JPH09210196A - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機用油圧制御装置

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JPH09210196A
JPH09210196A JP8017588A JP1758896A JPH09210196A JP H09210196 A JPH09210196 A JP H09210196A JP 8017588 A JP8017588 A JP 8017588A JP 1758896 A JP1758896 A JP 1758896A JP H09210196 A JPH09210196 A JP H09210196A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速段の切換えに伴う摩擦係合装置の係合ま
たは解除を適正に制御するとともに、二重係合を防止す
る自動変速機用油圧制御装置を提供する。 【解決手段】 摩擦係合装置CL1、CL2、CL3は
すべて係合したときに二重係合する。ポート21、2
2、23の受圧面積比は、各摩擦係合装置に加える単位
制御圧力当たりに発生する各トルクの値の比と等しくな
るように設定されている。三方向電磁弁1、2、3の適
正な出力圧が摩擦係合装置CL1、CL2、CL3に加
わっている場合、フェイルセーフ弁20は図示する位置
でつり合っている。摩擦係合装置CL1、CL2、CL
3に加わる制御油圧の少なくとも一つが所定圧よりも上
昇すると、フェイルセーフ弁20が左に移動して異常圧
力の印加を防止する。したがって、各摩擦係合装置の係
合トルクの和が一定値に制限されるので、摩擦係合装置
CL1、CL2、CL3の二重係合を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機の変速
機構を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用等に多く利用されている自
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じてスムーズに伝達
するため、油圧弁により各摩擦係合装置に加わる油圧を
切換制御して変速制御を行っている。変速制御は、乗員
による前進、中立および後退のいずれかを選択するセレ
クトレバーによる手動操作と、エンジンのスロットル開
度などから自動変速機制御装置(以下、「自動変速機制
御装置」をAT ECUという)により適正なギア比に
なるように摩擦係合装置の係合および解除状態を決定す
る自動変速とにより行われる。
【0003】このような自動変速機用油圧制御装置とし
て、特開昭63−210443号公報および特開平3−
163265号公報に開示されるように、フェイル時の
二重係合防止手段として、二重係合する可能性のある各
摩擦係合装置に加わる油圧が設定値を超えると摩擦係合
装置に加える油圧を強制的に低下させるものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧制御装置では、二重係合する可能性のあ
る各摩擦係合装置に加わる油圧の値により二重係合を判
断しており、摩擦係合装置の係合トルクの和を考慮して
いない。したがって、図13に示すように摩擦係合装置
の制御油圧が設定値を超えない範囲で少しだけ異常値に
なっても二重係合の発生を検出できない。したがって、
二重係合の発生する可能性がある。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、変速段の切換えに伴う摩擦係合装置の
係合または解除を適正に制御するとともに、二重係合を
防止する自動変速機用油圧制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動変速機用油
圧制御装置によると、二重係合する可能性のある少なく
とも二つの摩擦係合装置において発生する係合トルクの
和を一定値に制限することにより、摩擦係合装置の二重
係合を防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例による自動変速機用
油圧制御装置を図1に示す。三個の摩擦係合装置CL
1、CL2、CL3はすべて係合したときに二重係合が
発生する摩擦係合装置の組合せである。摩擦係合装置C
L1、CL2、CL3に加わる油圧は、各々制御手段と
しての三方向電磁弁1、2、3により制御されている。
【0008】二重係合防止手段としてのフェイルセーフ
弁20は、摩擦係合装置CL1、CL2、CL3と三方
向電磁弁1、2、3との間に配設されている。フェイル
セーフ弁20は、それぞれ摩擦係合装置CL1、CL
2、CL3に接続している油圧供給通路4、5、6と、
各三方向電磁弁の出力通路7、8、9あるいはドレン通
路11、12、13とを選択的に連通させる。フェイル
セーフ弁20には、スプリング29の付勢力と、ライン
圧PL がポート24に加わることにより発生する力との
和が図1の右方向に働く。また、摩擦係合装置CL1に
加わる油圧PL1がポート21に加わることにより発生す
る力と、摩擦係合装置CL2に加わる油圧PL2がポート
22に加わることにより発生する力と、摩擦係合装置C
L3に加わる油圧PL3がポート23に加わることにより
