JPH09214675A - 画像読取装置及び光源ユニット - Google Patents

画像読取装置及び光源ユニット

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JPH09214675A
JPH09214675A JP8022487A JP2248796A JPH09214675A JP H09214675 A JPH09214675 A JP H09214675A JP 8022487 A JP8022487 A JP 8022487A JP 2248796 A JP2248796 A JP 2248796A JP H09214675 A JPH09214675 A JP H09214675A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品位な画像読み取りを行える画像読取装置
を提供する。 【解決手段】 LEDランプ1,2から照射された光を
導光する導光体3の両端に発光効率の同じグループのL
EDランプを抽出し、配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばファクシミ
リやスキャナ等に用いられる画像読取装置及びその照明
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からファクシミリ装置や電子複写機
のような、文書、書籍などの画像情報を電気的に取り込
んで処理する画像読取装置の原稿照明用光源として、図
40に示すようなLEDチップを用いたものが広く用い
られている。
【0003】LED基板50上に配置された複数のLE
Dチップ60から照射された光は、原稿10を照射す
る。そして、原稿からの反射光は等倍光学系11により
センサ基板14に配置されたセンサ12上に結像され画
像信号に変換される。
【0004】このような照明装置は、画像情報のモノク
ロ読み取りを目的としたもので、赤なら赤の発光波長の
LEDチップだけ、緑なら緑の発光波長のLEDチップ
だけを複数個同一基板に実装したLEDアレイと呼ばれ
るものが用いられてきた。このタイプの光源は、LED
チップを画像読み取り幅(A4サイズなら216mm、
B4なら256mm)程度の長さに亘って照明ムラを生
じないだけの十分に細かいピッチで(通常10mm以
下)複数個(通常20個以上)並べた構造となってい
る。
【0005】また近年では、パーソナルコンピュータの
普及により、画像情報をイメージスキャナで一旦コンピ
ュータに取り込んで、カラーディスプレイに表示して処
理するという使い方が増えてきている。。さらに、イン
クジェットプリンタのように手軽にカラー画像を出力で
きる安価な装置も普及してきている。この結果、画像情
報をカラー画像として取り込むことが必須の条件となり
つつある。
【0006】これら画像情報をカラー画像として取り込
みカラー画像読取装置における照明装置としては、従来
は、蛍光管等の放電管が主に用いられてきた。これは、
画像のカラー読み取りのためには白色の光源か、赤色、
青色、緑色の三色の光源が必要である。最も簡単に白色
の光源、あるいは三色の光源を得るためには、蛍光管等
の放電管を用いればよい。しかし、大きさ、コスト、消
費電力等の点では、モノクロ読み取り用に多く用いられ
ているLEDの方が有利である。
【0007】画像のカラー読み取りをLEDを光源とし
て実現するためには、赤色、青色、緑色の三色のLED
が必要である。赤色LED、緑LEDは、従来から比較
的高輝度のものが実用化されていたが、青色LEDはは
るかに暗いものしかなく、これがLEDを光源としたカ
ラー読み取りを実用化するのを妨げていた。しかし、青
色LEDに関しても飛躍的に高輝度のものが近年開発さ
れている。
【0008】LEDを用いて画像読取装置に必要な線状
の照明を得るには、LEDチップを多数並べてLEDア
レイとするほかに、図41に示すように特殊な光学部材
を用いて少数のLEDから発せられた光束を線状に展開
する方法が提案されている。このような光源を図42に
詳細に示す。図42において、LEDチップを金属製の
リード上にボンディングし、その部分を透明な樹脂でレ
ンズ状に封止して作ったLEDランプ1から発せられた
光は、断面が円形である例えばアクリル樹脂等の透光性
部材でつくられた導光体3を伝播する光束は、反射領域
5により反射、散乱され、導光体3の外側に取り出され
る。ここで反射領域5は、導光体3の表面を微小な鋸歯
状の形状とすることで形成されている。
【0009】導光体3の入射面側と反対側の終端部に
は、反射面6が設けられている。この反射面6は、導光
体3自身の終端部の表面にアルミ等の金属を蒸着した
り、或は、光拡散反射性の塗料を塗布することで構成さ
れるが、別部材として設ける場合もある。
【0010】このような構成によりLEDランプ1より
発せられ、導光体3の入射面4より導光体3内に入射さ
れた光束Lは、導光体3の内面で反射を繰り返してその
内部を伝播し、入射面4の反対側の面まで到達し、そこ
でまた反射されて導光体3の内部を伝播する。そして反
射を繰り返す内に上記反射領域5に光が入射されると、
光束はそこで反射され、領域5と対向する側を射出面と
して外部に光を射出する。
【0011】図43は、図42に示した構成をカラーに
応用したものである。図43において、LEDチップ1
は、お互いに異なる発光波長を有する複数のLEDチッ
プを金属製のリードの上にボンディングし、その部分を
透明な樹脂でレンズ状に封止されている。このLEDラ
ンプ1の拡大図を図44(a),(b)に示す。図4
(a)に示したそれぞれの発光波長の異なる赤色
(R)、緑色(G)、青色(B)の発光波長のLEDチ
ップ1a,1b,1cを内蔵するタイプ2は、フルカラ
ー読み取りに対応しており、必ずしもフルカラー読み取
りが必要でなく、単に赤色の印鑑や朱書き等を区別すれ
ば良いような場合には、図46(b)に示したタイプ1
を用いればよい。このような方法を用いれば、少数のL
EDランプを用いて、十分長い有効長を均一に照明する
ことができる。高価な高輝度青色LEDを用いても、多
数のLEDを用いたものに比べて、安価なカラー画像読
み取り光源を構成することが可能となる。
【0012】しかしながら、このように導光体の片側の
端面のみに光源を設ける方法では、図45に示すように
光源のある端面側が明るく、反射面のあるもう一つの端
面側はそれに比べて暗くなりやすい。このため照明ムラ
が大きくなる傾向がある。また、光源が片側の端面にし
か設けられないために、全体の光量を大きくできないと
いう欠点がある。このような欠点を解消するためには、
図46に示したようにLEDランプを導光体の両端に設
ける方法があり、LEDランプの数が多い分だけ、より
多くの光量を得ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように光源を導光体の両端に設けた場合、光源を導光
体の片側に設ける方法では生じなかった問題が生じる。
光源を導光体の片側のみに設ける方法では、照明ムラの
形状は導光体の形状や光源の位置、受光面の位置等の幾
何学的条件でほぼ決まってしまい、光源の発光量には依
存しない。しかし光源を導光体の両端に設けた場合は、
図47に示したように両端の光源の発光量のバランスに
