JPH09210648A - 面形状の測定方法および測定装置 - Google Patents

面形状の測定方法および測定装置

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JPH09210648A
JPH09210648A JP8044282A JP4428296A JPH09210648A JP H09210648 A JPH09210648 A JP H09210648A JP 8044282 A JP8044282 A JP 8044282A JP 4428296 A JP4428296 A JP 4428296A JP H09210648 A JPH09210648 A JP H09210648A
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interferometer
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JP8044282A
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Inventor
Masashi Sueyoshi
正史 末吉
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面形状を所望のピッチで高精度に測定するこ
とのできる測定方法および測定装置。 【解決手段】 被検査面上の第1の点と、第1の点から
距離αだけ隔てた第2の点と、第2の点から距離(α+
β)だけ隔てた第3の点とにおける位置情報をそれぞれ
検出する第1〜第3干渉計を備え、初期状態である第1
の測定状態から相対移動量が距離差βのn倍(n:1、
2、3・・・の自然数)に順次等しくなる第nの測定状
態までの各測定状態における第1〜第3の干渉計の出力
に基づいて被検査面の面形状を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面形状の測定方法お
よび測定装置に関し、特に精密な位置決めが要求される
露光装置のステージにおいてレーザ干渉測長機から射出
されたレーザビームを反射する平面鏡の反射面の形状を
測定する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザ干渉測長機(以下、単
に「干渉計」という)による平面鏡の面形状の測定方法
としては、平面鏡の面形状の測定方向Yに沿って間隔p
を隔てて配置された2軸の干渉計を使用する方法があ
る。
【0003】2軸の干渉計を使用する面形状の測定方法
では、まず第1の測定状態において、2軸の干渉計の各
々の出力の差分に基づいて、2軸の干渉計に対応する反
射面上の2つの点の間における干渉計の計測方向に沿っ
た位置変化量Δ(0)を求める。次いで、第2の測定状
態において、平面鏡を測定方向Yに沿って2軸の干渉計
の間隔pに等しい距離だけ移動させて計測を行う。そし
て、各干渉計の出力の差に基づいて、2軸の干渉計に対
応する反射面上の2つの点の間における干渉計の計測方
向に沿った位置変化量Δ(p)を求める。この計測操作
を第nの測定まで順次続行し、位置変化量Δ{(n−
1)p}を求める。
【0004】こうして、計測された位置変化量Δ(0)
〜Δ{(n−1)p}を積算することにより、測定開始
における基準点から測定方向Yに沿って距離npだけ間
隔を隔てた点の干渉計の計測方向に沿った相対位置X
(np)を次の式(1)により求めることができる。
【数1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術の面形状の測定方法では、2軸の干渉計の間隔pより
も小さいピッチで面形状を測定することができない。し
たがって、面形状の測定精度を向上させて高次の面形状
を測定するためには、2軸の干渉計の間隔pをできるだ
け小さくする必要がある。
【0006】しかしながら、実際には、2軸の干渉計の
機械的な干渉を回避しながら間隔pを小さくするには限
界がある。たとえば、一般的によく使用されているヒュ
ーレット・パッカード社製の干渉計HP10706Aの場合、間
隔pを約40mmにするのが限界である。その結果、近
年、特に高精度な位置決めが要求される露光装置のXY
