JPH0920735A - アルコールのアミノ化方法 - Google Patents

アルコールのアミノ化方法

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JPH0920735A
JPH0920735A JP7174845A JP17484595A JPH0920735A JP H0920735 A JPH0920735 A JP H0920735A JP 7174845 A JP7174845 A JP 7174845A JP 17484595 A JP17484595 A JP 17484595A JP H0920735 A JPH0920735 A JP H0920735A
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alcohol
catalyst
reaction
boiling point
amine
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JP7174845A
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English (en)
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Yasushi Hara
靖 原
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Tosoh Corp
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温、低圧で、アルキル基の脱離、移動反応
を十分抑制でき、沸点の低いアルコールでもアミノ化で
きる方法を提供する。 【構成】 気相で、アルコールをアミンと反応させてア
ミノ化する際、溶媒を含浸させた触媒存在下、溶媒の沸
点以下で反応することを特徴とするアルコールのアミノ
化方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコールをアミノ化
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、アルコールをアミノ化する方法と
して、酸触媒を使用する方法と、水素添加触媒を使用す
る方法が知られている。
【0003】酸触媒を使用する方法は、一般的に高い反
応温度を必要とする。それに対して、水素添加触媒を使
用する方法は、低い温度で反応が進行するが、この方法
にも種々の問題点がある。
【0004】例えば、液相反応の場合には、高い圧力を
必要とし、反応装置コストが高くなる。また、反応中
に、アルキル基の脱離、移動が生じ、アルキル基の不足
したアミンが生成することも知られている(特開昭59
−134754号公報)。
【0005】気相で反応する場合には、圧力は低いもの
の、この場合も反応中にアルキル基の脱離、移動が生じ
る。アルキル基の脱離、移動で生じるアルキル基の不足
したアミンは分離、精製が困難であるため、この反応を
抑制することは重要である。アルキル基の脱離、移動を
抑制する方法として、常圧あるいは若干の加圧下で、反
応液に水素、アミンを吹き込み、生成する水を除去しな
がら反応する方法が知られている(特開昭56−152
441号公報)。しかし、この方法では液相で反応を実
施し、水を除去することを必須としているため、水より
沸点の小さいアルコール、また水よりも沸点は高いが近
い沸点を有するアルコールを原料とする場合、反応が困
難である。さらに、反応温度より低い沸点のアルコール
を原料とする場合も、液相に維持できないため、反応が
困難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、反応温
度が高い、反応圧力が高い、アルキル基の脱離、移動反
応を十分抑制できない、あるいは原料アルコールに制限
がある等十分なレベルに達しているとは言い難く、工業
的に十分満足できるものではなかった。
【0007】本発明の目的は、これらの欠点を解消し
た、すなわち、低温、低圧で、アルキル基の脱離、移動
反応を十分抑制でき、沸点の低いアルコールでもアミノ
化できる方法の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、アルコール
のアミノ化について鋭意検討した結果、高沸点の液体を
含浸させた触媒を使用することによって、低圧で、アル
キル基の脱離、移動反応を十分抑制でき、低沸点のアル
コールをアミノ化できるという新規な事実を見いだし、
本発明を完成させるに至った。
【0009】すなわち、本発明は、気相で、アルコール
をアミンと反応させてアミノ化する際、溶媒を含浸させ