よって照明ムラの形状が変化してしまうという問題があ
る。
【0014】両端にLEDランプを設けた図46のカラ
ー読み取り用光源の場合、R,G,Bのそれぞれの色の
照明ムラを少なくするためには、R,G,B各色におい
て、両端のLEDチップから発する光量が等しいことが
望ましい。そのためには、LEDチップに流す電流値を
両端の各色のLEDチップそれぞれに対して個別に調整
し、それらの発光量を合わせるという非常に繁雑な作業
を行う必要があり、生産性を低下させていた。また、図
48に示すように調整のための機構(例えば可変抵抗
器)が両端のR,G,Bの分、すなわち6セット必要と
なり、コストアップにつながるという問題があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、請求項1に記載の画
像読取装置では、複数の光源と、前記複数の光源を両端
部に有し光源から発せられた光を導光することで被写体
を照射する導光手段と、前記導光手段により照射された
被写体からの光を画像信号に変換する光電変換手段とを
有し、異なる発光特性を有する複数の光源のなかから発
光特性の近似した光源を抽出し、前記導光手段の両端部
にそれぞれ抽出された光源を配置することにより前記被
写体の照射状態を均一化したことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段の両端部にそ
れぞれ略同一の発光効率を有する光源を配置したことを
特徴とする。
【0017】請求項3に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段の両端部にそ
れぞれ略同一の発光量を有する光源を配置したことを特
徴とする。
【0018】請求項4に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段の両端部に配
置した光源を直列に接続したことを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の画像読取装置では、請求
項4に記載の装置において、前記直列に接続した光源を
同じ電源に接続したことを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の画像読取装置では、請求
項5に記載の装置において、前記同じ電源に接続した光
源を同じ抵抗に接続したことを特徴とする。
【0021】請求項7に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段を光透過性樹
脂で形成したことを特徴とする。
【0022】請求項8に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記複数の光源を、複数の
異なる分光特性を有するものから構成したことを特徴と
する。
【0023】請求項9に記載の画像読取装置では、請求
項8に記載の装置において、前記導光手段の両端部にそ
れぞれ異なる分光特性を有する光源を複数配置したこと
を特徴とする。
【0024】請求項10に記載の画像読取装置では、請
求項8または9に記載の装置において、前記導光手段の
両端部において同じ分光特性を有する光源どうしが略同
一の発光効率を有するように配置したことを特徴とす
る。
【0025】請求項11に記載の画像読取装置では、請
求項8乃至10に記載の装置において、前記同じ分光特
性を有する光源は、同時に点灯可能にしたことを特徴と
する。
【0026】請求項12に記載の画像読取装置では、請
求項8乃至10に記載の装置において、前記異なる分光
特性を有する複数の光源は、各々独立して点灯可能とし
たことを特徴とする。
【0027】請求項13に記載の画像読取装置では、請
求項12に記載の装置において、前記異なる分光特性を
有する複数の光源を順次点灯可能にしたことを特徴とす
る。
【0028】請求項14に記載の画像読取装置では、請
求項8乃至13に記載の装置において、前記複数の光源
は、赤、緑、青の分光特性を有する光源を含むことを特
徴とする。
【0029】請求項15に記載の画像読取装置では、請
求項1乃至14に記載の装置において、前記複数の光源
は、LEDを含むことを特徴とする。
【0030】請求項16に記載の画像読取装置では、請
求項1乃至15において、前記導光手段は、前記被写体
をライン状に照射し、前記光電変換手段は、ラインセン
サであることを特徴とする。
【0031】請求項17に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、複数の光源と、前記複数の光源
を両端部に有し光源から発せられた光を導光することで
被写体を照射する導光手段とを有し、異なる発光特性を
有する複数の光源のなかから発光特性の近似した光源を
抽出し、前記導光手段の両端部にそれぞれ抽出された光
源を配置することにより前記被写体の照射状態を均一化
したことを特徴とする。
【0032】請求項18に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部にそれぞれ略同一の
発光効率を有する光源を配置したことを特徴とする。
【0033】請求項19に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部にそれぞれ略同一の
発光量を有する光源を配置したことを特徴とする。
【0034】請求項20に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部に配置した光源を直
列に接続したことを特徴とする。
【0035】請求項21に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項20に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記直列に接続した光源を同じ電源に接続
したことを特徴とする。
【0036】請求項22に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項21に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記同じ電源に接続した光源を同じ抵抗に
接続したことを特徴とする。
【0037】請求項23に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段を光透過性樹脂で形成したこ
とを特徴とする。
【0038】請求項24に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記複数の光源を、複数の異なる分光特性
を有するものから構成したことを特徴とする。
【0039】請求項25に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部にそれぞれ異なる分
光特性を有する光源を複数配置したことを特徴とする。
【0040】請求項26に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24または25に記載の
光源ユニットにおいて、前記導光手段の両端部において
同じ分光特性を有する光源どうしが略同一の発光効率を
有するように配置したことを特徴とする。
