JPH09214630A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09214630A
JPH09214630A JP8016916A JP1691696A JPH09214630A JP H09214630 A JPH09214630 A JP H09214630A JP 8016916 A JP8016916 A JP 8016916A JP 1691696 A JP1691696 A JP 1691696A JP H09214630 A JPH09214630 A JP H09214630A
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徹也 西野
Yukihiro Koi
幸博 小井
Yoshio Shirai
義雄 白井
Masahiro Inoue
雅弘 井上
Masaru Sato
勝 佐藤
Hiroshi Sakai
浩 酒井
Shigeaki Nakamura
繁昭 中村
Yoshio Morita
由郎 森田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体の前蓋が開いている場合にも電話通
信の呼出音を鳴らし、また、前蓋の開閉にかかわらずフ
ァクシミリ通信においても呼出音を鳴らす。 【解決手段】 本体カバーとしての前蓋の開動作に連動
して、電圧の高い24Vの外付け電話器リンガ昇降回路
67への電源を遮断するとともに、リレー65を制御し
て外付け電話器13に接続された共通端子を電話器リン
ガ昇降回路67側の他方端子から外部回線側の一方端子
に切り換えて接続する。また、着信時鳴動モード時に
は、リンガ検出回路64を介してコントロール回路66
は、その呼出音信号の検知によりリレー65を制御して
外付け電話器13側の共通端子を外付け電話器リンガ昇
降回路67側の他方端子から外部回線側の一方端子に切
り換えて接続するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外付け電話器が設
けられ、例えばファクシミリ・電話機能やダイヤルイン
機能などを有するファクシミリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、ファクシミ
リ通信であるかまたは電話通信であるかを区別するファ
クシミリ・電話機能およびダイヤルイン機能を有してい
る。このファクシミリ・電話機能とは相手局からの送信
データからファクシミリ通信であるかまたは電話通信で
あるかを判断し、また、ダイヤルイン機能とはダイヤル
番号の後に所定の番号を付けることによりファクシミリ
通信であるかまたは電話通信であるかを判断している。
ファクシミリ通信である場合には、使用者が外付け電話
器のハンドセットを取り上げるとファクシミリ機能が動
作しなくなる。このため、ファクシミリ通信である場合
には、これらの上記判断に基づいて着信音である呼出音
を鳴らさずにファクシミリ機能により相手局からの画像
データを記録紙に記録して出力するようにしており、ま
た、電話通信である場合には、呼出音を鳴らして使用者
に知らせることでハンドセットを取らせるようにしてい
る。
【0003】図7は従来のファクシミリ装置の外観を背
面部側から見た斜視図である。図7において、ファクシ
ミリ装置の本体1の上部背面側には通話用のハンドセッ
ト2を有する取外付け電話器3が設けられており、ま
た、その上部前面側には操作部4が設けられている。さ
らに、操作部4の下部前面側には本体カバーとしての前
蓋5が設けられており、記録時に記録紙の搬送途中での
紙詰まりに際して、この前蓋5を開けて紙詰まりなどを
解除することができる。
【0004】この操作部4には、送信局として動作する
ときには相手局の電話番号、文字原稿送信用のモードや
写真原稿用のモードを設定する各種操作キーや、この設
定内容を表示する液晶ディスプレイなどの表示手段が設
けられている。また、受信局として動作するときには受
信信号に基づいて相手局の電話番号、画質モードなどを
その表示手段で表示するようになっている。
【0005】上記構成により、送信時には、原稿がセッ
トされ、操作部4により相手先の電話番号、ノーマルモ
ードやハーフトーンモードなどの画質モードなどが設定
されると、相手局に呼出信号が送信されて電話回線が接
続され、交信が行われる。ファクシミリ・電話モードの
とき、相手局にファクシミリ通信であることを示すCN
G信号が送信される。このCNG信号がない場合には電
話通信であることを示している。
【0006】受信時においては、このCNG信号の有無
によりファクシミリ通信である場合には呼出音を鳴らさ
ずにファクシミリモードによりその画像データを記録紙
に記録して出力するようにし、また、電話通信である場
