JPH09207248A - 紙容器の製造方法 - Google Patents
紙容器の製造方法Info
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- JPH09207248A JPH09207248A JP1590096A JP1590096A JPH09207248A JP H09207248 A JPH09207248 A JP H09207248A JP 1590096 A JP1590096 A JP 1590096A JP 1590096 A JP1590096 A JP 1590096A JP H09207248 A JPH09207248 A JP H09207248A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は高い耐水性、剛度と共に圧縮強度等の
強度にも優れる紙容器を容易に製造する方法とともに容
器を作成する途中での損紙のリサイクル性を容易とする
紙容器の製造方法を提供することを課題とするものであ
る。 【解決手段】放射線にて反応性のある成分を含む溶液を
用いて抄紙した後、放射線をあてて反応性のある成分を
硬化させて成る紙から成形される紙容器の製造方法であ
って、抄紙した後、後工程である印刷あるいは打ち抜き
工程にて放射線を照射することを特徴とする紙容器の製
造方法である。
強度にも優れる紙容器を容易に製造する方法とともに容
器を作成する途中での損紙のリサイクル性を容易とする
紙容器の製造方法を提供することを課題とするものであ
る。 【解決手段】放射線にて反応性のある成分を含む溶液を
用いて抄紙した後、放射線をあてて反応性のある成分を
硬化させて成る紙から成形される紙容器の製造方法であ
って、抄紙した後、後工程である印刷あるいは打ち抜き
工程にて放射線を照射することを特徴とする紙容器の製
造方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙容器の製造方法に
関するものであり、特に高い耐水性、剛度と共に圧縮強
度等の強度も優れた紙容器を容易に製造するとともに、
容器を作成する途中での損紙のリサイクル性を容易とす
る紙容器の製造方法に関するものである。
関するものであり、特に高い耐水性、剛度と共に圧縮強
度等の強度も優れた紙容器を容易に製造するとともに、
容器を作成する途中での損紙のリサイクル性を容易とす
る紙容器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、耐水性、強度のある紙容器として
はワックスを含浸させたり、ワックス含有皮膜をコート
したものが用いられてきた(特開平4−334447
号)。しかし、この含浸、コートという方法では高い耐
水性、強度を得ることは困難であり、かつ、そのような
性能を求めた場合、塗布量を多く塗布しなくてはなら
ず、コストがかかる、リサイクルが不可能となる、後加
工(打ち抜き、罫線、折り曲げ加工等)が難しくなると
いった問題があった。その他、電子線硬化樹脂を紙の表
面に塗布あるいは含浸させる方法もある(特開昭62−
199897号)が、この方法では紙の表面のみ改質さ
れるだけで紙の断面及び裏面には耐水性等の効果は得ら
れない。また、カールし易い、リサイクルが難しい、強
度を持たせた場合の後加工が行ないにくい等の問題もあ
った。
はワックスを含浸させたり、ワックス含有皮膜をコート
したものが用いられてきた(特開平4−334447
号)。しかし、この含浸、コートという方法では高い耐
水性、強度を得ることは困難であり、かつ、そのような
性能を求めた場合、塗布量を多く塗布しなくてはなら
ず、コストがかかる、リサイクルが不可能となる、後加
工(打ち抜き、罫線、折り曲げ加工等)が難しくなると
いった問題があった。その他、電子線硬化樹脂を紙の表
面に塗布あるいは含浸させる方法もある(特開昭62−
199897号)が、この方法では紙の表面のみ改質さ
れるだけで紙の断面及び裏面には耐水性等の効果は得ら
れない。また、カールし易い、リサイクルが難しい、強
度を持たせた場合の後加工が行ないにくい等の問題もあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に着目したもので、高い耐水性、剛度と共に圧縮強
