回路306で付加され、シンク
パターンデータは記録時に後述する変調回路308で付
加される。
【0031】そして、第5バイトの下位4ビットには、
上述した量子化ステップの情報QNOが配される。この
量子化ステップの情報QNOは逆量子化処理をする際に
使用される。また、第5バイトの上位4ビットには、シ
ンクブロックのエラーの有無を示す情報STAが配され
る。この情報STAは再生時に誤り訂正回路またはデシ
ャフリング回路306で付加される。
【0032】また、第6〜19バイト、第20〜第33
バイト、第34〜47バイト、第48〜61バイトに
は、それぞれマクロブロックを構成する輝度ブロックY
0,Y1,Y2,Y3のデータが配され、第62〜71バイ
ト、第72〜81バイトには、それぞれマクロブロック
を構成する色差ブロックCR,CBのデータが配される。
この場合、あるブロックのデータが上述した所定エリア
に入りきらないときは、同一のシンクブロックの他のブ
ロックの空きエリアに配される。さらに、あるマクロブ
ロックのデータが上述した第6〜第81バイトのエリア
に入りきらないときは、5シンクブロックのうちの他の
シンクブロックの空きエリアに配される。なお、各マク
ロブロックを構成する輝度ブロックY0,Y1,Y2,Y3
および色差ブロックCR,CBは、それぞれ直流(DC)
成分のデータおよび交流(AC)成分のデータで構成さ
れ、直流成分のデータは9ビットで構成されている。
【0033】デシャフリング回路306におけるデシャ
フリング処理では、パッキング回路305で5シンクブ
ロックにパッキング処理された各ビデオセグメントのデ
ータがシンクブロック毎に対応するマクロブロックの元
の画面位置に戻るようにメモリに書き込まれる(図5参
照)。そして、デシャフリング回路306のメモリから
は、各フレームのシンクブロックのデータがトラック0
〜トラック9への記録順に読み出されて出力される。こ
のようにデシャフリング処理をすることで、変速再生時
に同時に再生されるデータが画面上で固まって連続する
ため、画像を見やすくできる。
【0034】また、DVCR300は、デシャフリング
回路306より順次出力されるシンクブロックのデータ
に対して誤り訂正用のパリティの付加処理をすると共
に、後述する変調回路308でディジタル復調処理され
た各シンクブロックのデータに対してパリティを使用し
て誤り訂正処理をするための誤り訂正回路307と、こ
の誤り訂正回路307でパリティが付加された各シンク
ブロックのデータに対してディジタル変調処理をすると
共に、記録/再生アンプ309で増幅された再生データ
に対してディジタル復調処理をする変調回路308とを
有している。
【0035】また、DVCR300は、変調回路308
の出力データを増幅して回転ヘッド装置310を構成す
る回転磁気ヘッドHA,HBに記録データとして供給す
ると共に、磁気テープTより回転磁気ヘッドHA,HB
で再生される再生データを増幅して変調回路308に供
給するための記録/再生アンプ309とを有している。
図7は、磁気テープTのテープフォーマットを示してい
る。上述したように、各フレームのビデオデータは、そ
れぞれ10本のトラック(トラック0〜トラック9)に
記録される。
【0036】また、DVCR300は、ブロッキング/
シャフリング回路302でブロック解除処理されて得ら
れるビデオデータをアナログ信号に変換してビデオ出力
端子300Voに供給するためのD/A(digital-to-an
alog)変換器311を有している。
【0037】また、DVCR300は、記録再生に係る
圧縮ビデオデータ(シンクブロックの第2〜81バイト
に相当するデータ)に対してパケット化処理をすると共
に、そのパケット化の解除処理をするためのパケット化
回路312と、このパケット化回路312でパケット化
されたデータをディジタルインタフェース(例えばIE
EE)の規格にあったシリアルデータに変換してコネク
タ部300Tに供給すると共に、コネクタ部300Tに
供給されるシリアルデータをパラレルデータに変換する
ためのドライバ313とを有している。この場合、パケ
ット化回路312におけるパケット化処理では、6シン
クブロック毎にヘッダや誤り検出用のパリティが付加さ
れて1パケットが形成される。
【0038】次に、図2に示すDVCR300の動作を
説明する。
【0039】まず、カメラ信号処理部より供給されるビ
デオ信号VCAMを記録する場合の動作を説明する。
【0040】ビデオ信号VCAMはA/D変換器301で
ディジタルデータに変換される。このA/D変換器30
1より出力される各フレームのビデオデータはブロッキ
ング/シャフリング回路302でDCTの基本単位であ
るブロックに分割されると共に、6ブロック(Y0
3,CR,CB)で構成されるマクロブロック単位でシ
ャフリング処理されて5マクロブロックで構成されるビ