【0041】請求項27に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24乃至26に記載の光
源ユニットにおいて、前記同じ分光特性を有する光源
は、同時に点灯可能にしたことを特徴とする。
【0042】請求項28に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24乃至26に記載の光
源ユニットにおいて、前記異なる分光特性を有する複数
の光源は、各々独立して点灯可能としたことを特徴とす
る。
【0043】請求項29に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項28に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記異なる分光特性を有する複数の光源を
順次点灯可能にしたことを特徴とする。
【0044】請求項30に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24乃至29に記載の光
源ユニットにおいて、前記複数の光源は、赤、緑、青の
分光特性を有する光源を含むことを特徴とする。
【0045】請求項31に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17乃至30に記載の光
源ユニットにおいて、前記複数の光源は、LEDを含む
ことを特徴とする。
【0046】請求項32に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17乃至31において、
前記導光手段は、前記被写体をライン状に照射すること
を特徴とする。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を実施
した実施の形態について説明する。
【0048】《第1の実施の形態》図1に本発明の第1
の実施の形態における画像読取装置の構成図を示す。図
1において、光源ユニットを構成するLEDランプ1,
2から照射され導光体3により導光され反射した光9が
原稿10をライン状に照射する。原稿10からの反射光
は、等倍光学系11により基板13上に形成されたライ
ンセンサ12上に結像され、画像信号に変換される。
【0049】次に図2に、図1に示した画像読取装置に
用いられる光源ユニットの構成を説明する。
【0050】図2において、お互いに異なる発光波長を
有する複数のLEDチップを金属製のリード上にボンデ
ィングし、その部分を透明な樹脂でレンズ状に封止して
ひとつのユニットとしたLEDランプ1,2が、導光体
3の両端にそれぞれ1個設けられている。
【0051】導光体3は、断面が円形で、例えばアクリ
ル樹脂等の透光性部材でつくられており、LEDランプ
1または2から発せられた光束が導光体3に入射する入
射面41,42、導光体3を伝播する光束を反射・散乱
し導光体3の外側に取り出すための反射領域5を有して
いる。この反射領域5は、本実施の形態では、透光性部
材3の表面を微小な鋸歯状の形状として、さらにその上
にアルミの蒸着を行うことで形成される。
【0052】LEDランプ1及び2より発せられ、導光
体3の入射面41及び42より導光体3内に入射された
光束は、導光体3の内面で反射を繰り返してその内部を
伝播する。そして、反射を繰り返すうちに上記反射領域
5に入射すると光束はそこで反射し、該領域5と対向す
る側を射出面として外部に光を射出する。
【0053】次に、LEDランプ1の拡大図を図3に示
す。発光波長の異なる赤色R、緑色G、青色Bの発光波
長のLEDチップ1a,1b,1c及び2a,2b,2
cが設けられている。本実施の形態においては、導光体
3の異なる端部に配された各々の発光波長の光源である
LEDチップ1a,1b,1c及び2a,2b,2c
は、同じ発光波長の光源どうし、すなわち赤色LEDチ
ップ1aと2a、緑色LEDチップ1bと2b、青色L
EDチップ1cと2cが、それぞれお互いに近接した発
光効率を有するように構成されている。これについて
は、後で詳述する。
【0054】図4は、本実施の形態における各LEDチ
ップの結線図である。図中LEDチップ1a,1b,1
c及び2a,2b,2cは、それぞれ図3に示したLE
Dチップと同じである。ここで、導光体3の異なる端部
に配された同じ発光波長の光源どうし、すなわち1aと
2a、1bと2b、1cと2cは、互いに直列に接続さ
れており、さらにそれぞれに可変抵抗VRa,VRb,
VRcが直列に挿入されている。また、異なる発光波長
の光源どうし、すなわち1a,2aと1b,2b、1
b,2bと1c,2c、1c,2cと1a,2aは、そ
れぞれ互いに並列に接続されている。
【0055】このように同じ発光波長の光源どうしが直
列に接続されているために、電源Sに接続されたときに
1aと2aには電流Iaが、1bと2bには電流Ib
が、1cと2cには電流Icがそれぞれ流れるようにな
っている。また、1aと2a、1bと2b、1cと2c
がそれぞれお互いに近接した発光効率を有するように構
成されているため、ほぼ同じ発光量で発光する。
【0056】この結果、それぞれの発光波長での照度分
布は、とくに調整を行わなくともほぼ均一となる。ま
た、図4のように異なる発光波長の光源どうしが互いに
並列に接続されているために、各発光波長での照度レベ
ルを独立に調整することが可能になっている。図5のグ
ラフの破線と実線で示したように、例えば赤色LEDの
照度レベルを可変抵抗により調整できる。さらに、図6
に示すように直列に接続される同一の発光波長を有する
光源の数は、各端部に複数設けてもよい。
【0057】以上のように構成したことで、各色ごとの
照度分布の調整を行う必要がなく、単に照度レベルのみ
を調整すればよくなった。このため調整作業が簡単にな
り、生産性を向上させることができた。また、従来の半
分の3個の可変抵抗で適切な照度レベルを得ることがで
きた。そして、可変抵抗の個数を減らしたことにより構
成を簡単にでき、コストを低く抑えることができた。
【0058】また、LEDチップの結線は、図7のよう
にしてもよい。図中LEDチップ1a,1b,1c及び
2a,2b,2cは図3に示したものと同じである。導
光体3の異なる端部に配された同じ発光波長の光源どう
し、すなわち赤色LEDチップ1aと2a、緑色LED
チップ1bと2b、青色LEDチップ1cと2cは、各
光源に直列に挿入された抵抗R1a,R2a,R1b,
R2b,R1c,R2cを介して並列にそれぞれの発光
波長毎に定電圧源であるレギュレータREGa,REG
b,REGcに接続されている。ここで抵抗R1aとR
2a、R1bとR2b、R1cとR2cは、それぞれお
互いに略同一の大きさの抵抗値を持つ。また、各レギュ
レータREGa,REGb,REGcには、それぞれ可
変抵抗VRa,VRb,VRcが接続されている。
【0059】このようにLEDチップ1aと2a、1b
と2b、1cと2cには、それぞれ略同一の抵抗値を有
する抵抗が直列に接続されているために、電源Sに接続
されたとき、1aと2aには略等しい電流I1aとI2
aが、1bと2bには略等しい電流I1bとI2bが、
1cと2cには、略等しい電流I1cとI2cが流れ
る。また、同じ発光波長を有するLEDチップ1aと2
a、1bと2b、1cと2cがそれぞれお互いに近接し