ステージに取り付けられる反射表面鏡の面形状の測定に
必要な測定精度を得ることが困難になってきている。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、面形状を所望のピッチで高精度に測定するこ
とのできる測定方法および測定装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、被検査面上の測定方向に沿った
複数の点における所定方向に沿った位置を検出すること
によって前記被検査面の面形状を測定する方法におい
て、第1の測定状態において、前記被検査面上の第1の
点における前記所定方向に沿った位置情報を第1の干渉
計で検出し、前記第1の点から前記測定方向に沿って第
1の距離αだけ間隔を隔てた前記被検査面上の第2の点
における前記所定方向に沿った位置情報を第2の干渉計
で検出し、前記第2の点から前記第1の点とは反対方向
に前記測定方向に沿って第1の距離とは異なる第2の距
離(α+β)だけ間隔を隔てた前記被検査面上の第3の
点における前記所定方向に沿った位置情報を第3の干渉
計で検出する第1工程と、前記第1の干渉計乃至前記第
3の干渉計に対して前記被検査面を前記測定方向に沿っ
て前記第1の測定状態から前記第2の距離と前記第1の
距離との距離差βのn倍(n:1、2、3・・・の自然
数)だけ順次相対移動させた第nの測定状態までの各測
定状態において、前記第1の干渉計乃至前記第3の干渉
計によってそれぞれ対応する前記被検査面上の点におけ
る前記所定方向に沿った位置情報を順次検出する第2工
程乃至第n工程とを備え、前記第1の測定状態から前記
第nの測定状態に亘る各測定状態における前記第1の干
渉計乃至前記第3の干渉計の出力に基づいて、前記測定
方向に沿って前記距離差βの周期で存在する前記複数の
点において前記被検査面の面形状を測定することを特徴
とする面形状の測定方法を提供する。
【0009】本発明の好ましい態様によれば、前記各測
定状態において、前記距離差βはα=Nβ(Nは2以上
の自然数)の関係を満足する。また、前記第1の干渉計
乃至前記第3の干渉計に対する前記被検査面の相対移動
に際する前記被検査面の前記測定方向に対するぶれを検
出し、検出したぶれに応じて前記被検査面の面形状の測
定値を補正することが好ましい。
【0010】また、本発明の別の局面によれば、被検査
面上の測定方向に沿った複数の点における所定方向に沿
った位置を検出し、前記複数の点において検出した位置
に基づいて前記被検査面の面形状を測定する装置におい
て、前記被検査面上の第1の点における前記所定方向に
沿った位置情報を検出するための第1の干渉計と、前記
第1の点から前記測定方向に沿って第1の距離αだけ間
隔を隔てた前記被検査面上の第2の点における前記所定
方向に沿った位置情報を検出するための第2の干渉計
と、前記第2の点から前記第1の点とは反対方向に前記
測定方向に沿って第1の距離とは異なる第2の距離(α
+β)だけ間隔を隔てた前記被検査面上の第3の点にお
ける前記所定方向に沿った位置情報を検出するための第
3の干渉計と、前記第1の干渉計乃至前記第3の干渉計
に対して前記被検査面を前記測定方向に沿って相対的に
移動させるための相対移動手段と、前記第1の干渉計乃
至前記第3の干渉計に対する前記被検査面の前記測定方
向に沿った相対移動量を検出するための相対移動量検出
手段とを備え、初期状態である第1の測定状態から前記
相対移動量が前記第2の距離と前記第1の距離との距離
差βのn倍(n:1、2、3・・・の自然数)に順次等
しくなる第nの測定状態までの各測定状態における前記
第1の干渉計乃至前記第3の干渉計の出力に基づいて、
前記測定方向に沿って前記距離差βの周期で存在する前
記複数の点において前記被検査面の面形状を測定するこ
とを特徴とする面形状の測定装置を提供する。
【0011】さらに、本発明の別の局面によれば、被検
面上の測定方向に沿った複数点における所定方向に沿っ
た位置を検出し、前記複数点において検出した位置情報
に基づいて前記被検面の面形状を測定する装置におい
て、前記被検面上の第1の位置における前記所定方向に
沿った位置情報を検出する第1の検出手段と、前記被検
面上の第1の位置から前記測定方向に沿って第1の所定
距離を隔てた前記被検面上の第2の位置における前記所
