JPH09206310A - 骨補填材用固定具 - Google Patents

骨補填材用固定具

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JPH09206310A
JPH09206310A JP8045395A JP4539596A JPH09206310A JP H09206310 A JPH09206310 A JP H09206310A JP 8045395 A JP8045395 A JP 8045395A JP 4539596 A JP4539596 A JP 4539596A JP H09206310 A JPH09206310 A JP H09206310A
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filling material
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hole
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道一 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭蓋骨の骨欠損部位に骨補填材を短時間の手
術で強固に固定する。 【解決手段】 塑性変形により曲げ加工可能に形成され
た細長板状の一対の固定片1,2を含んでなる。これは
骨補填材Cを内側から挟み付ける内側挟み付け部1b及
び自家骨Zの表面に取付けるための取付け部1aを有す
る内側固定片と、骨補填材Cを外側から挟み付ける外側
挟み付け部2b及び同取付け部2aを有する外側固定片
2とからなる。内側挟み付け部1bの先端寄り部位に
は、骨補填材Cの内側からその貫通孔Kに嵌入可能で所
定高さをもつ凸部6が形成され、凸部の先端面にはねじ
孔が形成されている。外側挟み付け部2bの先端には結
合孔16がある。結合孔16から結合用ねじ15をねじ
孔にねじ込むことで骨補填材Cを挟み付け、両固定片
1,2の各取付け部1a,2aの取付け孔3,13から
取付け用ねじをねじ込んで自家骨Zに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭蓋顎顔面骨(以
下、単に頭蓋骨ともいう)の一部が骨腫瘍等に冒されて
いる場合など、その一部(自家骨)を切断、除去した後
の骨欠損部の補填(手術)に使用され、内外両面に貫通
する適数の貫通孔を有してなる骨補填材を、周囲の自家
骨に固定するために使用される骨補填材用固定具(以
下、単に固定具ともいう)に関する。
【0002】
【従来の技術】脳神経外科手術等で頭蓋骨を開頭し、そ
の手術後に切り取った骨片(自家骨)を被せ、周囲の自
家骨(生体骨)と固定する場合には、生体骨同志の固定
のため、外側からプレートを跨がせるようにあてがって
タッピングスクリュー(セルフタッピング式のスクリュ
ー)によるねじ込み固定やハーケンといわれる抜け止め
用突起付き釘などの打ち込みなどにより、かなりしっか
りと固定できる。また、骨腫瘍等により、頭蓋骨の一部
を切断、除去した後の骨欠損部を骨補填材で補填する場
合でも、骨補填材がプラスチック製のものである場合に
は、その加工が容易なために、上記したのと同様にして
固定できる。
【0003】ところで、このような骨補填材は、セラミ
ック製のものがその生体適合性や生体骨との結合性など
においてとくに優れており、好ましい材質とされてい
る。しかし、セラミック製の骨補填材は、その性質上、
ドリルによる孔開け程度の加工はできるが、それ自体に
ねじを立てることが困難なため、上記のようにして固定
することはできず、次のようにして固定されていた。
【0004】すなわち、セラミック製の骨補填材で骨欠
損部を補填する手術をする場合には、その骨欠損部と同
様の形状、大きさのセラミック製の骨補填材をつくり、
図15に示したように、その骨補填材Cの外周縁にドリ
ルでもって適数個(骨補填材の大きさなどにもよるが外
周縁に沿って10か所ぐらい)の貫通孔Kaを斜めに開
ける。そして、この貫通孔Kaに対応するように患者本
人の頭蓋骨(自家骨)Zの骨欠損部の内周縁にも同様の