た触媒存在下、溶媒の沸点以下で反応することを特徴と
するアルコールのアミノ化方法である。
【0010】以下に本発明をさらに詳細に説明する。
【0011】本発明の方法において、使用される触媒は
反応温度以上の沸点を有する液体を含浸させたものであ
る。使用する触媒は、反応温度の低い水素添加触媒が好
ましい。本発明の方法における水素添加触媒とは、水素
化、脱水素能力を有する触媒を言う。水素添加触媒に特
に制限はないが、Ni,Co,Cu,Fe,Cr,Z
n,Pd,Pt,Ag,Ru,Rh,Ir,Re,希土
類等の元素を含むものが例示される。その中でも特にN
i,Co,Cu,Pdを含む触媒が、活性、選択性の点
で好ましい。これらの元素は単独で使用することもでき
るし、Ni−Co,Ni−Cu,Co−Cu,Ni−R
e,Cu−Cr,Ni−Ir,Ni−Pd等、これらの
元素を組み合わせることもできる。さらに、別の種類の
元素を添加することもできる。触媒の種類もラネー型、
担持型,フレーク型、硫化物,酸化物等種々あるが、原
料の種類、反応に応じて選択できる。
【0012】触媒に含浸させる液体は、反応温度以上の
沸点を有し、反応温度で液体であるものであれば良い。
芳香族系、脂肪族系、ポリエーテル系、ポリアミン系、
ポリアルコール系、シリコーン系等、使用する原料アル
コール、生成アミンの種類に応じて選択することができ
る。また、使用される液体の量は、触媒の細孔、表面を
覆う量が好ましい。液体の量が多すぎると、反応速度が
低下し、液体の量が少なすぎると、液体の効果が小さく
なり、アルキル基の不足したアミンが生成する。
【0013】この液体は、通常の溶液反応と異なり、反
応前に触媒に含浸しておく必要がある。ただし、反応中
に触媒に含浸していた液体が脱離してしまった時には、
原料に混合して供給しても良い。
【0014】本発明の触媒は粉末状で使用しても成型し
て使用しても良い。成型するため、あるいは触媒の濾過
性、耐久性を改善するため、ケイソウ土、アルミナ、シ
リカ、チタニア、ジルコニア、シリカ−アルミナ、粘土
を添加することができる。
【0015】本発明の方法においては、原料は気体で触
媒に供給される。
【0016】本発明の方法において使用される原料のア
ルコールは、一級及び二級アルコールである。三級アル
コールは反応速度が遅く、使用に適さない。炭素数に特
に制限はなく、直鎖状、分枝状であっても良い。又は芳
香環を含んでいても良い。例示すると、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール、アミルアルコー
ル、オクチルアルコール、ラウリルアルコール、ミリス
チルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアル
コール、オレイルアルコール等の一官能性アルコール、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、グリ
セリン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等の多官能性アルコール、ベンジ
ルアルコール、フェネチルアルコール等の芳香環含有ア
ルコールも使用できる。なお、これらのアルコールはア
ミノ化される際に、反応中、アルデヒド又はケトンに酸
化された後、アミノ化されるため、上記のアルコールに
対応するアルデヒド又はケトンもアルコールの代わりに
使用できる。
【0017】本発明の方法において使用するアミンは脂
肪族のアミンが好ましく、その中でも特に一級及び二級
アミンが好ましい。例示すると、メチルアミン、ジメチ
ルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、プロピルア
ミン、ジプロピルアミン、ブチルアミン、ジブチルアミ
ン、ドデシルアミン、ジドデシルアミン、エチレンアミ
ン、エタノールアミン等である。アルコールに対するこ
れらのアミノ化剤の量に制限はない。また、これらのア
ルコール、アミンは水溶液で供給しても、一向に差支え
ない。
【0018】本発明の方法において、水素添加触媒を使
用する場合、反応系中に水素を添加する必要がある。水
素を添加しなくても反応は進むが、選択率の低下を招
く。
【0019】また、必ずしも反応系から水を除去しなく
ても良いが、除去しても一向に差支えない。
【0020】本発明の方法は、反応は回分式でも連続式
でも実施できるが、連続式の方が生産性が高いため望ま
しい。また流動床、固定床、移動床でも実施できる。
【0021】本発明の方法において、反応温度は、触
媒、原料のアルコールとアンモニア、アミンの種類によ
り大きく異なるため限定することは困難であるが、水素
添加触媒の場合、120〜350℃が好ましく、150
〜250℃がさらに好ましい。350℃を越えると、ア
