JPH09207365A - 感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法 - Google Patents

感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法

Info

Publication number
JPH09207365A
JPH09207365A JP1878796A JP1878796A JPH09207365A JP H09207365 A JPH09207365 A JP H09207365A JP 1878796 A JP1878796 A JP 1878796A JP 1878796 A JP1878796 A JP 1878796A JP H09207365 A JPH09207365 A JP H09207365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
sensitive
scanning direction
sensitive element
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1878796A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Takeyama
敏久 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1878796A priority Critical patent/JPH09207365A/ja
Publication of JPH09207365A publication Critical patent/JPH09207365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の感熱素子ヘッド間の位置を正確に、迅
速に且つ簡易に調整できる感熱記録装置における感熱素
子ヘッドの調整方法を提供する。 【解決手段】 複数の感熱素子を主走査方向に並べた感
熱素子ヘッドを少なくとも2つ主走査方向に配列し、2
つの前記感熱素子ヘッド間の位置擦れを調整する感熱記
録装置における感熱素子ヘッドの調整方法であって、2
つの前記感熱素子ヘッド内の所定感熱素子をそれぞれ発
熱させて印字させた主走査方向の基準用の印字間隔と、
2つの前記感熱素子ヘッド内の所定感熱素子をそれぞれ
発熱させて印字させた主走査方向の検査用の印字間隔
と、を比較して感熱素子ヘッド間の位置擦れを検知して
調整することを特徴とする感熱記録装置における感熱素
子ヘッドの調整方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録装置におけ
る感熱素子ヘッド間の調整方法に係わり、さらに詳しく
は感熱記録装置における少なくとも2つの感熱素子ヘッ
ド間の位置ずれを調整する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱記録装置としては、発色型感熱記録
の装置、ワックス転写型感熱記録装置及び昇華型感熱記
録の装置等が知られている。これら感熱記録装置は記録
するための発熱体としては感熱素子を並べた感熱素子ヘ
ッドが用いられ、構造が簡単である上、メンテナンスが
容易なため、近年利用分野が拡大されてきている。
【0003】この感熱素子ヘッドは耐熱性基板上に抵抗
発熱体、耐摩擦層を重ねた素子であり、記録時に数ms
程度の画像信号パルスの幅に応じてヘッドが数100℃
の温度に発熱する。感熱素子ヘッドの主走査方向の長さ
は300mm程度で、これ以上大きくなると複数の感熱
素子ヘッドを繋ぎ合わせて配列して使用されている。さ
らに詳しくは、感熱素子ヘッドは構成する感熱素子が多
くなればなるほど歩留まりが低下することから、感熱素
子ヘッドの大きさも制限されている。解像度が12ドッ
ト/mm以上の場合では300mm程度が限界になって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、組み立
てにおいて感熱素子ヘッド間を正確に基準に対し感熱素
子ヘッド間の位置だしには、技術を要し、また長期に使
用すると、感熱素子ヘッドの熱等により感熱素子ヘッド
間に位置擦れが生じることがある。
【0005】本発明の目的は上記の課題に鑑みなされた
もので、複数の感熱素子ヘッド間の位置を正確に、迅速
に且つ簡易に調整できる感熱記録装置における感熱素子
ヘッドの調整方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のよう
な手段により達成される。即ち、(1)複数の感熱素子
を主走査方向に並べた感熱素子ヘッドを少なくとも2つ
主走査方向に配列し、2つの前記感熱素子ヘッド間の位
置擦れを調整する感熱記録装置における感熱素子ヘッド
の調整方法であって、2つの前記感熱素子ヘッド内の所
定感熱素子をそれぞれ発熱させて印字させた主走査方向
の基準用の印字間隔と、2つの前記感熱素子ヘッド内の
所定感熱素子をそれぞれ発熱させて印字させた主走査方
向の検査用の印字間隔と、を比較して感熱素子ヘッド間
の位置擦れを検知して調整することを特徴とする感熱記
録装置における感熱素子ヘッドの調整方法であり、
(2)複数の感熱素子を主走査方向に並べた感熱素子ヘ
ッドを少なくとも2つ主走査方向に配列し、2つの前記
感熱素子ヘッド間の位置擦れを調整する感熱記録装置に
おける感熱素子ヘッドの調整方法であって、2つの前記
感熱素子ヘッド内の所定感熱素子をそれぞれ発熱させて
印字させた主走査方向の基準用の印字間隔を記憶し、2
つの前記感熱素子ヘッド内の前記所定感熱素子をそれぞ
れ発熱させて印字させ検知センサで自動的に主走査方向