た発光効率を有するように構成されているため、それぞ
れほぼ同じ発光量で発光する。
【0060】この結果、それぞれの発光波長での照度分
布は、とくに調整を行わなくてもほぼ均一となる。ま
た、各レギュレータに接続された可変抵抗を変化させる
と、各発光波長での照度レベルを独立に調整することが
できる。さらに、図8に示すように各発光波長を有する
光源の数は、導光体3の両端でそれぞれ複数設けてもよ
い。
【0061】このように構成することで、照度分布は調
整を行わなくても均一であるため、単に照度レベルのみ
を3個の可変抵抗で調整することで均一な照度分布と適
切な照度レベルを得ることができた。また、定電圧手段
であるレギュレータを介して電源に接続されているた
め、電源電圧の変動があっても照度レベルは変動しない
という利点がある。
【0062】次に、導光体3の異なる端部に配された同
じ発光効率の光源どうし、すなわち赤色LED1aと2
a、緑色LED1bと2b、青色LED1cと2cをそ
れぞれお互いに近接した発光効率を有するように構成す
る方法を説明する。
【0063】図2のようなLEDランプ1を制作する工
程を図9から図15に示す。まず、図9のようなLED
チップを実装する支持台となる金属フレーム101を用
意し、図10に示すようにこのフレーム上に第1の発光
波長(例えばR)のLEDチップ101aを実装する。
同様に、図11のように第2の発光波長(例えばG)の
LEDチップ101bを実装し、さらに図12のように
第3の発光波長(例えばB)のLEDチップ101cを
実装する。そして図13のようにこれらのLEDチップ
にワイヤボンディングを施し、図14のようにチップ上
にレンズ状の樹脂を形成し、図15のようにひとつひと
つのLEDランプに切り離すことで完成する。
【0064】つぎに導光体3の異なる端部に配された同
じ発光波長の光源どうしをそれぞれお互いに近接した発
光効率を有するように構成するには、このようにしてで
き上がったLEDランプ1個1個について、第1の発光
波長のLEDチップのみを発光させてその発光効率を測
定する。
【0065】発光効率の測定は、LEDチップが所謂ダ
イオード特性を持ち、立ち上がり電圧Vfが比較的ばら
つかないことを利用して、一定電流を流したときの発光
量の測定で代用することができる。
【0066】そして、このようにして測定した発光効率
にしたがってその発光波長におけるランクを決定する。
例えば、第1の発光波長においては、発光効率3.1%
から2.7%はAランク、発光効率2.6%から2.3
%はBランク、発光効率2.2%から1.9%はCラン
ク、発光効率1.8%から1.5%はDランクというよ
うに決めておく。例えば、このLEDランプの第1の発
光効率が2.4%である場合には、Bランクになる。
【0067】同様にして第2、第3の発光波長に関して
も同様にしてランク分けを行う。そして、このようにラ
ンク分けすることでひとつのLEDランプに対して、そ
れぞれの発光波長に関してランクが第1の発光波長に関
してBランク、第2の発光波長に関してAランク、第1
の発光波長に関してCランク、というように決まる。
【0068】次にひとつのLEDランプとしてのランク
をそれに実装された各発光波長の光源の発光効率ランク
の組み合わせで定義する。例えば、すべて発光波長に関
してAランクのLEDランプはAAAランク、第1の発
光波長に関してはAランクだが、第2、第3の発光波長
に関してはBランクのLEDランプはABBランク、と
いうように定義される。
【0069】そして、図16に示すように、できあがっ
たLEDランプとしてのランクに従って分類すること
で、同一ランクのLEDランプはひとまとめにすること
ができる。このように分類したLEDランプを導光体と
組み合わせてカラー光源ユニットを構成する場合には、
ひとつのカラー光源ユニットには同一あるいは近接した
ランクに属するLEDランプを使用する。そして、導光
体の異なる端部に配された同じ発光波長の光源どうしを
それぞれお互いに近接した発光効率を有するように構成
することが可能となる。
【0070】本実施の形態では、等倍光学系の例を説明
したが、図17に示すように縮小光学系でもかまわな
い。
【0071】《第2の実施の形態》導光体の異なる端部
に配された同じ発光波長の光源どうしをそれぞれお互い
に近接した発光効率を有するように構成するための別の
方法を第2の実施の形態として説明する。
【0072】図18において、金属フレームを用意する
ところは第1の実施の形態と同じであるが、あらかじめ
将来同一のカラーLED光源の両端に取りつけられるL
EDランプとなる部分が分かるようにしておく。図18
のフレームのAの部分は、同一のカラーLED光源の両
端に取りつけられるようにする。また、この一連のフレ
ームを切り離してできるLEDランプは、必ず同じフレ
ームからできたLEDランプと組み合わされて同一のL
ED光源の両端に取りつけるようにしてもよい。
【0073】次に、第1の発光波長のLEDチップを実
装する場合を考える。ここで、同一のカラーLED光源
の両端に取りつけられるLEDランプとなる部分には、
同じ程度の発光効率を有するLEDチップを実装するよ
うにする。具体的には、図19に示すようにウェハー上
の各LEDチップの発光効率をあらかじめ測定してお
き、発光効率3.1%から2.7%はAランク、発光効
率2.6%から2.3%はBランク、発光効率2.2%
から1.9%はCランク、発光効率1.8%から1.5
%はDランクというようにランク分けする。
【0074】そして、図20のように同程度の発光効率
のLEDチップを選択する方法や、図21のようにウェ
ハー上の近接した位置にあるLEDチップは同程度の発
光効率を有することが多いことを利用し、図22のよう
にウェハー上の近接した位置にあるLEDチップを選択
し実装する方法が考えられる。
【0075】図23乃至26は、第2及び第3の発光波
長のLEDチップを第1の発光波長のLEDチップと同
様に選択し実装する様子を示している。このようにして
選択されたLEDを金属フレームに実装したものの上
に、レンズ上の樹脂を成形し、各々に切り離してLED
ランプとする。
【0076】このようにして作成されたLEDランプ
は、ばらばらにならないように目印をつけたり、ひとま
とめにして包装するか、あるいはリールの連続した領域
におさめるというような方法でまとめ、導光体の端面に
取り付けてカラーLED光源を組み立てる次の工程に送
られる。
【0077】導光体と組み合わせるときには、図27に
示すようにひとつのカラー光源装置には、必ずこれらの
あらかじめ同一のカラーLED光源の両端に取り付ける
べく定められていた、あるいは図28に示すようにグル
ープ分けされていたLEDランプを使用するようにすれ
ばよい。
【0078】《第3の実施の形態》上記した実施の形態
では、金属フレームにLEDチップを実装した金属フレ
ーム型のLEDランプについて説明したが、ここでは、
図29に示すような表面実装型のパッケージによくみら
れる平板上の基板201の上にLEDチップをボンディ
ングしてその上を樹脂203で封止した表面実装型LE
Dランプの場合について説明する。
【0079】図29に示したのは、ひとつのパッケージ
にある発光波長のLEDチップをひとつだけいれたもの
であるが、図30に示すようにひとつのパッケージに複