定方向に沿った位置情報を検出する第2の検出手段と、
前記被検面上の第2の位置から前記測定方向に沿って前
記第1の所定距離とは異なる第2の所定距離を隔てた前
記被検面上の第3の位置における前記所定方向に沿った
位置情報を検出する第3の検出手段と、前記第1乃至第
3の検出手段に対して前記被検面を相対的に所定ピッチ
毎に移動させる相対移動手段と、前記相対移動手段によ
って前記第1乃至第3の検出手段に対して前記被検面を
相対的に所定ピッチ毎に移動させることにより、前記前
記第1乃至第3の検出手段においてそれぞれ得られる各
ピッチ毎の検出情報に基づいて、前記被検面の面形状を
算出する算出手段とを備えたことを特徴とする面形状の
測定装置を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明では、被検査面上の各点に
おける位置情報の検出手段として、たとえば3軸の干渉
計を備えている。そして、第1の測定状態において、被
検査面上の第1の点における所定方向に沿った位置情報
を第1の干渉計で検出する。また、第1の点から測定方
向に沿って第1の距離αだけ間隔を隔てた被検査面上の
第2の点における所定方向に沿った位置情報を第2の干
渉計で検出する。さらに、第2の点から第1の点とは反
対方向に測定方向に沿って第1の距離とは実質的に異な
る第2の距離(α+β)だけ間隔を隔てた被検査面上の
第3の点における所定方向に沿った位置情報を第3の干
渉計で検出する。
【0013】次いで、第1の干渉計乃至第3の干渉計に
対して被検査面を測定方向に沿って第1の測定状態から
第2の距離と第1の距離との距離差βだけ相対移動させ
た第2の測定状態において、第1の干渉計乃至第3の干
渉計によってそれぞれ対応する被検査面上の点における
所定方向に沿った位置情報を検出する。この工程を順次
繰り返すことにより、被検査面を測定方向に沿って距離
差βのn倍(nは自然数)だけ順次相対移動させた第n
の測定状態までの各測定状態において、第1の干渉計乃
至第3の干渉計によってそれぞれ対応する被検査面上の
点における所定方向に沿った位置情報を順次検出する。
【0014】こうして、実施例において詳述するよう
に、各測定状態における第1の干渉計乃至第3の干渉計
の出力に基づいて、測定方向に沿って距離差βの周期で
存在する複数の点において被検査面の面形状を測定する
ことが可能となる。換言すれば、距離差βを所望の値に
設定することにより、各干渉計の最小間隔よりも小さな
周期(ピッチ)で高次の面形状を高精度に測定すること
ができる。
【0015】以下、本発明の実施例を、添付図面を参照
して説明する。図1は、本発明の実施例にかかる面形状
測定装置の構成を概略的に示す斜視図である。なお、本
実施例では、露光装置のXYステージに取り付けられる
平面鏡の面形状測定に対して本発明を適用している。図
1において、XYステージの支持面に垂直な方向にZ軸
を、XYステージの支持面上において互いに直交する2
つの方向にX軸およびY軸をそれぞれ設定している。
【0016】図1において、ベース(基盤)1上には、
Yステージ2が取り付けられている。Yステージ2は、
図中矢印で示すように、モータ4によってY方向に駆動
されるように構成されている。また、Yステージ2上に
は、Xステージ3が取り付けられている。Xステージ3
は、図中矢印で示すように、モータ5によってX方向に
駆動されるように構成されている。さらに、Xステージ
3上には、YZ平面に平行な反射面を有するX軸移動鏡
6およびXZ平面に平行な反射面を有するY軸移動鏡7
が取り付けられている。このように、ベース1、Yステ
ージ2、Xステージ3、モータ4、モータ5、X軸移動
鏡6およびY軸移動鏡7は、露光装置のXYステージを
構成している。
【0017】さらに、図1において、X軸移動鏡6の反
射面に対向するように、3つのX方向干渉計X1〜X3
がY方向に沿って並んで配置されている。干渉計X1と
X2とはY方向に沿って距離αだけ間隔を隔てて配置さ
れ、干渉計X2とX3とはY方向に沿って距離α+βだ
け間隔を隔てて配置されている。各干渉計X1〜X3
は、X方向に沿ったレーザビームBx1〜Bx3をそれぞれ
射出し、X軸移動鏡6の反射面からの戻り光を受光す
る。
【0018】また、Y軸移動鏡7の反射面に対向するよ
うに、3つのY方向干渉計Y1〜Y3がX方向に沿って