合にはファクシミリ装置内部で作り出した呼出信号を外
付け電話器3に送給することで呼出音を鳴らして使用者
に知らせ、通話用のハンドセットを取らせるようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のファクシミ
リ装置では、記録紙搬送経路に記録紙が詰まったり、ト
ナー交換時など、図8に示すようにファクシミリ装置本
体1の前蓋5を開けて記録紙の詰りを解除したり、トナ
ー交換などをしたりしているが、このとき、安全性のた
めに電圧の高い、例えば外付け電話器への呼出信号を作
り出している24V回路などへの電源は遮断されてい
る。これは、前蓋5を開けることに連動して開閉する開
閉スイッチ6により電圧の高い回路への電源が遮断され
る。
【0008】このような記録紙が詰まって前蓋5を開け
て記録紙を取り除くという事態は比較的その時間も長く
その頻度も多くある。このような場合には、ファクシミ
リ・電話モードおよびダイヤルインモードでファクシミ
リ通信であるか電話通信であるかを判断しても、外付け
電話器3への呼出信号を作り出している24V回路など
の電源は遮断されているため、外付け電話器の呼出音信
号をファクシミリ装置内で作り出すことができない。こ
のような場合に、外付け電話器が呼出音を鳴らすことが
できず、電話通信が着信しているにもかかわらず使用者
が判らないという問題があった。
【0009】また、ファクシミリ・電話モードおよびダ
イヤルインモードを有するファクシミリ装置において、
ファクシミリ装置本体1の前蓋5の開閉にかかわらず、
ファクシミリ通信および電話通信の両方で呼出音を鳴ら
したい場合、例えばファクシミリ装置の設置位置が使用
者のいる位置から離れており、ファクシミリ通信の出力
画像データを時間をおかずに欲しいような場合に、ファ
クシミリ通信の場合にも呼出音が必要となる。ところ
が、通常のファクシミリ・電話モードおよびダイヤルイ
ンモードであれば、ファクシミリ通信の場合には呼出音
が鳴らないという問題があった。
【0010】本発明は、上記問題を解決するもので、少
なくとも装置本体の前蓋が開いている場合にも電話通信
の呼出音を鳴らすことができ、また、その前蓋の開閉に
かかわらずファクシミリ通信においても呼出音を鳴らす
ことができるファクシミリ装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、ファクシミリ通信または電話通信を判断してファ
クシミリ通信の場合には呼出音を鳴らさず、電話通信の
場合には呼出音信号発生手段からの呼出音信号により呼
出音を鳴らすように制御するファクシミリ装置におい
て、外付け電話器を外部回線側または前記呼出音信号発
生手段側に切り換えて接続する切換手段と、本体カバー
の開動作に連動して少なくとも前記呼出音信号発生手段
への電源を遮断するとともに、前記切換手段を制御して
外付け電話器を前記呼出音信号発生手段側から外部回線
側に切り換えて接続する制御手段とを有するものであ
る。
【0012】この構成により、本体カバーの開動作に連
動して切換手段を制御して外付け電話器を呼出音信号発
生手段側から外部回線側に切り換えて外部回線を外付け
電話器に直接接続することで、外部回線側の呼出信号を
用いて、装置本体の前蓋が開いている場合にも電話通信
の呼出音を鳴らすことが可能となる。
【0013】また、本発明のファクシミリ装置は、ファ
クシミリ通信または電話通信を判断してファクシミリ通
信の場合には呼出音を鳴らさず、電話通信の場合には呼
出音信号発生手段からの呼出音信号により呼出音を鳴ら
すように制御するモードを有するファクシミリ装置にお
いて、外付け電話器を外部回線側または前記呼出音信号
発生手段側に切り換えて接続する切換手段と、前記ファ
クシミリ通信または電話通信における呼出音信号を検知
する呼出音信号検知手段と、前記呼出音信号検知手段に
よる呼出音信号の検知により前記切換手段を制御して外
付け電話器を前記呼出音信号発生手段側から外部回線側
に切り換えて接続する制御手段とを有するものである。
【0014】この構成により、ファクシミリ通信または
電話通信における呼出音信号の検知により切換手段を制
御して外付け電話器を呼出音信号発生手段側から外部回
線側に切り換えて外部回線を外付け電話器に直接接続す
ることで、外部回線側の呼出信号を用いて、前蓋の開閉
にかかわらずファクシミリ通信においても電話通信と同
様に呼出音を鳴らすことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態を示すファクシ
ミリ装置の全体斜視図であり、図2は図1のファクシミ
リ装置の内部構成を示す縦断面図である。
【0017】図1および図2において、このファクシミ
リ装置は、操作パネル12および本体カバー11aとし
ての前蓋を有する装置本体11と、その上部に設けられ
