JP2015503944A - 人体インプラントのためのプレート及びカニューレ貫通固定ネジシステム - Google Patents
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Abstract
関節を介して第1骨と第2骨とを共に固定するためのシステムは、長手軸心と第1および第2端部とを備える本体を含む固定プレートを有する。前記第1端部近傍にはロックネジ穴が配設されている。前記本体には単数又は複数の取り付けネジ穴が配設されている。前記システムは、その第1および第2端部に開口部を備えるとともに第1端部に先端部、前記第2端部にヘッド、を備える長手中空体として構成されたネジを有する。
Description
本発明は、一般に、整形外科インプラント、より詳しくは、ヒトの手の関節を介して骨を固定するためのプレート及びカニューレ貫通固定ネジシステム、に関する。
骨折した骨は、多くの場合、融合(fusion)を達成するべく骨の破片を互いに保持することによって修復される。又、慢性自己免疫疾患である、リューマチは、しばしば関節の破壊を引き起こし、それによって、関節を介した骨の融合による復元が必要となる。ヒトの指では、三つの骨が、指骨間(IP)関節と呼ばれる二つの関節によって互いに分離されている。指の端部近くの関節は遠位指骨間(DIP)関節と呼ばれ、手のひらの近くの関節は近位指骨間(PIP)関節と呼ばれる。もしも、たとえば、DIP関節又はPIP関節を介する骨が骨折した場合には、その骨の破片を、キルシュナワイヤ(K−wire)やテンションバンドワイヤ、あるいは圧縮ネジ等のインプラント装置によって互いに保持することができる。K−wireは骨破片を安定化するために使用される細くて硬いワイヤである。K−wireは骨と関節とを貫通してドリルして破片を定位置に保持することができる。K−wireのひとつの欠点は、それが一般的に構造的な剛性に欠けることにある。その結果、K−wireによって関節を介して融合された骨は、しばしば、必要な程度の融合を達成しない。より重要なこととして、K−wireは一般に、関節を介して骨を、汎用性と改善された使用を提供する配置で、互いに融合することを可能にするものではない。
テンションバンドワイヤは、骨破片を互いに圧縮、保持するためにテンション力を利用する。テンションバンドワイヤは、構造的な剛性に欠けるため、それは、関節を介して骨を、汎用性と改善された使用を提供する配置で、互いに融合することを可能にするものではない。
圧縮ネジは、必要程度の融合を提供するものではあるが、それらは通常、関節を介して骨を融合可能な角度を制限する。例えば、指のPIP関節を介して骨は、生活の質の改善のためには、20〜50度の角度で融合されなければならない。所望の範囲内で骨を融合するためには、圧縮ネジを、骨の軸を貫通して配置しなければならないが、それによって、ネジが背面を破って出る可能性がある。固定プレートは、通常、関節を介して骨の上に載置され、その後、該プレートは複数の取り付けネジによって骨に固定される。既存の固定プレート及びネジシステムは、一般に、必要な程度の融合を達成するものではあるが、これらのシステムは、通常、関節を介して骨を、生活の質の改善を提供する配置で、互いに融合することを可能にするものではない。
本発明の実施例は、関節を介して骨を機能角度で融合させることを可能にするとともに、十分な程度の融合を提供しつつ使用の質の改善をもたらすシステムと方法を提供する。
実施例は長手中空体を備える貫通固定ネジを含むことができ、これはプレートのロックネジ穴を通して挿入され、関節を介して第1骨を通って第2骨内へと延出するように構成されている。又、実施例は、特定の関節のために理想的な角度を許容する、ロックネジ穴を備える固定プレートを含むことができる。
一実施例において、ネジは、第1および第2端部に開口部を備えるとともに、前記第1端部に先端部、そして前記第2端部にヘッド部を備える長手中空本体を有する。当該本体は、関節を介して第1骨を通って第2骨内へと延出するように構成されている。第1ネジ山が前記先端部から、この先端部の近傍に延出している。当該第1ネジ山は第1ピッチを有する。第2ネジ山が前記ヘッド部の近傍に配設され、当該ヘッド部から遠位側に延出している。前記第2ネジ山は第2ピッチを有する。前記第2ネジ山は、好ましくは、前記本体のネジ山無し部分によって、前記第1ネジ山から分離されている。前記第2ネジ山の近傍で前記ヘッド部上にロックネジ山が配設されている。このロックネジ山は第3ピッチを有する。
