JPH09207153A - 自動車用内装部品及びその製造方法 - Google Patents

自動車用内装部品及びその製造方法

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JPH09207153A
JPH09207153A JP1907896A JP1907896A JPH09207153A JP H09207153 A JPH09207153 A JP H09207153A JP 1907896 A JP1907896 A JP 1907896A JP 1907896 A JP1907896 A JP 1907896A JP H09207153 A JPH09207153 A JP H09207153A
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Akio Shinomiya
明夫 篠宮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部にパッドを内挿した自動車用内装部品に
おいて、パッドの位置決め精度を高めるとともに、簡単
かつ低コストに製作できる自動車用内装部品並びにその
製造方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 パッド20の裏面に位置決め用のロケー
トピン21と樹脂流れ用の溝部22を設け、モールドプ
レス成形用下型30へのパッド20の位置決めをロケー
トピン21を使用することで簡単かつ迅速に行ない、か
つ、モールドプレス成形時、溝部22内に樹脂を通過さ
せることにより、樹脂流れを円滑に行なわせ、モールド
プレス成形一工程で樹脂芯材11,表皮材12,パッド
20のプレス一体化を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ドアト
リム等の自動車用内装部品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車室内には、乗員の安全保護並びに
室内美観の向上を図るために、ドアトリム,リヤコーナ
ートリム等の各種内装部品が装着されており、通常、こ
れらの内装部品は保形性並びに、車体パネルへの取付剛
性を備えた芯材と、芯材の表面に貼着され、装飾性並び
にクッション性を付与する表皮材とから構成されてい
る。
【0003】ところで、最近では、図8に示す自動車用
ドアトリム1のように、所要曲面形状に成形された樹脂
芯材2と、その表面に貼着され、装飾性並びにクッショ
ン性を付与する表皮材3との間の所望部位にパッド4を
介挿し、部分的に緩衝性を高めた構成のものも多く採用
されている。
【0004】この種ドアトリム1の製造方法としては、
熱可塑性樹脂をベースとした樹脂芯材2と熱可塑性シー
ト等からなる表皮材3とを予熱し、芯材2と表皮材3と
の間の所定箇所にパッド4を介挿してコールドプレス成
形用金型により絞り成形してドアトリム1を製作する
か、あるいは、樹脂芯材2をプレス成形あるいはモール
ドプレス成形により所要形状に成形した後、樹脂芯材2
の表面所定箇所にパッド4を接着固定し、その後、真空
成形等により表面側に表皮材3を一体貼着する等の方法
が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製造方法においては、例えば、コールドプレス成形方法
を使用する場合は、パッド4を所定位置に正確に位置決
めすることが難しく、パッド4の設置箇所にバラツキが
生じやすいという問題点があった。
【0006】また、モールドプレス成形により樹脂芯材
2を成形した後、パッド4を接着固定し、その後、表皮
材3を真空成形する方法では、加工工数が多大で、製作
が面倒であり、コストアップを招来するという問題点が
あった。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、樹脂芯材と表皮材との間の一部にパッドを
介挿してなる自動車用内装部品及びその製造方法におい
て、パッドの位置決め精度を高めるとともに、製造工程
を短縮化して、大幅なコストダウンを招来できる自動車
用内装部品及びその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モールドプレス成形用上下型に半溶融樹
脂を分配供給して絞り成形される樹脂芯材と、上記モー
ルドプレス成形時、樹脂芯材表面に一体貼着される表皮
材と、樹脂芯材と表皮材との間の一部に内装される緩衝
機能をもつパッドとから構成される自動車用内装部品に
おいて、前記パッドの裏面には、モールドプレス成形用
下型のロケート孔内に挿入して、所定位置に位置決めで
きるロケートピンが突設形成されているとともに、モー
ルドプレス成形時、半溶融樹脂の流れを許容する溝部が
形成されていることを特徴とする。
【0009】また、本発明による自動車用内装部品の製
造方法は、モールドプレス成形用上下型の型開き時、モ
ールドプレス成形用下型の所定箇所に凹設されたロケー