た外付け電話器13とからなり、装置本体11には、送
信時に送信内容を読み取る読取部14と、受信時に受信
内容を記録紙に記録する記録部15とが設けられてい
る。この読取部14には、装置本体11の頂部に配設さ
れた原稿自動給紙機構16と、光学機構としてのスキャ
ナーユニット17とが設けられている。また、記録部1
5には、感光体ドラム18を備えた像形成部19、給紙
カセット部20および用紙搬送機構21が設けられてい
る。
【0018】この読取部14の原稿自動給紙機構16
は、原稿載置部22に載置されて給紙ローラ対23に接
する上側の原稿を給紙ローラ対23さらに送りローラ2
4を介してコンタクトガラス25上の露光位置に搬送し
てセットする。原稿読み取り後に、送りローラ24およ
び搬出ローラ26によって搬送路27を介して搬出する
ようになっている。
【0019】また、スキャナーユニット17は、コンタ
クトガラス25上の原稿を走査するハロゲンランプから
なる光源28を備え、この光源28からの光であって原
稿面で反射させて得られた反射光を、複数の反射鏡およ
びレンズを有する光学系29を介してアレイ状の光セン
サであるCCD30に導き、このCCD30で原稿像を
結像させるようになっている。つまり、コンタクトガラ
ス25上の原稿面で反射した反射光は複数の反射鏡で順
次反射したのちレンズを介して1ライン毎の原稿像とし
てCCD30で受光される。CCD30で受光された1
ラインの受光データは順次画像処理機能を有する制御部
55(図3参照)に送られて、必要に応じて画像処理が
行われたのち記憶部51(図3参照)に記憶される。
【0020】なお、マニュアルでコンタクトガラス25
a上に原稿をセットすることも可能であり、この場合に
は、図略の走行ガイドや走行駆動モータを用いてスキャ
ナーユニット17を同図鎖線矢印方向に所定の速度で走
行可能にし、静止状態の原稿面を走査する。
【0021】次に、記録部15の像形成部19は、レー
ザ発光部31および、図略の駆動手段によって時計方向
に定速回転される感光体ドラム32を備えるとともに、
この感光体ドラム32の周囲に、その回転方向の上流側
から主帯電部32a、現像部32b、トナー回収ローラ
部32c、転写部32d、分離部32eおよびクリーニ
ング部32fを備えている。感光体ドラム32は主帯電
部32aにより表面を均一帯電された後、原稿像が露光
されて静電潜像が形成される。この静電潜像は現像部3
2bでトナーを付着されることによって顕在化され、次
いで転写部32dで転写紙に転写される。トナー像が転
写された転写紙は、分離部32eで感光体ドラム32か
ら分離された後、後述する定着部33に導かれる。
【0022】また、給紙カセット部20は、例えば2段
式を有し、用紙載置板34を備えた給紙カセット35を
側方から着脱自在にセット可能になっている。この用紙
載置板34の前端は、スプリング36によって支持板3
7を介して上方に付勢され、給紙ローラ38に当接する
ようになっている。この給紙ローラ38にはその回転方
向と同方向に回転する捌きローラ39が配置されてお
り、記録紙の重送を防止するようになっている。また、
給紙カセット35の後方には、記録紙センサ40が配置
されており、給紙カセット35の後端に設けられた磁性
部材41からのコード信号を検知して給紙カセット35
に載置された記録紙のサイズを検出する記録紙検出部が
設けられている。
【0023】さらに、用紙搬送機構21は、給紙カセッ
ト35に載置された記録紙を1枚づつ送り出す給紙ロー
ラ38および捌きローラ39によって繰り出された記録
紙を、搬送ローラ42や搬送ガイド板43によって案内
し、スキャナーユニット17の露光走査の開始タイミン
グと同期して駆動するレジストローラ対44を介して像
形成部19の転写部32dに導くとともに、転写後の記
録紙を搬送ガイド板45に沿って、熱ローラ46および
圧ローラ47を有する定着部33を介して排紙トレイ4
8に導く経路を有している。このように、給紙ローラ3
8が回転すると、記録紙はレジストローラ対44を介し
て像形成部19の転写部32dで、感光体ドラム32の
表面に付着されたトナーが記録紙上に転写され、その記
録紙上のトナーは定着部33で定着されることになる。
【0024】さらに、操作パネル12には、送信局とし
て動作するときには相手局の電話番号、文字原稿送信用
のモードや写真原稿用のモードを設定する各種操作キー
や、この設定内容を表示する液晶ディスプレイなどの表
示手段などが設けられている。また、受信局として動作
するときには受信信号に基づいて例えば相手局の電話番
号、画質モードなどをその表示手段で表示するようにな
っている。
【0025】図3は図1および図2のファクシミリ装置
の制御機能を示す制御ブロック図である。
【0026】図3において、このファクシミリ装置は、
操作スイッチなどを有する操作パネル12と、外付け電