デオセグメントが順次形成される。
【0041】また、ブロッキング/シャフリング回路3
02で順次得られる各ビデオセグメントのデータはDC
T回路303に供給されてブロック単位でDCT処理が
行われる。そして、このDCT回路303より出力され
る各ブロックのデータが量子化/可変長符号化回路30
4に供給されて量子化処理および可変長符号化処理が行
われ、固定長化の単位となる各ビデオセグメント(5マ
クロブロック)に対応した可変長符号化後のデータのビ
ット数(符号量)がビデオセグメントに与えられたビッ
ト数(ターゲットビット数)を越えない一番大きなビッ
ト数となるように圧縮処理される。
【0042】また、量子化/可変長符号化回路304よ
り出力される可変長符号化後の各ビデオセグメントのデ
ータはパッキング回路305に供給されて5シンクブロ
ックにパッキングされた後に、デシャフリング回路30
6でシンクブロック毎に対応するマクロブロックの元の
画面位置に戻るように処理されて、各フレームのシンク
ブロックのデータがトラック0〜トラック9への記録順
に出力される。
【0043】また、デシャフリング回路306より順次
出力されるシンクブロックのデータは誤り訂正回路30
7に供給されて誤り訂正用のパリティが付加され、さら
に変調回路308でディジタル変調されて記録データが
形成される。そして、この記録データが記録/再生アン
プ309で増幅されて回転磁気ヘッドHA,HBに供給
されて磁気テープT上の記録トラックに記録される。こ
の場合、各フレームのビデオデータは、それぞれ10本
のトラックに記録される(図7参照)。
【0044】また、この記録時には、パッキング回路3
05より出力される各シンクブロックのデータはデシャ
フリング回路306を介してパケット化回路312に供
給されて6シンクブロック毎にヘッダや誤り検出用のパ
リティが付加されて1パケットが形成される。そして、
パケット化回路312でパケット化されたデータがドラ
イバ313でディジタルインタフェースの規格にあった
シリアルデータに変換されてコネクタ部300Tに導出
される。なお、パッキング回路305より出力される各
シンクブロックのデータをデシャフリング回路306を
介してパケット化回路312に供給する理由は、各シン
クブロックのデータにデシャフリング回路306でID
コードを付加するためである。
【0045】また、ケーブル600を介してコネクタ部
300Tに供給されるシリアルデータに係るビデオ信号
を記録する場合の動作を説明する。
【0046】コネクタ部300Tに供給されるシリアル
データは、ドライバ313に供給されてパラレルデータ
に変換された後、パケット化回路312に供給されてパ
ケット分解処理が行われる。そして、パケット化回路3
12の出力データ(パッキング回路305の出力データ
に相当)がデシャフリング回路306に供給される。こ
れにより、コネクタ部300Tに供給されるシリアルデ
ータに係るビデオ信号が磁気テープTに記録される。
【0047】次に、磁気テープTに記録されているビデ
オ信号を再生する場合の動作を説明する。
【0048】磁気テープTより回転磁気ヘッドHA,H
Bで再生されるデータは記録/再生アンプ309で増幅
された後に変調回路308に供給され、この変調回路3
08でディジタル復調された各シンクブロックのデータ
は誤り訂正回路307に供給されて誤り訂正の処理が行
われる。そして、誤り訂正された各マクロブロックのデ
ータはデシャフリング回路306に供給されて記録時の
デシャフリング処理とは逆のシャフリング処理が行わ
れ、5シンクブロックにパッキングされたビデオセグメ
ントのデータが順次得られる。
【0049】また、デシャフリング処理回路306でシ
ャフリング処理されて得られる各ビデオセグメントのデ
ータはパッキング回路305に供給されて記録時のパッ
キング処理とは逆のデパッキング処理が行われる。そし
て、パッキング回路305より出力される各ビデオセグ
メントのデータは量子化/可変長符号化回路304に供
給されて、可変長符号の復号化処理および記録時の量子
化処理とは逆の逆量子化処理が行われ、さらにDCT回
路303に供給されて記録時のDCT処理とは逆の逆D
CT処理が行われる。
【0050】また、DCT回路303より出力される各
マクロブロックのデータはブロッキング/シャフリング
回路302に供給され、記録時のシャフリング処理とは
逆のデシャフリング処理が行われて画面上の元の位置に
戻されると共に、ブロック分解の処理が行われる。そし
て、ブロッキング/シャフリング回路302より出力さ
れるビデオデータはD/A変換器311に供給されてア
ナログ信号に変換される。これにより、ビデオ出力端子
300Voには再生ビデオ信号(輝度信号、赤色差信
号、青色差信号)が得られる。
【0051】また、この再生時には、デシャフリング回
路306より出力される各シンクブロックのデータはパ