の検査用の印字間隔を測定し、両者を比較して感熱素子
ヘッド間の位置擦れを検知し、その検知に基づき調整す
ることを特徴とする感熱記録装置における感熱素子ヘッ
ドの調整方法であり、(3)複数の感熱素子を主走査方
向に並べた感熱素子ヘッドを少なくとも2つ主走査方向
に配列し、2つの前記感熱素子ヘッド間の副走査方向の
位置擦れを調整する感熱記録装置における感熱素子ヘッ
ドの調整方法であって、所定速度で記録紙を搬送させ、
一方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字さ
せ、次に所定の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘ
ッドの感熱素子を発熱させて印字させた副走査方向の基
準用の印字間隔と、同じ所定速度で記録紙を搬送させて
一方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字さ
せ、所定の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッド
の感熱素子を発熱させて印字させた副走査方向の検査用
の印字間隔と、を比較して感熱素子ヘッド間の副走査方
向の位置擦れを検知し、調整することを特徴とする感熱
記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法であり、
(4)複数の感熱素子を主走査方向に並べた感熱素子ヘ
ッドを少なくとも2つ主走査方向に配列し、2つの前記
感熱素子ヘッド間の副走査方向の位置擦れを調整する感
熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法であっ
て、所定速度で記録紙を搬送させ、一方の感熱素子ヘッ
ドの感熱素子を発熱させて印字させ、次に、所定の記録
紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発
熱させて印字させた副走査方向の基準用の印字間隔を記
憶し、同じ所定速度で記録紙を搬送させて一方の感熱素
子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字させ、所定の記録
紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発
熱させて印字し検知センサで自動的に測定した副走査方
向の検査用の印字間隔と、を比較して感熱素子ヘッド間
の副走査方向の位置擦れを検知し、その検知に基づき調
整することを特徴とする感熱記録装置における感熱素子
ヘッドの調整方法であり、(5)前記(1)または
(2)の感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方
法において、感熱素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づ
き、感熱記録装置の主走査方向に前記2つの感熱素子ヘ
ッド間隔の長さを変化させて調整することを特徴とする
感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法であ
り、(6)前記(1)または(2)の感熱記録装置にお
ける感熱素子ヘッドの調整方法において、感熱素子ヘッ
ド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装置の主走査
方向に前記2つの感熱素子ヘッドの感熱素子の信号を電
気的にシフトさせて印字間隔を変化させて調整すること
を特徴とする感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調
整方法であり、(7)前記(3)または(4)の感熱記
録装置における感熱素子ヘッドの調整方法において、感
熱素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装
置の副走査方向に所定の2つの感熱素子ヘッドの間の長
さを変化させて調整することを特徴とする感熱記録装置
における感熱素子ヘッドの調整方法であり、(8)前記
(3)または(4)の感熱記録装置における感熱素子ヘ
ッドの調整方法において、感熱素子ヘッド間の位置擦れ
の検知に基づき、記録紙の搬送速度または搬送方向の印
字速度を変化させて調整することを特徴とする感熱記録
装置における感熱素子ヘッドの調整方法である。
【0007】ここで、感熱記録装置は画像信号を熱エネ
ルギーのかたちで記録媒体に入力して感熱記録する装置
で、例えば、紙に塗布した色素体を固体酸を熱によって
溶解、接触させ、化学反応で色素を形成させる仕組みに
なった発色型感熱記録装置、またポリエチレンテレフタ
レート等を支持体として、その上に数μmのインク層を
設けたインクリボンを介して感熱ヘッドを紙に圧着し、
記録するワックス転写型感熱記録装置(溶融型熱転写記
録装置ともいう)、またインク層に昇華性の染料を用い
る昇華型感熱記録装置などである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づき
説明する。
【0009】(実施形態1)実施形態はワックス転写型
感熱記録の装置である。図1は本発明の感熱素子ヘッド
の調整方法を用いた感熱記録装置の概略構成図で、図2
は感熱素子ヘッドの構成図で、図3は感熱素子ヘッドの
要部構成図で、さらに図4は基準テストパターンと測定
テストパターン図をそれぞれ示している。
【0010】図1で、感熱素子ヘッド20は2つの感熱
素子ヘッドで構成され、加熱制御手段71は感熱素子ヘ
ッド20に発熱信号を送るようになっている。また転写
体30はワックス転写型の転写体で、元巻ドラム12よ
