JPH09212610A - 電子保証書 - Google Patents

電子保証書

Info

Publication number
JPH09212610A
JPH09212610A JP8055306A JP5530696A JPH09212610A JP H09212610 A JPH09212610 A JP H09212610A JP 8055306 A JP8055306 A JP 8055306A JP 5530696 A JP5530696 A JP 5530696A JP H09212610 A JPH09212610 A JP H09212610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
display
electronic
warranty
certificate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8055306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3675933B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Masuno
義明 増野
Masaharu Fukumuro
雅晴 福室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP05530696A priority Critical patent/JP3675933B2/ja
Publication of JPH09212610A publication Critical patent/JPH09212610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3675933B2 publication Critical patent/JP3675933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保証書が商品から分離されずに取り付けられ
てきた履歴の確認。 【構成】 時計と状態履歴表示を備える電子保証書にお
いて、電子保証書表示記録部が電子保証書台座から分離
されている期間または正常に前記台座に固定されている
期間を履歴情報として表示記録することを特徴とする電
子保証書。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子式の保証書に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来の保証書は葉書と同様の形状の紙
製のものが一般的である。保証書には、保証内容記載が
インク印刷でなされている。前記記載内容は保証の範囲
を記載したものであり、例えば、商品の蓋をこじ開けて
改造した商品は保証の範囲外であるとか落下等の衝撃を
与えた場合には範囲外であるとか濡らした場合には範囲
外であるといったことが細かく記載されている。保証の
有効期限が1年であるといった記載もこの記載部分でな
される。範囲等の条件の記載が多量になる場合にはこの
保証書の前記保証内容記載の部分では、単に、マニュア
ルの範囲記載欄を参照といった省略された記載がなされ
ている。前記保証書には、保証開始日と製品情報のバー
コード表示と製品情報表示が備えられている。前記保証
開始日表示は消費者が小売商店から購入した日時とする
場合が多いので、この保証開始日時表示は前記小売商店
で記載される場合が一般的である。この場合には前記小
売商店の名称や連絡先も前記保証書に示す必要がある。
このために捺印欄が設けられている。保証書によっては
例えば、パソコンの場合のようにユーザー登録を義務付
けている場合もある。この場合には保証書に備えている
連絡用葉書に前記小売店の捺印とは別にエンドユーザー
となる該消費者が個人の住所や電話番号と場合によって
は捺印も行ってからメーカーや情報管理会社に送付しな
ければならない。上記作業を行うと登録番号が割り当て
られて故障の場合の保証やバージョンアップなどの各種
アフターサービスを享受できる仕組になっている。牛乳
などの生鮮食料品では賞味期間を記載している。この記
載部分は製造メーカーや販売店に関する情報も記載され
ており上述してきた保証書と同様の機能を備えている。
広義に保証書といえる。また、商品は製造メーカーから
消費者に渡るまでに運搬や仕分けといった作業がなされ
る。運搬や仕分けの際には受け入れと出荷業務が有り、
伝票が取り交わされる。これらの伝票には全体の個数と
良品数が記載されて、製品情報等の記載もなされてい