ト孔にパッドのロケートピンを嵌め込むことにより、パ
ッドを下型の所定箇所に位置決めした後、上下型内に表
皮材をセットし、モールドプレス成形用上型を所定スト
ローク下降動作させた後、下型に接続された射出成形機
を通じて半溶融樹脂を下型の型面所定箇所に分配供給
し、その後、上型下死点まで降下させて、パッドの裏面
に設けた溝部を通じてパッドの裏面側に半溶融樹脂をい
き渡らせ、樹脂芯材を所要形状に成形するとともに、樹
脂芯材,パッド,表皮材の三者を同時成形することを特
徴とする。
【0010】ここで、樹脂芯材は、熱可塑性樹脂をベー
スとしたものであれば良く、例えば、タルクを混入した
ポリプロピレン樹脂、木粉を混入したポリプロピレン樹
脂,ABS樹脂等が挙げられる。
【0011】表皮材としては、装飾性並びにクッション
性の良好なものが良く、PVC(塩ビ)シート裏面にポ
リエチレンフォーム,PVC(塩ビ)フォーム等の発泡
層を裏打ちした積層シート等の使用が可能である。
【0012】また、パッドとしては、適度のクッション
性と保形性を備えることが条件であり、ポリウレタンフ
ォーム(密度20〜400kg/m3 ),ポリスチレン
フォーム(密度20〜400kg/m3 )等を予めモー
ルド成形により所要形状に成形されたものを使用する。
【0013】更に、パッドの裏面には、位置決め精度を
高めるためのロケートピンが突設形成されており、この
ロケートピンは少なくとも2箇所以上に設定されていれ
ば良く、また、樹脂の通過を許容する溝部は縦横十字状
等、パッドの裏面に適宜形状の溝部が設定されてよい。
【0014】次に、モールドプレス成形用金型の構成と
しては、樹脂芯材の素材である溶融樹脂を供給するため
の射出成形機がモールドプレス成形用下型に連結されて
おり、この下型には、ゲートが穿設され、下型の型面所
定箇所に溶融樹脂を分配供給できる構成になっており、
パッドの設置箇所にはパッドに設けたロケートピンに対
応するロケート孔が凹設されている。
【0015】一方、モールドプレス成形用上型は、昇降
用シリンダにより所定ストローク上下動可能な構成にな
っている。
【0016】また、表皮材の保持機構としては、上下型
内に表皮材をクランプ装置により保持する方法や、上型
に設けたバキューム機構により上型の型面に添って表皮
材を密着保持方法、いずれを採用してもよい。
【0017】以上の構成から明らかなように、パッドの
裏面に設けたロケートピンを下型のロケート孔に嵌め込
むことにより、パッドを適正位置に簡単かつ確実に位置
決めすることができる。
【0018】更に、樹脂芯材,パッド,表皮材のモール
ドプレス成形時、パッドの裏面に設けた溝部を通して半
溶融樹脂がパッド裏面側に入り込み、樹脂芯材とパッド
との一体化がなされ、プレス一工程で樹脂芯材,パッド
材,表皮材、三者の一体化が可能となる。
【0019】更に、パッドの裏面に突設するロケートピ
ンの長さ寸法を調整して、ドアインナーパネルに当接さ
せれば、ドアトリムにスペーサ機能を付与することもで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動車用内装
部品及びその製造方法をドアトリムに適用した実施形態
について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1は本発明を適用した自動車用ドアトリ
ムを示す断面図、図2は本発明に使用するパッドを裏面
側から見た斜視図、図3乃至図5は本発明による自動車
用ドアトリムの製造方法の各工程を示す断面図、図6,
図7は本発明を適用した自動車用ドアトリムの別の実施
形態を示す各断面図である。
【0022】まず、図1,図2に基づいて、自動車用ド
アトリムの構成について説明する。
【0023】自動車用ドアトリム10は、所要の曲面形
状に成形された樹脂芯材11と、樹脂芯材11の表面側
に一体貼着され、装飾性並びにクッション性を付与する
表皮材12と、両者間の一部、特に乗員の体が触れやす
い部分に設置されるパッド20とから大略構成されてい
る。
【0024】更に詳しくは、上記樹脂芯材11は、ポリ
プロピレン樹脂にタルク等のフィラーを混入した複合ポ
リプロピレン樹脂材料を使用しており、後述するモール
ドプレス成形により所望の曲面形状に成形され、その厚
みは、1.5〜3.5mmである。
【0025】また、表皮材12は、PVC樹脂シート裏
面にポリエチレンフォーム,塩化ビニルフォーム等のク
ッション層をラミネートした積層シート(厚み1.5〜
5.0mm)を使用している。
【0026】一方、パッド20は、特に乗員の体が触れ
やすい箇所に限定的に設置されるもので、軽量で良好な
衝撃吸収を有する発泡体が好ましく、例えば、商品名:
ダイラーク(積水化成(株)製造)等のポリスチレン発
泡体やポリウレタンフォーム等が挙げられる。
【0027】更に、このパッド20は、本実施形態では
厚み10〜100mmに設定されており、その裏面側に
は、4箇所にロケートピン21が10〜50mm突設形
成されており、また十字状の溝部22が凹設されてい
