JPH09207632A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH09207632A
JPH09207632A JP2260596A JP2260596A JPH09207632A JP H09207632 A JPH09207632 A JP H09207632A JP 2260596 A JP2260596 A JP 2260596A JP 2260596 A JP2260596 A JP 2260596A JP H09207632 A JPH09207632 A JP H09207632A
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seat
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Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストッパの数を減らすことによって、部品点
数の減少を図れるとともに、ワイヤ縒線等を用いること
がない簡素なケーブルを用いることができるシートスラ
イド装置を提供することを目的としている。 【構成】 一対のロアレール上を移動する一対のアッパ
レールと、ロアレールに固定された一対のナット部材1
1、12と、ナット部材11、12にねじ込まれていて
シートに固定された一対のリードスクリュー7、8と、
一方が樹脂製のケーブル13を介して一方のリードスク
リュー7に歯車連結されているとともに、他方が他方の
リードスクリュー8に直接歯車連結されたシートモータ
2と、一方のリードスクリュー7に固定されたストッパ
30、31を備えているシートスライド装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートを自動的
に移動させるのに利用されるシートスライド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シートを自動的に移動させるシートスラ
イド装置としては、シートモータに備えたアーマチュア
が、ケーブルを介して一方のリードスクリューに歯車連
結されているとともに、他方のリードスクリューにケー
ブルを介さずに歯車連結されているものが知られてい
る。一方のリードスクリューはシートに固定される一方
のアッパレールに平行に配置され、他方のリードスクリ
ューはシートに固定される他方のアッパレールに平行に
配置され、一方、他方のアッパレールが移動可能に取付
けられた一方、他方のロアレールが車体側に固定されて
いる。一方、他方のロアレールには一方、他方のリード
スクリューにねじ込まれた一方、他方のナット部材が固
定されているため、シートモータのアーマチュアが回転
することによって、ケーブルを介して一方のリードスク
リューが回転するとともに、ケーブルを介さずに他方の
リードスクリューが回転し、一方、他方のリードスクリ
ューが一方、他方のナット部材に対して離れる側または
近づく側にシートを移動させる。一方、他方のリードス
クリューが回転すると、一方、他方のリードスクリュー
上にそれぞれ配置されたストッパに対し、一方、他方の
ナット部材がそれぞれ衝突するため、シートの移動が停
止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したシートスライ
ド装置では、一方のリードスクリュー上に、シートの移
動量に対応して一方のナット部材が衝突する2個のスト
ッパが配置され、他方のリードスクリュー上にも、シー
トの移動量に対応して他方のナット部材が衝突する2個
のストッパがそれぞれ配置されていたため、一方のリー
ドスクリュー上のストッパと、他方のリードスクリュー
上のストッパとが対称配置されずに位置ずれしたものと
なっていると、一方、他方のリードスクリューが回転し
た際、ケーブルを介して歯車連結された一方のリードス
クリュー上で一方のナット部材がストッパに衝突して
も、ケーブルを介さずに直接歯車連結された他方のリー
ドスクリュー上で他方のナット部材がストッパに同時に
衝突せずに、その後も、他方のリードスクリューが他方
のナット部材に対して移動することとなるため、アーマ
チュアに結合されたケーブルにシートを通常移動させる
際よりも大きな負荷荷重がかかり、その負荷荷重に耐え
るように、ケーブルにワイヤ縒線を内装したものが用い
られていた。そのため、大きな荷重に耐え得るためのワ