度等の強度にも優れる紙容器を容易に製造する方法とと
もに容器を作成する途中での損紙のリサイクル性を容易
とする紙容器の製造方法を提供することを課題とするも
のである。
題点に着目したもので、高い耐水性、剛度と共に圧縮強
度等の強度にも優れる紙容器を容易に製造する方法とと
もに容器を作成する途中での損紙のリサイクル性を容易
とする紙容器の製造方法を提供することを課題とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために考えられたものであって、請求項1の発明
は、放射線にて反応性のある成分を含む溶液を用いて抄
紙した後、放射線をあてて反応性のある成分を硬化させ
て成る紙から成形される紙容器の製造方法であって、抄
紙した後、後工程である印刷あるいは打ち抜き工程にて
放射線を照射することを特徴とする紙容器の製造方法で
ある。請求項2の発明は、抄紙した後、印刷工程にて放
射線を照射することを特徴とする請求項1記載の紙容器
の製造方法である。請求項3の発明は、抄紙した後、打
ち抜き工程にて放射線を照射することを特徴とする請求
項1記載の紙容器の製造方法である。請求項4の発明
は、放射線にて反応性のある成分としてパルプに吸着し
易い官能基を持つものを用いることを特徴とする請求項
1記載の紙容器の製造方法である。請求項5の発明は、
放射線にて反応性のある成分としてカチオン性のバンド
を用いることを特徴とする請求項1乃至4記載の何れか
の紙容器の製造方法である。請求項6の発明は、放射線
にて反応性のある成分として分散性のよいエマルジョン
を用いることを特徴とする請求項1乃至4記載の何れか
の紙容器の製造方法である。請求項7の発明は、放射線
を照射する前段階では離解性の良い成分を用いることを
特徴とする請求項1乃至3記載の何れかの紙容器の製造
方法である。
するために考えられたものであって、請求項1の発明
は、放射線にて反応性のある成分を含む溶液を用いて抄
紙した後、放射線をあてて反応性のある成分を硬化させ
て成る紙から成形される紙容器の製造方法であって、抄
紙した後、後工程である印刷あるいは打ち抜き工程にて
放射線を照射することを特徴とする紙容器の製造方法で
ある。請求項2の発明は、抄紙した後、印刷工程にて放
射線を照射することを特徴とする請求項1記載の紙容器
の製造方法である。請求項3の発明は、抄紙した後、打
ち抜き工程にて放射線を照射することを特徴とする請求
項1記載の紙容器の製造方法である。請求項4の発明
は、放射線にて反応性のある成分としてパルプに吸着し
易い官能基を持つものを用いることを特徴とする請求項
1記載の紙容器の製造方法である。請求項5の発明は、
放射線にて反応性のある成分としてカチオン性のバンド
を用いることを特徴とする請求項1乃至4記載の何れか
の紙容器の製造方法である。請求項6の発明は、放射線
にて反応性のある成分として分散性のよいエマルジョン
を用いることを特徴とする請求項1乃至4記載の何れか
の紙容器の製造方法である。請求項7の発明は、放射線
を照射する前段階では離解性の良い成分を用いることを
特徴とする請求項1乃至3記載の何れかの紙容器の製造
方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられるパルプとしては一般に用いられてい
る針葉樹、広葉樹のバージンパルプを用いることが好ま
しいが、コストを考慮して古紙をブレンドしても構わな
い。
本発明に用いられるパルプとしては一般に用いられてい
る針葉樹、広葉樹のバージンパルプを用いることが好ま
しいが、コストを考慮して古紙をブレンドしても構わな
い。
【0006】パルプスラリー中に添加する放射線にて硬
化する樹脂としての分散性のよいエマルジョンとしては
水分散エマルジョンであることが好ましく、ウレタンア
クリレートエマルジョン、アクリルアクリレートエマル
ジョン、ウレタンアクリルアクリレートエマルジョン、
ウレタンメタクリレートエマルジョン、アクリルメタク
リレートエマルジョン、ウレタンアクリルメタクリレー
トエマルジョン等が用いられる。水酸基を分子鎖中に持
つとパルプへの吸着に優れる。