り搬送され、感熱素子ヘッド20で記録紙50に転写
し、さらに巻取ドラム14に巻き取られるようになって
いる。なお、ガイドローラ15、16は転写体30の弛
み防止のローラである。また、記録紙50はワックス転
写型感熱記録用の記録紙で、搬送ローラ41により搬送
され、ついでプラテンローラ11の位置で転写体30よ
り転写され、さらに搬送ローラ42により搬送されるよ
うになっている。
【0011】図2(A)は感熱素子ヘッド20の正面図
で、感熱素子ヘッド20は2つの感熱素子ヘッド20
A、20Bで主操作方向に直列的に構成されている。ま
た各感熱素子ヘッドはそれぞれ2400個の感熱素子か
らなり、300ドット/インチとなっている。図2
(B)は感熱素子ヘッド20の側面図で、感熱素子ヘッ
ド20Aにネジ部20A1が設けられ、また感熱素子ヘ
ッド20Bにネジ部20B1が設けられている。調整ネ
ジ251は一方方向に回すと感熱素子ヘッド20A、2
0Bがはなれ、反対方向に回すと互いに近づくようにな
っている。感熱素子ヘッド20A、20B間は調整ネジ
251を用いて、感熱素子ヘッド20A、20Bの位置
擦れを調整できるようになっている。
【0012】図3で、感熱素子ヘッド間の調整には感熱
素子ヘッド20A、20Bより特定の感熱素子を発熱さ
せ、その間隔を測定するようになっており、感熱素子ヘ
ッド20Aでは感熱素子241が使われるもので、感熱
素子ヘッド20間のつなぎ目から2000個目の感熱素
子となっている。同様に、感熱素子ヘッド20Bでは感
熱素子242が使われるもので、感熱素子ヘッド20間
のつなぎ目から2000個目の感熱素子となっている。
【0013】図4で、図4(A)は基準テストパターン
図で、図4(B)は測定テストパターン図である。基準
テストパターン81は、基準の感熱素子ヘッド20Aの
感熱素子241と、感熱素子ヘッド20Bの感熱素子2
42とにより印字した基準用の印字線811で、距離X
0は2つの印字線811の距離となっている。同様に測
定テストパターン85は、感熱素子ヘッド20Aの感熱
素子241と、感熱素子ヘッド20Bの感熱素子242
とにより印字した検査用の印字線851で、距離X1は
2つの印字線851の距離となっている。
【0014】ここで調整の動作を説明すると、記録紙5
0を搬送し、感熱素子241と、感熱素子242を発熱
させて測定テストパターン85を作成する。既に求めら
れている基準テストパターンと比較する。この距離X0
と距離X1との比較により主走査方向の感熱素子ヘッド
間の位置ずれを測定する。初期に設定した感熱素子ヘッ
ド20A、20Bの主走査方向の位置ずれがある場合、
調整ネジ251を用いて、X0=X1になるように位置
ずれを調整する。以上により良好な記録を行なわせるこ
とができる。
【0015】なお、昇華型感熱記録の装置でも良く、ま
た感熱素子ヘッドの配列は2つの感熱素子ヘッドを主走
査方向にそれぞれ感熱素子を重複させても良い(図6参
照)。
【0016】(実施形態2)実施形態はワックス転写型
感熱記録の他の装置である。図5は本発明の感熱素子ヘ
ッドの調整方法を用いた他の感熱記録装置の概略構成図
で、図6は感熱素子ヘッドの構成図で、図7は感熱素子
ヘッドの要部構成図で、図8は基準テストパターンと測
定テストパターン図である。なお、実施形態1と同一の
部材には同一符号を付すと共に、構成的、機能的に変わ
らないものについてはその説明を省略する。
【0017】図5で、感熱素子ヘッド21は2つの感熱
素子ヘッドで構成され、加熱制御手段71は感熱素子ヘ
ッド21に発熱信号を送るようになっている。また、転
写体31はワックス転写型の転写体で、元巻ドラム12
により搬送され、感熱素子ヘッド21で記録紙51に転
写され、さらに巻取ドラム14に巻き取られるようにな
っている。なお、ローラガイド15、16は転写体31
の弛み防止のローラである。記録紙51はワックス転写
型感熱記録の記録紙で、搬送ローラ41により所定速度
で搬送され、ついでプラテンローラ11の位置で転写体
31より所定搬送され転写される。さらに、搬送ローラ
42により搬送されるようになっている。
【0018】図6(A)は、感熱素子ヘッド21の正面
図で、感熱素子ヘッド21は2つの感熱素子ヘッド21
A、21Bで構成されている。感熱素子ヘッド21Aと
21Bは主走査方向に感熱素子が一部重複して配置さ
れ、副走査方向に離れて配置されている。各感熱素子ヘ
ッドはそれぞれ2400個の感熱素子からなり、300
ドット/インチとなっている。また図6(B)は感熱素
子ヘッド21の側面図で、図6(C)は感熱素子ヘッド
21の背面図である。感熱素子ヘッド21Aは突起21
A1が設けられ、バネ261により主走査方向に押圧さ
れ、バネ262により副走査方向に押圧されている。ま
た、感熱素子ヘッド21Bはネジ部21B1が設けられ
ている。さらに図示しない感熱素子ヘッドの固定本体に
はネジ部21A2が設けられている。感熱素子ヘッド2
1A、21B間は調整ネジ252を用いて主走査方向に
調整できるようになっている。また、感熱素子ヘッド2
1Aと21B間は調整ネジ253を用いて副走査方向に
調整できるようになっている。
【0019】図7で、感熱素子ヘッド間の調整には感熱
素子ヘッド21A、21Bより特定の感熱素子を発熱さ
せて、間隔を測定するようになっており、感熱素子ヘッ
ド21Aでは感熱素子241が使われ、感熱素子ヘッド
21間のつなぎ目から2000個目の感熱素子となって
いる。同様にして、感熱素子ヘッド21Bでは感熱素子
242が使われ、感熱素子ヘッド21間のつなぎ目から
2000個目の感熱素子となっている。
【0020】図8(A)は基準テストパターン図で、図
8(B)は測定テストパターン図である。基準テストパ
ターン82は基準用として感熱素子241と感熱素子2