ケット化回路312に供給されて6シンクブロック毎に
ヘッダや誤り検出用のパリティが付加されて1パケット
が形成される。そして、パケット化回路312でパケッ
ト化されたデータがドライバ313でディジタルインタ
フェースの規格にあったシリアルデータに変換されてコ
ネクタ部300Tに導出される。
【0052】図8は、DVCR400の構成を示してい
る。
【0053】このDVCR400は、A/D変換器40
1、ブロッキング/シャフリング回路402、DCT回
路403、量子化/可変長符号化回路404、パッキン
グ回路405、デシャフリング回路406、誤り訂正回
路407、変調回路408、記録/再生アンプ409、
回転ヘッド装置410、パケット化回路412およびド
ライバ413を有している。
【0054】これら各回路は上述したDVCR300の
A/D変換器301、ブロッキング/シャフリング回路
302、DCT回路303、量子化/可変長符号化回路
304、パッキング回路305、デシャフリング回路3
06、誤り訂正回路307、変調回路308、記録/再
生アンプ309、回転ヘッド装置310、パケット化回
路312およびドライバ313に対応したものであり、
詳細説明は省略する。
【0055】なお、A/D変換器401ではビデオ入力
端子400Viに供給されるビデオ信号がディジタルデ
ータに変換される。また、ドライバ413で変換されて
得られるシリアルデータはコネクタ部400Tに供給さ
れると共に、ケーブル600を介してコネクタ部400
に供給されるシリアルデータはドライバ413に供給さ
れてパラレルデータに変換される。
【0056】また、DVCR400は、圧縮ビデオデー
タとしてのシンクブロックのデータ(図6の第6〜第8
1バイトのデータ)より各ブロックの直流成分のデータ
をビデオデータとして検出するためのDCデータ検出回
路421と、このDCデータ検出回路421で検出され
た各ブロックの直流成分のデータを表示位置に対応して
書き込むためのメモリ422と、このメモリ422に対
する書き込みおよび読み出しの動作を制御するためのメ
モリ制御回路423とを有している。
【0057】ここで、DCデータ検出回路421で検出
される直流成分のデータはブロックを構成する複数画素
のデータがフィルタ処理によって平均化されたものと考
えることができ、ブロック単位のビデオデータとなる。
図6に示すように各ブロックY0〜Y3,CR,CBの直流
成分のデータは9ビットで構成されるが、上位8ビット
のみを使用するようにすれば、各ブロックの直流成分の
データを1バイトデータとして扱うことができ、回路を
簡略化できる。
【0058】この場合、図1に示すようなビデオ編集シ
ステム200が構成される場合、DCデータ検出回路4
21には、DVCR300に係るシンクブロックのデー
タ、すなわちコネクタ部400Tに供給されるシリアル
データに係るシンクブロックのデータ、あるいはDVC
R400に係るシンクブロックのデータが供給される。
【0059】例えば、量子化/可変長符号化回路40
4、DCT回路403等でDVCR300で再生される
シンクブロックのデータがデコード処理され、ブロッキ
ング/シャフリング回路402からDVCR300で再
生されるビデオデータが出力される場合、DCデータ検
出回路421にはDVCR400で再生されるシンクブ
ロックのデータが供給されて直流成分のデータが検出さ
れる。
【0060】一方、量子化/可変長符号化回路404、
DCT回路403等でDVCR400で再生されるシン
クブロックのデータがデコード処理され、ブロッキング
/シャフリング回路402からDVCR400で再生さ
れるビデオデータが出力される場合、DCデータ検出回
路421にはDVCR300で再生されるシンクブロッ
クのデータが供給されて直流成分のデータが検出され
る。
【0061】また、DVCR400は、ブロッキング/
シャフリング回路402より出力されるビデオデータに
対してメモリ422より子画面の表示タイミングに合わ
せて読み出されるビデオデータを挿入するためのデータ
セレクタ424と、このデータセレクタ424より出力
されるビデオデータをアナログ信号に変換するためのD
/A変換器425とを有している。
【0062】次に、図8に示すDVCR400の動作を
説明する。
【0063】まず、ビデオ入力端子400Viに供給さ
れるビデオ信号(輝度信号、赤色差信号、青色差信号)
を記録する場合の動作を説明する。
【0064】ビデオ信号はA/D変換器401でディジ
タルデータに変換される。このA/D変換器401より
出力される各フレームのビデオデータはブロッキング/
シャフリング回路402でDCTの基本単位であるブロ
ックに分割されると共に、6ブロック(Y0〜Y3
R,CB)で構成されるマクロブロック単位でシャフリ
ング処理されて5マクロブロックで構成されるビデオセ
グメントが順次形成される。
