JPH09207724A - 回転式後写鏡 - Google Patents

回転式後写鏡

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JPH09207724A
JPH09207724A JP8040579A JP4057996A JPH09207724A JP H09207724 A JPH09207724 A JP H09207724A JP 8040579 A JP8040579 A JP 8040579A JP 4057996 A JP4057996 A JP 4057996A JP H09207724 A JPH09207724 A JP H09207724A
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
case
motor
vehicle
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8040579A
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English (en)
Inventor
Touko Itou
東子 伊藤
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Individual
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 後写鏡に付着した水滴や雪などを、簡単に飛
散させることができる回転式後写鏡の提供を目的とす
る。 【構成】 裏面側に回転用の軸受を設けた鏡面体にモー
ターを接続して、鏡面体を回転可能な状態に設定すると
共に、車両への取付手段を設けたケースに、前記モータ
ーを収容することで回転式後写鏡とした。車両内からモ
ーター回転用のスイッチを入れると鏡面体が回転して、
付着した水滴や雪を飛散させ車両後方の視界が確保でき
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外側後写鏡とも呼ば
れ、車両の外側に配設して車両後方の視界を、確認する
ことができる後写鏡を改善したものであり、特に後写鏡
に付着した雨水や雪、及び鏡面の曇りなどを、簡単に除
去できるようにした回転式後写鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の外側後写鏡としては、車両の前
方側面に取付けしたものや、前方側面のドアーに取付け
したドアミラーと呼ばれるものなどがある。これらの後
写鏡は、状況確認のための鏡面体と、この鏡面体の背面
側を覆って、鏡面体を支持すると共に、車両への取付手
段を設けたケースとからなる。このような後写鏡は、鏡
面体を車両の後方に向けると共に、車両の外側に突出し
た状態で配設され、その取付角度を、手動や電動などに
よって変移させることができる。この変移によって運転
者の後方確認が保たれるように設定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鏡面体を車両の後方に
向けると共に、車外に取付けされた後写鏡は、雨天時に
雨が鏡面体に付着してしまい後方の確認ができなくなっ
てしまうことがあった。また、雨だけでなく雪が付着し
たり、温度の低下などによって鏡面に曇りが生じてしま
ったりして、後方の状況確認が不可能になることが多か
った。本発明は、このような不具合を解消するためにな
されたものであり、水滴や雪などの付着した後写鏡か
ら、それらを簡単に飛散させて、後方の状況確認ができ
るようにした回転式後写鏡の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、本発明は次のような構成としている。請求項1に
記載した回転式後写鏡は、その裏面側に回転用の軸受を
有する鏡面体にモーターを接続して、鏡面体を回転可能
な状態に設定した。モーターは、車両への取付手段を設
けたケースに収容することで、回転式後写鏡とした。請
求項2に記載した回転式後写鏡は、その裏面側に回転用
の軸受を有する鏡面体にモーターを接続して、鏡面体を
回転可能な状態に設定した。前記モーターと鏡面体と
は、車両への取付手段を設けたケースに収容すると共
に、このケース内には車両に配設したモーターの駆動源
や、モーター作動用のスイッチに接続する接続手段を設
けることで、回転式後写鏡とした。
【0005】
【作用】鏡面体の裏面にモーターの軸を接続して、鏡面
体を回転可能な状態にすると共に、これを後写鏡として
車両外に取付けすると、付着した雨水や雪は、鏡面体を
回転することにより飛散する。鏡面体が回転すると、風
切りの効果などによって鏡面体に生じた曇りも取去るこ
とができる。よって、運転中に雨水が付着したら、鏡面
体を回転することにより、簡単に後方の視界確認ができ
るようになって、安心した運転ができるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照して説
明する。図1は本発明の回転式後写鏡を示す斜視図、図
2は図1の分解斜視図、図3は図2で示す鏡面体を裏面
側から見て示す分解斜視図、図4は図2で示すケース本
体にモーターを取付けする説明図である。図1で示すよ
うに本発明の回転式後写鏡10は、図中の矢印で示す方
向に回転する鏡面体12と、この鏡面体を覆うと共に、
車両1に取付けするケース30とからなる。この回転式
後写鏡10は、従来例の後写鏡と同様に車両の外側で、
その取付角度を変えられるようにして取付けできるもの
であり、この鏡面体12とケース30とについて、更に
詳細に説明する。
【0007】鏡面体12は、図2で示すようにケース本
体35とカバー32とからなるケース30内で、回転可
能な状態にして収容されており、その背面にはモーター
20を配設している。このモーター付の鏡面体12につ
いて、図3を参照して更に説明する。鏡面体12は、円
形の凸面鏡からなり、その裏側の中心には筒状の軸受1
3を設けている。この軸受にはモーター20の軸が挿入
され、モーターの回転によって鏡面体12も回転するよ
うに設定している。モーター20は、市販品の一般的な
モーターを使用しており、モーター軸22を突出した状
態に設定すると共に、その両端には、取付孔25付の取
付片24を設けている。また、モーターを駆動させる為
に用いるリード線28も配設されており、図中ではその
一部を破断して示している。モーター軸22には、鏡面
体の背面に設けた軸受13を挿入して、ねじ止め等の如
く固着手段を用いて取付けすることができる。
【0008】ケース30は、前述したようにケース本体
35とケース本体の開口を覆うカバー32とからなり、
ケース本体35には図3で示したモーター付の鏡面体1
2を収容する。カバー32には鏡面体用の開口33を設
けると共に、図示しないが何らかの取付手段によってケ
ース本体35に取付けして、一体化できるように配慮し
ている。図4で示すようにケース本体35には、モータ
ーを取付けする固着手段としてのダボ37が配設され、
モーターに設けた取付孔25を用いてねじ止めにより固
着している。ケース本体35は、その形状を特に限定す
るものではないが、略箱形に形成され、1つの角部を凹
ませて車両の取付部と回転可能な状態で取付けできるよ
うにしている。また、この車両取付部側には、その壁面
に開口38を設けて、モーターのリード線28を車両内
に引込むことができるように設定している。このリード
線28は、車両内のバッテリー等に接続され、図示しな
いスイッチを入れると、鏡面体12がケース30内で回
転するように配線している。よって、ケース本体35に
モーター20を固着したのち、開口38からリード線2
8を引出すと共に、モーター軸22に鏡面体12を取付
けするようにして組立するものである。鏡面体を取付け
したケース本体35には、カバー32を被せると回転式
後写鏡10が完成するものであり、従来例と同様に何ら
かの取付手段39を用いて車両に取付けして用いる。
【0009】このように構成して、車両に取付けした回
転式後写鏡10の使用例について説明する。車両の走行
中において、鏡面体に雨や雪が付着したり、曇りが生じ
たりした場合は、車内に設けた鏡面体の回転スイッチを
作動させると、鏡面体が高速で回転して、付着した雨水
や雪を吹き飛ばすことができる。これは電気洗濯機の脱
水方式と同様の作用である。また、鏡面体に生じた曇り
は、鏡面体の回転による風切りで曇りが解消され、常に
後方の視界を最良の状態で確認することができるもので
ある。尚、円形の鏡面体に対して、カバー32に設けた
略角形の開口とその形状が一致していないが、特に角形
にこだわることなく、この開口を円形にすることはもち
ろん可能である。
【0010】本発明の他の例について、図面を参照して
説明する。図5は本発明の他の例の回転式後写鏡を示す
斜視図、図6は図5の分解斜視図、図7は図6で示すケ
ースの分解斜視図である。図5で示すように、他の例で
示す回転式後写鏡40は、回転可能な状態に配設した鏡
面体42と、この鏡面体を回転させるモーターを内在し
たケース60と、このケースを車両に取付けする取付手
段70とからなる。これらの鏡面体42とケース60及
び取付手段70とについて、更に詳細に説明する。
【0011】鏡面体42は、図6で示すように円形の凸
面鏡よりなり、その背面側に、回転用の軸受43を設け
ていることは、前述例と同様である。この軸受43に
は、ケース60から突出したモーター軸52を挿入して
接続する。
【0012】ケース60は、図7で示すように箱形のケ
ース本体65と、その開口を覆うカバー62とからな
り、箱内には鏡面体42を回転させるモーター50を収
容している。このモーター50は、両端に取付片54を
設けて、ねじ止めによりケース60に取付けすることが
できるもので、車両内の電源によって駆動させること
は、前述例と同様である。モーターの回転軸52は、ケ
ース本体65から突出しており、板状のカバー62に設
けた軸孔64から、ケース外に露出させた状態に設定し
ている。このカバー62は、ケース本体にねじ止めされ
て固着することができる。カバー62にはU字形の溝6
3が設けられ、この溝に図6で示した棒体の取付手段7
0を挿入することができるようにしている。この溝63
は、棒状の取付手段70を挿入して、モーター付のケー
ス60が、棒体の周囲を回転可能な状態で配設されるも
のである。但し、ケースを位置決めした後は、棒体の一
定位置からケース60が、回転や上下動などの移動がし
ないように、図示しないねじ止め等によって取付手段7
0に固着できるものである。
【0013】取付手段70は、図6で示すように棒体を
コ字形に折曲して、その両端には車両に取付けできるよ
うに、取付孔73付の取付片72を設けている。この棒
体を筒状にすると共に、その内部にモーターに接続した
図示しないリード線を挿入して、車両内に導くようにす
ることも可能である。このように形成した回転式後写鏡
40は、図5で示すように組立てられ、車両に取付けさ
れる。この取付例について、図面を参照して説明する。
図8は図5で示す回転式後写鏡の取付を示す説明図であ