数の異なる発光波長のLEDチップをいれてユニットと
したものも可能である。
【0080】このような表面実装型LEDランプの場
合、図31(a)に示す金属フレーム型LEDランプに
比べて、図31(b)のように光束の指向性がブロード
である。そのため、導光体の形状は単純な円形を断面形
状として持つものではなく、図32に示すような形状の
ものが適している。
【0081】このような導光体を用いた形態を図33に
示す。図33において、LEDユニット11及び21
は、お互いに異なる発光波長を有するLEDチップをお
さめた複数の表面実装型LEDランプをプリント基板の
上にハンダ付けしてひとつのユニットとしたものであ
り、導光体31の両端にそれぞれ1個設けられている。
【0082】導光体31は、例えばアクリル樹脂等の透
光性樹脂でつくられる。そして入射面41及び42から
LEDランプ1または2から発せられた光束が導光体3
1に入射し、導光体31を伝播した光束は、反射領域5
において反射・錯乱し外部に向かって照射される。本実
施の形態では、透光性部材31の表面を微小な鋸歯状の
形状とし、さらにその上にアルミの蒸着を行うことで反
射領域を形成する。
【0083】図34にこのLEDユニット11の拡大図
を示す。表面実装型LEDランプ11a,11b,11
cは、それぞれ発光波長の異なる赤色(R),緑色
(G),青色(B)の発光波長のLEDチップがそれぞ
れおさめられている。LEDユニット21も同様の構造
をしており、発光波長の異なるR,G,Bの発光波長の
LEDチップをおさめた表面実装型LEDランプ21
a,21b,21cを有している。
【0084】本実施の形態においても図2に示したもの
と同様にして、LEDユニット11及び12より発せら
れ、導光体31の入射面41及び42より導光体3内に
入射された光束は、導光体31の内面で反射を繰り返し
てその内部を伝播する。そして、反射を繰り返す内に反
射領域5に光が入射されると光束はそこで反射され、該
領域5と対抗する側を射出面として外部に光が射出され
る。
【0085】このような構成において、導光体31の異
なる端部に配された各々の発光波長の光源すなわちLE
Dランプ11a,11b,11c及び21a,21b,
21cは、同じ発光波長の光源どうし、すなわちLED
ランプ11aと21a、11bと21b、11cと21
cがそれぞれお互いに近接した発光効率を有するように
構成されている。このように構成するためには、金属フ
レーム型LEDランプの形態で説明したのと同様な方法
でLEDランプをランク分けすればよい。
【0086】ランク分けの方法としては、できあがった
LEDユニットのランクをそれにハンダ付けされた各発
光波長の表面実装型LEDランプの発光効率ランクの組
み合わせで定義し、定義したランクに従ってLEDユニ
ットを分類し、ひとつのカラー光源ユニットには必ず同
一の、あるいは近接したランクに属するLEDランプが
使用されるようにする方法がある。また、あらかじめ将
来同一のカラーLED光源の両端に取りつけられるLE
Dランプとなる部分がわかるようにしておき、表面実装
型LEDランプの発光効率をあらかじめ測定し、その部
分には同じ程度の発光効率のLEDチップを実装するよ
うにする方法がある。
【0087】表面実装型LEDランプが、ひとつのパッ
ケージにある発光波長のLEDチップをひとつだけいれ
たものではなく、図35に示すようにひとつのパッケー
ジに複数の異なる発光波長のLEDチップをいれてユニ
ットとしたものである場合には、導光体の異なる端部に
配された同じ発光波長の光源どうしをそれぞれお互いに
近接した発光効率を有するように構成する場合について
も、金属フレーム型LEDランプの形態と同様の方法で
ランク分けすればよい。
【0088】さらに図36、37に示すように複数の異
なる発光波長のLEDチップを直接プリント基板の上に
ボンディングしてしまうという方法も考えられる。図3
6、37において、LEDユニット13及び23は、お
互いに異なる発光波長を有するLEDチップを直接プリ
ント基板301の上にボンディングしてひとつのユニッ
トとしたLEDユニットであり、導光体31の両端にそ
れぞれ設けられている。LEDチップ1a,1b,1c
及び2a,2b,2cは、それぞれ赤色,緑色,青色の
発光波長をそれぞれ有する。なお、図37に示した導光
体31は、図32に示したものと同様のものである。
【0089】以上説明したような光源ユニットを用いた
画像読取装置の構成図を図38に示す。図38におい
て、光源ユニットを構成するLEDランプ11,21か
ら照射され導光体31により導光され反射した光9が原
稿10をライン状に照射する。原稿10からの反射光
は、等倍光学系11により基板14上に形成されたライ
ンセンサ12上に結像され、画像信号に変換される。な
お、光学系は、図38のような等倍光学系ではなく、図
39のような縮小光学系を用いたものでもかまわない。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の画像読取装置では、複数の光源と、前記複数の光源を
両端部に有し光源から発せられた光を導光することで被
写体を照射する導光手段と、前記導光手段により照射さ
れた被写体からの光を画像信号に変換する光電変換手段
とを有し、異なる発光特性を有する複数の光源のなかか
ら発光特性の近似した光源を抽出し、前記導光手段の両
端部にそれぞれ抽出された光源を配置することにより前
記被写体の照射状態を均一化した。そして、このように
光源を抽出し、配置したことにより、被写体の照射状態
を均一化することができるようになった。
【0091】請求項2に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段の両端部にそ
れぞれ略同一の発光効率を有する光源を配置した。そし
て、上記した効果に加えて、さらに光源の発光効率を導
光手段の両端部で均一化することができるようになっ
た。
【0092】請求項3に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段の両端部にそ
れぞれ略同一の発光量を有する光源を配置した。そし
て、上記した効果に加えて、さらに光源の発光量を導光
手段の両端部で均一化することができるようになった。
【0093】請求項4に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段の両端部に配
置した光源を直列に接続した。そして、上記した効果に
加えて、さらに導光手段の両端部に配置した光源に同じ
電流を流すことで、照度レベルを均一化することができ
るようになった。
【0094】請求項5に記載の画像読取装置では、請求
項4に記載の装置において、前記直列に接続した光源を
同じ電源に接続した。そして、上記した効果に加えて、
さらに導光手段の両端部に配置した光源に同じ電源から
電力を供給できるようになった。
【0095】請求項6に記載の画像読取装置では、請求
項5に記載の装置において、前記同じ電源に接続した光
源を同じ抵抗に接続した。そして、上記した効果に加え
て、さらに導光手段の両端部に配置した光源の照度レベ
ルを同時に調整できるようになった。
【0096】請求項7に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記導光手段を光透過性樹