る。この観点からは上記伝票は保証書と同じといってよ
い。商品は製造メーカーの出荷時点では各種の出荷検査
を行っているのでその商品の性能や機能は相当の信頼度
があると言える。しかし、商品は運送会社や中間商社そ
して小売店といった複数の機関が関与した後に消費者に
達する。これらの運送会社等の取扱の如何によっては前
記商品の性能や機能が著しく劣化してしまう。例えば、
電気製品を運送中に高所から墜落させて衝撃が与えられ
ていたとする。収納箱の外見には痕跡が残っていない場
合にはそのまま届け先に渡してしまう場合も有り得る。
中間の商社では製品の性能を検査する設備を備えていな
いことが一般的であるので、前記中間商社はその商品を
小売店に配送してしまう。配送された小売店でも検査を
せずに消費者に販売してしまうことが一般的であるの
で、前記運送途中での重大な損傷を受けた商品が消費者
に渡ってしまう。従来の保証書はこのように運送中や小
売店での取り扱い上の原因で劣化してしまった商品に対
しても、また、正常に取り扱われてきた商品に対しても
同様にその性能を保証しなければならない状況である。
例えば、前記損傷の影響が1ヵ月後に現われてきた場合
には中間商社で検査装置を備えていても発見できないこ
とがある。このように製品の流通過程での取り扱いは製
品の信頼性や修理等のアフターサービスコストに重要な
要素であるにも関わらず、モニタリングができないのが
現状である。流通に関しても別の問題例では、蘭の鉢値
えの場合がある。蘭は高級な花としてギフトに多用され
る商品である。通常はつぼみを備えた鉢値えをギフトと
して送ることで次々に花が開花するように配慮されてい
る。しかしながら、せっかくつぼみを備えた蘭の鉢値え
でも運送途中である一定温度以下(花の種類で異なる
が、例えば16℃以下)にさらされるとその低温ダメー
ジによりつぼみは開花しないことが知られている。つぼ
みが開花しない蘭の鉢値えは極端にその商品価値が低下
してしまう。特にギフトに多用されるという特殊性を考
えると開花しない蘭をギフトすることで、受け取った方
は自身の管理が不行であったと恐縮してしまいかえって
気まずくなることもある。実際に鉢値えのギフトの場合
はこのような受け取り手の精神的な負担があることを嫌
って敬遠する傾向もある。例えば、前記蘭の鉢値えの場
合にはある一定温度以下の低温にさらさなければ比較的
簡単に開花させられるので、受け取り手が通常の室内に
前記鉢値えを置いておけば楽に開花させられるはずであ
る。もしも開花しない場合には前記運送途中での取り扱
いが極端に悪かったと考えるべきである。この蘭の鉢値
えの場合には開花にとって致命的なダメージを与えてし
まっていても小売店では判別できない。このため、常
に、上記ダメージ品を掴んでしまう危険性を抱えてい
る。上記の一般的な保証書の抱える問題を低減する保証
書として図5に示す保証書が提案されている。図5の保
証書は平成8年1月4日に増野(他2名)による出願の
「履歴表示機能を備えた保証書」に示された実施例の一
部である。記号の説明については本明細書で新たに記述
し直してある。図5はカメラのフィルムに関する保証書
の例である。この保証書は35ミリフィルムを複数個ま
とめて収納する箱に一つ備えて使用される。主に、製造
メーカーから小売店に配送されるまでの各業者が収納箱
単位で管理するのに使用する。図5の電子保証書(1)
は現在時刻表示、現在状態表示、状態履歴表示(グラ
フ)と総合評価表示(減衰率として表記)といった状態
履歴表示(2)を備えている。前記表示は温度センサ、
湿度センサ、照度センサといったセンサで検知した情報
の出力結果を演算処理して表示してある。状態履歴表示
(グラフ)は湿度や照度に切り替えることもできる。切
り替えには表示切替スイッチ(3)を用いる。前記スイ
ッチを押す毎に温度、湿度、照度の順で切り替わって表
示される。総合評価表示は温度と湿度と照度の各センサ
からの出力を演算して表示するので前記選択スイッチの
状態に関わらずに各出力の総合判定結果に応じて刻々と
変化しながら表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般の保証書において
はすでに指摘した通り、商品の状態のチェック、特に運
搬途中や商店での陳列中に過度な負荷が加わっていない
かの確認には到底及ばない。図3で示した電子保証書で
はその商品の取扱の履歴が確実に把握できるように工夫
されたものであるが商品から取り外されていた場合には
その間の商品の状態を把握することができない(履歴の
空白)。商品への熱や衝撃といった負荷の履歴を記録す
る方法として温度シール(過熱シール)や衝撃シールと