る。図8で示すように回転式後写鏡40は、取付手段7
0を用いて車両に取付けする。これは、取付手段70の
両端に設けた取付片72を、ねじ止め等により固着する
ことで行う。ケース60の固定は、取付手段70に対し
て、図中で示す矢印の方向に回転移動させると共に、運
転者が後方の視界を確認することができるように調整し
て取付けを行う。ケースを回転させることにより、ケー
スのモーター軸に取付けした鏡面体42が、ケースとは
反対側に移動するものである。
【0014】このように取付けした回転式後写鏡40
も、前述例と同様に車両内からの操作によって、必要に
応じて鏡面体を回転させることができるもので、雨天や
鏡の曇りが生じた際に、容易に対応することができる。
すなわち、後写鏡に雨水や雪などが付着したり曇ったり
した時に、車内に設けた操作スイッチを入れることによ
り、後写鏡が回転して雨水や雪を周囲に吹き飛ばしする
ことで、視界が確保されるものである。鏡面体を円形で
図示したが、多角形であったり意匠的な面白さを出すた
めに、他の形状に設定したりすることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両の外側に配設する後写鏡を、回転するようにしたこと
により以下の効果を得ることができた。すなわち、車両
の走行中に雨や雪が降って後写鏡に付着した場合は、車
内のスイッチを入れることにより、後写鏡を回転させ
て、それらを簡単に飛散させることができるようになっ
た。よって、従来のように窓ガラスを開けて鏡面をふく
ことも無く、車両後方の視界が確実にできるようになっ
た。また、鏡面の曇りに対しても、同様に回転させるこ
とで、その表面に風切りが生じ曇りを消滅させることが
できるものである。本発明の回転式後写鏡によれば、従
来例と同様に、ケース内に鏡面体を収容した方式にもで
きるし、新しい構造を生かした斬新な意匠でまとめるこ
とができるという効果を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転式後写鏡を示す斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図2で示す鏡面体を、その裏面側から見て示す
分解斜視図である。
【図4】図2で示すケース本体にモーターを取付けする
説明図である。
【図5】本発明の他の例を示す回転式後写鏡の斜視図で
ある。
【図6】図5の分解斜視図である。
【図7】図6で示すケースの分解斜視図である。
【図8】図5で示す回転式後写鏡の取付けを示す説明図
である。
【符号の説明】
10 回転式後写鏡 12 鏡面体 13 軸受 20 モーター 22 モーター軸 30 ケース 39 取付手段 40 回転式後写鏡 42 鏡面体 43 軸受 50 モーター 52 モーター軸 60 ケース 70 取付手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その裏面側に回転用の軸受を有する鏡面
    体と、 この鏡面体の有する軸受と接続して、鏡面体を回転させ
    るモーターと、 このモーターを収容すると共に、車両への取付手段を設
    けたケースとからなることを特徴とする回転式後写鏡。
  2. 【請求項2】 その裏面側に回転用の軸受を有する鏡面
    体と、 この鏡面体の有する軸受と接続して、鏡面体を回転させ
    るモーターと、 このモーターと前記鏡面体とを収容すると共に、車両へ
    の取付手段を設けたケースと、 このケース内に設けられると共に、車両内に配設した前
    記モーター用の駆動源やモーター作動用のスイッチに接
    続する接続手段とからなることを特徴とする回転式後写
    鏡。
JP8040579A 1996-02-02 1996-02-02 回転式後写鏡 Pending JPH09207724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8040579A JPH09207724A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 回転式後写鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8040579A JPH09207724A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 回転式後写鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09207724A true JPH09207724A (ja) 1997-08-12

Family

ID=12584411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8040579A Pending JPH09207724A (ja) 1996-02-02 1996-02-02 回転式後写鏡

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JP (1) JPH09207724A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014180089A1 (zh) * 2013-05-06 2014-11-13 Lin Te-Hsiang 一种后视镜

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