【0065】また、ブロッキング/シャフリング回路4
02で順次得られる各ビデオセグメントはDCT回路4
03に供給されてブロック単位でDCT処理が行われ
る。そして、このDCT回路403より出力される各ブ
ロックのデータが量子化/可変長符号化回路404に供
給されて量子化処理および可変長符号化処理が行われ、
固定長化の単位となる各ビデオセグメント(5マクロブ
ロック)に対応した可変長符号化後のデータのビット数
(符号量)がビデオセグメントに与えられたビット数
(ターゲットビット数)を越えない一番大きなビット数
となるように圧縮処理される。
【0066】また、量子化/可変長符号化回路404よ
り出力される可変長符号化後の各ビデオセグメントのデ
ータはパッキング回路405に供給されて5シンクブロ
ックにパッキングされた後に、デシャフリング回路40
6でシンクブロック毎に対応するマクロブロックの元の
画面位置に戻るように処理されて、各フレームのシンク
ブロックのデータがトラック0〜トラック9への記録順
に出力される。
【0067】また、デシャフリング回路406より順次
出力されるシンクブロックのデータは誤り訂正回路40
7に供給されて誤り訂正用のパリティが付加され、さら
に変調回路408でディジタル変調されて記録データが
形成される。そして、この記録データが記録/再生アン
プ409で増幅されて回転磁気ヘッドHA,HBに供給
されて磁気テープT上の記録トラックに記録される。こ
の場合、各フレームのビデオデータは、それぞれ10本
のトラックに記録される(図7参照)。
【0068】また、この記録時には、パッキング回路4
05より出力される各シンクブロックのデータはデシャ
フリング回路406を介してパケット化回路412に供
給されて6シンクブロック毎にヘッダや誤り検出用のパ
リティが付加されて1パケットが形成される。そして、
パケット化回路412でパケット化されたデータがドラ
イバ413でディジタルインタフェースの規格にあった
シリアルデータに変換されてコネクタ部400Tに導出
される。なお、パッキング回路405より出力される各
シンクブロックのデータをデシャフリング回路406を
介してパケット化回路412に供給する理由は、各シン
クブロックのデータにデシャフリング回路406でID
コードを付加するためである。
【0069】また、ケーブル600を介してコネクタ部
400Tに供給されるシリアルデータに係るビデオ信号
を記録する場合の動作を説明する。
【0070】コネクタ部400Tに供給されるシリアル
データは、ドライバ413に供給されてパラレルデータ
に変換された後、パケット化回路412に供給されてパ
ケット分解処理が行われる。そして、パケット化回路4
12の出力データ(パッキング回路405の出力データ
に相当)がデシャフリング回路406に供給される。こ
れにより、コネクタ部400Tに供給されるシリアルデ
ータに係るビデオ信号が磁気テープTに記録される。
【0071】次に、磁気テープTに記録されているビデ
オ信号を再生する場合の動作を説明する。
【0072】磁気テープTより回転磁気ヘッドHA,H
Bで再生されるデータは記録/再生アンプ409で増幅
された後に変調回路408に供給され、この変調回路4
08でディジタル復調された各シンクブロックのデータ
は誤り訂正回路407に供給されて誤り訂正の処理が行
われる。そして、誤り訂正された各マクロブロックのデ
ータはデシャフリング回路406に供給されて記録時の
デシャフリング処理とは逆のシャフリング処理が行わ
れ、5シンクブロックにパッキングされたビデオセグメ
ントのデータが順次得られる。
【0073】また、デシャフリング処理回路406でシ
ャフリング処理されて得られる各ビデオセグメントのデ
ータはパッキング回路405に供給されて記録時のパッ
キング処理とは逆のデパッキング処理が行われる。そし
て、パッキング回路405より出力される各ビデオセグ
メントのデータは量子化/可変長符号化回路404に供
給されて、可変長符号の復号化処理および記録時の量子
化処理とは逆の逆量子化処理が行われ、さらにDCT回
路403に供給されて記録時のDCT処理とは逆の逆D
CT処理が行われる。
【0074】また、DCT回路403より出力される各
マクロブロックのデータはブロッキング/シャフリング
回路402に供給され、記録時のシャフリング処理とは
逆のデシャフリング処理が行われて画面上の元の位置に
戻されると共に、ブロック分解の処理が行われる。そし
て、ブロッキング/シャフリング回路402より出力さ
れるビデオデータはデータセレクタ424を介してD/
A変換器425に供給されてアナログ信号に変換され
る。これにより、ビデオ出力端子400Voには再生ビ
デオ信号(輝度信号、赤色差信号、青色差信号)が得ら
れる。
【0075】また、この再生時には、デシャフリング回
路406より出力される各シンクブロックのデータはパ
ケット化回路412に供給されて6シンクブロック毎に