貫通孔Kbを斜めに開け、骨補填材Cをその骨欠損部に
置換してその互いの貫通孔Ka,Kbにナイロン糸Nを
通すことで縫合して縛り付けるようにして固定されてい
た。なお、骨の面に直角な貫通孔とせず傾斜孔としてい
るのは、自家骨の孔開け時や縫合過程で硬膜等を傷付け
ないようにするためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
手術においては、手術時間の短縮を図ることと、その術
後における回復をできるだけ早めることが要求される。
しかし、ナイロン糸による縫合による固定では、自家骨
Zに多数の傾斜孔Kbを開ける必要のあることや、縫合
の手間が大きいなどにより手術時間が多くかかり、その
短縮を図ることは容易でないといった問題があった。と
りわけ、自家骨に孔を開けるに際しては斜めに開ける必
要があることからしても、その加工が難しくしたがって
慎重に行う必要があるために、孔開けだけにもかなり多
くの時間がかかっていた。
【0006】また、術後の回復を早めるためには、補填
部位周辺の新生骨(骨組織)と骨補填材との結合を早期
に図る必要があり、このためには、骨補填材Cが自家骨
(生体骨)Zに堅固で安定して固定されないといけな
い。しかし、ナイロン糸による縫合による固定では、満
足のいく十分な固定強度は得られないため、術後の回復
に長期間を要する原因となっていた。また、場合によっ
ては、生体骨との固定が不十分なことに起因すると推察
される骨組織の結合不良による偽関節の発生の原因とも
なる。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑み、頭蓋
顎顔面骨の骨欠損部位に、セラミック製の骨補填材を補
填する場合でも比較的短時間の手術で強固に固定できる
骨補填材用固定具を提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1の手段は、頭蓋顎顔面骨の骨欠損
部の補填に使用され、内外両面に貫通する適数の貫通孔
を有してなる骨補填材を自家骨に固定するために使用さ
れる骨補填材用固定具であって、その骨補填材用固定具
は、塑性変形により曲げ加工可能に形成された板材から
なる一対の固定片を含んで形成され、該一対の固定片
は、前記骨補填材をその内側から挟み付ける内側挟み付
け部及び自家骨の表面に取付けるための取付け部を有し
てなる内側固定片と、前記骨補填材をその外側から挟み
付ける外側挟み付け部及び自家骨の表面に取付けるため
の取付け部を有してなる外側固定片とからなり、前記内
側固定片の内側挟み付け部には、前記骨補填材の内側か
らその貫通孔に嵌入可能であるとともに所定高さをもつ
凸部が形成され、またその凸部の先端面にはねじ孔が形
成されており、そして、前記外側固定片の外側挟み付け
部には、該ねじ孔にねじ込むことにより前記骨補填材を
挟み付けるとともに両固定片を結合するための結合用ね
じを挿入可能の結合孔が形成され、さらに、前記内側固
定片及び外側固定片の前記各取付け部にはその各固定片
を自家骨の表面に取り付けるための取付け用ねじ等を挿
入し得る取付け孔を各々適数有してなることを特徴とす
る。
【0009】この手段を用いた手術は例えば次のように
して進められる。まず、骨欠損部に適合するように調整
され、内外両面の適所に貫通する適数の貫通孔を有して
なる骨補填材を用意する。なお、一般には、4か所程度
で、固定するのが好ましく、したがって、この貫通孔
は、好ましくは等角度(距離)間隔で4か所程度設けて
おき、その各箇所において本発明に係る骨補填材用固定
具で骨補填材を固定する。
【0010】例示的には、本発明に係る骨補填材用固定
具の内側固定片の凸部を、骨補填材の貫通孔に嵌入し、
外側固定片の結合孔をその凸部のねじ孔に合わせて結合
用ねじを緩く螺着(仮締め)して、内側挟み付け部と外
側挟み付け部で骨補填材を挟むようにしておく。次いで
各固定片をその骨補填材の内面と厚み部位(側面)又は
外面になじませるように折り曲げ、かつ自家骨(頭蓋
骨)の表面の適所に沿いなじむように折り曲げるなどの
事前調整をしておく。
【0011】そして、この状態のものを骨欠損部にセッ
トし、両固定片の取付け部を自家骨の表面にあてがい、