いったシールが販売されている。これらのシールでも制
約条件付きながら履歴を残すことができるが、必要な期
間の全期間確実に張り付けられていたとの確認が取れな
い課題があった。このように、従来の保証書では商品の
状態を必要な期間確実に記録して表示、良否の判断を行
っていたことを確認することができなかった。換言すれ
ば、従来の保証書では履歴の空白をチェックする機能が
欠けていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電子保証書は、
時計と状態履歴表示を備える電子保証書において電子保
証書表示記録部が電子保証書台座から分離されている期
間または正常に前記台座に固定されている期間を履歴情
報として表示記録すること、または、前記分離されてい
る期間または正常に前記台座に固定されている期間を電
子保証書台座に表示記録すること、または、前記電子保
証書表示記録部が分離されている期間の前記台座の状態
履歴を記録するためのタイマーとセンサーと記録装置を
備えていることを特徴とする。
【0005】
【作用】電子保証書が商品に取り付けられた台座に正常
に固定されている期間または正常に固定されていない分
離状態の期間またはその両方の期間に関する履歴情報を
表示記録することで、状態履歴を表示記録する機能を有
する電子保証書が確実に商品の状態履歴の表示記録をす
ることができる。また、前記電子保証書が正常に固定さ
れていなかった期間を正確に把握することができる。
【0006】
【実施例】本発明の請求項1に対応する第1の実施例を
図1に示す。電子保証書(1)は電子保証書表示記録部
(4)と電子保証書台座(5)により構成されている。
前記保証書部には状態履歴表示(2’)と表示切替スイ
ッチ(3)と警告灯(6)が備えられている。図では描
かれていないが前記電子保証書表示部裏面には複数の電
極突起が備えられている。前記台座は抵抗パターン
(7)が形成されている。抵抗値は前記パターンの材質
や線長と線幅によって任意に調整して形成できる。例え
ば、NiCr(ニッケルとクロムの合金)を線幅1ミリ
メートル、線厚みが0.1ミリメートル線長が1センチ
メートルにして抵抗パターンとして用いる。抵抗パター
ンの両端には前記電極突起物と接触するためのパッドを
形成しておく。図1の例では電極突起が2つの場合を描
いている。前記台座と前記表示記録部とは磁石で互いに
固定するようにしてある。前記台座と商品(8)または
商品の包箱との固定は接着剤で堅固に行ってある。
【0007】図1の電子保証書を実際に使用する例につ
いて述べる。商品としてハードディスク内蔵のパーソナ
ルコンピュータに用いた例である。パーソナルコンピュ
ータの包箱である段ボール箱の上面に本保証書の台座を
接着剤で張り付ける。この台座は箱を製作する段階で一
体ものとして製作しても良い。パーソナルコンピュータ
の製造メーカーは製品出荷時に前記表示記録部を初期セ
ットして前記台座に取り付ける。この取り付けは前記表
示記録部及び台座に備えた磁石の磁力を用いて行う。前
記初期セット時には前記電子保証書のタイマーを初期値
として0にする。前記保証書では衝撃の強さと向き、お
よび温度と湿度の全てを10秒おきに測定するようにし
てある。前記表示記録部が前記台座に固定されている場
合には前記電極突起が前記抵抗値を検値している。予め
設定しておいた抵抗値と同一(一定の誤差許容範囲も予
め設定)である場合には電子保証書は自身が商品に正常
に取り付けられた状態と判断して状態記録を継続してい
く。この間に所定の限界値を超えた危険状態になれば前
記警告灯の所定のLEDが点灯するようにしておく。前
記状態履歴表示では前記表示切替スイッチに応じて履歴
情報をさかのぼって確認できる。図1の電子保証書では
表示部が商品から分離されている期間を測定してその履
歴を記録表示することができる。前記電極突起間が所定
の抵抗値でない場合には前記分離状態と判断して分離状
態の期間を計測する機能が前記表示部に具備されてい
る。商品の性格に応じて一定時間以上の分離が生じた場
合には警告灯の点灯を行う。前記状態履歴表示での分離
状態期間表示も行う。
【0008】 図2に本発明請求項2に対応する実施例
を示す。電子保証書表示記録部(4)には状態情報出力
部(9)が備えられている。そして、電子保証書台座
(5)には前記出力部に対向する位置に台座状態履歴表
示部(10)が配置されている。前記出力部と前記台座
表示部の組み合わせにより前記表示記録部が前記台座に
正常にセットされていた期間の履歴情報を前記台座に表
示する機能を果たす。
【0009】電子保証書は商品から分離されて保管され