別実施例において、固定プレートは、長手軸心と第1および第2端部とを備える本体を有する。前記プレートは、前記第1端部の近傍にロックネジ開口部を備える。前記開口部は、上方皿穴と該上方皿穴の下方のネジ部とを備える内面を有する。前記ネジ部は、前記ネジに係合するように構成された二重螺旋ネジ山を有する。前記開口部は、前記本体の前記長手軸心に対して20〜50度の角度に向けられた中央軸心を有する。追加の取り付けネジを収納するために前記本体内には、単数又は複数の追加の開口部が配設されている。
本発明の更に別の実施例において、システムは、前記固定プレートと、融合するべき貫通固定する前記ネジとを有する。前記固定プレートは、関節に近接する第1骨上に載置されるように構成されている。前記固定プレートは、前記第1端部の近傍において前記第1骨の輪郭にマッチするように輪郭形成することができる。前記ネジは、第1切断溝を形成する前記先端部近傍の第1凹部領域と、第2切断溝を形成する前記ヘッド部近傍の第2凹部領域とを有する。第1ネジ山は第2ネジ山と異なるピッチを有する。前記ロックネジ山は前記第2ネジ山とは互いに分離してもよいし、接続してもよい。
以上は、下記の本発明の詳細説明をよく理解できるように、本発明の特徴および技術的利点についてのかなりおおざっぱな説明である。請求項の課題を構成する本発明のその他の特徴および利点について以下説明する。当業者は、ここに開示される概念および特定の実施例を、本発明の同じ目的を達成するための他の構造を改変又は設計するための基礎として利用可能である、ということを理解するであろう。又、当業者は、そのような均等構造が添付の請求項に記載の本発明の要旨および範囲から逸脱するものでないことも理解するであろう。その構成と作動方法に関して、本発明を特徴付けるものとして理解される新規な特徴と、その他の課題と利点とは、添付の図面との関連において考慮される下記の説明からよりよく理解されるであろう。但し、これら図面のそれぞれは、もっぱら例示と記載のために提供されるものであって、本発明の限定の定義として意図されるものではない、と理解される。
以下の詳細説明は、添付の図面との関連において、様々な構成の説明として意図されるものであって、ここに記載の概念を実施可能な構成のみを表すことを意図されるものではない。この詳細説明は、種々の概念の完全な理解を提供するための具体的詳細を含む。但し、当業者は、これらの概念がこれらの具体的詳細無しでも実施可能であることを理解するであろう。いくつかのケースにおいて、そのような概念が不明瞭になることを回避するために、周知の構造およびコンポーネントはブロック図の形態で図示されている。
「例示的」という用語は、「具体例、たとえば例示として役立つ」ということを意味するために使用される。「例示的」なものとしてここに記載されるすべての実施例又は態様は、必ずしも、その他の実施例又は態様よりも好適又は有利なものと理解されてはならない。更に、「一つの」、「その他の」又は「種々の」実施例又は態様は、限定的なものと理解されてはならない。なぜなら、ここに開示される実施例の様々な態様は、その他の実施例内において置き換え可能に使用することができるからである。
図1Aおよび図1Bを参照すると、固定プレート100は、長手軸心108と、第1および第2端部112、116とをそれぞれ備える本体104を有する。図1Bは、上面120と底面124とを備える固定プレート100の側面図である。固定プレート100の上面120は骨から離間して向くように構成されているのに対して、底面124は骨上に載置されるように構成されている。底面124の一部分は、それがその上に載置される骨の輪郭にマッチするように輪郭形成することができる。例えば、図1Bに図示されているように、固定プレート100は、図4に示されているように、当該プレート100が、骨を部分的に横断することを可能にするように、前記第1端部112の近傍の片側において湾曲形成することができる。いくつかの実施例において、固定プレート100は、骨上に載置されるとともに、関節の片側に位置するように、構成される。