発生する力との和が図1の左方向に働く。
【0009】図2に示すように、AT ECU70は、
エンジン運転状態を表す各種信号を入力し、エンジン制
御装置(E/G ECU)71に点火時期および噴射量
等の制御信号を送出する。また、AT ECU70は、
スロットル開度等のエンジン運転情報に基づきライン圧
制御用電磁弁30にライン圧制御信号を送出する。ライ
ン圧制御用電磁弁30はライン圧制御信号に基づきライ
ン圧制御手段60に油圧信号を送出する。制限圧力発生
手段としてのライン圧制御手段60は、この油圧信号に
基づき所定のライン圧を発生する。
【0010】図3に示すように、ライン圧制御手段60
は、ライン圧を生成する調圧弁としてのプライマリ調圧
弁31と、プライマリ調圧弁31に指令圧を加える電磁
弁35と、出力通路44の油圧を所定圧以下に設定する
減圧弁33と、プライマリ調圧弁31に加える指令圧を
切換える第1切換弁37と、第1切換弁37を切換える
作動油圧を高圧または低圧に設定する第2切換弁として
の電磁弁36とから構成されている。
【0011】プライマリ調圧弁31は、制御通路42の
油圧から受ける力とスプリング32の付勢力の合計と、
ライン圧通路43の油圧から受ける力とのつり合いによ
って位置が決められ、プライマリ調圧弁31の力のつり
合いによりライン圧通路43のライン圧が決定する。図
4に示すように、ライン圧通路43の油圧(ライン圧)
はプライマリ調圧弁31への指令圧である制御通路42
の油圧が高くなると上昇する。プライマリ調圧弁31と
図示しないセカンダリ調圧弁とは油路で接続されてお
り、セカンダリ調圧弁においてロックアップ装置に加え
る作動油圧の元圧を生成する。
【0012】減圧弁33は出力通路44の油圧から受け
る力とスプリング34の付勢力とのつり合いにより位置
が決定し、出力通路44の圧力を所定圧以下にしてい
る。電磁弁35はデューティ制御可能な三方向電磁弁で
あり、スロットル開度およびシフトレンジに応じてデュ
ーティ制御することにより、通常指令圧である指令圧通
路45の油圧を低圧から最大で最大指令圧である出力通
路44の油圧まで高精度に制御する。ライン圧通路43
の油圧(ライン圧)は、図5に示すようにスロットル開
度が大きくなるにしたがい上昇する。スロットル開度は
エンジントルク、すなわち自動変速機への入力トルクに
比例するため、ライン圧は入力トルクに比例するといえ
る。またライン圧通路43の油圧は、図4に示すように
前進レンジ(D、3、2、1レンジ)よりも後進レンジ
(Rレンジ)の方が最大値が高くなるように制御され
る。
【0013】次に、図1に示す油圧制御回路の作動につ
いて説明する。摩擦係合装置の係合トルクTは、一般に
次式(1) で表される。 T=μPAZ(D2 3−D1 3)/3(D2 2−D1 2) ・・・(1) μ:摩擦係数、P:ピストン受圧力、A:ピストン受圧
面積、 D1 :クラッチディスクの内径、D2 :クラッチディス
クの外径、 Z:摩擦面の数 式(1) において、ピストン受圧力P以外はすべて摩擦係
合装置の諸元により決定する項であるため、式(1) は次
式(2) のように置き換えられる。
【0014】 T=KP ・・・(2) K:摩擦係合装置により決定する係数 したがって、例えば三つの摩擦係合装置の総合係合トル
クTtotal は次式(3) で表される。 Ttotal =TCL1 +TCL2 +TCL3 =KCL1 CL1 +KCL2 CL2 +KCL3 CL3 ・・・(3) 図1のフェイルセーフ弁20において、摩擦係合装置C
L1、CL2、CL3に加わる油圧が入力されるポート
21、22、23の受圧面積比A21:A22:A23を式
(3) における係数比KCL1 :KCL2 :KCL3 、つまり各
摩擦係合装置に加わる単位制御圧力当たりに発生するト
ルクの値の比と等しくなるように設定すれば、総合係合
トルクTtotal を機械的に算出可能である。この算出し
た総合係合トルクTtotal に基づき、次式(4) を満たす
ようにポート24の受圧面積を設定する。各摩擦係合装
置に働く制御油圧PCL1 、PCL2 、PCL3 は摩擦係合装
置CL1、CL2、CL3が二重係合しないように設定
された適正な油圧値である。
【0015】 KPLL =KCL1 CL1 +KCL2 CL2 +KCL3 CL3 ・・・(4) 前述したようにライン圧PL は入力トルクに比例するた
め、式(4) の右辺で表される各摩擦係合装置の係合トル
クの和は、式(4) を満たしながらライン圧PL 、つまり
入力トルクに応じて変化し、図6に示すように一定値に
制限される。ここで、例えば変速段の切換え中(以下、
「変速段の切換え中」を変速中という)において、三方
向電磁弁1、2、3の出力油圧がすべて係合油圧以上に
なると式(4) の右辺の値が左辺よりも大きくなる。する
と、フェイルセーフ弁20の弁体は図1に示す状態から
図1の左方向に移動するので、油圧供給通路4、5、6
に係合油圧が加わることを回避でき、摩擦係合装置CL
1、CL2、CL3の二重係合を防止できる。
【0016】図1に示すフェイルセーフ弁20の具体的
構成例を図7に示す。図7において、油圧供給通路4、
5、6はドレン通路11、12、13に連通しており、
各摩擦係合装置は解除状態にある。フェイルセーフ弁2
0はスプール弁であり、スプール弁体を構成する摺動部