脂で形成した。そして、上記した効果に加えて、さらに
導光手段を樹脂を用いて簡単に形成できるようになっ
た。
【0097】請求項8に記載の画像読取装置では、請求
項1に記載の装置において、前記複数の光源を、複数の
異なる分光特性を有するものから構成した。そして、上
記した効果に加えて、さらに異なる分光特性を有する光
源を用いた読み取りを行うことができるようになった。
【0098】請求項9に記載の画像読取装置では、請求
項8に記載の装置において、前記導光手段の両端部にそ
れぞれ異なる分光特性を有する光源を複数配置した。そ
して、上記した効果に加えて、さらに十分な光量で読み
取りを行うことができるようになった。
【0099】請求項10に記載の画像読取装置では、請
求項8または9に記載の装置において、前記導光手段の
両端部において同じ分光特性を有する光源どうしが略同
一の発光特性を有するように配置した。そして、上記し
た効果に加えて、さらに同じ分光特性を有する光源を点
灯したときの被写体の照射状態を均一化することができ
るようになった。
【0100】請求項11に記載の画像読取装置では、請
求項8乃至10に記載の装置において、前記同じ分光特
性を有する光源は、同時に点灯可能にした。そして、上
記した効果に加えて、さらに同じ分光特性を有する光源
を同時に点灯したときの被写体の照射状態を均一化する
ことができるようになった。
【0101】請求項12に記載の画像読取装置では、請
求項8乃至10に記載の装置において、前記異なる分光
特性を有する複数の光源は、各々独立して点灯可能とし
た。そして、上記した効果に加えて、さらにカラー読み
取りを行うことができるようになった。
【0102】請求項13に記載の画像読取装置では、請
求項12に記載の装置において、前記異なる分光特性を
有する複数の光源を順次点灯可能にした。そして、上記
した効果に加えて、さらに異なる分光特性を有する光源
を順次点灯することによりカラー読み取りを行うことが
できるようになった。
【0103】請求項14に記載の画像読取装置では、請
求項8乃至13に記載の装置において、前記複数の光源
は、赤、緑、青の分光特性を有する光源を含むような構
成とした。そして、上記した効果に加えて、さらにフル
カラー読み取りを行うことができるようになった。
【0104】請求項15に記載の画像読取装置では、請
求項1乃至14に記載の装置において、前記複数の光源
は、LEDを含むような構成とした。そして、上記した
効果に加えて、さらにLEDを用いて安定した読み取り
を行うことができるようになった。
【0105】請求項16に記載の画像読取装置では、請
求項1乃至15に記載の装置において、前記導光手段
は、前記被写体をライン状に照射し、前記光電変換手段
は、ラインセンサであるような構成とした。そして、上
記した効果に加えて、ラインセンサを用いて安定した読
み取りを行うことができるようになった。
【0106】請求項17に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、複数の光源と、前記複数の光源
を両端部に有し光源から発せられた光を導光することで
被写体を照射する導光手段とを有し、異なる発光特性を
有する複数の光源のなかから発光特性の近似した光源を
抽出し、前記導光手段の両端部にそれぞれ抽出された光
源を配置することにより前記被写体の照射状態を均一化
した。そして、このように光源を抽出し、配置したこと
により、被写体の照射状態を均一化することができるよ
うになった。
【0107】請求項18に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部にそれぞれ略同一の
発光効率を有する光源を配置した。そして、上記した効
果に加えて、さらに光源の発光効率を導光手段の両端部
で均一化することができるようになった。
【0108】請求項19に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部にそれぞれ略同一の
発光量を有する光源を配置した。そして、上記した効果
に加えて、さらに光源の発光量を導光手段の両端部で均
一化することができるようになった。
【0109】請求項20に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部に配置した光源を直
列に接続した。そして、上記した効果に加えて、さらに
導光手段の両端部に配置した光源に同じ電流を流すこと
で、照度レベルを均一化することができるようになっ
た。
【0110】請求項21に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項20に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記直列に接続した光源を同じ電源に接続
した。そして、上記した効果に加えて、さらに導光手段
の両端部に配置した光源に同じ電源から電力を供給でき
るようになった。
【0111】請求項22に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項21に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記同じ電源に接続した光源を同じ抵抗に
接続した。そして、上記した効果に加えて、さらに導光
手段の両端部に配置した光源の照度レベルを同時に調整
できるようになった。
【0112】請求項23に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段を光透過性樹脂で形成した。
そして、上記した効果に加えて、さらに導光手段を樹脂
を用いて簡単に形成できるようになった。
【0113】請求項24に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記複数の光源を、複数の異なる分光特性
を有するものから構成した。そして、上記した効果に加
えて、さらに異なる分光特性を有する光源を用いた読み
取りを行うことができるようになった。
【0114】請求項25に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記導光手段の両端部にそれぞれ異なる分
光特性を有する光源を複数配置した。そして、上記した
効果に加えて、さらに十分な光量で読み取りを行うこと
ができるようになった。
【0115】請求項26に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24または25に記載の
光源ユニットにおいて、前記導光手段の両端部において
同じ分光特性を有する光源どうしが略同一の発光効率を
有するように配置した。そして、上記した効果に加え
て、さらに同じ分光特性を有する光源を点灯したときの
被写体の照射状態を均一化することができるようになっ
た。
【0116】請求項27に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24乃至26に記載の光
源ユニットにおいて、前記同じ分光特性を有する光源
は、同時に点灯可能にした。そして、上記した効果に加
えて、さらに同じ分光特性を有する光源を同時に点灯し
たときの被写体の照射状態を均一化することができるよ
うになった。