次に図1A、図1Bおよび図2を参照すると、固定プレート100は、第1端部112近傍に開口部132を備えている。この開口部132は、ここでは、ロックネジ穴132と、称されることがある。但し、本発明の他の実施例において、前記ネジ穴132はロック用でなくてもよい。図2は、固定プレート100に設けることが可能なロック固定ネジ穴132の拡大図を示している。当該ロック固定ネジ穴132は、上方皿穴140と、下方皿穴144と、これら上方皿穴140と下方皿穴144との間のネジ部148とを備える内面136によって形成可能である。中央軸心152がロック固定ネジ穴132の向きを規定している。ロック固定ネジ穴132は、その曲線(trajectory)が前記中央軸心152によって規定されるロック固定ネジ(たとえば、図3Aと図3Bに図示されている)を受けるように構成されている。本発明のいくつかの実施例において、前記中央軸心152は、長手軸心108に対して20〜50度の角度を有し、これによって、ネジは、最終的に、長手軸心108に対して20〜50度の角度で配置されることになる。その結果、関節を介して骨を、改良された汎用性を提供する配置で、融合することを可能にしている。引き続き図2を参照すると、ネジ部148は、たとえば、それらネジ山156および162が、ロックネジにロック可能に係合する時に、変形して、当該ロックネジが固定プレート100上にロックされることを許容するように、二重螺旋状に配置された一対のネジ山156および162を備えることができる。又、このネジ山対156、162は、ロックネジが、中央軸心152に対して平行でない角度で貫通固定ネジ穴132に係合することを可能にする。いくつかの実施例において、ネジ山対156、162は、ロック貫通固定ネジがネジ穴に対して、中央軸心152に対して0〜18度の角度で係合することを可能にする。当業者は、ネジ山対156、162が、中央軸心152に対する前記ロック貫通固定ネジの曲線(trajectory)を0〜18度の範囲で調節して、貫通固定ネジ設置時に外科医にフレキシビリティを提供することを可能にすることを理解するであろう。更に、貫通固定ネジ穴132はネジ山対156、162を備えるものとして図示されているが、貫通固定ネジ穴132はその任意のその他の適当なロック機構を備えることが可能であることが当業者に明らかであろう。
固定プレート100は、単数又は複数の取り付けネジ穴170,174および178を有している。これら取り付けネジ穴170,174および178は、ロック式又は非ロック式とすることが可能な、取り付けネジ(図4のネジ182、186および190を参照)を受けるように構成されている。これら取り付けネジは、固定プレート100をそれがその上に置かれた骨に対してしっかりと固定する。いくつかの実施例において、取り付けネジ穴が、取り付けネジにロック可能に係合するようにネジ形成されている。固定プレート100が載置される特定の骨の長さに応じて、固定プレート100の長さを、その一部を、たとえば、ライン183、185に沿って鋸切断、又はハサミ切断することによって、短くし、それによって取り付けネジ穴の数も減らすことができる。いくつかの実施例において、固定プレート100の幅を、ライン183および185の領域内において減少させて、固定プレート100をライン174又は178に沿って容易に鋸切断又はハサミ切断することを可能にすることができる。固定プレート100は、好ましくは、ステンレス鋼、チタン又は任意の生物適合材、から形成される。プレート100の寸法および形状は、目的に応じて変えることができる。前述したように、いくつかの実施例において、固定プレート100は、関節の片側において骨の上に載置されるように構成される。言い換えると、固定プレート100は、それがその関節にまたがって延出(span)しないように載置される。その結果、取り付けネジ17、174、178が骨に挿入され、関節の片側にのみ位置する状態となる。いくつかの実施例において、前記プレートは、それが前記関節に侵入する、又は関節にまたがって延出(span)する、ように配置することが好ましいかもしれない。
図3Aを参照すると、本発明の実施例による貫通固定ネジ300が、それぞれ、第1および第2端部308、312を備える長手中空本体304を有するものとして図示されている。ネジ300は、中空本体304を通って延出する中央又は長手軸心316を有している。第1端部308には先端部320が位置し、第2端部312にはヘッド部324が位置している。