20a、20b、20c、20d、20eの受圧面積
は、式(4) を満たすように設定されており、摺動部20
a、20b、20c、20d、20eが油圧から受ける
力とスプリング29の付勢力とのつり合いによりスプー
ル弁体の位置が決定され、油圧供給通路4、5、6は、
ドレン通路11、12、13あるいは出力通路7、8、
9と連通する。図7に示すスプリング29の付勢方向は
図1と逆方向に構成してある。
【0017】第1実施例では、変速中における二重係合
を防止する例について説明したが、一定の変速段で走行
中、三方向電磁弁1、2、3の故障により式(4) の右辺
が左辺よりも大きくなるような油圧が摩擦係合装置CL
1、CL2、CL3に加わる場合にも、フェイルセーフ
弁20の働きにより二重係合を防止することができる。
【0018】また、フェイルセーフ弁20をスプール弁
として構成することにより、二重係合防止手段を少ない
部品点数で容易に実現できる。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図8に示す。第1
実施例と実質的に同一構成部分には同一符号を付す。
【0019】第2実施例では、第1実施例のポート24
をポート25、26に二分割している。そして変速中に
おいて、オンオフ弁51によりポート26に加わる圧力
を低圧に切換えることにより、図9の二点鎖線に示すよ
うに、変速中における総合係合トルクの制限値が低下す
るので、変速中における二重係合をより確実に防止でき
る。
【0020】(第3実施例)本発明の第3実施例を図1
0に示す。第2実施例と実質的に同一構成部分には同一
符号を付す。第3実施例では、第2実施例のオンオフ弁
51に代えて、切換弁52、54、56ならびにシャト
ルボール58、59を用いている。切換弁52、54、
56は、油圧供給通路4、5、6の油圧から一方向に力
を受け、スプリング53、55、57により油圧供給通
路4、5、6の油圧から受ける力と反対方向に付勢され
ている。図10に示す状態では、摩擦係合装置CL1、
CL2、CL3に加わる油圧は低圧であり、切換弁5
2、54、56は各スプリング53、55、57の付勢
力により図10の左方向に押し付けられている。したが
って、切換弁52、54、56の出力油圧はすべてライ
ン圧である。摩擦係合装置CL1、CL2、CL3の少
なくとも一つに加わる油圧が低圧であれば、ポート26
に加わる油圧はライン圧になる。
【0021】各摩擦係合装置CL1、CL2、CL3に
加わる油圧がすべて所定圧以上のとき、すなわち変速中
においては、切換弁52、54、56は図10に示す右
方向に移動するので、切換弁52、54、56の出力油
圧はすべて低圧のドレン圧になる。すると、ポート26
に加わる油圧が機械的に低圧になることにより、第2実
施例と同様に、変速中における総合係合トルクの制限値
が低下するので、変速中における二重係合をより確実に
防止できる。
【0022】(第4実施例)本発明の第4実施例を図1
1に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一
符号を付す。電磁弁81はリニア制御またはデューティ
制御可能な電磁弁であり、低圧から高圧のライン圧の間
で出力油圧を任意の値に設定できる。したがって、変速
中において電磁弁81の出力油圧を運転状態に応じて適
正に設定することにより、変速中における総合係合トル
クの制限値を低下させ、変速中における二重係合を防止
できる。さらに、異なるエンジンに第4実施例の油圧制
御装置を搭載しても、電磁弁81の出力油圧をエンジン
特性に応じて制御することにより、エンジンの種類に関
係なく同一の油圧制御装置を搭載し、二重係合を防止で
きる。
【0023】(第5実施例)本発明の自動変速機用油圧
制御装置を車両用の自動変速機(AT)に適用したシス
テム構成を図12に示す。図12において、自動変速手
段90内に図1に示す油圧回路を含んでいる。ATはエ
ンジンで生成したトルクをトルクコンバータなどの流体
伝動装置を介して変速駆動装置に伝達し、この変速駆動
装置内の複数の遊星歯車装置によって変速して出力す
る。
【0024】車両用ATの動作は、周知のように自動ま
たは手動でトランスミッション300内のギア接続が切
換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示し
ないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝
達される。自動変速手段90とその周辺装置全体は、ト
ランスミッション300下部のAT内部の図示しないオ
イルパン内部にあり、オイルパン内部の油圧制御装置4
00の周囲は油圧回路のドレンになっている。
【0025】トランスミッション300内には、エンジ
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
301が設けられており、各油圧装置からオイルパン等
に排出された駆動油を吸入ポート302より吸入し、ラ
イン圧制御手段60を介し各装置へ圧油を供給してい
る。この油圧ポンプ301からの圧油は、変動のある高
ポンプ油圧であり、ライン圧制御手段60により一定の
高圧なライン圧に制御し各油圧機器へ供給される。各摩
擦係合装置はトランスミッション300内にある図示し
ないプラネタリギア等の各変速比を構成するギアに連結