ミンの分解が生じるため選択率が低下し、120℃未満
であると十分な反応速度が得られない。
【0022】本発明の方法において、反応圧力は、原料
を気相にできる圧力が好ましい。圧力が高すぎると、原
料が液化するため好ましくないため、原料の蒸気圧を考
慮し、圧力を決定する必要がある。原料を気化させるた
め、不活性ガスを添加する事もできる。
【0023】本発明の方法において、生成したアミンを
分離した後、未反応のアルコール、反応中間体、過剰の
アミン、水素は再び反応器に供給することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例にて説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
【0025】なお表現を簡潔にするため、以下の略記号
を使用する。
【0026】 BDMAEE:ビス(ジメチルアミノエチル)エーテル (Me2NCH2CH22O DEG:ジエチレングリコール (HOCH2CH22O DMA:ジメチルアミン Me2NH DMAE:ジメチルアミノエタノール Me2NCH2CH2OH DMAEE:ジメチルアミノエトキシエタノール Me2NCH2CH2OCH2CH2OH EG:エチレングリコール HOCH2CH2OH MAEE:メチルアミノエトキシエタノール MeNHCH2CH2OCH2CH2OH TMEDA:テトラメチルエチレンジアミン Me2NCH2CH2NMe2 PEG:ポリエチレングリコール HO(CH2CH2O)nH (n≧3) 実施例1 シリカ担体にCuを金属として20重量%、アルミナを
5重量%担持した触媒をPEG(平均分子量1000)
に60℃で24時間浸漬した。過剰のPEGを十分除去
した後、この触媒50gをパイレックス製管状反応器に
充填し、大気圧で水素(50ml/分)流通下、190
℃に加熱した。これにDEGを3g/時,DMA(無
水)を150ml/分の速度で供給した。この時のガス
空間速度は130毎時であった。生成物をガスクロマト
グラフィーで分析した結果、DEG転化率は90%であ
り、選択率は、DMAEEが76.6%,BDMAEE
が15.5%であった。
【0027】実施例2 シリカ担体にNi,Co,Cuを金属としてそれぞれ1
5重量%,10重量%,4重量%及びアルミナを5重量
%担持した触媒をDEGに24時間浸漬した。この触媒
をパイレックス製管状反応器に充填し、大気圧で水素流
通下、190℃に加熱した。これにDEG:1(重量)
部,DMA:4部,水:6部の混合液を気化して供給し
た。この時のガス空間速度は4500毎時とした。水素
はDEGに対してモル比で12.7倍供給した。生成物
をガスクロマトグラフィーで分析した結果、DEG転化
率は39%であり、選択率は、メチル基が脱離したMA
EEが3.2%生成していた。
【0028】比較例1 シリカ担体にNi,Co,Cuを金属としてそれぞれ1
5重量%,10重量%,4重量%及びアルミナを5重量
%担持した触媒をDEGに浸漬することなしに、パイレ
ックス製管状反応器に充填し、大気圧で水素流通下、1
90℃に加熱した。これにDEG:1(重量)部,DM
A:4部,水:6部の混合液を気化して供給した。DE
G転化率を実施例2とほぼ同じにするため、この時のガ
ス空間速度は6700毎時とした。水素はDEGに対し
てモル比で12.7倍供給した。生成物をガスクロマト
グラフィーで分析した結果、DEG転化率は37%であ
り、選択率は、メチル基が脱離したMAEEが7.7%
生成していた。
【0029】実施例3 シリカ担体にCuを金属として20重量%、アルミナを
5重量%担持した触媒をDEGに24時間浸漬した。こ
の触媒をパイレックス製管状反応器に充填し、大気圧で
水素流通下、190℃に加熱した。これにDEG:1
(重量)部,DMA:4部,水:6部の混合液を気化し
て供給した。この時のガス空間速度は4500毎時とし
た。水素はDEGに対してモル比で12.7倍供給し
た。生成物をガスクロマトグラフィーで分析した結果、
DEG転化率は13%であり、選択率は、DMAEEが
95.3%,BDMAEEが3.5%であり、メチル基
が脱離したMAEEは生成していなかった。
【0030】比較例2 シリカ担体にCuを金属として20重量%、アルミナを
5重量%担持した触媒をDEGに浸漬することなしに、
パイレックス製管状反応器に充填し、大気圧で水素流通
下、190℃に加熱した。これにDEG:1(重量)
部,DMA:4部,水:6部の混合液を気化して供給し
た。DEG転化率を実施例3とほぼ同じにするため、こ
の時のガス空間速度は7100毎時とした。水素はDE
Gに対してモル比で12.7倍供給した。生成物をガス
クロマトグラフィーで分析した結果、DEG転化率は1
4%であり、選択率は、DMAEEが95.3%,BD