取付け孔(例えば、取付け用ねじのねじ込み位置又はハ
ーケンの打ち込み位置)の位置決めをして自家骨に下孔
を穿孔し、その取付け孔から自家骨に取付け用ねじをね
じ込むことやハーケンを打ち込むことなどにより各固定
片を取付け、固定する。そして、仮締め状態にあった結
合用ねじを本締めする。
【0012】このように、本発明による固定具の使用に
際しては、自家骨に対する機械加工は、取付け用ねじの
ねじ込みのためやハーケン等の打ち込み用の下孔の穿孔
だけであり、骨面に略垂直に開ければよい。また、取付
け(固定)は取付け用ねじや結合用ねじのねじ込み、或
いはハーケン等の打ち込みによるものである。したがっ
て、ナイロン糸による縫合による場合に比べ、手術時間
の短縮が図られるし、骨補填材の自家骨への取付けもね
じの締付けやハーケン等の打ち込みによることができる
から、その強度の向上も図られる。なお、第2の手段と
して上記第1の手段において次ぎのようにしてもよい。
すなわち、上記第1の手段において、前記一対の固定片
は、ともに細長状に形成され、ともに一端寄り部位に前
記内側挟み付け部又は外側挟み付け部が形成され、他端
寄り部位に前記取付け部が形成されてなるものである。
このものは構造が単純であり好ましい。
【0013】また、第3の手段として上記第1の手段に
おいて次ぎのようにしてもよい。すなわち前記一対の固
定片は、ともに少なくとも前記取付け部が一定方向に延
びる細長状に形成され、前記内側挟み付け部及び外側挟
み付け部が前記細長方向に対して横向きに延びる横向き
部を備えており、前記両取付け部が自家骨に取り付けら
れる際に間隔をおいて略平行に配置可能とされるよう
に、前記凸部及び前記結合孔が各々横向き部側に偏在し
て形成されているものである。このようにすれば、両固
定片の取付け部を略平行にして自家骨に固定できる上、
その際でも、その取付け部が重ならず、したがって1つ
の固定片の厚さ分のみ、皮膚側に出るだけで済むので、
術後、ごつごつしないので患者にとっては触感時の違和
感もなく、福音となる。
【0014】そして、このような効果を得るために第4
の手段として、上記第1の手段において次ぎのようにし
てもよい。すなわち、前記一対の固定片は、ともに少な
くとも前記取付け部が一定方向に延びる細長状に形成さ
れ、前記内側挟み付け部が前記細長方向に対して横向き
に延びる横向き部を備えており、前記両取付け部が自家
骨に取り付けられる際に間隔をおいて略平行に配置可能
とされるように、前記凸部が横向き部側に偏在して形成
されているものである。また、第5の手段として、上記
第1の手段において次ぎのようにしてもよい。すなわ
ち、前記一対の固定片は、ともに少なくとも前記取付け
部が一定方向に延びる細長状に形成され、前記外側挟み
付け部が前記細長方向に対して横向きに延びる横向き部
を備えており、前記両取付け部が自家骨に取り付けられ
る際に間隔をおいて略平行に配置可能とされるように、
前記結合孔が横向き部側に偏在して形成されているもの
である。
【0015】さらに、上記第3又は第5の手段におい
て、前記一対の固定片の両取付け部が自家骨に略平行に
取り付けられる際において、該両取付け部の間隔が調節
可能に前記結合孔を長孔としておいてもよい。このよう
にしておけば、両固定片の取付け部を平行に保持しつつ
もその間隔を調節できるから、自家骨への固定位置の自
由度が増すためである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る骨補填材用固定
具を具体化した実施の形態について、図を参照して詳細
に説明する。 −第1実施形態例− 図1ないし図4を参照して第1実施形態例について説明
する。ただし、図中Cは、患者の頭蓋骨(以下、自家骨
ともいう)Zの骨欠損部(患部)に補填されるアパタイ
ト焼結体等のセラミック製骨補填材であって、骨欠損部
に略隙間なくセットされるように、元の自家骨と同様に
やや球面状に形成されており、詳しくは図示しないがそ
の適所(例えば、4か所)に内外面に貫通する所定の直
径の円形の貫通孔Kが形成されている。
【0017】図1及び図2は、本例の固定具をなす内側
固定片1及び外側固定片2等を示すもので、両固定片
1,2は、純チタンからなる帯板状(本例では幅約2.