る。
【0028】上記ロケートピン21はパッド20を成形
金型の所定位置に適正かつ迅速に位置決めするためのも
のであり、また、溝部22は、樹脂芯材11と増厚パッ
ド20との確実な一体化を図るとともに、モールドプレ
ス成形時、半溶融樹脂がこの溝部22を通過することに
より、円滑な樹脂流れを達成させるためのものである。
【0029】次に、図3乃至図5に基づいて、上記自動
車用ドアトリム10の製造工程について順を追って説明
する。
【0030】まず、図3にドアトリム10を成形するモ
ールドプレス成形用金型を示すが、このモールドプレス
成形用金型は、型開き状態にあるモールドプレス成形用
上下型30,40及び下型30に連結される射出成形機
50とから構成されている。
【0031】更に、モールドプレス成形用下型30は、
射出成形機50から供給される溶融樹脂を下型30の所
定箇所に分配供給するためのゲート31が開設されてお
り、更に、パッド20を適正位置に位置決めするための
ロケート孔32が4箇所に開設されている。
【0032】一方、モールドプレス成形用上型40は、
昇降用シリンダ41により所定ストローク上下動可能に
構成されており、上型40は、上下型30,40のクリ
アランスが10〜50mmの任意地点で一旦停止し、下
型30に樹脂芯材11の素材となる半融樹脂が供給さ
れ、その後、また下降を始め、下死点まで下降するとい
う2段階の下降ストロークで動作する。
【0033】そして、図示するように、まず、パッド2
0をモールドプレス成形用下型30の型面所定箇所に位
置決めするが、このとき、パッド20の裏面に設けたロ
ケートピン21をロケート孔32内に嵌め込むことによ
り、適正位置に簡単かつ短時間でパッド20のセットを
完了させることができる。
【0034】また、パッド20のセットが完了すれば、
表皮材12の周縁を保持したクランプ装置42が図示し
ないスライダ等の搬送機構により、上下型30,40間
に投入される。
【0035】その後、図4に示すように、上型40が昇
降用シリンダ41の動作により所定ストローク下降し、
上下型30,40の型間クリアランスが10〜50mm
に到達した時、射出成形機50,ゲート31を通じて樹
脂芯材11の素材である半溶融樹脂Mが下型30の型面
所定箇所に分配供給される。
【0036】その後、図5に示すように、上型40が下
死点まで下降し、樹脂芯材11と表皮材12とを型面形
状に添って一体プレス成形するとともに、樹脂芯材11
と表皮材12との間にパッド20を一体化する。
【0037】このとき、半溶融樹脂Mは、増厚パッド2
0の裏面側において溝部22を通じて迅速に型内にいき
渡り、かつ、この溝部22を通じて樹脂芯材11とパッ
ド材20との強固な一体化が行なわれることになる。
【0038】このように、本発明方法によれば、パッド
20はロケートピン21により、適正位置に正確かつ迅
速に位置決めできるため、従来のコールドプレス成形に
よる工法に比べ、パッドの設定位置がバラツクことがな
く、精度のよい成形が行なうことができるという利点が
ある。
【0039】更に、モールドプレス成形後、パッドを接
着固定する工法に比べ、モールドプレス成形工程で樹脂
芯材11,表皮材12,及びパッド20の三者を一体成
形できるため、工程数を大幅に簡素化でき、著しいコス
トダウンを図ることができるという利点もある。
【0040】次いで、図6は本発明の別の実施形態を示
すもので、第1実施形態同様、自動車用ドアトリムに適
用したもので、パッド20が2層構造となっている。
【0041】すなわち、パッド20の表面側に凹部が形
成されており、この凹部内に低密度パッド23が嵌め込
み固着されている。
【0042】例えば、この低密度パッド23の密度はパ
ッド20の密度よりも低く調整されており、ドアトリム
10表面に低密度パッド23が位置するため、手で触れ
た際のソフト感が向上するという利点がある。
【0043】また、図7に示す別の実施形態において
は、ロケートピン21の寸法を長く設定することによ
り、ドアインナーパネル60とロケートピン21の先端
とが当接することにより、スペーサ機能を付与すること
ができ、別途スペーサパッドを樹脂芯材11裏面側に貼
着するという手間が省け、コストダウンに貢献すること
ができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、以下に
記載する格別の作用効果を有する。
【0045】(1)本発明によれば、増厚パッドを所定
箇所に簡単かつ正確に位置決めすることができ、部分パ
ッド付き内装部品を精度良く量産することができるとい
う効果を有する。
【0046】(2)本発明によれば、成形型の適正箇所
にパッドを正確に位置決めすることができ、モールドプ
レス成形により樹脂芯材,表皮材,及びパッドを一工程
で一体成形することができるため、精度の優れた成形品
を工数を簡素化した形で量産できるため、大幅なコスト
ダウンを招来することがてきるという効果を有する。
【0047】(3)請求項2記載の発明によれば、パッ