並んで配置されている。干渉計Y1とY2とはX方向に
沿って距離αだけ間隔を隔てて配置され、干渉計Y2と
Y3とはX方向に沿って距離α+βだけ間隔を隔てて配
置されている。各干渉計Y1〜Y3は、Y方向に沿った
レーザビームBy1〜By3をそれぞれ射出し、Y軸移動鏡
7の反射面からの戻り光を受光する。なお、本実施例で
は、α=Nβ(Nは2以上の自然数)の関係が成立して
いるものとする。
【0019】3軸のX方向干渉計X1〜X3の各出力お
よび3軸のY方向干渉計Y1〜Y3の各出力は、制御系
8の入力に接続されている。また、制御系8の出力は、
駆動系9の入力に接続されている。さらに、駆動系9の
出力は、モータ4および5の入力に接続されている。こ
のように、3軸のX方向干渉計X1〜X3、3軸のY方
向干渉計Y1〜Y3、モータ4および5、制御系8、お
よび駆動系9は、本実施例の測定装置を構成している。
【0020】図2および図3は、本発明の作用について
その原理を説明する図である。なお、3軸のX方向干渉
計X1〜X3を用いて行うX軸移動鏡6の反射面の面形
状測定と、3軸のY方向干渉計Y1〜Y3を用いて行う
Y軸移動鏡7の反射面の面形状測定とは、原理的に同じ
である。したがって、図2および図3では、3軸のX方
向干渉計X1〜X3を用いて行う測定方法の原理だけを
説明している。以下、図2および図3を参照して、本実
施例の測定装置の動作を説明する。
【0021】図2において、第1の測定状態では、X軸
移動鏡6の反射面が図中実線で示す位置にあり、Yステ
ージ2が全体座標の基準位置Y=0にあるものとする。
そして、第1の測定状態において、3軸のX方向干渉計
X1〜X3のうち干渉計X3から射出されたレーザビー
ムBx3がX軸移動鏡6の反射面に入射する点を移動鏡上
の局部座標の基準位置y=0とする。こうして、Y=0
の第1の測定状態では、X方向干渉計X1〜X3の各出
力として、x1(0)、x2(0)およびx3(0)を得るこ
とができる。
【0022】次に、駆動系9は制御系8からの駆動信号
に基づいてモータ4を回転駆動し、Yステージ2を+Y
方向に沿って図2中右側に移動させる。そして、X方向
干渉計X1〜X3の各出力は、βピッチで制御系8に取
り込まれて信号処理される。したがって、第(N+1)
の測定状態では、Yステージ2がY=Nβ=αの位置、
すなわちX軸移動鏡6の反射面が図中破線で示す位置に
達する。ちなみに、第(N+1)の測定状態において、
干渉計X3から射出されたレーザビームBx3がX軸移動
鏡6の反射面に入射する点はy=Nβ=αの位置とな
る。こうして、Y=αの第(N+1)の測定状態では、
X方向干渉計X1〜X3の各出力として、x1(α)、x2
(α)およびx3(α)を得ることができる。
【0023】図3に示すように、第1の測定状態におけ
る干渉計X2の出力と干渉計X1の出力との差x2(0)
−x1(0)と、第(N+1)の測定状態における干渉計
X3の出力と干渉計X2の出力との差x3(α)−x2
(α)との差は、y=αにおける反射面のX方向に沿っ
た位置X(α)とy=α+βにおける反射面のX方向に
沿った位置X(α+β)との差Δ(α)と一致する。し
たがって、y=αにおける反射面からy=α+βにおけ
る反射面への位置変化量Δ(α)は、次の式(2)のよ
うに表される。 Δ(α)=x2(0)−x1(0)−{x3(α)−x2(α)} (2)
【0024】さらに、Y=βの第2の測定状態では、X
方向干渉計X1〜X3の各出力として、x1(β)、x2
(β)およびx3(β)を得ることができる。また、Y=
α+βの第(N+2)の測定状態では、X方向干渉計X
1〜X3の各出力として、x1(α+β)、x2(α+β)
およびx3(α+β)を得ることができる。したがって、
図3を参照すると、y=α+βにおける反射面からy=
α+2βにおける反射面への位置変化量Δ(α+β)
は、次の式(3)のように表されることがわかる。
【数2】 Δ(α+β)=x2(β)−x1(β) −{x3(α+β)−x2(α+β)} (3)
【0025】こうして、y=α+kβ(kは0および自
然数)における反射面からy=α+(k+1)βにおけ
る反射面への位置変化量Δ(α+kβ)は、次の式
(4)のように一般化されることがわかる。
【数3】 Δ(α+kβ)=x2(kβ)−x1(kβ) −{x3(α+kβ)−x2(α+kβ)} (4)