6mm)の薄板からなり、手術用のプライヤなどで塑性
変形により簡易に折り曲げ加工ができるよう形成されて
いる。そして、そのうち内側固定片1は、図1において
は、2点鎖線の真っ直ぐな状態から後述するようにして
実線で示した形に折り曲げられているところが図示され
ているが、その一端部(図1右上)寄り部位は、自家骨
Zの表面に取付けるための取付け部1aをなしており、
略直線状にかつ所定のピッチで、取付け用ねじを挿入し
得る取付け孔(本例では内径約1.3mm)3を本例で
は3か所備えている。この各取付け孔3は、その上面内
周縁が皿もみ状に形成されており、この取付け孔3に取
付け用ねじを通して患者の頭蓋骨Zにねじ込むことによ
り固定できるように形成されている。なお、内側固定片
1の取付け孔3の両側部には、強度が確保されるように
所定の半径(本例では約4mm)で円弧状に膨出された
膨出部4を備えている。
【0018】そして、この内側固定片1の反対の端部
(先端)寄り部位は、骨補填材Cをその内側から挟み付
ける内側挟み付け部1bをなし、先端側には骨補填材C
の貫通孔Kの内径より大きく円形に膨出された係合フラ
ンジ部5を備えている。そして、この係合フランジ部5
の上面の中央には、同フランジ部5の外径(本例では約
6mm)より小さい外径(本例では約3mm)をもつ円
柱状の凸部6が立設されている。そして、その凸部6の
上端面7の中央には軸線方向に所定深さをもつねじ孔
(本例では、M1.4)8が形成されている。ただし、
その凸部6の外径は、骨補填材Cに設けられた貫通孔K
よりやや小さめとされ、また、その高さは、骨補填材C
の貫通孔Kの深さすなわち骨補填材Cの厚さよりも小さ
く設定されている。なお、この凸部6は、その下側端面
に円形ボス9が突出形成され、係合フランジ部5の中央
に設けられた円形孔に嵌合され、その端面側の境界Mを
カシメることにより固着されている。
【0019】一方、外側固定片2は、内側固定片1と同
様に、真っ直ぐな状態をなすとともにその一端部(図1
左上)寄り部位が自家骨Zの表面に取付けるための取付
け部2aをなし、略直線状にかつ所定のピッチで、取付
け用ねじを挿入し得る取付け孔(本例では内径約1.3
mm)13を本例では3か所備えており、この取付け孔
13に取付け用ねじを通して患者の頭蓋骨Zの表面にね
じ込むことにより固定できるように形成されている。な
お、この取付け孔13も上面内周縁が皿もみ状に形成さ
れ、さらに、それらの両側部には、強度が確保されるよ
うに、所定の半径(本例では約4mm)で円弧状に膨出
された膨出部14を備えている。また、外側固定片2の
反対の端部(先端)寄り部位は、骨補填材Cをその外側
から挟み付ける外側挟み付け部2bをなし、その先端側
には内側固定片1のねじ孔8にねじ込む結合用ねじ15
を挿入可能の結合孔(本例では内径約1.6mm)16
が貫設されている。そして、この結合孔16も上面内周
縁が皿もみ状に形成され、その外側部の外径は、骨補填
材Cの貫通孔Kの内径より大きく円形に膨出され、貫通
孔Kの周縁に係合する係合フランジ部17をなしてい
る。
【0020】さて、次に上記のように形成された本例の
骨補填材用固定具を用いた手術は例えば次のようにして
進められる。ただし、骨欠損部に適合するように調整さ
れ、内外両面の適所に貫通形成された適数の貫通孔Kを
有してなる骨補填材Cと、この貫通孔Kの数と同数の本
例に係る固定具、及び所定の取付け用ねじ(タッピング
スクリュー)と結合用ねじ15を所定数用意する。両ね
じともに純チタン製のものを用いるのが好ましい。な
お、本例の固定具は各貫通孔Kにおいて同様に使用され
る。
【0021】まず、図1,2に示したように、内側固定
片1の凸部6を同図中2点鎖線で示す骨補填材Cの貫通
孔Kに内側から嵌入する。そして、外側固定片2の結合
孔16を内側固定片1の凸部6のねじ孔8に合わせ、結