引き続き図3Aを参照すると、ネジ300は、先端部320から始まって当該先端部320の近傍に延出する第1ネジ山328と、ヘッド部324近傍に配置され当該ヘッド部324から遠位側に延出する第2ネジ山332とを有する。好ましくは、第1ネジ山328は第2ネジ山332と異なるピッチを有する。例えば、第1ネジ山328は、第2ネジ山332のピッチよりも大きなピッチを有するものとすることができる。これら第1および第2ネジ山328および332は、ラグ部分(ネジ山無し部分336とも称される)によって互いに分離することができる。当業者は、互いに異なるピッチの第1および第2ネジ山328および332とネジ山無し部分336とを備えることにより、ネジ300は、骨固定のために特に適した圧縮タイプのネジとして機能することが可能になることを理解するであろう。即ち、前記二つのネジ山について少なくとも二つの異なるピッチを備えることにより、前記ネジは、当該ネジの各回転毎に、異なる長手距離を進行しようとする。しかしこれは起こらず、むしろ、二つのネジ部分が係合している骨の部分が、骨折部における治癒を促進するための所望の結果である圧縮状態に置かれる。
次に図3Bを参照すると、前記長手中空本体304は、中央軸心316に沿った通路340を有する。この通路340は、当業者によく知られた慣習である、ガイドワイヤ(たとえばK−wire)をこの通路340に通すことによって、貫通固定ネジ300が骨に対して正しく位置決めされることを可能にする。例えば、外科医は、まず、K−wireを、所望に位置へと挿入し、次に、このK−wire上で貫通固定ネジ300をスライドさせて当該貫通固定ネジ300を正しく位置決めすることができる。
図3Aに戻って、前記ヘッド部324は、ロックネジ山348を備えることができる。このロックネジ山348は、前記第2ネジ山328のピッチと異なるピッチを備えるものとすることができる。当該ロックネジ山348は、第2ネジ山328と連続したものとして形成してもよいし、あるいは、当該第2ネジ山328から分離したものとすることも可能である。ロックネジ山348は、図2を参照して記載したように貫通固定ネジ穴132上に配設された一対のネジ山156および162と係合するように構成されている。従って、ロックネジ山348は、ネジ山156および162との係合時に、変形して、それによって、固定プレート100にロック可能に係合するように構成されることになる。本発明の実施例に依れば、ロックネジ山348およびネジ山156/162は、これらの一方が他方よりも軟質で、より軟質なネジ山が変形することによってネジ300のプレート100に対するロックをより確実なものとするように、互いに異なる材料から形成される。例えば、ネジ300のネジ山348は、チタン合金から形成し、他方、ネジ山156/162は、市販の純粋なチタン等のより軟質の材料から形成される。
引き続き図3Aを参照すると、貫通固定ネジ300は、第1切断溝170を形成するための前記先端部近傍の第1凹部領域と、第2切断溝174を形成するための前記ヘッド部近傍の第2凹部領域とを備えている。これら切断溝170および174は、骨を通って切られてネジ300がこの骨に食い込んで係合を開始することを許容する。
図4を参照すると、固定プレート100と貫通固定ネジ300が、第1および第2骨404および408を、それぞれ、関節412を介して固定又は取り付けるべく移植後の状態で図示されている。図示されているように、前記第1および第2骨404および408は、PIP関節412を介した、ヒトの指である。図4はPIP関節を介した第1および第2骨の取り付けのための本発明の実施例を例示しているが、当業者は、本発明を、ヒトの体内の他の関節を介して骨を取り付けるために使用可能であることを理解するであろう。
引き続き図4を参照すると、骨404のセクショニング(sectioning)後、この第1骨404の上で、関節412の片側に、固定プレート100が載置される。当業者は、本発明の実施例を固定プレート100が関節412を介して延出することを可能にするように構成することが可能であることを理解するであろう。