ヘッダや誤り検出用のパリティが付加されて1パケット
が形成される。そして、パケット化回路412でパケッ
ト化されたデータがドライバ413でディジタルインタ
フェースの規格にあったシリアルデータに変換されてコ
ネクタ部400Tに導出される。
【0076】次に、図1に示すようなビデオ編集システ
ム200が構成される場合の動作を説明する。
【0077】DVCR300,400の双方が再生状態
にある場合について説明する。DVCR300の方が後
に再生状態になったとする。この場合、パケット化回路
412より出力されるDVCR300で再生されるシン
クブロックのデータが量子化/可変長符号化回路40
4、DCT回路403等でデコード処理され、ブロッキ
ング/シャフリング回路402からはDVCR300で
再生される圧縮ビデオデータに対応するビデオデータが
出力される。
【0078】またこの場合、デシャフリング回路406
より出力されるDVCR400で再生されるシンクブロ
ックのデータがDCデータ検出回路421に供給されて
直流成分のデータが検出される。そして、DCデータ検
出回路421で検出された直流成分のデータがメモリ制
御回路423の制御で表示位置に対応してメモリ422
に書き込まれた後に子画面の表示タイミングに合わせて
読み出される。
【0079】そのため、データセレクタ424からはD
VCR300で再生される圧縮ビデオデータに対応する
ビデオデータに対してDVCR400で再生される圧縮
ビデオデータに対応するビデオデータが挿入されたビデ
オデータが出力され、ビデオ出力端子400VoにはD
VCR300,400で再生される圧縮ビデオデータに
対応した画像を同時にモニタするためのビデオ信号VMO
Nが導出される。このビデオ信号VMONによれば、DVC
R300で再生される圧縮ビデオデータに対応した画像
は親画面として表示され、DVCR400で再生される
圧縮ビデオデータに対応した画像は子画面として表示さ
れる。
【0080】なお、DVCR400の方が後に再生状態
となったときは、上述とは逆にデータセレクタ424か
らはDVCR400で再生される圧縮ビデオデータに対
応するビデオデータに対してDVCR300で再生され
る圧縮ビデオデータに対応するビデオデータが挿入され
たビデオデータが出力され、ビデオ出力端子400Vo
にはDVCR300,400で再生される圧縮ビデオデ
ータに対応した画像を同時にモニタするためのビデオ信
号VMONが導出される。このビデオ信号VMONによれば、
DVCR400で再生される圧縮ビデオデータに対応し
た画像が親画面として表示され、DVCR300で再生
される圧縮ビデオデータに対応した画像が子画面として
表示される。
【0081】次に、インサート編集を実行する場合の動
作を説明する。この場合、再生側で再生されるシンクブ
ロックのデータが量子化/可変長符号化回路404、D
CT回路403等でデコード処理され、ブロッキング/
シャフリング回路402からは再生側で再生される圧縮
ビデオデータに対応するビデオデータが出力される。
【0082】またこの場合、記録側で再生されるインサ
ートイン点の1フレーム分のシンクブロックのデータよ
りDCデータ検出回路421で直流成分のデータがビデ
オデータとして検出され、制御回路423の制御でメモ
リ422に表示位置に対応して書き込まれ、そのビデオ
データが繰り返し読み出される。
【0083】そのため、データセレクタ424からは再
生側で再生される圧縮ビデオデータに対応するビデオデ
ータに対して記録側のインサートイン点の圧縮ビデオデ
ータに対応する静止画ビデオデータが挿入されたビデオ
データが出力され、ビデオ出力端子400Voには再生
側および記録側に係る圧縮ビデオデータに対応した画像
を同時にモニタするためのビデオ信号VMONが導出され
る。このビデオ信号VMONによれば、再生側で再生され
る圧縮ビデオデータに対応した画像が親画面として表示
され、記録側のインサートイン点の静止画像が子画面と
して表示される。
【0084】このように本実施の形態においては、DV
CR400では、直交変換としてのDCT(離散コサイ
ン変換)による圧縮処理が施されて得られた各ブロック
の圧縮ビデオデータより直流成分をビデオデータとして
検出し、それによる画像を子画面として表示するように
したものであり、パッキング回路405、量子化/可変
長符号化回路404、DCT回路403、ブロッキング
/シャッフリング回路402等の圧縮ビデオデータのデ
コード回路を1チャネル分削減でき、DVCR400の
回路を大幅に削減できる。
【0085】なお、上述実施の形態においては、DCT
による圧縮処理が施されるものを示したが、この発明は
その他の直交変換による圧縮処理が施されるものにも同
様に適用できる。その場合にも、圧縮処理して得られた
各ブロックの圧縮ビデオデータより直流成分のデータを