合用ねじ15を緩く螺着(仮締め)して両固定片1,2
の内側挟み付け部1bと外側挟み付け部2bが、骨補填
材Cを挟むようにしておく。そして、一対の固定片1,
2について、自家骨Zへの取り付け状態及び骨欠損部の
状況などに合わせて図1に示したように適度の開脚状態
となるようにする。この際、とくに内側固定片1ついて
は、図1中実線で図示したように(図2中2点鎖線参
照)折り曲げ或いはひねりを加えて、骨補填材Cと自家
骨Zになじむようにしておく。すなわち、内側固定片1
については、骨補填材Cの内面Caと厚み部位(側面)
Cbになじむように折り曲げ、そして自家骨Z(頭蓋
骨)の表(外)面Zdの適所にもなじむように折り曲げ
る(図3,4参照)。また外側固定片2については、骨
補填材Cの外面Cd及び自家骨Zの表面Zdの適所にな
じむように適量曲げる。これを各貫通孔Kの固定片につ
いて行っておくが、本例では、一対の固定片1,2を外
側から見て平行に近付けると各固定片が重なるので、な
るべく重ならないように開脚するのが好ましい。
【0022】次いで、この状態のものを、骨欠損部にセ
ットし、取付け孔3,13の位置に取付け用ねじの下孔
を骨面に略垂直に穿孔し、各固定具とも各一対の固定片
1,2について、均等かつ平均に、取付け孔3,13か
ら取付け用ねじ18を自家骨Zの表面にねじ込み固定す
る(図3参照)。これによって各固定具は、自家骨Zに
固定される。そして、仮締め状態にあった結合用ねじ1
5を本締めする。このようにすると、今度は各両固定片
1,2の内側挟み付け部1bと外側挟み付け部2bによ
って骨補填材Cが強く挟みつけられると共に両固定片
1,2が強く結合するから骨補填材Cは、適数個の固定
具を介して自家骨Zにしっかりと固定される。
【0023】かくして、新生骨との結合が早く、早期の
機能回復が得られることになる。また、ナイロン糸によ
る縫合と異なり手術時間を短くできる。さらに、本例で
は、係合フランジ部5,17の外径は、骨補填材Cの貫
通孔Kの内径より大きいことから、貫通孔Kの開口部外
周縁面の全体を平均に挟み付けることができるので、そ
れらの部位の貫通孔Kへの落ち込みも防止される。な
お、凸部6の高さは、骨欠損部に補填される骨補填材
(人の頭蓋顎顔面骨)の厚さ(3〜8mm)に応じて、
それより小さめで適宜の高さにすればよい。
【0024】また本例では、凸部6に設けたねじ孔8
は、その奥所(先端)が閉塞されたブラインドナットの
形を成しているため、誤ってねじ長さの長い結合用ねじ
15を用いてもその先端で硬膜等を傷つけないように形
成されている。また、固定後の横ずれの防止のために
は、骨補填材Cと骨欠損部との隙間を小さくするのがよ
いことはいうまでもないが、凸部6と貫通孔Kとの隙間
も小さいほうがよい。なお、結合用ねじ15や取付け用
ねじ18の締め付けは、手術の状況次第で、適宜の順序
で締め付ければよい。本例では、取付け用ねじを各取付
け部の取付け孔に通して自家骨表面にねじ込むことによ
って各固定片を自家骨に固定した場合を例示したが、こ
の取付け用ねじに代えてハームンを打ち込むことによっ
て固定することもできる。
【0025】固定具(固定片)の材質は、チタン又はチ
タン合金が、生体親和性、高強度、耐腐食性、非毒性、
容易な曲げ加工性などより好ましい材料といえるが、本
発明においては、これに限定されるものではない。ま
た、本例では、骨補填材Cが新生骨との結合性に優れる
アパタイトの場合で説明したが、生体適合性や十分な強
度を有し、補填材として適する材質であれば適宜の材料
のものを用いることができる。すなわち、プラスチック
や金属の骨補填材でもまったく同様に適用できるし、生
体骨(骨のフラップ)を固定する場合にも適用できる。
なお、使用する固定具の数或いは大きさや形状は、頭蓋
顎顔面骨の骨欠損部に応じて設定すればよい。