【0117】請求項28に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24乃至26に記載の光
源ユニットにおいて、前記異なる分光特性を有する複数
の光源は、各々独立して点灯可能とした。そして、上記
した効果に加えて、さらにカラー読み取りを行うことが
できるようになった。
【0118】請求項29に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項28に記載の光源ユニッ
トにおいて、前記異なる分光特性を有する複数の光源を
順次点灯可能にした。そして、上記した効果に加えて、
さらに異なる分光特性を有する光源を順次点灯すること
によりカラー読み取りを行うことができるようになっ
た。
【0119】請求項30に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項24乃至29に記載の光
源ユニットにおいて、前記複数の光源は、赤、緑、青の
分光特性を有する光源を含むような構成とした。そし
て、上記した効果に加えて、さらにフルカラー読み取り
を行うことができるようになった。
【0120】請求項31に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17乃至30に記載の光
源ユニットにおいて、前記複数の光源は、LEDを含む
ような構成とした。そして、上記した効果に加えて、さ
らにLEDを用いて安定した読み取りを行うことができ
るようになった。
【0121】請求項32に記載の画像読取装置に使用可
能な光源ユニットでは、請求項17乃至31に記載の光
源ユニットにおいて、前記導光手段は、前記被写体をラ
イン状に照射するような構成とした。そして、上記した
効果に加えて、ラインセンサを用いた画像読取装置に使
用して安定した読み取りを行うことができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における画像読取装置の構成
図である。
【図2】第1の実施の形態における照明装置の構成図で
ある。
【図3】第1の実施の形態におけるLEDランプの構成
図である。
【図4】第1の実施の形態における照明装置の結線回路
図である。
【図5】第1の実施の形態における赤色LED発光時の
照度分布図である。
【図6】第1の実施の形態における照明装置の結線回路
図である。
【図7】第1の実施の形態における照明装置の結線回路
図である。
【図8】第1の実施の形態における照明装置の結線回路
図である。
【図9】第1の実施の形態におけるLEDランプの製作
工程を説明する図である。
【図10】第1の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図11】第1の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図12】第1の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図13】第1の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図14】第1の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図15】第1の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図16】第1の実施の形態におけるLEDランプの組
み合わせを説明する図である。
【図17】第1の実施の形態における画像読取装置の構
成図である。
【図18】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図19】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図20】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図21】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図22】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図23】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図24】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図25】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図26】第2の実施の形態におけるLEDランプの製
作工程を説明する図である。
【図27】第2の実施の形態におけるLEDランプの組
み合わせを説明する図である。
【図28】第2の実施の形態におけるLEDランプの組
み合わせを説明する図である。
【図29】第3の実施の形態におけるLEDランプの構
成図である。
【図30】第3の実施の形態におけるLEDランプの構
成図である。
【図31】金属フレーム型LEDランプと表面実装型L
EDランプの指向特性を示す図である。
【図32】第3の実施の形態における導光体の構成図で
ある。
【図33】第3の実施の形態における照明装置の構成図
である。
【図34】第3の実施の形態におけるLEDユニットの
構成図である。
【図35】第3の実施の形態におけるLEDユニットの
構成図である。
【図36】第3の実施の形態におけるLEDユニットの
構成図である。
【図37】第3の実施の形態における照明装置の構成図
である。
【図38】第3の実施の形態における画像読取装置の構
成図である。
【図39】第3の実施の形態における画像読取装置の構
成図である。
【図40】従来の画像読取装置の構成図である。
【図41】従来の画像読取装置の構成図である。
【図42】従来の照明装置の構成図である。
【図43】従来の照明装置の構成図である。
【図44】従来のLEDランプの構成図である。
【図45】従来の照明装置の照度分布図である。
【図46】従来の照明装置の構成図である。
【図47】従来の照明装置の照度分布図である。
【図48】従来の照明装置の結線回路図である。
【図49】従来の照明装置の照度分布図である。
【符号の説明】
1 LEDランプ 2 LEDランプ 3 導光体 11 LEDユニット 12 ラインセンサ 21 LEDユニット 31 導光体 S 電源 VRa 可変抵抗 VRb 可変抵抗 VRc 可変抵抗

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光源と、 前記複数の光源を両端部に有し光源から発せられた光を
    導光することで被写体を照射する導光手段と、 前記導光手段により照射された被写体からの光を画像信
    号に変換する光電変換手段とを有し、 異なる発光特性を有する複数の光源のなかから発光特性
    の近似した光源を抽出し、前記導光手段の両端部にそれ
    ぞれ抽出された光源を配置することにより前記被写体の
    照射状態を均一化したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記導光手段の両端
    部にそれぞれ略同一の発光効率を有する光源を配置した