されており、これら摩擦係合装置を係合または解除する
ことにより、変速比を切換えて車両の変速制御を行って
いる。ロックアップ制御手段201はL/U(ロッック
アップ装置)に加える油圧を調整するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による油圧制御装置の油圧
回路を示す模式的構成図である。
【図2】第1実施例によるAT ECUの入出力信号を
示すブロック図である。
【図3】第1実施例のライン圧制御手段の油圧回路を示
す模式的構成図である。
【図4】第1実施例の指令圧とライン圧との関係を示す
特性図である。
【図5】第1実施例のスロットル開度とライン圧との関
係を示す特性図である。
【図6】第1実施例の入力トルクと総合係合トルクとの
関係を示す特性図である。
【図7】第1実施例のフェイルセーフ弁の具体的構成を
示す断面図である。
【図8】本発明の第2実施例による油圧制御装置の油圧
回路を示す模式的構成図である。
【図9】第2実施例における変速中のトルク制限値の変
化を示す特性図である。
【図10】本発明の第3実施例による油圧制御装置の油
圧回路を示す模式的構成図である。
【図11】本発明の第4実施例による油圧制御装置の油
圧回路を示す模式的構成図である。
【図12】第5実施例による自動変速機のシステム構成
を示すブロック図である。
【図13】従来の総合係合トルクの変化を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1、2、3 三方向電磁弁(制御手段) 20 フェイルセーフ弁(二重係合防止手段、スプ
ール弁) 60 ライン圧制御手段(制限圧力発生手段) 400 油圧制御装置 CL1、CL2、CL3 摩擦係合装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機に設けられる複数の摩擦係合
    装置をそれぞれ係合または解除させることにより複数の
    変速段を切換制御する自動変速機用油圧制御装置であっ
    て、 同時に係合すると二重係合が発生する少なくとも二つの
    摩擦係合装置と、 前記少なくとも二つの摩擦係合装置の係合または解除を
    制御する少なくとも二つの制御圧力を制御する制御手段
    と、 前記制御手段と前記摩擦係合装置との間に設けられ、二
    重係合を防止する二重係合防止手段とを備え、 前記二重係合防止手段は、前記少なくとも二つの摩擦係
    合装置において発生する係合トルクの和を一定値に制限
    することを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記自動変速機への入力トルクに応じて
    前記一定値を変更することを特徴とする請求項1記載の
    自動変速機用油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 スロットル開度に応じて前記一定値を変
    更することを特徴とする請求項2記載の自動変速機用油
    圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記一定値に応じた制限圧力を発生する
    制限圧力発生手段を有し、 前記二重係合防止手段は、前記少なくとも二つの制御圧
    力と前記制限圧力とに応じて前記少なくとも二つの制御
    圧力の少なくとも一つの制御圧力を変更することを特徴
    とする請求項1、2または3記載の自動変速機用油圧制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記制限圧力はライン圧であることを特
    徴とする請求項4記載の自動変速機用油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 前記二重係合防止手段はスプール弁であ
    り、前記少なくとも二つの制御圧力と前記制限圧力とが
    対向して作用することを特徴とする請求項4記載の自動
    変速機用油圧制御装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも二つの摩擦係合装置に加
    える単位制御圧力当たりに発生する各トルクの値の比に
    より、前記スプール弁に加わる前記二つの制御圧力の連
    通室の面積比をほぼ設定することを特徴とする請求項6
    記載の自動変速機用油圧制御装置。
JP01758896A 1996-02-02 1996-02-02 自動変速機用油圧制御装置 Expired - Lifetime JP3703038B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100354036B1 (ko) * 2000-09-04 2002-09-27 현대자동차주식회사 차량용 자동 변속기의 페일 세이프 유압 시스템
US7419452B2 (en) 2005-07-22 2008-09-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus of vehicular automatic transmission

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