【0026】−第2実施形態例− 次に、第2形態例について図5〜7を参照して説明する
が、本例のものは、上記した実施形態例1が各固定片
1,2の取付け部1a,2aを患部の外側から見て略平
行にした際にはそれらが重なるものであったのに対し
て、これを重ならないように形成した点のみが相違する
だけであるので、相違点のみ説明し、同一部位には同一
の符号を付し説明を省略する。
【0027】すなわち、本例では、一対の固定片21,
22は、ともにその取付け部をなす部位21a,22a
が一定方向に延びる細長状に形成されているが、両固定
片21,22の先端寄り部位(図6左側)の内側挟み付
け部21b及び外側挟み付け部22bが細長(長手)方
向に対して横向きに延びる横向き部23,24を備えて
いる。そして、両取付け部21a,22aが自家骨Zに
取り付けられる際に、図5,6に示したように所定の間
隔をおいて略平行に配置されるように、凸部6は内側挟
み付け部21bの横向き部23側に平面視偏在して形成
されている。また、結合孔16は外側挟み付け部22b
の横向き部24寄り側に、同様に平面視偏在して形成さ
れている。しかして本例でも、両固定片21,22を折
り曲げるなど、上記したのと同様にして、骨補填材Cを
自家骨Zに固定できるが、その際、両固定片21,22
の取付け部21a,22aは図6に示したように略平行
にして固定できる。
【0028】すなわち、両固定片21,22を略平行な
状態として骨補填材Cを挟み付けることができることか
ら、その固定が安定する。そして、平行にしても、厚さ
は固定片の厚さの1枚分であるから、皮膚下の違和感が
少ない。なお、前例のように開脚状態でも固定できるこ
とはいうまでもない。因みに、この種の固定具(固定
片)の板厚は、0.5mm程度であるが、とくに皮膚の
表面に近い箇所を手術する場合に好適である。なお、こ
のことからも理解されるが、本発明における固定片2
1,22はその強度が確保されるかぎり、なるべく薄い
ものが好ましい。また、上記においては、両固定片2
1,22の先端部の内側挟み付け部と外側挟み付け部と
もに横向きに延びる横向き部23,24を設けた場合で
説明したが、次の2つの例のように、いずれか一方にの
みその横向き部を設け、凸部6又は結合孔16を形成す
ることによっても同様の効果がある。
【0029】−第3実施形態例− 図8及び図9は、内側固定片21の内側挟み付け部21
bにのみその細長方向に対して横向きに延びる横向き部
23を設け、凸部6をその横向き部23側に偏在して形
成した形態例である。すなわち本例は、外側固定片2は
上記第1実施形態例のそれと同じものであり、また内側
固定片21については、横向き部23を前記第2実施形
態例のものよりも横方向に大きめに延ばした点が異なる
だけであるため、各同一部位には各同一の符号を付し、
詳細な説明は省略する。
【0030】−第4実施形態例− 図10及び図11は、外側固定片22の外側挟み付け部
22bにのみその細長方向に対して横向きに延びる横向
き部24を設け、結合孔16をその横向き部24側に偏
在して形成した形態例である。すなわち本例は、内側固
定片1は上記第1実施形態例のそれと同じものであり、
また外側固定片22については、横向き部24を前記第
2実施形態例のものよりも横方向に大きめに延ばした点
が異なるだけであるため、各同一部位には各同一の符号
を付し、詳細な説明は省略する。
【0031】−第5実施形態例− さて次に、図12及び図13を参照して本発明に係る第
5実施形態例について説明するが、本例のものは第2実
施形態例の改良とでもいうべきものであるので、その点
のみ説明し、同一部位には同一の符号を付し説明を省略
する。
【0032】すなわち、本例のものは、外側固定片32
の外側挟み付け部32bの横向き部24を前例よりも横
方向に大きめに延ばし、結合孔36を、外側固定片32