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記導光手段の両端
    部にそれぞれ略同一の発光量を有する光源を配置したこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記導光手段の両端
    部に配置した光源を直列に接続したことを特徴とする画
    像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記直列に接続した
    光源を同じ電源に接続したことを特徴とする画像読取装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記同じ電源に接続
    した光源を同じ抵抗に接続したことを特徴とする画像読
    取装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記導光手段を光透
    過性樹脂で形成したことを特徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記複数の光源を、
    複数の異なる分光特性を有するものから構成したことを
    特徴とする画像読取装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記導光手段の両端
    部にそれぞれ異なる分光特性を有する光源を複数配置し
    たことを特徴とする画像読取装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、前記導光
    手段の両端部において同じ分光特性を有する光源どうし
    が略同一の発光効率を有するように配置したことを特徴
    とする画像読取装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10において、前記同じ
    分光特性を有する光源は、同時に点灯可能にしたことを
    特徴とする画像読取装置。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至10において、前記異な
    る分光特性を有する複数の光源は、各々独立して点灯可
    能としたことを特徴とする画像読取装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記異なる分光
    特性を有する複数の光源を順次点灯可能にしたことを特
    徴とする画像読取装置。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13において、前記複数
    の光源は、赤、緑、青の分光特性を有する光源を含むこ
    とを特徴とする画像読取装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14において、前記複数
    の光源は、LEDを含むことを特徴とする画像読取装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15において、前記導光
    手段は、前記被写体をライン状に照射し、前記光電変換
    手段は、ラインセンサであることを特徴とする画像読取
    装置。
  17. 【請求項17】 複数の光源と、 前記複数の光源を両端部に有し光源から発せられた光を
    導光することで被写体を照射する導光手段とを有し、 異なる発光特性を有する複数の光源のなかから発光特性
    の近似した光源を抽出し、前記導光手段の両端部にそれ
    ぞれ抽出された光源を配置することにより前記被写体の
    照射状態を均一化したことを特徴とする画像読取装置に
    使用可能な光源ユニット。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記導光手段の
    両端部にそれぞれ略同一の発光効率を有する光源を配置
    したことを特徴とする画像読取装置に使用可能な光源ユ
    ニット。
  19. 【請求項19】 請求項17において、前記導光手段の
    両端部にそれぞれ略同一の発光量を有する光源を配置し
    たことを特徴とする画像読取装置に使用可能な光源ユニ
    ット。
  20. 【請求項20】 請求項17において、前記導光手段の
    両端部に配置した光源を直列に接続したことを特徴とす
    る画像読取装置に使用可能な光源ユニット。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記直列に接続
    した光源を同じ電源に接続したことを特徴とする画像読
    取装置に使用可能な光源ユニット。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記同じ電源に
    接続した光源を同じ抵抗に接続したことを特徴とする画
    像読取装置に使用可能な光源ユニット。
  23. 【請求項23】 請求項17において、前記導光手段を
    光透過性樹脂で形成したことを特徴とする画像読取装置
    に使用可能な光源ユニット。
  24. 【請求項24】 請求項17において、前記複数の光源
    を、複数の異なる分光特性を有するものから構成したこ
    とを特徴とする画像読取装置に使用可能な光源ユニッ
    ト。
  25. 【請求項25】 請求項24において、前記導光手段の
    両端部にそれぞれ異なる分光特性を有する光源を複数配
    置したことを特徴とする画像読取装置に使用可能な光源
    ユニット。
  26. 【請求項26】 請求項24または25において、前記
    導光手段の両端部において同じ分光特性を有する光源ど
    うしが略同一の発光効率を有するように配置したことを
    特徴とする画像読取装置に使用可能な光源ユニット。
  27. 【請求項27】 請求項24乃至26において、前記同
    じ分光特性を有する光源は、同時に点灯可能にしたこと
    を特徴とする画像読取装置に使用可能な光源ユニット。
  28. 【請求項28】 請求項24乃至26において、前記異
    なる分光特性を有する複数の光源は、各々独立して点灯
    可能としたことを特徴とする画像読取装置に使用可能な
    光源ユニット。
  29. 【請求項29】 請求項28において、前記異なる分光
    特性を有する複数の光源を順次点灯可能にしたことを特
    徴とする画像読取装置に使用可能な光源ユニット。
  30. 【請求項30】 請求項24乃至29において、前記複
    数の光源は、赤、緑、青の分光特性を有する光源を含む
    ことを特徴とする画像読取装置に使用可能な光源ユニッ
    ト。
  31. 【請求項31】 請求項17乃至30において、前記複
    数の光源は、LEDを含むことを特徴とする画像読取装
    置に使用可能な光源ユニット。
  32. 【請求項32】 請求項17乃至31において、前記導
    光手段は、前記被写体をライン状に照射することを特徴
    とする画像読取装置に使用可能な光源ユニット。
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