K−wireのドリリング又はプレースメント、あるいは、その他周知のガイド技法後、貫通固定ネジ300が、ネジ穴132を通して挿入され、前記第1骨404を通って、前記PIP関節を介して第2骨408内へと回転される。ネジ300の設置の完了に近づくと、ネジ山328が骨408に係合し、ネジ山332が骨404に係合する。従って、当業者は、第1および第2ネジ山328および332それぞれのピッチが互いに異なることにより、貫通固定ネジ300が圧縮式ネジとして作用して、第1および第2骨を関節412を介して確実に取り付け又は固定することを理解するであろう。外科医がネジ300を穴132内においてその回転の最後の部分で締め付けると、ロックネジ山348がネジ山156/162に係合し、これらの一方を他方に対して変形させ、ネジ300をプレート100に対して定位置にロックし、第1骨404をPIP関節412を介して第2骨408に対して貫通固定する。
前述したように、貫通固定ネジ300の曲線(trajectory)は、プレート100の製造中に、長手軸心108に対する中央軸心152の20〜50度の角度配向によってあらかじめ決められる。更に、上述したように、本発明は、外科医に対して、ネジ300の配向を、中央軸心152全体の回りで、ネジ300と中央軸心152との間の0〜18度の角度で、調節するというフレキシビリティを提供する。従って、図1Bおよび図4の図面に対して平行な平面内において、貫通固定ネジ300の配向を、長手軸心108に対する中央軸心の角度配向を超えて最大18度まで変化させることができる。その結果、本発明は、第2骨408を第1骨404に対して広い角度範囲で、選択的に位置決めすることを可能にする。
引き続き図4を参照すると、固定プレート100は、複数の取り付けネジ182、186および190によって第1骨404に固定されている。前述したように、指の長さに応じて、固定プレート100の長さを、その一部を鋸切断又はハサミ切断することによって短くすることができ、それによって取り付けネジの数も減少する。
次に図5を参照すると、別実施例の固定プレート500が図示され、これは、長手軸心516周りで、本体504と、ヘッド部508と、遠端部512とを有する。図5は、固定プレート500の上面520を図示し、この面は骨から離間するように向けられるものであり、これに対して、底面は骨の上に載置されるものである。いくつかの実施例において、固定プレート500は、骨の上で、かつ、完全に関節の片側に位置するように構成される。
引き続き図5を参照すると、固定プレート500は、図2のロックネジ穴32に関して前述したものに類似のロックネジ穴532を備えている。但し、本発明の他の実施例において、ネジ穴532はロック式でなくてもよい。
固定プレート500は、軸心536および540に沿って二列に配置された複数の取り付けネジ穴524A〜524Fを有する。取り付けネジ穴524Cと524Dとはブリッジ544を介して相互接続され、取り付けネジ穴524Eと524Fとはブリッジ548を介して相互接続されている。第1および第2グループの取り付けネジ穴を二列に配置し、かつ、これらネジ穴対を各ブリッジを介して相互接続することによって、グリッド構成が形成される。固定プレート500がその上に載置される骨のサイズに応じて、前記固定プレート500の長さを、たとえば、そのライン552に沿って鋸切断又はハサミ切断することによって短くすることができる。その結果、その上に固定プレート500が載置される骨のサイズに応じて、取り付けネジ穴の数を減らすことができる。取り付けネジ穴524A〜524Eは、ロック式であっても非ロック式であってもよい。プレート500は、より多くの取り付けネジ穴とより多くの列を備えるものとして、それによって、本発明の教示に基づいて、プレート500のグリッドのサイズを増大させることも可能である。
ロックネジ穴532は、図2に図示のロックネジ穴132に関して上述したような二重螺旋構成に配置された一対のネジ山からなるロック機構、あるいは、任意のその他適当なロック機構、を備えることができる。ロックネジ穴532は、図3Aおよび図3Bに図示のネジ300等の貫通固定ネジにロック可能に係合するように構成されている。従って、取り付けネジ穴524A〜524Eは、固定プレート500を関節の片側において第1骨にしっかりと固定するための各取り付けネジを受け入れ、他方、ロックネジ穴532は、前記第1骨を通して関節を介して第2骨内へと延出する図3Aおよび図3Bに図示のネジ300に類似の貫通固定ネジを、受け入れ、それによってこの第2骨を前記第1骨に固定する。
ここに開示した実施例の上の説明は、当業者が本発明を製造又は使用することを可能にするために提供されるのである。これらの実施例に対する様々な改変は、当業者にとって容易に理解されるであろう、そして、ここに定義された一般的原理は、本発明の要旨又は範囲から逸脱することなく他の実施例に対しても適用可能である。従って、本発明は、ここに示した実施例に限定されるものではなく、ここに開示した原理および新規な特徴構成と矛盾することなく、その最も広い範囲を有するものである。
Claims (53)
- 長手軸心と第1および第2端部とを備える本体を有する固定プレートであって、当該本体は、骨の上に載置されかつ関節の片側に完全に位置するように構成され、当該本体は、前記第1端部の近傍に配設されたロックネジ穴を備え、前記ロックネジ穴を通る中央軸心が前記長手軸心に対して20〜50度の角度で配向され、前記本体は少なくとも1つの取り付けネジ穴を備える、固定プレート。
- 更に、前記取り付けネジ穴にロック可能に係合するべく当該取り付けネジ穴を通って挿入されるように構成されたロック取り付けネジを有する、請求項1に記載の固定プレート。
- 前記ロックネジ穴の内面は、上方皿穴とネジ部とを有し、前記ネジ部は二重螺旋ネジ山を有する、請求項1に記載の固定プレート。
- 前記ネジ部はネジにロック可能に係合するように構成されている、請求項3に記載の固定プレート。
- 前記ネジ部はネジにロック可能に係合する時に変形するように構成されている、請求項3に記載の固定プレート。
- 前記本体は、上側と下側とを有し、前記下側の一部分は骨の断面部分の内に載置されるように構成されている、請求項1に記載の固定プレート。
- 第1および第2骨を関節を介して固定するための固定プレートであって、
前記固定プレートは、長手軸心と第1および第2端部とを備えるとともに前記第1骨上で前記関節の片側に配置される本体を有し、前記第1端部の近傍の前記本体の一部分はその上に載置された時に前記第1骨の輪郭にマッチするように輪郭形成され、前記本体は、前記第1端部の近傍に配設されたロックネジ穴を有し、当該ロックネジ穴の内面は上方皿穴と、下方皿穴と、これら上方および下方皿穴の間のネジ部とを備え、前記ネジ部は二重螺旋ネジ山を有し、前記ロックネジ穴を通る中央軸心は前記長手軸心に対して20〜50度の角度で配向され、前記本体は少なくとも1つの取り付けネジ穴を有する、固定プレート。 - 前記第2骨は、前記長手軸心に対して20〜50度の角度で位置している、請求項7に記載の固定プレート。
- ネジであって、以下を有する、
第1および第2端部に開口部を有するとともに、前記第1端部に先端部を有し、前記第2端部にヘッド部を有する長手中空本体と、
前記先端部から当該先端部の近傍に延出し、第1ピッチを有する第1ネジ山と、
前記ヘッド部の近傍に配設されるとともに、前記第1ピッチと異なる第2ピッチを有する第2ネジ山と、
前記ヘッド部上に配設されるとともに第3ピッチを有するロックネジ山と
を含む、ネジ。 - 前記長手中空本体は、前記第1ネジ山と前記第2ネジ山との間の平滑なシャンク部を有する、請求項9に記載のネジ。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山とは分離されている、請求項9に記載のネジ。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山とは接続されている、請求項9に記載のネジ。
- 更に、前記先端部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項9に記載のネジ。
- 更に、前記ヘッド部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項9に記載のネジ。
- 関節を介して第1骨と第2骨とを固定するネジであって、前記ネジは
第1および第2端部に開口部を有するとともに、前記第1端部に先端部を有し、前記第2端部にヘッド部を有する長手中空本体と、
前記先端部近傍から当該先端部から近位側に延出し、第1ピッチを有する第1ネジ山と、
前記ヘッド部の近傍に配設され当該ヘッド部から遠位側に延出するとともに、前記第1ピッチと異なる第2ピッチを有する第2ネジ山と、
前記ヘッド部上に配設されるとともに第3ピッチを有するロックネジ山と
を含み、