話器13と、原稿画像を読み取る読取部14と、記録紙
に画像を記録する記録部15と、記憶媒体である記憶部
51としてのROM52およびRAM53と、画像デー
タなどを変復調するモデム54と、これらの各部の制御
などを行う制御部55とを有している。
【0027】また、ROM52は制御部55の制御プロ
グラムなどを記憶している。また、RAM53は相手局
の名称や伝達速度などの各種データを記憶しているとと
もに、上記画像処理データを記憶している。また、RA
M53は送信局として動作するときには操作パネル12
により設定された画質モードを原稿の頁に対応させて記
憶するようになっている。さらに、RAM53は受信局
として動作するときには受信した原稿画像の頁に対応さ
せて記憶するようになっている。
【0028】さらに、読取部14は送信局として動作す
るときにセットされた文字原稿や写真原稿などを読み取
ってその画像データを制御部55に出力する。また、記
録部15は受信局として動作するときに制御部55から
の画像データを頁毎に記録紙にプリントアウトする。ま
た、モデム54は送信局として動作するときには制御部
55から出力された各種の送信信号および画像信号を変
調して電話回線に出力する。さらに、モデム54は受信
局として動作するときに相手局からの各種の受信信号お
よび画像データを復調して制御部55に出力する。
【0029】さらに、制御部55は、モデム54を介し
て相手局との通信制御または相手局からの受信制御を行
うとともに、読取部14で読み取った画像データを画像
処理したのちRAM53に出力する。また、制御部55
は、相手局からの受信データからファクシミリ通信であ
るかまたは電話通信であるかを判断し、ファクシミリ通
信である場合には、これらの判断に基づいて呼出音を鳴
らさずにファクシミリモードによりその画像データを記
録紙に記録して出力するようにしており、また、電話で
ある場合には、呼出音を鳴らして使用者に知らせること
でハンドセットを取らせるようにしている。さらに、制
御部55は、次の図4で詳しく説明する本発明の機能を
有している。
【0030】図4は図3のモデム54および制御部55
の本発明の要部を示すブロック図である。
【0031】図4において、外部回線の一方端L1は電
流センサ61を介して、トランス62が接続されるパル
ス発生回路63およびリンガ検出回路64に接続されて
いるとともに切換手段としてのリレー65の第2のスイ
ッチング部の他方端子に接続されており、また、外部回
線の他方端L2はコントロール回路66に接続されてい
るとともに切換手段としてのリレー65の第1のスイッ
チング部の他方端子に接続されている。この電流センサ
61はコントロール回路66に接続されており、相手局
からの受信データの着信時に、外部回線に電流が流れて
いるのを検出してコントロール回路66にその情報を送
る。さらに、リレー65は通常、ファクシミリ・電話モ
ードであり、その第1のスイッチング部は接地側の一方
端子に接続されており、また、その第2のスイッチング
部は外付け電話リンガ昇降回路67側の一方端子に接続
されている。
【0032】また、リンガ検出回路64が接続されるコ
ントロール回路66は呼出音信号発生手段である外付け
電話リンガ昇降回路67を介してリレー65の第2のス
イッチング部の一方端子に接続されており、相手局から
の送信データから所定信号(CNG信号)をモデム54
で検出し、その検出結果に基づいて、コントロール回路
66はファクシミリ通信であるかまたは電話通信である
かを判断し、ファクシミリ通信である場合には外付け電
話リンガ昇降回路67に対して呼出音信号を出力しない
ように制御して、ファクシミリモードによりその画像デ
ータを記録紙に記録して出力するように制御するか、ま
たは、電話通信である場合には外付け電話リンガ昇降回
路67に対して呼出音信号を出力するように制御する。
また、リンガ検出回路64が接続されるコントロール回
路66はリレー65の制御端子に接続されており、ファ
クシミリ・電話モード以外の着信時鳴動モード時に、コ
ントロール回路66は、リンガ検出回路64を介して、
相手局からの送信データから呼出信号を交換器を介して
検出し、その呼出信号検出時点でリレー65の第1およ
び第2のスイッチング部の他方端子から一方端子側に切
り換えるように制御する。
【0033】さらに、本体カバー11aとしての前蓋の
開時に電圧の高い回路、例えば外付け電話リンガ昇降回
路67への電源供給を遮断する開閉スイッチ68が本体
カバー11aの開閉に連動して動作するように設けられ
ており、この開閉スイッチ68が接続されるコントロー
ル回路66はリレー65の制御端子に接続され、本体カ
バー11aの開状態を、開閉スイッチ68を介してコン
トロール回路66が検知して、リレー65の第1および