ていては、前記保証書での表示記録情報が意味の薄いも
のになることはすでに述べたとおりである。図2の電子
保証書は前記表示記録部の履歴情報の中で、警告灯に表
示する重要情報例えば、限界温度を超えた履歴があると
の情報を前記台座表示部に記録する機能を有する。さら
に、前記台座表示部では正常に電子保証書がセットされ
て状態記録している期間を記録表示する。例えば、表示
記録部がセットされた時点で電子保証書稼働時刻として
前記台座表示部にその時刻を表示する。電子保証書稼働
中に上述した重要情報が発生すれば、その内容を「温度
上限超え」などの表示で記録する。そして、表示記録部
が取り外される時点で取り外し時刻を表示する。この一
連の表示記録動作によって台座に履歴情報の一部が残さ
れる。前記表示記録部に固有の認識番号を与えておき、
前記稼働時にその番号も記録するようにしておけば、さ
らに詳しい情報を前記認識番号で探し出して調査するこ
とが可能である。図2の実施例で示した電子保証書は、
商品に確実に固定されている電子保証書台座に状態履歴
情報を表示させることで、電子保証書を商品に取り付け
る使用上の拘束力を強める働きがある。また、前記表示
記録部を回収した後も商品にそれまでの重要履歴を残し
ておくことができる。
【0010】図2では表示記録部が台座に正常にセット
されていることの確認を光学的に行った例も示してい
る。発光素子(11)と受光素子アレー(12)が電子
保証書表示記録部(4)に備えられており、光反射溝
(13)が電子保証書台座(5)に図で示すように前記
発光素子と受光素子アレーに対向する位置に配置されて
いる。前記光反射溝と前記発光素子と受光素子アレーの
配置は、所定の電子保証書が正常にセットされた場合に
反射光が特定の受光素子に飛び込むように製作されてい
る。このことで、セットされた電子保証書が所定のもの
であることと、正常な位置にセットされたことの両方を
確認する。
【0011】本発明請求項3に対応する実施例を図3に
示す。図3の(あ)は側面図で(い)は正面図である。
電子保証書表示記録部(4)と電子保証書台座(5)で
構成されている。前記電子保証書には状態履歴表示
(2)がなされる。加えて、前記台座に各種のセンサー
(14)とタイマー(15)が備えられている。この電
子保証書の使用例として旋盤装置に取り付けた例を説明
する。前記台座は旋盤装置の駆動部分近傍に張り付け
る。備えるセンサー(14)としては振動センサーと湿
度センサーと温度センサーである。前記振動センサーで
鍵盤装置の使用開始時刻と停止時刻が認識される。通常
は前記電子保証書表示記録部が前記台座にネジ止めされ
ており、前記各センサーとタイマーからの状態情報は前
記表示記録部に備えた記録装置に記録されるとともに前
記状態履歴表示に表示される。前記振動センサーは旋盤
装置の動作状態、例えば、軸ブレやモーターの回転異常
といった情報も履歴情報として収集している。半年周期
で前記保証書表示記録部を前記旋盤納入元に郵送すると
納入元では前記履歴情報を分析して異常の早期発見に努
めることができる。振動が異常に近い使い方をしている
使用客にはカウンセリングを行う。温度や湿度に関して
も同様である。前記表示記録部を郵送してから手元に戻
ってくる間は前記表示記録部が前記台座から分離されて
しまっている。この状況に備えて前記タイマーや各種セ
ンサーを台座にも備えるようにしてある。前記表示記録
部が正常な位置に配置されていない間は前記台座に備え
た機能によって各種情報を台座自身に蓄えるようにして
ある。
【0012】本発明請求項3に対する第2の実施例を図
4に示す。(あ)が正面図で(い)が側面図である。電
子保証書表示記録部(4)は鍵(16)に図で示した配
置で取り付けられている。この例はレンタルのブルドー
ザに備えた例である。鍵を差し込む鍵穴(17)は運転
台(18)に備えている。前記鍵穴には電子保証書台座
(5)が接着されている。前記電子保証書表示記録部と
台座のそれぞれの形状は図4(あ)に示すように鍵(1
6)が回転してエンジンを始動することで正常な配置と
なるように考慮されている。この実施例ではブルドーザ
のメーカーが一般使用を目的として(特にレンタル用で
はないという意味)製造したブルドーザに本発明の電子
保証書を取り付けることでレンタル用のブルドーザとし
て貸し出せるようにした例である。レンタル用への加工
は前記台座の接着と鍵の改造(前記表示記録部取り付
け)だけである。前記表示記録部を備えた鍵には固有の
認識番号が予め入力されており、鍵穴に鍵を差し込む都
度、前記台座に備えた記録装置に前記認識番号が入力さ
れる。前記台座では各々の認識番号ごとにその使用時間