化する樹脂としての分散性のよいエマルジョンとしては
水分散エマルジョンであることが好ましく、ウレタンア
クリレートエマルジョン、アクリルアクリレートエマル
ジョン、ウレタンアクリルアクリレートエマルジョン、
ウレタンメタクリレートエマルジョン、アクリルメタク
リレートエマルジョン、ウレタンアクリルメタクリレー
トエマルジョン等が用いられる。水酸基を分子鎖中に持
つとパルプへの吸着に優れる。
【0007】パルプスラリー中に添加する放射線にて硬
化する樹脂の添加量としてはパルプ固形分換算して1%
〜10%が好ましい。1%未満では耐水性、強度等の性
能が発現しにくく、10%を越えるとリサイクルを行な
いにくくなり、あるいは放射線を照射する前段階におい
て粘着性を持つものがあるため不適当である。パルプに
放射線にて硬化する樹脂を吸着させるバンドとしてはカ
チオン性の硫酸アルミニウム等が用いられる。また、パ
ルプスラリー中には一般に用いられるサイズ剤、紙力増
強剤等を添加しても構わない。
化する樹脂の添加量としてはパルプ固形分換算して1%
〜10%が好ましい。1%未満では耐水性、強度等の性
能が発現しにくく、10%を越えるとリサイクルを行な
いにくくなり、あるいは放射線を照射する前段階におい
て粘着性を持つものがあるため不適当である。パルプに
放射線にて硬化する樹脂を吸着させるバンドとしてはカ
チオン性の硫酸アルミニウム等が用いられる。また、パ
ルプスラリー中には一般に用いられるサイズ剤、紙力増
強剤等を添加しても構わない。
【0008】照射する放射線の照射線量としては、作成
する容器の大きさ、紙の厚みにもよるが、10kGyか
ら100kGyが望ましい。10kGy未満では照射線
量が少ないため、硬化が不充分となり、耐水性、強度が
発現しにくく、100kGyを越えると照射線量が多す
ぎるため、基材である紙パルプを脆くする等の悪影響が
現れるので不適当である。
する容器の大きさ、紙の厚みにもよるが、10kGyか
ら100kGyが望ましい。10kGy未満では照射線
量が少ないため、硬化が不充分となり、耐水性、強度が
発現しにくく、100kGyを越えると照射線量が多す
ぎるため、基材である紙パルプを脆くする等の悪影響が
現れるので不適当である。
【0009】本発明は高い耐水性、剛度と共に圧縮強度
等の強度にも優れる紙容器を容易に製造することが可能
である。そして、放射線照射を後加工である印刷、打ち
抜きの後に行なうことにより、印刷、打ち抜き工程での
損紙を簡単にリサイクルできる。罫線付け、折り曲げ加
工が容易であり、かつその後、放射線を照射することに
より耐水性、剛度、強度の非常に高い紙容器を製造する
ことが可能である。
等の強度にも優れる紙容器を容易に製造することが可能
である。そして、放射線照射を後加工である印刷、打ち
抜きの後に行なうことにより、印刷、打ち抜き工程での
損紙を簡単にリサイクルできる。罫線付け、折り曲げ加
工が容易であり、かつその後、放射線を照射することに
より耐水性、剛度、強度の非常に高い紙容器を製造する
ことが可能である。
【0010】
LBKP(広葉樹クラフトパルプ) 50部 NBKP(針葉樹クラフトパルプ) 50部 〔放射線硬化樹脂〕 NeoRad NR−3709 〔ゼネカ(株)製〕 5部 (ウレタンアクリレ−トエマルション) 上記配合のパルプスラリ−を用い、長網式抄紙機にて坪
量250g/m2 の紙に抄いたのち、印刷、打ち抜き、
糊貼りを行ない、50kGyのガンマ線を照射した。
量250g/m2 の紙に抄いたのち、印刷、打ち抜き、
糊貼りを行ない、50kGyのガンマ線を照射した。
【0011】<実施例2> LBKP(広葉樹クラフトパルプ) 50部 NBKP(針葉樹クラフトパルプ) 50部 〔放射線硬化樹脂〕 NeoRad NR−440 〔ゼネカ(株)製〕 5部 (ウレタンアクリレ−トエマルション) 〔硫酸バンド〕 硫酸アルミニウム 2部 上記配合のパルプスラリ−を用い、長網式抄紙機にて坪
量250g/m2 の紙に抄いた後、印刷、打ち抜き、糊
貼りを行ない、50kGyのガンマ線を照射した。
量250g/m2 の紙に抄いた後、印刷、打ち抜き、糊
貼りを行ない、50kGyのガンマ線を照射した。