【0026】式(4)に示すように、本実施例では、3
軸の干渉計X1〜X3を用いて、X軸移動鏡6の反射面
上の局部座標yに沿ってピッチβで位置変化量Δ(α+
kβ)を求めることができる。したがって、2軸の干渉
計を用いてピッチpで位置変化量Δ(kp)を求める従
来技術において示す式(1)の場合と同様に考えて、y
=α+nβにおけるX軸移動鏡6の反射面の位置X(α
+nβ)を、次の式(5)で表すことができる。
【数4】
【0027】なお、上述の式(5)において、初期値X
(α)はy=αにおけるX軸移動鏡6の反射面の位置で
ある。すなわち、y=0におけるX軸移動鏡6の反射面
の位置X(0)を基準にすれば、初期値X(α)はy=
0における反射面からy=αにおける反射面への位置変
化量に他ならない。このように、本実施例では、X軸移
動鏡6の反射面においてy=αからピッチβで面形状を
測定することができる。すなわち、ピッチβを所望の値
に設定することにより、各干渉計の最小間隔よりも小さ
な周期(ピッチ)で高次の面形状を高精度に測定するこ
とができる。
【0028】図4は、図1の実施例において面形状の測
定中にステージに回転が起こった場合の測定値の補正に
ついて説明する図であって、(a)はステージの直線運
動中において回転が起こっていない状態を、(b)はス
テージの直線運動中において回転が起こった状態をそれ
ぞれ示している。なお、図4において、X軸移動鏡6お
よびY軸移動鏡7は、X軸またはY軸に平行にステージ
と一体的に直線移動し且つZ軸に平行なステージ中心軸
線回りにステージと一体的に回転するものとする。ま
た、X軸移動鏡6の反射面とY軸移動鏡7の反射面との
直交度が確保されているのとする。
【0029】図4では、X方向干渉計X1〜X3とY方
向干渉計Y1〜Y3とが、ステージの中心軸線に関して
回転対称に配置されている。したがって、X軸移動鏡6
の反射面の面形状測定に際してX軸移動鏡6の回転に起
因する成分を取り除くことは、Y軸移動鏡7の回転に起
因する成分を取り除くことと等価である。すなわち、干
渉計X1と干渉計X2との差分信号のうちステージの回
転に起因する成分は、干渉計Y1と干渉計Y2との差分
信号に他ならない。したがって、y=α+kβ(kは0
および自然数)における反射面からy=α+(k+1)
βにおける反射面への正確な位置変化量Δ(α+kβ)
すなわちステージ回転に起因する成分を取り除いて補正
した位置変化量Δ(α+kβ)は、上述の式(4)を参
照して次の式(6)のように一般化される。
【0030】
【数5】 Δ(α+kβ)=x2(kβ)−x1(kβ) −{x3(α+kβ)−x2(α+kβ)} +y2(kβ)−y1(kβ) −{y3(α+kβ)−y2(α+kβ)} (6) ただし、y1(y)〜y3(y)は、X軸移動鏡6の面形状
測定中における干渉計Y1〜Y3の出力である。
【0031】図4では、X方向干渉計とY方向干渉計と
をステージ中心軸線に関して回転対称に配置することに
より、ステージの回転に起因する成分の除去を簡単な式
に基づいて行っている。しかしながら、非計測方向の干
渉計すなわちY方向干渉計を2軸で構成し、2軸のY方
向干渉計を介して求めたステージの回転角に基づいてX
方向干渉計による面形状測定値を補正してもよい。ま
た、所要の測定精度に比してステージの回転に起因する
成分が十分小さい場合には、非計測方向の干渉計すなわ
ちY方向干渉計を1軸で構成し、面形状測定値を補正し
なくてもよい。この場合、すなわちステージの回転に起
因する成分が十分小さくて無視することができる場合に
は、Y軸方向の座標測定はそれほど高精度である必要が
ないので、干渉計に代えてエンコーダー等の他の適当な
手段を用いることもできる。
【0032】なお、ステージがその中心軸線回りに回転
する機構を有する場合には、非計測方向の干渉計である
Y方向干渉計により計測されたステージの回転角が0に
なるようにステージのY軸方向移動を制御しながらX軸
移動鏡6の面形状測定を行うことにより、ステージの回
転に起因する誤差を含まない高精度な測定が可能にな
る。ここで、式(6)を参照すると、式(6)は干渉計
による計測値を8つ含んでいる。したがって、式(6)
で得られる位置変化量Δ(α+kβ)をk=0からnま