を記録する。前記台座は加速度センサを備えており、使
用時の加速度履歴をそれぞれの認識番号ごとに整理して
記録してある。前記表示記録部にも使用記録が記録され
る。
【0013】本発明請求項3に関する第3の実施例を再
び図3を用いて説明する。図3の電子保証書を自動車の
バッテリーに使用した例を説明する。自動車のバッテリ
ー近傍のエンジンルーム内に電子保証書台座を接着す
る。バッテリーへの使用例では台座には温度センサと電
流計を備えている。前記電流計はバッテリーに蓄積され
る電流値と使用または放電される電流値を計測する。こ
の電子保証書の例では電子保証書をバッテリー自身に接
着せずに近傍のエンジンルーム内に接着している。バッ
テリーは自動車自身の寿命に比べて短命な場合が多い。
その原因がバッテリー自身にある場合もあるが自動車に
原因がある場合も少なくない。例えば、自動車内の配線
が漏電していて電力の消費が多い場合には一見バッテリ
ーの能力が低く誤解される。また、自動車のエンジンル
ームのバッテリー位置の気温が低い場合には化学反応で
電力を生成するバッテリーが力を発揮できない。自動車
自身に原因があってもバッテリーが不良と思い込んで何
度もバッテリーを取り替えることになりかねない。この
ような場合にはここで説明したように台座をエンジンル
ームに設置して自動車自身にバッテリーとその取り替え
作業の測定履歴を記録することが必要で本実施例でもそ
の要求に答えている。バッテリーと一緒に配布される電
子保証書表示記録部にはバッテリー自身の情報が予め書
き込まれている。前記台座はこのバッテリー情報も記録
しておくことで、どのようなバッテリーを用いた場合に
バッテリーの特性が良いかといった相性の診断が行え
る。一方、不良の場合にはバッテリー自身も検討する必
要があるので、電子保証書表示記録部がバッテリーと一
緒に解析に回される。
【0014】
【発明の効果】本発明の電子保証書では、保証書が商品
に取り付けられた台座に正常に固定されている期間また
は逆に分離されていた期間の履歴を表示記録することが
できるので、電子保証書の状態履歴情報が商品の状態履
歴情報として有効に発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明請求項1に対応する電子保証書の実施
例の斜視図である。
【図2】は本発明請求項2に対応する電子保証書の実施
例の断面図である。
【図3】は本発明請求項3に対応する電子保証書の実施
例の側面図(あ)と正面図(い)である。
【図4】は本発明請求項3に対応する電子保証書の実施
例の実施例の正面図(あ)と側面図(い)である。
【図5】は従来の電子保証書の正面図である。
【符号の説明】
1は電子保証書、2と2’は状態履歴表示、3は表示切
替スイッチ、4は電子保証書表示記録部、5は電子保証
書台座、6は警告灯、7は抵抗パターン、8は商品、9
は状態情報出力部、10は台座状態履歴表示部、11は
発光素子、12は受光素子アレー、13は光反射溝、1
4はセンサー、15はタイマー、16は鍵、17は鍵
穴、18は運転台である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計と状態履歴表示を備える電子保証書に
    おいて、電子保証書表示記録部が電子保証書台座から分
    離されている期間または正常に前記台座に固定されてい
    る期間を履歴情報として表示記録することを特徴とする
    電子保証書。
  2. 【請求項2】請求項1の電子保証書において、前記分離
    されている期間または正常に前記台座に固定されている
    期間を電子保証書台座に表示記録することを特徴とする
    電子保証書。
  3. 【請求項3】請求項1の電子保証書において、前記電子
    保証書表示記録部が分離されている期間の前記台座の状
    態履歴を記録するためのタイマーとセンサーと記録装置
    を備えていることを特徴とする電子保証書。
JP05530696A 1996-02-06 1996-02-06 電子保証書 Expired - Fee Related JP3675933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05530696A JP3675933B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 電子保証書

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05530696A JP3675933B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 電子保証書