42の印字線821の印字パターンで、距離X0は2つ
の印字線821の主走査方向の距離となっている。ま
た、基準用として感熱素子ヘッド21Aの複数の感熱素
子と感熱素子ヘッド21Bの複数の感熱素子の印字線8
22の印字パターンで、距離Y0は2つの印字線822
の副走査方向の距離となっている。
【0021】同様にして、測定テストパターン86は、
検査用として、感熱素子241と感熱素子242の印字
線861の印字パターンで、距離X1は2つの印字線8
61の主走査方向の距離となっている。また距離Y1は
2つの印字線862の副走査方向の距離となっている。
【0022】ここで調整の作用を説明すると、基準テス
トパターンの作成は感熱素子241、242を発熱させ
発熱信号を送り、主走査方向の距離X0と所定搬送速度
で、副走査方向に所定印字速度で副走査方向の距離Y0
を測定する。次に、測定テストパターンの作成は感熱素
子241、242を発熱させる発熱信号を送り、主走査
方向の距離X1と副走査方向の距離Y1を測定する。こ
の距離X0と距離X1との比較により、主走査方向の位
置ずれを測定し、この距離Y0と距離Y1との比較によ
り副走査方向の位置ずれを測定する。なお、距離Y0、
Y1についてさらに詳しく説明すると、所定速度で記録
紙51を搬送させ、一方の感熱素子ヘッド21Aの感熱
素子を発熱させて印字させ、次に所定の記録紙の搬送時
間後に他方の感熱素子ヘッド21Bの感熱素子を発熱さ
せて印字させた副走査方向の基準用の印字間隔Y0を得
る。次に、同じ所定速度で記録紙を搬送させて一方の感
熱素子ヘッド21Aの感熱素子を発熱させて印字させ、
所定の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッド21
Bの感熱素子を発熱させて印字させた副走査方向の検査
用の印字間隔Y1を得る。この距離Y0と距離Y1とを
比較して感熱素子ヘッド間の副走査方向の位置擦れを検
知し調整ネジ252、253により調整する。なお、輻
走査方向の調整は感熱素子ヘッド21A、21B間の位
置擦れの検知に基づき、記録紙51の搬送速度または搬
送方向の印字速度を変化させて調整しても良い。装置は
昇華型感熱記録でも良く、また、感熱素子ヘッドの配列
は主走査方向に直列に配置しても良い(図2参照)。
【0023】(実施形態3)実施形態は発色型感熱記録
の他の装置である。図9は本発明の感熱素子ヘッドの調
整方法を用いた他の感熱記録装置の概略構成図で、図1
0は感熱素子ヘッドの要部構成図である。実施形態と同
一の部材には同一符号を付すと共に、構成的、機能的に
変わらないものについてはその説明を省略する。
【0024】図9で、感熱素子ヘッド22は2つの感熱
素子ヘッドで構成され、加熱制御手段71は感熱素子ヘ
ッド22に発熱信号を送るようになっている。記録紙5
2は発色型感熱記録紙で、搬送ローラ41により搬送さ
れ、ついでプラテンローラ11の位置で熱により記録さ
れ、さらに搬送ローラ42により搬送されるようになっ
ている。主走査方向の調整は2つの感熱素子ヘッドの感
熱素子の信号を電気的にシフトさせて印字間隔を変化さ
せて調整し、副搬送方向の調整は感熱素子ヘッド間の位
置擦れの検知に基づき、記録紙の搬送速度または搬送方
向の印字速度を変化させて調整する。また、検知センサ
60は測定テストパターンを読みとるセンサで、制御手
段72は検知センサ60の制御を行う。またCPU70
は装置の中央制御部で加熱制御手段71と制御手段72
をコントロールしている。
【0025】図10(A)は感熱素子ヘッドの要部正面
図で、感熱素子ヘッド22は感熱素子ヘッド22A、2
2Bにより構成され、感熱素子ヘッド22Aは、つなぎ
目から数えて4個目の感熱素子243を発熱させるよう
にしてある。また、感熱素子ヘッド22Bは、つなぎ目
から数えて1個目の感熱素子246から発熱させるよう
になっている。また図10(B)は感熱素子ヘッドの要
部正面図で、位置擦れが生じた場合に、つなぎ目から数
えて3個目の感熱素子244を発熱させるようにしてあ
る。また、感熱素子ヘッド22Bは、つなぎ目から数え
て1個目の感熱素子246から発熱させるようになって
いる。
【0026】ここで調整の作用を説明すると、使用した
後に、測定テストパターンを記録紙52に印字させ、こ
の印字された主走査方向の測定テストパターンの印字線
の距離を検知センサ60で測定する。次に、予め記憶し
ている基準の印字線の距離の値と比較し、感熱素子ヘッ
ド22A、22Bの主走査方向及び副走査方向の位置ず
れを検出する。主走査方向で感熱素子1個分ずれている
ような場合には、位置ずれを加味して加熱制御手段71
の信号をシフトさせて制御することにより電気的に調整
する。また副走査方向は感熱素子ヘッド間の位置擦れの
検知に基づき、記録紙の搬送速度または搬送方向の印字
速度を変化させて調整する。
【0027】(実施形態4)実施形態は昇華型感熱記録
の装置である。図11は本発明の感熱素子ヘッドの調整
方法を用いた他の感熱記録装置の概略構成図で、図12
は感熱素子ヘッドの構成図である。なお、他の実施形態
と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成的、機能
的に変わらないものについてはその説明を省略する。
【0028】図11で、感熱素子ヘッド23は2つの感
熱素子ヘッドで構成され、加熱制御手段71は感熱素子
ヘッド23に発熱信号を送るようになっている。また、
転写体32は昇華型の転写体で、元巻ドラム12により
搬送され、感熱素子ヘッド23で記録紙53に転写し、
さらに搬送され巻取ドラム14に巻き取られるようにな
っている。なお、ガイドローラ15、16は転写体32
の弛み防止のローラである。記録紙53は昇華型感熱記
録の記録紙で、搬送ローラ41により搬送され、ついで
プラテンローラ11の位置で転写され、さらに搬送ロー
ラ42により搬送されるようになっている。また、検知
センサ60は測定テストパターンを読みとるセンサであ
る。制御手段72は検知センサ60の制御を行うように
なっている。制御手段73は調整モータ28A,28B
を制御するようになっている。またCPU70は装置の
中央制御部で加熱制御手段71と制御手段72と制御手
段73とをコントロールしている。
【0029】図12で、感熱素子ヘッド23は2つの感
熱素子ヘッド23A、23Bで主走査方向に並列に構成
され、それぞれ感熱素子ヘッド23A、23Bの相対位
置を調整できるようになっている。調整モータ28Aを
回転させると歯車列29Aによりラック歯車27Aを駆
動し、感熱素子ヘッド23Aを移動できるようになって
いる。また、調整モータ28Bを回転させると歯車列2
9Bによりラック歯車27Bを駆動し、感熱素子ヘッド
23Bを移動できるようになっている。
【0030】ここで調整の作用を説明すると、ある程度
使用した後に、測定テストパターンを前述の方法により
記録紙52に記録させ、この測定テストパターンで記録
された主走査方向の測定テストパターンを検知センサ6
0で自動的に測定する。次に、予め記憶している基準の
値と比較し、感熱素子ヘッド22A、22Bの主走査方
向の位置ずれを検出する。それに応じて主走査方向の位
置ずれ調整モータ28Bにより基準値になるように自動
的に調整させる。また、同様に、副走査方向の位置ずれ
を調整モータ28Aにより基準値になるように調整させ
ることができる。なお、輻走査方向の調整は感熱素子ヘ
ッド23A、23B間の位置擦れの検知に基づき、記録
紙53の搬送速度または搬送方向の印字速度を変化させ
て調整しても良い。また、装置はワックス転写型感熱記
録でも良い。
【0031】上記各実施形態では、2つの感熱素子ヘッ
ドの組み合わせについて説明したが、3つまたはそれ以
上でも良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように構成したので下記の効果を
奏する。
【0033】請求項1では、2つの前記感熱素子ヘッド
内の所定感熱素子をそれぞれ発熱させて印字させた主走
査方向の基準用の印字間隔と、2つの前記感熱素子ヘッ
ド内の所定感熱素子をそれぞれ発熱させて印字させた主
走査方向の検査用の印字間隔と、を比較して感熱素子ヘ
ッド間の位置擦れを検知して調整するので、複数の感熱
素子ヘッド間の主走査方向の位置ずれが精度良く、簡易
に、且つ迅速に検知でき調整できる。
【0034】請求項2では、2つの前記感熱素子ヘッド
内の所定感熱素子をそれぞれ発熱させて印字させた主走
査方向の基準用の印字間隔を記憶し、2つの前記感熱素
子ヘッド内の前記所定感熱素子をそれぞれ発熱させて印
字させ検知センサで自動的に主走査方向の検査用の印字
間隔を測定し、両者を比較して感熱素子ヘッド間の位置
擦れを検知し、その検知に基づき調整するので、複数の
感熱素子ヘッド間の主走査方向の位置ずれが精度良く、
簡易に、且つ迅速に自動的に検知でき、調整できる。
【0035】請求項3では、所定速度で記録紙を搬送さ
せ、一方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字
させ、次に所定の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子
ヘッドの感熱素子を発熱させて印字させた副走査方向の
基準用の印字間隔と、同じ所定速度で記録紙を搬送させ
て一方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字さ
せ、所定の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッド
の感熱素子を発熱させて印字させた副走査方向の検査用
の印字間隔と、を比較して感熱素子ヘッド間の副走査方
向の位置擦れを検知し、調整するので、複数の感熱素子
ヘッド間の副走査方向の位置ずれが精度良く、簡易に、
且つ迅速に検知でき調整できる。
【0036】請求項4では、所定速度で記録紙を搬送さ
せ、一方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字
させ、次に、所定の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素
子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字させた副走査方向
の基準用の印字間隔を記憶し、同じ所定速度で記録紙を
搬送させて一方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱させ
て印字させ、所定の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素
子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字し検知センサで自
動的に測定した副走査方向の検査用の印字間隔と、を比
較して感熱素子ヘッド間の副走査方向の位置擦れを検知
し、その検知に基づき調整するので、複数の感熱素子ヘ
ッド間の副走査方向の位置ずれが精度良く、簡易に、且
つ迅速に自動的に検知でき調整できる。
【0037】請求項5では、請求項1から4のいずれか
1項に記載の感熱記録装置における感熱素子調整方法に
おいて、複数の感熱素子を主走査方向に並べた少なとも
2つの感熱素子ヘッドの配置が、感熱記録装置の主走査
方向に直列に配列、または感熱素子ヘッドの感熱素子部
分を一部重複して感熱記録装置の主走査方向にそって平
行に配列するので、感熱素子ヘッドが前記配置で複数の
感熱素子ヘッド間の各走査方向の位置ずれが精度良く、
簡易に、且つ迅速に検知でき調整できる。
【0038】請求項6では、前記請求項1または請求項
2の感熱記録装置における感熱素子調整方法おいて、感
熱素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装
置の主走査方向に前記2つの感熱素子ヘッド間隔の長さ
を変化させて調整するので、複数の感熱素子ヘッド間の
主走査方向の位置ずれが精度良く、簡易に、且つ迅速に
調整できる。
【0039】請求項7では、前記請求項1または請求項
2の感熱記録装置における感熱素子調整方法おいて、感
熱素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装
置の主走査方向に前記2つの感熱素子ヘッドの感熱素子
の信号を電気的にシフトさせて印字間隔を変化させて調
整するので、複数の感熱素子ヘッド間の主走査方向の位
置ずれが精度良く、簡易に、且つ迅速に調整できる。
【0040】請求項8では、前記請求項1または請求項
2の感熱記録装置における感熱素子調整方法おいて、感
熱素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装
置の副走査方向に所定の2つの感熱素子ヘッドの間の長
さを変化させて調整するので、複数の感熱素子ヘッド間
の副走査方向の位置ずれが精度良く、簡易に、且つ迅速
に調整できる。
【0041】請求項9では、請求項3または請求項4の
感熱記録装置における感熱素子調整方法おいて、感熱素
子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、記録紙の搬送速
度または搬送方向の印字速度を変化させて調整するの
で、複数の感熱素子ヘッド間の副走査方向の位置ずれが
精度良く、簡易に、且つ迅速に調整できる。
【0042】請求項10では、請求項1から9のいずれ
か1項に記載の感熱記録装置における感熱素子ヘッドの
調整方法において、前記感熱記録装置が、発色型感熱記
録装置、ワックス転写型感熱記録装置、または昇華型感
熱記録装置のいずれかであるので、前記装置で複数の感
熱素子ヘッド間の主または副走査方向の位置ずれが精度
良く、簡易に、且つ迅速に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱素子ヘッドの調整方法を用いた感
熱記録装置の概略構成図である。
【図2】感熱素子ヘッドの構成図である。
【図3】感熱素子ヘッドの要部構成図である。
【図4】基準テストパターンと測定テストパターン図で
ある。
【図5】本発明の感熱素子ヘッドの調整方法を用いた他
の感熱記録装置の概略構成図である。
【図6】感熱素子ヘッドの構成図である。
【図7】感熱素子ヘッドの要部構成図である。
【図8】基準テストパターンと測定テストパターン図で
ある。
【図9】本発明の感熱素子ヘッドの調整方法を用いた他
の感熱記録装置の概略構成図である。
【図10】感熱素子ヘッドの要部構成図である。
【図11】本発明の感熱素子ヘッドの調整方法を用いた
他の感熱記録装置の概略構成図である。
【図12】感熱素子ヘッドの構成図である。
【符号の説明】
11 プラテンローラ 12 元巻ドラム 14 巻取ドラム 15、16 ガイドローラ 20A、20B、21A、21B、22A、22B、2
3A、23B 感熱素子ヘッド 24、241、242、243、244、246 感熱
素子 251、252、253 調整ネジ 261、262 バネ 27A、27B ラック歯車 28A、29B 調整モータ 29A、29B 歯車列 30、31、32 転写体 41、42 搬送ローラ 50、51、52、53 記録紙 60 検知センサ 70 CPU 71 加熱制御手段 72 制御手段 73 制御手段 81、82 基準テストパターン 811、821、822 印字線 85、86 測定テストパターン 851、861、862 印字線 X0、X1、Y0、Y1 距離

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の感熱素子を主走査方向に並べた感
    熱素子ヘッドを少なくとも2つ主走査方向に配列し、2
    つの前記感熱素子ヘッド間の位置擦れを調整する感熱記
    録装置における感熱素子ヘッドの調整方法であって、2
    つの前記感熱素子ヘッド内の所定感熱素子をそれぞれ発
    熱させて印字させた主走査方向の基準用の印字間隔と、
    2つの前記感熱素子ヘッド内の所定感熱素子をそれぞれ
    発熱させて印字させた主走査方向の検査用の印字間隔
    と、を比較して感熱素子ヘッド間の位置擦れを検知して
    調整することを特徴とする感熱記録装置における感熱素
    子ヘッドの調整方法。
  2. 【請求項2】 複数の感熱素子を主走査方向に並べた感
    熱素子ヘッドを少なくとも2つ主走査方向に配列し、2
    つの前記感熱素子ヘッド間の位置擦れを調整する感熱記
    録装置における感熱素子ヘッドの調整方法であって、2
    つの前記感熱素子ヘッド内の所定感熱素子をそれぞれ発
    熱させて印字させた主走査方向の基準用の印字間隔を記
    憶し、2つの前記感熱素子ヘッド内の前記所定感熱素子
    をそれぞれ発熱させて印字させ検知センサで自動的に主
    走査方向の検査用の印字間隔を測定し、両者を比較して
    感熱素子ヘッド間の位置擦れを検知し、その検知に基づ
    き調整することを特徴とする感熱記録装置における感熱
    素子ヘッドの調整方法。
  3. 【請求項3】 複数の感熱素子を主走査方向に並べた感