で積算してゆくと、誤差が大きく累積してしまうことに
なる。
【0033】上述したように、本実施例では、α=Nβ
(Nは2以上の自然数)の関係を満たすように各干渉計
の間隔(ピッチ)が規定されている。また、本実施例で
は、ピッチがα、α+βおよび2α+βの3組の2軸干
渉計が設けられていると考えられる。したがって、これ
らのピッチでの位置変化量は、積算することなく直接計
測可能である。したがって、たとえばy=3α+2βに
おけるX軸移動鏡6の反射面の位置X(3α+2β)
を、上述の式(5)を参照して次の式(7)で表すこと
ができる。
【0034】
【数6】 また、上述の式(7)を次の式(8)のように変形する
こともできる。 X(3α+2β)=X(α)+x1(α)−x3(α)+Δ(3α+β)(8)
【0035】式(7)において、X(α)を初期値とし
て位置変化量Δ(α+kβ)をk=0〜(2N+1)ま
で積算して位置X(3α+2β)を求める場合、累積誤
差の大きく発生してしまう。しかしながら、式(8)に
おいて、{X(α)+x1(α)−x3(α)}を初期値と
して位置変化量Δ(3α+β)を加算して位置X(3α
+2β)を求めることができる。
【0036】図5および図6は、誤差の累積について説
明する図である。図5および図6を参照して、N=4す
なわちα=4βのときの誤差の累積についてさらに具体
的に検討する。式(7)に基づいてy=3α+2β=1
4βの点における位置座標X(14β)を求める場合、
X(α)を初期値として位置変化量Δ(α+kβ)をk
=0〜9まで積算する。したがって、式(7)に基づく
測定では、図5に示すように、ピッチβごとに誤差が累
積してしまう。
【0037】一方、式(8)に基づいてy=3α+2β
=14βの点における位置座標X(14β)を求める場
合、{X(α)+x1(α)−x3(α)}を初期値として
位置変化量Δ(3α+β)=Δ(13β)を加えるだけ
である。すなわち、式(7)に基づく測定が可能な本実
施例では、図6に示すように、y=αの点から=13β
の点までの間における誤差の累積が少なく、結果的に累
積誤差の少ない測定が可能になる。このように、本実施
例では、α=Nβ(Nは2以上の自然数)の関係を満た
すように各干渉計の間隔(ピッチ)が規定されているの
で、累積誤差が発生することなく高精度な面形状測定が
可能であることがわかる。
【0038】なお、上述の実施例では、α=Nβの関係
を満たすように各干渉計の間隔を規定しているが、各干
渉計の間隔がα=Nβの関係を満たさない場合にも本発
明は有効である。以下、各干渉計の間隔がα=Nβの関
係を満たさない場合について説明する。上述の実施例の
ように、α=Nβの関係が成立し且つY=0の点からピ
ッチβで3軸干渉計X1〜X3の出力を取り込む場合、
3軸干渉計X1〜X3の測定点は互いに重なることにな
る。一方、α=Nβの関係が成立しない場合には、Y=
0の点からピッチβで3軸干渉計X1〜X3の出力を取
り込んでも測定点は互いに重ならなくなってしまう。そ
こで、3軸干渉計X1〜X3の間隔がα=Nβ+γの関
係を満たす場合には、Y=0の点からピッチβで干渉計
X1およびX2の出力を取り込むとともに、Y=α−γ
の点からピッチβで干渉計X2およびX3の出力を取り
込む必要がある。すなわち、α=Nβの関係が成立しな
い場合には、α=Nβの関係が成立する本実施例よりも
約2倍の点で測定を行う必要がある。
【0039】また、上述の実施例では、被検査面上の各
点における位置情報を検出するための検出手段として干
渉計を用いて本発明を説明している。しかしながら、干
渉計以外の他の適当な3軸検出手段を用いて本発明を実
施することが可能なことはいうまでもない。
【0040】また、以上の実施例では、たとえばX方向
干渉計を3つ配置し、X方向干渉計(X1〜X3)の中
間に位置する干渉計X2を、上記(4)式等に示される
如く、Y=kβおよびY=α+kβの時の2つの検出出
力に寄与する構成とした例を示している。しかしなが
ら、本発明はこの例に限定されることなく、たとえば、
さらに干渉計X2の機能を分担する干渉計X2’を干渉
計2と干渉計X3との間に配置して4軸干渉計の構成と
し、Y=kβの時には干渉計X1と干渉計X2との各出
力からx2(kβ)−x1(kβ)を求め、Y=α+kβの
時には新たに追加された干渉計X2’と干渉計X3との