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09212610A true JPH09212610A (ja) 1997-08-15
JP3675933B2 JP3675933B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=12994895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05530696A Expired - Fee Related JP3675933B2 (ja) 1996-02-06 1996-02-06 電子保証書

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3675933B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119585A1 (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 状態認識タグ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119585A1 (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 状態認識タグ
US7595730B2 (en) 2004-06-02 2009-09-29 Panasonic Corporation State recognition tag

Also Published As

Publication number Publication date
JP3675933B2 (ja) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7004621B2 (en) Method of monitoring temperature exposure
Germain et al. How a customer mission statement affects company performance
US8555605B2 (en) Method of cigarette packaging and cigarette packaging system
WO2000026111A9 (en) A method of recording the temperature of perishable products in cold chain distribution
US7418365B2 (en) Method for verifying and/or detecting tampering
EP1626009A1 (en) Return mailer
US20040236585A1 (en) Optical media repair method and optical media mailer therefor
JP4132187B2 (ja) 製造情報管理システムおよび製造情報管理方法
JP3675933B2 (ja) 電子保証書
JP2004054819A (ja) 品質管理バーコードおよび品質管理バーコードを備える物品
US20070170716A1 (en) Return label and tracking system
JPH09188074A (ja) 履歴表示機能を備えた保証書
JP3152921B2 (ja) 配送伝票
JP2002211755A (ja) 再利用可能なicタグ付き配送票を用いた配送方法
JP2008251197A (ja) 電池および電池外装体
JP2005515559A (ja) 工場在庫に保管する前に受理品目を識別して登録する方法
JP2004145876A (ja) サプライ商品回収管理システム、方法、プログラム及び記録媒体
JP2000001031A (ja) ラベルプリンタ及びラベル
JP2726385B2 (ja) 比較装置
JP2005196803A (ja) 生産管理システムの添付書類発行制御方法
JPH08282161A (ja) 保証書付き帳票
KR20040047058A (ko) 무점착성 라벨 송장 및 라벨 송장의 제조방법
JP4606107B2 (ja) カード付き台紙におけるカード脱落検出方法
CN2710086Y (zh) 商品检验索赔卡
JP4310662B2 (ja) ラベルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees