JPH09211731A - 反射型偏光スクリーン - Google Patents
反射型偏光スクリーンInfo
- Publication number
- JPH09211731A JPH09211731A JP8014659A JP1465996A JPH09211731A JP H09211731 A JPH09211731 A JP H09211731A JP 8014659 A JP8014659 A JP 8014659A JP 1465996 A JP1465996 A JP 1465996A JP H09211731 A JPH09211731 A JP H09211731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- adhesive
- screen
- polarizing film
- polarizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は難燃性に秀れた反射型偏光スクリー
ンを提供することを目的とする。 【解決手段】 支持部材1の上面に、下面に反射面2a
を形成し上面を光拡散処理した偏光フィルム2を接着剤
3を介して積層したものである。
ンを提供することを目的とする。 【解決手段】 支持部材1の上面に、下面に反射面2a
を形成し上面を光拡散処理した偏光フィルム2を接着剤
3を介して積層したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は反射型偏光スクリー
ンに関するものである。
ンに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら提案されている反射型偏光スクリーンの構造は、図1
に図示したように、支持フィルム(PETフィルム)21
の上面に、片面をマット加工したフィルム(PETフィ
ルム)であって該マット面にアルミ蒸着した反射材22を
該アルミ蒸着面22aを上側にして積層し、この反射材22
の上に偏光フィルム23(PET染料系)を積層し、この
偏光フィルム23の上面に透明な保護フィルム24(光を拡
散させる為上面をマット加工したOPPマットフィル
ム)を積層したものである。尚、各部材の層間にはウレ
タン系接着剤25が介存せしめられる。
ら提案されている反射型偏光スクリーンの構造は、図1
に図示したように、支持フィルム(PETフィルム)21
の上面に、片面をマット加工したフィルム(PETフィ
ルム)であって該マット面にアルミ蒸着した反射材22を
該アルミ蒸着面22aを上側にして積層し、この反射材22
の上に偏光フィルム23(PET染料系)を積層し、この
偏光フィルム23の上面に透明な保護フィルム24(光を拡
散させる為上面をマット加工したOPPマットフィル
ム)を積層したものである。尚、各部材の層間にはウレ
タン系接着剤25が介存せしめられる。
【0003】このような反射型偏光スクリーンは一般に
巻き取り式スクリーンに採用されており、可及的に薄く
軽量であることが要求されている。
巻き取り式スクリーンに採用されており、可及的に薄く
軽量であることが要求されている。
【0004】また、最近、巻き取り式スクリーンも難燃
性の高い巻き取り式スクリーンが要求されており、これ
まで提案されている巻き取り式スクリーンはこの難燃性
の点において未だ不十分である。
性の高い巻き取り式スクリーンが要求されており、これ
まで提案されている巻き取り式スクリーンはこの難燃性
の点において未だ不十分である。
【0005】尚、この難燃化を達成するには、各構成部
材は有機部材で可燃物の為、この可燃物の使用量を減ら
すか、または、各構成部材に難燃性の高い部材を使用す
るというような方法がある。
材は有機部材で可燃物の為、この可燃物の使用量を減ら
すか、または、各構成部材に難燃性の高い部材を使用す
るというような方法がある。
【0006】本発明は、可燃物である各構成部材の絶対
量を可及的に減らすことにより、難燃化を達成させ、且
つ非常に軽量で取り扱い易い反射型偏光スクリーンを提
供するものである。
量を可及的に減らすことにより、難燃化を達成させ、且
つ非常に軽量で取り扱い易い反射型偏光スクリーンを提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0008】支持部材1の上面に、下面に反射面2aを
形成し上面を光拡散処理した偏光フィルム2を接着剤3
を介して積層したことを特徴とする反射型偏光スクリー
ンに係るものである。
形成し上面を光拡散処理した偏光フィルム2を接着剤3
を介して積層したことを特徴とする反射型偏光スクリー
ンに係るものである。
【0009】
【発明の作用並びに効果】本発明は、反射材を設けず、
偏光フィルム2の下面に直接反射面2aを形成するとと
もに、上面にマット加工した保護部材を設けず、偏光フ
ィルム2の上面を直接光拡散処理したから、即ち、支持
部材1と偏光フィルム2のみの構成にし可燃物の絶対量
を減らしたから、難燃性に秀れ且つ非常に軽量で取り扱
い易い反射型偏光スクリーンとなる。
偏光フィルム2の下面に直接反射面2aを形成するとと
もに、上面にマット加工した保護部材を設けず、偏光フ
ィルム2の上面を直接光拡散処理したから、即ち、支持
部材1と偏光フィルム2のみの構成にし可燃物の絶対量
を減らしたから、難燃性に秀れ且つ非常に軽量で取り扱
い易い反射型偏光スクリーンとなる。
【0010】
【発明の実施の態様】図2,3は本発明の一実施例を図
示したもので、以下に説明する。
示したもので、以下に説明する。
【0011】図2に図示した反射型偏光スクリーンは支
持部材1(例えばPETフィルム)の上面に、下面に反
射面2aを形成し上面を光拡散処理した偏光フィルム2
(例えばPET染料系)を接着剤(透明なウレタン系接
着剤)を介して積層したものである。
持部材1(例えばPETフィルム)の上面に、下面に反
射面2aを形成し上面を光拡散処理した偏光フィルム2
(例えばPET染料系)を接着剤(透明なウレタン系接
着剤)を介して積層したものである。
【0012】この各構成部材は可及的に難燃性に秀れた
部材を採用することが望ましく、例えば支持部材1はP
ETフィルムの代わりに塩化ビニルフィルム,ポリカー
ボネートフィルム等を採用するとより秀れた難燃性を示
すことになる。ただし、スクリーンとしての光学的特性
が劣化するような樹脂は採用し得ない。
部材を採用することが望ましく、例えば支持部材1はP
ETフィルムの代わりに塩化ビニルフィルム,ポリカー
ボネートフィルム等を採用するとより秀れた難燃性を示
すことになる。ただし、スクリーンとしての光学的特性
が劣化するような樹脂は採用し得ない。
【0013】この反射面2aは、偏光フィルム2の下面
をサンドブラスト処理等によりマット加工し、このマッ
ト加工面にアルミ(若しくは銀)を蒸着したものであ
る。マット加工面とアルミとの間は可及的に光の吸収が
起きないように接着剤は介存せしめない方が望ましい。
をサンドブラスト処理等によりマット加工し、このマッ
ト加工面にアルミ(若しくは銀)を蒸着したものであ
る。マット加工面とアルミとの間は可及的に光の吸収が
起きないように接着剤は介存せしめない方が望ましい。
【0014】また、上面の光拡散処理も同様なマット加
工であり、このマット加工面が光拡散面となる。
工であり、このマット加工面が光拡散面となる。
【0015】尚、偏光フィルム2の下面にアルミを蒸着
してもスクリーンとしての光学的特性が劣化しないこと
は実験により確認済である。
してもスクリーンとしての光学的特性が劣化しないこと
は実験により確認済である。
【0016】この図2に係る反射型偏光スクリーンは、
図3に図示したように、ロール7に巻回された偏光フィ
ルム2の片面にグラビアロール4により接着剤を塗布
し、適宜乾燥後、ロール8に巻回された支持部材1とラ
ミロール5により貼り合わせ、巻き取りロール6に巻き
取って製造するものである。
図3に図示したように、ロール7に巻回された偏光フィ
ルム2の片面にグラビアロール4により接着剤を塗布
し、適宜乾燥後、ロール8に巻回された支持部材1とラ
ミロール5により貼り合わせ、巻き取りロール6に巻き
取って製造するものである。
【0017】このようにして製造した反射型偏光スクリ
ーンは巻き取り式反射型偏光スクリーンとして使用され
る。この場合、このスクリーンは支持部材1と偏光フィ
ルム2のみの非常に簡易な構成で、可燃物の絶対量が少
ないから、難燃性に秀れ且つ非常に軽量で取り扱い易い
巻き取り式反射型偏光スクリーンとなる。
ーンは巻き取り式反射型偏光スクリーンとして使用され
る。この場合、このスクリーンは支持部材1と偏光フィ
ルム2のみの非常に簡易な構成で、可燃物の絶対量が少
ないから、難燃性に秀れ且つ非常に軽量で取り扱い易い
巻き取り式反射型偏光スクリーンとなる。
【図1】従来例の反射型偏光スクリーンの構造説明図で
ある。
ある。
【図2】本実施例の反射型偏光スクリーンの構造説明図
である。
である。
【図3】本実施例の製造工程説明図である。
1 支持部材 2 偏光フィルム 2a 反射面 3 接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 支持部材の上面に、下面に反射面を形成
し上面を光拡散処理した偏光フィルムを接着剤を介して
積層したことを特徴とする反射型偏光スクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8014659A JPH09211731A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 反射型偏光スクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8014659A JPH09211731A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 反射型偏光スクリーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09211731A true JPH09211731A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11867350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8014659A Pending JPH09211731A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 反射型偏光スクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09211731A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040024013A (ko) * | 2002-09-12 | 2004-03-20 | 김진곤 | 위상판 제조방법 및 이에 의하여 제조된 위상판 |
JP2005523472A (ja) * | 2002-04-17 | 2005-08-04 | シンコフ、ハワード | 反射タイプの投影スクリーンの改良品 |
-
1996
- 1996-01-30 JP JP8014659A patent/JPH09211731A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005523472A (ja) * | 2002-04-17 | 2005-08-04 | シンコフ、ハワード | 反射タイプの投影スクリーンの改良品 |
KR20040024013A (ko) * | 2002-09-12 | 2004-03-20 | 김진곤 | 위상판 제조방법 및 이에 의하여 제조된 위상판 |
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