各出力からx2' (α+kβ)−x3(α+kβ)を求める
構成としてもよい。さらには、本発明は、干渉計X1と
干渉計X2とを第1の差動干渉計となる如く構成すると
ともに、干渉計X2’と干渉計X3とを第2の差動干渉
計となる如く構成してもよい。
【0041】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、各測定
状態における各干渉計の出力に基づいて、干渉計の間隔
差βの周期で被検査面の面形状を測定することが可能と
なる。換言すれば、干渉計の間隔差βを所望の値に設定
することにより、各干渉計の最小間隔よりも小さな周期
(ピッチ)で高次の面形状を高精度に測定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる面形状測定装置の構成
を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明の作用についてその原理を説明する図で
ある。
【図3】本発明の作用についてその原理を説明する図で
ある。
【図4】図1の実施例において面形状の測定中にステー
ジに回転が起こった場合の測定値の補正について説明す
る図であって、(a)はステージの直線運動中において
回転が起こっていない状態を、(b)はステージの直線
運動中において回転が起こった状態をそれぞれ示してい
る。
【図5】本発明における誤差の累積について説明する図
である。
【図6】本発明における誤差の累積について説明する図
である。
【符号の説明】
1 ベース(基盤) 2 Yステージ 3 Xステージ 4、5 モータ 6 X軸移動鏡 7 Y軸移動鏡 8 制御系 9 駆動系 X1〜X3 X方向干渉計 Y1〜Y3 Y方向干渉計

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査面上の測定方向に沿った複数の点
    における所定方向に沿った位置を検出することによって
    前記被検査面の面形状を測定する方法において、 第1の測定状態において、前記被検査面上の第1の点に
    おける前記所定方向に沿った位置情報を第1の干渉計で
    検出し、前記第1の点から前記測定方向に沿って第1の
    距離αだけ間隔を隔てた前記被検査面上の第2の点にお
    ける前記所定方向に沿った位置情報を第2の干渉計で検
    出し、前記第2の点から前記第1の点とは反対方向に前
    記測定方向に沿って第1の距離とは異なる第2の距離
    (α+β)だけ間隔を隔てた前記被検査面上の第3の点
    における前記所定方向に沿った位置情報を第3の干渉計
    で検出する第1工程と、 前記第1の干渉計乃至前記第3の干渉計に対して前記被
    検査面を前記測定方向に沿って前記第1の測定状態から
    前記第2の距離と前記第1の距離との距離差βのn倍
    (n:1、2、3・・・の自然数)だけ順次相対移動さ
    せた第nの測定状態までの各測定状態において、前記第
    1の干渉計乃至前記第3の干渉計によってそれぞれ対応
    する前記被検査面上の点における前記所定方向に沿った
    位置情報を順次検出する第2工程乃至第n工程とを備
    え、 前記第1の測定状態から前記第nの測定状態に亘る各測
    定状態における前記第1の干渉計乃至前記第3の干渉計
    の出力に基づいて、前記測定方向に沿って前記距離差β
    の周期で存在する前記複数の点において前記被検査面の
    面形状を測定することを特徴とする面形状の測定方法。
  2. 【請求項2】 前記各測定状態において、前記距離差β
    はα=Nβ(Nは2以上の自然数)の関係を満足するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の測定方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の干渉計乃至前記第3の干渉計
    に対する前記被検査面の相対移動に際する前記被検査面
    の前記測定方向に対するぶれを検出し、検出したぶれに
    応じて前記被検査面の面形状の測定値を補正することを
    特徴とする請求項1または2に記載の測定方法。
  4. 【請求項4】 被検査面上の測定方向に沿った複数の点