イヤ縒線を内装したケーブルを作成するにあたり、ワイ
ヤ縒線の端部を溶接等でジョイントに結合するという容
易でない作業を強いられるという問題点があった。ま
た、一方、他方のリードスクリューに2個ずつのストッ
パをそれぞれ配置することによって、部品点数が大きく
なるという問題点もあり、これらの問題点を解決するこ
とが課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるシートスライド装置
は、ストッパの数を減らすことによって、部品点数の減
少を図れるとともに、ワイヤ縒線等を用いることがない
簡素なケーブルを用いることができるシートスライド装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるシートスライド装置では、車体側に固定されるロア
レールと、ロアレールに沿って移動可能に取付けられ、
シートに固定されるアッパレールと、正方向または逆方
向の電源の接続により正回転または逆回転するアーマチ
ュアを備えたシートモータと、シートモータにおいてア
ーマチュアの一方側に結合された樹脂製の回転芯部を有
するケーブルと、シートモータの一方側に配置され、ケ
ーブルを介してアーマチュアに結合された第1の減速機
構と、シートモータの他方側に配置され、シートモータ
のアーマチュアに結合された第2の減速機構と、アッパ
レールに平行に配置され、第1の減速機構の出力側に結
合された第1のリードスクリューと、アッパレールに平
行に配置され、第2の減速機構の出力側に結合された第
2のリードスクリューと、ロアレールに固定され、第1
のリードスクリューに噛合された第1のナット部材と、
ロアレールに固定され、第2のリードスクリューに噛合
された第2のナット部材と、第2のリードスクリュー上
の予め定められた位置に配置され、第2のナット部材に
衝突可能な少なくとも1個のストッパを備えている構成
としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わるシートスライ
ド装置では、車体側に固定されるロアレールと、ロアレ
ールに沿って移動可能に取付けられ、シートに固定され
るアッパレールと、モータケース内に回転可能に配置さ
れていて正方向または逆方向の電源の接続により正回転
または逆回転するアーマチュアを備えたシートモータ
と、シートモータにおいてアーマチュアの一方側に結合
された樹脂製の回転芯部を有するケーブルと、シートモ
ータの一方側に配置された第1のギヤボックスと、シー
トモータの他方側に配置され、第1のギヤボックスと一
対の第2のギヤボックスと、第1のギヤボックス内に回
転可能に配置され、ケーブルに結合された第1の入力歯
車と、第2のギヤボックス内に回転可能に配置され、ア
ーマチュアの他方側に結合された第2の入力歯車と、第
1のギヤボックス内に回転可能に配置され、第1の入力
歯車に噛合された第1の出力歯車と、第2のギヤボック
ス内に回転可能に配置され、第2の入力歯車に噛合され
た第2の出力歯車と、アッパレールに平行に配置され、
第1の出力歯車に結合された第1のリードスクリュー
と、アッパレールに平行に配置され、第2の出力歯車に
結合された第2のリードスクリューと、ロアレールに固
定され、第1のリードスクリューに噛合された第1のナ
ット部材と、ロアレールに固定され、第2のリードスク
リューに噛合された第2のナット部材と、第2のリード
スクリュー上の予め定められた位置に取付けられ、第2
のナット部材に衝突可能な少なくとも1個のストッパを
備えている構成としたことを特徴としている。
【0008】この場合、ストッパは、第2のリードスク
リューに取付けられているが、第1のリードスクリュー
に取付けられていない。そして、シートが移動してスト
ローク端に到達することによって、第2のナット部材が
ストッパに衝突した際、第1のリードスクリュー上にス
トッパが存在しないので、第1のナット部材は第2のナ
ット部材がストッパに衝突するのと同時に移動を停止す
る。それ故、ケーブルに高い回転強度が要求されること
はない。
【0009】この発明の請求項3に係わるシートスライ
ド装置では、ストッパには、第2のリードスクリューに
装着され、第2のナット部材の一方側のストローク端に
おいて第2のナット部材に衝突可能な第1のストッパ
と、第2のナット部材の他方側のストローク端において
第2のナット部材に衝突可能な第2のストッパが備えら
れている構成としたことを特徴としている。
【0010】この場合、第1、第2のストッパは、第2
のリードスクリューに取付けられているが、第1のリー
ドスクリューに取付けられていない。そして、シートが
移動してストローク端に到達することによって、第2の
ナット部材が第1のストッパかあるいは第2のストッパ
に衝突した際、第1のリードスクリュー上にストッパが
存在しないので、第1のナット部材は第2のナット部材
がストッパに衝突するのと同時に移動を停止する。それ
故、ケーブルに高い回転強度が要求されることはない。
【0011】この発明の請求項4に係わるシートスライ
ド装置では、ケーブルには、回転芯部の一端側に配置さ
れていて第1のギヤボックス側で第1の入力歯車に結合
可能な第1の結合部と、回転芯部の他端側に配置されて
いてアーマチュアの一方側に結合可能な第2の結合部
と、回転芯部の外側に、回転芯部とは硬度差のある異種
の樹脂で一体的に成形されていて、回転芯部を回転可能
に支持しているアウタケーシングと、アウタケーシング
の一端部寄りに固着されていて第1の結合部を回転可能
に支持する第1のケーシングエンドと、アウタケーシン
グの他端部寄りに固着されていて第2の結合部を回転可
能に支持する第2のケーシングエンドと、第1のケーシ
ングエンドの端部に配置されていて第1のギヤボックス
に着脱可能に取付けられた第1の締付部材と、第2のケ
ーシングエンドの端部に配置されていてシートモータの
モータケースに着脱可能に取付けられた第2の締付部材
を備えている構成としたことを特徴としている。
【0012】この場合、ストッパは、第2のリードスク
リューに取付けられているが、第1のリードスクリュー
に取付けられていない。そして、シートが移動してスト
ローク端に到達することによって、第2のナット部材が
ストッパに衝突した際、第1のリードスクリュー上にス
トッパが存在しないので、第1のギヤボックス内で第1
の入力歯車に結合されていて第2のギヤボックス内で第
2の入力歯車に結合されたケーブルの回転芯部を介して
第2のリードスクリューに対し大きな回転力を伝える必
要がない。第1のナット部材は第2のナット部材がスト
ッパに衝突するのと同時に移動を停止する。それ故、ケ
ーブルに高い回転強度が要求されることはない。
【0013】この発明の請求項5に係わるシートスライ
ド装置では、第1、第2の結合部は、多角形の軸状に形
成されており、第1、第2の入力歯車には、第1、第2
の結合部に相似する孔状であって、第1の第2の結合部
が挿入可能な挿入部が形成されている構成としたことを
特徴としている。
【0014】この場合、ストッパは、第2のリードスク
リューに取付けられているが、第1のリードスクリュー
に取付けられていない。そして、シートが移動してスト
ローク端に到達することによって、第2のナット部材が
ストッパに衝突した際、第1のリードスクリュー上にス
トッパが存在しないので、第1のギヤボックス内で第1
の入力歯車の挿入部に結合され、第2のギヤボックス内
で第2の入力歯車の挿入部に結合されたケーブルの回転
芯部を介して第2のリードスクリューに対し大きな回転
力を伝える必要がない。それ故、ケーブルの回転芯部に
高い回転強度が要求されることはない。
【0015】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるシートスラ
イド装置において、ストッパは、第2のリードスクリュ
ーにのみ取付けられ、第1のリードスクリューには取付
けられていない。そして、シートが移動してストローク
端に到達することによって、第2のナット部材がストッ
パに衝突すると同時に、第1のナット部材は第1のリー
ドスクリュー上でストッパに衝突せずに移動を停止す
る。それ故、ケーブルに大きな回転力がかかることがな
い。
【0016】
【実施例】図1ないし図5にはこの発明に係わるシート
スライド装置の第1実施例が示されている。
【0017】図2に示されるこの発明に係わるシートス
ライド装置1は、主として、シートモータ2、右側のロ
アレール3、左側のロアレール4、右側のアッパレール
5、左側のアッパレール6、第1のリードスクリュー
7、第2のリードスクリュー8、第1のギヤボックス
9、第2のギヤボックス10、第1のナット部材11、
第2のナット部材12から構成されている。
【0018】シートモータ2は、第2のギヤボックス1
0側に取付けられており、モータケース2aに収容され
たアーマチュア2bが、正側の電源の接続によって正回
転し、逆側の電源の接続によって逆回転する。このアー
マチュア2bに備えたアーマチュア軸2b1は、モータ
ケース2aの一端側において、後述するケーブル13に
備えた第2の結合部13cが結合されているため、ケー
ブル13を介して第1のギヤボックス9内で後述する第
1のウオームギヤ14に間接的に結合されている一方、
モータケース2aの他端側において第2のギヤボックス
10内で後述する第2のウオームギヤ15に直接結合さ
れている。
【0019】第1のリードスクリュー7は、右側のアッ
パレール5に沿って延びていて中央に設けられた雄ねじ
7aに、後述する第1のナット部材11がねじ込まれて
おり、一端側が第1のギヤボックス9内に配置され、他
端側が右側のアッパーレール5の端部で回転可能に支持
されている。
【0020】第2のリードスクリュー8は、左側のアッ
パレール6に沿って延びていて中央に設けられた雄ねじ
8aに、後述する第2のナット部材12がねじ込まれて
おり、一端側が第2のギヤボックス10内に配置され、
他端側が左側のアッパーレール6の端部で回転可能に支
持されている。
【0021】第2のリードスクリュー8には、雄ねじ8
aの両端部に第1のストッパ30、第2のストッパ31
が固定されている。第1、第2のストッパ30、31に
は環状に形成されていて雄ねじ8a側に対向配置された
ゴム製のダンパー部30a、31aと、ダンパー部30
a、31aの外側にダンパー部30a、31aに当接可
能に形成されたダンパーホルダ30b、31bが備えら
れている。第1、第2のストッパ30、31は、第2の
リードスクリュー8にのみ取付けられており、第1のリ
ードスクリュー7にストッパは取付けられていない。第
1、第2のストッパ30、31には、後述する第2のナ
ット部材12が衝突可能になっている。
【0022】第1、第2のリードスクリュー7、8の一
端寄りには、図3に示されるように、雄ねじ7a、8a
に比べて小径のヘリカルギヤ取付用軸部7b、8bが形
成されており、ヘリカルギヤ取付用軸部7b、8bの先
端寄りには、断面が小判形状をなす回止部7b1、8b
1が形成されている。そして、第1、第2のリードスク
リュー7、8の一端には、ヘリカルギヤ取付用軸部7
b、8bに比べて小径のねじ部7c、8cが備えられて
いる。
【0023】第1、第2のリードスクリュー7、8は、
ヘリカルギヤ取付用軸部7b、8bの基端側に配置され
た一方側の平座金16、17および先端側に配置された
他方側の平座金18、19を介して、後述する第1の減
速機構、第2の減速機構の一部を構成する第1のヘリカ
ルギヤ20、第2のヘリカルギヤ21が回止部7b1、
8b1において回り止められて結合され、ヘリカルギヤ
取付用軸部7b、8bに装着された一方側の平座金1
6、17と第1、第2のヘリカルギヤ20、21と他方
側の平座金18、19の外側に第1、第2のリードスク
リューナット22、23がそれぞれねじ込まれることに
よって、第1、第2のヘリカルギヤ20、21が固定さ
れている。
【0024】第1のギヤボックス9は、右側のアッパレ
ール5側に配置されていて、上部が図示しないシートに
固定されている。
【0025】第2のギヤボックス10は、右側のアッパ
レール5に平行配置されている左側のアッパレール6側
に配置されていて、上部が上記シートに固定されてい
る。
【0026】右側のアッパレール5は、右側のロアレー
ル3上を移動可能に組付けられ、左側のアッパレール6
は左側のロアレール4上を移動可能に組付けられてい
る。
【0027】第1のギヤボックス9のケース9a内に
は、図3に示されるように、第1の減速機構の一部を構
成していて第1の入力歯車である第1のウオームギヤ1
4が回転可能に収容されているとともに、この第1のウ
オームギヤ14に対し直交して噛合された第1の出力歯
車である第1のヘリカルギヤ20が第1、第2の軸受2
2、23によって回転可能に支持されている。
【0028】第1のウオームギヤ14の中央には、角孔
状の挿入部14aが形成されているため、この挿入部1
4aに、後述するケーブル13に備えられた第1の結合
部13bが挿入される。
【0029】第1のヘリカルギヤ20の中央には、丸孔
状に形成されたリードスクリュー挿入孔20aが備えら
れているとともに、このリードスクリュー挿入孔20a
の端部寄りに、小判孔状に形成された回止孔20bが備
えられているため、リードスクリュー挿入孔20aに第
1のリードスクリュー7のヘリカルギヤ取付用軸部7b
が挿入されることによって、第1のリードスクリュー7
の回止部7b1が回止孔20bにおいて回り止められ
る。
【0030】第2のギヤボックス10にも、第1のギヤ
ボックス9と同様にして、ケース10a内に第2の減速
機構の一部を構成していて第2の入力歯車である第2の
ウオームギヤ15が回転可能に収容され、第3、第4の
軸受24、25によって第2の出力歯車である第2のヘ
リカルギヤ21が回転可能に支持されている。
【0031】第2のウオームギヤ15のほぼ中央には、
角孔状の挿入部15aが形成されているため、この挿入
部15aに、シートモータ2のアーマチュア2b1に有
するアーマチュア軸2b1が結合される。
【0032】第2のヘリカルギヤ21の中央には、丸孔
状に形成されたリードスクリュー挿入孔21aが備えら
れているとともに、このリードスクリュー挿入孔21a
の端部寄りに、小判孔状に形成された回止孔21bが備
えられているため、リードスクリュー挿入孔21aに第
2のリードスクリュー8のヘリカルギヤ取付用軸部8b
が挿入されることによって、第2のリードスクリュー8
の回止部8b1が回止孔21bにおいて回り止められ
る。
【0033】一方、第1のギヤボックス9内で第1のウ
オームギヤ14に結合されているとともにシートモータ
2のアーマチュア軸2b1にも結合されているケーブル
13には、図4に示されるように、回転芯部13a、第
1の結合部13b、第2の結合部13c、アウタケーシ
ング13d、第1のケーシングエンド13e、第2のケ
ーシングエンド13f、第1の締付部材13g、第2の
締付部材13h、第1のガイド13j、第2のガイド1
3kが備えられている。
【0034】回転芯部13aは、ポリアセタールやナイ
ロンなどの可撓性樹脂を素材として丸棒状に形成されて
いる。回転芯部13aの端部寄りには、第1、第2の結
合部13b、13cがそれぞれ形成されている。
【0035】第1、第2の結合部13b、13cは角棒
状に形成されており、第1の結合部13bは、第1のギ
ヤボックス9内において第1のウオームギヤ14の挿入
部14aに挿入されて回り止められている。第2の結合
部13cは、シートモータ2のモータケース2aに形成
されたケーブル連結部2a1内でアーマチュア軸2b1
に結合されている。
【0036】回転芯部13aの外側には潤滑油脂層13
iが形成され、潤滑油脂層13iの外側にアウタケーシ
ング13dが配置されている。
【0037】アウタケーシング13dは、回転芯部13
aに比べて硬度差(回転芯部13aよりも硬度が高
い。)があって回転心部13aとは異なるポリウレタ
ン,ポリプロピレンを素材として、潤滑油脂層13iを
介し回転芯部13aの外側に一体的にして筒形状に成形
されているため、アウタケーシング13dの内部で回転
芯部13aが回転可能になっている。アウタケーシング
13dの端部には第1、第2のケーシングエンド13
e、13fが配置されている。
【0038】第1のケーシングエンド13eは、円筒形
状をなし、基端部がアウタケーシング13dの一端側に
6角加締によって固着され、先端部に、鍔状に形成され
たフック13e1が第1の締付部材13gに掛止されて
いる。第1のケーシングエンド13eの内側には、潤滑
油脂が塗布されている。
【0039】第2のケーシングエンド13fは、第1の
ケーシングエンド13eと同様にして円筒形状をなし、
基端部がアウタケーシング13dの他端側に6角加締に
よって固着され、先端部に、鍔状に形成されたフック1
3f1が第2の締付部材13hに掛止されている。第2
のケーシングエンド13fの内側には、潤滑油脂が塗布
されている。
【0040】第1の締付部材13gは、円筒形状をな
し、内周側に雌ねじ13g1が形成されている。雌ねじ
13g1は、第1のギヤボックス9に備えたケース9a
の側部に形成された雄ねじ9a1にねじ込まれる。
【0041】第1の締付部材13gは、基端部が第1の
ケーシングエンド13eのフック13e1に掛止されて
いるため、回転芯部13aの第1の結合部13bが第1
のギヤボックス9内において第1のウオームギヤ14に
形成された挿入部14aに挿入されてから、雌ねじ13
g1がケース9aの雄ねじ9a1にねじ込まれることに
よって、回転芯部13aの一端側を第1のギヤボックス
9に連結する機能をもつ。また、第1の締付部材13g
は、雌ねじ13g1がケース9aの雄ねじ9a1に対し
て戻されると、回転芯部13aの一端側を第1のギヤボ
ックス9から離脱させるため、ケーブル13と第1のギ
ヤボックス9とを着脱可能に結合する。
【0042】第2の締付部材13hは、第1の締付部材
13gと同一の円筒形状をなし、内周側に図示しない雌
ねじが形成され、この雌ねじがシートモータ2のモータ
ケース2aに有するケーブル連結部2a1の外側に形成
された図示しない雄ねじにねじ込まれる。この第2の締
付部材13hはケーブル13とシートモータ2のモータ
ケース2aとを着脱可能に結合する。
【0043】一方、第1、第2のリードスクリュー7、
8の雄ねじ7a、8aにねじ込まれている第1、第2の
ナット部材11、12には、第1、第2のリードスクリ
ュー7、8にそれぞれ噛合うナット本体11a、12a
と、ナット本体11a、12aを収容したナットハウジ
ング11b、12bとが備えられており、ナットハウジ
ング11b、12bは右側のロアレール3、左側のロア
レール4にねじ止められているため、第1、第2のリー
ドスクリュー7、8が正回転すると、第1、第2のリー
ドスクリュー7、8の雄ねじ7a、8aが螺挿されなが
ら、第1、第2のナット部材11、12に対し第1、第
2のギヤボックス9、10を離れる側に移動させ、これ
に反して、第1、第2のリードスクリュー7、8が逆回
転すると、第1、第2のリードスクリュー7、8の雄ね
じ7a、8aが螺挿されながら、第1、第2のナット部
材11、12に対して第1、第2のギヤボックス9、1
0を近付ける側に移動させる。
【0044】このような構造を有するシートスライド装
置1は、右側、左側のアッパレール5、6がシートの下
面に取付けられるとともに、右側、左側のロアレール
3、4がフロアパネルに固定されて車体に組付けられ、
シートモータ2のアーマチュア2bには電源を接続させ
るためのコントローラが電気的に接続される。コントロ
ーラはオートドライビングポジションシステムに併設さ
れているため、マニュアルスイッチの操作によってマニ
ュアル作動用の電流を供給するとともに、イグニション
スイッチのオン位置からオフ位置への切換えや、ドアが
閉じている状態から開けられた際に発生する検出信号に
よってオート作動用の電流を供給するようになってい
る。
【0045】マニュアルスイッチが前進側に切換えられ
ることによって、シートモータ2のアーマチュア2bに
逆側の電源が接続されると、アーマチュア軸2b1が逆
回転するため、ケーブル13の回転芯部13aを介して
第1のギヤボックス9内で第1のウオームギヤ14が逆
回転し、第1のウオームギヤ14が逆回転することによ
って、第1のヘリカルギヤ20も逆回転し、第1のリー
ドスクリュー7が逆回転する。と同時に、第2のギヤボ
ックス10内でアーマチュア軸2b1に直接結合された
第2のウオームギヤ15が逆回転し、第2のウオームギ
ヤ15が逆回転することによって、第2のヘリカルギヤ
21も逆回転し、第2のリードスクリュー8が逆回転す
ることにより、第1、第2のギヤボックス9、10が第
1、第2のナット部材11、12から離れる側に移動さ
れるため、シートが前進移動される。
【0046】シートが前進移動され、最前位置に到達し
て、第2のリードスクリュー8上に取付けられた第2の
ストッパ31のダンパー部31aが第2のナット部材1
2に衝突し、シートが最前位置で停止される。
【0047】上記に反して、マニュアルスイッチが後退
側に切換えられることによって、シートモータ2のアー
マチュア2bに正側の電源が接続されると、アーマチュ
ア軸2b1が正回転するため、ケーブル13の回転芯部
13aを介して第1のギヤボックス9内で第1のウオー
ムギヤ14が正回転し、第1のウオームギヤ14が正回
転することによって、第1のヘリカルギヤ20も正回転
し、第1のリードスクリュー7が正回転する。と同時
に、第2のギヤボックス10内でアーマチュア軸2b1
に直接結合された第2のウオームギヤ15が正回転し、
第2のウオームギヤ15が正回転することによって、第
2のヘリカルギヤ21も正回転し、第2のリードスクリ
ュー8が正回転することにより、第1、第2のギヤボッ
クス9、10が第1、第2のナット部材11、12に近
付く側に移動されるため、シートが後退移動される。
【0048】シートが後退移動され、最後位置に到達し
て、第2のリードスクリュー8上に取付けられた第1の
ストッパ30のダンパー部30aが第2のナット部材1
2に衝突し、シートが最後位置で停止される。
【0049】そして、イグニションスイッチがオン位置
からオフ位置へ切換えられ、ドアが閉じている状態から
開けられると、シートモータ2のアーマチュア2bにコ
ントローラよりオート作動用の電流が供給され、シート
モータ2のアーマチュア2bに正側の電源が接続されて
アーマチュア軸2b1が正回転するため、第1、第2の
リードスクリュー7、8が正回転されて第1、第2のギ
ヤボックス9、10が近付く側に移動され、シートが後
退移動する。シートが予め定められた位置に到達する
と、コントローラによってアーマチュア2bに対する電
流の供給がカットオフされるため、シートを乗員の乗降
をしやすい後退位置に停止させるものとなる。
【0050】上述したように、シートモータ2のアーマ
チュア2bに樹脂製のケーブル13を介して結合された
第1のリードスクリュー7が逆回転または正回転した際
に、第1のリードスクリュー7上で第1のナット部材1
1に衝突するストッパは存在せずに、第2のリードスク
リュー8が逆回転または正回転した際に、第1のストッ
パ30または第2のストッパ31が第2のリードスクリ
ュー8上で第2のナット部材12に衝突することによっ
てシートの移動が停止するので、ケーブル13に対して
シートを通常移動させる際よりも大きな負荷荷重がかか
ることがない。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきように、この発明の請求
項1に係わるシートスライド装置によれば、ストッパ
は、第2のリードスクリューにのみ取付けられ、第1の
リードスクリューには取付けられていない。そして、シ
ートが移動してストローク端に到達することによって、
第2のナット部材がストッパに衝突すると同時に、第1
のナット部材は第1のリードスクリュー上でストッパに
衝突せずに移動を停止するので、ケーブルに大きな回転
力がかかることがなく、それによって、ストッパの数を
減らすことによって、部品点数の減少を図れるととも
に、ワイヤ縒線等を用いることがない簡素なケーブルを
用いることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるシートスライド装置の一実施
例においてのケーブルまわりの部分縦断平面図である。
【図2】この発明に係わるシートスライド装置の全体概
要図である。
【図3】図1に示したシートスライド装置においてのギ
ヤボックスの縦断面図である。
【図4】図1に示したシートスライド装置においてのケ
ーブル単体の部分縦断側面図である。
【図5】図4に示したケーブルの(A−A)線断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シートスライド装置 2 シートモータ 2b アーマチュア 3 (ロアレール)右側のロアレール 4 (ロアレール)左側のロアレール 5 (アッパレール)右側のアッパレール 6 (アッパレール)左側のアッパレール 7 第1のリードスクリュー 8 第2のリードスクリュー 9 第1のギヤボックス 10 第2のギヤボックス 11 第1のナット部材 12 第2のナット部材 13 ケーブル 13a 回転芯部 13b 第1の結合部 13c 第2の結合部 13d アウタケーシング 13e 第1のケーシングエンド 13f 第2のケーシングエンド 13g 第1の締付部材 13h 第2の締付部材 14 (第1の減速機構)(第1の入力歯車)第1のウ
オームギヤ 14a 挿入部 15 (第2の減速機構)(第2の入力歯車)第2のウ
オームギヤ 15a 挿入部 20 (第1の減速機構)(第1の出力歯車)第1のヘ
リカルギヤ 21 (第2の減速機構)(第2の出力歯車)第2のヘ
リカルギヤ 30 (ストッパ)第1のストッパ 31 (ストッパ)第2のストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定されるロアレールと、 上記ロアレールに沿って移動可能に取付けられ、シート
    に固定されるアッパレールと、 正方向または逆方向の電源の接続により正回転または逆
    回転するアーマチュアを備えたシートモータと、 上記シートモータにおいてアーマチュアの一方側に結合
    された樹脂製の回転芯部を有するケーブルと、 上記シートモータの一方側に配置され、上記ケーブルを
    介して上記アーマチュアに結合された第1の減速機構
    と、 上記シートモータの他方側に配置され、上記シートモー
    タのアーマチュアに結合された第2の減速機構と、 上記アッパレールに平行に配置され、上記第1の減速機
    構の出力側に結合された第1のリードスクリューと、 上記アッパレールに平行に配置され、上記第2の減速機