第2のスイッチング部の他方端子から一方端子側に切り
換えるように制御する。
【0034】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。図5は図1〜図4のファクシミリ装置における着信
時鳴動モードの動作内容を示すフローチャートである。
【0035】図5に示すように、まず、ステップS1
で、リンガ検出回路64を介してコントロール回路66
は、外部回線L1からの送信データの呼出信号であるリ
ンガ信号の有無を判断する。このとき、リンガ信号が無
いと判断した場合には、リンガ信号を検知するまでステ
ップS1の判断を継続する。
【0036】次に、ステップS2で、操作パネル12の
操作スイッチなどの操作による着信時鳴動モードかどう
かを判断する。着信時鳴動モードではないと判断したと
きには、その着信時鳴動モード処理は終了する。つま
り、ファクシミリ・電話モードまたはダイヤルインモー
ドのときにはリレー65は通常状態、つまり、リレー6
5の第1のスイッチング部は接地側の一方端子側に、第
2のスイッチング部は外付け電話リンガ昇降回路67側
の一方端子に接続されている状態である。つまり、コン
トロール回路66は相手局からの受信データからファク
シミリ通信であるかまたは電話通信であるかを判断し、
ファクシミリ通信である場合には、これらの判断に基づ
いて呼出音を鳴らさずにファクシミリモードによりその
画像データを記録紙に記録して出力するようにしてお
り、また、電話通信である場合には、呼出音を鳴らして
使用者に電話通信が着信したことを知らせるようにして
いる。
【0037】さらに、ステップS2で、着信時鳴動モー
ドであると判断したときは、ステップS3でリレー65
の切り換え制御をする。この切り換え制御とは、リレー
65を、その第1のスイッチング部は外部回線の他方端
L2側に、第2のスイッチング部は外部回線の他方端L
1側に切り換える制御であり、外部回線は外付け電話器
13に直接接続されることになって、外部回線からの電
圧の高いリンガ信号により外付け電話器13を呼出させ
ることができる。この場合には、ファクシミリ通信およ
び電話通信の両方で呼出することになる。
【0038】したがって、着信時鳴動モード時には、呼
出音信号の検知によりリレー65を制御して外付け電話
器13側の共通端子を外付け電話器リンガ昇降回路67
側の他方端子から外部回線側の一方端子に切り換えて接
続するように制御するため、本体カバー11aの開閉に
かかわらずファクシミリ通信においても電話通信と同様
に呼出音を鳴らすことができる。このことは、ファクシ
ミリ通信および電話通信の両方で呼出音を鳴らしたいよ
うな場合、例えばファクシミリ装置の設置位置が使用者
のいる位置から離れており、ファクシミリ通信の画像デ
ータを時間をおかずに欲しい場合などに最適である。
【0039】図6は図1のファクシミリ装置における本
体カバー開時鳴動モードの動作内容を示すフローチャー
トである。
【0040】図6に示すように、まず、ステップS11
で、開閉スイッチ68を介してコントロール回路66は
本体カバー11aとしての前蓋が開いているかどうかを
判定する。ステップS11で本体カバー11aが開いて
いると判定した場合には、ステップS12でリレー65
の切り換え制御をする。この切り換え制御とは、リレー
65を、その第1のスイッチング部は外部回線の他方端
L2側に、第2のスイッチング部は外部回線の他方端L
1側に切り換える制御であり、外部回線は外付け電話器
13に直接接続されることになって、外部回線からの電
圧の高いリンガ信号により外付け電話器13を呼出させ
ることができる。この場合にも、ファクシミリ通信およ
び電話通信の両方で呼出することになる。
【0041】次に、このステップS12のリレー切り換
え制御の後、または、ステップS13で本体カバー11
aが閉じていると判定した場合には、ステップS13で
開閉スイッチ68を介してコントロール回路66は本体
カバー11aが閉じているかどうかを判定する。ステッ
プS13で前蓋が閉じていると判定した場合には、ステ
ップS14でリレー65の切り換え制御を行わない。こ
のように、切り換え制御を行わないということは、リレ
ー65を、その第1のスイッチング部は接地側に、第2
のスイッチング部は外付け電話器リンガ昇降回路67側
の通常位置のままの状態である。つまり、コントロール
回路66は相手局からの受信データからファクシミリ通
信であるかまたは電話通信であるかを判断し、ファクシ
ミリ通信である場合には、これらの判断に基づいて呼出
音を鳴らさずにファクシミリモードによりその画像デー
タを記録紙に記録して出力するようにしており、また、
電話である場合には、呼出音を鳴らして使用者に知らせ
るようにしている。
【0042】したがって、本体カバー11aの開動作に
連動して、例えば電圧の高い24Vの外付け電話器リン