【0012】<比較例1> LBKP(広葉樹クラフトパルプ) 50部 NBKP(針葉樹クラフトパルプ) 50部 上記配合のパルプスラリーを用い、長網式抄紙機にて坪
量250g/m2 の紙に抄いた後、印刷、打ち抜き、糊
貼りを行ない、50kGyのガンマ線を照射した。
量250g/m2 の紙に抄いた後、印刷、打ち抜き、糊
貼りを行ない、50kGyのガンマ線を照射した。
【0013】<比較例2> LBKP(広葉樹クラフトパルプ) 50部 NBKP(針葉樹クラフトパルプ) 50部 上記配合のパルプスラリーを用い、長網式抄紙機にて坪
量250g/m2 の紙に抄いた後、下記電子線硬化樹脂
を2g/m2 塗布し、50kGyの電子線を照射した
後、印刷、打ち抜き、糊貼りを行なった。 〔電子線硬化樹脂〕 AT−197 〔大日本インキ化学工業(株)製〕
量250g/m2 の紙に抄いた後、下記電子線硬化樹脂
を2g/m2 塗布し、50kGyの電子線を照射した
後、印刷、打ち抜き、糊貼りを行なった。 〔電子線硬化樹脂〕 AT−197 〔大日本インキ化学工業(株)製〕
【0014】<比較例3> LBKP(広葉樹クラフトパルプ) 50部 NBKP(針葉樹クラフトパルプ) 50部 上記配合のパルプスラリーを用い、長網式抄紙機にて坪
量250g/m2 の紙に抄いた後、ワックスを含浸させ
て印刷、打ち抜き、糊貼りを行なった。
量250g/m2 の紙に抄いた後、ワックスを含浸させ
て印刷、打ち抜き、糊貼りを行なった。
【0015】上記実施例及び比較例で得た紙の容器とな
る前での、コッブ吸水度、pH10での離解性、剛度、
その後、容器に成形したあとでの全体吸水率、圧縮強
度、湿潤圧縮強度、剛度を測定した。 〔コッブ吸水度〕JIS P−8140に基づき、試験
時間30分にて行なった。単位g/m2 〔離解性〕pH10の溶液に浸し、離解器にて3分離解
させたものを目視評価 〔剛度〕JIS P−8125に基づき、紙のこわさを
測定した。単位gf・cm 〔全体吸水率〕一辺10cmの立方体の容器に加工し、
水に24時間浸けて、その重量変化を%で表示した。 〔圧縮強度〕一辺10cmの立方体の容器に加工し圧縮
強度を測定した。単位kgf 〔湿潤圧縮強度〕水に24時間浸けて圧縮強度と同じ方
法で測定した。単位kgf 以上の結果を表1に示す。
る前での、コッブ吸水度、pH10での離解性、剛度、
その後、容器に成形したあとでの全体吸水率、圧縮強
度、湿潤圧縮強度、剛度を測定した。 〔コッブ吸水度〕JIS P−8140に基づき、試験
時間30分にて行なった。単位g/m2 〔離解性〕pH10の溶液に浸し、離解器にて3分離解
させたものを目視評価 〔剛度〕JIS P−8125に基づき、紙のこわさを
測定した。単位gf・cm 〔全体吸水率〕一辺10cmの立方体の容器に加工し、
水に24時間浸けて、その重量変化を%で表示した。 〔圧縮強度〕一辺10cmの立方体の容器に加工し圧縮
強度を測定した。単位kgf 〔湿潤圧縮強度〕水に24時間浸けて圧縮強度と同じ方
法で測定した。単位kgf 以上の結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明は高い耐水性、剛度と共に圧縮強
度等の強度にも優れる紙容器を容易に製造することが可
能である。また、紙の状態では離解性がよくリサイクル
にも適している。つまり、放射線照射を行なう前の紙の
状態ではリサイクルを行ない易く、かつ打ち抜き、罫線
付け、折り曲げ等の加工を行ない安い。また、放射線照
射を行なった後は非常に高い耐水性、剛度、強度を示す
効果が見出された。これにより、リサイクルによる経済
性、環境適応性と共に加工性が向上することによる生産
の高速化、トラブルの減少を図ることが可能であり、高
い耐水性、剛度、強度等の性能をもつ紙容器を製造する
ことができる。
度等の強度にも優れる紙容器を容易に製造することが可
能である。また、紙の状態では離解性がよくリサイクル
にも適している。つまり、放射線照射を行なう前の紙の
状態ではリサイクルを行ない易く、かつ打ち抜き、罫線
付け、折り曲げ等の加工を行ない安い。また、放射線照
射を行なった後は非常に高い耐水性、剛度、強度を示す
効果が見出された。これにより、リサイクルによる経済
性、環境適応性と共に加工性が向上することによる生産
の高速化、トラブルの減少を図ることが可能であり、高