    における所定方向に沿った位置を検出し、前記複数の点
    において検出した位置に基づいて前記被検査面の面形状
    を測定する装置において、 前記被検査面上の第1の点における前記所定方向に沿っ
    た位置情報を検出するための第1の干渉計と、 前記第1の点から前記測定方向に沿って第1の距離αだ
    け間隔を隔てた前記被検査面上の第2の点における前記
    所定方向に沿った位置情報を検出するための第2の干渉
    計と、 前記第2の点から前記第1の点とは反対方向に前記測定
    方向に沿って第1の距離とは異なる第2の距離(α+
    β)だけ間隔を隔てた前記被検査面上の第3の点におけ
    る前記所定方向に沿った位置情報を検出するための第3
    の干渉計と、 前記第1の干渉計乃至前記第3の干渉計に対して前記被
    検査面を前記測定方向に沿って相対的に移動させるため
    の相対移動手段と、 前記第1の干渉計乃至前記第3の干渉計に対する前記被
    検査面の前記測定方向に沿った相対移動量を検出するた
    めの相対移動量検出手段とを備え、 初期状態である第1の測定状態から前記相対移動量が前
    記第2の距離と前記第1の距離との距離差βのn倍
    (n:1、2、3・・・の自然数)に順次等しくなる第
    nの測定状態までの各測定状態における前記第1の干渉
    計乃至前記第3の干渉計の出力に基づいて、前記測定方
    向に沿って前記距離差βの周期で存在する前記複数の点
    において前記被検査面の面形状を測定することを特徴と
    する面形状の測定装置。
  5. 【請求項5】 第1の干渉計乃至前記第3の干渉計は、
    前記第1の距離αと前記距離差βとがα=Nβ(Nは2
    以上の自然数)の関係を満足するように位置決めされて
    いることを特徴とする請求項4に記載の測定装置。
  6. 【請求項6】 前記相対移動量検出手段は、前記第1の
    干渉計乃至前記第3の干渉計に対する前記被検査面の相
    対移動に際する前記被検査面の前記測定方向に対するぶ
    れを検出し、 検出したぶれに応じて前記被検査面の面形状の測定値を
    補正することを特徴とする請求項4または5に記載の測
    定装置。
  7. 【請求項7】 被検面上の測定方向に沿った複数点にお
    ける所定方向に沿った位置を検出し、前記複数点におい
    て検出した位置情報に基づいて前記被検面の面形状を測
    定する装置において、 前記被検面上の第1の位置における前記所定方向に沿っ
    た位置情報を検出する第1の検出手段と、 前記被検面上の第1の位置から前記測定方向に沿って第
    1の所定距離を隔てた前記被検面上の第2の位置におけ
    る前記所定方向に沿った位置情報を検出する第2の検出
    手段と、 前記被検面上の第2の位置から前記測定方向に沿って前
    記第1の所定距離とは異なる第2の所定距離を隔てた前
    記被検面上の第3の位置における前記所定方向に沿った
    位置情報を検出する第3の検出手段と、 前記第1乃至第3の検出手段に対して前記被検面を相対
    的に所定ピッチ毎に移動させる相対移動手段と、 前記相対移動手段によって前記第1乃至第3の検出手段
    に対して前記被検面を相対的に所定ピッチ毎に移動させ
    ることにより、前記前記第1乃至第3の検出手段におい
    てそれぞれ得られる各ピッチ毎の検出情報に基づいて、
    前記被検面の面形状を算出する算出手段とを備えたこと
    を特徴とする面形状の測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6813022B2 (en) 2001-06-19 2004-11-02 Nikon Corporation Interferometer system
WO2017021299A1 (en) * 2015-08-04 2017-02-09 Asml Netherlands B.V. Position measurement system, interferometer and lithographic apparatus

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