    熱素子ヘッドを少なくとも2つ主走査方向に配列し、2
    つの前記感熱素子ヘッド間の副走査方向の位置擦れを調
    整する感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法
    であって、所定速度で記録紙を搬送させ、一方の感熱素
    子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字させ、次に所定の
    記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッドの感熱素子
    を発熱させて印字させた副走査方向の基準用の印字間隔
    と、同じ所定速度で記録紙を搬送させて一方の感熱素子
    ヘッドの感熱素子を発熱させて印字させ、所定の記録紙
    の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱
    させて印字させた副走査方向の検査用の印字間隔と、を
    比較して感熱素子ヘッド間の副走査方向の位置擦れを検
    知し、調整することを特徴とする感熱記録装置における
    感熱素子ヘッドの調整方法。
  4. 【請求項4】 複数の感熱素子を主走査方向に並べた感
    熱素子ヘッドを少なくとも2つ主走査方向に配列し、2
    つの前記感熱素子ヘッド間の副走査方向の位置擦れを調
    整する感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法
    であって、所定速度で記録紙を搬送させ、一方の感熱素
    子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字させ、次に、所定
    の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッドの感熱素
    子を発熱させて印字させた副走査方向の基準用の印字間
    隔を記憶し、同じ所定速度で記録紙を搬送させて一方の
    感熱素子ヘッドの感熱素子を発熱させて印字させ、所定
    の記録紙の搬送時間後に他方の感熱素子ヘッドの感熱素
    子を発熱させて印字し検知センサで自動的に測定した副
    走査方向の検査用の印字間隔と、を比較して感熱素子ヘ
    ッド間の副走査方向の位置擦れを検知し、その検知に基
    づき調整することを特徴とする感熱記録装置における感
    熱素子ヘッドの調整方法。
  5. 【請求項5】 複数の感熱素子を主走査方向に並べた少
    なくとも2つの感熱素子ヘッドの配置が、感熱記録装置
    の主走査方向に直列に配列、または感熱素子ヘッドの感
    熱素子部分を一部重複して感熱記録装置の主走査方向に
    そって平行に配列することを特徴とする請求項1から4
    のいずれか1項に記載の感熱記録装置における感熱素子
    ヘッドの調整方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項1または請求項2の感熱記録
    装置における感熱素子ヘッドの調整方法において、感熱
    素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装置
    の主走査方向に前記2つの感熱素子ヘッド間隔の長さを
    変化させて調整することを特徴とする感熱記録装置にお
    ける感熱素子ヘッドの調整方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項1または請求項2の感熱記録
    装置における感熱素子ヘッドの調整方法において、感熱
    素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装置
    の主走査方向に前記2つの感熱素子ヘッドの感熱素子の
    信号を電気的にシフトさせて印字間隔を変化させて調整
    することを特徴とする感熱記録装置における感熱素子ヘ
    ッドの調整方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項3または請求項4の感熱記録
    装置における感熱素子ヘッドの調整方法において、感熱
    素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、感熱記録装置
    の副走査方向に所定の2つの感熱素子ヘッドの間の長さ
    を変化させて調整することを特徴とする感熱記録装置に
    おける感熱素子ヘッドの調整方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項3または請求項4の感熱記録
    装置における感熱素子ヘッドの調整方法において、感熱
    素子ヘッド間の位置擦れの検知に基づき、記録紙の搬送
    速度または搬送方向の印字速度を変化させて調整するこ
    とを特徴とする感熱記録装置における感熱素子ヘッドの
    調整方法
  10. 【請求項10】 前記感熱記録装置が、発色型感熱記録
    装置、ワックス転写型感熱記録装置、または昇華型感熱
    記録装置のいずれかであることを特徴とする請求項1か
    ら9のいずれか1項に記載の感熱記録装置における感熱
    素子ヘッドの調整方法。
