JPH09210043A - 吸着脚 - Google Patents

吸着脚

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JPH09210043A
JPH09210043A JP3728196A JP3728196A JPH09210043A JP H09210043 A JPH09210043 A JP H09210043A JP 3728196 A JP3728196 A JP 3728196A JP 3728196 A JP3728196 A JP 3728196A JP H09210043 A JPH09210043 A JP H09210043A
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JP
Japan
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suction
valve
leg
cylinder
sucker
Prior art date
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Pending
Application number
JP3728196A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Honma
直樹 本間
Keisuke Wakabayashi
啓介 若林
Kazuo Matsubara
一雄 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atom Medical Corp
Original Assignee
Atom Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Atom Medical Corp filed Critical Atom Medical Corp
Priority to JP3728196A priority Critical patent/JPH09210043A/ja
Publication of JPH09210043A publication Critical patent/JPH09210043A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】対象物に吸着させた機器を極めて容易に取り外
すことができると共に、かなりの位置的自由度で、上記
機器に取り付けできる吸着脚を提供する。 【解決手段】対象物1に吸着させる吸着盤3と、この吸
着盤3の内側3aに連通される通気路14、及びこの通
気路14を閉塞できる弁16から成る弁機構8とを有
し、この弁機構8を作動させることによって上記吸着を
解除できる吸着脚7。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】この発明は吸着脚の改良に関し、
特に保育器のフードに取り付ける光線治療器等の吸着脚
に適用して最適である。
【0002】
【従来の技術】図6に示す保育器1内の新生児に例えば
光線治療器2を使用する場合、光線治療器2は図示のご
とく、先ず保育器1のフード1a上に取り付けられる。
そして光線治療器2にはこの取り付けのために、吸着盤
3を持つ吸着脚4が使用されてきた。
【0003】ところで上記吸着盤3は図7に示すごとく
脚4aに嵌着され、この脚4aを介して光線治療器2に
取り付けられている。なお光線治療器2を保育器1のフ
ード1aに押し付け、そのあと手を放せば、複数の吸着
脚4の各吸着盤3の内側3aが負圧となるため、光線治
療器2は保育器1に取り付けられる。
【0004】次に上記光線治療器2を保育器1のフード
1aから取り外す場合は、図7に示す爪状突起3bに指
を掛けて吸着盤3を持ち上げることにより、吸着盤3内
外の気圧差を消滅させればよい。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながらこのよう
な取り外し作業は、吸着盤3の数が増えるにつれて容易
ではなくなる。例えば上記気圧差を解消させた吸着盤3
が、次の吸着盤3の気圧差を解消する作業中に再び吸着
されるようなことも起こり得るであろう。
【0006】また上記爪状突起3bは指を掛けられるよ
うに、例えば図6に示すごとく機器2の外方に露出して
いなければならないから、吸着脚4の取り付け位置に制
約が生じたり、邪魔になったり、あるいはデザイン的に
好ましくないことが起こったりするであろう。
【0007】本発明は上述の点に鑑み、取り外し作業が
極めて簡単で、しかも取り付け位置等に制約を生じない
吸着脚を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は対象物に吸着さ
せる吸着盤と、この吸着盤の内側に連通される通気路、
及びこの通気路を閉塞できる弁から成る弁機構とを有
し、この弁機構を作動させることによって上記吸着を解
除できる吸着脚に係るものである。
【0009】上記弁機構では、上記弁から延びて上記通
気路に遊嵌された弁棒が、この通気路を弁で閉塞する方
向に弾性的に付勢されると共に、その他端には上記弁を
作動させる釦が配されているのがよい。また上記対象物
は保育器であることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を、保育器に取り付け
が可能な光線治療器に適用した1実施例につき、図1〜
3を参照しながら説明する。なお以下の説明では、図6
及び7に示した構造と同様である部分には同一の符号を
付し、その説明は省略した。
【0011】本発明の吸着脚7は図3に示すごとく、そ
の下部が光線治療器2のシャーシ2aに取り付けられ、
またその上部に配された弁機構8の釦9は、光線治療器
2の天板2bに設けたガイド孔2cに嵌入されている。
なお本発明の吸着脚7は既述した従来例とは異なり、吸
着盤3の内外気圧差を上記弁機構8にて消滅させるため
に、吸着脚7の光線治療器2への取り付け位置は、例え
ば図1に示すようにほぼ任意に選定することができる。
【0012】次に図2及び図3に示すごとく、上記吸着
脚7はその下端部にゴム等から成る吸着盤3を備える
が、この吸着盤3は気密筒10の下端部に嵌着されて、
止輪11により固定される。なお気密筒10の内部10
aは気密であり、またその外部にはねじが形成されて、
ナット12及びシリンダ13がそれぞれ螺着可能であ
る。そして上記吸着脚7を前述のごとく、上記光線治療
器2のシャーシ2aに取り付ける際は、上記シャーシ2
aは上記吸着盤3の上端面と上記ナット12との間に挟
まれて固定される。
【0013】次に上記シリンダ13の上部には、シリン
ダ室13aよりも小径の通気路14が設けられ、この通
気路14と上記シリンダ室13aとは同芯である。また
上記シリンダ室13aにはその下部にネジが形成され
て、上記気密筒10の上端部に螺着される。この場合、
気密筒10に突設させたフランジ10bと、上記シリン
ダ13の下端面との間にはパッキン15を介在させて、
気密筒10の内部10a、及びシリンダ室13aの気密
が確保される。
【0014】次に図3に示す弁機構8の弁16は、上記
シリンダ室13aの軸に沿いこのシリンダ室13a内を
自在に移動でき、またこの弁16から延びる弁棒16a
は、上記弁機構8の通気路14内に遊嵌されて、その端
には前記釦9が固着されている。なおこの釦9の下端面
と上記シリンダ13の上端面との間にはコイルばね17
が介在し、上記通気路14が上記弁16で閉塞される方
向に、上記弁棒16aは弾性的に付勢されている。なお
弁棒16aに嵌挿した0リング18は、弁16が通気路
14と接触する面の気密性を高める。
【0015】次に上記吸着脚7の組み立ては、先ず弁棒
16aに0リング18を嵌挿し、この弁棒16aをシリ
ンダ13の通気路14に挿入したあと、弁棒16aにコ
イルばね17を嵌挿し、さらに弁棒16aの端に釦9を
固着する。
【0016】次いで予めパッキン15を嵌挿させた気密
筒10の上端部に、上記シリンダ13の下端部を螺着し
てシリンダ室13aを形成する。なおナット12は、予
め上記気密筒10に螺入して置く。
【0017】次に上記気密筒10の下端部を上記光線治
療器2のシャーシ2aに配設の孔に挿入し、気密筒10
の下端部に吸着盤3を嵌着したあと、この吸着盤3を止
輪11で固定する。なお吸着脚7の上記シャーシ2aへ
の固定は、上記ナット12を緊締することによって行
う。
【0018】次に上記吸着脚7の作用を述べると、保育
器1のフード1a上に光線治療器2を図1に示すごとく
置いて、押し付けたあと手を放せば、複数の吸着脚7の
各吸着盤3の内外に気圧差を生じるため、光線治療器2
は保育器1に容易に取り付けられる(吸着盤3は、図3
の一点鎖線で示す形状から、実線で示す形状に変化す
る)。
【0019】次に上記光線治療器2を保育器1の上記フ
ード1aから取り外す場合は、図3で釦9を上から押せ
ばよい。これによって弁16は、シリンダ室13a内を
同図で下方に移動するから通気路14は開放され、その
結果、大気はこの通気路14と弁棒16aとの間の遊間
を通り吸着盤3の内側3aに導入される。したがって吸
着盤3の内外気圧差が消滅し、光線治療器2は保育器1
の上記フード1aから取り外すことができる。
【0020】次に上記実施例の第1の変形例を図4に示
す。この例では吸着盤3の内側3aと連通する2つのシ
リンダ室13aをパイプ21にて連通させたから、2つ
の吸着盤3を、弁機構8の1つの弁16によって同時に
作動させることができる。なお吸着盤3の数は、パイプ
で接続することにより2つ以上とすることができる。か
くしてこのように構成すれば、複数の吸着盤3の内外気
圧差を、1つの弁機構8を操作するだけで消滅させるこ
とができる。したがって光線治療器2の取り外しが極め
て容易となる。
【0021】次に上記実施例の第2の変形例を図5に示
す。この例ではシリンダ室が二分され、パイプ22によ
って互いに接続されている。すなわちこのように構成す
れば、弁機構8の位置は吸着盤3の位置に影響を受ける
ことなく自由に選定することができる。したがって例え
ば図5に示すように、光線治療器2に設けた把手19の
位置と吸着盤3の位置とがかなり離れていても、この把
手19を握りながら弁機構8が操作できるように、この
把手19にいくらでも近づけて弁機構8を配置すること
ができる。
【0022】ところで上述の実施例は、光線治療器2に
適用した実施例であったが、本発明はその他の機器、例
えば酸素濃度計等にも適用が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のような構成であるから、
対象物に吸着させた機器を極めて容易に取り外すことが
可能となる。また上記機器に対する吸着脚の取り付け位
置をかなり任意に選択できるようになるため、設計の自
由度が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】光線治療器を取り付けた保育器の斜視図であ
る。
【図2】吸着脚のみを示す斜視図である。
【図3】吸着脚の内部を示す図1におけるIII−III線断
面図である。
【図4】1つの弁機構で作動される2つの吸着脚の断面
図である。
【図5】弁機構と吸着盤との間の距離を自由に選定でき
る吸着脚の断面図である。
【図6】従来形式の吸着脚を持つ光線治療器が取り付け
られた保育器の斜視図である。
【図7】従来形式の吸着脚の断面図である。
【符号の説明】
1 保育器(対象物) 1a フード 3 吸着盤 3a 内側 7 吸着脚 8 弁機構 9 釦 14 通気路 16 弁 16a 弁棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象物に吸着させる吸着盤と、この吸着盤
    の内側に連通される通気路、及びこの通気路を閉塞でき
    る弁から成る弁機構とを有し、この弁機構を作動させる
    ことによって上記吸着を解除できる吸着脚。
  2. 【請求項2】上記弁から延びて上記通気路に遊嵌された
    弁棒はこの通気路を弁で閉塞する方向に弾性的に付勢さ
    れ、その他端には上記弁を作動させる釦が配されている
    請求項1記載の吸着脚。
  3. 【請求項3】上記対象物は保育器のフードである請求項
    1又は2記載の吸着脚。
JP3728196A 1996-01-31 1996-01-31 吸着脚 Pending JPH09210043A (ja)

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