ビデオデータとして検出できる。また、上述実施の形態
において、DVCR300,400は、525/60シ
ステムのビデオ信号を取り扱うものであるが、625/
50システム等その他のビデオ信号を取り扱うビデオ機
器にも同様に適用できる。
【0086】
【発明の効果】この発明によれば、直交変換による圧縮
処理が施されて得られた各ブロックの圧縮ビデオデータ
より直流成分のデータをビデオデータとして検出するも
のであり、その圧縮ビデオデータに対応する画像をモニ
タする際に大幅な回路削減を実現できる。また、圧縮ビ
デオデータをデコード処理してビデオデータを得るデコ
ード手段を有することで、2チャネルの圧縮ビデオデー
タに対応する画像を同時にモニタできる。この場合、例
えばデコード手段で得られるビデオデータが親画面用の
ビデオデータとなり、上述した直流成分のデータでなる
ビデオデータが子画面用のビデオデータとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのビデオ編集システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】カメラ一体型のDVCRの構成を示すブロック
図である。
【図3】525/60システムの場合の1フレームのブ
ロックの数を説明するための図である。
【図4】マクロブロックを説明するための図である。
【図5】シャフリング処理を説明するための図である。
【図6】シンクブロックの構成を説明するための図であ
る。
【図7】テープフォーマットを示す図である。
【図8】DVCRの構成を示すブロック図である。
【図9】ビデオ編集システムの構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
200・・・ビデオ編集システム、300・・・カメラ
一体型のDVCR、300T,400T・・・コネクタ
部、302,402・・・ブロッキング/シャフリング
回路、303,403・・・DCT回路、304,40
4・・・量子化/可変長符号化回路、305,405・
・・パッキング回路、306,406・・・デシャフリ
ング回路、307,407・・・誤り訂正回路、30
8,408・・・変調回路、310,410・・・回転
ヘッド装置、312,412・・・パケット化回路、4
00・・・DVCR、421・・・DCデータ検出回
路、422・・・メモリ、423・・・メモリ制御回
路、424・・・データセレクタ、500・・・テレビ
モニタ、600,700・・・ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各フレームのビデオデータがそれぞれ複
    数のブロックに分割された後に直交変換によるデータ圧
    縮処理が施されて得られた圧縮ビデオデータを取り扱う
    ビデオ機器において、 上記複数のブロックにそれぞれ対応する上記圧縮ビデオ
    データより直流成分のデータをビデオデータとして検出
    するデータ検出手段を備えることを特徴とするビデオ機
    器。
  2. 【請求項2】 上記複数のブロックにそれぞれ対応する
    上記圧縮ビデオデータをデコード処理してビデオデータ
    を得るデコード手段を有することを特徴とする請求項1
    に記載のビデオ機器。
  3. 【請求項3】 上記直交変換は離散コサイン変換である
    ことを特徴とする請求項1に記載のビデオ機器。
JP1609096A 1996-01-31 1996-01-31 ビデオ機器 Pending JPH09214887A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000062541A1 (en) * 1999-04-08 2000-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital video signal recorder/reproducer and transmitter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000062541A1 (en) * 1999-04-08 2000-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital video signal recorder/reproducer and transmitter
US6804457B1 (en) 1999-04-08 2004-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital video signal recorder/reproducer and transmitter

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