MAEEが3.2%であり、メチル基が脱離したMAE
Eは0.6%生成していた。 実施例4 シリカ担体にNi,Cuを金属としてそれぞれ10重量
%,10重量%及びアルミナを5重量%担持した触媒を
PEG(平均分子量1000)に60℃で24時間浸漬
した。過剰のPEGを十分除去した後、この触媒をパイ
レックス製管状反応器に充填し、大気圧で水素流通下、
190℃に加熱した。これにDEG:1(重量)部,D
MA:4部,水:6部の混合液を気化して供給した。こ
の時のガス空間速度は560毎時とした。水素はDEG
に対してモル比で54倍供給した。生成物をガスクロマ
トグラフィーで分析した結果、DEG転化率は42%で
あり、選択率は、DMAEEが74.7%,BDMAE
Eが13.3%であり、メチル基が脱離したMAEEは
生成していなかった。
【0031】比較例3 シリカ担体にNi,Cuを金属としてそれぞれ10重量
%,10重量%及びアルミナを5重量%担持した触媒を
PEGに浸漬することなしに、粉末にした。この触媒1
gとDEG30gをパイレックス製容器に入れ、攪拌し
ながら、これに水素を100ml/分、DMA(無水)
を150ml/分の速度で供給し、190℃に加熱し
た。反応中、大気圧で生成する水を除去しながら、実施
例4とほぼ同一のDEG転化率が得られる時間(6時
間)液相反応を継続した。その後冷却し、生成液をガス
クロマトグラフィーで分析した結果、DEG転化率は4
2%であり、選択率は、DMAEEが87.6%,BD
MAEEが9.7%であり、メチル基が脱離したMAE
Eは1.0%生成していた。
【0032】実施例5 シリカ担体にNi,Co,Cuを金属としてそれぞれ1
5重量%,10重量%,4重量%及びアルミナを5重量
%担持した触媒をメトキシポリエチレングリコール(分
子量550)に60℃で24時間浸漬した。過剰のメト
キシポリエチレングリコールを除去した後、この触媒を
パイレックス製管状反応器に充填し、大気圧で水素流通
下、220℃に加熱した。これにDEG:1(重量)
部,DMA:4部,水:6部の混合液を気化して供給し
た。この時のガス空間速度は5700毎時とした。水素
はDEGに対してモル比で12.7倍供給した。生成物
をガスクロマトグラフィーで分析した結果、DEG転化
率は7%であり、選択率は、DMAEEが79.2%,
BDMAEEが5.8%であり、メチル基が脱離したM
AEEは生成していなかった。
【0033】実施例6 シリカ担体にNi,Cuを金属としてそれぞれ10重量
%,10重量%及びアルミナを5重量%担持した触媒を
PEG(平均分子量1000)に60℃で24時間浸漬
した。過剰のPEGを十分除去した後、この触媒をパイ
レックス製管状反応器に充填し、大気圧で水素流通下、
200℃に加熱した。これにEG:1(重量)部,DM
A:4部,水:6部の混合液を気化して供給した。この
時のガス空間速度は180毎時とした。水素はEGに対
してモル比で24倍供給した。生成物をガスクロマトグ
ラフィーで分析した結果、EG転化率は78%であり、
選択率は、DMAEが56.8%,TMEDAが43.
2%であった。なおメチル基が脱離した生成物はみられ
なかった。
【0034】
【発明の効果】本発明は、低圧で、アルキル基の脱離、
移動反応を十分抑制でき、低沸点のアルコールをアミノ
化できるアミノ化方法を提供するものであり、極めて有
意義である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 213/02 B01J 23/74 311X // C07B 61/00 300 321X

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気相で、アルコールをアミンと反応させ
    てアミノ化する際、溶媒を含浸させた触媒存在下、溶媒
    の沸点以下で反応することを特徴とするアルコールのア
    ミノ化方法。
  2. 【請求項2】 触媒が水素添加触媒であることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 水素存在下反応させることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルコールが一級アルコール及び/又は
    二級アルコールであることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 アミンが一級アミン及び/又は二級アミ
    ンであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の方法。
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