ガ昇降回路67への電源を遮断するとともに、リレー6
5を制御して外付け電話器13に接続された共通端子を
電話器リンガ昇降回路67側の他方端子から外部回線側
の一方端子に切り換えて接続するため、装置本体11の
本体カバー11aが開いている場合にも電話通信の呼出
音を鳴らすことができて、従来のように電話通信が着信
していても使用者が判らないというような事態は防止さ
れることになる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本体カバ
ーの開動作に連動して少なくとも呼出音信号発生手段へ
の電源を遮断するとともに、切換手段を制御して外付け
電話器を呼出音信号発生手段から外部回線に切り換えて
接続するため、外部回線側に外付け電話器を直接接続す
ることができて、装置本体の前蓋が開いている場合にも
電話通信の呼出音を鳴らすことができる。
【0044】また、呼出音信号検知手段による検知によ
り切換手段を制御して外付け電話器を呼出音信号発生手
段から外部回線に切り換えて接続するため、外部回線側
に外付け電話器を直接接続することができて、前蓋の開
閉にかかわらずファクシミリ通信においても電話通信と
同様に呼出音を鳴らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すファクシミリ装置の
全体斜視図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の内部構成を示す縦断
面図である。
【図3】図1および図2のファクシミリ装置の制御機能
を示す制御ブロック図である。
【図4】図3の制御部55の本発明の要部を示すブロッ
ク図である。
【図5】図1〜図4のファクシミリ装置における着信時
鳴動モードの動作内容を示すフローチャートである。
【図6】図1〜図4のファクシミリ装置における本体カ
バー開時鳴動モードの動作内容を示すフローチャートで
ある。
【図7】従来のファクシミリ装置の外観を背面部側から
見た斜視図である。
【図8】図7のファクシミリ装置の前蓋を開いた状態を
正面部から見た斜視図である。
【符号の説明】
11 装置本体 11a 本体カバー 12 操作部 13 外付け電話 14 読取部 15 記録部 51 記憶部 54 モデム 55 制御部 64 リンガ検出回路 65 リレー 66 コントロール回路 67 外付け電話リンガ昇降回路 68 開閉スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 雅弘 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 佐藤 勝 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 酒井 浩 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 中村 繁昭 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 森田 由郎 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信または電話通信を判断
    してファクシミリ通信の場合には呼出音を鳴らさず、電
    話通信の場合には呼出音信号発生手段からの呼出音信号
    により呼出音を鳴らすように制御するファクシミリ装置
    において、外付け電話器を外部回線側または前記呼出音
    信号発生手段側に切り換えて接続する切換手段と、本体
    カバーの開動作に連動して少なくとも前記呼出音信号発
    生手段への電源を遮断するとともに、前記切換手段を制
    御して外付け電話器を前記呼出音信号発生手段側から外
    部回線側に切り換えて接続する制御手段とを有するファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ通信または電話通信を判断
    してファクシミリ通信の場合には呼出音を鳴らさず、電
    話通信の場合には呼出音信号発生手段からの呼出音信号
    により呼出音を鳴らすように制御するモードを有するフ
    ァクシミリ装置において、外付け電話器を外部回線側ま
    たは前記呼出音信号発生手段側に切り換えて接続する切
    換手段と、前記ファクシミリ通信または電話通信におけ
    る呼出音信号を検知する呼出音信号検知手段と、前記呼
    出音信号検知手段による呼出音信号の検知により前記切
    換手段を制御して外付け電話器を前記呼出音信号発生手
    段側から外部回線側に切り換えて接続する制御手段とを
    有するファクシミリ装置。
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