ここで、前記ネジは、前記第1骨から前記関節を介して前記第2骨内へと延出して、前記第2骨を前記第1骨に対して20〜50度の角度で固定するように構成されている、ネジ。 - 前記長手中空本体は、前記第1ネジ山と前記第2ネジ山との間の平滑なシャンク部を有する、請求項15に記載のネジ。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山とは分離されている、請求項15に記載のネジ。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山とは接続されている、請求項15に記載のネジ。
- 更に、前記先端部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項15に記載のネジ。
- 更に、前記ヘッド部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項15に記載のネジ。
- 関節を介して第1骨と第2骨とを固定するためのシステムであって、前記システムは、
本体を備える固定プレートであって、当該本体は長手軸心と第1および第2端部とを備え、前記本体は骨の上に載置されかつ関節の片側に位置するように構成されており、前記本体は前記第1端部の近傍に配設されたロックネジ穴を有し、当該ロックネジ穴を通る中央軸心は前記長手軸心に対して20〜50度の角度で配向され、前記本体は少なくとも1つの取り付けネジ穴を有する固定プレートと、
長手中空本体を有するネジであって、前記本体は、第1および第2端部に開口部を有するとともに、前記第1端部に先端部を有し、前記第2端部にヘッド部を有する、前記本体は前記関節を介して前記第1骨を通って前記第2骨内へと延出するように構成され、前記ヘッド部は前記ロックネジ穴に当接するように構成されているネジと
を含み、
前記ネジは、
前記先端部から当該先端部の近位側に延出し、第1ピッチを有第1ネジ山と、
前記ヘッド部の近傍に配設されるとともに当該ヘッド部から遠位側に延出するとともに前記第1ピッチと異なる第2ピッチを有する第2ネジ山と、
前記ヘッド部上に配設されるとともに第3ピッチを有し、前記ロックネジ穴に係合するように構成されているロックネジ山と
を有する、システム。 - 前記長手中空本体は、前記第1ネジ山と前記第2ネジ山との間の平滑なシャンク部を有する、請求項21に記載のシステム。
- 前記固定プレートは、前記第1端部の近傍において前記第1骨の断面部分の輪郭にマッチするように輪郭形成されている、請求項21に記載のシステム。
- 前記ネジは、前記先端部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項21に記載のシステム。
- 前記ネジは、前記ヘッド部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項21に記載のシステム。
- 前記中央軸心は前記ネジの曲線(trajectory)を形成する、請求項21に記載のシステム。
- 前記第2骨は、前記長手軸心に対して20〜50度の角度で位置している、請求項21に記載のシステム。
- 前記取り付けネジ穴は、ロック取り付けネジにロック可能に係合するようにネジ山形成されている、請求項21に記載のシステム。
- 前記ロックネジ穴の内面は、上方皿穴とネジ部とを有し、前記ネジ部は二重螺旋構成に配置された一対のネジ山を有する、請求項21に記載のシステム。
- 前記第1ネジ山は前記第2ネジ山よりも大きなピッチを有する、請求項21に記載のシステム。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山は分離されている、請求項21に記載のシステム。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山は接続されている、請求項21に記載のシステム。
- 前記ネジ穴は、前記第1角度から約0度〜約18度のオフセット角度での前記ネジとのネジ係合を許容する、請求項29に記載のシステム。
- 関節を介して第1骨と第2骨とを固定するためのシステムであって、前記システムは、
前記第1骨上に載置されかつ前記関節の片側に位置するように構成された固定プレートであって、当該固定プレートは、長手軸心と第1および第2端部とを備える本体を有し、当該本体は前記第1端部の近傍に配設されたロックネジ穴を有し、当該ロックネジ穴の内面は、上方皿穴と下方皿穴とこれら上方および下方皿穴の間のネジ部とを備え、前記ネジ部は二重螺旋ネジ山を有し、前記ロックネジ穴を通る中央軸心は前記長手軸心に対して20〜50度の角度で配向され、前記本体は少なくとも1つの取り付けネジ穴を有する固定プレートと、