JP1878796A 1996-02-05 1996-02-05 感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法 Pending JPH09207365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1878796A JPH09207365A (ja) 1996-02-05 1996-02-05 感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1878796A JPH09207365A (ja) 1996-02-05 1996-02-05 感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09207365A true JPH09207365A (ja) 1997-08-12

Family

ID=11981332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1878796A Pending JPH09207365A (ja) 1996-02-05 1996-02-05 感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09207365A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6106173A (en) * 1998-03-06 2000-08-22 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming system including a plurality of thermal heads and an image-forming sheet with a plurality of types of micro-capsules
JP2012214028A (ja) * 2011-03-29 2012-11-08 Kyocera Corp サーマルヘッドアレイおよびこれを備えるサーマルプリンタ
JP2014210374A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 東芝ホクト電子株式会社 サーマルプリントヘッドおよびその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6106173A (en) * 1998-03-06 2000-08-22 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming system including a plurality of thermal heads and an image-forming sheet with a plurality of types of micro-capsules
US6283649B1 (en) * 1998-03-06 2001-09-04 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming system
JP2012214028A (ja) * 2011-03-29 2012-11-08 Kyocera Corp サーマルヘッドアレイおよびこれを備えるサーマルプリンタ
JP2014210374A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 東芝ホクト電子株式会社 サーマルプリントヘッドおよびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0180911A1 (en) Control method and apparatus for a color printer
US5847742A (en) Color thermal printer and color thermal printer method
US7477273B2 (en) Method and device for adjusting alignment of image forming apparatus
JP3501567B2 (ja) カラーサーマルプリンタ
US20050276649A1 (en) Method of printing on thermal media
JPH09207365A (ja) 感熱記録装置における感熱素子ヘッドの調整方法
US6219078B1 (en) Printer with preheating of sheet
JP2002361939A (ja) 画像記録装置
US5711625A (en) Printer and recording start control method for the same
JP2006263919A (ja) カラー画像形成装置に用いられるインクリボン残量検知方法
JP3640443B2 (ja) ビデオプリンタの給紙装置
JP2007331345A (ja) プリンタ、および該プリンタにおけるプリント位置制御方法
JP4505867B2 (ja) 熱転写用カラーインクリボンの各色検知装置
JP2718848B2 (ja) 多色感熱記録装置
JP2761236B2 (ja) 感熱転写プリンター
JP5142016B2 (ja) プリンタ
JPH05201108A (ja) インクシートおよびこのインクシートを用いたプリンタ装置
JPH03205174A (ja) 転写フィルムの送り装置および転写フィルムの送り制御方法
KR100644670B1 (ko) 반사형미디어센서를 구비하는 화상형성장치
JP3369012B2 (ja) カラー感熱プリント方法
JPS63147668A (ja) 感熱記録装置
JPH0356366Y2 (ja)
KR100189548B1 (ko) 칼라 프린터의 잉크리본 색상판별 장치 및 방법
JPH02307757A (ja) 熱転写プリンタ
JP2647289B2 (ja) 多色感熱記録装置