    構の出力側に結合された第2のリードスクリューと、 上記ロアレールに固定され、上記第1のリードスクリュ
    ーに噛合された第1のナット部材と、 上記ロアレールに固定され、上記第2のリードスクリュ
    ーに噛合された第2のナット部材と、 上記第2のリードスクリュー上の予め定められた位置に
    配置され、上記第2のナット部材に衝突可能な少なくと
    も1個のストッパを備えていることを特徴とするシート
    スライド装置。
  2. 【請求項2】 車体側に固定されるロアレールと、 上記ロアレールに沿って移動可能に取付けられ、シート
    に固定されるアッパレールと、 モータケース内に回転可能に配置されていて正方向また
    は逆方向の電源の接続により正回転または逆回転するア
    ーマチュアを備えたシートモータと、 上記シートモータにおいてアーマチュアの一方側に結合
    された樹脂製の回転芯部を有するケーブルと、 上記シートモータの一方側に配置された第1のギヤボッ
    クスと、 上記シートモータの他方側に配置され、上記第1のギヤ
    ボックスと一対の第2のギヤボックスと、 上記第1のギヤボックス内に回転可能に配置され、上記
    ケーブルに結合された第1の入力歯車と、 上記第2のギヤボックス内に回転可能に配置され、アー
    マチュアの他方側に結合された第2の入力歯車と、 上記第1のギヤボックス内に回転可能に配置され、上記
    第1の入力歯車に噛合された第1の出力歯車と、 上記第2のギヤボックス内に回転可能に配置され、上記
    第2の入力歯車に噛合された第2の出力歯車と、 上記アッパレールに平行に配置され、上記第1の出力歯
    車に結合された第1のリードスクリューと、 上記アッパレールに平行に配置され、上記第2の出力歯
    車に結合された第2のリードスクリューと、 上記ロアレールに固定され、上記第1のリードスクリュ
    ーに噛合された第1のナット部材と、 上記ロアレールに固定され、上記第2のリードスクリュ
    ーに噛合された第2のナット部材と、 上記第2のリードスクリュー上の予め定められた位置に
    取付けられ、上記第2のナット部材に衝突可能な少なく
    とも1個のストッパを備えていることを特徴とするシー
    トスライド装置。
  3. 【請求項3】 ストッパには、第2のリードスクリュー
    に装着され、第2のナット部材の一方側のストローク端
    において該第2のナット部材に衝突可能な第1のストッ
    パと、該第2のナット部材の他方側のストローク端にお
    いて該第2のナット部材に衝突可能な第2のストッパが
    備えられていることを特徴とする請求項1または2に記
    載のシートスライド装置。
  4. 【請求項4】 ケーブルには、回転芯部の一端側に配置
    されていて第1のギヤボックス側で第1の入力歯車に結
    合可能な第1の結合部と、該回転芯部の他端側に配置さ
    れていてアーマチュアの一方側に結合可能な第2の結合
    部と、該回転芯部の外側に、該回転芯部とは硬度差のあ
    る異種の樹脂で一体的に成形されていて、該回転芯部を
    回転可能に支持しているアウタケーシングと、上記アウ
    タケーシングの一端部寄りに固着されていて上記第1の
    結合部を回転可能に支持する第1のケーシングエンド
    と、該アウタケーシングの他端部寄りに固着されていて
    上記第2の結合部を回転可能に支持する第2のケーシン
    グエンドと、上記第1のケーシングエンドの端部に配置
    されていて上記第1のギヤボックスに着脱可能に取付け
    られた第1の締付部材と、上記第2のケーシングエンド
    の端部に配置されていてシートモータのモータケースに
    着脱可能に取付けられた第2の締付部材を備えているこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載のシートスライ
    ド装置。
  5. 【請求項5】 ケーブルの第1、第2の結合部は、多角
    形の軸状に形成されており、第1、第2の入力歯車に
    は、第1、第2の結合部に相似する孔状であって、第
    1、第2の結合部が挿入可能な挿入部が形成されている
    請求項4に記載のシートスライド装置。
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