ネジとを含み、
当該ネジは、第1および第2端部に開口部を有するとともに、前記第1端部に先端部を有し、前記第2端部にヘッド部を有する長手中空本体であって、前記本体は前記関節を介して前記第1骨を通って前記第2骨内へと延出するように構成され、前記ヘッド部は前記ロックネジ穴に当接するように構成されている長手中空本体と、
前記先端部から当該先端部の近位側に延出し、第1ピッチを有する第1ネジ山と、
前記ヘッド部の近傍に配設されるとともに当該ヘッド部から遠位側に延出するとともに、前記第1ピッチと異なる第2ピッチを有する第2ネジ山と、
前記ヘッド部上に配設されるとともに第3ピッチを有するロックネジ山であって、当該ロックネジ山は、前記ネジが前記ロックネジ穴に挿入された時に、前記ロックネジ穴上の前記二重螺旋ネジ山に係合するように構成されているロックネジ山と
を有し、
ここで、前記第2骨は前記長手軸心に対して20〜50度の角度で位置する、システム。 - 前記第1ネジ山は前記第2ネジ山よりも大きなピッチを有する、請求項34に記載のシステム。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山とは分離されている、請求項34に記載のシステム。
- 前記ロックネジ山と前記第2ネジ山とは接続されている、請求項34に記載のシステム。
- 前記二重螺旋ネジ山は前記ネジにロック可能に係合する時に変形するように構成されている、請求項34に記載のシステム。
- 更に、前記ネジの前記先端部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項34に記載のシステム。
- 更に、前記ネジの前記ヘッド部の近傍で切断溝を形成する凹部領域を有する、請求項34に記載のシステム。
- ヘッド部に接続された本体を有する固定プレートであって、当該本体は軸心と後端部とを有し、前記ヘッド部は前記軸心に対して20〜50度の角度に向けられたロックネジ穴を有し、前記本体は少なくとも2列に配置された複数の取り付けネジ穴を有する、固定プレート。
- 第1列の取り付けネジ穴が前記軸心の第1側に配置され、第2列の取り付けネジ穴は前記軸心の第2側に配置されている、請求項41に記載の固定プレート。
- 前記取り付けネジ穴は各ロック取り付けネジにロック可能に係合するように構成されている、請求項41に記載の固定プレート。
- 更に、一対の取り付けネジ穴を前記軸心を介して接続する少なくとも1つのブリッジを有する、請求項41に記載の固定プレート。
- 前記ロックネジ穴の内面は、上方皿穴とネジ部とを有し、前記ネジ部は二重螺旋ネジ山を有する、請求項41に記載の固定プレート。
- 前記ネジ部はネジにロック可能に係合するように構成されている、請求項41に記載の固定プレート。
- 前記ネジ部はネジにロック可能に係合する時に変形するように構成されている、請求項41に記載の固定プレート。
- 前記プレートは骨の上に載置されるとともに関節の片側に位置するように構成されている、請求項41に記載の固定プレート。
- 固定プレートであって、前記固定プレートは
ヘッド部に接続された本体であって、当該本体は軸心と後端部とを有し、前記ヘッド部は前記軸心に対して20〜50度の角度に向けられたロックネジ穴を有し、前記本体は2列に配置された複数の取り付けネジ穴を有する本体と、
一対の前記取り付けネジ穴を前記軸心を介して接続する少なくとも1つのブリッジと
を含み、
ここで、前記固定プレートは骨の上に載置されるとともに関節の片側に位置するように構成されている、固定プレート。 - 第1列の取り付けネジ穴が前記軸心の第1側に配置され、第2列の取り付けネジ穴は前記軸心の第2側に配置されている、請求項49に記載の固定プレート。
- 前記取り付けネジ穴は各ロック取り付けネジにロック可能に係合するように構成されている、請求項49に記載の固定プレート。
- 前記ロックネジ穴の内面は上方皿穴とネジ部とを有し、前記ネジ部は二重螺旋ネジ山を有する、請求項49に記載の固定プレート。
- 前記ネジ部はネジにロック可能に係合するように構成されている、請求項49に記載の固定プレート。
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