ド裏面に設定するロケートピンにスペーサ機能を付与す
れば、従来、別途貼着していたスペーサパッドを廃止す
ることができ、コストダウンに貢献できるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用内装部品を自動車用ドア
トリムに適用した実施形態を示す断面図。
【図2】図1に示す自動車用ドアトリムに使用するパッ
ドを裏面側から見た斜視図。
【図3】図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法にお
けるパッドのセット工程を示す断面図。
【図4】図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法にお
ける半溶融樹脂の分配供給工程を示す断面図。
【図5】図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法にお
けるモールドプレス成形工程を示す断面図。
【図6】本発明に係る自動車用内装部品の別の実施形態
を示す自動車用ドアトリムの断面図。
【図7】本発明に係る自動車用内装部品の更に別の実施
形態を示す自動車用ドアトリムの断面図。
【図8】従来の自動車用ドアトリムの断面図。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム 11 樹脂芯材 12 表皮材 20 パッド 21 ロケートピン 22 溝部 23 低密度パッド 30 コールドプレス成形用下型 32 ロケート孔 40 コールドプレス成形用上型 50 射出成形機 60 ドアインナーパネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドプレス成形用上下型(30,4
    0)に半溶融樹脂を分配供給して絞り成形される樹脂芯
    材(11)と、上記モールドプレス成形時、樹脂芯材
    (11)表面に一体貼着される表皮材(12)と、樹脂
    芯材(11)と表皮材(12)との間の一部に介挿され
    る緩衝機能をもつパッド(20)とから構成される自動
    車用内装部品において、 前記パッド(20)の裏面には、モールドプレス成形用
    下型(30)のロケート孔(32)内に挿入して、所定
    位置に位置決めできるロケートピン(21)が突設形成
    されているとともに、モールドプレス成形時、半溶融樹
    脂(M)の流れを許容する溝部(22)が形成されてい
    ることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 【請求項2】 前記パッド(20)裏面に形成されるロ
    ケートピン(21)は、ドアトリム(10)をドアイン
    ナーパネル(60)に取り付けた際、その先端がドアイ
    ンナーパネル(60)面に当接するスペーサ機能を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の自動車用内装部
    品。
  3. 【請求項3】 所要形状に成形された樹脂芯材(11)
    と、その表面に一体貼着される表皮材(12)と、両者
    間の一部に介挿されるパッド(20)とから構成される
    自動車用内装部品の製造方法において、 モールドプレス成形用上下型(30,40)の型開き
    時、モールドプレス成形用下型(30)の所定箇所に凹
    設されたロケート孔(32)にパッド(20)のロケー
    トピン(21)を嵌め込むことにより、パッド(20)
    を下型(30)の所定箇所に位置決めした後、上下型
    (30,40)内に表皮材(12)をセットし、モール
    ドプレス成形用上型(40)を所定ストローク下降動作
    させた後、下型(30)に接続された射出成形機(5
    0)を通じて半溶融樹脂(M)を下型(30)の型面所
    定箇所に分配供給し、その後、上型(40)下死点まで
    降下させて、パッド(20)の裏面に設けた溝部(2
    2)を通じてパッド(20)の裏面側に半溶融樹脂
    (M)をいき渡らせ、樹脂芯材(11)を所要形状に成
    形するとともに、樹脂芯材(11),パッド(20),
    表皮材(12)の三者を同時成形することを特徴とする
    自動車用内装部品の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109318448A (zh) * 2018-11-13 2019-02-12 湖州中云机械制造有限公司 一种振动研磨机机壳内衬层的注塑工艺

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109318448A (zh) * 2018-11-13 2019-02-12 湖州中云机械制造有限公司 一种振动研磨机机壳内衬层的注塑工艺

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