い耐水性、剛度、強度等の性能をもつ紙容器を製造する
ことができる。
Claims (7)
- 【請求項1】放射線にて反応性のある成分を含む溶液を
用いて抄紙した後、放射線をあてて反応性のある成分を
硬化させて成る紙から成形される紙容器の製造方法であ
って、抄紙した後、後工程である印刷あるいは打ち抜き
工程にて放射線を照射することを特徴とする紙容器の製
造方法。 - 【請求項2】抄紙した後、印刷工程にて放射線を照射す
ることを特徴とする請求項1記載の紙容器の製造方法。 - 【請求項3】抄紙した後、打ち抜き工程にて放射線を照
射することを特徴とする請求項1記載の紙容器の製造方
法。 - 【請求項4】放射線にて反応性のある成分としてパルプ
に吸着し易い官能基を持つものを用いることを特徴とす
る請求項1記載の紙容器の製造方法。 - 【請求項5】放射線にて反応性のある成分としてカチオ
ン性のバンドを用いることを特徴とする請求項1乃至4
記載の何れかの紙容器の製造方法。 - 【請求項6】放射線にて反応性のある成分として分散性
のよいエマルジョンを用いることを特徴とする請求項1
乃至4記載の何れかの紙容器の製造方法。 - 【請求項7】放射線を照射する前段階では離解性の良い
成分を用いることを特徴とする請求項1乃至3記載の何
れかの紙容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1590096A JPH09207248A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 紙容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1590096A JPH09207248A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 紙容器の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09207248A true JPH09207248A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11901662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1590096A Pending JPH09207248A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 紙容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09207248A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140008327A (ko) * | 2010-12-22 | 2014-01-21 | 바이엘 인텔렉쳐 프로퍼티 게엠베하 | 사이징되고/되거나 습강된 종이, 페이퍼보드 및 카드보드의 제조 방법 |
WO2020004639A1 (ja) | 2018-06-29 | 2020-01-02 | 国立大学法人大阪大学 | 紙の製造方法 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1590096A patent/JPH09207248A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140008327A (ko) * | 2010-12-22 | 2014-01-21 | 바이엘 인텔렉쳐 프로퍼티 게엠베하 | 사이징되고/되거나 습강된 종이, 페이퍼보드 및 카드보드의 제조 방법 |
WO2020004639A1 (ja) | 2018-06-29 | 2020-01-02 | 国立大学法人大阪大学 | 紙の製造方法 |
US11634867B2 (en) | 2018-06-29 | 2023-04-25 | Osaka University | Method for producing paper |
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