の長手方向に略直角な方向に長い長孔(小判孔)とした
もので、一対の固定片21,32の取付け部21a,3
2aを略平行にした際でも、図中、2点鎖線で示したよ
うにその間隔を調整することができるようにしたもので
ある。したがって、骨欠損部の周囲(自家骨)の状況に
よって取付け用ねじのねじ込みやハーケンの打ち込みを
行うのが不適切な箇所があっても、その調節可能な範囲
であればこの一対の固定片21,32の取付け部21
a,32aを平行にして固定することができる。
【0033】−第6実施形態例− 図14は第6実施形態例を示すもので、第5実施形態例
が第2実施形態例において結合孔36を外側固定片32
の長手方向に略直角な方向に長い長孔としたものである
のに対し、本例は、内側固定片1は上記第1実施形態例
のそれと同じものであり、また外側固定片32につい
て、横向き部24を前記第5実施形態例のものよりも横
方向に大きめに延ばした点が異なるだけであるため、各
同一部位には各同一の符号を付し、詳細な説明は省略す
る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る骨補填材用固定具の効果は次のようである。ナイ
ロン糸による縫合による固定方法と異なり、自家骨に多
数の孔を斜めに開ける必要はなく、取付け用ねじのねじ
込みのためやハーケンの打ち込みのための下孔を骨面に
垂直に穿孔するだけでよいから、比較的容易にその加工
を行うことができる。また、自家骨への骨補填材の固定
は、取付け用ねじのねじ込みやハーケンの打ち込みによ
って行うことができるから、ナイロン糸による縫合によ
る場合に比べ、手術時間の短縮が図られるし、その固定
もねじの締付け等によるものであるから、固定強度の向
上も図られる。
【0035】かくして、本発明によれば、頭蓋顎顔面骨
の骨欠損部位に、セラミック製の骨補填材を補填する場
合でも、比較的短時間で手術をすることができる。また
強固に固定できるから、補填部位周辺の新生骨と骨補填
材との結合の早期化を図ることができ、術後の回復を早
めることができる。このように、本発明に係る骨補填材
用固定具は、この種の手術に極めて有用であり患者にと
っても福音となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る骨補填材用固定具の第1実施形態
例を示す説明用斜視図。
【図2】第1実施形態例の一部破断分解側面図。
【図3】図1の骨補填材用固定具で骨補填材を頭蓋骨の
骨欠損部に固定した状態を示す断面図。
【図4】図3の左部分拡大図。
【図5】本発明に係る骨補填材用固定具の第2実施形態
例を示す説明用斜視図。
【図6】図5の平面図。
【図7】図6のD−D線拡大断面図。
【図8】本発明に係る骨補填材用固定具の第3実施形態
例を示す説明用平面図。
【図9】図8のD−D線拡大断面図。
【図10】本発明に係る骨補填材用固定具の第4実施形
態例を示す説明用平面図。
【図11】図10のD−D線拡大断面図。
【図12】本発明に係る骨補填材用固定具の第5実施形
態例を示す説明用平面図。
【図13】図12の要部拡大図。
【図14】本発明に係る骨補填材用固定具の第6実施形
態例を示す要部拡大説明用平面図。
【図15】従来の骨補填材の固定法を説明する部分断面
図。
【符号の説明】
1,21 内側固定片 1a,2a,21a,22a,32a 取付け部 1b,21b 内側挟み付け部 2,22,32 外側固定片 2b,22b,32b 外側挟み付け部 3,13 取付け孔 6 凸部 7 凸部の先端面 8 ねじ孔 15 結合用ねじ 16,36 結合孔 18 取付け用ねじ 23,24 横向き部 C 骨補填材 K 骨補填材の貫通孔 Z 頭蓋骨

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭蓋顎顔面骨の骨欠損部の補填に使用さ
    れ、内外両面に貫通する適数の貫通孔を有してなる骨補
    填材を自家骨に固定するために使用される骨補填材用固
    定具であって、その骨補填材用固定具は、塑性変形によ
    り曲げ加工可能に形成された板材からなる一対の固定片
    を含んで形成され、該一対の固定片は、前記骨補填材を
    その内側から挟み付ける内側挟み付け部及び自家骨の表
    面に取付けるための取付け部を有してなる内側固定片
    と、前記骨補填材をその外側から挟み付ける外側挟み付
    け部及び自家骨の表面に取付けるための取付け部を有し
    てなる外側固定片とからなり、前記内側固定片の内側挟
    み付け部には、前記骨補填材の内側からその貫通孔に嵌
    入可能であるとともに所定高さをもつ凸部が形成され、
    またその凸部の先端面にはねじ孔が形成されており、そ
    して、前記外側固定片の外側挟み付け部には、該ねじ孔
    にねじ込むことにより前記骨補填材を挟み付けるととも
    に両固定片を結合するための結合用ねじを挿入可能の結
    合孔が形成され、さらに、前記内側固定片及び外側固定
    片の前記各取付け部にはその各固定片を自家骨の表面に
    取り付けるための取付け用ねじ等を挿入し得る取付け孔
    を各々適数有してなることを特徴とする骨補填材用固定
    具。
  2. 【請求項2】 前記一対の固定片は、ともに細長状に形
    成され、ともに一端寄り部位に前記内側挟み付け部又は
    外側挟み付け部が形成され、他端寄り部位に前記取付け
    部が形成されてなることを特徴とする請求項1記載の骨
    補填材用固定具。
  3. 【請求項3】 前記一対の固定片は、ともに少なくとも
    前記取付け部が一定方向に延びる細長状に形成され、前
    記内側挟み付け部及び外側挟み付け部が前記細長方向に
    対して横向きに延びる横向き部を備えており、前記両取
    付け部が自家骨に取り付けられる際に間隔をおいて略平
    行に配置可能とされるように、前記凸部及び前記結合孔
    が各々横向き部側に偏在して形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の骨補填材用固定具。
  4. 【請求項4】 前記一対の固定片は、ともに少なくとも
    前記取付け部が一定方向に延びる細長状に形成され、前
    記内側挟み付け部が前記細長方向に対して横向きに延び
    る横向き部を備えており、前記両取付け部が自家骨に取
    り付けられる際に間隔をおいて略平行に配置可能とされ
    るように、前記凸部が横向き部側に偏在して形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の骨補填材用固定
    具。
  5. 【請求項5】 前記一対の固定片は、ともに少なくとも
    前記取付け部が一定方向に延びる細長状に形成され、前
    記外側挟み付け部が前記細長方向に対して横向きに延び
    る横向き部を備えており、前記両取付け部が自家骨に取
    り付けられる際に間隔をおいて略平行に配置可能とされ
    るように、前記結合孔が横向き部側に偏在して形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の骨補填材用固定
    具。
  6. 【請求項6】 前記一対の固定片の両取付け部が自家骨
    に略平行に取り付けられる際において、該両取付け部の
    間隔が調節可能に前記結合孔が長孔とされていることを
    特徴とする請求項3又は5記載の骨補填材用固定具。
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